JP3584456B2 - 可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置 - Google Patents
可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3584456B2 JP3584456B2 JP29676696A JP29676696A JP3584456B2 JP 3584456 B2 JP3584456 B2 JP 3584456B2 JP 29676696 A JP29676696 A JP 29676696A JP 29676696 A JP29676696 A JP 29676696A JP 3584456 B2 JP3584456 B2 JP 3584456B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible strip
- joining
- web
- flexible
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H19/00—Changing the web roll
- B65H19/10—Changing the web roll in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
- B65H19/18—Attaching, e.g. pasting, the replacement web to the expiring web
- B65H19/1805—Flying splicing, i.e. the expiring web moving during splicing contact
- B65H19/1826—Flying splicing, i.e. the expiring web moving during splicing contact taking place at a distance from the replacement roll
- B65H19/1836—Flying splicing, i.e. the expiring web moving during splicing contact taking place at a distance from the replacement roll the replacement web being accelerated or running prior to splicing contact
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/04—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally
- B65H23/24—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs longitudinally by fluid action, e.g. to retard the running web
- B65H23/245—Suction retarders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/4602—Preparing splicing process
- B65H2301/46024—Preparing splicing process by collecting a loop of material of the fresh web downstream of the splicing station
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/461—Processing webs in splicing process
- B65H2301/4615—Processing webs in splicing process after splicing
- B65H2301/4617—Processing webs in splicing process after splicing cutting webs in splicing process
- B65H2301/46176—Processing webs in splicing process after splicing cutting webs in splicing process cutting both spliced webs simultaneously
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/462—Form of splice
- B65H2301/4621—Overlapping article or web portions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/462—Form of splice
- B65H2301/4622—Abutting article or web portions, i.e. edge to edge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/464—Splicing effecting splice
- B65H2301/4641—Splicing effecting splice by pivoting element
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/464—Splicing effecting splice
