JP3573279B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パネル取付型のレバー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パネルに取り付けるタイプのレバー式コネクタとして、従来、特開平9−245886号公報に開示されているものがある。これは、雄側コネクタハウジングを予めパネルの取付孔に組み付けて待ち受け状態としておき、その雄側コネクタハウジングに対してレバーを備えた雌側コネクタハウジングを嵌合してレバー操作により両コネクタハウジングを正規嵌合状態にするようにしたものである。
【0003】
このようにパネルの外側でレバーを操作するコネクタの場合、嵌合状態においてパネルの外側に雌側コネクタハウジングの一部とレバーが突出することになることから、その分のスペースを確保する必要がある。ところが、例えば自動車のドアパネルにおけるヒンジ付近にコネクタを取り付けるような場合は、閉扉時にボディパネルとの間に十分なスペースが確保できないため、上記のような待ち受けタイプのレバー式コネクタの適用が困難である。
【0004】
そこで、予め両コネクタハウジングをドアパネルの外側で嵌合しておき、その嵌合済の両コネクタハウジングをパネルの取付孔に嵌合し、両コネクタハウジング及びレバーをドアパネルの内側に収容する構造が考案されている。これは、前端部にフード部を有する雄側コネクタハウジングの後端部に取付孔への係止部を設け、その雄側コネクタハウジングに回動可能に支持したレバーを予め待ち受け位置に待機させてそのカム溝の入口を正面側に開口させておき、その状態でフード部に雌側コネクタハウジングを浅く嵌めてそのカムフォロアをカム溝に進入させ、その後、レバーを嵌合位置側へ向けて回動させることによって両コネクタハウジングを嵌合するようにしたものである。かかるレバー式コネクタを嵌合済の状態で取付孔に取り付けると、雄側コネクタハウジングの後端の係止部が取付孔の孔縁に係止され、レバー式コネクタはパネルの内側に収容される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、コネクタを取り付けるためにパネルに形成される取付孔は、パネルをプレスにより単に打ち抜いて開口させたものであることから、位置ずれしたコネクタを正規の位置へ誘い込むためのガイドやテーパ等は形成されていない。そのため、上記のようなレバー式コネクタを取付孔に取り付ける作業を、ボディとドアヒンジ部との間のような狭い空間の中で片手で行う場合には、レバー式コネクタが取付孔の孔縁に引っ掛かり易く、取付け作業を円滑に行うことができないという問題がある。
【0006】
また、両コネクタハウジングを嵌合後に取付孔に取り付けるレバー式コネクタでは、取付けの際にレバーが取付孔の孔縁に当ることが予想されるが、このときにレバーが嵌合位置から待ち受け位置へ戻されることは避けなければならない。その手段としては、待ち受け位置ではレバーがフード部の前端側に位置し、嵌合位置に向かってレバーが後方へ変位するようにレバーの回動方向を設定することが考えられる。ところが、待ち受け位置でレバーがフード部の前端部に位置していると、フード部に雌側コネクタハウジングを浅く嵌め込むときに、雌側コネクタハウジングを押す指がレバーに干渉し、嵌め込み作業に支障を来すことが懸念される。
【0007】
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、取付孔への取付け作業と、レバーが待ち受け位置にある状態でフード部に雌側コネクタハウジングを嵌め込む作業とを円滑に行えるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、前端部にフード部を有する雄側コネクタハウジングにレバーを回動可能に設け、前記レバーを待ち受け位置に待機させた状態で前記フード部に雌側コネクタハウジングを嵌めてそのカムフォロアを前記レバーのカム溝に進入させ、この状態から前記レバーを嵌合位置へ向けて概ね後方へ回動させることにより前記両コネクタハウジングを嵌合し、嵌合済みとした状態でパネルの取付孔に取り付けるようにしたレバー式コネクタにおいて、前記レバーには、そのレバーが嵌合位置にある状態では前記取付孔への取付け方向に対して傾斜するとともに前記取付孔の孔縁への当接を可能とされたガイド部が概ね前方に面して形成され、前記レバーが待ち受け位置にあり且つ前記雌側コネクタハウジングが前記フード部に嵌められた状態では、その雌側コネクタハウジングの背面が前記ガイド部とほぼ面一に又は前記ガイド部よりも前方に位置する構成とした。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記レバーが待ち受け位置にある状態では、前記ガイド部が前記フード部の前端とほぼ面一に又は前記フード部の前端よりも前方に位置する構成とした。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記ガイド部は、前記レバーが待ち受け位置にある状態で前記フード部の前端よりも前方となる位置に配されているとともに、そのアーム部の外面側から内面側へ向かって傾斜した形態のテーパ面を有している構成とした。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、前記レバーが操作部の左右両端から一対のアーム部を延出した形態とされており、前記ガイド部が前記アーム部の前縁に形成されているものにおいて、前記操作部の前縁には、前記ガイド部よりも概ね前方へ突出する指掛け部が形成されている構成とした。
