JP3504160B2 - サーボ制御装置 - Google Patents
サーボ制御装置Info
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- JP3504160B2 JP3504160B2 JP28011498A JP28011498A JP3504160B2 JP 3504160 B2 JP3504160 B2 JP 3504160B2 JP 28011498 A JP28011498 A JP 28011498A JP 28011498 A JP28011498 A JP 28011498A JP 3504160 B2 JP3504160 B2 JP 3504160B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同期モータ等に
よるサーボモータを制御するサーボ制御装置に関し、特
に、サーボロック状態での停止制御を行うサーボ制御装
置に関するものである。
よるサーボモータを制御するサーボ制御装置に関し、特
に、サーボロック状態での停止制御を行うサーボ制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のサーボ制御装置によるサ
ーボシステムを示している。図9において、1は同期モ
ータ(SMサーボモータ)等によるサーボモータを、1
0は電力変換部11、制御回路部12、表示部13を含
むサーボ制御装置をそれぞれ示している。サーボモータ
1はサーボ制御装置10によって制御される。サーボモ
ータ1にはサーボモータ1の回転位置、回転方向、磁極
位置を検出する検出器2が接続されている。また、サー
ボモータ1にはサーボモータ1を冷却するモータ冷却フ
ァン3が設けられている。
ーボシステムを示している。図9において、1は同期モ
ータ(SMサーボモータ)等によるサーボモータを、1
0は電力変換部11、制御回路部12、表示部13を含
むサーボ制御装置をそれぞれ示している。サーボモータ
1はサーボ制御装置10によって制御される。サーボモ
ータ1にはサーボモータ1の回転位置、回転方向、磁極
位置を検出する検出器2が接続されている。また、サー
ボモータ1にはサーボモータ1を冷却するモータ冷却フ
ァン3が設けられている。
【0003】電力変換部11は、交流電源5より供給さ
れた交流を直流に変換するコンバータ(整流)部14
と、コンバータ部14の直流側に接続された平滑コンデ
ンサ15と、平滑コンデンサ15の後段に接続されて直
流を三相交流に変換するインバータ部16と、インバー
タ部16の冷却を行うインバータ冷却ファン17とによ
り構成されている。
れた交流を直流に変換するコンバータ(整流)部14
と、コンバータ部14の直流側に接続された平滑コンデ
ンサ15と、平滑コンデンサ15の後段に接続されて直
流を三相交流に変換するインバータ部16と、インバー
タ部16の冷却を行うインバータ冷却ファン17とによ
り構成されている。
【0004】制御回路部12は、コントローラ30より
与えられる位置指令と検出器2により検出された位置フ
ィードバック値との偏差に応じた速度指令を生成する位
置制御回路21と、検出器2が出力する位置信号に基づ
いてモータ速度を演算する速度演算回路22と、位置制
御回路21が出力する速度指令と速度演算回路22が出
力する速度フィードバック値との偏差に応じた電流指令
を生成する速度制御回路23と、速度制御回路23が出
力する電流指令と電流検出器18によって検出された電
力変換部11の出力側の電流値との偏差に応じたインバ
ータ制御指令をインバータ部16へ出力する電流制御回
路24とを有している。
与えられる位置指令と検出器2により検出された位置フ
ィードバック値との偏差に応じた速度指令を生成する位
置制御回路21と、検出器2が出力する位置信号に基づ
いてモータ速度を演算する速度演算回路22と、位置制
御回路21が出力する速度指令と速度演算回路22が出
力する速度フィードバック値との偏差に応じた電流指令
を生成する速度制御回路23と、速度制御回路23が出
力する電流指令と電流検出器18によって検出された電
力変換部11の出力側の電流値との偏差に応じたインバ
ータ制御指令をインバータ部16へ出力する電流制御回
路24とを有している。
【0005】上述のような構成によれば、位置制御ルー
プ、速度制御ループ、電流制御ループが構成され、これ
らの制御ループの下に、インバータ部16によって、直
流が、指令されたモータ特性が得られるような電圧、周
波数の三相交流に変換されてサーボモータ1に供給され
る。
プ、速度制御ループ、電流制御ループが構成され、これ
らの制御ループの下に、インバータ部16によって、直
流が、指令されたモータ特性が得られるような電圧、周
波数の三相交流に変換されてサーボモータ1に供給され
る。
【0006】図10および図11は、それぞれインバー
タ部16から出力される三相交流電流U、V、Wの波形
を示している。図10は、サーボモータ1が或る回転速
度にて回転している場合を、図11は、サーボロックの
状態でサーボモータ1が停止している場合を示してい
る。
タ部16から出力される三相交流電流U、V、Wの波形
を示している。図10は、サーボモータ1が或る回転速
度にて回転している場合を、図11は、サーボロックの
状態でサーボモータ1が停止している場合を示してい
る。
【0007】サーボモータ1が或る回転速度にて回転し
