JP3559322B2 - Method of manufacturing thin composite IC card - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、薄型複合ICカードの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電磁波を使ってデータを送受信するタイプのICカード型モジュールが、スキー場のリフト券や無線IDカードなどに試験導入又は一部実用化されている。また、ICカード(CPUを内蔵した接触型マイコンカード)の機能と無線カード(電磁波を使ってデータを送受信するタイプの非接触型カード)の機能とを合わせ持った薄型複合ICカードをISO規格に準じたカードサイズ(縦85.6mm、横54.0mm、厚み0.76mm)で実現することが、複数枚のカードの保持や携帯の便利さなどから要求されている。
【0003】
従来の薄型複合ICカードとしては、例えば特願平5−318632号(平成5年12月17日出願)に示すものがある。
図17は、上記文献(未公知)から引用した薄型複合ICカードを示すものである。
【0004】
ガラスエポキシなどから構成されるコア基板1の一面側には、アンテナパターン2及び配線回路パターン3が形成されている。また、コア基板1には、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の取り付け穴5a、及び電池(例えば薄型リチウム電池)6の取り付け穴7がそれぞれ形成されている。
【0005】
また、オーバーシート8には、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の取り付け穴5bが設けられている。オーバーシート8及びアンダーシート9は、それぞれ例えば塩化ビニルから構成される。オーバーシート8及びアンダーシート9の一面側には、それぞれ所定の意匠が印刷されている。
【0006】
コア基板1にICカード用片面樹脂モールドパッケージ4及び電池6が搭載された後、オーバーシート8は、シート状の接着剤によりコア基板1の一面側に貼り合わされ、アンダーシート9は、シート状の接着剤によりコア基板1の他面側に貼り合わされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
a. 上述の薄型複合ICカードは、ISO規格に準じた平面状の外部接続用端子を有する片面樹脂モールドパッケージ4と、アンテナパターン2を有するコア基板1と、さらに仕様(高速情報処理、通信距離など)に応じて電池6とを備えていなければならない。
【0008】
従って、仕様によっては、非常に高価な薄型複合ICカードとなってしまう。例えば、非接触で信号を送受信するために使用する周波数帯は、一般に中波帯であるため、アンテナとして必要とされるインダクタンスLは、数百〜数千μHである。ここで、インダクタンスLは、開口面積に比例し、巻き数の2乗に比例する。つまり、数百〜数千μHのインダクタンスLを確保しようとした場合、開口面積を大きくできないとすると、巻き数を増やさなければならないことになる。
【0009】
一般に、アンテナの開口面積は、40cm2 (8cm×5cm)程度であるから、例えば200μH程度のインダクタンスLを確保しようとすると、アンテナの巻き数は、38ターン程度になる。
【0010】
しかし、このようなアンテナパターン2をコア基板1の一面側に形成することは、パターンのファインピッチ化となるため技術的に非常に困難である。さらに、一面側だけにアンテナパターン2を形成すると、アンバランス、反り、捩じれなどが薄いコア基板1に生じるため、制御が非常に難しくなる。従って、製品の歩留りが悪化して、薄型複合ICカードを非常に高価なものとしてしまう。
【0011】
b. また、上述の薄型複合ICカードは、一般に、コア基板1がガラスエポキシから構成され、意匠付きオーバーシート8及び意匠付きアンダーシート9が塩化ビニルから構成される。
【0012】
つまり、コア基板1、オーバーシート8及びアンダーシート9の接着は、異質材料同士の大面積の接着となるため、製品を形成した後に反りや捩じれなどが発生し、意匠付きオーバーシート8及び意匠付きアンダーシート9が剥がれ易くなる。
【0013】
また、意匠付きオーバーシート8及び意匠付きアンダーシート9にアンテナパターン2などの跡が浮き出す場合がある。さらに、コア基板1がガラスエポキシから構成されるため、金型などを使いエンボスを付ける(カードに文字、数字を浮き出させる)ことができない。このため、意匠面に塩化ビニル板を貼り付け、ルータなどにより文字、数字などを彫刻する必要があり、加工時の文字の品質確保が困難であり、カードも高価なものとなってしまう。
【0014】
このように、従来の薄型複合ICカードは、無線機能などを備えようとすると非常に高価なものとなり、さらに、反り、捩じれや、意匠面にアンテナパターンが浮き出すなど、信頼性を確保するのが困難となる欠点がある。
