JP3586484B2 - 多地点会議用画面合成システムおよび方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のテレビ会議端末の各テレビ画面をデータ圧縮した符号化データで画面合成して、合成した符号化データを端末へ送出する多地点会議用画面合成システムおよび方法に関し、特に、符号化データの蓄積回路を簡素化し、復号器で画像を再生するまでの遅延時間を短縮した多地点会議用画面合成システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の多地点会議用画面合成システムでは、多地点制御装置(MCU)26が、図7に示されるように、例えば、4つの地点の各テレビ会議端末A〜Dから符号化された画面データを受け、合成多重化して各テレビ会議端末A〜Dへ送出する場合、端末A〜Dからの画面データが1画面分揃った時、符号化データの最小単位として規定されるGOB(Group Of Blocks)の単位で読み出して、1画面分の画像データを作成している。
【0003】
各テレビ会議端末A〜Dは符号器21a〜21dを有し、これら符号器21a〜21dが、テレビジョンの連続した画像信号、即ち、カメラ信号A〜Dを受け、受けた画像信号をITU−Tで標準化されたH.261方式に準拠した符号化手順により符号化し、音声、制御信号等と多重化して出力する。
【0004】
ここで、画面データの構造について説明する。画面データのフォーマットとして採用されるCIF(共通中間フォーマット)方式は、NTSC方式とPAL方式とに共通なフォーマットとして定められており、1画面(ピクチャ)を1フレームとして、GOB、マクロブロック、ブロックの順に階層構造を採用している。1フレームはGOBを6×2(縦×横)個集めたものであり、GOBは3×11のマクロブロックのデータから構成され、マクロブロックは2×2個のブロックで構成され、また、ブロックは8×8の画素から構成されている。
【0005】
フレーム、及びGOBは、ユニーク語からなる識別符号、モード符号等、必要な情報を付加され、符号化データとして形成される。マクロブロック、及びブロックは、アドレスを付加され、必要なビットデータだけで構成される。このように、GOBは、ユニーク語の識別符号を有するため、復号化する際、符号化された画像データのブロックの区切りを識別出来る最小の単位を構成している。また、縦と横とを各々1/2に解像度を落としたものがQCIF(4分共通中間フォーマット)方式として定められ、このQCIF方式では、1画面は3つのGOBによって構成されている。
【0006】
ここで、図示された各端末A〜Dの符号器21a〜21dは、QCIF方式により、1画面について3つのGOBを多地点制御装置(MCU)26に送出しているものとする。即ち、図8に示されるように、符号器21aからはGOBa1〜a3が送出され、他の各符号器21b〜21dからはGOBb1、b2、b3,〜d1、d2、d3、がそれぞれ送出されている。
【0007】
図7の多地点制御装置(MCU)26は、バッファメモリ22a〜22d、画面蓄積回路23、制御回路24、及び、合成多重化回路25を有している。バッファメモリ22a〜22dは、各符号器21a〜21dから出力された画像信号の符号化データを、1画面について3つずつのGOBa1〜a3、GOBb1〜b3、GOBc1〜c3、GOBd1〜d3を受け、一時記憶し蓄えておく。
【0008】
画面蓄積回路23は、各々のバッファメモリ22a〜22dに、1画面分,各々3つ、4端末に対する合計12のGOBの画面データが蓄えられたことを検出して制御回路24に通知する。この通知を受けた制御回路24からの制御信号に基き、、合成多重化回路25は、バッファメモリ22a〜22dから符号化データを最小単位のGOBで各3つずつ読み出し、図8に示されるように、QCIF方式の4画面のデータ、即ち、12個のGOBをCIF方式の1画面のフォーマットに並び変えて画面データを形成し出力する。この場合、各端末A〜Dから送られてくる符号化データは、合成多重化回路25から出力されるビットレートの1/4のビットレートである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の多地点会議用画面合成システムでは、多地点制御装置(MCU)は、各端末A〜Dから受けるQCIF方式による4画面の全てを、バッファメモリに蓄積された後、CIF方式による1画面に合成多重化して出力している。この構成では、各端末A〜Dから送られてくる画面データは、同期がとれていないので、各々のバッファメモリに一時蓄積され、全バッファメモリに蓄積され、1フレーム分の画面データが揃った後、合成画面を形成する順序で逐次読み出すことが必要である。