ている場合には、その回転速度に相当する周波数の正弦
波電流がサーボモータ1に供給される。この時、サーボ
モータ1に加わる連続電流は図10に示されている電流
ピーク値の0.7倍の大きさの実効値となり、通常、こ
の実効値以下の電流がサーボモータ1の巻線に連続的に
流れた場合でも、モータ巻線の温度上昇値が規定値以下
となるようになっている。これに対し、サーボロックの
状態でサーボモータ1が停止している場合には図11に
示されているように、時間的に変化しない一定電流が流
れるため、実効値以上の電流で、最大の場合には電流ピ
ーク値による電流が連続的に加わることになる。
ている場合には、その回転速度に相当する周波数の正弦
波電流がサーボモータ1に供給される。この時、サーボ
モータ1に加わる連続電流は図10に示されている電流
ピーク値の0.7倍の大きさの実効値となり、通常、こ
の実効値以下の電流がサーボモータ1の巻線に連続的に
流れた場合でも、モータ巻線の温度上昇値が規定値以下
となるようになっている。これに対し、サーボロックの
状態でサーボモータ1が停止している場合には図11に
示されているように、時間的に変化しない一定電流が流
れるため、実効値以上の電流で、最大の場合には電流ピ
ーク値による電流が連続的に加わることになる。
【0008】インバータ部16は検出器2によって検出
されたサーボモータ1の磁極位置に基づいて三相交流の
U、V、W相を生成するので、サーボモータ1の1回転
内の位置によってU、V、W相の電流は決定される。こ
のため、サーボモータ1の1回転内の特定位置にサーボ
ロックの状態で停止する場合とすると、U、V、W相の
特定の相に前記実効値以上の電流で、最大の場合には電
流ピーク値による電流が連続的に加わることになる。
されたサーボモータ1の磁極位置に基づいて三相交流の
U、V、W相を生成するので、サーボモータ1の1回転
内の位置によってU、V、W相の電流は決定される。こ
のため、サーボモータ1の1回転内の特定位置にサーボ
ロックの状態で停止する場合とすると、U、V、W相の
特定の相に前記実効値以上の電流で、最大の場合には電
流ピーク値による電流が連続的に加わることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のサーボ制御装置
は上述のように構成されているため、モータ1回転内の
特定の位置にサーボロックの状態でサーボモータ1が停
止すると、U、V、W相の特定の相に前記実効値以上の
電流で、最大の場合には電流ピーク値による電流が連続
的に加わることになり、モータ巻線やアンプのインバー
タ部の特定の相の発熱が大きくなり、これらの温度上昇
が規定値以上となる虞れがある。このため、従来は、使
用可能なトルクを回転時の0.7倍以下に抑える必要が
ある。
は上述のように構成されているため、モータ1回転内の
特定の位置にサーボロックの状態でサーボモータ1が停
止すると、U、V、W相の特定の相に前記実効値以上の
電流で、最大の場合には電流ピーク値による電流が連続
的に加わることになり、モータ巻線やアンプのインバー
タ部の特定の相の発熱が大きくなり、これらの温度上昇
が規定値以上となる虞れがある。このため、従来は、使
用可能なトルクを回転時の0.7倍以下に抑える必要が
ある。
【0010】しかし、トルクを回転時の0.7倍以下に
抑えた場合でも、モータを使用し続けると、発熱した累
積の発熱量によって、モータ巻線やインバータ部の寿命
が短くなり、破損に至ることになる。
抑えた場合でも、モータを使用し続けると、発熱した累
積の発熱量によって、モータ巻線やインバータ部の寿命
が短くなり、破損に至ることになる。
【0011】運転を再開するには、部品の交換に長時間
必要とするため、工場の生産ラインなどで使用している
場合などは大損益が発生する。また、寿命低下および破
損を防止するためには、モータおよび電力変換部の容量
(アンプ容量)を上げる必要が生じ、その結果、設置ス
ペースが大きくなり、また、費用が増大する。
必要とするため、工場の生産ラインなどで使用している
場合などは大損益が発生する。また、寿命低下および破
損を防止するためには、モータおよび電力変換部の容量
(アンプ容量)を上げる必要が生じ、その結果、設置ス
ペースが大きくなり、また、費用が増大する。
【0012】この発明は、上述のような問題点を解決す
るためになされたもので、モータ1回転内の特定の位置
にサーボロックの状態での停止中、高トルクを要する用
途においてでも、モータ巻線やインバータ部が熱破損に
至ることを未然に防止し、モータおよび電力変換部の容
量を上げることなく対処できるよう改良されたサーボ制
御装置を得ることを目的としている。
るためになされたもので、モータ1回転内の特定の位置
にサーボロックの状態での停止中、高トルクを要する用
途においてでも、モータ巻線やインバータ部が熱破損に
至ることを未然に防止し、モータおよび電力変換部の容
量を上げることなく対処できるよう改良されたサーボ制
御装置を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるサーボ制御装置は、サーボモータ
が一回転内の特定の位置にサーボロック状態で停止した
ことを検出する検出手段を有し、その停止回数が停止回
数規定値になれば警告出力するものである。
めに、この発明によるサーボ制御装置は、サーボモータ
が一回転内の特定の位置にサーボロック状態で停止した