- B65H2301/46414—Splicing effecting splice by nipping rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/46—Splicing
- B65H2301/464—Splicing effecting splice
- B65H2301/46414—Splicing effecting splice by nipping rollers
- B65H2301/464145—Splicing effecting splice by nipping rollers at least one of the rollers having additional feature, eg. knife or at least partly non-cylindrical shape
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、可撓性帯状材の接合装置に係り、特にプラスチック、紙、金属箔等の可撓性帯状材(以下、「ウエブ」と称する)の旧ロール及び新ロールのウエブの各端部を接合する可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭48−38461号公報、特公昭49−12329号公報に開示されたウエブの接合装置は、ウエブのターレット装置、ウエブの切断接合ユニット等から構成されている。
前記ターレット装置はターレットアームを有し、このターレットアームの両端部に軸支された旧ロールと新ロールとの位置を配置転換させて、ウエブを前記切断接合ユニットに順次供給するものである。また、切断接合ユニットは、切断ドラム、及び接合ドラム等を有している。切断ドラムは、巻き戻されている旧ロールのウエブ末端部と巻き戻しが開始される新ロールのウエブ先端部とを切断するもので、接合ドラムは、この切断ドラムで切断されたウエブの端部同士を接合テープで接合するものである。
【0003】
また、ターレットアームと切断接合ユニットとの間に真空ボックスを配置したウエブの接合装置が特公昭60−56614号公報に開示されている。このウエブの接合装置は、切断接合ユニットで切断された後続ウエブの切断屑を、前記真空ボックスによって吸引して真空ボックスの外部に排除するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したウエブの接合装置は、巻き戻しが行われている旧ロール側のウエブの末端部が旧ロールから離れると、末端部が自由端となるので、末端部から切断接合ユニットまでのウエブが蛇行するという欠点がある。これによって、従来の接合装置では、ウエブの末端部がウエブの接合位置にきたときに、正規の接合位置からズレて接合される場合があるという欠点がある。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、旧ロールの可撓性帯状材の末端部を接合位置に正確に導くことができる可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、前記目的を達成する為に、可撓性帯状材の巻き戻しが行われている旧ロールと可撓性帯状材の巻き戻しが開始される新ロールとを軸支するターレット手段と、前記旧ロールの可撓性帯状材の末端部と前記新ロールの可撓性帯状材の先端部とを接合する接合手段とを備えた可撓性帯状材の接合装置に於いて、
前記接合手段の上流側に、前記旧ロールから離れる可撓性帯状材の位置を規制させた状態で旧ロールの可撓性帯状材の末端部を搬送しながら前記接合手段に導く保持手段が設けられ、前記保持手段は、前記可撓性帯状材を搬送する複数のパスローラと、パスローラとパスローラとの間の隙間を介して前記可撓性帯状材を吸引して可撓性帯状材の位置を規制する吸引手段とから構成されるとともに、前記パスローラを回転駆動させる駆動手段が設けられ、該駆動手段は、前記可撓性帯状材の搬送速度よりもパスローラを低速で回転させ、前記保持手段は、前記可撓性帯状材の幅方向に移動自在に設けられるとともに、移動手段によって前記幅方向に移動され、前記保持手段の上流側に可撓性帯状材の幅方向位置を検出するポジションセンサが配置され、前記ポジションセンサによって検出された可撓性帯状材の幅方向位置が、正確な幅方向位置から外れた場合に、該正確な幅方向位置に戻るように前記移動手段を駆動制御して前記保持手段を前記幅方向に移動させる制御手段が設けられたことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、巻き戻しが行われている旧ロール側の可撓性帯状材が、旧ロールから離れる直前に、この可撓性帯状材を保持手段によって規制する。そして、この保持手段によって、可撓性帯状材の位置を規制させた状態で可撓性帯状材の末端部を接合位置に導く。これにより、本発明は、可撓性帯状材の末端が旧ロールから離れても、自由端とならずに保持手段で規制されるので、可撓性帯状材の蛇行を防止できる。したがって、本発明では、可撓性帯状材の末端部を接合位置に正確に導くことができる。
【0008】
また、本発明は、複数のパスローラと吸引手段とで保持手段を構成し、吸引手段で可撓性帯状材をパスローラに圧着させた状態で、即ち、可撓性帯状材の位置を規制した状態で搬送するようにしたので、可撓性帯状材の位置を簡便な手段で規制することができる。
また、本発明では、前記パスローラを可撓性帯状材の搬送速度よりも低速で回転させることにより、可撓性帯状材に張力を与えた状態で、即ち、位置ズレを抑えた状態で可撓性帯状材を搬送するようにしたので、可撓性帯状材の末端部を接合位置に確実に導くことができる。