【0010】
このため、送出が最も遅れた端末からの一画面データがバッファメモリに蓄えられるまでの間に、他の端末からの画面データがバッファメモリからオーバフローしないように、バッファメモリの記憶容量を十分大きくとっておく必要があり、バッファメモリの記憶容量が大きくなるという問題点がある。
【0011】
また、バッファメモリの記憶容量が大きく、バッファメモリにおける符号化データの出し入れに時間が多くかかるような場合等では、画面が送信端末で送出されてから受信側で4画面合成された復号信号を再生するまでの遅延時間が大きくなる。このような場合、画面を見ながら行う会議形態の画像伝送では、画面の遅延が大きくなる結果、相互の応答に遅れが目立つようになり、違和感が感じられて会議の円滑化を阻害するという問題点がある。
【0012】
本発明の課題は、各端末から画面データを受けて一時蓄積するバッファメモリの記憶容量の大きさを限定し、且つ、画面データの画面合成、及び送出による遅延時間を短縮出来る多地点会議用画面合成システムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明による多地点会議用画面合成システムは、複数のテレビ会議端末から受ける各テレビ画面をデータ圧縮した符号化データで画面合成し、合成した符号化データを各端末が受けて画面表示する多地点会議用画面合成システムにおいて、
前記各端末でGOB(Group Of Blocks,画像信号の符号化データの最小単位)毎に発生する画像信号を受信し、受信する画像信号を前記GOB毎に蓄積するバッファメモリ手段と、
少なくとも1つの端末について、その端末のテレビ画面を構成するGOBが1画面分の画面データとして前記バッファメモリの所定箇所に揃っていることを判定し出力するGOB検出手段と、
この判定出力により画面合成を行うのに必要な順番に前記バッファメモリ手段から前記GOBを読み出し、読み出すべきGOBの符号化データが蓄積されていなければ蓄積されていないGOBの部分に符号化データ無しであることを示す符号化データGOB0を挿入して、合成画面の符号化データを合成多重化する合成多重化手段と、前記符号化データGOB0を挿入しても合成画面の符号化データのビットレートが伝送路のビットレートを超えないように各端末の符号器の出力ビットレートの合計を伝送路ビットレートより小さくしておくビットレート調整手段とを有する多地点制御装置を備え、かつ、前記各端末では、前記符号化データGOB0が含まれた符号化データを受信した際に受信した符号化データGOB0による増加分を補償した処理時間で復号化を行う復号化手段とを備えている。
【0014】
このように、多地点制御装置は画面の符号化データにおける未受信のGOB部分に符号化データGOB0を挿入するが、挿入した際でも伝送路のビットレートを超えないようにしているため、他方のこれを受信する各端末の復号化手段が受けた符号化データGOB0分を削除する処理時間を短縮またはスキップすることにより、各端末から画面データを受けて一時蓄積するバッファメモリの記憶容量の大きさが限定され、且つ、画面データの画面合成、及び送出による遅延時間が短縮される。
【0015】
すなわち、前記復号化手段は、符号化データを受け、受けた符号化データから画像信号になる画面データを分離して出力する分離回路と、受けた画面データから変換係数の量子化データを分離して送出すると共に、GOB番号、動きベクトル等の信号を送出する可変長復号器と、当該可変長復号器から受けた前記GOB番号、動きベクトル等の信号を送出して、復号処理の制御を行う制御器と、前記可変長復号器から受けた量子化データを、逆量子化して元の量子化レベルの信号に伸長して送出する逆量子化器と、当該逆量子化器から受けた信号を逆離散コサイン変換して量子化された予測誤差信号を得て送出するIDCT(逆離散コサイン変換)器と、当該IDCT器からの予測誤差信号と別に生成する予測信号とを加算し、復号信号を得て送出する加算器と、前記制御器から受けた動きベクトルに応じて適応的に予測信号を求め、次の予測信号を予測出力する動き適応予測器と、前記加算器から受けた復号信号をほぼ1フレーム周期の遅延回路で遅延させ、遅延された信号を前記動き適応予測器へ送出するフレームメモリと、前記加算器から受けた復号信号をディジタル/アナログ変換して出力するD/A(ディジタル/アナログ)変換器とを備えることを特徴としている。
