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JP3547725B2 - Method of specifying pipe connection position, and method of restoring non-cutting service pipes when updating underground sewers - Google Patents

Method of specifying pipe connection position, and method of restoring non-cutting service pipes when updating underground sewers Download PDF

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JP3547725B2
JP3547725B2 JP2001310484A JP2001310484A JP3547725B2 JP 3547725 B2 JP3547725 B2 JP 3547725B2 JP 2001310484 A JP2001310484 A JP 2001310484A JP 2001310484 A JP2001310484 A JP 2001310484A JP 3547725 B2 JP3547725 B2 JP 3547725B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は管の接続位置特定方法に関し、特に、老朽化した下水道管渠などの既設管渠を非開削で更新するとともに、既設管渠に接続されているサービス管を非開削で復旧、更生するにあたり、新設管渠の内側からサービス管の接続位置を容易かつ安価に特定できるサービス管の非開削復旧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に都市部では下水道事業をはじめとしてライフラインの整備が進んでいる。しかしながら、一方では過去に布設された管渠の老朽化や管渠能力の不足が問題化しつつあり、その布設替えが望まれている。
【0003】
布設替えに当たっては、既設管渠をそのままとしながら、ルートを別にしながら1〜2サイズ大きな新設管渠を開削工法により布設するのが最も施工が容易でかつコストも安い。しかし、都市部においては、新規に管渠を布設するための用地を確保することが難しくなっているとともに、道路交通の確保の問題、地下空間に錯綜している地下埋設物の問題などがあり、新設管渠のためのルートを確保すること自体が困難になりつつある。
【0004】
このような問題を一挙に解決しつつ、新設の管渠を布設するための工法として考えられたのがリフレッシュシールド工法、パイプバースティング工法、パイプイーティング工法などと言われる、非開削による管渠更新工法である。この工法は、既設管渠を掘進機等で切削破砕しながら、その後方から新設管渠を後続させることにより、開削工事を行うことなく、既設管渠と略同位置に1〜2サイズ大きなまたは同径サイズの新設管渠を布設するものである。
【0005】
前記リフレッシュシールド工法は、図13に示されるように、中央に開口部を設けたカッターヘッド51とその中空部に設けた方向制御支持装置(ガイド装置)52を有するシールド掘進機50により、既設管渠54および周辺地盤を切削・掘削撤去しながら、シールド掘進機50の後方に新設管渠53を布設するものである。この場合、シールド掘進機50の掘進力は新設管渠53の基端(立て坑)に置かれた図示しない元押しジャッキにより新設管渠53を介して与えられる。また、前記カッターヘッド51の中央を貫いて設けられた管を通して下水等の流下水を流すことにより、現在の管渠を使用しながらの活線施工が可能となっている。なお、掘削ずりはベルトコンベア55等を通じて坑外へ運ばれる。
【0006】
また、前記パイプバースティング工法は老朽管を内部から強制的に押し広げて空間を作り、その中に更新管を挿入する方法であり、前記パイプイーティング工法は、老朽管を破砕しながら掘削機内部に取り込み、掘削機後方の空洞部に更新管を挿入する方法である。
【0007】
ところが、かかる従来の非開削による管渠更新工法においては、既設管渠の切削撤去の際に、既設管渠に接続されているサービス管の接続端部分が不揃いに破損されてしまい、その後に新設管渠に対する接続がうまくできない、あるいは本管渠への接続部位の破損に留まらず、管の長手方向に沿って亀裂が発生してしまうなどの問題があるため、本管を非開削で更新したとしてもサービス管については、開削工事によって交換しているのが現状である。折角、本管を非開削で更新したとしても、接続されている多数のサービス管の箇所毎に掘削を行っていたのでは、当然に施工効率が悪くなり、本管を非開削で行ったメリットも失われることとなり、従来より数々の非開削による管渠更新方法が提案されているにも拘わらず、その需要が伸びない原因ともなっている。また、前記サービス管交換のための開削工事によって、道路交通規制が必要となったり、工事騒音など周辺環境の問題も発生している。
【0008】
そこで本出願人らは、これらの問題点を解決するものとして、特開平10−231955号公報や特開平2000−257141号公報に示される地下埋設管渠更新時に於けるサービス管の非開削復旧方法を提案した。
【0009】
これらの先行技術は、サービス管内に充填材を充填したりパイプ状の仮ライニングを密着形成したりすることにより、サービス管を補強した状態で、既設管渠を非開削で切削撤去するとともに、撤去部位に新設管渠を布設して管渠更新を行い、しかる後、新設管渠にサービス管と連通する孔を形成した後、少なくとも新設管渠とサービス管とに跨がる範囲に亘ってライニングを形成し、新設管渠とサービス管とを一体化させるものである。