ことを検出する検出手段を有し、その停止回数が停止回
数規定値になれば警告出力するものである。
【0014】つぎの発明によるサーボ制御装置は、サー
ボロック状態での停止時におけるインバータ部の発熱量
をサーボロック状態での停止時の電流値と時間より算出
し、当該発熱量よりインバータ部の温度上昇量を推定
し、推定された温度上昇量に応じて前記停止回数規定値
を設定するものである。
ボロック状態での停止時におけるインバータ部の発熱量
をサーボロック状態での停止時の電流値と時間より算出
し、当該発熱量よりインバータ部の温度上昇量を推定
し、推定された温度上昇量に応じて前記停止回数規定値
を設定するものである。
【0015】つぎの発明によるサーボ制御装置は、サー
ボモータが一回転内の特定の位置にサーボロック状態で
停止したことを検出する検出手段を有し、その停止時間
が停止時間規定値になれば警告出力するものである。
ボモータが一回転内の特定の位置にサーボロック状態で
停止したことを検出する検出手段を有し、その停止時間
が停止時間規定値になれば警告出力するものである。
【0016】つぎの発明によるサーボ制御装置は、サー
ボロック状態での停止時におけるサーボモータの発熱量
をサーボロック状態での停止時の電流値と時間より算出
し、当該発熱量よりサーボモータの温度上昇量を推定
し、推定された温度上昇量に応じて前記停止時間規定値
を設定するものである。
ボロック状態での停止時におけるサーボモータの発熱量
をサーボロック状態での停止時の電流値と時間より算出
し、当該発熱量よりサーボモータの温度上昇量を推定
し、推定された温度上昇量に応じて前記停止時間規定値
を設定するものである。
【0017】つぎの発明によるサーボ制御装置は、サー
ボモータが一回転内の特定の位置にサーボロック状態で
停止したことを検出する検出手段を有し、その停止時の
サーボモータ電流値が電流規定値になれば警告出力する
ものである。
ボモータが一回転内の特定の位置にサーボロック状態で
停止したことを検出する検出手段を有し、その停止時の
サーボモータ電流値が電流規定値になれば警告出力する
ものである。
【0018】つぎの発明によるサーボ制御装置は、警告
出力時にはモータ冷却ファンの回転数を増大するもので
ある。
出力時にはモータ冷却ファンの回転数を増大するもので
ある。
【0019】つぎの発明によるサーボ制御装置は、警告
出力時にはインバータ冷却ファンの回転数を増大するも
のである。
出力時にはインバータ冷却ファンの回転数を増大するも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一構
成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を
付してその説明を省略する。
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一構
成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0021】実施の形態1.
図1は、この発明によるサーボ制御装置を含むサーボシ
ステムの実施の形態1を示している。サーボ制御装置1
00の制御回路部120は、従来のものと同等の位置制
御回路21、速度演算回路22、速度制御回路23、電
流制御回路24に加えて、位置決め検出回路121、位
置決め時負荷検出回路122、位置決め時間検出回路1
23の各検出回路と、位置決め回数メモリ124、位置
決め時負荷メモリ125、位置決め時間メモリ126の
各メモリと、警告出力回路127を有している。
ステムの実施の形態1を示している。サーボ制御装置1
00の制御回路部120は、従来のものと同等の位置制
御回路21、速度演算回路22、速度制御回路23、電
流制御回路24に加えて、位置決め検出回路121、位
置決め時負荷検出回路122、位置決め時間検出回路1
23の各検出回路と、位置決め回数メモリ124、位置
決め時負荷メモリ125、位置決め時間メモリ126の
各メモリと、警告出力回路127を有している。
【0022】位置決め検出回路121は、検出器2より
位置信号を、速度演算回路22より速度信号を入力し、
サーボモータ1が1回転内の特定の位置にサーボモータ
1がサーボロック状態で停止する時の停止位置が確定し
たことを判定する。位置決め回数メモリ124は、位置
決め検出回路121によって検出された停止位置と停止
回数を記録する。
位置信号を、速度演算回路22より速度信号を入力し、
サーボモータ1が1回転内の特定の位置にサーボモータ
1がサーボロック状態で停止する時の停止位置が確定し
たことを判定する。位置決め回数メモリ124は、位置
決め検出回路121によって検出された停止位置と停止
回数を記録する。
【0023】図2は、サーボモータ1の1回転内の位置
を16384分割した場合の位置決め回数メモリ124
の内容を示している。位置決め回数メモリ124のデー
タテーブル構成は、アドレスをサーボモータ1の1回転
内の位置とし、データを停止回数とする。位置決め時負
荷検出回路122は、位置決め検出回路121よりサー
ボロックによる停止検出信号を、電流検出器18より三
相交流電流U、V、Wの電流検出値を入力し、サーボモ
ータ1の1回転内の特定の位置でサーボモータ1がサー
ボロック状態で停止した時にインバータ部16の出力す
る三相交流電流U、V、Wの電流値を検出する。位置決