【0016】
【実施例】
次に、本発明について図面を参照して説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施例を示す機能ブロック図である。図1に示された多地点会議用画面合成システムでは、従来例と同様に、画像信号の合成機能を図示して説明し、他の機能については省略する。図1に示される多地点制御装置(MCU)16は端末A〜Dに対応するバッファメモリ12a〜12d、GOB検出回路13、制御回路14、及び、合成多重化回路15を有し、制御回路14内にビットレート調整部18を有している。図1のMCU16が図7のMCUと相違する点は、GOB検出回路13が画面検出回路の代わりに設けられ、また、制御回路14内にビットレート調整部18が設けられていることである。
【0018】
画像を扱うデータ端末A〜Dでは、カメラ信号A〜Dが各々の符号器11a〜11dにより、画面データ化されると共に、QCIF方式でGOB単位にデータ圧縮符号化されて、伝送路へ送出される。
【0019】
各符号器11a〜11dから送出される1フレームの画面は、従来の技術で説明したように、3つのGOBに分割して符号化される。即ち、図2に示されるように、符号器11aからはGOBa1〜a3が送出され、各符号器11b〜11dからはGOBb1、b2、b3,〜d1、d2、d3がそれぞれ送出される。送出されるGOBa1〜a3はMCU16のバッファメモリ12aに一時記憶蓄積される。同様に、GOBb1、b2、b3,〜GOBd1、d2、d3は、バッファメモリ12b〜12dそれぞれに一時記憶蓄積される。
【0020】
MCU16のGOB検出回路13は、各バッファメモリ12a〜12dに対して画面のどこの位置のGOBが送られてきたかを検出する。バッファメモリ12a〜12dの1つ以上に3つのGOBによる1画面分の画面データが蓄積されると、GOB検出回路13は、制御回路14にGOB蓄積の検出信号を送る。制御回路14は、検出結果に基いて予め定められた周期で4つの画面データを1つの合成画面データに合成するための制御信号を合成多重化回路15に出力する。合成多重化回路15は、この制御信号にしたがってバッファメモリ12a〜12dからの4つの画面を合成し、多重化する処理を行い、合成多重化した信号を出力する。
【0021】
例えば、図2に示されるように、3つのバッファメモリ12a、12c、12dに各々1画面分のデータ、即ち、各々3つのGOBa1〜a3、c1〜c3、d1〜d3が蓄積された場合、合成多重化回路15は、バッファメモリ12a、12c、12dに蓄積されたデータを、制御回路14の制御にしたがってCIF方式の1フレームの画面に対応する順番に、GOB単位で読み出す。
【0022】
この場合、合成多重化回路15は、端末Bからの欠けた画面データを、“画面データ無し”、即ち、前の画面と同じである、“前の画面と変化無し”と判定して、3つのGOBb1〜GOBb3の代わりにGOB0のデータを強制的に作成し出力する。この結果、図2に示されるように、12個のGOBによって構成されるフォーマットがCIF方式のデータ列として合成され、合成多重化回路15によって出力される。
【0023】
上記したように、1画面が蓄積されていない場所のGOB0には、差分が“0”であることを示すGOBのデータが挿入され、送り出される。このため、各符号器11a〜11d毎のデータレートを合計したものは、挿入に際して追加されるデータ分だけ、合成多重化回路15の出力のレートより小さくしておく必要がある。即ち、符号器11a〜11dを同じ伝送レートで出力する場合は、各符号器の出力はMCU16の出力の伝送レートの1/4より小さなビットレートに設定しておくことになる。これらのビットレートは、制御回路14のビットレート調整部18に予め所定値を設定されてあってもよい。
【0024】
多地点会議を制御するMCU16の制御回路14は、画面合成を行う場合にビットレート調整部18を駆動して調整情報を得、必要に応じて端末A〜Dに制御信号を送って各符号器11a〜11dの送出ビットレートを設定する。
【0025】
各端末からの送出ビットレ−トを細かく設定して画面合成できる場合、動きの少い画面の端末には少いビットレートを、また、動きの多い画面の端末には多いビットレートを配分するように制御することもできる。
