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JP3501713B2 - 電話装置の保留方法 - Google Patents

電話装置の保留方法

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Publication number
JP3501713B2
JP3501713B2 JP2000058881A JP2000058881A JP3501713B2 JP 3501713 B2 JP3501713 B2 JP 3501713B2 JP 2000058881 A JP2000058881 A JP 2000058881A JP 2000058881 A JP2000058881 A JP 2000058881A JP 3501713 B2 JP3501713 B2 JP 3501713B2
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JP
Japan
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call
hold
telephone device
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telephone
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JP2000058881A
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寿 宮沢
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NEC Communication Systems Ltd
Original Assignee
NEC Communication Systems Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話装置の保留方法
に関し、特に発信及び着信の通話時の電話装置の保留方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電話装置の保留方法では、一般的
に保留側電話装置の通話者と被保留側電話装置の通話者
の送話及び受話機能を中断させるがその際に、通話呼は
切断せずに両者間の回線を接続したままとなっていたた
め、この電話装置の保留方法では被保留側電話装置の時
間的リソース及び発信側電話装置の通話者の経済的リソ
ースが浪費されることとなってしまっていた。
【0003】この外線通話の保留時間の経済的及び時間
的リソースの浪費の問題に対処するために例えば、特開
平04−318738号公報に開示されているように、
着信による外線通話の保留時に一定時間を経過すると保
留側電話装置は被保留側電話装置に対し被保留側電話装
置の電話番号をPB信号により送信すること及びPB信
号の送信後に被保留側電話装置による保留外線の切断を
要求し被保留側電話装置が通話呼の切断を行った後、保
留側電話装置が保留解除の操作を行うと保留側電話装置
より被保留側電話装置に対しPB信号の受信時に保存し
た電話番号の外線発信を行い外線通話の復旧が行える機
能が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、保留側電話装置にて被保留側電話装置の電話番号を
記憶するために被保留側電話装置よりPB信号にてダイ
ヤル信号を送信する動作及び被保留側電話装置の保留外
線の切断が必要となり、この操作を被保留側電話装置の
扱者が行わない場合には、保留機能は作動せず外線切断
を行わずに保留動作を継続してしまうという課題があっ
た。
【0005】また、被保留側電話装置の扱者が保留側電
話装置に対しリダイヤルを要求するため、PB信号によ
り被保留側電話装置の電話番号を送信しなければならな
いという操作上の煩わしさがあり、更には扱者が被保留
側電話装置の電話番号をPB信号にて間違ってダイヤ番
号を入力してしまい、保留側電話装置にて保留解除時に
被保留側電話装置でない電話装置に外線発信を行ってし
まうという課題もあった。
【0006】本発明はこのような点を鑑みてなされたも
のであり、本機能を有する電話装置は保留操作を通常の
外線保留の操作と全く同じ操作で行い、被保留側電話装
置に対しては通話呼を切断し、保留解除の操作時に電話
装置の発信履歴又は着信履歴を用いて被保留電話装置に
対し外線発信を行うことにより通話回線を復旧する電話
装置の保留方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電話装置の保留
方法は、電話装置から外線に発呼した第1の電話番号を
発信履歴メモリに記憶する手段と、前記第1の電話番号