本発明は、上記欠点を解決すべくなされたもので、その目的は、無線機能を備えた薄型複合ICカードの信頼性、製造性の向上を図ることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の薄型複合ICカードの製造方法は、第1導電シート上の所定位置に第1バンプを形成し、熱圧着により、コア基板の一面側に前記第1導電シート及び前記コア基板の他面側に第2導電シートをそれぞれ貼り合わせると共に、前記コア基板内に前記第1バンプを貫通させて前記第1及び第2導電シートを電気的に接続し、前記第1及び第2導電シートをパターニングして前記コア基板の両面にアンテナパターン及び配線回路パターンを形成し、熱圧着により、前記コア基板の両面に意匠シートを貼り合わせると共に、前記コア基板にICパッケージを取り付ける、という一連の工程からなる。
【0021】
前記アンテナパターン及び前記配線回路パターンを形成した後に、前記コア基板に第2バンプを形成し、熱圧着により、前記ICパッケージの内部接続用端子を前記第2バンプに接続するのがよい。
【0026】
【作用】
上述の薄型複合ICカードの製造方法によれば、熱圧着により、円錐型のバンプを有する導電シートをコア基板に貼り付けている。また、熱圧着により、コア基板の両面に意匠シートを貼り付けている。
【0027】
従って、簡易な方法で薄型複合ICカードが提供できると共に、製品に、反り、捩じれやアンテナパターンの跡などが生じないため、高歩留りを達成でき、コストの削減を図ることができる。
【0028】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本発明の例に関わる薄型複合ICカード及びその製造方法について詳細に説明する。
図1は、本発明の例に関わる薄型複合ICカードを示すものである。図2は、図1のICカードを合体させた場合の断面を示すものである。
【0029】
以下、このICカードの構成を説明する。
コア基板1は、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルから構成され、四角形状を有している。コア基板1の両面には、それぞれアンテナパターン2及び配線回路パターン3が形成されている。アンテナパターン2及び配線回路パターン3は、例えばCu(銅)箔から構成される。
【0030】
コア基板1の一面側のアンテナパターン2又は配線回路パターン3の一部は、それぞれ例えばスルーホール10内に埋め込まれた導電体(例えばCu(銅))10aにより、コア基板1の他面側のアンテナパターン2又は配線回路パターン3に電気的に接続されている。なお、スルーホール10は、例えば金属メッキ技術により形成できる。
【0031】
コア基板1の厚さは、約0.3mmであり、アンテナパターン2及び配線回路パターン3の厚さは、約0.035mmである。また、アンテナパターン2の開口面積は、約40cm2 (8cm×5cm)であり、コア基板1の両面にそれぞれ19ターン形成されている。アンテナパターン2の幅は、約300μmであり、隣り合うアンテナパターン同士の間隔は、約150μmである。
【0032】
また、コア基板1には、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の取り付け穴5a、及び電池(例えば固体電解質を使用したリチウム電池)6の取り付け穴7がそれぞれ形成されている。
【0033】
電池の取り付け穴7には、電池6が嵌め込まれる。電池6の端子6a,6bは、それぞれコア基板1の配線回路パターン3に接続されている。
パッケージの取り付け穴5aの一面側の周囲には、例えば約0.15mmの高さを有するAg(銀)バンプ11が形成されている。このAgバンプ11は、スクリーン印刷技術などにより形成され、その形状は、円錐型を有しているのがよい。但し、Agバンプ11の形状は、円錐型に限られず、円柱型などであってもよい。
【0034】
なお、パッケージの取り付け穴5aの一面側の周囲には、例えば約0.15mmの高さを有するAu(金)バンプをボンディングワイヤ技術により形成してもよいし、Cu(銅)バンプをメッキ技術により形成してもよい。また、導電性の材料で概ね円錐型又は円柱型を有していれば、バンプを作る方法、材料は、特に限定されない。
【0035】
ところで、パッケージの取り付け穴5aにICカード用片面樹脂モールドパッケージ4が嵌め込まれた状態では、パッケージ4の内部接続用端子は、Agバンプ11に接続されている。
【0036】
オーバーシート8は、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルから構成され、四角形状を有している。オーバーシート8には、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の取り付け穴5bが設けられている。オーバーシート8の厚さは、約0.3mmである。アンダーシート9は、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルから構成され、四角形状を有している。アンダーシート9の厚さは、約0.1mmである。オーバーシート8及びアンダーシート9の一面側には、それぞれ所定の意匠が印刷されている。