【0026】
また、各GOBにはヘッダが付けられている。このため、CIF方式の1画面のデータとして画面合成した各GOBのデータにも、送出するのに合せて新しいヘッダが付け替えられる。
【0027】
符号化されたデータは、フレーム毎に階層構造状に構成されて送られる。各フレームのデータは、フレームヘッダとそれに続くGOB毎に分割されるGOBデータとから構成される。前述のように、GOBは、CIFフレームの1/12に、また、QCIFフレームの1/3に相当する。
【0028】
復号器17は、MCU16の出力フレームを受け、GOB0の箇所を差分信号ゼロとして処理する。このため、復号器17の出力であるモニタ信号では、端末Bの画面は変化はせず、他の端末A、C、Dに関する画面だけが変化することになる。復号器17へ送られてきた画面データのGOBの数は、4つの符号器11a〜11dで発生するGOBの数に比べて、GOB0を含んでいる分だけ多くなっている。このため、復号器17は符号器11a〜11dより早い処理で復号化を行う必要がある。即ち、1フレームの画面毎の復号化の処理時間を速くするか、GOB0で差分信号ゼロのブロックの処理をスキップする方策が採られ、等価的に処理スピードを速くしている。復号器17の詳細については、後の図5に一実施例を示して説明する。
【0029】
次に、図1に図3を併せ参照して、他の合成多重化出力の具体例について説明する。この例では、端末A、B、C、Dの画面それぞれのQCIFフレームで、各バッファメモリ12a〜12d毎に画面の2/3、1/3、1/3、3/3のGOBの符号化データが蓄積されており、一つの端末Dからだけ、画面全部に対する3つのGOBd1〜d3がバッファメモリ11dに蓄積されたことを、GOB検出回路13で検出された場合が示されている。
【0030】
図3に示されるように、QCIFフレームにおけるGOBd1〜d3以外のフレームに蓄積中のGOBは、GOBa1、GOBa2、GOBb1、GOBc2の4つであるとする。また、このGOBデータを用いた画面合成上のCIFフレームは、蓄積されていないGOBの場所に、GOB0を挿入される。即ち、画面合成を開始して、CIFフレームの並び順にGOBのデータを読み出す際、各バッファメモリにGOBデータが蓄積されている場合には蓄積されているGOBが読み出され、蓄積されていない場合にはそのGOBのデータとしては差分信号が無しであることを示す符号GOB0が挿入される。
【0031】
このようにして、GOBのブロック毎に符号化データのまま画面合成が行われる。また、ヘッダもCIFフレームに合せて付け替えられる。この構成では、MCU16のバッファメモリ12a〜12dに蓄積されるGOBの数、及び滞留時間は最小で済み、この結果、バッファメモリ12a〜12dの記憶容量と、伝送遅延時間との短縮が可能となる。
【0032】
この場合、復号器17ではGOB0の箇所を差分信号ゼロとして復号処理される。復号画像信号をモニタで表示する際、強制的に差分信号をゼロにしたことにより、合成画面の部分画面において、画面の途中で復号化されたものが表示される。視覚的に目障りの場合は、復号化処理用のフレームメモリとは別に、出力用のフレームメモリを設けてもよい。
【0033】
この構成では、合成画面中の4つの各々の部分画面において、第3番目のGOBが送られてきて復号化され、3つのGOBが揃った時、その部分画面は出力用のフレームメモリに一時書込みされる。復号化装置が、部分画面を出力用のフレームメモリに一時書込みしたのち、出力表示するように構成されれば、各部分画面の表示がフレーム毎に切替わるように改善される。
【0034】
合成した画面で端末A、B、C、Dの画面が各々本来のフレームレートと若干前後してもその差は誤差の範囲と見なせる。各部分画面でGOBが3つ揃ったことの判定は、GOBの画面データに付加されている1フレームの内のどのGOBであるかを示す番号を検出して、各部分画面の第3番のGOBの番号か否かをチェックすることによって実施できる。
【0035】
次に、図4を参照して図1に示される復号器17の具体例について説明する。図示されるように、復号器17は、分離回路61、可変長復号器62、制御器63、逆量子化器64、IDCT(逆離散コサイン変換)器65、加算器66、動き適応予測器67、フレームメモリ68、及び、D/A(ディジタル/アナログ)変換器69を有する。
【0036】
