JP3586300B2 - Standing seat - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、立姿勢用シートに関するものであり、特に、バスや電車等の乗物、バスの停留所、コーヒーショップ等のサービスカウンターなどの各種の施設において広く使用でき、略立姿勢で着座できるとともに、凭れ掛かることもできる立姿勢用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、バスや電車等の乗物においては、通常、四本脚のフレームに、所定の面積を有する板状の座部が略水平状態に配設され、この座部に対して所定の角度で背当部が配設された、所謂、椅子型の座席が使用されている。この種の座席は、座部にしっかり腰掛けるタイプの座席であり、バスや電車等の乗物に限らず、バスの停留所、コーヒーショップ等のサービスカウンター、映画館等の各種の施設においても広く使用されている。
【0003】
また、従来より、例えば、映画館や劇場等においては、跳上式の折畳可能な座部を有する座席も使用されている。このような可動式の座部を有する座席として、実開平4−93649号公報に記載のボラードベンチがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来のしっかり腰掛けるタイプの椅子型の座席では、通常、所定の座席間隔を設けて配設する必要があり、複数個の座席を並べる場合に、座席個数を余り多くすることができなかった。このため、座席に座れる人の数が少なく、他の人は立っていなければならないこともあった。特に、多くの人が利用する乗物や施設の場合には、混雑すると殆どの人が立たなければならず、この場合には、座席や壁に凭れ掛っている人が多いのも事実であった。
【0005】
そこで、本発明は、各種の乗物や施設において広く使用でき、略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできる立姿勢用シートの提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる立姿勢用シートは、互いに異なる面である跳ね上げた状態の前面と回動した状態の上面との少なくとも二面の使用が可能な回動する座部と、前記座部に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する支持部と、前記座部及び支持部を支持するフレーム部とを備え、回動した状態の座部の上面及び支持部を利用して、座部に臀部を下ろし、支持部に腰部或は背中下部を当接させて略立姿勢で着座できるとともに、跳ね上げた状態の座部の前面及び支持部を利用して、座部及び支持部に臀部を当接させて凭れることもできるものである。
請求項2の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1に記載のものにおいて、前記座部は、断面が略長方形のものである。
【0007】
【0008】
【0009】
請求項3の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1または請求項2の座部を手動で回動するものである。
【0010】
請求項4の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項3のいずれかの座部を所定の駆動機構を利用して回動するものである。
【0011】
請求項5の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項4のいずれかの座部の使用面が所定形状に湾曲したものである。
【0012】
請求項6の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項5のいずれかのフレーム部の座部と支持部との間の一方を開口状態としたものである。
【0013】
請求項7の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項6のいずれかのフレーム部が床或いは壁に片持状態で支持されているものである。
【0014】
請求項8の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項7のいずれかのフレーム部が床面に対して所定の傾斜角度を有して配設されているものである。
【0015】
請求項9の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項8のいずれかのフレーム部が所定の軸を支点に転換可能なものである。
【0016】
請求項10の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項9のいずれかのフレーム部が折畳んで収納可能なものである。
【0017】
請求項11の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項10のいずれかのフレーム部が高さ調節可能なものである。
【0018】
請求項12の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項11のいずれかのフレーム部の上方部に手掛部を有するものである。
【0019】
請求項13の発明にかかる立姿勢用シートは、請求項1乃至請求項12のいずれかのフレーム部の下方部に足乗部を有するものである。
【0020】
【0021】
【作用】
請求項1〜2の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部に支持され回動して少なくとも二面の使用が可能な座部、及び前記フレーム部に支持され前記座部に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する支持部を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできることにより、簡易式のシートとして使用でき、設置スペースが狭くても配設できるとともに、使用に適した状態に座部を回動できる。
【0022】
【0023】
請求項3の発明の立姿勢用シートによれば、座部を手動で回動することにより、座部を手動で使用に適した状態にできる。
【0024】
請求項4の発明の立姿勢用シートによれば、座部を所定の駆動機構を利用して回動することにより、座部を自動で使用に適した状態にできる。
【0025】
請求項5の発明の立姿勢用シートによれば、座部の使用面が所定形状に湾曲していることにより、座部に利用者の体が沿い易い。
【0026】
請求項6の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部の座部と支持部との間の一方を開口状態としたことにより、開口状態のところに大腿部を挿入できる。
【0027】
請求項7の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部が床或いは壁に片持状態で支持されており、座部の下方の一方にしかフレーム部がなく、座部の下方の空間を広く活用できる。
【0028】
請求項8の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部が床面に対して所定の傾斜角度を有して配設されており、この傾斜を利用して座部と支持部の寸法差を設けることができる。
【0029】
請求項9の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部が所定の軸を支点に転換可能なことにより、適宜転換して使用向きを換えることができる。
【0030】
請求項10の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部が折畳んで収納可能なことにより、不使用時に立姿勢用シートを片付けることができる。
【0031】
請求項11の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部が高さ調節可能なことにより、利用者の背丈等に適した状態で使用することができる。
【0032】
請求項12の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部の上方部に手掛部を有することにより、この立姿勢用シートの近傍の人は適宜手掛部に手を掛けることができる。
【0033】
請求項13の発明の立姿勢用シートによれば、フレーム部の下方部に足乗部を有することにより、着座したときに足乗部に足を乗せることができる。
【0034】
【実施例】