【0037】
コア基板1とオーバーシート8との間には、厚さが約0.05mmのシート状の接着剤12が配置される。シート状の接着剤12には、パッケージ4の取り付け部分に穴5cが設けられている。
【0038】
コア基板1とアンダーシート9との間には、厚さが約0.05mmのシート状の接着剤13が配置される。シート状の接着剤13には、パッケージ4の取り付け部分に穴5dが設けられている。
【0039】
なお、オーバーシート8及びアンダーシート9は、それぞれ熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルや酢酸ビニルなどのポリマーをベースとした接着剤により構成される。
【0040】
図3乃至図5は、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4を詳細に示すものである。なお、図3は、パッケージ4の一面側を示し、図4は、パッケージ4の他面側を示し、図5は、パッケージ4の断面を示している。
【0041】
ガラスエポキシ基板21の一面側には、半導体チップ(例えば、不揮発性メモリを含むCPUチップ)25が搭載されている。また、ガラスエポキシ基板21の一面側には、内部接続用端子24が形成されている。内部接続用端子24は、配線回路28及びボンディングワイヤ26を介して半導体チップ25に接続されている。内部接続用端子24の表面には、軟質Au(金)メッキが施されている。
【0042】
半導体チップ25は、モールド樹脂27によって覆われている。また、ガラスエポキシ基板21の他面側には、平面型の外部接続用端子22が形成されている。外部接続用端子22は、スルーホール23内の導電体及び配線回路28を介して内部接続用端子24に接続されている。外部接続用端子22の表面には、硬質Au(金)メッキが施されている。
【0043】
なお、ガラスエポキシ基板21の寸法は、例えば、縦14.0mm、横14.0mm、厚み0.3mmであり、樹脂封止後の最終形態のパッケージの厚さは、約0.6mmである。また、このパッケージの内部接続用端子24は、図1及び図2に示すコア基板1に設けられたAgバンプ11に接続される。
【0044】
図6は、図1及び図2の薄型複合ICカードの変形例を示すものである。
このICカードは、コア基板1にスルーホール10が設けられていないが、Agバンプ14を有している。このAgバンプ14は、円錐型を有しており、高さが約0.3mmである。なお、円錐型のバンプは、例えばスクリーン印刷技術を用いることにより容易に形成できる。
【0045】
コア基板1の一面側のアンテナパターン2又は配線回路パターン3の一部は、Agバンプ14によって、コア基板1の他面側のアンテナパターン2又は配線回路パターン3に接続されている。
【0046】
上記薄型複合ICカードによれば、コア基板1、オーバーシート8、アンダーシート9及びシート状接着剤12,13は、それぞれ熱可塑性樹脂から構成されている。従って、熱圧着により、コア基板1とオーバーシート8とアンダーシート9とを一体化しても、製品に反りや捩じれが生じない。また、オーバーシート8及びアンダーシート9がコア基板1から剥がれ難くなる。さらに、熱圧着により、アンテナパターン2及び配線回路パターン3がコア基板1、オーバーシート8及びアンダーシート9に食い込むため、製品形成後にアンテナパターンや配線回路パターンの跡が意匠面に浮き出ることがない。
【0047】
また、上記薄型複合ICカードによれば、コア基板1の両面にアンテナパターン2及び配線回路パターン3が形成されている。そして、コア基板1の一面側のアンテナパターン2及び配線回路パターン3は、コア基板1に設けられたスルーホール10内の導電体10a又はコア基板1を突き抜けたバンプ14を介して、コア基板1の他面側のアンテナパターン2及び配線回路パターン3に接続されている。従って、アンテナパターン2及び配線回路パターン3の配置が楽に行え、電池6の端子と配線回路パターン3との接続も容易になる。つまり、製品の歩留りが向上し、コストが低減する。
【0048】
さらに、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の内部接続用端子24は、コア基板の配線回路パターン3上のAgバンプ11に接続されている。従って、パッケージ4と電池6との接続の工程が簡略になる。
【0049】
次に、本発明の薄型複合ICカードの製造方法について説明する。
まず、図7に示すように、SUS板厚約0.3mmに約0.5mmの穴を開けたメタルマスクを用いて、例えば厚さが約0.035mmの銅箔16の所定位置に導電性Ag(銀)ペーストを数回印刷する。そして、銅箔16の所定位置に高さが約0.5mmの円錐型のAgバンプ14を形成する。なお、Agバンプ14の高さは、コア基板1の厚さ以上に設定される。