復号器17では、分離回路61が符号化データを受け、受けた符号化データから画像信号になる画面データを分離して可変長復号器62に出力する。可変長復号器62は受けた画面データから変換係数の量子化データを分離して逆量子化器64へ送出すると共に、GOB番号、動きベクトル、モード信号等の信号を制御器63へ送出する。制御器63は、動きベクトル信号、GOB0の有無の信号等を動き適応予測器67、及びフレームメモリ68に送出して、復号処理の制御を行う。
【0037】
逆量子化器64は、可変長復号器62から受けた量子化データを逆量子化して元の量子化レベルの信号に伸長してIDCT器65へ送出する。IDCT器64は、受けた信号を逆離散コサイン変換して量子化された予測誤差信号を得て、加算器66へ送出する。加算器66は、IDCT器64からの予測誤差信号と、動き適応予測器67からの予測信号とを加算して復号信号を得、この復号信号をフレームメモリ68とD/A変換器69とへ送出する。
【0038】
動き適応予測器67は、送信側から送られてきた動きベクトルに応じて適応的に予測信号を求め、次の予測信号を出力する。フレームメモリ68は、受けた復号信号をおおよそ1フレーム周期の遅延回路で遅延させ、遅延された信号を動き適応予測器67へ送出する。
【0039】
この構成の復号器17は、受けたGOB0のブロックのデータを復号化処理せず、次のGOBの復号化動作に進む。フレームメモリ68は、GOBのブロック単位に任意のアドレスから復号画像信号を読み出すことをできるように構成されており、GOB0のブロックを飛ばして次のGOBのブロックの先頭から復号画像信号を読み出す。尚、ブロックの周辺の復号画像信号は、動き適応予測器67で、動きベクトルに応じた予測信号を出力するために必要であり、この復号画像信号も併せて読み出される。このために、フレームメモリは、GOBの先頭にある範囲だけ別に読出しが出来るように、二重にメモリを設けて並列に読出し出来るようにするか、または、フレーム周期の2倍の速さで読出し出来るように構成する。
【0040】
また、別の復号器では、復号のフレーム周期を速くして復号処理時間を短縮し、GOB0のブロックを差分信号“0”としてそのまま復号化することにより、GOB0ブロックの対策が出来る。
【0041】
次に図5は、本発明の第2の実施例を示すブロック図である。会議端末711〜714は、画像信号と音声信号とをそれぞれ符号化して多重化した符号化データを出力する従来の機能に加えて、図1でMCUに含まれていた復号器の機能を有する。また、多地点会議制御装置(MCU)79は図1のMCUから復号器を削除する一方、会議端末711〜714からのディジタル回線を接続する回線制御回路72を追加して備えた構成を有している。
【0042】
回線制御装置72は、一方で会議端末711〜714とディジタル回線を介して接続され、他方で画像データ分離回路731〜734への送出回線と、合成多重化回路75の出力とを接続して、会議参加回線の接続制御を行う。画像データ分離回路731〜734は、会議端末711〜714から受けた符号化データから音声データと分離され各々の画面データを出力する。
【0043】
分離された画面データは、GOB単位でバッファメモリ741〜744へ供給される。バッファメモリ741〜744、合成多重化回路75、GOB検出回路76、及び、制御回路77は、図1に示された同一名称のものと同一の機能を有する。即ち、GOB検出回路76はバッファメモリ741〜744におけるGOB蓄積の検出を行う。制御回路77は、画面合成の制御信号を合成多重化回路75に出力し、合成多重化回路75は、GOBデータがバッファメモリに届いていないブロックに、“そのブロックの画面データは無し”であることを示すGOB0の信号を挿入しつつ、4つの画面の画面データから1つの合成画面となるように合成した画面データによる画像信号を得る。
【0044】
MCU79を制御する制御部78は、図示されていない従来通りの経路による音声信号等の信号を合成多重化回路75によって多重化された符号化データを送受する回線制御回路72を制御する。回線制御回路72を通して回線制御回路72に与えられた符号化データは、制御部78の制御のもとに会議端末711〜714にそれぞれ設けられた復号化装置へ送られ、この復号化装置によって復号化される。この結果、4つの画面を1つの画面に合成された信号が各会議端末711〜714それぞれにおいて画面に出力される。
【0045】
次に、図6は6つの端末の画面を合成する場合の実施例を示しており、この実施例では、以下の説明からも明らかなように、遅延時間を短縮できる。
