JP3553535B2 - 容量素子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信用の半導体集積回路装置などに用いられる容量素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信用の半導体集積回路装置では、面積が大きい大容量の容量素子が多数用いられる。このため、容量素子の耐圧歩留まりや信頼性を如何にして高めるかが極めて重要である。
【0003】
通信用の半導体集積回路装置に用いられている従来の容量素子の製造方法について図14及び図15を用いて説明する。
【0004】
まず、基板100上に、例えばAu(金)膜を堆積してパターニングし、下部電極102を形成する(図14(a))。
【0005】
次いで、下部電極102が形成された基板100上に、配線カバー膜とキャパシタ絶縁膜とを兼ねるシリコン窒化膜104を形成する(図14(b))。
【0006】
次いで、シリコン窒化膜104上に、ベンゾシクロブテン(以下、BCBともいう)膜やポリイミド(以下、PIともいう)よりなる層間絶縁膜106を形成する。
【0007】
次いで、層間絶縁膜106上にシリコン窒化膜108を堆積してパターニングする(図14(c))。
【0008】
次いで、シリコン窒化膜108をマスクとして層間絶縁膜106をエッチングし、シリコン窒化膜104に達する開口部110を形成する(図15(a))。なお、層間絶縁膜106のエッチングには、例えば、酸素ガスに微量のフッ素系ガスを添加したガスを用いたプラズマエッチングを用いる。また、プラズマエッチングの後、エッチング時に発生したシリコン残渣の除去処理として、弗酸系の薬液を用いたウェット処理を行う。
【0009】
次いで、開口部110内に露出したシリコン窒化膜104上に、層間絶縁膜106上に延在して形成された上部電極112を形成する(図15(b))。
【0010】
こうして、下部電極102と、シリコン窒化膜104よりなるキャパシタ絶縁膜と、上部電極112とを有する容量素子が形成されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の容量素子の製造方法では、層間絶縁膜106をエッチングして開口部110を形成する際に、下地のシリコン窒化膜104がエッチング雰囲気に曝される。また、層間絶縁膜106のエッチングでは膜厚ばらつき等を考慮して所定のオーバーエッチングが行われる。
【0012】
このため、層間絶縁膜106のエッチングの際にシリコン窒化膜104がダメージを受けて分布をもった膜べりを生じ、或いは膜自体に損傷を受け、精度及び信頼性の高い容量素子を形成することが困難であった。
【0013】
本発明の目的は、容量値の制御性及び信頼性の高い容量素子及びその製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、基板上に形成された下部電極と、前記下部電極が形成された前記基板上に形成され、前記下部電極上に第1の開口部を有する第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成され、前記第1の開口部が形成された領域に、前記第1の開口部よりも広く、周縁部に前記第1の絶縁膜の上面が露出する第2の開口部を有する第2の絶縁膜と、前記第1の開口部内の前記下部電極上に形成され、前記第2の絶縁膜上に延在するキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜が形成された領域上に延在する上部電極とを有することを特徴とする容量素子によって達成される。
【0017】
また、上記の容量素子において、前記第2の開口部が形成された領域の前記第1の絶縁膜の膜厚が、前記第2の絶縁膜下の前記第1の絶縁膜の膜厚よりも薄くなるようにしてもよい。
【0018】
また、上記目的は、基板上に形成された下部電極と、前記下部電極が形成された前記基板上に形成され、前記下部電極上に第1の開口部を有する第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成され、前記第1の開口部が形成された領域に第2の開口部を有する第2の絶縁膜と、前記第1の開口部内の前記下部電極上に形成され、前記第2の絶縁膜上に延在するキャパシタ絶縁膜と、前記キャパシタ絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜が形成された領域上に延在する上部電極とを有し、前記第1の開口部及び前記第2の開口部は、前記下部電極が形成された領域を包含する領域に形成されており、前記下部電極の側壁部分に、前記第1の絶縁膜と同一の絶縁膜により構成され、前記第1の絶縁膜と離間して形成された側壁絶縁膜を更に有することを特徴とする容量素子によっても達成される。
【0019】
また、上記の容量素子において、前記第1の絶縁膜は、前記下部電極が形成された領域とは異なる領域の前記基板上に形成された配線又は電極を被覆するカバー絶縁膜であるようにしてもよい。
【0020】
また、上記目的は、基板上に下部電極を形成する工程と、前記下部電極が形成された前記基板上及び前記下部電極上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜に、前記下部電極に達し、前記第2の絶縁膜における開口径が前記第1の絶縁膜における開口径よりも広い開口部を形成する工程と、前記下部電極上に、前記第2の絶縁膜上に延在するようにキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜が形成された領域を含む前記キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程とを有することを特徴とする容量素子の製造方法によっても達成される。