め時負荷メモリ位置125は、位置決め時負荷検出回路
122によって検出されたサーボロック停止時のU、
V、W相の電流値を記録する。
を16384分割した場合の位置決め回数メモリ124
の内容を示している。位置決め回数メモリ124のデー
タテーブル構成は、アドレスをサーボモータ1の1回転
内の位置とし、データを停止回数とする。位置決め時負
荷検出回路122は、位置決め検出回路121よりサー
ボロックによる停止検出信号を、電流検出器18より三
相交流電流U、V、Wの電流検出値を入力し、サーボモ
ータ1の1回転内の特定の位置でサーボモータ1がサー
ボロック状態で停止した時にインバータ部16の出力す
る三相交流電流U、V、Wの電流値を検出する。位置決
め時負荷メモリ位置125は、位置決め時負荷検出回路
122によって検出されたサーボロック停止時のU、
V、W相の電流値を記録する。
【0024】図3は、サーボモータ1の1回転内の位置
を16384分割した場合の位置決め時負荷メモリ12
5の内容を示している。位置決め時負荷メモリ125の
データテーブル構成は、アドレスをサーボモータ1の1
回転内の位置とし、データを電流値とする。
を16384分割した場合の位置決め時負荷メモリ12
5の内容を示している。位置決め時負荷メモリ125の
データテーブル構成は、アドレスをサーボモータ1の1
回転内の位置とし、データを電流値とする。
【0025】位置決め時間検出回路123は、一種のタ
イマであり、位置決め検出回路121よりサーボロック
による停止検出信号を入力し、サーボモータ1の1回転
内の特定の位置にサーボモータ1がサーボロック状態で
停止した時の時間(位置決め時間)を検出する。位置決
め時間メモリ126は、位置決め時間検出回路123に
よって検出された位置決め時間を記録する。
イマであり、位置決め検出回路121よりサーボロック
による停止検出信号を入力し、サーボモータ1の1回転
内の特定の位置にサーボモータ1がサーボロック状態で
停止した時の時間(位置決め時間)を検出する。位置決
め時間メモリ126は、位置決め時間検出回路123に
よって検出された位置決め時間を記録する。
【0026】図4は、サーボモータ1の1回転内の位置
を16384分割した場合の位置決め時間メモリ126
の内容を示している。位置決め時間メモリ126のデー
タテーブル構成は、アドレスをサーボモータ1の1回転
内の位置とし、データを停止時間とする。
を16384分割した場合の位置決め時間メモリ126
の内容を示している。位置決め時間メモリ126のデー
タテーブル構成は、アドレスをサーボモータ1の1回転
内の位置とし、データを停止時間とする。
【0027】なお、4極以上のサーボモータについては
極数を2Pとした場合、1回転内の位置に対して電流の
大きさおよび位相が同一となる位置が対称位置にP回生
じるため、各メモリにおけるアドレスは16384/P
とする。
極数を2Pとした場合、1回転内の位置に対して電流の
大きさおよび位相が同一となる位置が対称位置にP回生
じるため、各メモリにおけるアドレスは16384/P
とする。
【0028】警告出力回路127は、位置決め回数メモ
リ124、位置決め時負荷メモリ125、位置決め時間
メモリ126の各メモリより記録値を入力し、サーボモ
ータ電流値と停止時間より1回のサーボロック停止中の
インバータ部16のU、V、W相の発熱量を算出し、そ
の温度上昇値ΔTiを推定し、図5に示されているよう
な温度上昇値ΔTiと寿命サイクル数との関係に基づい
て、温度上昇値ΔTiに対する寿命サイクル数が停止回
数規定値以上となった場合に、警告を出力し、表示部1
3に表示する。
リ124、位置決め時負荷メモリ125、位置決め時間
メモリ126の各メモリより記録値を入力し、サーボモ
ータ電流値と停止時間より1回のサーボロック停止中の
インバータ部16のU、V、W相の発熱量を算出し、そ
の温度上昇値ΔTiを推定し、図5に示されているよう
な温度上昇値ΔTiと寿命サイクル数との関係に基づい
て、温度上昇値ΔTiに対する寿命サイクル数が停止回
数規定値以上となった場合に、警告を出力し、表示部1
3に表示する。
【0029】図5は、インバータ部16に使用するトラ
ンジスタの温度上昇値ΔTiと寿命サイクル数との関係
を示すものであり、寿命に至るまでの温度上昇値とサイ
クル数の関係が一般的に知られている。この関係によっ
てインバータ部16の寿命を推定することができる。
ンジスタの温度上昇値ΔTiと寿命サイクル数との関係
を示すものであり、寿命に至るまでの温度上昇値とサイ
クル数の関係が一般的に知られている。この関係によっ
てインバータ部16の寿命を推定することができる。
【0030】図6は、サーボモータ1の巻線部分に使用
する絶縁材料の温度上昇値と寿命時間を示すものであ
り、寿命に至るまでの温度上昇値と寿命時間の関係が一
般的に知られている。この関係によってサーボモータ1
の寿命を推定することができる。
する絶縁材料の温度上昇値と寿命時間を示すものであ
り、寿命に至るまでの温度上昇値と寿命時間の関係が一
般的に知られている。この関係によってサーボモータ1
の寿命を推定することができる。
【0031】このことにより、警告出力回路127は、
サーボモータ電流値と停止時間より1回の停止中のサー
ボモータ1のU、V、W相の発熱量を算出し、それより
温度上昇値ΔTmを推定する。そして、この温度上昇値
ΔTmに対する寿命時間が停止時間規定値以上となった