【0046】
図6には、6つの端末から送出されるQCIFフレームによる6画面それぞれからQCIFの3つのGOB(合計18)が取出されている。この例では、各端末からのQCIFフレームに含まれる3つのGOBの中、2つのGOBには有効な画面データが配置され、残りの1つのGOBには差分符号化データ“0”であるGOB0の信号が配置されたQCIFフレームが、各端末からMCUに送出されている。
【0047】
MCUでは、3つのGOBの中から有効な2つだけが取出され、6つの端末からの合計12のGOBが、順番に並べられ、1つのCIFフレームに形成されて送出される。MCUは、GOB単位で検出を行い、GOB単位でGOBデータがある箇所だけにこのGOBデータを配置し、他の箇所には、差分“0”のデータ、GOB0を挿入することによって、CIFフレームの画面を合成する。この構成によって、遅延時間が短縮出来る。
【0048】
上記説明では、QCIFフレームによる4つの画面(図1〜図3)、または、6つの画面(図6)が、CIFフレームの1つの合成画面に形成されている。しかし、合成画面でなく、ある端末の1画面を他の端末へそのまま送る場合は、MCUが、各端末からの要求に応じて切替え制御し、所望の端末からの符号化データをそのまま切替え選択して、送出してもよい。この場合、端末からの画像信号は、CIFフレームのモードに切替えられた画面データにより送出される。
【0049】
また、4画面合成表示と1画面表示との2つの要求がMCUにあった場合、MCUは、全ての端末からQCIFフレームのモードで画面データを受け、1画面表示の要求の端末へもQCIFフレームの画面データを送出してもよい。この場合、MCUは、QCIFフレームによる1画面ではなく、4画面のQCIFフレームによる合成画面データを端末に送出し、且つ、1画面を要求する受信側端末が所望の1画面を選択して表示する機能を有している。
【0050】
更に、1画面表示を要求された端末がCIFフレームによるモードで出力し、MCUが画面合成する構成でもよい。この場合は、CIFフレームによるモードの画面のGOBの箇所に強制的にブラックバー等に相当する符号化データを発生挿入させるか、または、直前のQCIFのデータを保存する等の構成が採用されてもよい。この、直前のQCIFのデータを保存する構成により1画面表示の画像の解像度を上げることが出来る。
【0051】
また、この構成では、端末において、CIFフレームからQCIFフレームに変換する必要がなく、ダミーデータの多重化処理はMCUで行うことになる。ダミーデータが入る領域であることを区別出来る信号のみをMCUで多重化すれば、受信側で復号した3画面の他に所望の合成画像信号を多重化して4画面合成の画面を表示することも可能である。
【0052】
音声信号については、図示されず、また、説明されていないが、音声信号は、従来どうりの方法により音声信号処理部で処理される。画像データ分離回路が音声データの分離機能を有する場合、分離された音声データは音声信号処理部に送出される。音声信号処理部は、各地点からの音声データから得た音声信号を加算合成する。加算合成された音声信号をそのまま各端末に分配すると、各端末では、自分が送出した音声信号がエコーとして戻ってくることになるので、発生する音声が耳障りになる。これを防止するため、音声信号処理部は、対応する各端末から送出されてきた音声信号それぞれを、加算合成された音声信号から減算して合成音声信号を求め、この合成音声信号を合成音声データに変換して、それぞれに対応する端末へ送出している。
【0053】
各合成音声データは、合成画面データと多重化され、符号化データとして、各端末に送られる。したがって、合成音声データと合成画面データとの多重化機能は、合成多重化回路にその機能を含めることもできる。
【0054】
実施例では省いているが、誤り訂正符号化等を行ったデータの場合、GOBの構造が見えないので、バッファメモリが、誤り訂正復号化したデータ列に作成し、画面多重でCIFのGOBデータ列に多重化してから誤り訂正符号化を行う必要がある。音声データも多重化されている場合は、音声のデータは別に分離して必要な処理を行う。
【0055】
以上説明したように、図1の実施例のバッファメモリ12a〜12dでは、端末毎に別々のメモリ構成で示してあるが、書込み、及び、読出しのスピードを速くすれば、1つのメモリ装置で、各々の端末に対応するメモリ領域を別々に定め、多重化したメモリ構成にすることが出来る。