【0022】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記開口部を形成する工程は、エッチング面に側壁堆積膜が形成される条件で前記第2の絶縁膜をエッチングする工程と、前記第2の絶縁膜及び前記側壁堆積膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングする工程と、前記側壁堆積膜を除去する工程とを有するようにしてもよい。
【0023】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記第2の絶縁膜をエッチングする工程では、炭素含有ガスを含む雰囲気中でエッチングを行うことにより、前記側壁堆積膜を形成するようにしてもよい。
【0024】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記開口部を形成する工程は、前記第2の絶縁膜をエッチングする工程と、前記第2の絶縁膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングする工程と、前記第2の絶縁膜を等方的なエッチング成分を含む条件でエッチングすることにより前記第2の絶縁膜における前記開口部の開口径を拡大する工程とを有するようにしてもよい。
【0026】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記側壁堆積膜を除去することにより、前記第1の絶縁膜の横方向への後退量を緩和するようにしてもよい。
【0027】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記第2の絶縁膜を形成する工程の後に、前記下部電極上に開口部を有する第3の絶縁膜を形成する工程を更に有し、前記開口部を形成する工程は、前記第3の絶縁膜をマスクとして前記第2の絶縁膜を等方的なエッチング成分を含む条件でエッチングする工程と、前記第3の絶縁膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングする工程とを有するようにしてもよい。
【0028】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記第1の絶縁膜をエッチングする工程では、前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜がエッチングされる条件でエッチングを行い、前記開口部を形成すると同時に前記第3の絶縁膜を除去するようにしてもよい。
【0029】
また、上記目的は、基板上に下部電極を形成する工程と、前記下部電極が形成された前記基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記下部電極が形成された領域を包含する領域の前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜に、前記下部電極に達する開口部を形成する工程と、前記下部電極上に、前記第2の絶縁膜上に延在するようにキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜が形成された領域を含む前記キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程とを有することを特徴とする容量素子の製造方法によっても達成される。
【0030】
また、上記の容量素子の製造方法において、前記開口部を形成する工程では、前記開口部の形成と同時に、前記下部電極の側壁部分に前記第1の絶縁膜よりなる側壁絶縁膜を形成するようにしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による容量素子及びその製造方法について図1乃至図3を用いて説明する。
【0032】
図1は本実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図、図2及び図3は本実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【0033】
はじめに、本実施形態による容量素子の構造について図1を用いて説明する。
【0034】
基板10上には、下部電極12が形成されている。下部電極12が形成された基板10上には、下部電極12上に開口部28を有するシリコン窒化膜14が形成されている。シリコン窒化膜14上には、開口部28とほぼ等しい径の開口部24を有する層間絶縁膜16が形成されている。開口部24,28内に露出した下部電極12上には、層間絶縁膜16上に延在するようにキャパシタ絶縁膜30が形成されている。キャパシタ絶縁膜30上には、上部電極32が形成されている。
【0035】
このように、本実施形態による容量素子は、開口部24内のシリコン窒化膜14が除去されており、下部電極12上に形成されたキャパシタ絶縁膜30が層間絶縁膜16上に延在して形成されていることに主たる特徴がある。つまり、本実施形態による容量素子では、層間絶縁膜16及びシリコン窒化膜14を貫いて下部電極12に達する開口部24,28を形成した後にキャパシタ絶縁膜30を形成する。したがって、開口部24,28を形成する過程でキャパシタ絶縁膜30がダメージを受けることはなく、膜厚の面内分布やばらつき、膜質の劣化を防止することができる。
【0036】
次に、本実施形態による容量素子の製造方法について図2及び図3を用いて詳細に説明する。
【0037】
まず、基板10上に、例えばスパッタ法により、例えば膜厚300nmのAu(金)膜を堆積する。なお、本願明細書にいう「基板」とは、半導体ウェーハなどの基板自体のみならず、その上にトランジスタなどの素子や配線層が形成された基板をも含むものである。