【0010】
ただし、新たに布設された新設管渠の内壁に対してサービス管への連通孔を形成するためには、先ず新設管渠におけるサービス管の接続位置を明確にしておく必要がある。そこで、上記先行技術においては、
(イ)サービス管側から挿入したドリルにより新設管渠におけるサービス管接続部位にマーキング孔を削孔しておき、しかる後、作業員若しくは管内ロボットにより、新設管渠側からマーキング孔を基準に、新設管渠におけるサービス管接続部位に、サービス管内径と実質的に同径の連通孔を形成する方法、
(ロ)超高圧水によって削孔マーキングを行う方法、
(ハ)サービス管内に高周波発信機を挿入する一方、新設管渠内において高周波発信機から発信される高周波を探査して位置を特定する方法、
(ニ)磁石と磁気感知器または鉄粉等を利用してサービス管の接続位置を特定する方法、
を提案した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら(イ)〜(ニ)の方法は、基本的に煩雑な作業を要するという難点があった。
【0012】
特に上記(イ)のドリルを用いる方法では、新設管渠外面にドリルを強く押し付け難いこと、および一般にサービス管の管軸が新設管渠の管軸に対して直交しておらず新設管渠の下流側に向けて傾斜しているためドリルの刃が滑り易いことから、マーキング孔の削孔が困難であることが判明した。
【0013】
一方、上記(ロ)〜(ニ)の方法は有効であるものの、コストが嵩むという難点があった。
【0014】
そこで本発明の主たる課題は、管の接続位置を容易且つ安価に特定できる方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
第1の管の外面に第2の管の一端の開口が接続された状態で、第1の管内から第2の管の接続位置を特定する方法であって、
前記第1の管における第2の管の接続位置の壁部を第2の管内から冷却又は加熱し、当該冷却又は加熱した壁部とその周囲部分とに温度差を生じさせ、この温度差自体またはこの温度差により発生する第1の管内面の外観変化に基づいて、第1の管内から前記接続位置を特定する、
ことを特徴とする管の接続位置特定方法。
【0016】
(作用効果)
このように第1の管における第2の管の接続位置の壁部を第2の管内から冷却又は加熱すると、当該冷却又は加熱した壁部とその周囲部分とに温度差が発生する。本発明は、この温度差を利用して、第1の管内から前記接続位置を特定するものである。より詳細には、温度差自体は温度センサ等の温度測定手段や赤外線カメラ等により検出することができるので、接続位置を特定することができる。また例えば第1の管内に液分があると若しくは液分を供給しておけば、冷却又は加熱した第1の管の壁部内面には第2の管の接続領域と対応する形状の霜の付着や液分の蒸発等が起こり、その周囲部分にはかかる霜の付着等は発生しない。その結果、第1の管内面における第2の管接続位置と対応する部分にのみ、第2の管の接続領域と対応する形状の外観変化、この場合霜の付着等による色変化が発生するので、これに基づいて接続位置を特定することができる。
【0017】
このように本発明によれば接続位置とその周囲部とに温度差を創り出し、これを検出するだけで、第1の管内から第2の管が見えなくても、また高価な装置等を用いなくても、容易に管の接続位置を特定することができる。温度差を創り出す方法としては、液化ガス等の冷却流体や蒸気・温水・温風等の加熱流体を第2の管内に供給する方法が極めて容易で且つ安価であるので好ましいが、ニクロム線等の発熱抵抗を用いて加熱したりすることもできる。
【0018】
<請求項2記載の発明>
既設管渠を非開削で切削撤去するとともに、撤去部位に新設管渠を布設して管渠更新を行った後、前記新設管渠に前記サービス管と連通する孔を形成するとともに、少なくとも前記新設管渠とサービス管とに跨がる範囲に亘ってライニングを形成して、新設管渠とサービス管とを一体化させる、地下に埋設されてある既設管渠を非開削にて新設管渠に更新する際に適用されるサービス管の非開削復旧方法であって、
前記新設管渠敷設後、前記新設管渠に前記サービス管と連通する孔を形成するのに先立って、前記新設管渠における前記サービス管との接続位置の壁部をサービス管内から冷却又は加熱し、当該冷却又は加熱した壁部とその周囲部分とに温度差を生じさせ、この温度差自体またはこの温度差により発生する新設管渠内面の外観変化に基づいて、新設管渠内から前記サービス管の接続位置を特定し、
しかる後、この特定した接続位置に前記新設管渠内から前記サービス管と連通する孔を形成する、
ことを特徴とする地下埋設管渠更新時に於けるサービス管の非開削復旧方法。
【0019】
(作用効果)
本請求項2記載の発明は、請求項1記載の管の接続位置特定方法を、地下埋設管渠更新に伴うサービス管の非開削復旧において、新設管渠の内側からサービス管の接続位置を特定するのに応用したものであり、新設管渠におけるサービス管の接続位置とその周囲部とに温度差を創り出し、これを検出するだけで、容易にサービス管の接続位置を新設管渠内から特定することができるものである。
【0020】
特に、かかる管渠内には水分が豊富にある。具体的に通常の場合、新設管渠内面が湿っていたり管渠内の雰囲気中に水分が含まれている。そのため新設管渠における冷却又は加熱した部分の内面に、サービス管の接続領域と対応する形状の霜の付着や水分の蒸発等が起こり、周囲部には霜の付着等が起こらない外観変化現象が発生する。よって、温度差自体を温度センサ等の温度測定手段や赤外線カメラ等により検出しなくても(もちろん本請求項2記載の発明においてはこれを行っても良い)、霜の付着等による色変化によって接続位置を容易に特定することができる。