【0056】
また、GOB単位で検出して合成し出力するため、いずれかの部分画面が1フレーム揃えばよく、更に、GOBが1つでもあれば合成して送り出すので、1フレーム分が揃うまで全てのGOBを蓄積しておく必要が無く、GOBの単位の遅延時間となり、更に、端末の符号器の最良のフレームレートの遅延時間までに短縮できる。また、バッファメモリ容量も、遅延時間が小さくできる分、小さな容量にすることができ、ハードウェアの規模も小さくできる。
【0057】
なお、上記では、GOB単位で合成する場合についてのみ説明したが、本発明では、GOBに代るデータ単位に合成する場合にも適用できる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画面合成をGOB単位で合成し、画面データがない箇所には強制的に差分“0”のデータをGOB単位で挿入している。この構成によって、従来、画面が揃うのを待ってから画面合成を行う構成に比較して、MCUでの画面合成による遅延時間を短縮でき、また、バッファメモリの記憶容量も少なくできる多地点会議用画面合成システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】図1によって合成される一実施例を示す合成画面説明図である。
【図3】図1によって合成される別の実施例を示す合成画面説明図である。
【図4】図1の復号器の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】本発明の別の実施例を示す機能ブロック図である。
【図6】図2、図3とは別の実施例をしめす合成画面説明図である。
【図7】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図8】図7によって合成される一例を示す合成画面説明図である。
【符号の説明】
A〜D 端末
11a〜11d 符号器
12a〜12d、741〜744 バッファメモリ
13、76 GOB検出回路
14、77 制御回路
15、75 合成多重化回路
16 多地点制御装置(MCU)
17 復号器
61 分離回路
62 可変長復号器
63 制御器
64 逆量子化器
65 IDCT(逆離散コサイン変換)器
66 加算器
67 動き適応予測器
68 フレームメモリ
69 D/A変換器
72 回線制御回路
78 制御部
79 多地点会議制御装置
711〜714 会議端末
731〜734 画像データ分離回路
Claims (10)
- 複数のテレビ会議端末から受ける各テレビ画面をデータ圧縮した符号化データで画面合成し、合成した符号化データを各端末が受けて画面表示する多地点会議用画面合成システムにおいて、
前記各端末でGOB(Group Of Blocks,画像信号の符号化データの最小単位)毎に発生する画像信号を受信し、受信する画像信号を前記GOB毎に蓄積するバッファメモリ手段と、
少なくとも1つの端末について、その端末のテレビ画面を構成するGOBが1画面分の画面データとして前記バッファメモリの所定箇所に揃っていることを判定し出力するGOB検出手段と、
この判定出力により画面合成を行うのに必要な順番に前記バッファメモリ手段から前記GOBを読み出し、読み出すべきGOBの符号化データが蓄積されていなければ蓄積されていないGOBの部分に符号化データ無しであることを示す符号化データGOB0を挿入して、合成画面の符号化データを合成多重化する合成多重化手段と、前記符号化データGOB0を挿入しても合成画面の符号化データのビットレートが伝送路のビットレートを超えないように各端末の符号器の出力ビットレートの合計を伝送路ビットレートより小さくしておくビットレート調整手段とを有する多地点制御装置を備え、かつ、前記各端末では、前記符号化データGOB0が含まれた符号化データを受信した際に受信した符号化データGOB0による増加分を補償した処理時間で復号化を行う復号化手段とを備えることを特徴とする多地点会議用画面合成システム。 - 請求項1において、多地点制御装置は、前記端末とディジタル回線で接続し各端末との間でディジタル信号を授受し、会議参加回線を接続制御する回線制御手段と、当該回線制御手段を介して端末から受けたディジタル信号から画像信号になる画像データを取出し、この画像信号になる画像データを前記GOBごとに送出する画像データ分離手段とを更に備え、前期バッファメモリ手段は前記GOBごとに符号化データを前記画像データ分離手段から受けて蓄積することを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
