JP3565609B2 - 溶解液注入セット - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は溶解液注入セットに関する。さらに詳しくは、本発明は容器内の乾燥薬剤を他の容器の溶解液と混合して液状薬剤を調製するのに適した溶解液注入セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より病院等の医療機関においては、バイアル等の薬剤容器に入った粉末薬剤あるいは凍結乾燥薬剤などの乾燥製剤を溶解して輸液として点滴注射に用いている。このような乾燥製剤を薬液に調製する操作は、薬剤の入った容器とその薬剤を溶解するための溶解液の入った容器とを両頭針あるいは連結管等の接続用具を用いて接続し、溶解液を薬剤の入った容器に移すことにより行っている。ところがこの操作は煩雑で手間がかかる上に、外気中で薬剤の入った容器に接続するための穴を開ける操作を行うので、中の薬剤が汚染される虞がある。
そこで上記のような問題を解消するものとして、特表昭61−501129号公報や特開平2−1277号公報、特開平3−37067号公報などに示される完全な無菌操作を目的とするものや、特開昭59−209535号公報や特開昭62−137056号公報、特開平2−4375号公報、特開昭60−210261号公報などに示される、完全な無菌操作は出来ないが薬剤と溶解液の組合せを任意に選択することの出来る実質的に無菌的な操作を可能とするもの、などが提案されている。
【0003】
特表昭61−501129号に示されるものは、薬剤容器の収容されたカプセルと溶解液の収容された可撓性容器とがチューブで接続されたものであり、チューブ内に設けられた連通手段によって薬剤容器と可撓性容器が連通され、薬剤と溶解液とが無菌的に混合されるようになっている。また、特開平2−1277号公報に示されるものは、薬剤容器の収容されたカプセルをその結合部で溶解液容器の口部と接続し、カプセルの結合部側に連通順序規制手段を備えた連通手段を介在させたもので、連通手段により薬剤容器が刺通されたのちに溶解液容器が刺通されて二つの容器が連通され、薬剤と溶解液とが無菌的に混合されるようになっており、特開平3−37067号公報に示すものは、薬剤容器と連通手段と溶解液容器をこの順序で配列して合成樹脂製シートで密封した上、薬剤容器と溶解液容器の間にシートの上から容器支持手段を介在させたもので、無菌的な連通・混合操作を行う時まで二つの容器が接近しないようになっている。
【0004】
一方、特開昭59−209535号公報には、可撓性壁体部材を有する密封された第一の可撓性容器と、この可撓性容器の壁体部材に貫通して固定でき、取外し得るストッパーを有する第二の容器と、ストッパーと噛み合う部分を有するストッパー取外し部材からなり、第一の容器に第二の容器を貫通してストッパーをストッパー取外し部材と噛み合わせた後、第一の可撓性容器の密封バリヤーと一緒にストッパーを第二の容器から取外して二つの容器の内容物を混合出来るようにした装置が開示されており、特開昭62−137056号公報および特開平2−4375号公報に示されるものは、前記第二の容器を改良したものである。また、特開昭60−210261号公報に示すものは、特開昭59−209535号公報に開示された装置を改良したものである。
【0005】
前者の特表昭61−501129号公報等に示される装置は、その構成上、薬剤容器と溶解液容器とがペアーになっているため、調製される薬剤が一つに限定されてしまうという欠点を有しているものの、完全な無菌操作を可能とするものであり、また、後者の特開昭59−209535号公報等に示される装置は、機構が複雑であり、ストッパーが第一の容器内に落とされるなど欠点も多く、また、完全な無菌操作も出来ないが、実質的に無菌的な操作が可能であり、薬剤と溶解液の組合せを任意に選択することの出来るものであるため、医療現場では必要に応じて適宜両者の使い分けが必要になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の様な事情に鑑みてなされたもので、前記の特表昭61−501129号公報等に示される装置と同等の無菌操作が可能であり、構造が簡単で、操作が容易で、しかも携帯可能な、安価な溶解液注入セットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために、その内壁に容器を保持するための複数の縦リブからなる容器保持手段を備えた有底筒状のカプセルと、該カプセルに上向きに収容され保持される薬剤容器と、前記カプセルの開口部に回動自在に冠着されカプセルの開口部を密封するキャップ部材と、口部と底部を有する容器であって該キャップ部材に収容され支持される容器キャリアと、該容器キャリアに収容され保持される溶解液容器と、容器キャリアと薬剤容器の間に位置するようにカプセル内に収容され、該カプセルの内壁によって上下方向スライド自在に保持される連通手段、および前記カプセルに設けたキャップ部材取り外し手段からなり、キャップ部材と容器キャリアとカプセルの間に、キャップ部材を回転させた時に容器キャリアを回転させることなく薬剤容器側にスライドさせるガイド手段を設け、キャップ部材を回転させることにより容器キャリアと一緒に溶解液容器を薬剤容器方向に移動させ、該溶解液容器と薬剤容器を連通手段によって連通すると共に、薬剤容器と容器キャリアと溶解液容器と連通手段とが、カプセルとカプセルの開口部に冠着されるキャップ部材によって密封されてなる携帯可能な溶解液注入セットを採用している。
【0008】
ここで、ガイド手段は、キャップ部材の内壁に設けられた複数の平行な螺旋溝と、カプセルの内壁に設けられた複数の縦溝と、容器キャリアの外壁に設けられた複数の第1および第2のスライド突起とからなり、第1のスライド突起が螺旋溝にスライド自在に嵌め込まれるとともに、第2のスライド突起が縦溝にスライド自在に嵌め込まれる様に構成することができる。また、容器キャリアから溶解液容器を取り出し易くするために容器キャリアの底部に透孔を設けてもよく、カプセルから溶解液容器および薬剤容器を取り出しやすくするために、連通手段に、連通操作完了時に溶解液容器の口部および薬剤容器の口部とそれぞれ係合し、係合した状態の該2つの容器をカプセルから出した時に容易に解除可能な第1および第2の係合手段を設けてもよい。そしてこのような解除可能な構成は、例えば、第1の係合手段をハブの表面に設けた可撓性の係合腕で構成し、該係合腕に溶解液容器の口部と係合する係合突起を形成するとともに、第2の係合手段をハブの裏面に設けた可撓性の係合腕で構成し、該係合腕に溶解液容器の口部と係合する係合突起を形成することにより達成される。また、連通手段の係合腕に溶解液容器が連通手段によって連通されるのを妨害する可撓性の連通妨害手段を設け、連通手段により薬剤容器が連通された後に連通妨害手段による妨害が解除され、溶解液容器が連通されるように構成してもよい。
【0009】
【作用】
上記の構成によれば、キャップ部材を例えば時計方向に回転させると、ガイド手段の働きにより、例えばガイド手段がキャップ部材の螺旋溝と容器キャリアの第1および第2のスライド突起、カプセルの縦溝からなっている場合には、容器キャリアの第1のスライド突起がキャップ部材の螺旋溝に沿ってスライドするが、容器キャリアの第2のスライド突起がカプセルの縦溝に沿ってスライドするため、溶解液容器を収容した容器キャリアは回転すること無く薬剤容器側にスライドする。この時、溶解液容器と薬剤容器の間に介在する連通手段(例えば両頭針)も容器キャリアと一緒にスライドして薬剤容器に達し、その両端の刃先で溶解液容器と薬剤容器を連通する。溶解液容器と薬剤容器の連通後は、カプセルからキャップ部材を取り外し、次いで一体化された容器キャリアと薬剤容器とを取り出し、溶解液容器の溶解液と薬剤容器の薬剤を良く混合すれば薬液を調製することができる。点滴治療を行う場合には、調整された薬液を例えば溶解液容器側に移行させてその薬液取り出し口に輸液セット等を接続すればよい。
【0010】
【実施例】
次に本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る溶解液注入セットの縦断面図であり、図2は図1に示す薬剤容器の縦断面図、図3は図1に示す溶解液容器の縦断面図、図4は溶解液容器の他の実施例を示す縦断面図、図5は図1に示す連通手段(両頭針)の縦断面図、図6は図5の底面図、図7は図5の平面図、図8は連通手段の他の実施例を示す縦断面図、図9は図1に示す容器キャリアの縦断面図、図10は図9の底面図、図11は図1に示すカプセルの縦断面図、図12は図11の平面図、図13は図1に示すキャップの縦断面図、図14は図13の底面図、図15は図1に示すキャップ取り外し手段の平面図、図16は図15のX−X線断面図である。