【0021】
<請求項3記載の発明>
前記加熱または冷却を、前記サービス管内に加熱流体または冷却流体を供給することにより行う、請求項2記載の地下埋設管渠更新時に於けるサービス管の非開削復旧方法。
【0022】
(作用効果)
温度差を創り出す方法としては、液化ガス等の冷却流体や蒸気・温水・温風等の加熱流体をサービス管内に供給する方法が極めて容易で且つ安価であるので好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図1に示す、複数の管体2a,2a…を嵌合接続してなるサービス管2が、宅地枡3から既設管渠1に対して連通接続されている管渠構造において、特開平2000−257141号公報に示される方法によりサービス管の非開削復旧を行う場合を例に採り、本発明方法を施工手順を踏みながら詳述する。
【0024】
《第1ステップ;サービス管の補強工程》
先ず、既設管渠1の非開削での切削撤去に先立ち、当該切削撤去により破損等するおそれのあるサービス管を補強する。この補強は特開平10−231955号公報に示されるようにサービス管2内における少なくとも既設管渠1寄りの部分に、発泡スチロール、発泡スチレン等の発泡樹脂、モルタル、コンクリート、地盤改良材等の自硬性材料などの充填材を充填しても良いが、好ましくは図3に示すように、サービス管2内全体にパイプ状の仮ライニング材を内張りし、個々の管体2a,2a…を一体化させる。
【0025】
この仮ライニングの具体的方法としては、いわゆるICP(Inversion Chemical Pipe)ライナー&ブリース工法もしくはINS工法と呼ばれる公知の方法を好適に採用することができる。
【0026】
これらの工法は、不織布やフェルト又はこれらとプラスティックフィルムとの積層体によって形成されたパイプ状の袋体に、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂を含浸させたもの(以下、ライニング材という)を、水圧や空気圧等の流体圧によって管路内に反転挿入させ、しかる後、このライニング材に熱を加え、ライニング材に含浸している熱硬化性樹脂を硬化させ、この硬化ライニング材により管路内壁面に密着したライニング体を構築する方法である。ただし、この仮ライニングに重ねて、後述の本ライニングを行うので、仮ライニングにおけるライニング材(以下、仮ライニング材という)は、厚みがあり過ぎるのは好ましくない。しかし、薄くし過ぎると後述の更新工程においてサービス管2の破損を防ぎ得ない。本発明者らの実験によると、仮ライニング材の厚さは1〜3mmとするのが好ましい。
【0027】
より詳細には、先ず図2に示すように仮ライニング材20の基端部20aを折り返し、この折り返し部分20aをサービス管2の宅地枡側入口部2bの外側に固定した状態で、折り返し部分20a内面と未折り返し部分20b外面との隙間s1に対して、給気または注水によって圧力を加える。この圧力により、仮ライニング材20は未折り返し部分20bを順次繰り出し折り返しつつ、サービス管2内に反転しながら挿入される。この際、仮ライニング材20が無秩序に挿入されていくのを防止するべく、仮ライニング材20の先端部20cに反転ロープ21を繋いでおき、この反転ロープ21の繰り出しを制御することにより、仮ライニング材20の反転挿入を制御するのが好ましい。
【0028】
図3に示すように、仮ライニング材20が完全に反転挿入され、既設管渠1内に到達したならば、反転ロープ21を固定した状態で、ライニング材20内に温水若しくは高温蒸気を注入して仮ライニング材20を硬化させる。かくしてサービス管2内面に密着する筒状ライニング体が形成される。図4に示すように、硬化した仮ライニング材20はサービス管入口部分2b外側において切断し、仮ライニング作業を完了する。なお、この仮ライニング材20の反転挿入は、図示例のように宅地枡側から行うのが好ましいが、既設管渠1側から行っても良い。後者の場合、後述の本ライニングと同様に行う。
【0029】
《第2ステップ;止水パッカの設置工程》
次に、次述の第3ステップにおいて、既設管渠1の切削更新を行うに際し、切削更新機のカッタ面盤部の泥水圧力がサービス管2内へ逸脱するのを防止するべく、図4に示すように、サービス管2内の既設管渠1近傍部位をエアパッカ、ゴムパッカ等の止水パッカ4にて閉塞するのが望ましい。なお、止水パッカ4は宅地枡3側からサービス管2内へ挿入し設置することを推奨する。
【0030】
《第3ステップ;既設管渠の切削撤去および更新工程》
以上、サービス管2に対する前処理が完了した段階で、老朽化した既設管渠1の切削撤去および更新を行う。
【0031】
既設管渠1の切削撤去および更新に用いられる掘進装置としては、既存のものをそのまま使用することができる。例えば、本出願人の一人が先の特開平09−88046号公報において、構造が容易であるとともに、掘進効率に優れ、切削・掘削抵抗の低減化によりたとえ長距離であっても管渠の布設が容易で、しかも既設管渠の周辺に存在する異物の種類を問わずに掘進が可能である掘進装置を提案しているので、この装置を使用することができる。本出願人による特開平10−266778号公報において提案した掘進装置も使用できる。
【0032】
新設管渠10は図5に示されるように、既設管渠1と比べて1〜2サイズ大きなもの(または同径サイズ)が用いられ、既設管渠1の略同位置に布設される。この際、サービス管2の先端部も若干切削されるが、前述の補強を行っておくと、サービス管2の破損及び掘削孔内への引き込みが効果的に防止される。図示例では、既設管渠1に対して同軸的すなわち管心が同位置となるように新設管渠10を布設しているが、例えば管底部や管頂部等が同位置となるように布設することもできる。また、新設管渠10が布設されたならば、サービス管2内のパッカ4は撤去する。