場合、警告を出力し、表示部13に表示する。
サーボモータ電流値と停止時間より1回の停止中のサー
ボモータ1のU、V、W相の発熱量を算出し、それより
温度上昇値ΔTmを推定する。そして、この温度上昇値
ΔTmに対する寿命時間が停止時間規定値以上となった
場合、警告を出力し、表示部13に表示する。
【0032】また、警告出力回路127は、U、V、W
相の電流検出値が短時間でもインバータ部16およびサ
ーボモータ1に印加可能な規定値(電流規定値)以上と
なった場合、直ちに警告を出力し、表示部13に表示す
る。これは、インバータ部16およびサーボモータ1に
印加可能な電流は短時間の場合でも、破損に至らないた
めの上限があることに対処している。
相の電流検出値が短時間でもインバータ部16およびサ
ーボモータ1に印加可能な規定値(電流規定値)以上と
なった場合、直ちに警告を出力し、表示部13に表示す
る。これは、インバータ部16およびサーボモータ1に
印加可能な電流は短時間の場合でも、破損に至らないた
めの上限があることに対処している。
【0033】つぎに、上述のように構成されたサーボ制
御装置のサーボロック状態停止時の警告出力、表示の動
作を図7に示されているフローチャートを参照して説明
する。まず、サーボモータ1が速度演算回路22によっ
て検出したモータ回転速度より、サーボモータ1がサー
ボロック状態で停止したことを判定する(ステップS
1)。
御装置のサーボロック状態停止時の警告出力、表示の動
作を図7に示されているフローチャートを参照して説明
する。まず、サーボモータ1が速度演算回路22によっ
て検出したモータ回転速度より、サーボモータ1がサー
ボロック状態で停止したことを判定する(ステップS
1)。
【0034】サーボモータ1がサーボロック状態で停止
したと判定した場合には、位置決め時間検出回路123
によって停止時間tを検出し(ステップS2)、また位
置決め時負荷検出回路122によってサーボロック状態
停止での電流値Iを検出する(ステップS3)。つぎ
に、停止時間tおよび電流値Iより停止時のインバータ
発熱量Qiを算出し(ステップS4)、このインバータ
発熱量Qiよりインバータ部16の温度上昇値ΔTiを
算出し(ステップS5)、位置決め回数メモリ124に
停止回数Nを加算、記録する(ステップS6)。
したと判定した場合には、位置決め時間検出回路123
によって停止時間tを検出し(ステップS2)、また位
置決め時負荷検出回路122によってサーボロック状態
停止での電流値Iを検出する(ステップS3)。つぎ
に、停止時間tおよび電流値Iより停止時のインバータ
発熱量Qiを算出し(ステップS4)、このインバータ
発熱量Qiよりインバータ部16の温度上昇値ΔTiを
算出し(ステップS5)、位置決め回数メモリ124に
停止回数Nを加算、記録する(ステップS6)。
【0035】つぎに、停止回数Nを図5に示されている
ような温度上昇値対応の寿命サイクル数の規定値(停止
回数規定値)Nmaxとを比較し(ステップS7)、停
止回数Nが停止回数規定値Nmax以上となれば、警告
出力し(ステップS8)、表示部13に警告表示する
(ステップS9)。停止回数Nが停止回数規定値Nma
x未満の場合には、ステップS1に戻る。
ような温度上昇値対応の寿命サイクル数の規定値(停止
回数規定値)Nmaxとを比較し(ステップS7)、停
止回数Nが停止回数規定値Nmax以上となれば、警告
出力し(ステップS8)、表示部13に警告表示する
(ステップS9)。停止回数Nが停止回数規定値Nma
x未満の場合には、ステップS1に戻る。
【0036】また、停止時間tと電流値よりサーボモー
タ1の発熱量Qmを算出し(ステップS10)、このモ
ータ発熱量Qmよりサーボモータ1の温度上昇値ΔTm
を算出する(ステップS11)。つぎに温度上昇値ΔT
mに対する停止時間tmと図7に示されているような温
度上昇値対応の停止時間規定値tmaxとを比較し(ス
テップS12)、停止時間tmが停止時間規定値tma
x以上になれば、警告出力し(ステップS8)、表示部
13に警告表示する(ステップS9)。停止時間tmが
停止時間規定値tmax未満の場合には、ステップS1
に戻る。
タ1の発熱量Qmを算出し(ステップS10)、このモ
ータ発熱量Qmよりサーボモータ1の温度上昇値ΔTm
を算出する(ステップS11)。つぎに温度上昇値ΔT
mに対する停止時間tmと図7に示されているような温
度上昇値対応の停止時間規定値tmaxとを比較し(ス
テップS12)、停止時間tmが停止時間規定値tma
x以上になれば、警告出力し(ステップS8)、表示部
13に警告表示する(ステップS9)。停止時間tmが
停止時間規定値tmax未満の場合には、ステップS1
に戻る。
【0037】また、電流値Iとインバータ部16および
サーボモータ1の印加可能な上限値に対する電流規定値
Imaxと比較し(ステップS13)、電流値Iが電流
規定値Imax以上になれば、警告出力し(ステップS
8)、表示部13に警告表示する(ステップS9)。電
流値Iが電流規定値Imax未満の場合にはステップS
1に戻る。
サーボモータ1の印加可能な上限値に対する電流規定値
Imaxと比較し(ステップS13)、電流値Iが電流
規定値Imax以上になれば、警告出力し(ステップS
8)、表示部13に警告表示する(ステップS9)。電
流値Iが電流規定値Imax未満の場合にはステップS
1に戻る。