以下、本発明の各実施例について説明をする。図1は本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示す斜視図、図2は本発明の第一実施例である立姿勢用シートの使用状態を示す斜視図であり、バス等の車両内に立姿勢用シートを配設したものである。
【0035】
図1及び図2に示すように、この立姿勢用シートは、バス等の側壁に近接して配設されており、水平配置の断面略長方形の棒状の座部10と、この座部10に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平配置の断面略円形の棒状の支持部20と、この座部10及び支持部20を支持するフレーム部30とを備えている。なお、座部10の形状は、断面略長方形のものに限定されるものではなく、例えば、断面楕円形や、断面三角形等の多角形状であってもよく、また、板状であってもよい。支持部20の形状も、断面略円形のものに限定されるものではなく、断面楕円形や、断面三角形等の多角形状であってもよい。特に、断面略長方形の棒状の座部10及び支持部20を採用した場合には、周囲の角部をR状に湾曲させることにより、人体を当接させた場合の違和感がない。
【0036】
そして、座部10は図1の矢印に示すように、転倒可能な構造になっており、支持部20の上方のフレーム部30には手掛部材33が掛け渡されている。フレーム部30は、座部10及び支持部20等を支持する連結部材31,32と、脚部材34とで構成されており、脚部材34の下端は床取付部材35で床面に固着され、脚部材34の側部は壁取付部材36によってシート取付レール等を介して側壁に固着されている。つまり、このフレーム部30は床及び壁を利用して片持状態で支持されており、しかも、床面に対して後方に所定の傾斜角度を有して配設されている。
【0037】
したがって、この立姿勢用シートの座部10を回転させて、座部10及び支持部20を利用して図2に示すように略立姿勢で着座することができる。また、この立姿勢用シートの近傍の人は、この立姿勢用シートの手掛部材33に手を掛けた状態でバス等に乗車することができる。更に、後述するように立姿勢用シートに凭れることもできる。
【0038】
次に、この立姿勢用シートの各構成部分について詳細に説明する。図3は本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示す正面図、図4は平面図、図5は側面図である。図6の(a)は立姿勢用シートのフレーム部の脚部材に接続される連結部材を示す正面図、(b)は側面図、図7の(a)は立姿勢用シートのフレーム部の脚部材に接続されない連結部材を示す正面図、(b)は側面図、図8の(a)は立姿勢用シートの座部内部のクッションフレームの要部を示す平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。
【0039】
図3乃至図7に示すように、座部10の周囲はクッション11によって覆われており、このクッション11の内部にはクッションフレーム12が配設されている。座部10はクッションフレーム12の回転軸13を中心に回動し、回転軸13は両端がチューブ13aで中央部がパイプ13bで構成されている。また、チューブ13aから所定の寸法だけ離れた位置にガイドピン14がチューブ13aに対して平行状態に配設されている。これらの回転軸13及びガイドピン14はチャンネル15によって支持されており、クッションフレーム12の左右に位置するチャンネル15は回転軸13によって連結されているとともに、端部は抑材16によって連結されている。そして、このチャンネル15と抑材16の間には木製あるいは合成樹脂製の横渡板17が介装されている。
【0040】
支持部20の周囲もクッション21によって覆われており、このクッション21の内部にはパイプ状のフレーム22が配設されている。座部10のクッション11及び支持部20のクッション21の材質は、ウレタン、発泡ゴム等のクッション性のあるものが採用されている。なお、ここでは支持部20は固定式となっている。
【0041】
上記の座部10及び支持部20はフレーム部30の2本の連結部材31,32によって支持されている。つまり、各連結部材31,32の座部取付部31a,32aに座部10の回転軸13の両端のチューブ13aが各々挿入され、各連結部材31,32のガイド溝31b,32bに座部10のガイドピン14が各々挿入されている。回転軸13の一方のチューブ13aにはスプリング18が介装され、このスプリング18の一方の端部は連結部材31の孔31cに挿入され、スプリング18の他方の端部はクッションフレーム12のガイドピン14に係止されている。座部10に何の力も作用していない場合には、座部10は上方に跳上がった状態(図3及び図5の二点鎖線の状態)となっており、座部10を手動で回転させることにより、スプリング18の付勢力に抗して略水平状態(図3及び図5の実線の状態)になる。つまり、座部10は図3及び図5の実線の状態から、図3及び図5の二点鎖線の状態にスプリング18の付勢力を利用して自動復帰するようになっている。なお、ここではスプリング18をフレーム部30の連結部材31側のみに介装したが、他方の連結部材32側にも介装できる。
【0042】
また、連結部材01,32のガイド溝31b,32b内の孔31d,32dを利用して、クッションフレーム12のガイドピン14が当接する当接部材(図示せず)が配設されており、座部10の回動範囲が規制されている。各連結部材31,32の支持部取付部31e,32eには支持部20のフレーム22の端部が各々挿入されており、手掛取付部31f,32fには手掛部材33の両端が各々挿入されている。
【0043】
連結部材31の接続部31gには、脚部材34が固着されており、脚部材34の下端には床取付部材35が、脚部材34の側部には壁取付部材36が各々取付けられている。なお、ここでは連結部材31と脚部材34とが別部材からなる分割式のフレーム部30について示したが、連結部材31と脚部材34とを一体成形したものであってもよい。
【0044】
上記のような構成の立姿勢用シートは、図9及び図10のような状態で使用することができる。図9は本発明の第一実施例である立姿勢用シートに略立姿勢で凭れた状態を示す側面図、図10は本発明の第一実施例である立姿勢用シートに略立姿勢で着座した状態を示す側面図である。
【0045】
例えば、座部10を跳上げた状態のままでは、図9に示すように、座部10及び支持部20に臀部を当接させ、座部10及び支持部20を利用して略立姿勢で凭れることができる。この場合、フレーム部30の手掛部材33に肘を掛けることもできる。また、座部10を回動した状態では、図10に示すように、座部10に臀部を下ろし、支持部20に腰部或いは背中下部を当接させ、座部10及び支持部20を利用して略立姿勢で着座することができる。
【0046】
このように、本実施例の立姿勢用シートは、回動して少なくとも二面の使用が可能な水平配置の断面略長方形の略棒状の座部10と、前記座部10に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平配置の断面略円形の略棒状の支持部20と、前記座部10及び支持部20を支持するフレーム部30とを備え、前記座部10及び支持部20を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできるものである。
【0047】
したがって、簡易式のシートとして使用でき、設置スペースが狭くても配設できるので、従来のような板状の座部を使用したしっかり腰掛けるタイプの椅子型の座席に比べ、シートピッチを狭くすることができ、座席個数を増加させることができる。このため、多くの人が利用する乗物や施設において広く使用することができ、混雑する場合等に都合がよいので、バスや電車等の乗物に限らず、バスの停留所、コーヒーショップ等のサービスカウンター、映画館等の各種の施設においても広く使用できる。
【0048】
特に、本実施例においては、座部10がフレーム部30の連結部材31,32に回動自在に支持されており、座部10が回動して二面の使用が可能であるので、座部10を回動し、着座する場合と、凭れる場合とで、座部10の使用面を変え、使用に適した状態にできるので、使い勝手がよい。しかも、座部10がスプリング18の付勢力によって自動的に戻るので、不使用状態では座部10が常に同一の状態になり、見栄えもよい。このスプリング18も必ずしも装着する必要性はなく、スプリング18がない場合には、座部10は手動で回動させたままの状態で保持される。こうした手動で回動する構成を採用する場合には、バネ等の弾性力を利用したストッパ機構を組込むことにより、所定の力が作用しない限り、座部10が図3及び図5の実線の状態と、図3及び図5の二点鎖線の状態とで各々保持されるようにするのが好ましい。なお、本実施例では、回転軸13を中心に回動する座部10について述べたが、例えば、蝶番等を使用して座部10が回動するように構成してもよい。また、支持部20をフレーム部30の連結部材31,32に回動自在に支持してもよい。