図1に示すように、本発明の溶解液注入セットは、有底筒状のカプセル1と、このカプセル1に上向きに収容され保持される薬剤容器2と、カプセル1に回動自在に冠着されるキャップ部材3と、このキャップ部材3に収容支持される容器キャリア4と、この容器キャリア4に収容保持される溶解液容器5、および容器キャリア4と薬剤容器2の間にスライド自在に保持される連通手段6からなる。キャップ部材を回転させることにより容器キャリア4を回転させることなく薬剤容器2側にスライドさせ、容器キャリア4に収容保持された溶解液容器5と薬剤容器2を連通手段6によって連通するようになっている。
【0011】
カプセル1は薬剤容器2と連通手段6、容器キャリア4の少なくとも第2の係合突起42部分を収容する有底筒状の容器であり、通常、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ABS樹脂などの合成樹脂で形成される。カプセル1は図11〜12に示すように底部11と開口部12を有しており、その開口部12の外壁には後述のキャップ部材取り外し手段7と係合する環状突起13が形成されている。カプセル1の内壁にはその開口部12から底部11方向に後述の容器キャリア4の第2のスライド突起42が嵌め込まれスライドするための複数の縦溝15が形成されており(図11では2本形成されている)、カプセル1の中間部内壁には後述の連通手段(通常、両頭針を使用するので、以下、両頭針という)6の係合腕64がスライドする縦方向の両頭針係合溝17が形成されている(図11では4本形成されている)。両頭針係合溝17はその一部または全部を縦溝15と一体に形成してもよい(図11では2本の両頭針係合溝が縦溝の延長上に形成されている)。両頭針係合溝17には横方向に複数の係合リブ16が形成されており(図11では4本形成されている)、両頭針6の係合腕64と係合してこれが容易に下方移動しないように機能している。係合リブ16は、両頭針6の位置決めの機能も有している。また、カプセル1の底部11には開口部12方向に薬剤容器2を保持するための複数の縦リブ14が形成されている(図11では4本形成されている)。尚、縦溝15は1本でも支障はないが、容器キャリア4の安定性を考慮した場合、2本以上形成するのが好ましい。
【0012】
カプセル1には薬剤容器2と両頭針6と内部に溶解液容器5を収容した容器キャリア4が、図1に示すように、この順序で、薬剤容器2と両頭針6はそれぞれその口部21とその上部穿刺針62を開口部12側(以下、上方側という)に向けて、容器キャリア4は、溶解液容器5(その口部51が第2のスライド突起42側にくるように容器キャリア4内に収容されている)の口部51が底部11側を向くように、その第2のスライド突起42側を底部11側(以下、下方側という)に向けて収容されている。
薬剤容器2は一般にガラス製であり、図2に示すように、その口部21はゴム栓22などの密封部材で密閉されており、ゴム栓22はさらにアルミなどで作られたかしめ部材23で巻締めされ、口部21に固定されている。薬剤容器2としては市販の薬剤容器が使用可能であり、溶解液注入セットの組み立てに際しては、かしめ部材23はその天面が取り外され、両頭針6の下部穿刺針63で穿刺する位置に透孔24が形成される。尚、薬剤容器2の内部には粉末製剤や凍結乾燥製剤などの乾燥製剤が収容されているが、図面では省略している。
【0013】
連通手段として採用される両頭針6は、図1に示すように薬剤容器2と溶解液容器5の間に配置されており、通常、ステンレス鋼(SUS104が好ましい)または合成樹脂製のカヌラと合成樹脂製のハブから構成されている。切れ味を重視する場合にはステンレス鋼のカヌラが好ましいが、使用後の廃棄の問題および一体成形できるという利点を考慮すれば合成樹脂製の両頭針が好ましい。合成樹脂としては例えばABS樹脂や高密度ポリエチレン、ポリカーボネートなどが好適に採用される。
【0014】
両頭針6は容器キャリア4とともに下方にスライドして薬剤容器2の口部21のゴム栓22を刺通し、さらには後述の溶解液容器5の口部51のゴム栓52および閉鎖膜53を刺通することができるように、図5〜7に示すように、ハブ61と、溶解液容器5のゴム栓52を刺通する上部穿刺針62および、薬剤容器2のゴム栓22を刺通する下部穿刺針63からなり、ハブ61の先端にはハブ61の鉛直方向に係合腕64が設けられている。そして、この係合腕64にはその先端にカプセル1の両頭針係合溝17と接触しこれに沿ってスライドする突出部分641が設けられており、この突出部分641は縦溝15の係合リブ16と容易に解除可能に係合している。