【0033】
《第4ステップ;地盤改良工程》
当然ではあるが、既設管渠1の切削撤去および更新が完了した段階では、図5に示すように、新設管渠10と切削後のサービス管2の先端2dとは接続されていない。すなわち、更新の際には、新設管渠布設のために新設管渠10よりも若干大径のカッタ面盤により掘削がなされ、サービス管2の切削先端部2dも切削されジグザグ状(図示せず)をなすので、新設管渠10外面とサービス管先端2dとの間に隙間s2が形成されてしまう。したがって、このままでは、施工部位近傍の地盤が軟弱である場合に、当該隙間s2を介してサービス管2の先端部2d内に地下水が侵入したり、当該隙間s2から露出する地山がサービス管2内に崩落する虞がある。特に、新設管渠の布設に続いて、次述するようにサービス管2に対する連通孔を新設管渠10に穿孔形成すると、その穿孔に伴う振動により地山崩落を起し易く、かつ前述の隙間s2を介して新設管渠10内にまで地下水や崩落地盤土が侵入してしまう。
【0034】
そこで、少なくとも後述の接続部復旧作業に先だって、好ましくは新設管渠布設直後に、サービス管2周辺からの地下水侵入を防止しかつサービス管2付近の地山崩壊防止等の目的で、図8に示されるように、新設管渠10の外側におけるサービス管2先端部近傍の地盤を地盤改良し地盤改良体9を造成するのが望ましい。
【0035】
他方、地盤改良工法としては何ら制限されないが、土質性状に合った工法および地盤改良材を用いることはもちろんのこと、隣接位置に民家等があることが多いため周辺環境に及ぼす影響の少ない工法および地盤改良材を選定するのが好ましい。この点については、先の特開平10−231955号公報においても述べたとおりである。
【0036】
しかし、在来の地盤改良工法は地上から施工するものしかないため、改良位置の位置決め精度が低く、かつ交通障害や騒音問題を解決しえない。
【0037】
そこで、地盤改良を行う場合、特開平2000−257141号公報に示されるように、サービス管2内を通して、サービス管2先端部内に地盤改良剤Gを供給し、その供給改良剤Gを、新設管渠10外面とサービス管先端面との隙間s2を介して、新設管渠10の外側におけるサービス管先端部2d近傍の地盤に浸透させて、当該地盤の改良を行うことを推奨する。
【0038】
具体的には図6〜8に示すように、可撓性鞘体40の先端部40c内に地盤改良剤Gを充填するとともに、この鞘体40の基端部40aを折り返し、この折り返し部分40aをサービス管2の宅地枡側入口2bの外側に固定した状態で、折り返し部分40a内面と未折り返し部分40b外面との隙間s3に対して注水等により圧力を作用させ、鞘体40を反転挿入することで、地盤改良剤Gをサービス管2先端部内に供給する方法を提案する。反転挿入の仕方については、前述の仮ライニングと同様であるので、ここでは敢えて説明を略す。ただし、鞘体40の全長(鞘体先端からサービス管外固定部位までの長さ。後述の反転ロープ41は含まない。)は、前述の鞘体固定部位からサービス管2内を通り、サービス管2の先端部2dが臨む新設管渠10外面部分までと等しくしておく。
【0039】
反転挿入中、鞘体先端部40cは、鞘体基端部40bの圧力付与部位を最後に通過するので、図7に示すように隙間s3に加わる内圧(図中矢印で示した)によって、その入口部が閉じられた密閉袋形状に保たれ、その内部の地盤改良剤Gを放出しないように包んで保持しつつ、サービス管2内に挿入されていく。この際、前述の仮ライニングと同様に鞘体40の先端外面に反転ロープ41を連結しておき、この反転ロープ41により鞘体の挿入を制御する。
【0040】
鞘体の全長は、前述のとおり鞘体固定部位からサービス管2内を通り、サービス管2の先端部2dが臨む新設管渠10外面部分までの距離と等しいので、図8に示すように、鞘体先端部40cは新設管渠10外面部分に到達する。この際、鞘体の反転挿入圧を上昇させることで、鞘体先端部が反転し改良剤Gを放出し始める。また、鞘体40の完全な反転により鞘体先端面が新設管渠10外面に密着し、反転挿入圧が放出改良剤Gに作用し、その結果、放出改良剤Gが前述の新設管渠10外面とサービス管2先端との隙間s2を介して、新設管渠10の外側におけるサービス管2先端部近傍の地盤に強制的に浸透され、サービス管2と新設管渠10外面との間には改良剤Gが殆ど残留しない。この強制浸透の利点は、反転挿入圧を高めても、保持量の改良剤が浸透されるとそれ以上は改良剤に圧力が加わらずに済む点にもある。したがって、周囲の地盤を乱さずに、サービス管2の先端部2dの近傍のみを良好に地盤改良できる。
【0041】
かくして、浸透改良剤の硬化により当該浸透部位の地盤が硬化し改良体9が形成される。鞘体40は、改良剤G放出後に反転ロープ41を引っ張ることにより引き抜く。
【0042】
《第5ステップ;接続部復旧工程》
地盤改良が完了したならば、次に新設管渠10とサービス管2とを連通させて接続部を復旧する作業に入る。
【0043】
本復旧作業において、最終的にはサービス管2の内径と同径の連通孔を、新設管渠10のサービス管2と対応する位置に形成するのであるが、そのためには、先ずサービス管2の接続位置を明確にしておく必要がある。
【0044】
このため本発明では、新設管渠10におけるサービス管2の接続位置の壁部をサービス管2内から冷却又は加熱し、当該冷却又は加熱した壁部とその周囲部分とに温度差を生じさせ、この温度差を利用して新設管渠10内からサービス管2の接続位置を特定する。
【0045】