の相手と通話中に第1の保留の操作を行った場合に接続
中の前記外線の通話呼を自動的に切断する手段とを備
、前記第1の保留の解除の操作を行った場合に前記発
信履歴メモリに記憶の前記第1の電話番号を自動的に発
し、前記電話装置に前記外線から着信した相手の第2
の電話番号を着信履歴メモリに記憶する手段と、前記第
2の電話番号の相手と通話中に第2の保留の操作を行っ
た場合に前記外線から着信した相手の前記第2の電話番
号が前記着信履歴メモリに記憶されていた場合は前記外
線との呼接続を自動的に切断し、前記外線から着信した
相手の前記第2の電話番号が前記着信履歴メモリに記憶
されていなかった場合は前記呼接続の切断を行わずに通
常保留動作を行う手段とを備え、前記外線から着信した
相手の前記第2の電話番号が前記着信履歴メモリに記憶
されていて前記第2の保留の操作により前記外線との呼
接続を自動的に切断した後に前記第2の保留の解除の操
作を行った場合、前記着信履歴メモリに記憶の前記第2
の電話番号を自動的に発呼することを特徴とする。
【0008】
【0009】
【0010】 また、前記第1または前記第2の保留の
解除時に保留側電話装置から通話を復旧する旨を音声通
知する手段を有することを特徴とする。
【0011】 また、前記第1または前記第2の保留の
操作を行った場合に、特定の制御信号を送信し、被保留
側電話装置では前記制御信号を受信して接続中の前記外
線の通話呼を切断することを特徴とする。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の
電話装置のブロック図である。
【0014】図1において、電話装置10は、外線発信
時に着信先電話番号を記憶する発信履歴メモリ210及
び外線着信時は着信信号に含まれる外線発信元の電話装
置の電話番号を記憶する着信履歴メモリ220を含む記
憶部20と、メッセージ制御部60を含み本装置の制御
全般を司る制御部30と、外線発信時に着信先電話番号
又は外線着信時に発信元電話番号を表示する機能を含む
本装置の表示機能全般を行う表示部40と、保留操作を
行うための保留ボタン510及び保留解除操作を行うた
めの保留解除ボタン520を含む本装置のキー入力機能
全般を行うキー操作部50と、外線保留時に被保留側電
話装置に対し通話呼切断の通知等を行うための対被保留
側電話装置用のメッセージ及び、外線保留解除時に保留
側電話装置の扱者に対し外線接続中である旨を通知する
ための対保留側電話装置の扱者用メッセージを有する電
話装置のメッセージ出力機能全般の制御を行うメッセー
ジ制御部60と、アンテナ70を介して電話回線網の基
地局との間で通信を行う送受信部80及び、通話時に相
手に音声を出力するためのマイクロフォン810及び通
話時に相手からの音声を入力するためのスピーカ820
を有して構成される。
【0015】次に本実施例の動作について説明する。図
2は本実施例の外線通話中の保留操作時における処理手
順を説明するフローチャートであり、図においてSに続
く数値はステップ数を表す。
【0016】S00で電話装置10より、外線通話中に
保留ボタン510が押下される。S10で保留する通話
呼が発信によるものか否かを確認する。S10でYes
であり保留する通話呼が発信によるものである場合には
S110〜S120の処理を行う。S110で表示部4
0にて通話保留中表示を行う。S120で通話呼を切断
する。
【0017】S10でNoであり保留する通話呼が発信
によるものでない場合にはS150〜S180の処理を
行う。S150で保留する相手電話装置に外線発信(リ
ダイヤル)が可能か否かを着信履歴メモリ220にて確
認する。S150でYesであり保留する通話呼の相手
先電話装置に対し外線発信が可能である場合にはS16
0〜S170の処理を行う。S160で表示部40にて
通話保留中表示を行う。S170で通話呼を切断する。
S150でNoであり保留する通話呼の相手先電話装置
に対し外線発信が可能でない場合には、通話呼を切断せ
ずに通常保留動作S180を行う。
【0018】なお、上記保留による外線切断時に被保留
側電話装置に対し保留中につき通話外線を切断し、保留
解除時にリダイヤルにより通話を復旧する旨の通知を行
う機能を設けても良い。かくして、電話装置による通話
呼の保留時の動作が実現する。
【0019】図3は本実施例の外線保留中の保留解除操
作時における処理手順を説明するフローチャートであ
る。S000で電話装置10より、外線保留中に保留解
除ボタン520が押下される。S100で保留が通常保
留によるものか否かを確認する。S100でYesであ
り保留が通常保留によるものである場合には通常保留解
除処理S101を行う。
【0020】S100でNoであり保留が通常保留によ
るものでない場合、S20〜S40の処理を行う。S2
0で表示部40、キー操作部50及びメッセージ制御部
60より自電話装置に対し保留が解除され相手先電話装