【0038】
次いで、Au膜をパターニングし、下部電極12を形成する(図2(a))。なお、下部電極12は、図示しない配線層と同一の導電層により形成される。
【0039】
次いで、下部電極12が形成された基板10上に、例えばCVD法により、例えば膜厚200nmのシリコン窒化膜14を堆積する(図2(b))。なお、シリコン窒化膜14は、図示しない領域において下部電極12と同時に形成される配線層を覆う配線カバー膜としても機能する。配線カバー膜は、上層に形成する層間絶縁膜16と配線層との密着性及びエレクトロマイグレーション耐性を高めるための膜である。
【0040】
次いで、シリコン窒化膜14上に、例えばスピンコート法により、例えば膜厚2000nmのベンゾシクロブテン(BCB)膜又はポリイミド(PI)膜よりなる層間絶縁膜16を形成する。
【0041】
次いで、層間絶縁膜16上に、例えばCVD法により、例えば膜厚300nmのシリコン窒化膜18を堆積する(図2(c))。なお、シリコン窒化膜18は、後工程で層間絶縁膜16をパターニングする際にマスクとして用いる膜である。
【0042】
次いで、フォトリソグラフィーにより、シリコン窒化膜18上に、下部電極12上の領域を露出する開口部20を有するレジストパターン22を形成する。
【0043】
次いで、レジストパターン22をマスクとしてシリコン窒化膜18を異方性エッチングし、開口部20内のシリコン窒化膜18を除去する(図2(d))。シリコン窒化膜18のエッチングには、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングを用いることができる。例えば、フッ素系ガスとしてSF6を用い、ガス流量をSF6/CHF3=20sccm/20sccm、チャンバ内圧力を1Pa、高周波電力を100Wとして、シリコン窒化膜18をエッチングする。
【0044】
次いで、レジストパターン22を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜18をマスクとして、例えば酸素ガスを用いたプラズマエッチングにより、層間絶縁膜16を異方性エッチングする。例えば、ガス流量をO2/CHF3=30sccm/3sccm、チャンバ内圧力を1Pa、高周波電力を200Wとして、層間絶縁膜16をエッチングする。これにより、層間絶縁膜16に、シリコン窒化膜14に達する開口部24を形成する(図3(a))。
【0045】
次いで、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングにより、シリコン窒化膜18及び開口部24内に露出しているシリコン窒化膜14を選択的にエッチングする。これにより、シリコン窒化膜18が除去されるとともにシリコン窒化膜14には開口部28が形成され、開口部28内には下部電極12が露出する(図3(b))。
【0046】
なお、開口部24,28の形成と同時に、図示しない領域に形成された配線層に達するビアホールを形成してもよい。
【0047】
次いで、例えばCVD法により、例えば膜厚200nmのシリコン窒化膜を堆積する。こうして、シリコン窒化膜よりなるキャパシタ絶縁膜30を形成する(図3(c))。
【0048】
次いで、キャパシタ絶縁膜30上に、例えばスパッタ法により、例えば膜厚1000nmのAu膜を堆積する。
【0049】
次いで、Au膜をパターニングし、上部電極32を形成する(図3(d))。
【0050】
なお、上部電極32の形成と同時に、シリコン窒化膜14及び層間絶縁膜16を貫くビアホールを介して下層配線層に接続される配線層(図示せず)を形成してもよい。この場合には、キャパシタ絶縁膜30の形成後、上部電極の形成前に、ビアホール形成領域のキャパシタ絶縁膜30を予め除去しておけばよい。
【0051】
こうして、本実施形態による容量素子を製造することができる。
【0052】
このように、本実施形態によれば、キャパシタ絶縁膜は、形成後、上部電極の形成前にエッチング雰囲気に曝されることはないので、膜厚の面内分布やばらつき、膜質の劣化を防止することができる。
【0053】
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による容量素子及びその製造方法について図4乃至図7を用いて説明する。なお、図1乃至図3に示す第2実施形態による容量素子及びその製造方法と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し或いは簡略にする。
【0054】
図4は第1実施形態による容量素子の製造方法における課題を説明する工程断面図、図5は本実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図、図6及び図7は本実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【0055】
第1実施形態による容量素子及びその製造方法では、下部電極12を露出する開口部24,28を形成した後にキャパシタ絶縁膜30を形成することで、キャパシタ絶縁膜がダメージを受けることを防止している。
【0056】
しかしながら、シリコン窒化膜14をエッチングして開口部28を形成する過程において、エッチング条件によってはシリコン窒化膜14は等方的にもエッチングされ、図4(a)に示すように、シリコン窒化膜14がサイドエッチングされることがある。このような場合、この後にキャパシタ絶縁膜30を形成すると、サイドエッチング部分でキャパシタ絶縁膜30のカバレッジが劣化してクラックが発生し、耐圧が低下する虞がある(図4(b))。
【0057】
本実施形態では、キャパシタ絶縁膜30のカバレッジ劣化を防止しうる容量素子及びその製造方法を示す。