この新設管渠10の壁部の冷却又は加熱方法としては、図9や図10に示すように、液化ガス(符号LG)・氷水等の冷却流体や蒸気・温水(符号HW)・温風等の加熱流体をサービス管2の宅地枡側入口部2bから管2内に供給し、新設管渠10の壁部に直接又は間接的に接触させる方法が極めて容易且つ安価であるので好ましい。ただし本発明においては、ニクロム線等の発熱抵抗をサービス管2内の先端部内に挿入し、加熱を行うこともできる(図示せず)。
【0046】
特に効率の良いのは液化窒素等の液化ガスによる接続壁部の冷却である。温水等の加熱流体も好ましいが温度を極端に上げることが困難であるため、効率良い加熱は行いにくい。
【0047】
またこれらの流体を用いる場合、新設管渠10は通常伝熱性に乏しいため、新設管渠10の壁部に温度差を発生させるには多量の流体を使用する。よって、かかる流体を用いる場合、サービス管2内に連続的又は断続的に補充供給するか、又は供給した流体の入れ替え(循環利用含む)を行うのが好ましい。
【0048】
具体的に液化ガスを用いる場合には、新設管渠10の冷却に伴い気化して減量するので、図9に示すように液化ガス貯留タンク11Aから、液化ガスLGを連続的または断続的にサービス管2の先端部内に補充供給するのが望ましい。なお、図中の符号11Bは基端が液化ガス貯留タンク11Aに接続され先端側がサービス管2の先端部内まで挿入された液化ガス供給管を示し、符号11Cは液化ガスLGの供給及びその停止を行うためのバルブを示している。
【0049】
一方、温水や氷水等の液体を用いる場合、図9と同様の補充供給形態を採ることもできるが、かかる液体は経時的に冷却又は加熱能力が低下するものの減量することはないので、図10に示すように使用済み流体をサービス管2内から返送ポンプ12Dにより汲み出し、別途容易しておいた温水や氷水又は汲み出した使用済み水を再度加熱または冷却したものをサービス管2内に供給することもできる。なお、図10中の符号12Aは温水等の貯留タンクを示し、符号12Bは基端が貯留タンク12Aに接続され先端側がサービス管2の先端部内まで挿入された温水等の供給管を示し、また符合12Cは、先端側がサービス管2の先端部内まで挿入された温水等を返送するための返送管を示し、符号12Eは使用済み水の冷却または加熱手段を示している。
【0050】
また温水等の加熱液体を用いる場合には、サービス管2の液体HW内にヒータ等の加熱装置を浸漬しておき、当該サービス管2内の加熱液体を高温に保持するようにすることもできる(図示せず)。
【0051】
かくして冷却又は加熱を行い、新設管渠10におけるサービス管2接続位置の壁部とその周囲部分とに温度差を生じさせると、通常の場合、新設管渠10内面が湿っていたり管渠内の雰囲気中に水分が含まれているため、図9および図1おにそれぞれ示すように、冷却又は加熱した新設管渠10の壁部内面に、サービス管2の接続領域と対応する形状の霜の付着や水分の蒸発等の外観変化VRが起こり、周囲部には霜の付着等が起こらない現象が発生する。その結果、この霜の付着等による色変化VRによって接続位置がサービス管2の接続領域と対応する形状、すなわち接続中心部位が判る形状にマーキングされる。
【0052】
そして、接続部位がマーキングVRされたならば、新設管渠10にサービス管2に対する連通孔を開ける。新設管渠10の内径が800mm以上である場合には、直接作業員が管内に入り込んで、人力によりハンマードリル等を使用して管壁の削孔および管口仕上を行ってもよいが、内径が800mm未満の場合には作業員が進入することが困難であるため、図11に示されるように、管内TVカメラ18aを備えるとともに、少なくとも管断面に沿う揺動および管径方向への伸縮が可能な伸縮アーム18bの先端に円形カッタ18cを備えた管内穿孔ロボット18を用いて、外観変化マーキングVRの中心(サービス管の接続部分の中心に相当する)に、円形カッタ18cの中心を合わせて削孔し、サービス管2に対する連通孔(図示せず)を形成する。
【0053】
他方、加熱により温度差を発生させる場合、新設管渠10の内面が湿っていないと、上述の外観変化現象が発生しないか或いは発生するが接続位置が特定できない場合も考えられるが、その場合には敷設に先立って又は敷設後に新設管渠10内を人為的に湿らせておいても良い。冷却により霜を付着させる場合には、新設管渠10の内面が湿っていなくても(通常の場合には湿っていることが多い)、新設管渠10内の空気中の水分により霜が付着するので、新設管渠10内を人為的に湿らせる必要はない(もちろん、湿らせることもできる)。
【0054】
また、サービス管2接続位置の壁部の温度差自体を温度センサ等の温度測定手段や赤外線カメラ等により検出し、サービス管接続位置を特定することもできる。これら赤外線カメラ等の温度差検出機器は、前述の管内TVカメラ18aに代えて又はこれと共に管内穿孔ロボット18に搭載することができる。
【0055】
《第6ステップ;本ライニング》
前記第5ステップによって、新設管渠10とサービス管2とを連通させることができたならば、最後に新設管渠10とサービス管2とに跨がる範囲に、仮ライニング材20に重ねて本ライニング材30を施工して仮ライニング材20および本ライニング材30を一体化するとともに、新設管渠10とサービス管2とを一体化させる。
【0056】
本ライニングも、前述の仮ライニングと同様に、いわゆるICP(Inversion Chemical Pipe)ライナー&ブリース工法もしくはINS工法と呼ばれる公知の方法を好適に採用することができる。ただし、仮ライニングと同様に宅地枡側からライニング材を反転挿入すると、新設管渠11とサービス管2とを一体化させ難いので、好ましくは新設管渠10内から施工を行う。
【0057】
すなわち、図12に示すように、本ライニング材のツバ31を支持する枠装置19aと、この固定部位を撮影する管内カメラ19bとを備える管内ライニングロボット19を用いてライニング作業を行う。
【0058】
新設管渠10におけるサービス管2の接続口の周りに、本ライニング材の折り返し部分30aのツバ31を固定支持した状態で、折り返し部分30a内面と未折り返し部分30b外面との隙間s4に対して、給気または注水によって圧力を加える。この圧力により、本ライニング材30は未折り返し部分30bを順次繰り出し折り返しつつ、サービス管2内に反転しながら挿入される。これらの一連の作業は管内走行カメラ19bによって監視する。
【0059】
他の点については、基本的に前述の仮ライニングと同様である。すなわち、反転挿入の際、本ライニング材30が無秩序に挿入されていくのを防止するべく、本ライニング材30の先端部30cに反転ロープ32を繋いでおき、この反転ロープ32の繰り出しを制御することにより、本ライニング材30の反転挿入を制御するのが好ましい。図示しないが、本ライニング材30が完全に反転挿入され、宅地枡3内に到達したならば、反転ロープ32を固定した状態で、本ライニング材30内に温水若しくは高温蒸気等の熱媒体を注入してライニング材30を硬化させ、ライニング作業を完了する。
【0060】
硬化したライニング材30は、ツバ31が新設管渠10内に屈曲延在し新設管渠10の内壁面に密着するので、新設管渠10とサービス管2との良好な一体化を図ることができる。
【0061】
<温度差による管位置の特定実験>
先ず、図14及び図15に示すように、新設管渠に見立てたヒューム管100(肉厚90mm)の外周面に対して、サービス管に見立てた断面円形の陶管200(内径150mm)の下端開口を当接させて液密に固定し、現実に即した実験環境を準備した。
【0062】
また、ヒューム管100内面における陶管200の接続中心と対応するB位置、接続部分の上下10cmのA位置及びC位置、陶管200の先端部内のD位置に温度測定センサA,B,C,Dをそれぞれ配置した。さらにヒューム管100の内周面を水で濡らした。
【0063】
・実験1
その上で、図14に示すように陶管200内に液化窒素LN(−160℃)を1リットル/分で連続的に供給し、2時間経過するまで所定時間おきに各位置の温度センサA,B,C,Dにより温度を測定した。また適宜、ヒューム管100の内面の状況を観察した。
【0064】
・実験2
さらに図15に示すように、陶管200内全体に袋体BGを挿入配置し、この袋体BG内に温水(90℃)を供給し、2時間経過するまで所定時間おきに各位置の温度センサA,B,C,Dにより温度を測定するとともに、ヒューム管100内面の状況を観察した。特にこの実験では、陶管100内の温水の温度低下を防止するために、10分毎に10リットルの温水を追加し、余分の温水をオーバーフローさせるようにした。
【0065】
液化窒素を用いた場合の温度測定結果を図16に、及び温水を用いた場合の温度測定結果を図17にそれぞれ示した。これらの図からも明らかなように接続中心位置から順に周囲に広がるように冷却又は加熱が進行することが判明した。
【0066】
またヒューム管内面の状況を観察したところ、液化窒素を用いた場合には、液化窒素供給開始時には図18に示すようであったのが、開始後20分頃に霜が着き始め、30分後には図19に示すように白くくっきりとした略円形の霜が付着した。この霜が付着した部分は、新設管渠外面における陶管の接続領域と対応する形状・サイズをなしており、中心位置も陶管の接続位置の中心と対応していた。そしてこの霜付着部分はその後も陶管の接続領域と対応する形状・サイズを維持した。
【0067】
一方、温水を用いた場合には、温水供給開始後15分経過した頃に、ヒューム管内面に円形の乾燥部分が出現し始めた。その後時間とともに円形乾燥部分は広がり、30分経過した時点で図20に示すようになった。この乾燥部分は、新設管渠外面における陶管の接続領域と対応する形状・サイズをなしており、多少形は崩れているものの、その形状から想定される中心位置も陶管の接続位置の中心と対応していた。その後、乾燥部分はさらに広がってしまった。
【0068】
さらに、液化窒素を用いた場合であっても、温水を用いた場合であっても、マーキング(霜付部分、乾燥部分)の中心位置は、時間の経過によらず常に陶管の接続位置の中心と対応することが判明した。このことは、前述の温度測定結果(温度変化が陶管の接続位置の中心から広がる)からも裏付けられる。
【0069】
また加熱による乾燥よりも冷却による霜の付着の方が、より明瞭にマーキングを行えることが判明した。さらに冷却による霜の付着の場合には、陶管の接続領域と対応する形状・サイズまで霜が付着すると、その後はこの状態が維持されるため、より正確かつ効果的なマーキングを行えることが判明した。
【0070】
これらのことから、本発明方法によって新設管渠内面からサービス管の接続位置を容易且つ安価に特定できることが判明した。
【0071】
【発明の効果】
以上詳説のとおり、本発明によれば、高価な装置等を用いなくても、容易に管の接続位置を特定できるようになる等の利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本サービス管復旧方法の施工対象を示す概略縦断面図である。
【図2】本サービス管復旧方法の第1ステップの施工要領を示す要部拡大概略縦断面図である。
【図3】本サービス管復旧方法の第1ステップの施工要領を示す概略縦断面図である。
【図4】本サービス管復旧方法の第2ステップの施工要領を示す概略縦断面図である。
【図5】本サービス管復旧方法の第3ステップの施工要領を示す概略縦断面図である。
【図6】本サービス管復旧方法の第4ステップの施工要領を示す要部拡大概略縦断面図である。
【図7】第4ステップの施工要領を示す要部拡大概略縦断面図である。
【図8】本サービス管復旧方法の第4ステップの施工要領を示す概略縦断面図である。
【図9】本サービス管復旧方法の第5ステップにおける、マーキング要領を示す概略縦断面図である。
【図10】他のマーキング要領を示す概略縦断面図である。
【図11】本サービス管復旧方法の第5ステップにおける、接続復旧要領を示す概略縦断面図である。
【図12】本サービス管復旧方法の第6ステップの施工要領を示す概略縦断面図である。
【図13】従来の掘進機による管渠更新要領図である。
【図14】液体窒素による冷却実験要領図である。
【図15】温水加熱実験要領図である。
【図16】液体窒素による冷却実験における温度測定結果を示すグラフである。
【図17】温水加熱実験における温度測定結果を示すグラフである。
【図18】冷却等前の状態を示す実験写真である。
【図19】霜付着状態を示す実験写真である。
【図20】加熱乾燥状態を示す実験写真である。
【符号の説明】
1…既設管渠、2…サービス管、3…宅地枡、4…止水パッカー、9…地盤改良体、10…新設管渠、11A…液化ガス貯留タンク、11B…液化ガス供給管、11C…液化ガス供給バルブ、18…管内穿孔ロボット、19…管内ライニングロボット、20…仮ライニング材、30…本ライニング材、40…鞘体、G…地盤改良剤、LG…液化ガス。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for specifying a connection position of a pipe, and in particular, renews an existing sewer such as an aged sewer without excavation, and restores and rehabilits a service pipe connected to the existing sewer without excavation. In this regard, the present invention relates to a service pipe non-digging restoration method capable of easily and inexpensively specifying a connection position of a service pipe from inside a newly installed sewer.
[0002]
[Prior art]
In recent years, particularly in urban areas, the development of lifelines, including sewerage services, has been progressing. However, on the other hand, the deterioration of the sewer laid in the past and the lack of the sewer ability are becoming a problem, and replacement of the laid sewer is desired.
[0003]
When replacing the laying, it is easiest to construct the new culvert by an open-cutting method while keeping the existing culvert as it is, while keeping the route separate, and the construction is the easiest and the cost is low. However, in urban areas, it has become difficult to secure land for laying new sewers, there are problems with securing road traffic, and problems with underground buried objects that are complicated in the underground space. However, it is becoming difficult to secure a route for a new sewer.
[0004]
While solving these problems at once, the method of laying a new sewer was thought to be the refresh shield method, pipe bursting method, pipe eating method, etc. It is an update method. According to this method, the existing sewer is cut and crushed by an excavator, etc., and the new sewer is followed from the back of the sewer. A new pipe with the same diameter will be laid.
[0005]