置へ接続中である旨の通知を行う。S30で保留呼が発
信による通話か否かを確認する。
【0021】S30でYesであり保留呼が発信による
ものである場合、S310の処理を行う。S310で発
信履歴メモリ210より相手先電話番号を取得する。S
30でNoであり保留呼が発信によるものでない場合に
はS320の処理を行う。S320で着信履歴メモリ2
20より相手先電話番号を取得する。S40で相手先電
話番号へ外線発信を行う。
【0022】なお上記保留解除による外線再接続時には
保留側電話装置に対し相手先電話装置への外線通話再接
続である旨の音声通知又は表示による通知を行う機能を
設けても良い。かくして、電話装置による通話呼の保留
解除時の動作が実現する。
【0023】また、本実施例による外線保留時の外線通
話切断及び、外線保留解除時のリダイヤル機能はシステ
ム設定により利用の可不可を選択するようにする事も可
能とする。
【0024】更に実施例の電話装置にて外線通話切断状
態で表示上で外線保留状態を維持している状態で被保留
側電話装置からの外線着信が有った場合には本実施例に
よる外線保留状態を解除し外線着信動作に移行すること
も可能とする。
【0025】また、保留の操作を行った場合に、制御部
30から特定の制御信号を送信し、被保留側電話装置の
制御部30では、受信した制御信号により、接続中の外
線の通話呼を切断して、保留解除時に保留側電話装置か
らの再発呼による着信を可能にすることもできる。
【0026】また、本実施例では無線の電話装置として
記述したが有線回線に接続される電話装置にも同様に適
用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電話装置
の保留方法によれば、保留操作時に通話外線を切断し、
保留解除操作時に切断した通話外線を復旧するために発
信履歴又は着信履歴のメモリから相手電話番号を参照し
被保留側電話装置に対し外線発信を行うので、保留時の
無効な外線接続を削減することが可能となる。このこと
は被保留側電話装置の扱者の時間的リソースの有効的な
利用も図ることが可能となり、更には外線通話の発信者
の経済効果も得ることが出来る。
【0028】また、電話装置にて保留機能を利用するた
めの特別な操作手段が必要無いため電話装置に関する特
別な知識が無いユーザでも保留機能の利用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 電話装置 20 記憶部 30 制御部 40 表示部 50 キー操作部 60 メッセージ制御部 70 アンテナ 80 送受信部 210 発信履歴メモリ 220 着信履歴メモリ 510 保留ボタン 520 保留解除ボタン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話装置から外線に発呼した第1の電話
    番号を発信履歴メモリに記憶する手段と、前記第1の
    話番号の相手と通話中に第1の保留の操作を行った場合
    に接続中の前記外線の通話呼を自動的に切断する手段と
    を備え、前記第1の保留の解除の操作を行った場合に前
    記発信履歴メモリに記憶の前記第1の電話番号を自動的
    に発呼し、前記電話装置に前記外線から着信した相手の
    第2の電話番号を着信履歴メモリに記憶する手段と、前
    記第2の電話番号の相手と通話中に第2の保留の操作を
    行った場合に前記外線から着信した相手の前記第2の電
    話番号が前記着信履歴メモリに記憶されていた場合は前
    記外線との呼接続を自動的に切断し、前記外線から着信
    した相手の前記第2の電話番号が前記着信履歴メモリに
    記憶されていなかった場合は前記呼接続の切断を行わず
    に通常保留動作を行う手段とを備え、前記外線から着信
    した相手の前記第2の電話番号が前記着信履歴メモリに
    記憶されていて前記第2の保留の操作により前記外線と
    の呼接続を自動的に切断した後に前記第2の保留の解除
    の操作を行った場合、前記着信履歴メモリに記憶の前記
    第2の電話番号を自動的に発呼することを特徴とする電
    話装置の保留方法。
  2. 【請求項2】 前記第1または前記第2の保留の解除時
    に保留側電話装置から通話を復旧する旨を音声通知する
    手段を有することを特徴とする請求項1記載の電話装置
    の保留方法。
  3. 【請求項3】 前記第1または前記第2の保留の操作を
    行った場合に、特定の制御信号を送信し、被保留側電話
    装置では前記制御信号を受信して接続中の前記外線の通
    話呼を切断することを特徴とする請求項1または2記載
    の電話装置の保留方法。
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