【0049】
なお、上記実施例では、座部10を手動で回動する簡易式の回動機構について説明したが、所定の駆動機構を利用して自動で回動するようにしても構わない。この駆動機構としては、例えば、モータによる電気式のものや、油圧式のものを利用することができる。座部10を所定の駆動機構を利用して自動で回動するようにすれば、手動で座部10を回動させる手間が省けるとともに、高級感がある。なお、座部10を固定式にしてもよく、この場合は立姿勢用シートの構造を極めて簡素化できるという利点がある。また、座部10の使用面であるクッション11の表面を人体の形状に沿うように凹面状に湾曲させれば、座部10に利用者の体が沿い易く、極めて快適な状態で着座したり、凭れたりできるので、使い心地がよい。更に、座部10を断面三角形等の多角形状とし、回動可能な構成を採用すれば、直前に使用され他人の体温で暖まった使用面を使用することなく、座部10の他の使用面を使用することができる。
【0050】
当然のことながら、支持部20も上記座部10と同様にフレーム部30に回動可能な状態で取付けたり、支持部20のクッション21の表面を人体の形状に沿うように湾曲させてもよい。
【0051】
フレーム部30も、本実施例では、2本の連結部材31,32で座部10及び支持部20を支持するものについて説明したが、座部10と支持部20との間の一方を開口状態としてもよい。例えば、立姿勢用シートの座部10と支持部20との通路側を開口状態にすれば、開口状態のところに大腿部を挿入できるので、斜に着座することもできる。
【0052】
また、本実施例では、フレーム部30が床及び壁に片持状態で支持されており、座部10の壁側の下方にしかフレーム部30がなく、座部10の下方の空間を広く活用できるので、立っている人の足先や膝等がフレーム部30に接触することがなく、荷物等を置くこともできる。なお、本実施例では、フレーム部30が床及び壁に片持状態で支持されているが、側壁のみを利用してフレーム部30を片持状態で支持したり、或いは、床面のみを利用してフレーム部30を片持状態で支持してもよい。壁取付部材36も、本実施例では、フレーム部30の脚部材34に配設したが、この位置よりも更に上方の連結部材31に壁取付部材36を配設してもよい。しかしながら、フレーム部30を床や壁に片持状態で支持する場合には、力学的に安定する位置を選定するのが好ましい。
【0053】
しかも、フレーム部30が床面に対して後方に所定の傾斜角度を有して配設されているので、フレーム部30の一直線上に座部10と支持部20とが位置していても、この傾斜を利用して座部10と支持部20とに垂直方向及び水平方向に対して所定の寸法差を設けることができ、この傾斜に沿って凭れたり、傾斜を利用して着座したりできる。しかし、あまりにも傾斜角度が緩か過ぎたり、急過ぎると、凭れるのに不便であるので、通常、床面から60度乃至80度程度の傾斜角度を採用するのが好ましい。
【0054】
さらに、本実施例の立姿勢用シートでは、フレーム部の上方部に手掛部材33が渡され、この手掛部材33が手掛部として機能するので、この立姿勢用シートの近傍の人は適宜手掛部材33に手を掛けることができる。したがって、この立姿勢用シートをバス等の乗物に使用した場合には、立っている乗客の安全性も高まる。
【0055】
続いて、この立姿勢用シートの第二実施例について説明する。図11は本発明の第二実施例である立姿勢用シートを示す正面図、図12は本発明の第二実施例である立姿勢用シートを示す側面図である。
【0056】
図11及び図12に示すように、この立姿勢用シートは、水平配置の断面略円形の棒状の座部40と、この座部40に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平配置の断面略円形状の棒状の支持部50と、この座部40及び支持部50を支持するフレーム部60とを備えている。フレーム部60は、座部40及び支持部50を支持する連結部材61と、2本の脚部材62とで構成され、各脚部材62の下端には床取付部材63が溶接等により固着されている。そして、床取付部材63は補強部材等によって脚部材62に強固に固着され、この床取付部材63で床面に固着されている。なお、ここでは一体式のフレーム部60としたが、上記第一実施例のように組立式としても構わない。座部40の形状は、断面略円形状のものに限定されるものではなく、例えば、断面楕円形や、断面三角形あるいは四角形等の多角形状としてもよい。支持部50の形状も、断面略円形のものに限定されるものではなく、断面楕円形や、断面三角形等の多角形状であってもよい。
【0057】
座部40の周囲はクッション41によって覆われており、このクッション41の内部にはパイプ状のフレーム42が配設されている。支持部50の周囲もクッション51によって覆われており、このクッション51の内部にはパイプ状のフレーム52が配設されている。なお、座部40及び支持部50の各クッション41,51の材質は、ウレタン、発泡ゴム等のクッション性のあるものが採用されている。
【0058】
上記の座部40及び支持部50はフレーム部60の略逆U字状の連結部材61によって支持されており、フレーム部60の連結部材61の支持部50上方には手掛部61aが形成されている。なお、この座部40及び支持部50は固定式である。
【0059】
この立姿勢用シートも、上記実施例と略同様に、座部40に臀部を下ろし、支持部50に腰部或いは背中下部を当接させ、座部40及び支持部50を利用して略立姿勢で着座できるとともに、座部40及び支持部50に臀部を当接させ、凭れることもできる。また、この立姿勢用シートの近傍の人は、フレーム部60の手掛部61aに手を掛けた状態でバス等に乗車することができる。
【0060】
このように、本実施例の立姿勢用シートは、水平配置の断面略円形の略棒状の座部40と、前記座部40に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する水平配置の断面略円形の略棒状の支持部50と、前記座部40及び支持部50を支持するフレーム部60とを備え、前記座部40及び支持部50を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできるものである。
【0061】
したがって、本実施例も上記第一実施例と同様に、簡易式のシートとして使用でき、設置スペースが狭くても配設できるので、従来のような板状の座部を採用したしっかり腰掛けるタイプの椅子型の座席に比べ、シートピッチを狭くすることができ、座席個数を増加させることができる。このため、多くの人が利用する乗物や施設において広く使用することができ、混雑する場合等に都合がよいので、バスや電車等の乗物に限らず、バスの停留所、コーヒーショップ等のサービスカウンター、映画館等の各種の施設においても広く使用できる。
【0062】
また、図11及び図12の二点鎖線に示すように、座部40と支持部50との間に掛渡部70を掛け渡せば、座部40、支持部50及び掛渡部70を利用して略立姿勢で安定した状態で着座できるとともに、凭れることもできる。この掛渡部70は、例えば、布状あるいは網目状のもので、所定の変形自由度を有するものであり、材質は布に限らず、合成樹脂等を採用してもよく、通常、所定の垂みを有して掛け渡されている。なお、掛渡部70に伸縮性の素材あるいき機構を採用すれば、座部40と支持部50との間に直線状に掛け渡しても構わない。要するに、掛渡部70は、臀部等の人体の形状に沿い易いものが好ましい。
【0063】
なお、本実施例では、座部40が固定式のものについて説明したが、上記第一実施例と同様に、座部40をフレーム部60の連結部材61に回動自在に支持してもよい。このように座部40を回動可能にすれば、上記第一実施例のように、座部40が回動して二面の使用が可能になるので、座部40を回動し、着座する場合と、凭れる場合とで、座部40の使用面を変えることにより、使用に適した状態にすることができるので、使い勝手がよい。この場合の座部40の回動機構も、手動による簡易式の機構に限らず、所定の駆動機構を利用して自動で回動するようにしても構わない。また、座部40の使用面であるクッション41の表面を人体の形状に沿うように凹面状に湾曲させれば、座部40に利用者の体が沿い易いので、極めて快適な状態で着座したり、凭れたりでき、使い心地がよい。更に、断面三角形等の多角形状の座部40とし、回動可能な構成を採用すれば、直前に使用され他人の体温で暖まった使用面を使用することなく、座部40の他の使用面を使用することができる。同様に、支持部50をフレーム部60に回動自在に支持してもよい。
【0064】