【0038】上述の処理により、停止回数Nが停止回数
規定値Nmax以上になるか、停止時間tmが停止時間
規定値tmax以上になるか、電流値Iが電流規定値I
max以上になれば、警告出力、警告表示が行われ、こ
の警告によりユーザに注意を促すことができ、インバー
タ部16やサーボモータ1が破損に至ることを未然に防
止できる。
規定値Nmax以上になるか、停止時間tmが停止時間
規定値tmax以上になるか、電流値Iが電流規定値I
max以上になれば、警告出力、警告表示が行われ、こ
の警告によりユーザに注意を促すことができ、インバー
タ部16やサーボモータ1が破損に至ることを未然に防
止できる。
【0039】実施の形態2.
図8はこの発明によるサーボ制御装置を含むサーボシス
テムの実施の形態2を示している。なお、図8におい
て、図1に示されているものと同等あるいは同一の構成
要件には、図1に付けた符号と同一の符号を付けてその
説明を省略する。
テムの実施の形態2を示している。なお、図8におい
て、図1に示されているものと同等あるいは同一の構成
要件には、図1に付けた符号と同一の符号を付けてその
説明を省略する。
【0040】図8はこの発明の実施形態4である同期形
制御モータのブロック回路図を示すものである。この実
施の形態では、モータ冷却ファン3とインバータ冷却フ
ァン17に対する通電電流を制御し、これらのファン回
転数を制御する冷却ファン用のインバータ部128が電
力変換部11に付随して設けられ、また制御回路120
にファン制御回路129が設けられている。ファン制御
回路129は、警告出力回路127より信号を入力し、
警告出力時には、インバータ部128にて生成される電
圧および周波数を大きくする指令をインバータ部128
に出力する。
制御モータのブロック回路図を示すものである。この実
施の形態では、モータ冷却ファン3とインバータ冷却フ
ァン17に対する通電電流を制御し、これらのファン回
転数を制御する冷却ファン用のインバータ部128が電
力変換部11に付随して設けられ、また制御回路120
にファン制御回路129が設けられている。ファン制御
回路129は、警告出力回路127より信号を入力し、
警告出力時には、インバータ部128にて生成される電
圧および周波数を大きくする指令をインバータ部128
に出力する。
【0041】これにより、警告出力時には、モータ冷却
ファン3、インバータ冷却ファン17の回転速度が増大
し、サーボモータ1、インバータ部16で発生した熱を
奪い取り、サーボモータ1、インバータ部16の過熱を
抑止する。
ファン3、インバータ冷却ファン17の回転速度が増大
し、サーボモータ1、インバータ部16で発生した熱を
奪い取り、サーボモータ1、インバータ部16の過熱を
抑止する。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるサーボ制御装置によれば、サーボロック状態で
の停止回数が停止回数規定値になれば、警告出力するか
ら、このことをユーザに知らせることができ、サーボロ
ックの状態での停止中、サーボモータの巻線部分の特定
の相に負荷が集中している場合でも、モータ巻線やイン
バータ部が熱破損に至ることを未然に防止し、モータお
よび電力変換部の容量を上げることなく対処できること
が可能になる。
明によるサーボ制御装置によれば、サーボロック状態で
の停止回数が停止回数規定値になれば、警告出力するか
ら、このことをユーザに知らせることができ、サーボロ
ックの状態での停止中、サーボモータの巻線部分の特定
の相に負荷が集中している場合でも、モータ巻線やイン
バータ部が熱破損に至ることを未然に防止し、モータお
よび電力変換部の容量を上げることなく対処できること
が可能になる。
【0043】つぎの発明によるサーボ制御装置によれ
ば、推定されたインバータ部の温度上昇量に応じて停止
回数規定値を設定するものから、停止回数規定値がイン
バータ部の温度上昇量に応じて適切に設定され、サーボ
ロックの状態での停止中、高トルクを要する用途におい
てでも、インバータ部が熱破損に至ることを未然に防止
し、電力変換部の容量を上げることなく対処できること
が可能になる。
ば、推定されたインバータ部の温度上昇量に応じて停止
回数規定値を設定するものから、停止回数規定値がイン
バータ部の温度上昇量に応じて適切に設定され、サーボ
ロックの状態での停止中、高トルクを要する用途におい
てでも、インバータ部が熱破損に至ることを未然に防止
し、電力変換部の容量を上げることなく対処できること
が可能になる。
【0044】つぎの発明によるサーボ制御装置は、サー
ボモータが一回転内の特定の位置にサーボロック状態で
停止した時間が停止時間規定値になれば、警告出力する
から、このことをユーザに知らせることができ、サーボ
ロックの状態での停止中、サーボモータの巻線部分の特
定の相に負荷が集中している場合でも、モータ巻線やイ
ンバータ部が熱破損に至ることを未然に防止し、モータ
および電力変換部の容量を上げることなく対処できるこ
とが可能になる。
ボモータが一回転内の特定の位置にサーボロック状態で
停止した時間が停止時間規定値になれば、警告出力する
から、このことをユーザに知らせることができ、サーボ
ロックの状態での停止中、サーボモータの巻線部分の特
定の相に負荷が集中している場合でも、モータ巻線やイ
ンバータ部が熱破損に至ることを未然に防止し、モータ
および電力変換部の容量を上げることなく対処できるこ