【0015】
両頭針6のハブ61の表面にはこれと鉛直方向に図5に示すような可撓性の連通妨害手段65を設けてもよい。連通妨害手段65は、溶解液容器5の口部51を受けて溶解液容器5の下方移動を妨害する膨部651と、可撓性を有する脚652からなり、膨部651に係る荷重が所定の大きさになると脚652が外側に撓んで溶解液容器5の口部51の下方移動を許容するようになっている。従って、例えば溶解液容器5の口部51の下方移動を許容する荷重の大きさが、両頭針6の下部穿刺針63による薬剤容器2のゴム栓22の刺通抵抗よりも大きくなるように、溶解液容器5の口部51を受ける膨部部分653の形状および脚652の太さを選択することにより、両頭針6による溶解液容器5のゴム栓52および薬剤容器2のゴム栓22の刺通順序を確実に制御することができる。すなわち、下部穿刺針63によって薬剤容器2のゴム栓22が刺通された後でなければ、上部穿刺針62によって溶解液容器5のゴム栓52が刺通されないようにすることができる。
【0016】
両頭針6のハブ61には連通操作完了時に溶解液容器5の口部51および薬剤容器2の口部21とそれぞれ係合し、係合した状態の2つの容器2、5をカプセル1から出した時に容易に解除可能な係合手段を設けてもよい。このような係合手段としては可撓性の脚とこの脚の先端に内向きに設けられたフックからなる構成が採用できる。図8にはこのような係合手段として、溶解液容器5の口部51と係合する第1の係合手段66と、薬剤容器2の口部21と係合する第2の係合手段67が示されている。第1の係合手段66は別途設けることも可能であるが、図では連通妨害手段65に設けられている。すなわち脚652は第1の係合手段66の脚でもあり、フックは膨部651の上部穿刺針62側の下面が脚652と直角または鋭角になるようにすることにより形成される。第2の係合手段67は可撓性の脚671とこの脚671の先端に内向きに設けられたフック672からなる。これらの係合手段66、67は可撓性の脚652、672を有しているので、連結された薬剤容器2、両頭針6、溶解液容器5をカプセル1から取り出した後は、手などで容易に解除することができる。
【0017】
溶解液容器5を収容・保持してこれを両頭針6側にスライドさせる容器キャリア4は通常、カプセル1と同様の合成樹脂で形成された筒状の容器であり、図9〜10に示すように、底部には後述のキャップ部材3の螺旋溝33に沿ってスライドする第1のスライド突起41が設けられ、口部にはカプセル1の縦溝15に沿ってスライドする第2のスライド突起42が設けられている。そして、口部には溶解液容器5を挿着しやすいように複数のスリット43が形成されており、底部には必要ならば溶解液容器5を取り出しやすいように透孔44が形成される。第1のスライド突起41および第2のスライド突起42は、カプセル1の縦溝15および後述のキャップ部材3の螺旋溝33と協働して、キャップ部材3の回転運動を直線運動に変え、容器キャリア4を真っ直ぐに両頭針6および薬剤容器2側にスライドさせるガイド手段を構成している。すなわち、図13に示すようなキャップ部材3の場合、キャップ部材3を時計方向に回転させると、キャップ部材3の螺旋溝33に容器キャリア4の第1のスライド突起41が嵌め込まれているので、容器キャリア4はキャップ部材3とともに回転しようとする。ところが容器キャリア4の第2のスライド突起42がカプセル1の縦溝15に嵌め込まれているため、容器キャリア4は回転することが出来ず、第1のスライド突起41がキャップ部材3の螺旋溝33に沿ってスライドして、容器キャリア4を下方に移動させる。尚、第1のスライド突起41および第2のスライド突起42は複数本設けるのが好ましいが(図9では2本設けている)、機能的には1本であっても構わない。
【0018】