フレーム部60も、本実施例では、1本の略逆U字状の連結部材61で座部40及び支持部50を支持するものについて説明したが、分割式の連結部材61で座部40及び支持部50を支持するようにしてもよく、座部40と支持部50との間の一方を開口状態としてもよい。また、本実施例では、フレーム部60が2本の脚部材62で床に支持するものについて説明したが、上記第一実施例と同様に、フレーム部60が床及び壁に片持状態で支持されるようにしても構わない。更に、フレーム部60が床面に対して後方に所定の傾斜角度を有して配設されるようにしてもよい。
【0065】
ところで、上記各実施例の立姿勢用シートでは、フレーム部30,60が固定式のものについて説明したが、フレーム部30,60を転換式にしてもよい。図13の(a)は本発明の他の実施例である転換式の立姿勢用シートを示す説明図であり、(b)はシート取付レールを示す正面図、(c)は案内溝を示す正面図である。なお、図中、上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一または相当する構成部分である。
【0066】
図13の(a)に示すように、フレーム部30を最下端である床取付部(A点)を支点に前後に転換可能にしてもよく、或いは、B点を支点にフレーム部30の途中で折れて前後に転換可能にしてもよい。更には、C点、D点を支点に前後に転換可能なようにしてもよい。この場合の転換方式は、図13の(b)に示すような側壁のシート取付レールに沿うように案内されて転換するものでも、(c)に示すような案内溝に沿って転換するものでもよく、或いは、フレーム部30自身に転換軸を組込み、フレーム部30が独立して転換するものでもよい。このフレーム部30の転換機構は、手動式であっても、電動式であっても、或いは、油圧や空気圧等の流体圧を利用したフリーロック式であってもよい。特に、電動式の転換機方式を採用すれば、車内の各立姿勢用シートの向きを一斉に転換することができる。
【0067】
このように、フレーム部が所定の軸を支点に転換可能な構造の立姿勢用シートにおいては、適宜転換して使用向きを換えることができるので、例えば、電車等の車両に配した場合には、進行方向に応じてフレーム部30を転換することにより、利用者は進行方向に向って、着座したり、凭れたりすることができる。また、知人と、前後で向き合って、着座したり、凭れたりすることもできる。
【0068】
また、上記各実施例では、立姿勢用シートが常に使用可能な状態に配設されている場合について説明したが、フレーム部を折畳んで収納可能なようにしてもよい。例えば、バス等の乗物の側壁面に折畳めるようにすれば、不使用時に立姿勢用シートを片付けることができるので、特に、混雑する場合には、立姿勢用シートを片付けて通路幅等を拡大することにより、車内全体の立席が拡大し、多数の乗客等が乗車することができる。そして、折畳んだ状態の立姿勢用シートの座部に凭れることもできる。この折畳機構も、手動式、電動式、或いは、油圧や空気圧等の流体圧を利用した方式等任意の方式を採用することができる。
【0069】
例えば、図14は本発明の他の実施例である収納式の立姿勢用シートを示す側面図及び平面図である。
【0070】
この収納式の立姿勢用シートは、図14の(a)に示すように、まず、立姿勢用シートの座部10を上方に回動させ、傾斜状態のフレーム部30を、図14の(b)に示すように、フレーム部の下端を支点に床面に対して垂直状態にし、この後、図14の(c)に示すように、フレーム部30の側壁側を支点に立姿勢用シートを回動させて、折畳むことにより収納するものである。また、この収納部となる壁に所定の凹部を形成し、立姿勢用シート全体が凹部に収納できるようにすれば、収納状態において、壁面が面一となり、余分な突起物がなくなるので、壁面側の通路を通る人の邪魔にならない。したがって、このような構造の立姿勢用シートを劇場等の側面に配設すれば、立姿勢用シートの利用者のみならず、観客の入替え時等にも極めて便利である。
【0071】
さらに、フレーム部の高さ調節を可能にすれば、利用者の背丈等に適した状態で使用することができる。このため、背の高い人から低い人まで、立姿勢用シートを適正な高さにして着座したり、凭れたりすることができ、大人から子供まで幅広くの人が利用できる。この高さ調節機構も、上記の転換機構や、折畳機構と同様に、油圧式、空気圧式、電動式のフリーロックを用いることができ、機械的な機構としては、ギヤとラック、スクリュー、スライド、スライドスクリュー、ヘリカルギヤとスクリュー等の方法がある。
【0072】
更にまた、フレーム部30の下方部に足乗部を設ければ、一段と利用者の背丈等に適した状態で使用することができる。図15は本発明の他の実施例である足乗付の立姿勢用シートを示す正面図である。なお、図中、上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一または相当する構成部分である。
【0073】
図15の(a)に示すように、フレーム部30と一体のパイプ式で足乗部37を形成してもよく、また、図15の(b)に示すように、フレーム部30の脚部材34に折畳式の足乗部38を設けてもよい。折畳式の足乗部38を採用すれば、必要に応じて足乗部38を倒したり、折畳んだりすることができる。この場合、折畳式の足乗部38にスプリング等を組込んで、スプリングにより不使用時には自動的に足乗部38が折畳まれるようにすれば一段と使い勝手がよい。なお、図15では足乗部37,38を上記第一実施例の立姿勢用シートに取付けた場合について述べたが、当然のことながら、上記第二実施例の立姿勢用シートにも利用できるだけでなく、他の立姿勢用シートにも利用できる。
【0074】
この他にも、フレーム部30が前後に中折れして傾斜角度が適宜変化するようにしたり、フレーム部30全体の傾斜角度が変化するようにし、所謂、リクライニング機構を組込んでもよい。
【0075】
図16は本発明の他の実施例である立姿勢用シートの各応用例を示す正面図である。なお、図中、上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一または相当する構成部分である。
【0076】
図16の(a)は、フレーム部30に補強部材71を挿入したものであり、補強部材71を適宜挿入することにより、フレーム部30の強度を向上させることができる。また、補強部材71をフレーム部30に一体に組込んでフレーム部30自体の形状を適宜変更させてもよい。図16の(b)は、フレーム部30の脚部材34の下端と床面との間に所定の隙間72を設けた立姿勢用シートである。このような隙間72を設ければ、箒等による床面の清掃が簡単にできる。図16の(c)は、脚部材を使用することなく、連結部材31,32のみでフレーム部30を構成したものであり、脚部材を使用できない場合等には都合がよい。図16の(d)は、二人掛け用の立姿勢用シートであり、上記説明では、主に一人掛けの立姿勢用シートについて説明したが、図16の(d)に示すように二人掛け用にしたり、この他三人以上の複数人が同時に掛けられるようにしてもよい。また、二人掛け用の立姿勢用シートは、別個独自のフレーム部で構成してもよく、一人掛け用のフレーム部を利用して2個連設して構成しても構わない。
【0077】
図17は本発明の他の実施例である立姿勢用シートの他の各応用例を示す側面図である。なお、図中、上記各実施例と同一符号は上記各実施例と同一または相当する構成部分である。
【0078】
図17の(a)は、フレーム部30に固定式の肘掛81を取付けたものであり、立姿勢用シートを利用する乗客等が肘掛81に肘を掛けることができるだけでなく、この肘掛81によって乗客に作用する横方向の荷重に対する飛出しを防止することができる。また、この立姿勢用シートの近傍の人は適宜肘掛81に手を掛けることができ、肘掛81が手掛部としての機能も果すので、この立姿勢用シートをバス等の乗物に使用した場合には、立っている乗客の安全性も高まる。図17の(b)は、フレーム部30に可動式の肘掛82を取付けたものであり、必要に応じて肘掛82を使用することができ、この肘掛82によって乗客に作用する横方向の荷重に対する飛出しを防止することができるとともに、この肘掛82が立姿勢用シートから離れる場合に邪魔にならない。図17の(c)は、フレーム部30にスタンションパイプ83を接続したものであり、このスタンションパイプ83の先端は天井等に固定されている。このようなスタンションパイプ83を設ければ、乗客に作用する横方向の荷重による飛出しを防止できるとともに、この立姿勢用シートをバス等の乗物に使用した場合に、スタンションパイプ83の付近に立っている乗客が直ちにスタンションパイプ83を掴むことができるので、乗客等の安全性が一段と高まる。しかも、フレーム部30の端部がスタンションパイプ83によって天井から吊られた状態になっているので、単なる片持状態の立姿勢用シートに比べて、力学的に安定感が増す。