【0009】
更に、本発明では、保持手段を可撓性帯状材の幅方向に移動自在に設け、可撓性帯状材の位置が正確な接合位置に対してズレたときに、保持手段を可撓性帯状材の幅方向に移動させてそのズレを修正するようにしたので、可撓性帯状材の位置を正確な接合位置に戻すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の実施の形態に係る可撓性帯状材の接合装置が適用されたウエブの突き合わせ接合装置の全体図である。同図に示すように、前記接合装置10はターレット装置12、ウエブの切断接合ユニット14、ウエブの保持装置(保持手段)16等から構成される。
【0011】
前記ターレット装置12は、ターレットアーム18を有しており、このターレットアーム18は、コラム20に軸22を支点として回転可能に設けられている。前記ターレットアーム18の一方端には、ウエブの巻き戻しが終了する旧ロール24が軸26を介して回転可能に支持され、また他方端にはウエブの巻き戻しが開始される新ロール28が軸30を介して回転可能に支持されている。前記旧ロール24からはウエブ32が巻き戻されている。このウエブ32は、後述する保持装置16の複数本のパスローラ34、34…に転接された後、ウエブの切断接合ユニット14を介して後段の巻取装置(図示せず)に導かれている。
【0012】
前記ウエブの切断接合ユニット14は図2に示すように、切断ドラム38、切断接合ドラム40、及び接合ドラム42から構成され、各々が図1に示す機枠43に設置されている。これらのドラム38、40、42は、図示しない駆動モータからの動力によって同期して回転される。前記ウエブ32は、切断ドラム38と切断接合ドラム40及び接合ドラム42との間に挿通されて前記巻取装置に巻き取られている。
【0013】
新ロール28からのウエブ44の先端は、図示しないウエブ搬送装置によって新ロール28の位置からウエブの切断接合ユニット14の位置まで搬送されたのち、図2に示すように切断ドラム38に吸着されて接合準備完了の状態に待機されている。
図2に於いて、切断ドラム38にはカッター46が取り付けられる。このカッター46は図3に示すように、切断接合ドラム40に設けられた切断部48でウエブ32、44を重ねて切断するためのものであり、切味良化のため、ウエブ長手方向に対して所定の傾斜角度θ°で切断ドラム38に取り付けられている。また、切断ドラム38の表面の平坦部には図2に示すように、通気孔50、50…が形成され、これらの通気孔50、50…は、回転中空軸52に形成された通気孔54に連通されている。前記回転中空軸52には、図示しない吸気装置及び送気装置が連結されている。吸気装置が駆動されると、前記ウエブ44の先端部近傍が図2に示したように前記通気孔50、50…に吸着規制され、送気装置が駆動されると図4に示すウエブ44の切断屑45が切断ドラム38から離脱される。
【0014】
前記接合ドラム42には吸気孔56が形成される。この吸気孔56は、回転中空軸58に形成された通気孔60に連通され、回転中空軸58には、図示しない吸気装置が連結されている。吸気装置が駆動されると、接合テープ62が前記吸気孔56に吸着規制される。接合テープ62は、図示しない接合テープの供給装置から自動で供給される。
【0015】
このウエブの切断接合ユニット14は、旧ロール24からのウエブ32の末端部33(図3参照)が切断接合ユニット14に近づくと駆動するように制御される。即ち、図3に示すように各々のドラム38、40、42が図中矢印で示す方向に駆動され、先ず、切断ドラム38のカッター46と切断接合ドラム40の切断部48とウエブ32、44を重ねて切断する。そして、図4に示すようにウエブ32の後端部近傍とウエブ44の先端部とを接合テープ62で接着すると共に、この接合テープ60を切断接合ドラム40と接合ドラム42とで挟み込んで圧着する。これにより、ウエブ32の端部とウエブ44の先端部とが図5に示すように、接合テープ62で突き合わせ接合される。したがって、この切断接合ユニット14によれば、ウエブの送り出しを停止することなく、ウエブ32、44を連続的に巻き戻すことができる。なお、図5中符号32Aは、ウエブ32側の切断屑である。
【0016】
次に、ウエブの保持装置16について説明する。図6は、前記保持装置16の側面図であり、図7は図6中7−7線に沿う断面図である。
この保持装置16は図1の全体図に示したように、切断接合ユニット14の上流側に配置されており、ウエブ32を搬送する複数本のパスローラ34、34…、パスローラ用モータ70、バキューム用ポンプ72、アップダウン用シリンダ74、及びスライド用モータ76等から構成されている。また、保持装置16の上流側には図6に示すように、ウエブ32の末端部を検出するエッジセンサ78と、ウエブ32の幅方向位置を検出するポジションセンサ80とが隣接して設けられている。
【0017】
前記複数本のパスローラ34、34…はウエブ32の搬送方向に対して直交方向に所定の間隔をもって並設されており、図7に示すように図中左端部34Aがケース82の左側壁82Aに軸受84を介して回転自在に支持され、図中右端部34Bがケース82の右側壁82Bに軸受86を介して回転自在に支持されている。
【0018】
また、前記パスローラ34、34…は図7に示すように、前記軸受86に貫通配置され、先端部にプーリ88、88が固着されている。このプーリ88は、前記パスローラ用モータ70のプーリ90に駆動用ベルト92を介して連結されている。したがって、パスローラ34が前記モータ70の駆動力で回転駆動される。なお、前記モータ70は、ケース82上に固定されている。
【0019】