【0050】
また、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルから構成され、厚さが約0.3mmのコア基板1と、厚さが約0.035mmの銅箔15を用意する。そして、これらコア基板1と銅箔15,16との位置合わせを行う。
【0051】
次に、図8及び図9に示すように、熱圧着(例えば、温度約155℃、圧力約40kg/cm2 、時間約20分)により、コア基板1の両面に銅箔15,16を貼り合わせる。この時、銅箔16の円錐型のAgバンプ14は、コア基板1を突き抜け、銅箔15に接触する。その結果、コア基板1の一面側から他面側に貫通するAgバンプ14を有する両面銅張り塩化ビニル板が形成される。
【0052】
次に、図10及び図11に示すように、コア基板1の両面の銅箔15,16をパターニングし、コア基板1の両面にそれぞれアンテナパターン2及び配線回路パターン3を形成する。なお、コア基板1の一面側のアンテナパターン2及び配線回路パターン3の一部は、Agバンプ14を介して、コア基板1の他面側のアンテナパターン2及び配線回路パターン3に接続される。
【0053】
また、コア基板1にICカード用片面樹脂モールドパッケージの取り付け穴5a及び電池の取り付け穴7をそれぞれ形成する。
次に、図12及び図13に示すように、ICカード用片面樹脂モールドパッケージの取り付け穴5aの周囲に、高さが約0.05mmの部品接続用Agバンプ11を形成する。
【0054】
次に、図14に示すように、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルから構成され、厚さが約0.3mmのオーバーシート8を用意する。また、このオーバーシート8に所定の意匠を印刷し、ICカード用片面樹脂モールドパッケージの取り付け部分に穴5bを形成する。
【0055】
また、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニルから構成され、厚さが約0.1mmのアンダーシート9を用意する。また、このアンダーシート9に所定の意匠を印刷する。
【0056】
さらに、熱可塑性樹脂、例えば塩化ビニル又は酢酸ビニルのポリマーをベースとした材料から構成され、厚さが約0.05mmの2つのシート状接着剤12,13を用意する。各シート状接着剤12,13には、それぞれICカード用片面樹脂モールドパッケージの取り付け部分に穴5c,5dが形成される。
【0057】
そして、これらコア基板1、オーバーシート8、アンダーシート9及びシート状接着剤12,13の位置合わせを行い、かつ、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4及びリチウム電池6をそれぞれ所定の位置に配置する。なお、リチウム電池6は、耐熱温度が一般のリチウム電池よりも高く、薄型(0.3mm程度)で、固体電解質を使用したものがよい。
【0058】
次に、図15及び図16に示すように、熱圧着(温度約100℃、圧力約4kg/cm2 、時間約1分)を行い、コア基板1、オーバーシート8及びアンダーシート9を融着させる。この時、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4は、取り付け穴5a,5bに嵌め込まれ、リチウム電池6は、取り付け穴7に嵌め込まれる。また、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の内部接続用端子は、Agバンプ11に接続され、リチウム電池6の端子6a,6bは、配線回路パターン3に接続される。
【0059】
この後、外形の加工を行い、カードサイズとなった薄型複合ICカード31が形成される。
上記薄型複合ICカードの製造方法によれば、それぞれ熱可塑性樹脂から構成されたコア基板1、オーバーシート8、アンダーシート9を、熱圧着により互いに結合している。また、シート状接着剤12,13にも熱可塑性樹脂を用いている。従って、製品に反りや捩じれがなく、オーバーシート8及びアンダーシート9がコア基板1から剥がれることもない。また、熱圧着により、アンテナパターン2及び配線回路パターン3がコア基板1、オーバーシート8及びアンダーシート9に食い込むため、製品形成後にアンテナパターンや配線回路パターンの跡が意匠面に浮き出ない。また、エンボスも容易に付加できる。
【0060】
また、上記薄型複合ICカードの製造方法によれば、銅箔16にAgバンプ14を形成した後に、熱圧着によりコア基板1と銅箔15,16を結合している。従って、Agバンプ14は、コア基板1を突き抜けるため、このAgバンプ14を配線の一部として使用すれば、コア基板1の両面にアンテナパターン2及び配線回路パターン3を形成できる。また、コア基板1の両面にアンテナパターン2及び配線回路パターン3を形成すれば、アンテナパターン2及び配線回路パターン3の配置が楽に行え、電池6の端子と配線回路パターン3との接続も容易になるため、製品の歩留りが向上し、コストが低減する。