【0079】
また、上記各実施例では、1つの支持部20,50を有する立姿勢用シートについて説明したが、複数本の支持部20,50を配設しても構わない。
【0080】
【0081】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜2の発明の立姿勢用シートは、フレーム部に支持され回動して少なくとも二面の使用が可能な座部、及び前記フレーム部に支持され前記座部に対して略平行で所定寸法だけ上方且つ後方に位置する支持部を利用して略立姿勢で着座できるとともに、凭れることもできることにより、簡易式のシートとして使用でき、設置スペースが狭くても配設できるので、座席個数を増加させることができ、多くの人が利用する乗物や施設において広く使用することができる。しかも、使用に適した状態に座部を回動できるので、使い勝手がよい。
【0082】
【0083】
請求項3の発明の立姿勢用シートは、座部を手動で回動することにより、座部を手動で使用に適した状態にできるので、使い勝手がよい。
【0084】
請求項4の発明の立姿勢用シートは、座部を所定の駆動機構を利用して回動することにより、座部を自動で使用に適した状態にできるので、手動で座部を回動させる手間が省け、使い勝手がよく、高級感がある。
【0085】
請求項5の発明の立姿勢用シートは、座部の使用面が所定形状に湾曲していることにより、座部に利用者の体が沿い易いので、極めて快適な状態で着座したり、凭れたりでき、使い心地がよい。
【0086】
請求項6の発明の立姿勢用シートは、フレーム部の座部と支持部との間の一方を開口状態としたことにより、開口状態のところに大腿部を挿入できるので、斜に着座することもできる。
【0087】
請求項7の発明の立姿勢用シートは、フレーム部が床或いは壁に片持状態で支持されており、座部の下方の一方にしかフレーム部がなく、座部の下方の空間を広く活用できるので、立っている人の足先や膝等がフレーム部に接触することもなく、荷物等を置くこともできる。
【0088】
請求項8の発明の立姿勢用シートは、フレーム部が床面に対して所定の傾斜角度を有して配設されており、この傾斜を利用して座部と支持部の寸法差を設けることができるので、この傾斜に沿って凭れたり、傾斜を利用して着座したりできる。
【0089】
請求項9の発明の立姿勢用シートは、フレーム部が所定の軸を支点に転換可能なことにより、適宜転換して使用向きを換えることができるので、利用者は進行方向に向って、着座したり、凭れたりすることができるとともに、知人と、前後で向き合って、着座したり、凭れたりすることもできる。
【0090】
請求項10の発明の立姿勢用シートは、フレーム部が折畳んで収納可能なことにより、不使用時に立姿勢用シートを片付けることができるので、混雑する場合等には立姿勢用シートを片付けて通路幅等を拡大することができる。
【0091】
請求項11の発明の立姿勢用シートは、フレーム部が高さ調節可能なことにより、利用者の背丈等に適した状態で使用することができるので、大人から子供まで幅広くの人が利用できる。
【0092】
請求項12の発明の立姿勢用シートは、フレーム部の上方部に手掛部を有することにより、この立姿勢用シートの近傍の人は適宜手掛部に手を掛けることができるので、この立姿勢用シートをバス等の乗物に使用した場合には、立っている乗客の安全性も高まる。
【0093】
請求項13の発明の立姿勢用シートは、フレーム部の下方部に足乗部を有することにより、着座したときに足乗部に足を乗せることができるので、一段と利用者の背丈等に適した状態で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示す斜視図である。
【図2】本発明の第一実施例である立姿勢用シートの使用状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示す正面図である。
【図4】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示す平面図である。
【図5】本発明の第一実施例である立姿勢用シートを示す側面図である。
【図6】立姿勢用シートのフレーム部の脚部材に接続される連結部材を示す正面図及び側面図である。
【図7】立姿勢用シートのフレーム部の脚部材に接続されない連結部材を示す正面図及び側面図である。
【図8】立姿勢用シートの座部内部のクッションフレームの要部を示す平面図、側面図及び正面図である。
【図9】本発明の第一実施例である立姿勢用シートに略立姿勢で凭れた状態を示す側面図である。
【図10】本発明の第一実施例である立姿勢用シートに略立姿勢で着座した状態を示す側面図である。
【図11】本発明の第二実施例である立姿勢用シートを示す正面図である。
【図12】本発明の第二実施例である立姿勢用シートを示す側面図である。
【図13】本発明の他の実施例である転換式の立姿勢用シートを示す側面図、シート取付レール及び案内溝を示す正面図である。
【図14】本発明の他の実施例である収納式の立姿勢用シートを示す側面図及び平面図である。
【図15】本発明の他の実施例である足乗付の立姿勢用シートを示す正面図である。
【図16】本発明の他の実施例である立姿勢用シートの各応用例を示す正面図である。
【図17】本発明の他の実施例である立姿勢用シートの他の各応用例を示す側面図である。
【符号の説明】
10,40 座部
11 クッション
12 クッションフレーム
13 回転軸
14 ガイドピン
18 スプリング
20,50 支持部
21 クッション
22 フレーム
30,60 フレーム部
31,32,61 連結部材
31b,32b ガイド溝
33 手掛部材
34,62 脚部材
35,63 床取付部材
36 壁取付部材
61a 手掛部
70 掛渡部[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a seat for a standing posture, in particular, can be widely used in various facilities such as vehicles such as buses and trains, bus stops, service counters such as coffee shops, and can be seated in a substantially standing posture, The present invention relates to an upright posture seat that can be leaned on.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in vehicles such as buses and trains, usually, a four-legged frame is provided with a plate-shaped seat having a predetermined area in a substantially horizontal state, and at a predetermined angle with respect to this seat. A so-called chair-shaped seat provided with a backrest is used. This type of seat is a type of seat that sits firmly on the seat, and is widely used not only for vehicles such as buses and trains, but also for various facilities such as bus stops, service counters such as coffee shops, movie theaters and the like. ing.
[0003]