容器キャリア4に収容される溶解液容器5は、一般に容器本体55がポリエチレンやポリプロピレン、ポリエステルなどの比較的柔らかい合成樹脂で形成された押圧変形自在な容器であり、通常、図3に示すような連通口と薬液取り出し口を兼ねた口部51を有するものが採用される。図3に示す口部51は、容器本体55の閉鎖膜53上にゴム栓52と押さえ部材54からなる閉鎖部材を溶着して形成したものであり、ゴム栓52から溶解液への溶出を防ぐことのできる構造になっている。溶解液容器5には図4に示すように口部51と独立に薬液取り出し口561を設け、口部51を連通口として使用するように構成してもよい。この場合、薬液取り出し口561の構造は口部51と同様の閉鎖膜563とゴム栓562、押さえ部材564からなる構成を採用することができるが、キャップ部材3を取り外した後、手などで汚染される危険の大きいゴム栓562は合成樹脂のフィルムなどのカバーシート57で保護するのが好ましい。
【0019】
薬剤容器2、連通手段(両頭針)6および溶解液容器5がこの順序で収容されたカプセル1の開口部12にはキャップ部材3とキャップ部材取り外し手段7が取り付けられる。キャップ部材取り外し手段7はカプセル1の開口部12に装着されたキャップ部材3の上から取り付けるように構成することも出来るが、このような構成ではキャップ部材3を取り外して内部の薬剤容器2や溶解液容器5を取り替えること(所謂改竄)が可能なので、図1では好ましい構造としてキャップ部材取り外し手段7をカプセル1の開口部12に取り付け、その上からキャップ部材3を強制的に嵌め込む(所謂無理嵌め)構成を採用している。
【0020】
図13〜14に示すキャップ部材3は、改竄防止機能を備えたキャップ部材3であり、図15〜16に示すキャップ部材取り外し手段7と組み合わせで用いるものである。キャップ部材3は、天面31とスカート部32からなり、通常、容器キャリア4と同様の合成樹脂で筒状に形成され、その側壁であるスカート部32の下端には、キャップ部材3とカプセル1の間を気密にシールするシール部材8を装着するためのシール部材装着溝36が形成されている。そして、図13に示すように、その側壁であるスカート部32の内壁には容器キャリア4の第1のスライド突起41と係合する螺旋溝33が形成されており、スカート部32の下端部内壁には、後述のキャップ部材取り外し手段7の溝72に回動自在に嵌め込まれる突起35が設けられている。螺旋溝33はスカート部32内壁を削ることにより形成することができるが、図13に示すように螺旋突条34を設けることにより形成してもよい。
【0021】
キャップ部材取り外し手段7は、カプセル1からキャップ部材3を取り外し、薬剤容器2や両頭針6、溶解液容器5を取り出せるようにするもので、図15〜16に示すようにリング状に形成される。キャップ部材取り外し手段7はその内壁にカプセル1の開口部12の環状突起13と回動自在に係合する環状突起71を有しており、その外壁にはキャップ部材3の下端部内壁の突起35と回動自在に係合する溝72が形成されている。この溝72は断続的に形成され、溝の切れ目73の部分は、溝73を構成する上方の側壁部分が切り欠かれた形状、すなわち段差状に形成されており、キャップ部材3の突起35の長さはこの溝の切れ目73の長さより短くなっている。そして時計方向に向かう溝72と溝の切れ目73の間に係止突起74が設けられており、キャップ部材3を時計方向に回したときに、キャップ部材3の突起35がキャップ部材取り外し手段7の係止突起74と衝突して、キャップ部材取り外し手段7がキャップ部材3と一緒に回転するようになっている。そして、キャップ部材取り外し手段7がキャップ部材3と一緒に回転している間、キャップ部材3の突起35がキャップ部材取り外し手段7の溝72の中に在り、次いでキャップ部材3を反時計方向に回した時には突起35が溝の切れ目73に来るようになっている。この場合、突起35が溝の切れ目73より短く形成されているため、突起35が溝の切れ目73に来たときにキャップ部材3を上方に移動させると、キャップ部材3はキャップ部材取り外し手段7から外れるようになっている。
【0022】
ここで、キャップ部材取り外し手段7は、図1に示すように、殆どキャップ部材3のスカート部32の下端部で被われているので、キャップ部材取り外し手段7のみを手で回すことは不可能である。従って、キャップ部材3を取り外すとき、すなわちキャップ部材3を反時計方向に回したときにキャップ部材取り外し手段7がキャップ部材3と一緒に回転しないように、キャップ部材取り外し手段7の上端部内壁に回転防止突起75を設け、カプセル1の開口部12外壁に設けた突条18と係合するようにしている。そして、キャップ部材3を時計方向に回して薬剤容器2と溶解液容器5を両頭針6で連通したときに初めて、丁度カプセル1の突条18がこの回転防止突起75を乗り越えるようにしているので、連通操作が完了しなければキャップ部材3をカプセル1から取り外すことが出来ないようになっている。
【0023】
尚、図15〜16では、溝72と溝の切れ目73および係止突起74からなるキャップ部材取り外し機構をキャップ部材取り外し手段7の外壁に形成しているが、キャップ部材取り外し機構をキャップ部材取り外し手段7の内壁に形成し、キャップ部材3のスカート部32の下端部の外壁に形成した突起(図示していないが、突起35に相当するもの)と組み合わせてもよい。また、キャップ部材取り外し機構と同様の機構をキャップ部材3の内壁または外壁に設け、キャップ部材取り外し手段7の外壁に設けたキャップ部材3の突起35と同様の突起(図示していない)と組み合わせるようにしてもよい。但し、キャップ部材3は、その螺旋溝33と容器キャリア4の第1のスライド突起とが係合する関係で、使用前には反時計方向に回転させることができなくなっているが、キャップ部材3の外壁にキャップ部材取り外し機構または突起を設けた場合には、キャップ部材取り外し手段7だけを反時計方向に回してキャップ部材3を取り出すことができるので、別途、使用前にキャップ部材3の取り外しができないようにする手段を設ける必要がある。
【0024】
次に、本発明の溶解液注入セットの使用について図1を用いて説明する。
キャップ部材3を時計方向に回すと、容器キャリア4の第1のスライド突起41がキャップ部材3の螺旋溝33に沿ってスライドするが、容器キャリア4の第2のスライド突起42がカプセル1の縦溝15に沿ってスライドするため、溶解液容器5を収容した容器キャリア4は回転すること無く薬剤容器2側にスライドする。そして、溶解液容器5の口部51が、これと薬剤容器2の間に介在する連通手段(両頭針6)の連通妨害手段65に衝突すると、両頭針6も容器キャリア4と一緒にスライドして薬剤容器2に達し、その下部穿刺針63で薬剤容器2のゴム栓22を刺通する。下部穿刺針63による薬剤容器2のゴム栓22の刺通が完了する位置では、両頭針6のハブ61が薬剤容器2の口部21に衝突して、両頭針6の下方移動が阻止される。この時、溶解液容器5の口部51によって両頭針6の連通妨害手段65に加えられる荷重が大きくなるので、連通妨害手段65の脚652が外側に撓み、口部51が連通妨害手段65の膨部651から外れる。そして、溶解液容器5は下方に移動し、その口部51のゴム栓52が上部穿刺針62によって刺通される。こうして薬剤容器2と溶解液容器5は両頭針6を介して連通される。溶解液容器5と薬剤容器2の連通後は、キャップ部材3を反時計方向に回せば、キャップ部材取り外し手段7とキャップ部材3の係合を容易に解除することができる。キャップ部材取り外し手段7とキャップ部材3の係合を解除し、カプセル1からキャップ部材3を取り外し、次いで一体化された容器キャリア4と両頭針6と薬剤容器2とを取り出し、溶解液容器5の溶解液を両頭針6の薬液通路68を通して薬剤容器2内に移行させ、溶解液を薬剤容器2内の薬剤と良く混合すれば薬液を調製することができる。点滴治療を行う場合には、調整された薬液を例えば溶解液容器5側に移行させてその薬液取り出し口に輸液セット等を接続すればよい。
また、薬剤容器2の口部21にスプレーノズルを装着すれば、噴霧液として使用することもできる。
尚、溶解液の移行および混合操作はカプセル1内に収容した状態で行うことも可能であることは勿論である。また、溶解液容器5には薬液取り出し口561の代わりに予めスプレーノズルを取り付けておくことも可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたことから明らかなように、本発明の溶解液注入セットを採用することにより、次のような効果を奏することができる。
▲1▼無菌的な操作が可能なので、細菌の混入などによる感染を防止することができる。
▲2▼操作が容易なので、操作の手間が省け、人件費の節約や人手不足に対応することができる。
▲3▼連通妨害手段を設けることにより連通順序を規制することが可能であり、この場合、誤操作の心配が無いので、患者自信による操作が可能であり、ホームケア商品として採用できる。
▲4▼溶解液注入セットを安価に提供することができる。