【0061】
さらに、ICカード用片面樹脂モールドパッケージ4の内部接続用端子24は、コア基板の配線回路パターン3上のAgバンプ11に接続されている。従って、パッケージ4と電池6との接続の工程が簡略になる。
【0062】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の例に関わる薄型複合ICカード及びその製造方法によれば、次のような効果を奏する。
従来のICカードは、コア基板がガラスエポキシから構成されていたのに対し、本発明のICカードは、コア基板がオーバーシートやアンダーシートと同じ熱可塑性樹脂(例えば、塩化ビニル)から構成されている。また、これらコア基板、オーバーシート及びアンダーシートを貼り合わせるためのシート状接着剤にも熱可塑性樹脂(例えば、塩化ビニル又は酢酸ビニルのポリマーからなる材料)を用いている。
【0063】
従って、製品に反りや捩じれが発生し難く、オーバーシートやアンダーシートも剥がれ難くなる。また、熱圧着により、アンテナパターン及び配線回路パターンがコア基板、オーバーシート及びアンダーシートに食い込むため、製品形成後にアンテナパターンや配線回路パターンの跡が意匠面に浮き出ることがない。
【0064】
また、コア基板の両面にアンテナパターン及び配線回路パターンが形成されている。そして、コア基板の一面側のアンテナパターン及び配線回路パターンは、コア基板に設けられたスルーホール内の導電体又はコア基板を突き抜けたバンプを介して、コア基板の他面側のアンテナパターン及び配線回路パターンに接続されている。
【0065】
従って、アンテナパターン及び配線回路パターンの配置が楽に行え、電池の端子と配線回路パターンとの接続も容易になる。つまり、製品の歩留りが向上し、コストが低減する。
【0066】
さらに、従来は、ICカード用片面樹脂モールドパッケージの内部接続用端子とコア基板の配線回路パターンが半田により接続されていたのに対し、本発明は、ICカード用片面樹脂モールドパッケージの内部接続用端子とコア基板の配線回路パターンをAgバンプで接続している。
【0067】
従って、コア基板を耐熱温度の高い材料で形成する必要がなく、オーバーシートやアンダーシートと同じ材料(例えば塩化ビニル)によりコア基板を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる薄型複合ICカードを示す分解図。
【図2】本発明の一実施例に係わる薄型複合ICカードを示す断面図。
【図3】ICカード用片面樹脂モールドパッケージを示す斜視図。
【図4】ICカード用片面樹脂モールドパッケージを示す斜視図。
【図5】ICカード用片面樹脂モールドパッケージを示す断面図。
【図6】本発明の他の実施例に係わる薄型複合ICカードを示す断面図。
【図7】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す斜視図。
【図8】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す斜視図。
【図9】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す断面図。
【図10】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す斜視図。
【図11】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す断面図。
【図12】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す斜視図。
【図13】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す断面図。
【図14】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す斜視図。
【図15】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す斜視図。
【図16】本発明の薄型複合ICカードの製造方法の一工程を示す断面図。
【図17】従来の薄型複合ICカードを示す斜視図。
【符号の説明】
1 …コア基板、
2 …アンテナパターン、
3 …配線回路パターン、
4 …ICカード用片面樹脂モールドパッケージ、
5a,5b …パッケージの取り付け穴、
5c,5d …穴、
6 …電池、
6a,6b …電池の端子、
7 …電池の取り付け穴、
8 …オーバーシート、
9 …アンダーシート、
10 …スルーホール、
10a …導電体、
11 …部品接続用Agバンプ、
12,13 …シート状接着剤、
14 …Agバンプ、
15,16 …銅箔、
21 …ガラスエポキシ基板、
22 …平面状外部接続用端子、
23 …スルーホール、