Conventionally, for example, in a movie theater or a theater, a seat having a flip-up foldable seat has been used. As a seat having such a movable seat, there is a bollard bench described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 4-93649.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional chair-type seat of the conventional type that firmly sits down, it is usually necessary to provide a predetermined interval between the seats. Could not. For this reason, the number of people who can sit on the seat was small, and others had to stand. Especially in the case of vehicles and facilities used by many people, when crowded, most people must stand, and in this case, it is also a fact that many people lean on seats and walls .
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide a seat for a standing posture that can be widely used in various vehicles and facilities, can be seated in a substantially standing posture, and can lean on.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The seat for a standing posture according to the invention according to claim 1, wherein the seat includes a rotating seat that can use at least two surfaces, a front surface in a flipped-up state and a top surface in a rotated state, which are different from each other. A supporting portion that is substantially parallel to the portion and is located above and behind by a predetermined dimension, and a frame portion that supports the seat portion and the supporting portion, and uses the upper surface and the supporting portion of the rotated seat portion. hand, Lower the buttocks on the seat and contact the lower back or lower back with the supportYou can sit in a substantially upright position, and use the front and support parts of the seat in the flipped-up state.The buttocks against the seat and supportYou can lean on.
ContractRequest2The upright seat according to the invention of claimIn oneIn the described one, the seat has a substantially rectangular cross section.
[0007]
[0008]
[0009]
Claim3The upright seat according to the invention of claim 1 isOr claim 2Is manually rotated.
[0010]
Claim4The upright seat according to the invention is configured such that the seat portion according to any one of claims 1 to 3 is rotated using a predetermined drive mechanism.
[0011]
Claim5The upright seat according to the invention of claims 1 to 34The use surface of any of the seats is curved into a predetermined shape.
[0012]
Claim6The upright seat according to the invention of claims 1 to 35One of the frame portions between the seat portion and the support portion is in an open state.
[0013]
Claim7The upright seat according to the invention of claims 1 to 36Is supported by the floor or wall in a cantilevered state.
[0014]
Claim8The upright seat according to the invention of claims 1 to 37Is disposed with a predetermined inclination angle with respect to the floor surface.
[0015]
Claim9The upright seat according to the invention of claims 1 to 38Is capable of converting a predetermined axis to a fulcrum.
[0016]
Claim10The upright seat according to the invention of claims 1 to 39Can be folded and stored.
[0017]
Claim11The upright seat according to the invention of claims 1 to 310The height of any of the frame portions is adjustable.
[0018]
Claim12The upright seat according to the invention of claims 1 to 311Has a handle at an upper portion of any of the frame portions.
[0019]
ClaimThirteenThe upright seat according to the invention of claims 1 to 312Has a footrest at a lower portion of any of the frame portions.
[0020]
[0021]
[Action]
Claim 12According to the upright position seat of the invention, the seat portion is supported by the frame portion and is rotatable to be able to use at least two surfaces, and is supported by the frame portion and substantially parallel to the seat portion by a predetermined size. It can be used as a simple seat by being able to sit in a substantially upright position and be able to lean using the support part located above and behind, and can be arranged even if the installation space is narrow, and it is suitable for use. The seat can be rotated to the state.