【0058】
はじめに、本実施形態による容量素子の構造について図5を用いて説明する。
【0059】
基板10上には、下部電極12が形成されている。下部電極12が形成された基板10上には、下部電極12上に開口部28を有するシリコン窒化膜14が形成されている。シリコン窒化膜14上には、開口部28よりも開口径の大きい開口部24を有する層間絶縁膜16が形成されている。開口部28内に露出した下部電極12上には、シリコン窒化膜14及び層間絶縁膜16上に延在するようにキャパシタ絶縁膜30が形成されている。キャパシタ絶縁膜30上には、上部電極32が形成されている。
【0060】
このように、本実施形態による容量素子は、層間絶縁膜16に形成された開口部24の周縁部にシリコン窒化膜14が一部露出するように形成されており、開口部24の周縁部においてキャパシタ絶縁膜30の実効的な膜厚が厚くなっていることに主たる特徴がある。このようにして容量素子を構成することにより、キャパシタ絶縁膜30の膜質が劣化しやすい開口部24の周縁部においてもキャパシタ絶縁膜30を良好なカバレッジで成膜することができ、また、周縁の膜厚を厚くできるため、クラックの発生を防止してキャパシタ絶縁膜30の信頼性を向上することができる。
【0061】
次に、本実施形態による容量素子の製造方法について図6及び図7を用いて説明する。
【0062】
まず、例えば図2(a)乃至図2(d)に示す第1実施形態による容量素子の製造方法と同様にして、基板10上に、下部電極12、シリコン窒化膜14、層間絶縁膜16、シリコン窒化膜18、レジストパターン22を形成する(図6(a))。
【0063】
次いで、レジストパターン22をマスクとして、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングによりシリコン窒化膜18を異方性エッチングし、開口部20内のシリコン窒化膜18を除去する。
【0064】
次いで、レジストパターン22を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜18をマスクとして、炭素を含むエッチングガスを用いて層間絶縁膜16を異方性エッチングし、層間絶縁膜16にシリコン窒化膜14に達する開口部24を形成する。層間絶縁膜16のエッチングには、例えば酸素ガスに対してトリフルオロメタン(CHF3)やオクタフルオロシクロブタン(C4F8)などのフルオロカーボン系ガスを5〜20%添加したガスを用いたプラズマエッチングを適用することができる。
【0065】
上記条件で層間絶縁膜16をエッチングすることにより、エッチングの反応過程で副生成物たるポリマが生成され、開口部24の内壁(層間絶縁膜16のエッチング面)に付着する。これにより、開口部24の内壁には、膜厚0.5〜2μmのポリマよりなる側壁堆積膜26が形成される(図6(b))。
【0066】
なお、エッチング時のバイアスパワーを上げ、イオンミリングに近い条件でエッチングすることによっても、開口部24の内壁に側壁堆積膜26を形成することができる。
【0067】
次いで、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングにより、シリコン窒化膜18及び開口部24内に露出しているシリコン窒化膜14を選択的にエッチングする。これにより、シリコン窒化膜18が除去されるとともに、シリコン窒化膜14には開口部24よりも開口径の狭い開口部28が形成される(図6(c))。
【0068】
なお、エッチング条件によってはシリコン窒化膜14は等方的にもエッチングされ、図6(c)に示すように、側壁堆積膜26がシリコン窒化膜14上に庇状に張り出した構造が形成されることがある。このような場合、シリコン窒化膜14に形成される開口部28の開口径が層間絶縁膜16に形成される開口部24の開口部よりも狭くなるように、側壁堆積膜26の膜厚やエッチング条件等を制御することが望ましい。
【0069】
次いで、例えばポリマ除去剤を用いたエッチングにより、側壁堆積膜26を選択的に除去する。これにより、開口部24内には、シリコン窒化膜14の上面が一部露出する(図7(a))。
【0070】
次いで、例えばCVD法により、例えば膜厚200nmのシリコン窒化膜を堆積する。こうして、シリコン窒化膜よりなるキャパシタ絶縁膜30を形成する(図7(b))。
【0071】
次いで、キャパシタ絶縁膜30上に、例えばスパッタ法により、例えば膜厚1000nmのAu膜を堆積する。
【0072】
次いで、Au膜をパターニングし、上部電極32を形成する(図7(c))。
【0073】
このように、キャパシタ絶縁膜30は、形成後、上部電極32の形成前にエッチング雰囲気に曝されるなどのダメージを受けることはない。
【0074】
このように、本実施形態によれば、開口部の周縁部におけるキャパシタ絶縁膜の実効膜厚を厚くできるので、膜質が劣化しやすい開口部の周縁部においてもクラックが発生することはない。したがって、絶縁耐圧やストレス耐性などの信頼性の高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。また、キャパシタ絶縁膜の形成後、上部電極の形成前に、キャパシタ絶縁膜がエッチング雰囲気に曝されるなどのダメージを受けることはないので、膜厚ばらつきを抑えるとともに信頼性を向上することができる。
【0075】
なお、上記実施形態では、シリコン窒化膜14をエッチングして開口部28を形成する際にサイドエッチングが生じる場合を例に説明したが、サイドエッチングが生じない条件でシリコン窒化膜14をエッチングする場合においても、本実施形態による容量素子の製造方法を適用することができる。すなわち、本実施形態による製造方法を適用することにより、開口部28周縁部におけるキャパシタ絶縁膜30のカバレッジが向上され、信頼性を向上することができる。