【0011】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
取付孔に対し位置ずれした状態でレバー式コネクタの取付けが行われたときには、レバーのガイド部が取付孔の孔縁に当接し、そのガイド部の傾斜によってレバー式コネクタが取付孔に対して正規の位置へ誘導され、取付孔への取付けが円滑に行われる。また、レバーに設けたガイド部は前方に面しているのであるが、レバーを待ち受け位置にして雌側コネクタハウジングをフード部に嵌めた状態では、雌側コネクタハウジングの背面がガイド部とほぼ面一に又はガイド部よりも前方に位置するようになっているので、フード部に嵌めるときに雌側コネクタハウジングの背面を押す指がガイド部に当たることがなく、フード部への嵌め込み作業を円滑に行うことができる。
【0012】
[請求項2の発明]
レバーが待ち受け位置にある状態では、ガイド部がフード部の前端とほぼ面一に又はフード部の前端部よりも前方に位置するようにしたので、雌側コネクタハウジングの背面を押す指がフード部の前端に当たることがなく、雌側コネクタハウジングのフード部への嵌め込み作業を円滑に行うことができる。
[請求項3の発明]
フード部に雌側コネクタハウジングを嵌め込む際に、雌側コネクタハウジングが位置ずれしてガイド部に当たっても、雌側コネクタハウジングはガイド部のテーパ面の傾斜により位置ずれが矯正される。これにより、フード部に対する雌側コネクタハウジングの嵌込み作業の円滑化が図られる。
【0013】
[請求項4の発明]
操作部には、ガイド部から突出する形態の指掛け部が形成されているので、この指掛け部に指を引っ掛けることにより、レバーを確実に回動操作することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態のレバー式コネクタAは、雄側コネクタハウジング10と、この雄側コネクタハウジング10に設けたレバー30と、雌側コネクタハウジング20とからなり、両コネクタハウジング10,20を嵌合済みとした状態でパネルPに対しその取付孔Hに嵌め込むようにして取り付けられるようになっている。
【0015】
雄側コネクタハウジング10は、全体として上下両端部が半円形となった長円形をなしており、その後端部外周には、長円形をなすフランジ部11と、そのフランジ部11よりも少し前方に位置する弾性抜止片12とが形成されている。雄側コネクタハウジング10の後端面(図1〜図3における左端面)からは、雄側コネクタハウジング10内に収容された雄端子金具(図示せず)に接続されている電線(図示せず)が導出されている。
【0016】
一方、雄側コネクタハウジング10の前端側においては、前方へ突出するフード部13が形成されている。フード部13の左右両外側面には一対の軸部15が形成されていて、この軸部15にレバー30が支持されている。また、フード部13の左右両側壁には、雌側コネクタハウジング20のカムフォロア21との干渉を回避するための逃がし溝16が、フード部13の前端13Fから軸部15に向かってフード部13への雌側コネクタハウジング20の嵌込み方向と平行なスリット状に形成されている。
【0017】
フード部13は雄側コネクタハウジング10に比べて高さ寸法と幅寸法が小さく、正面側から見ると、雄側コネクタハウジング10の上面とフード部13の上面との間、及び雄側コネクタハウジング10の左右側面とフード部13の左右両側面との間に、夫々、段差があり、この段差によって形成された上下反転略U字形をなすスペース14にレバー30が配されている。
雌側コネクタハウジング20は、その内部に雌端子金具(図示せず)を収容するとともに、その雌端子金具に接続されている電線(図示せず)を背面20R(図1〜図3における右端面)から導出させたものであって、その背面20Rに指を当てて前方へ押すことにより、フード部13内に嵌入されるようになっている。また、雌側コネクタハウジング20の左右両外側面には、一対のカムフォロア21が突出形成されている。
【0018】
レバー30は、操作部31の左右両端から一対の板状をなすアーム部32を互いに平行に突成したものであって、両アーム部32の軸受孔33を軸部15に嵌合させることで、待ち受け位置と嵌合位置との間で回動し得るようになっている。レバー30が図1に示す待ち受け位置にある状態では、アーム部32に形成したカム溝34の入り口が前方(図1及び図3における右方)に開口された状態となり、カム溝34に雌側コネクタハウジング20のカムフォロア21が進入できるようになっている。また、レバー30が待ち受け位置から図3に示す嵌合位置へ変位すると、カム溝34とカムフォロア21との係合によって両コネクタハウジング10,20が嵌合状態となる。
【0019】
両コネクタハウジング10,20を嵌合する際には、まず、レバー30を待ち受け位置に待機させた状態で、雌側コネクタハウジング20の背面20Rに指を当ててその雌側コネクタハウジング20をフード部13に浅く嵌め込み、そのカムフォロア21をカム溝34の入り口に進入させる(図1を参照)。次に、この状態からレバー30を図1及び図3における反時計周り方向へ回動させると、カム溝34とカムフォロア21の係合によるテコ作用により、レバー30に付与する操作力が小さくても、両コネクタハウジング10,20の嵌合が円滑に進み、レバー30が嵌合位置に達すると両コネクタハウジング10,20が正規の嵌合状態となる。
【0020】
このようにして両コネクタハウジング10,20を嵌合済みの状態としたレバー式コネクタAは、雄側コネクタハウジング10のフード部13を先に向けてパネルPの表側(図1及び図3における左側)から長円形(雄側コネクタハウジング10の外周と相似形)の取付孔Hに嵌め込まれ、雄側コネクタハウジング10のフランジ部11を取付孔Hの孔縁に対して表側から当接させるとともに、弾性抜止片12の突起12Aを取付孔Hの孔縁に対して裏側から係止させることにより、パネルPに取り付けられる。
【0021】
本実施形態のレバー式コネクタAには、取付孔Hへの取付け作業と、レバー30が待ち受け位置にある状態でフード部13に雌側コネクタハウジング20を嵌め込む作業とを円滑に行えるようにするための手段としてのガイド部36が設けられている。即ち、レバー30が待ち受け位置と嵌合位置との間のいずれの位置にあっても、両アーム部32の前縁は概ね前方(取付孔Hと対向する方向であり、フード部13に嵌め込まれる雌側コネクタハウジング20と対向する方向でもある)に面しているが、このアーム部32の前縁がガイド部36とされている。このガイド部36は、レバー30が嵌合位置にあるときには、取付孔Hへの取付け方向(フード部13に対する雌側コネクタハウジング20の嵌込み方向)に対して斜めになり、レバー30が待ち受け位置にあるときには、ガイド部36は、フード部13に対する雌側コネクタハウジング20の嵌込み方向とほぼ直交する向きとなる。かかるガイド部36は、レバー式コネクタAが取付孔Hに対して上方へずれた状態で取り付けられようとしたときに、その取付孔Hの孔縁のうち半円形の上端部分に当接するようになっている。
【0022】
また、レバー30が待ち受け位置にあり且つ雌側コネクタハウジング20がフード部13に嵌められてカムフォロア21がカム溝34の入口に進入した状態では、雌側コネクタハウジング20の背面20Rがガイド部36よりも前方(図1における右方)に位置するようになっている。さらに、レバー30が待ち受け位置にある状態では、ガイド部36がフード部13の前端13Fよりも少し前方に位置するようになっている。さらに、ガイド部36には、アーム部32の外面側から内面側へ向かって斜め後方へ傾斜した形態のテーパ面37が形成されているが、このテーパ面37も、フード部13の前端13Fよりも前方に位置している。
【0023】
また、レバー30は、操作部31の左右両端から一対のアーム部32を延出した形態とされているとともに、ガイド部36がアーム部32の前縁に形成されていて、待ち受け位置にあるレバー30を嵌合位置へ回動させる際には、操作部31に対して前方から指を宛って後方へ押すようになっているが、本実施形態では、操作部31の前縁に、ガイド部36よりも概ね前方へ突出する指掛け部38が形成されている。
【0024】
本実施形態は上記構成になり、取付孔Hに対しレバー式コネクタAが上方へ位置ずれした状態で取付けが行われたときには、レバー30に設けたガイド部36が取付孔Hの孔縁に対して斜めに当接し、そのガイド部36の傾斜によってレバー式コネクタAが取付孔Hに対して正規の位置へ誘導されるので、取付孔Hへの取付けが円滑に行われるようになっている。
また、ガイド部36は前方に面しているのであるが、レバー30を待ち受け位置にして雌側コネクタハウジング20をフード部13に嵌めた状態では、雌側コネクタハウジング20の背面20Rがガイド部36よりも前方に位置するようになっているので、フード部13に嵌めるときに雌側コネクタハウジング20の背面20Rを押す指がガイド部36に当たることがない。したがって、フード部13への嵌め込み作業を円滑に行うことができる。同じくレバー30が待ち受け位置にある状態では、ガイド部36がフード部13の前端13Fよりも前方に位置するようにしたので、雌側コネクタハウジング20の背面20Rを押す指がフード部13の前端13Fに当たることがない。したがって、雌側コネクタハウジング20のフード部13への嵌め込み作業を円滑に行うことができる。
【0025】
また、フード部13に雌側コネクタハウジング20を嵌め込む際に、雌側コネクタハウジング20が左右に位置ずれしてガイド部36に当たっても、雌側コネクタハウジング20はガイド部36に形成したテーパ面37の傾斜により誘導されて位置ずれが矯正される。これにより、フード部13に対する雌側コネクタハウジング20の嵌込み作業の円滑化が実現されている。
また操作部31には、ガイド部36から突出する形態の指掛け部38が形成されているので、この指掛け部38に指を引っ掛けることにより、待ち受け位置にあるレバー30を嵌合位置側へ回動させる操作を確実に行うことができる。
【0026】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではレバーが待ち受け位置にあり且つ雌側コネクタハウジングがフード部に嵌められた状態では、その雌側コネクタハウジングの背面がガイド部よりも前方に位置するようにしたが、本発明によれば、雌側コネクタハウジングの背面がガイド部とほぼ面一に位置するようにしてもよい。
【0027】
(2)上記実施形態ではレバーが待ち受け位置にある状態では、ガイド部がフード部の前端よりも前方に位置するようにしたが、本発明によれば、ガイド部がフード部の前端とほぼ面一に位置する構成としてもよく、フード部の前端よりも後方に位置するようにしてもよい。尚、ガイド部がフード部の前端よりも後方に位置する場合には、フード部に嵌め込んだ雌側コネクタハウジングの背面がフード部の前端と面一の位置又はフード部の前端よりも前方の位置となるようにすればよい。
【0028】
(3)上記実施形態ではガイド部をアーム部の外面側から内面側へ向かって傾斜した形態としてフード部に対する雌側コネクタハウジングの位置ずれを矯正する機能を持たせたが、本発明によれば、ガイド部はアーム部の内外両面に対して直角な面としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1においてレバーが待ち受け位置にあって雌側コネクタハウジングがフード部に嵌め込まれた状態をあらわす側面図
【図2】雌側コネクタハウジングの側面図
【図3】嵌合済の両コネクタハウジングを取付孔に取り付けた状態をあらわす側面図
【図4】雄側コネクタハウジングの一部切欠平面図
【図5】雄側コネクタハウジングの正面図
【図6】雄側コネクタハウジングの斜視図
【符号の説明】
P…パネル
H…取付孔
A…レバー式コネクタ
10…雄側コネクタハウジング
13…フード部
13F…フード部の前端
20…雌側コネクタハウジング
20R…雌側コネクタハウジングの背面
30…レバー
21…カムフォロア
31…操作部
34…カム溝
36…ガイド部
37…テーパ面
38…指掛け部
Claims (4)
- 前端部にフード部を有する雄側コネクタハウジングにレバーを回動可能に設け、前記レバーを待ち受け位置に待機させた状態で前記フード部に雌側コネクタハウジングを嵌めてそのカムフォロアを前記レバーのカム溝に進入させ、この状態から前記レバーを嵌合位置へ向けて概ね後方へ回動させることにより前記両コネクタハウジングを嵌合し、嵌合済みとした状態でパネルの取付孔に取り付けるようにしたレバー式コネクタにおいて、
前記レバーには、そのレバーが嵌合位置にある状態では前記取付孔への取付け方向に対して傾斜するとともに前記取付孔の孔縁への当接を可能とされたガイド部が概ね前方に面して形成され、
前記レバーが待ち受け位置にあり且つ前記雌側コネクタハウジングが前記フード部に嵌められた状態では、その雌側コネクタハウジングの背面が前記ガイド部とほぼ面一に又は前記ガイド部よりも前方に位置する構成としたことを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記レバーが待ち受け位置にある状態では、前記ガイド部が前記フード部の前端とほぼ面一に又は前記フード部の前端よりも前方に位置する構成としたことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
- 前記ガイド部は、前記レバーが待ち受け位置にある状態で前記フード部の前端よりも前方となる位置に配されているとともに、そのアーム部の外面側から内面側へ向かって傾斜した形態のテーパ面を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタ。
- 前記レバーが操作部の左右両端から一対のアーム部を延出した形態とされており、前記ガイド部が前記アーム部の前縁に形成されているものにおいて、前記操作部の前縁には、前記ガイド部よりも概ね前方へ突出する指掛け部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
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