とが可能になる。
【0045】つぎの発明によるサーボ制御装置によれ
ば、推定されたサーボモータの温度上昇量に応じて停止
時間規定値を設定するから、停止時間規定値がサーボモ
ータの温度上昇量に応じて適切に設定され、サーボロッ
クの状態での停止中、高トルクを要する用途においてで
も、モータ巻線が熱破損に至ることを未然に防止し、サ
ーボモータの容量を上げることなく対処できることが可
能になる。
ば、推定されたサーボモータの温度上昇量に応じて停止
時間規定値を設定するから、停止時間規定値がサーボモ
ータの温度上昇量に応じて適切に設定され、サーボロッ
クの状態での停止中、高トルクを要する用途においてで
も、モータ巻線が熱破損に至ることを未然に防止し、サ
ーボモータの容量を上げることなく対処できることが可
能になる。
【0046】つぎの発明によるサーボ制御装置は、サー
ボロック状態で停止している時のサーボモータ電流値が
電流規定値になれば、警告出力するから、このことをユ
ーザに知らせることができ、サーボロックの状態での停
止中、サーボモータの巻線部分の特定の相に負荷が集中
している場合でも、モータ巻線やインバータ部が熱破損
に至ることを未然に防止し、モータおよび電力変換部の
容量を上げることなく対処できることが可能になる。
ボロック状態で停止している時のサーボモータ電流値が
電流規定値になれば、警告出力するから、このことをユ
ーザに知らせることができ、サーボロックの状態での停
止中、サーボモータの巻線部分の特定の相に負荷が集中
している場合でも、モータ巻線やインバータ部が熱破損
に至ることを未然に防止し、モータおよび電力変換部の
容量を上げることなく対処できることが可能になる。
【0047】つぎの発明によるサーボ制御装置によれ
ば、警告出力時にはモータ冷却ファンの回転数が増大す
るから、サーボモータの冷却が強力に行われ、モータ巻
線が熱破損に至ることを未然に防止することができる。
ば、警告出力時にはモータ冷却ファンの回転数が増大す
るから、サーボモータの冷却が強力に行われ、モータ巻
線が熱破損に至ることを未然に防止することができる。
【0048】つぎの発明によるサーボ制御装置によれ
ば、警告出力時にはインバータ冷却ファンの回転数が増
大するから、インバータ部の冷却が強力に行われ、イン
バータ部が熱破損に至ることを未然に防止することがで
きる。
ば、警告出力時にはインバータ冷却ファンの回転数が増
大するから、インバータ部の冷却が強力に行われ、イン
バータ部が熱破損に至ることを未然に防止することがで
きる。
【図1】 この発明によるサーボ制御装置を含むサーボ
システムの実施の形態1を示すブロツク線図である。
システムの実施の形態1を示すブロツク線図である。
【図2】 この発明によるサーボ制御装置で使用される
位置決め回数メモリのデータテーブル構成を示す説明図
である。
位置決め回数メモリのデータテーブル構成を示す説明図
である。
【図3】 この発明によるサーボ制御装置で使用される
位置決め時負荷メモリのデータテーブル構成を示す説明
図である。
位置決め時負荷メモリのデータテーブル構成を示す説明
図である。
【図4】 この発明によるサーボ制御装置で使用される
位置決め時間メモリのデータテーブル構成を示す説明図
である。
位置決め時間メモリのデータテーブル構成を示す説明図
である。
【図5】 インバータ部の温度上昇値と寿命サイクル数
との関係図である。
との関係図である。
【図6】 モータ巻線部分の温度上昇値と寿命時間の関
係図である。
係図である。
【図7】 この発明によるサーボ制御装置におけるサー
ボロック状態停止時の警告出力、表示の動作を示すフロ
ーチャートである。
ボロック状態停止時の警告出力、表示の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 この発明によるサーボ制御装置を含むサーボ
システムの実施の形態2を示すブロツク線図である。
システムの実施の形態2を示すブロツク線図である。
【図9】 従来におけるサーボ制御装置を含むサーボシ
ステムのブロック線図である。
ステムのブロック線図である。
【図10】 回転時のインバータ出力電流を示すグラフ
である。
である。
【図11】 サーボロック状態停止時のインバータ出力
電流を示すグラフである。
電流を示すグラフである。
1 サーボモータ、2 検出器、3 モータ冷却ファ
ン、5 交流電源、11電力変換部、13 表示部、1
4 コンバータ部、15 平滑コンデンサ、16 イン
バータ部、17 インバータ冷却ファン、21 位置制
御回路、22速度演算回路、23 速度制御回路、24
電流制御回路、30 コントローラ、121 位置決
め検出回路、122 位置決め時負荷検出回路、123
位置決め時間検出回路、124 位置決め回数メモ
リ、125 位置決め時負荷メモリ、126 位置決め
時間メモリ、127 警告出力回路、128 インバー
タ部、129 ファン制御回路。
ン、5 交流電源、11電力変換部、13 表示部、1
4 コンバータ部、15 平滑コンデンサ、16 イン
バータ部、17 インバータ冷却ファン、21 位置制
御回路、22速度演算回路、23 速度制御回路、24
電流制御回路、30 コントローラ、121 位置決
め検出回路、122 位置決め時負荷検出回路、123
位置決め時間検出回路、124 位置決め回数メモ
リ、125 位置決め時負荷メモリ、126 位置決め