前記ケース82は上壁81と、前述した左側壁82A及び右側壁82Bと、上壁81の上流側及び下流側にパスローラ34と平行に固着された前壁(図示せず)及び後壁83とで無底の箱体に形成される。また、ケース82は、前記パスローラ34、34…にウエブ32が転接された状態において、ウエブ32がケース82の底壁をあたかも形成する状態となるので、その内部空間94が略密閉された状態となる。
【0020】
ケース82の上壁81には、内部空間94に貫通した孔81Aが形成される。この孔81Aは、上流側及び下流側に形成され、それぞれに図6に示すバキュームパイプ96、96が固定されている。これらのバキュームパイプ96、96は、フレキシブルパイプ98、98を介して前述したバキューム用ポンプ72(図1参照)に接続されている。したがって、バキューム用ポンプ72を駆動すると、ケース82の内部空間94の空気が吸引されて負圧となる。これにより、パスローラ34、34…に転接されているウエブ32は、パスローラ34、34…に圧着された状態、即ち、搬送位置が規制された状態で切断接合ユニット14に導かれる。
【0021】
図7において、前記ケース82の上方には支持板100が、軸受102、102及びガイドバー104を介して設けられる。前記軸受102、102はケース82の上壁81上に互いに対向する位置に固着されると共に、その軸受102、102に挿通される前記ガイドバー104が、パスローラ34と平行となる位置に設けられている。ガイドバー104は軸受102、102に対して軸方向に摺動自在に支持されている。これによって、ケース82が支持板100に対してパスローラ34の軸方向、即ち、ウエブ32の幅方向に移動自在となっている。
【0022】
前記支持板100上には、前述したスライド用シリンダ76が設置される。このシリンダ76は、ケース82をウエブ32の幅方向に移動させる駆動源であり、そのロッド77の先端が、ケース82の上壁81から垂直に立設されたポスト106の上端に固定されている。したがって、シリンダ76でロッド77を伸縮させると、ケース82がウエブ32の幅方向に移動される。前記軸受102、102とガイドバー104とから成るスライド機構105は、図6に示すように上流側、及び下流側の2ヶ所に配設されている。また、図6中符号108は、支持板100に形成された開口部であり、この開口部108を介して前記バキュームパイプ96がケース82の孔81に固定される。
【0023】
前記支持板100の上部中央両側には、一対の軸受110、110(一方は図示せず)が固着される。軸受110、110には、図7に示すようにリンク112、112の下端部が回動自在に支持され、このリンク112、112の上端部は図6に示すように、躯体114に固定された軸受部116、116に回動自在に支持されている。また、リンク112、112の中央部には軸受118、118(一方は図示せず)が固着される。この軸受118、118には、前述したアップダウン用シリンダ74のロッド75の先端部が回動自在に連結されている。また、アップダウン用シリンダ74の上部は、躯体114に固定された軸受120(図1参照)に回動自在に支持されている。したがって、前記ロッド75を収縮させると、リンク112、112が軸受部116、116を支点として図6中反時計回り方向に回動するので、保持装置16がウエブ32に対して退避する方向に移動(上昇)される。また、ロッド75を伸長させると、リンク112、112が図6中時計回り方向に回動するので、保持装置16がウエブ32に対して進出する方向に移動(下降)される。
【0024】
図8は、ウエブの保持装置16の制御系を示すブロック図である。保持装置16を統括制御するCPU122は、ターレット装置12、エッジセンサ78及びポジションセンサ80からの出力信号に基づいて、パスローラ用モータ70、ポンプ72、アップダウン用シリンダ74、及びスライド用シリンダ76を駆動制御する。
【0025】
次に、前記CPU122による制御内容を説明して、ウエブの保持装置16の作用を説明する。
まず、ウエブ32の通常の巻き戻しが行われている間は、CPU122はアップダウン用シリンダ74を制御してロッド75を収縮させておく。これによって、保持装置16がウエブ32に対して退避した位置に待機されているので、前記ウエブ32は、保持装置16から搬送抵抗を受けることなく連続搬送される。
【0026】
次に、ターレット装置12からウエブ32の巻き戻しが終わりに近づく信号が出力されると、CPU122は、まず、アップダウン用シリンダ74を制御してロッド75を伸長させる。これによって、保持装置16がウエブ32に対して進出移動されて、保持装置16のパスローラ34、34がウエブ32に当接される。
【0027】
次いで、CPU122は、パスローラ用モータ70を制御しパスローラ34を、ウエブ32の搬送方向と同方向に回転させると共にウエブ32の搬送速度よりも同速又は低速で回転させる。また、これと同時に、CPU122はポンプ72を駆動して、ケース82の内部空間94の空気を吸引する。
これによって、巻き戻しが行われているウエブ32は、パスローラ34の低速回転で、保持装置16と切断接合ユニット14との間で張力が付与されて搬送され、且つ、ポンプ72の駆動でパスローラ34、34…に圧着された状態で搬送される。したがって、ウエブ32は、保持装置16によって搬送位置が規制された状態で切断接合ユニット14に導かれる。
【0028】
よって、本実施の形態では、ウエブ32の末端が旧ロール24から離れても、自由端とならずに保持装置16で規制されるので、ウエブ32の蛇行を防止できる。したがって、本実施の形態では、ウエブ32の末端部を切断接合ユニット14の接合位置に正確に導くことができる。