▲5▼薬剤容器と溶解液容器の連通機構がカプセル内に収容された構成になっているので、破損の心配がなく、携帯も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る溶解液注入セットの縦断面図である。
【図2】図1に示す薬剤容器の縦断面図である。
【図3】図1に示す溶解液容器の縦断面図である。
【図4】溶解液容器の他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】図1に示す連通手段(両頭針)の縦断面図である。
【図6】図5の底面図である。
【図7】図5の平面図である。
【図8】連通手段の他の実施例を示す縦断面図である。
【図9】図1に示す容器キャリアの縦断面図である。
【図10】図9の底面図である。
【図11】図1に示すカプセルの縦断面図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図1に示すキャップの縦断面図である。
【図14】図13の底面図である。
【図15】図1に示すキャップ取り外し手段の平面図である。
【図16】図15のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 カプセル
13 環状突起
14 縦リブ
15 縦溝
16 係合リブ
17 両頭針係合溝
18 突条
2 薬剤容器
3 キャップ部材
33 螺旋溝
35 突起
36 シール部材装着溝
4 容器キャリア
41 第1のスライド突起
42 第2のスライド突起
5 溶解液容器
57 カバーシート
6 両頭針(連通手段)
62 上部穿刺針
63 下部穿刺針
64 係合腕
65 連通妨害手段
66 第1の係合手段
67 第2の係合手段
7 キャップ部材取り外し手段
72 溝
73 溝の切れ目
74 係止突起
75 回転防止突起
8 シール部材
Claims (6)
- その内壁に容器を保持するための複数の縦リブからなる容器保持手段を備えた有底筒状のカプセルと、該カプセルに上向きに収容され保持される薬剤容器と、前記カプセルの開口部に回動自在に冠着されカプセルの開口部を密封するキャップ部材と、口部と底部を有する容器であって該キャップ部材に収容され支持される容器キャリアと、該容器キャリアに収容され保持される溶解液容器と、容器キャリアと薬剤容器の間に位置するようにカプセル内に収容され、該カプセルの内壁によって上下方向スライド自在に保持される連通手段、および前記カプセルに設けたキャップ部材取り外し手段からなり、キャップ部材と容器キャリアとカプセルの間に、キャップ部材を回転させた時に容器キャリアを回転させることなく薬剤容器側にスライドさせるガイド手段を設け、キャップ部材を回転させることにより容器キャリアと一緒に溶解液容器を薬剤容器方向に移動させ、該溶解液容器と薬剤容器を連通手段によって連通すると共に、薬剤容器と容器キャリアと溶解液容器と連通手段とが、カプセルとカプセルの開口部に冠着されるキャップ部材によって密封されてなる携帯可能な溶解液注入セット。
- ガイド手段が、キャップ部材の内壁に設けられた複数の平行な螺旋溝と、カプセルの内壁に設けられた複数の縦溝と、容器キャリアの外壁に設けられた複数の第1および第2のスライド突起とからなり、第1のスライド突起が螺旋溝にスライド自在に嵌め込まれるとともに、第2のスライド突起が縦溝にスライド自在に嵌め込まれる請求項1に記載の溶解液注入セット。
- 容器キャリアの底部に透孔を設けてなる請求項1または2に記載の溶解液注入セット。
- 連通手段に、連通操作完了時に溶解液容器の口部および薬剤容器の口部とそれぞれ係合し、係合した状態の該2つの容器をカプセルから出した時に容易に解除可能な第1および第2の係合手段を設けてなる請求項1〜3のいずれかに記載の溶解液注入セット。
- 第1の係合手段をハブの表面に設けた可撓性の係合腕で構成し、該係合腕に溶解液容器の口部と係合する係合突起を形成するとともに、第2の係合手段をハブの裏面に設けた可撓性の係合腕で構成し、該係合腕に溶解液容器の口部と係合する係合突起を形成した請求項4に記載の溶解液注入セット。
- 連通手段の係合腕に溶解液容器が連通手段によって連通されるのを妨害する可撓性の連通妨害手段を設け、連通手段により薬剤容器が連通された後に連通妨害手段による妨害が解除され、溶解液容器が連通されるようにしてなる請求項5に記載の溶解液注入セット。
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