時間メモリ、127 警告出力回路、128 インバー
タ部、129 ファン制御回路。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02P 5/00
H02H 7/085
H02P 7/00
Claims (7)
- 【請求項1】 サーボモータが一回転内の各位置にサー
ボロック状態で停止したことを検出する検出手段と、 前記各位置に対応する前記停止の 回数が停止回数規定値
になれば警告出力する手段と、 を備える ことを特徴とするサーボ制御装置。 - 【請求項2】 サーボロック状態での停止時におけるイ
ンバータ部の発熱量をサーボロック状態での停止時の電
流値と時間より算出し、当該発熱量よりインバータ部の
温度上昇量を推定し、推定された温度上昇量に応じて前
記停止回数規定値を設定することを特徴とする請求項1
に記載のサーボ制御装置。 - 【請求項3】 サーボモータが一回転内の各位置にサー
ボロック状態で停止したことを検出する検出手段と、前記各位置に対応する前記停止の時間 が停止時間規定値
になれば警告出力する手段と、 を備える ことを特徴とするサーボ制御装置。 - 【請求項4】 サーボロック状態での停止時におけるサ
ーボモータの発熱量をサーボロック状態での停止時の電
流値と時間より算出し、当該発熱量よりサーボモータの
温度上昇量を推定し、推定された温度上昇量に応じて前
記停止時間規定値を設定することを特徴とする請求項3
に記載のサーボ制御装置。 - 【請求項5】 前記サーボロック状態での停止時におけ
るサーボモータ電流値が電流規定値になれば警告出力す
る手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4の
何れか1つに記載のサーボ制御装置。 - 【請求項6】 警告出力時にはモータ冷却ファンの回転
数を増大することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
一つに記載のサーボ制御装置。 - 【請求項7】 警告出力時にはインバータ冷却ファンの
回転数を増大することを特徴とする請求項1〜6のいず
れか一つに記載のサーボ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011498A JP3504160B2 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | サーボ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28011498A JP3504160B2 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | サーボ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000116167A JP2000116167A (ja) | 2000-04-21 |
JP3504160B2 true JP3504160B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=17620531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28011498A Expired - Fee Related JP3504160B2 (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | サーボ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3504160B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005080450A (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Hitachi Ltd | 集中巻回転電機システムおよびそれを用いたアクチュエータ並びにブレーキシステム |
JP2018197675A (ja) * | 2017-05-23 | 2018-12-13 | 富士電機株式会社 | 機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、及びプログラム |
MY196047A (en) * | 2017-07-28 | 2023-03-09 | Nissan Motor | Apparatus Protection Device and Apparatus Protection Method |
CN109267839B (zh) * | 2018-09-26 | 2020-08-11 | 深圳舜宏摩达智能科技有限公司 | 一种智能锁控制方法及智能锁 |
WO2023195118A1 (ja) * | 2022-04-07 | 2023-10-12 | 三菱電機株式会社 | 劣化判別装置および劣化判別方法 |
-
1998
- 1998-10-01 JP JP28011498A patent/JP3504160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000116167A (ja) | 2000-04-21 |
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