24 …内部接続用端子、
25 …半導体チップ、
26 …ボンディングワイヤ、
27 …モールド樹脂、
28 …配線回路、
31 …薄型複合ICカード。[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a method for manufacturing a thin composite IC card .
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, an IC card type module that transmits and receives data using electromagnetic waves has been experimentally introduced into ski lift lift tickets, wireless ID cards, and the like, or has been partially put into practical use. In addition, a thin composite IC card that combines the functions of an IC card (contact-type microcomputer card with a built-in CPU) and a wireless card (a non-contact type card that transmits and receives data using electromagnetic waves) to ISO standards. It is required to realize the same card size (length: 85.6 mm, width: 54.0 mm, thickness: 0.76 mm) from the viewpoint of holding a plurality of cards and convenience of carrying.
[0003]
As a conventional thin composite IC card, for example, there is one disclosed in Japanese Patent Application No. 5-318632 (filed on December 17, 1993).
FIG. 17 shows a thin composite IC card cited from the above-mentioned document (unknown).
[0004]
An
[0005]
Further, the
[0006]
After the IC card single-sided
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
a. The thin composite IC card described above includes a single-sided
[0008]
Therefore, depending on the specifications, a very expensive thin composite IC card may be obtained. For example, since the frequency band used for transmitting and receiving signals in a non-contact manner is generally a medium wave band, the inductance L required as an antenna is several hundred to several thousand μH. Here, the inductance L is proportional to the opening area and proportional to the square of the number of turns. In other words, in order to secure an inductance L of several hundreds to several thousand μH, if the opening area cannot be increased, the number of windings must be increased.
[0009]
In general, the opening area of the antenna is about 40 cm 2 (8 cm × 5 cm). Therefore, when an inductance L of, for example, about 200 μH is to be secured, the number of turns of the antenna is about 38 turns.