一方、CPU122は、ポジションセンサ80から出力されるウエブ32の位置データと、CPU122に予め記憶されているウエブ32の基準位置データ(ウエブ32の正確な幅方向接合位置を示すデータ)とを比較している。そして、CPU122は、前記位置データが基準位置データから外れると、スライド用シリンダ76を駆動してケース82をウエブ32の幅方向に移動させることにより、ウエブ32を幅方向に移動させて、そのズレを修正する。したがって、本実施の形態では、ウエブ32の位置を正確な接合位置に戻すことができる。
【0029】
一方、エッジセンサ78からウエブ32の末端部を検出した信号が出力されると、その末端部が保持装置16を通過するタイミングで、CPU122はアップダウン用シリンダ74を制御してロッド75を収縮させる。これによって、保持装置16はウエブ32から退避した位置に上昇され、次に巻き戻されるウエブ44の巻き戻しが終わりに近づく信号がターレット装置12から出力されるまで、その位置に待機される。
【0030】
したがって、本実施の形態では、前述した一連の動作をウエブの接合の毎に繰り返すことによって、旧ウエブ32と新ウエブ44とを正確な位置で接合することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置によれば、巻き戻しが行われている旧ロール側の可撓性帯状材を保持手段によって規制し、そして、この保持手段によって、可撓性帯状材の位置を規制させた状態で可撓性帯状材の末端部を接合位置に導くようにしたので、可撓性帯状材の末端部を正確な接合位置に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可撓性帯状材の接合装置の全体構造図
【図2】ウエブの切断接合ユニットの構造図
【図3】切断接合ユニットの動作説明図
【図4】切断接合ユニットの動作説明図
【図5】切断接合ユニットの動作説明図
【図6】本発明の接合装置に適用された保持装置の側面図
【図7】図6中7−7線に沿う断面図
【図8】保持装置の制御系を示すブロック図
【符号の説明】
10…ウエブの接合装置 12…ターレット装置
14…ウエブの切断接合ユニット 16…ウエブの保持装置
24…旧ロール 28…新ロール
32、44…ウエブ 34…パスローラ
70…パスローラ用モータ 72…ポンプ
74…アップダウン用シリンダ 76…スライド用シリンダ
78…エッジセンサ 80…ポジションセンサ
122…CPU
Claims (3)
- 可撓性帯状材の巻き戻しが行われている旧ロールと可撓性帯状材の巻き戻しが開始される新ロールとを軸支するターレット手段と、前記旧ロールの可撓性帯状材の末端部と前記新ロールの可撓性帯状材の先端部とを接合する接合手段とを備えた可撓性帯状材の接合装置に於いて、
前記接合手段の上流側に、前記旧ロールから離れる可撓性帯状材の位置を規制させた状態で旧ロールの可撓性帯状材の末端部を搬送しながら前記接合手段に導く保持手段が設けられ、
前記保持手段は、前記可撓性帯状材を搬送する複数のパスローラと、パスローラとパスローラとの間の隙間を介して前記可撓性帯状材を吸引して可撓性帯状材の位置を規制する吸引手段とから構成されるとともに、前記パスローラを回転駆動させる駆動手段が設けられ、該駆動手段は、前記可撓性帯状材の搬送速度よりもパスローラを低速で回転させ、
前記保持手段は、前記可撓性帯状材の幅方向に移動自在に設けられるとともに、移動手段によって前記幅方向に移動され、
前記保持手段の上流側に可撓性帯状材の幅方向位置を検出するポジションセンサが配置され、
前記ポジションセンサによって検出された可撓性帯状材の幅方向位置が、正確な幅方向位置から外れた場合に、該正確な幅方向位置に戻るように前記移動手段を駆動制御して前記保持手段を前記幅方向に移動させる制御手段が設けられたことを特徴とする可撓性帯状材の接合装置。 - 前記保持手段は、可撓性帯状材に対して進退移動自在に設けられるととに、進退移動手段によって前記進退移動され、
前記保持手段の上流側に可撓性帯状材の末端部を検出するエッジセンサが配置され、
前記制御手段は、前記エッジセンサから可撓性帯状材の末端部を検出した信号が出力されると、その末端部が保持手段を通過するタイミングで前記進退移動手段を駆動制御して前記保持手段を可撓性帯状材に対して退避移動させることを特徴とする請求項1に記載の可撓性帯状材の接合装置。 - 前記制御手段は、前記ターレット手段から可撓性帯状材の巻き戻しが終わりに近づく信号が出力されると、前記進退移動手段を駆動制御して前記保持手段を可撓性帯状材に対して進出移動させることを特徴とする請求項2に記載の可撓性帯状材の接合装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29676696A JP3584456B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置 |
US08/965,952 US5954292A (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Method and apparatus for splicing web |
DE69716009T DE69716009T2 (de) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Methode und Vorrichtung zum Verbinden einer Bahn |
EP97119540A EP0842882B1 (en) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Method and apparatus for splicing web |