【0076】
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による容量素子の製造方法について図8を用いて説明する。なお、図1乃至図7に示す第1乃至第3実施形態による容量素子及びその製造方法と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し或いは簡略にする。
【0077】
図8は本実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【0078】
本実施形態では、図1に示す容量素子の他の製造方法について説明する。
【0079】
まず、例えば図2(a)乃至図2(d)に示す第1実施形態による容量素子の製造方法と同様にして、基板10上に、下部電極12、シリコン窒化膜14、層間絶縁膜16、シリコン窒化膜18、レジストパターン22を形成する(図8(a))。
【0080】
次いで、レジストパターン22をマスクとして、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングによりシリコン窒化膜18を異方性エッチングし、開口部20内のシリコン窒化膜18を除去する。
【0081】
次いで、レジストパターン22を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜18をマスクとして、例えば酸素ガスを用いたプラズマエッチングにより、層間絶縁膜16を異方性エッチングする。これにより、層間絶縁膜16に、シリコン窒化膜14に達する開口部24を形成する(図8(b))。
【0082】
なお、上記条件で層間絶縁膜16をエッチングした場合、第2実施形態に記載のような側壁堆積膜26は形成されない。
【0083】
次いで、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングにより、シリコン窒化膜18及び開口部24内に露出しているシリコン窒化膜14をエッチングする。これにより、シリコン窒化膜18が除去されるとともに、開口部24内のシリコン窒化膜14には開口部28が形成される(図8(c))。
【0084】
このとき、エッチング条件によってはシリコン窒化膜14は等方的にもエッチングされ、図8(c)に示すように、層間絶縁膜16がシリコン窒化膜14上に庇状に張り出した構造が形成される。この場合、開口部28の開口径は、開口部24の開口径よりも大きくなる。
【0085】
次いで、等方的なエッチング成分を有するエッチング法により、層間絶縁膜16を僅かにエッチングし、開口部24の開口径が開口部28の開口径よりも大きくなるようにする。これにより、開口部24内には、シリコン窒化膜14の上面が一部露出する(図8(d))。なお、層間絶縁膜16の等方性エッチングには、酸素ガスに対してフッ素系ガスを微量に添加したガスを用いたプラズマエッチングを適用することができる。例えば、フッ素系ガスとしてCHF3を用い、ガス流量をO2/CHF3=30sccm/3sccm、チャンバ内圧力を2〜4Pa、高周波電力を200Wとして、層間絶縁膜16をエッチングする。
【0086】
次いで、例えば図7(b)乃至図7(c)に示す第2実施形態による容量素子の製造方法と同様にして、キャパシタ絶縁膜30及び上部電極32を形成する。
【0087】
このように、本実施形態によれば、開口部の周縁部におけるキャパシタ絶縁膜の実効膜厚を厚くできるので、膜質が劣化しやすい開口部の周縁部においてもクラックが発生することはない。したがって、絶縁耐圧やストレス耐性などの信頼性の高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。また、キャパシタ絶縁膜の形成後、上部電極の形成前に、キャパシタ絶縁膜がエッチング雰囲気に曝されるなどのダメージを受けることはないので、膜厚ばらつきを抑えるとともに信頼性を向上することができる。
【0088】
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態による容量素子の製造方法について図9及び図10を用いて説明する。なお、図1乃至図8に示す第1乃至第3実施形態による容量素子及びその製造方法と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し或いは簡略にする。
【0089】
図9は本実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図、図10は本実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【0090】
はじめに、本実施形態による容量素子の構造を図9を用いて説明する。
【0091】
本実施形態による容量素子は、基本的な構造は図1に示す第1実施形態による容量素子と同様である。本実施形態による容量素子の主たる特徴は、開口部24内部におけるシリコン窒化膜14の膜厚が、層間絶縁膜16下のシリコン窒化膜14の膜厚よりも薄い点にある。このような特徴は、本実施形態による容量素子の製造方法の特徴に基づくものである。
【0092】
次に、本実施形態による容量素子の製造方法について図10を用いて説明する。
【0093】
まず、例えば図2(a)乃至図2(d)に示す第1実施形態による容量素子の製造方法と同様にして、基板10上に、下部電極12、シリコン窒化膜14、層間絶縁膜16、シリコン窒化膜18、レジストパターン22を形成する(図10(a))。ただし、本実施形態では、シリコン窒化膜18の膜厚を、シリコン窒化膜14の膜厚と同等或いはそれよりも厚くする。例えば、シリコン窒化膜14,18の膜厚を、ともに300nmとする。
【0094】
次いで、レジストパターン22をマスクとして、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングによりシリコン窒化膜18を異方性エッチングし、開口部20内のシリコン窒化膜18を除去する。
【0095】
次いで、レジストパターン22を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜18をマスクとして層間絶縁膜16をエッチングし、シリコン窒化膜14に達する開口部24を形成する(図10(b))。この際、層間絶縁膜16のエッチングには、例えば酸素ガスに対してフッ素系ガスを微量に添加したガスを用いる。これにより、層間絶縁膜16は若干等方的にもエッチングされ、図10(b)に示すように、シリコン窒化膜18が層間絶縁膜16上に庇状に張り出した構造が形成される。なお、層間絶縁膜16は、例えば0.5〜2μm程度サイドエッチングする。
【0096】
次いで、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングにより、シリコン窒化膜18及び開口部24内に露出しているシリコン窒化膜14を異方性エッチングする。これにより、シリコン窒化膜18が除去されるとともに、開口部24内のシリコン窒化膜14には開口部28が形成される(図10(c))。
【0097】
このとき、層間絶縁膜16の開口部24はシリコン窒化膜18の開口部よりも広いため、シリコン窒化膜18の庇が形成された領域の下部においてもシリコン窒化膜14のエッチングが僅かに進行する。例えば、膜厚300nmのシリコン窒化膜14,18に対し、350nm相当のエッチングを行うと、シリコン窒化膜18の庇下には、膜厚約250nmのシリコン窒化膜14が残存する。
【0098】
次いで、例えば図7(b)乃至図7(c)に示す第2実施形態による容量素子の製造方法と同様にして、キャパシタ絶縁膜30及び上部電極32を形成する。
【0099】
このように、本実施形態によれば、開口部の周縁部におけるキャパシタ絶縁膜の実効膜厚を厚くできるので、膜質が劣化しやすい開口部の周縁部においてもクラックが発生することはない。したがって、絶縁耐圧やストレス耐性などの信頼性の高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。また、キャパシタ絶縁膜の形成後、上部電極の形成前に、キャパシタ絶縁膜がエッチング雰囲気に曝されるなどのダメージを受けることはないので、膜厚ばらつきを抑えるとともに信頼性を向上することができる。
【0100】
[第5実施形態]
本発明の第5実施形態による容量素子及びその製造方法について図11乃至図13を用いて説明する。なお、図1乃至図10に示す第1乃至第4実施形態による容量素子及びその製造方法と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略し或いは簡略にする。
【0101】
図11は本実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図、図12及び図13は本実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【0102】
はじめに、本実施形態による容量素子の構造について図11を用いて説明する。
【0103】
基板10上には、下部電極12が形成されている。下部電極12が形成された基板10上には、下部電極12が形成された領域を含む領域に開口部28を有するシリコン窒化膜14(シリコン窒化膜14a)が形成されている。シリコン窒化膜14(シリコン窒化膜14b)は、下部電極12の側壁部分にも形成されている。シリコン窒化膜14a上には、開口部28とほぼ等しい開口径を有する開口部24を有する層間絶縁膜16が形成されている。開口部24,28内に露出した下部電極12上には、シリコン窒化膜14b及び層間絶縁膜16上に延在するようにキャパシタ絶縁膜30が形成されている。キャパシタ絶縁膜30上には、上部電極32が形成されている。
【0104】
このように、本実施形態による容量素子は、第1実施形態による容量素子と同様に、開口部24内のシリコン窒化膜14が除去されており、下部電極12上に形成されたキャパシタ絶縁膜30が層間絶縁膜16上に延在して形成されている。つまり、本実施形態による容量素子では、層間絶縁膜16及びシリコン窒化膜14を貫いて下部電極12に達する開口部24,28を形成した後にキャパシタ絶縁膜30を形成する。したがって、開口部24,28を形成する過程でキャパシタ絶縁膜30がダメージを受けることはなく、膜厚の面内分布やばらつき、膜質の劣化を防止することができる。
【0105】
また、開口部24,28は、下部電極12が形成された領域を含む広い領域に形成されている。したがって、開口部24の周縁部にキャパシタ絶縁膜30のカバレッジの悪い領域が存在しても、その領域を下部電極12と上部電極32から十分に離間することができる。したがって、絶縁耐圧やストレス耐性などの信頼性の高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。
【0106】
次に、本実施形態による容量素子の製造方法について図12及び図13を用いて説明する。
【0107】
まず、例えば図2(a)乃至図2(d)に示す第1実施形態による容量素子の製造方法と同様にして、基板10上に、下部電極12、シリコン窒化膜14、層間絶縁膜16、シリコン窒化膜18、レジストパターン22を形成する(図12(a))。この際、レジストパターンの開口部20は、下部電極12が形成された領域を含む領域とする。
【0108】
次いで、レジストパターン22をマスクとして、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングによりシリコン窒化膜18を異方性エッチングし、開口部20内のシリコン窒化膜18を除去する。