- 請求項1において、前記復号化手段が、符号化データを受け、受けた符号化データから画像信号になる画面データを分離して出力する分離回路と、受けた画面データから変換係数の量子化データを分離して送出すると共に、GOB番号、動きベクトル等の信号を送出する可変長復号器と、当該可変長復号器から受けた前記GOB番号、動きベクトル等の信号を送出して、復号処理の制御を行う制御器と、前記可変長復号器から受けた量子化データを、逆量子化して元の量子化レベルの信号に伸長して送出する逆量子化器と、当該逆量子化器から受けた信号を逆離散コサイン変換して量子化された予測誤差信号を得て送出するIDCT(逆離散コサイン変換)器と、当該IDCT器からの予測誤差信号と別に生成する予測信号とを加算し、復号信号を得て送出する加算器と、前記制御器から受けた動きベクトルに応じて適応的に予測信号を求め、次の予測信号を予測出力する動き適応予測器と、前記加算器から受けた復号信号をほぼ1フレーム周期の遅延回路で遅延させ、遅延された信号を前記動き適応予測器へ送出するフレームメモリと、前記加算器から受けた復号信号をディジタル/アナログ変換して出力するD/A(ディジタル/アナログ)変換器とを備えることを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
- 請求項3において、前記フレームメモリは、GOBの先頭にある範囲だけ別に読み出し出来る、二重メモリを設けられていることを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
- 請求項3において、前記フレームメモリは、フレーム周期の2倍の早さで読み出すことによって、受信した符号化データGOB0のブロックを読み飛ばして次のGOBの先頭にある範囲だけ別に読み出すことを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
- 請求項3において、前記フレームメモリは、復号のフレーム周期を早くして、GOB0のブロックを差分信号“0”としてそのまま復号化することにより受信した符号化データGOB0による増加分を補償することを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
- 請求項1において、各端末がQCIF(4分共通中間フォーマット)方式の3つの前記GOBにおける最後の1つを前記GOB0として形成した符号化データを送出し、当該符号化データを受けた前記合成多重化回路が6つの端末に対してCIF方式による1つの画面を形成することを特徴とする多地点会議用画面合成システム。
- 複数のテレビ会議端末の各テレビ画面をデータ圧縮した符号化データで画面合成して、合成した符号化データを各端末へ送出する多地点会議用画面合成方法において、
前記各端末でGOB(Group Of Blocks,画像信号の符号化データの最小単位)毎に発生する画像信号を受信し、受信した画像信号を前記GOB毎に蓄積するバッファメモリを備え、少なくとも1つの端末についてその端末のテレビ画面を構成するGOBが1テレビ画面分の画面データとして前記バッファメモリの所定箇所に揃っていることを判定し出力し、この判定出力により画面合成を行うのに必要な順番に前記バッファメモリから前記GOBを読み出し、読み出すべきGOBの符号化データが蓄積されていなければ蓄積されていないGOBの部分に符号化データ無しであることを示す符号化データGOB0を挿入して合成画面の符号化データを合成多重化して送信することにより、一括伝送する一画面分の符号化データの伝送ビットレート以内に収まるように小さく抑え、前記各端末では、前記符号化データGOB0が含まれた符号化データを受信した際に、受信した符号化データGOB0の増加分を補償した処理時間で復号化することを特徴とする多地点会議用画面合成方法。 - 請求項8において、符号化データGOB0の前記増加分はより速い復号化処理により補償することを特徴とする多地点会議用画面合成方法。
- 請求項8において、前記符号化データGOB0の増加分は符号化データGOB0のスキップ処理により補償することを特徴とする多地点会議用画面合成方法。
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