[0010]
However, it is technically very difficult to form such an
[0011]
b. In the above-described thin composite IC card, the
[0012]
That is, since the bonding of the
[0013]
Also, traces such as the
[0014]
As described above, the conventional thin composite IC card is very expensive when it is provided with a wireless function and the like, and furthermore, it is necessary to secure reliability such as warping, twisting, and the emergence of the antenna pattern on the design surface. There is a disadvantage that it becomes difficult.
The present invention has been made to solve the above-mentioned drawbacks, and an object of the present invention is to improve the reliability and manufacturability of a thin composite IC card having a wireless function.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
In the method of manufacturing a thin composite IC card according to the present invention, a first bump is formed at a predetermined position on a first conductive sheet, and the other surface of the first conductive sheet and the other side of the core substrate are formed on one side of a core substrate by thermocompression bonding. The first and second conductive sheets are electrically connected to each other by penetrating the first bumps into the core substrate, and the first and second conductive sheets are patterned. Forming an antenna pattern and a wiring circuit pattern on both surfaces of the core substrate, bonding a design sheet to both surfaces of the core substrate by thermocompression bonding, and attaching an IC package to the core substrate. .
[0021]
After forming the antenna pattern and the wiring circuit pattern, a second bump is preferably formed on the core substrate, and an internal connection terminal of the IC package is connected to the second bump by thermocompression bonding.
[0026]
[Action]
According to the method for manufacturing a thin composite IC card described above, the conductive sheet having the conical bumps is attached to the core substrate by thermocompression bonding. Further, the design sheets are stuck on both sides of the core substrate by thermocompression bonding.
[0027]
Therefore, a thin composite IC card can be provided by a simple method, and since a product does not warp, twist, or trace an antenna pattern, a high yield can be achieved and cost can be reduced.
[0028]
【Example】
Hereinafter, a thin composite IC card according to an example of the present invention and a method of manufacturing the same will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a thin composite IC card according to an example of the present invention. FIG. 2 shows a cross section when the IC card of FIG. 1 is combined.
[0029]
Hereinafter, the configuration of this IC card will be described.
The
[0030]
A part of the
[0031]
The thickness of the
[0032]
In the
[0033]
The
An Ag (silver) bump 11 having a height of, for example, about 0.15 mm is formed around one surface of the mounting
[0034]
An Au (gold) bump having a height of, for example, about 0.15 mm may be formed by bonding wire technology or a Cu (copper) bump may be formed by plating technology around one surface of the mounting
[0035]
By the way, when the IC card single-sided
[0036]
The
[0037]
A sheet-like adhesive 12 having a thickness of about 0.05 mm is arranged between the
[0038]
A sheet-
[0039]
The
[0040]
3 to 5 show the single-sided
[0041]
A semiconductor chip (for example, a CPU chip including a nonvolatile memory) 25 is mounted on one surface side of the
[0042]
The
[0043]
The dimensions of the
[0044]
FIG. 6 shows a modification of the thin composite IC card shown in FIGS.
This IC card does not have the through
[0045]
A part of the
[0046]
According to the thin composite IC card, the
[0047]
According to the thin composite IC card, the
[0048]
Further, the
[0049]
Next, a method for manufacturing the thin composite IC card of the present invention will be described.
First, as shown in FIG. 7, a metal mask having a SUS plate thickness of about 0.3 mm and a hole of about 0.5 mm is formed on a
[0050]
Further, a
[0051]
Next, as shown in FIGS. 8 and 9, copper foils 15 and 16 are attached to both surfaces of the
[0052]
Next, as shown in FIGS. 10 and 11, the copper foils 15 and 16 on both surfaces of the
[0053]
Further, a mounting
Next, as shown in FIGS. 12 and 13, a component
[0054]
Next, as shown in FIG. 14, an
[0055]
Further, an undersheet 9 made of a thermoplastic resin, for example, vinyl chloride and having a thickness of about 0.1 mm is prepared. Further, a predetermined design is printed on the under sheet 9.