【0109】
次いで、レジストパターン22を除去した後、パターニングされたシリコン窒化膜18をマスクとして、例えば酸素ガスを用いたプラズマエッチングにより、層間絶縁膜16を異方性エッチングする。これにより、層間絶縁膜16に、シリコン窒化膜14に達する開口部24を形成する(図12(b))。
【0110】
次いで、例えばフッ素系ガスを用いたプラズマエッチングにより、シリコン窒化膜18及び開口部24内に露出しているシリコン窒化膜14を異方性エッチングする。これにより、シリコン窒化膜18が除去され、開口部24とほぼ等しい開口部24を有するシリコン窒化膜14aが形成され、下部電極12の側壁部分にはシリコン窒化膜14bが形成される(図12(c))。
【0111】
この際、シリコン窒化膜14aは下部電極12上に位置していないので、このエッチング過程でシリコン窒化膜14aサイドエッチングされても、後に形成するキャパシタ絶縁膜30のカバレッジ劣化がキャパシタ特性に影響することはない。
【0112】
次いで、例えばCVD法により、例えば膜厚200nmのシリコン窒化膜を堆積する。こうして、シリコン窒化膜よりなるキャパシタ絶縁膜30を形成する(図13(a))。
【0113】
次いで、キャパシタ絶縁膜30上に、例えばスパッタ法により、例えば膜厚1000nmのAu膜を堆積する。
【0114】
次いで、Au膜をパターニングし、上部電極32を形成する(図13(b))。
【0115】
このように、本実施形態によれば、キャパシタ絶縁膜は、形成後、上部電極の形成前にエッチング雰囲気に曝されることはないので、膜厚の面内分布やばらつき、膜質の劣化を防止することができる。また、層間絶縁膜16に形成する開口部24を、下部電極12が形成された領域を含む広い領域とするので、開口部24の周縁部にキャパシタ絶縁膜30のカバレッジの悪い領域が存在してもその領域を下部電極12と上部電極32との間から離間することができる。したがって、絶縁耐圧やストレス耐性などの信頼性の高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。また、キャパシタ絶縁膜の形成後、上部電極の形成前に、キャパシタ絶縁膜がエッチング雰囲気に曝されるなどのダメージを受けることはないので、膜厚ばらつきを抑えるとともに信頼性を向上することができる。
【0116】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、層間絶縁膜に下部電極を露出する開口部を形成した後にキャパシタ絶縁膜を形成するので、キャパシタ絶縁膜がエッチング雰囲気に曝されることを防止することができる。これにより、キャパシタ絶縁膜の膜厚の面内分布やばらつきや膜質の劣化を防止することができる。
【0117】
また、層間絶縁膜に形成した開口部の周縁部におけるキャパシタ絶縁膜の膜厚を選択的に厚くするので、キャパシタ絶縁膜のカバレッジに起因する絶縁耐圧やストレス耐性の劣化を抑制することができる。
【0118】
また、層間絶縁膜に形成した開口部を、下部電極が形成された領域を包含する広い領域に形成するので、開口部の周縁部にキャパシタ絶縁膜のカバレッジの悪い領域が存在してもその領域を下部電極と上部電極との間から離間することができる。したがって、絶縁耐圧やストレス耐性などの信頼性の高いキャパシタ絶縁膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図3】本発明の第1実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図(その2)である。
【図4】第1実施形態による容量素子の製造方法の課題を説明する図である。
【図5】本発明の第2実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図7】本発明の第2実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図(その2)である。
【図8】本発明の第3実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【図9】本発明の第4実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図である。
【図11】本発明の第5実施形態による容量素子の構造を示す概略断面図である。
【図12】本発明の第5実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図13】本発明の第5実施形態による容量素子の製造方法を示す工程断面図(その2)である。
【図14】従来の容量素子の製造方法を示す工程断面図(その1)である。
【図15】従来の容量素子の製造方法を示す工程断面図(その2)である。
【符号の説明】
10…基板
12…下部電極
14,18…シリコン窒化膜
16…層間絶縁膜
20,24,28…開口部
22…レジストパターン
26…側壁堆積膜
30…キャパシタ絶縁膜
32…上部電極
100…基板
102…下部電極
104,108…シリコン窒化膜
106…層間絶縁膜
110…開口部
112…上部電極
Claims (12)
- 基板上に形成された下部電極と、
前記下部電極が形成された前記基板上に形成され、前記下部電極上に第1の開口部を有する第1の絶縁膜と、
前記第1の絶縁膜上に形成され、前記第1の開口部が形成された領域に、前記第1の開口部よりも広く、周縁部に前記第1の絶縁膜の上面が露出する第2の開口部を有する第2の絶縁膜と、
前記第1の開口部内の前記下部電極上に形成され、前記第2の絶縁膜上に延在するキャパシタ絶縁膜と、
前記キャパシタ絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜が形成された領域上に延在する上部電極と
を有することを特徴とする容量素子。 - 請求項1記載の容量素子において、
前記第2の開口部が形成された領域の前記第1の絶縁膜の膜厚が、前記第2の絶縁膜下の前記第1の絶縁膜の膜厚よりも薄い
ことを特徴とする容量素子。 - 基板上に形成された下部電極と、
前記下部電極が形成された前記基板上に形成され、前記下部電極上に第1の開口部を有する第1の絶縁膜と、
前記第1の絶縁膜上に形成され、前記第1の開口部が形成された領域に第2の開口部を有する第2の絶縁膜と、
前記第1の開口部内の前記下部電極上に形成され、前記第2の絶縁膜上に延在するキャパシタ絶縁膜と、
前記キャパシタ絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜が形成された領域上に延在する上部電極とを有し、
前記第1の開口部及び前記第2の開口部は、前記下部電極が形成された領域を包含する領域に形成されており、前記下部電極の側壁部分に、前記第1の絶縁膜と同一の絶縁膜により構成され、前記第1の絶縁膜と離間して形成された側壁絶縁膜を更に有する
ことを特徴とする容量素子。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の容量素子において、
前記第1の絶縁膜は、前記下部電極が形成された領域とは異なる領域の前記基板上に形成された配線又は電極を被覆するカバー絶縁膜である
ことを特徴とする容量素子。 - 基板上に下部電極を形成する工程と、
前記下部電極が形成された前記基板上及び前記下部電極上に第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜に、前記下部電極に達し、前記第2の絶縁膜における開口径が前記第1の絶縁膜における開口径よりも広い開口部を形成する工程と、
前記下部電極上に、前記第2の絶縁膜上に延在するようにキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜が形成された領域を含む前記キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程と
を有することを特徴とする容量素子の製造方法。 - 請求項5記載の容量素子の製造方法において、
前記開口部を形成する工程は、エッチング面に側壁堆積膜が形成される条件で前記第2の絶縁膜をエッチングする工程と、前記第2の絶縁膜及び前記側壁堆積膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングする工程と、前記側壁堆積膜を除去する工程とを有する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。 - 請求項6記載の容量素子の製造方法において、
前記第2の絶縁膜をエッチングする工程では、炭素含有ガスを含む雰囲気中でエッチングを行うことにより、前記側壁堆積膜を形成する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。 - 請求項5記載の容量素子の製造方法において、
前記開口部を形成する工程は、前記第2の絶縁膜をエッチングする工程と、前記第2の絶縁膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングする工程と、前記第2の絶縁膜を等方的なエッチング成分を含む条件でエッチングすることにより前記第2の絶縁膜における前記開口部の開口径を拡大する工程とを有する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。 - 請求項5記載の容量素子の製造方法において、
前記第2の絶縁膜を形成する工程の後に、前記下部電極上に開口部を有する第3の絶縁膜を形成する工程を更に有し、
前記開口部を形成する工程は、前記第3の絶縁膜をマスクとして前記第2の絶縁膜を等方的なエッチング成分を含む条件でエッチングする工程と、前記第3の絶縁膜をマスクとして前記第1の絶縁膜をエッチングする工程とを有する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。 - 請求項9記載の容量素子の製造方法において、
前記第1の絶縁膜をエッチングする工程では、前記第1の絶縁膜及び前記第3の絶縁膜がエッチングされる条件でエッチングを行い、前記開口部を形成すると同時に前記第3の絶縁膜を除去する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。 - 基板上に下部電極を形成する工程と、
前記下部電極が形成された前記基板上に第1の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記下部電極が形成された領域を包含する領域の前記第1の絶縁膜及び前記第2の絶縁膜に、前記下部電極に達する開口部を形成する工程と、
前記下部電極上に、前記第2の絶縁膜上に延在するようにキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、
前記第2の絶縁膜が形成された領域を含む前記キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程と
を有することを特徴とする容量素子の製造方法。 - 請求項11記載の容量素子の製造方法において、
前記開口部を形成する工程では、前記開口部の形成と同時に、前記下部電極の側壁部分に前記第1の絶縁膜よりなる側壁絶縁膜を形成する
ことを特徴とする容量素子の製造方法。
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