AT97119540T ATE225308T1 (de) | 1996-11-08 | 1997-11-07 | Methode und vorrichtung zum verbinden einer bahn |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29676696A JP3584456B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10139231A JPH10139231A (ja) | 1998-05-26 |
JP3584456B2 true JP3584456B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=17837860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29676696A Expired - Fee Related JP3584456B2 (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5954292A (ja) |
EP (1) | EP0842882B1 (ja) |
JP (1) | JP3584456B2 (ja) |
AT (1) | ATE225308T1 (ja) |
DE (1) | DE69716009T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024028165A1 (de) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | Körber Technologies Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum verbinden von endlichen materialbahnen |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005089176A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | ウェブ分離装置 |
JP4136864B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2008-08-20 | 富士フイルム株式会社 | ウェブ巻替え装置及び方法 |
US7121496B2 (en) * | 2003-10-23 | 2006-10-17 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method and system for correcting web deformation during a roll-to-roll process |
DE102012201498A1 (de) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | Robert Bosch Gmbh | Bedienvorrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Bedienvorrichtung |
US10457512B2 (en) | 2016-09-19 | 2019-10-29 | New Era Converting Machinery, Inc. | Automatic lapless butt material splice |
CN111620158B (zh) * | 2020-06-03 | 2022-04-22 | 广州市兴世机械制造有限公司 | 一次性卫生用品生产设备用的自动换卷接料系统及方法 |
CN111620159B (zh) * | 2020-06-03 | 2022-04-22 | 广州市兴世机械制造有限公司 | 一种柔性卷材用的自动换卷接料系统及方法 |
CN113526194B (zh) * | 2021-06-08 | 2023-02-28 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带自动对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
CN113526199B (zh) * | 2021-06-08 | 2023-02-28 | 广东利元亨智能装备股份有限公司 | 一种接带对齐控制方法、系统、装置及存储介质 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4838461B1 (ja) * | 1969-02-26 | 1973-11-17 | ||
JPS4912329B1 (ja) * | 1970-02-17 | 1974-03-23 | ||
JPS4838461A (ja) * | 1971-09-20 | 1973-06-06 | ||
JPS4912329A (ja) * | 1972-05-16 | 1974-02-02 | ||
JPS6056614A (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-02 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用懸架装置 |
JPH07108742B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1995-11-22 | シーケーディ株式会社 | フィルムの自動繋ぎ装置 |