[0022]
[0023]
Claim3According to the standing posture seat of the invention, the seat can be manually turned to a state suitable for use by manually rotating the seat.
[0024]
Claim4According to the upright position seat of the invention, the seat can be automatically made suitable for use by rotating the seat using a predetermined drive mechanism.
[0025]
Claim5According to the standing posture seat of the invention, the user's body is easy to follow the seat because the use surface of the seat is curved into a predetermined shape.
[0026]
Claim6According to the upright position seat of the invention, since one of the frame portion and the support portion between the seat portion and the support portion is in the open state, the thigh can be inserted in the open state.
[0027]
Claim7According to the standing posture seat of the invention, the frame portion is supported on the floor or the wall in a cantilever state, the frame portion is provided only on one side below the seat portion, and the space below the seat portion can be widely used. .
[0028]
Claim8According to the upright position seat of the invention, the frame portion is disposed with a predetermined inclination angle with respect to the floor surface, and the dimensional difference between the seat portion and the support portion is provided by utilizing this inclination. Can be.
[0029]
Claim9According to the seat for standing posture of the invention of the invention, since the frame portion can be turned around a predetermined axis as a fulcrum, the direction of use can be changed by being appropriately turned.
[0030]
Claim10According to the upright seat of the invention, the frame portion can be folded and housed, so that the upright seat can be cleared when not in use.
[0031]
Claim11According to the standing posture seat of the invention, the height of the frame portion is adjustable, so that the seat can be used in a state suitable for the height of the user.
[0032]
Claim12According to the standing posture sheet of the invention of the present invention, the claw portion is provided above the frame portion, so that a person in the vicinity of the standing posture sheet can appropriately grasp the cuff portion.
[0033]
ClaimThirteenAccording to the seat for standing posture of the invention of the present invention, the foot can be put on the foot when the user is seated by having the footrest below the frame.
[0034]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described. FIG. 1 is a perspective view showing the upright seat according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view showing a use state of the upright seat according to the first embodiment of the present invention. The vehicle is provided with a seat for standing posture in a vehicle.
[0035]
As shown in FIGS. 1 and 2, the upright seat is disposed close to the side wall of a bus or the like, and has a horizontally arranged rod-shaped
[0036]
As shown by the arrow in FIG. 1, the
[0037]
Therefore, by rotating the
[0038]
Next, each component of the upright seat will be described in detail. FIG. 3 is a front view showing the upright seat according to the first embodiment of the present invention, FIG. 4 is a plan view, and FIG. 5 is a side view. 6A is a front view showing a connecting member connected to the leg member of the frame portion of the upright seat, FIG. 6B is a side view thereof, and FIG. 7A is a view of the frame portion of the upright seat. 8B is a front view showing a connecting member not connected to the leg member, FIG. 8B is a side view, FIG. 8A is a plan view showing a main part of a cushion frame inside a seat portion of a standing posture seat, and FIG. FIG. 3C is a front view.
[0039]
As shown in FIGS. 3 to 7, the periphery of the
[0040]
The periphery of the
[0041]
The
[0042]
Further, a contact member (not shown) with which the
[0043]
A
[0044]
The standing posture sheet having the above configuration can be used in a state as shown in FIGS. 9 and 10. FIG. 9 is a side view showing a state in which the seat according to the first embodiment of the present invention leans on the seat for standing posture in a substantially upright posture. FIG. 10 is a side view showing the seat for standing posture according to the first embodiment of the present invention in a substantially upright posture. It is a side view which shows the state which sat down.
[0045]
For example, in a state where the
[0046]
As described above, the seat for a standing posture according to the present embodiment has a substantially bar-shaped
[0047]
Therefore, it can be used as a simple type seat and can be installed even if the installation space is narrow, so the seat pitch should be narrower than a conventional chair-type seat using a plate-like seat that can be securely seated. And the number of seats can be increased. For this reason, it can be widely used in vehicles and facilities used by many people, and it is convenient in the case of congestion, so it is not limited to vehicles such as buses and trains, but also service counters such as bus stops, coffee shops, etc. It can be widely used in various facilities such as movie theaters.
[0048]
In particular, in the present embodiment, the
[0049]
In the above-described embodiment, the simple rotation mechanism for manually rotating the
[0050]
As a matter of course, the
[0051]
In the present embodiment, the
[0052]
Further, in the present embodiment, the
[0053]
Moreover, since the
[0054]
Further, in the upright position seat of the present embodiment, the
[0055]
Subsequently, a second embodiment of the upright posture sheet will be described. FIG. 11 is a front view showing the upright seat according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 12 is a side view showing the upright seat according to the second embodiment of the present invention.
[0056]
As shown in FIGS. 11 and 12, the upright position seat has a horizontally arranged rod-shaped
[0057]
The periphery of the
[0058]
The
[0059]
The seat for the upright posture also lowers the buttocks to the
[0060]
As described above, the seat for a standing posture according to the present embodiment includes a horizontally disposed substantially rod-shaped
[0061]
Therefore, similarly to the first embodiment, the present embodiment can be used as a simple type seat and can be arranged even if the installation space is narrow, so that the conventional seat-type seating type adopting a plate-shaped seat portion can be used. The seat pitch can be narrowed and the number of seats can be increased as compared with a chair-type seat. For this reason, it can be widely used in vehicles and facilities used by many people, and it is convenient in the case of congestion, so it is not limited to vehicles such as buses and trains, but also service counters such as bus stops, coffee shops, etc. It can be widely used in various facilities such as movie theaters.
[0062]
Further, as shown by a two-dot chain line in FIGS. 11 and 12, if the bridging
[0063]
In this embodiment, the
[0064]
In this embodiment, the
[0065]
By the way, in the upright posture seats of the above embodiments, the
[0066]
As shown in FIG. 13A, the
[0067]
As described above, in the upright seat having a structure in which the frame portion can be converted to a predetermined axis as a fulcrum, the direction of use can be changed by appropriately changing the direction of use. By changing the
[0068]
Further, in each of the above-described embodiments, the case where the upright position sheet is always disposed in a usable state has been described. However, the frame portion may be folded so as to be stowable. For example, if it can be folded on the side wall surface of a vehicle such as a bus, it is possible to clear the standing position sheet when not in use, especially when congested, clear the standing position sheet to reduce the passage width etc. As a result of the enlargement, the number of standing seats in the entire vehicle is increased, and a large number of passengers and the like can get on. And it can also lean on the seat part of the sheet | seat for standing postures of the folded state. The folding mechanism may be of any type, such as a manual type, an electric type, or a type using a fluid pressure such as hydraulic pressure or air pressure.
[0069]
For example, FIG. 14 is a side view and a plan view showing a retractable standing posture seat according to another embodiment of the present invention.
[0070]
As shown in FIG. 14 (a), first, the
[0071]
Further, if the height of the frame portion can be adjusted, the frame portion can be used in a state suitable for the user's height and the like. For this reason, from a tall person to a low person, the standing posture seat can be seated or leaned at an appropriate height, and a wide range of people from adults to children can use it. This height adjustment mechanism can also use a hydraulic, pneumatic, or electric free lock as in the case of the above-described conversion mechanism and folding mechanism, and the mechanical mechanisms include a gear and a rack, a screw, There are methods such as slide, slide screw, helical gear and screw.
[0072]
Furthermore, if a footrest portion is provided below the
[0073]
As shown in FIG. 15A, the
[0074]
In addition, the
[0075]
FIG. 16 is a front view showing each application example of a standing posture sheet according to another embodiment of the present invention. In the drawings, the same reference numerals as those in the above embodiments denote the same or corresponding components as those in the above embodiments.
[0076]
FIG. 16A shows a case where the reinforcing
[0077]
FIG. 17 is a side view showing another application example of the standing posture sheet according to another embodiment of the present invention. In the drawings, the same reference numerals as those in the above embodiments denote the same or corresponding components as those in the above embodiments.
[0078]
FIG. 17A shows a state in which a fixed
[0079]
Further, in each of the above embodiments, the seat for the upright posture having one
[0080]
[0081]
【The invention's effect】
As described above, claims 1 to2The seat for standing posture of the invention of the invention is supported by the frame portion and rotated to be able to use at least two surfaces, and is supported by the frame portion and is substantially parallel to the seat portion and a predetermined dimension upward and It can be used as a simple seat by being able to sit in a substantially upright position and be able to lean using the support part located at the rear, so it can be arranged even if the installation space is narrow, so increasing the number of seats It can be widely used in vehicles and facilities used by many people. In addition, since the seat can be rotated in a state suitable for use, the usability is good.
[0082]
[0083]
Claim3In the standing posture seat according to the invention, the seat portion is manually rotated so that the seat portion can be manually placed in a state suitable for use.
[0084]
Claim4In the standing posture seat according to the invention, the seat can be automatically turned into a state suitable for use by rotating the seat using a predetermined driving mechanism, so that labor for manually rotating the seat is saved. Omitted, easy to use, and luxurious.
[0085]
Claim5The seat for standing posture of the invention of the invention, the use surface of the seat portion is curved into a predetermined shape, so that the user's body is easy to follow the seat portion, it is possible to sit or lean in a very comfortable state, It is comfortable to use.
[0086]
Claim6In the standing posture seat of the invention, the thigh portion can be inserted in the open state by setting one of the frame portion and the support portion between the seat portion and the support portion in the open state, so that the seat can be seated diagonally. .
[0087]
Claim7Since the frame portion is supported on the floor or the wall in a cantilevered state and the frame portion is provided only on one side below the seat portion, the space below the seat portion can be widely used, Luggage and the like can also be placed without the feet and knees of the standing person coming into contact with the frame.
[0088]
Claim8In the upright posture seat according to the invention, the frame portion is disposed with a predetermined inclination angle with respect to the floor surface, and a dimensional difference between the seat portion and the support portion can be provided by using the inclination. Therefore, it is possible to lean along this inclination or to sit down using the inclination.
[0089]
Claim9The standing position seat of the invention of the invention, since the frame portion can be changed to a fulcrum about a predetermined axis, it is possible to change the direction of use as appropriate, so that the user can sit in the traveling direction, Not only can you lean, you can also sit and lean against your acquaintance in front and back.
[0090]
Claim10The standing position sheet according to the invention of the present invention can be cleared when the frame is not in use because the frame portion can be folded and stored so that the standing position sheet can be cleared away when the vehicle is crowded, etc. Etc. can be expanded.
[0091]
Claim11The standing posture sheet of the invention of the invention can be used in a state suitable for the height of the user by adjusting the height of the frame portion, so that a wide range of people from adults to children can use it.
[0092]
Claim12Since the seat for standing posture according to the invention of the present invention has a claw portion above the frame portion, a person near the seat for standing posture can appropriately hold his / her hand on the cuff portion. When the seat is used for a vehicle such as a bus, the safety of standing passengers is also increased.
[0093]
ClaimThirteenSince the seat for standing posture of the invention of the invention has a footrest on the lower part of the frame, the foot can be put on the footrest when seated, so that the seat is more suitable for the height of the user and the like. Can be used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a standing posture sheet according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a use state of the upright posture seat according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view showing the upright posture seat according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing the upright seat according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing the upright posture seat according to the first embodiment of the present invention.
6A and 6B are a front view and a side view showing a connecting member connected to a leg member of a frame portion of the upright position seat.
FIGS. 7A and 7B are a front view and a side view showing a connecting member that is not connected to a leg member of a frame portion of the standing posture seat; FIGS.
FIG. 8 is a plan view, a side view, and a front view showing a main part of a cushion frame inside a seat portion of a standing posture seat.
FIG. 9 is a side view showing a state in which the seat according to the first embodiment of the present invention is leaned on the seat for an upright posture in a substantially upright posture.
FIG. 10 is a side view showing a state in which the seat according to the first embodiment of the present invention is seated in a substantially upright posture.
FIG. 11 is a front view showing a standing posture seat according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a side view showing a standing posture seat according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a side view showing a convertible type upright seat according to another embodiment of the present invention, and a front view showing a seat mounting rail and a guide groove.
14A and 14B are a side view and a plan view showing a retractable standing posture seat according to another embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a front view showing a standing posture seat with a footrest according to another embodiment of the present invention.
FIG. 16 is a front view showing each application example of a standing posture sheet according to another embodiment of the present invention.
FIG. 17 is a side view showing another application example of the upright posture sheet according to another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10,40 seat
11 cushion
12 Cushion frame
13 Rotation axis
14 Guide pin
18 Spring
20,50 support
21 cushion
22 frames
30, 60 frame part
31, 32, 61 connecting member
31b, 32b Guide groove
33 Handle member
34,62 leg members
35,63 Floor mounting member
36 Wall mounting member
61a Handle
70 Bridge
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