[0056]
Further, two
[0057]
Then, the
[0058]
Next, as shown in FIGS. 15 and 16, thermocompression bonding (temperature: about 100 ° C., pressure: about 4 kg / cm 2 , time: about 1 minute) is performed, and the
[0059]
Thereafter, the outer shape is processed to form a thin
According to the method of manufacturing a thin composite IC card, the
[0060]
Further, according to the method for manufacturing a thin composite IC card, after the Ag bumps 14 are formed on the
[0061]
Further, the
[0062]
【The invention's effect】
As described above, according to the thin composite IC card and the method of manufacturing the same according to the example of the present invention, the following effects can be obtained.
Whereas a conventional IC card has a core substrate made of glass epoxy, the IC card of the present invention has a core substrate made of the same thermoplastic resin (for example , vinyl chloride) as an oversheet or an undersheet. I have. Further, a thermoplastic resin (for example, a material made of vinyl chloride or vinyl acetate polymer) is also used as a sheet adhesive for bonding the core substrate, the oversheet and the undersheet.
[0063]
Therefore, the product is unlikely to be warped or twisted, and the oversheet and the undersheet are not easily peeled off. Moreover, since the antenna pattern and the wiring circuit pattern bite into the core substrate, the oversheet, and the undersheet by thermocompression bonding, traces of the antenna pattern and the wiring circuit pattern do not appear on the design surface after the product is formed.
[0064]
An antenna pattern and a wiring circuit pattern are formed on both surfaces of the core substrate. The antenna pattern and the wiring circuit pattern on one surface of the core substrate are connected to the antenna pattern and the wiring on the other surface of the core substrate via a conductor in a through hole provided in the core substrate or a bump penetrating the core substrate. Connected to the circuit pattern.
[0065]
Therefore, the antenna pattern and the wiring circuit pattern can be easily arranged, and the connection between the battery terminal and the wiring circuit pattern becomes easy. That is, the yield of the product is improved, and the cost is reduced.
[0066]
Further, in the past, the internal connection terminals of the IC card single-sided resin mold package and the wiring circuit pattern of the core substrate were connected by soldering. The terminals and the wiring circuit pattern of the core substrate are connected by Ag bumps.
[0067]
Therefore, the core substrate does not need to be formed of a material having a high heat-resistant temperature, and the core substrate can be formed of the same material as the oversheet or the undersheet (for example, vinyl chloride).
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded view showing a thin composite IC card according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view showing a thin composite IC card according to one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a single-sided resin mold package for an IC card.
FIG. 4 is a perspective view showing a single-sided resin mold package for an IC card.
FIG. 5 is a sectional view showing a single-sided resin mold package for an IC card.
FIG. 6 is a sectional view showing a thin composite IC card according to another embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view showing one step of the method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 9 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 11 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 12 is a perspective view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 13 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 14 is a perspective view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 15 is a perspective view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 16 is a sectional view showing one step of a method for manufacturing a thin composite IC card of the present invention.
FIG. 17 is a perspective view showing a conventional thin composite IC card.
[Explanation of symbols]
1 ... core substrate,
2 ... antenna pattern,
3. Wiring circuit pattern
4. Single-sided resin mold package for IC card
5a, 5b ... mounting holes for the package,
5c, 5d ... holes,
6 ... batteries,
6a, 6b ... battery terminals,
7 ... Battery mounting holes,
8 ... overseat,
9 ... underseat,
10… through hole,
10a ... conductor,
11 ... Ag bump for connecting parts
12, 13 ... sheet adhesive,
14 ... Ag bump,
15, 16 ... copper foil,
21 ... glass epoxy board,
22 ... planar external connection terminal,
23… through hole,
24 ... terminals for internal connection,
25 ... semiconductor chip,
26 ... bonding wire,
27 ... mold resin,
28 ... wiring circuit,
31 ... Thin composite IC card.
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