IT1269502B (it) * | 1994-02-03 | 1997-04-01 | Ims Spa | Metodo e macchina per svolgere e giuntare bobine di materiale in striscia |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP29676696A patent/JP3584456B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-11-07 EP EP97119540A patent/EP0842882B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-07 US US08/965,952 patent/US5954292A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-11-07 AT AT97119540T patent/ATE225308T1/de not_active IP Right Cessation
- 1997-11-07 DE DE69716009T patent/DE69716009T2/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024028165A1 (de) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | Körber Technologies Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum verbinden von endlichen materialbahnen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE225308T1 (de) | 2002-10-15 |
DE69716009D1 (de) | 2002-11-07 |
US5954292A (en) | 1999-09-21 |
DE69716009T2 (de) | 2003-02-06 |
EP0842882A1 (en) | 1998-05-20 |
JPH10139231A (ja) | 1998-05-26 |
EP0842882B1 (en) | 2002-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6192955B1 (en) | Apparatus and method for aligning webs | |
EP0101044A1 (en) | Method and apparatus for splicing successive web rolls to feed a web into a rotary press or the like | |
US4878986A (en) | Web butt splicing device | |
JPS6353094B2 (ja) | ||
JP2659033B2 (ja) | 包装材ウエッブの端同士を接続する装置 | |
JP3584456B2 (ja) | 可撓性帯状材の接合方法及びその接合装置 | |
JP4316414B2 (ja) | スプライス装置及びスプライス方法 | |
EP0812792B1 (en) | Web splicing apparatus | |
EP1306334A2 (en) | Fiberboard splice apparatus, corrugate machine and fiberboard feed method | |
JPH06171806A (ja) | ウエブの突合わせ接合装置 | |
JP3745874B2 (ja) | 巻取仕立て装置 | |
EP1149788A2 (en) | Fiberboard splice apparatus, corrugate machine, and fiberboard splice method | |
JP2003276915A (ja) | 巻取部自動切替装置 | |
JP3611064B2 (ja) | 可撓性帯状材の接合装置 | |
JP3155773B2 (ja) | ラミネート枚葉紙の断裁装置 | |
JPH0657579B2 (ja) | ウエブの巻戻し装置 | |
CN220864990U (zh) | 具有卷筒纸裁切机输纸功能的单张自动模切烫印机 | |
JP2706136B2 (ja) | ウエブ突合わせ接合装置 | |
JP2004277024A (ja) | 口取帯貼付装置 | |
JPH02276749A (ja) | 巻取紙の端末処理装置 | |
JP2628337B2 (ja) | ウエブ連続巻取装置 | |
JP2002265109A (ja) | シートの供給装置 | |
CN118618945A (zh) | 一种连续自动上料机构 | |
JPH07205090A (ja) | シートの不良個所削除用作業台 | |
JP2003054792A (ja) | ウェブ接合方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070813 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110813 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |