JP3581418B2 - トランスファギヤ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はバッテリフォークリフト等の動力伝達装置に適用されるトランスファギヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3はトランスファギヤ装置の従来例を示す縦断面図で、図4は該装置を動力装置取付面側から見た正面図である。図3,4を参照してその構成と作用について説明する。
モータaはトランスファケースbに、インロー穴b1 に嵌設された状態でボルトによって固定されている。
モータaの出力軸a1 のスプライン部a2 は、インプットシャフトcに形成されたスプライン穴c1 に嵌合している。
【0003】
インプットシャフトcは、トランスファケースbのモータ取付フランジb2 と外壁b3 の中間に形成された隔壁b4 に嵌設したボールベアリングdと、外壁b3 に嵌設したボールベアリングeによって支承されている。
インプットシャフトcと一体に形成されたインプットギヤc2 は、ベベルピニオンシャフトfにスプライン嵌合したアウトプットギヤgと噛み合っている。
【0004】
ベベルピニオンシャフトfは、外壁b3 に嵌設したテーパローラベアリングセットhと、隔壁b4 に嵌設したボールベアリングiによって支承されている。
ベベルピニオンシャフトfには外壁b3 から突出しているベベルピニオンギヤf1 、インロー部f2 、インロー部f2 の外径とほぼ等しい大径のスプライン部f3 ,スプライン部f3 の小径より若干小さい外径のねじ部f4 、ねじ部f4 の谷径よりも若干小さい外径のインロー部f5 が形成されている。なお、前記インロー部f2 にはベベルピニオンギヤf1 の歯当たり調整用のシムjとテーパローラベアリングセットhが嵌合し、スプライン部f3 にはアウトプットギヤgが嵌合し、ねじ部f4 にはナットkがねじ込まれ、インロー部f5 にはボールベアリングiが嵌合している。
【0005】
前記ナットkはベベルピニオンギヤf1 の端面f6 との間にシムj、テーパローラベアリングセットh、アウトプットギヤgをはさんだ状態で締め付けられ、テーパローラベアリングセットhにプレロードを発生させ、且つアウトプットギヤgをベベルピニオンシャフトfに固定している。
テーパローラベアリングセットhはトランスファケースbの外壁b3 にボルト結合されるカバーlと、外壁b3 に形成されたインロー穴b5 の内側端面の肩当て部b6 によってトランスファケースbに固定され、ナットkによる締め付けによってベベルピニオンシャフトfに固定された部品全体がトランスファケースbに取付けられる。
【0006】
ナットkはスパナ締め込み用の六角部k1 と薄肉円筒部k2 から形成され、ベベルピニオンシャフトfのねじ部f4 に形成された溝f7 に薄肉円筒部k2 をかしめることによって回わり止めされる。このかしめは、トランスファケースbの側面に形成された開口部b7 からたがねtを挿入して行なう。
アウトプットギヤgは組立時に前記開口部b7 からトランスファケースb内に挿入される。
開口部b7 はカバーnによって封止される。
前述の構成によりモータaの出力はベベルピニオンシャフトfに伝達される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記構成のトランスファギヤ装置の組立は下記の順で行なわれるが、作業のやりにくさなどでいくつかの問題点が指摘されている。
(1)インプットシャフトcの両端部にボールベアリングe,dを嵌設後、該インプットシャフトcをモータ取付用インロー穴b1 からトランスファケースb内に挿入し、ボールベアリングe,dを嵌設して、スナップリングmを組み付ける。
(2)ボールベアリングiを単品でインロー穴b5 からトランスファケースb内に挿入し隔壁b4 に形成されたインロー穴b8 に嵌設する。
【0008】
(3)ベベルピニオンシャフトfにシムj及びテーパローラベアリングセットhを装着しておく。
(4)側面開口部b7 からアウトプットギヤg及びナットkを単品で挿入しておき、その状態でシムj及びテーパローラベアリングセットhが装着されている前記ベベルピニオンシャフトfをインロー穴b5 から挿入し、テーパローラベアリングセットhのアウタレースをインロー穴b5 に嵌設する。
【0009】
(5)前記工程(4)の際、アウタレースの嵌設に必要な長さに対し、組立完了状態でのアウトプットギヤg及びナットkの軸方向のスペース、すなわちテーパローラベアリングセットhの右端面とボールベアリングiの左端面との間の寸法が広くないため、アウタレースを少しずつ嵌め込みながら、その合間にアウトプットギヤgのスプライン部f3 への嵌合と、ナットkのねじ部f4 へのねじ込みと、インロー部f5 のボールベアリングiのインナレースへの嵌め込みとを同時に行なわなければならず作業がわずらわしい。特に、前記ナットkのねじ部f4 へのねじ込みは側面開口部b7 からスパナを差し込んで行なわれるが、テーパローラベアリングセットhのアウタレースの嵌め込みとナットkのねじ込みを交互に少しずつ行なわなければならず作業性が非常に悪い。
【0010】
また、分解する場合には、ナットkのかしめ部分、すなわち薄肉円筒部k2 のスペースが狭い為にかしめを元に戻す作業がやりにくく、ときにはベベルピニオンシャフトfのねじ部f4 を傷つけ、ベベルピニオンシャフトfの再使用が不可能になることがある。
【0011】
トランスファケースbのモータ取付フランジb2 と隔壁b4 によって仕切られた空間b9 の下部には回転体がないため、オイルレベルL(図4)より上方にあるモータ出力軸a1 のスプライン部a2 の潤滑が十分に行なわれない。
【0012】
本発明の目的は前記問題点を解決し、装置の組立時及び分解時の作業が容易かつ的確に効率よく進行でき、潤滑性能も良好なトランスファギヤ装置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のトランスファギヤ装置は、動力伝達に適用されるトランスファギヤ装置であって、
モータ等の動力装置1と;
該動力装置を取付けると共に内部に動力伝達手段を収容するトランスファケース2と;
ボールベアリング4,5で支承されインプットギヤ3bと一体形成のインプットシャフト3と;
前記インプットギヤと噛み合うアウトプットギヤ7が嵌合され出力側軸端にベベルピニオンギヤ(6a)が形成されテーパローラベアリングセット8とボールベアリング9で支承されているベベルピニオンシャフト6と;
前記トランスファーケースの隔壁2dとモータ取付フランジ2bで形成される空間2m内に位置し前記ベベルピニオンシャフト入力側のねじ部6eにねじ込まれるナット13とを有し、
前記ねじ部6e軸端と対面する前記トランスファケースのモータ取付フランジ側に前記ベベルピニオンシャフトの軸線とほぼ同軸に形成された穴2kを設けるとともに、前記トランスファケースの側面のモータ取付フランジ2bと隔壁2dの間の前記ナットが締め付けられるねじ部6e外周側のかしめ部材が侵入可能な位置に形成された穴2jとを有してなり、
前記ナット13を前記ねじ部6eに締め付けることによりベベルピニオンシャフトの出力軸側に位置するシム10、テーパローラベアリングセット8、アウトプットギヤ7、ボールベアリング9が締め付けられていることを特徴とする。
【0014】
【作用】
(1)ナット13をローラベアリング9の先方側、すなわち、モータ取付フランジ2bと隔壁2dで形成される空間2m内に配置し、かつモータ取付フランジに穴2kを形成したことによって、ベベルピニオンシャフト6に嵌め込まれた状態でのテーパローラベアリングセット8のインロー穴2gへの嵌め込み、ベベルピニオンシャフト6のスプライン部6cのアウトプットギヤ7への嵌合、及びベベルピニオンシャフト6へのボールベアリング9の嵌め込みの作業がすべて終了した後にナット13を締め付けることが可能となる。
【0015】
(2)穴2k、穴2jを形成したことによってナット13の薄肉円筒部13bのかしめ、及びかしめの解除が容易に行なえるようになる。
(3)空間2m内にナット13を配置したことによってナット13によって潤滑油をかき上げ、モータ1の出力軸1aのスプライン部1bとインプットシャフト3のスプライン穴3aの潤滑を行なうことができる。
【0016】
【実施例】
図1は本発明の実施例に係るトランスファギヤ装置の縦断面図で、図2は該装置を動力装置取付面側から見た正面図である。図1,2を参照して実施例の構成と作用について説明する。
モータ1はトランスファケース2にインロー穴2aに嵌設された状態でボルトによって固定されている。
モータ1の出力軸1aのスプライン部1bは、インプットシャフト3に形成されたスプライン穴3aに嵌合している。
【0017】
インプットシャフト3はトランスファケース2のモータ取付フランジ2bと外壁2cの中間に形成された隔壁2dに形成されたインロー穴2eに嵌設したボールベアリング4と、外壁2cに形成されたインロー穴2fに嵌設したボールベアリング5によって支承されている。スナップリング11をインロー穴2eに嵌め込み、インプットシャフト3全体の抜け止めとしている。
インプットシャフト3と一体に形成されたインプットギヤ3bは、ベベルピニオンシャフト6にスプライン嵌合したアウトプットギヤ7と噛み合っている。
【0018】
ベベルピニオンシャフト6は外壁2cのインロー穴2gに嵌設したテーパローラベアリングセット8と、隔壁2dのインロー穴2hに嵌設したボールベアリング9によって支承されている。
前記ベベルピニオンシャフト6には外壁2cから突出しているベベルピニオンギヤ6a、インロー部6b、インロー部6bの外径とほぼ等しい大径のスプライン部6c、スプライン部6cの小径より若干小さい外径のインロー部6d、インロー部6dの外径より若干小さい外径のねじ部6eが形成されている。なお、前記インロー部6bには、ベベルピニオンギヤ6aの歯当たり調整用のシム10とテーパローラベアリングセット8が嵌合し、スプライン部6cにはアウトプットギヤ7が嵌合し、インロー部6dにはボールベアリング9が嵌設され、ねじ部6eには座金12を介してナット13がねじ込まれている。
【0019】
テーパローラベアリングセット8は2つのテーパローラベアリング8aを対面させその中間に寸法調整のされたスペーサ8b,8cを挟み込み、該スペーサ8b,8cの厚さ寸法管理によってあらかじめプレロードが設定されている。
ナット13はベベルピニオンギヤ6aの端面6fとの間にシム10、テーパローラベアリングセット8、アウトプットギヤ7、ボールベアリング9、座金12を挟み込んだ状態で締め付けられる。これによってテーパローラベアリングセット8にプレロードが発生し、かつ、アウトプットギヤ7がベベルピニオンシャフト6に固定される。
【0020】
テーパローラベアリングセット8はトランスファケース2の外壁2cにボルト結合されるカバー14と、同じく外壁2cに形成されたインロー穴2gの内側端面の肩当て部2iによってトランスファケース2に固定される。これによって、ナット13による締め付けによってベベルピニオンシャフト6に固定されている部品全体がトランスファケース2に支持されることになる。
【0021】
ナット13はスパナによる締め込み用の六角部13aと薄肉円筒部13bとで形成され、ベベルピニオンシャフト6のねじ部6eに形成された溝6gに薄肉円筒部13bをかしめることによって回わり止めされる。このかしめとかしめの解除の作業は、トランスファケース2の側面のモータ取付フランジ2bと隔壁2dの間に形成された穴2jからたがねTを挿入して行なう。穴2jはシーリングキャップ15によってシールされる。
【0022】
モータ取付フランジ2bにベベルピニオンシャフト6の軸線とほぼ同軸の穴2kを形成し、穴2kから座金12及びナット13を挿入し、ソケットによってナット13を締め付ける。穴2kはシーリングキャップ16によってシールされ、モータのフランジ1cが穴2kにオーバラップしてシーリングキャップ16の抜け止めを兼ねている。
【0023】
トランスファケース2の外壁2cと隔壁2dの間には開口部2lが形成され、アウトプットギヤ7はここから組み込まれ、開口部2lはカバー17によってカバーされる。
前述の構成によってモータ1の出力はベベルピニオンシャフト6に伝達される。
【0024】
前記構成のトランスファギヤ装置の組立は下記の順で行なわれる。
(1)インプットシャフト3の両端部にボールベアリング4,5を嵌設後、該インプットシャフト3をインロー穴2aからトランスファケース2内に組み込み、ボールベアリング4と5をインロー穴2eと2fに嵌設して、スナップリング11を組み付ける。
(2)ボールベアリング9を単品でインロー穴2gからトランスファケース2内に挿入し、隔壁2dのインロー穴2hに嵌設する。
【0025】
(3)ベベルピニオンシャフト6にシム10及びテーパローラベアリングセット8を装着しておく。
(4)側面開口部2lからアウトプットギヤ7を単品で挿入しておき、その状態で、シム10及びテーパローラベアリングセット8が装着されている前記ベベルピニオンシャフト6をインロー穴2gから挿入し、テーパローラベアリングセット8のアウタレースをインロー穴2gに嵌め込んでいく。
【0026】
(5)前記工程(4)の際、アウタレースを嵌め込みながら、アウトプットギヤ7のスプライン部6cへの嵌合とインロー部6dへのベアリング9の嵌設を同時に行なう。
この時、図1に示した組立完了の状態で、テーパローラベアリングセット8のアウタレースのトランスファケース2のインロー穴2gへの嵌設長さをl1 とし、アウトプットギヤ7のベベルピニオンシャフト6のスプライン部6cへの嵌合長さをl2 としたとき、(l1 <l2 )とすれば、アウトプットギヤ7のスプライン嵌合をしてから、テーパローラベアリングセット8のアウタレースのインロー穴2gへの嵌設を行なうことができるので、組立の作業性はさらに向上する。
【0027】
(6)テーパローラベアリングセット8のアウタレースのインロー穴2gへの嵌設が終って後、カバー14をトランスファケース2の外壁2cに取り付ける。次にモータ取付フランジ2bの穴2kから座金12及びナット13を挿入し、ソケットによって規定トルクでナット13を締め付ける。
(7)トランスファケース2の側面の穴2jからたがねTを挿入し、ナット13の薄肉円筒部13bをベベルピニオンシャフト6のねじ部6eの溝6gにかしめる。
【0028】
(8)穴2kにシーリングキャップ16、穴2jにシーリングキャップ15を打ち込み、開口部2lにカバー17をする。
(9)最後にモータ1を取り付けてトランスファギヤ装置の組立てが完了する。
ここで、潤滑作用について説明しておく。オイルレベルL(図2)は一般にベベルピニオンシャフト6の軸線より若干下に設定する。従ってナット13は潤滑油の中に浸っているため、ベベルピニオンシャフト6の回転によってナット13が潤滑油をかき上げ空間2m内に潤滑油を飛散させる。これによってオイルレベルLよりも上方に配設されているモータ1の出力軸1aのスプライン部1b及びインプットシャフト3のスプライン穴3aを潤滑することができる。
【0029】
【発明の効果】
(1)ナット13をボールベアリング9の先方側(図1での右側)、すなわち、トランスファケース2のモータ取付フランジ2bと隔壁2dによって形成される空間2m内に配置し、且つ前記フランジ2bに穴2kを形成したことによって、ベベルピニオンシャフト6上のすべての部品をトランスファケース2内へ組み込み後、最後にナット13を締め付けることが可能となり、組立時の作業性が向上した。
【0030】
(2)穴2k,穴2jの形成によってナット13の薄肉円筒部13bのかしめ及びかしめの解除が容易に行なえるようになり、組立時及び分解時の作業性が向上した。さらに、かしめ解除時にベベルピニオンシャフト6のねじ部6eに傷をつけることがなくなり、ベベルピニオンシャフト6の再使用が可能となった。
(3)空間2m内にナット13とモータ1等の動力装置の出力軸1aを配置したことにより、ナット13の回転によって潤滑油をかき上げ、出力軸1aのスプライン部1b及びインプットシャフト3のスプライン穴3aを潤滑することが可能となり、前記スプライン嵌合部の耐久性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るトランスファギヤ装置の縦断面図。
【図2】図1に示したトランスファギヤ装置を動力装置取付面側から見た正面図。
【図3】トランスファギヤ装置の従来例の縦断面図。
【図4】図3に示したトランスファギヤ装置を動力装置取付面側から見た正面図。
【符号の説明】
1…モータ等の動力装置、1a…出力軸、2…トランスファケース、2a…インロー穴、2b…モータ取付フランジ、2c…外壁、2d…隔壁、2j…穴、2k…穴、2m…空間、3…インプットシャフト、6…ベベルピニオンシャフト、6a…ベベルピニオンギヤ、6b…インロー部、6c…スプライン部、6d…インロー部、6e…ねじ部、7…アウトプットギヤ、8…テーパローラベアリングセット、9…ボールベアリング、10…シム、11…スナップリング、12…座金、13…ナット、13b…薄肉円筒部、14…カバー、15,16…シーリングキャップ、17…カバー、L…油面、T…たがね。
Claims (1)
- 動力伝達に適用されるトランスファギヤ装置であって、
モータ等の動力装置(1)と;
該動力装置を取付けると共に内部に動力伝達手段を収容するトランスファケース(2)と;
ボールベアリング(4),(5)で支承されインプットギヤ(3b)と一体形成のインプットシャフト(3)と;
前記インプットギヤと噛み合うアウトプットギヤ(7)が嵌合され出力側軸端にベベルピニオンギヤ(6a)が形成されテーパローラベアリングセット(8)とボールベアリング(9)で支承されているベベルピニオンシャフト(6)と;
前記トランスファーケースの隔壁(2d)とモータ取付フランジ(2b)で形成される空間(2m)内に位置し前記ベベルピニオンシャフト入力側のねじ部(6e)にねじ込まれるナット(13)とを有し、
前記ねじ部(6e)軸端と対面する前記トランスファケースのモータ取付フランジ側に前記ベベルピニオンシャフトの軸線とほぼ同軸に形成された穴(2k)を設けるとともに、前記トランスファケースの側面のモータ取付フランジ(2b)と隔壁(2d)の間の前記ナットが締め付けられるねじ部(6e)外周側のかしめ部材が侵入可能な位置に形成された穴(2j)とを有してなり、
前記ナット(13)を前記ねじ部(6e)に締め付けることによりベベルピニオンシャフトの出力軸側に位置するシム(10)、テーパローラベアリングセット(8)、アウトプットギヤ(7)、ボールベアリング(9)が締め付けられていることを特徴とするトランスファギヤ装置
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JP5062595A Expired - Fee Related JP3581418B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | トランスファギヤ装置 |
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