As shown in FIG. 13, the refresh shield method uses an existing pipe by a shield excavator 50 having a cutter head 51 having an opening in the center and a direction control support device (guide device) 52 provided in a hollow portion thereof. A new pipe 53 is laid behind the shield machine 50 while cutting and excavating the culvert 54 and surrounding ground. In this case, the excavating power of the shield excavator 50 is given through the newly installed sewer 53 by a main push jack (not shown) placed at the base end (vertical shaft) of the newly installed sewer 53. In addition, by flowing downflow water such as sewage through a pipe provided through the center of the cutter head 51, it is possible to perform hot-line construction while using a current culvert. Excavation waste is carried outside the mine through the belt conveyor 55 and the like.
[0006]
The pipe bursting method is a method of forcibly expanding an old pipe from the inside to create a space, and inserting a renewal pipe therein. The pipe eating method is a method of crushing an old pipe while crushing the old pipe. It is a method of taking in the inside and inserting a renewal pipe into the hollow part behind the excavator.
[0007]
However, in the conventional renewal method of culverts by non-cutting, when cutting and removing existing culverts, the connection end portions of service pipes connected to the existing culverts are damaged irregularly, and after that, new construction is performed. Due to problems such as poor connection to the sewer or damage not only to the connection to the main sewer but also cracks along the longitudinal direction of the pipe, the main pipe was updated without cutting. However, service pipes are currently being replaced by excavation work. Even if the main pipe is renewed without excavation, excavation is performed for each of the many connected service pipes, which naturally lowers the construction efficiency, and the merit of performing the main pipe without excavation This has led to a lack of demand despite the many proposed methods of rehabilitating sewers by non-drilling. In addition, due to the excavation work for replacing the service pipe, road traffic regulations are required, and there are also problems in the surrounding environment such as construction noise.
[0008]
In order to solve these problems, the present applicants have proposed a method of restoring a service pipe at the time of renewal of a buried underground conduit described in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. Hei 10-231955 and 2000-257141. Suggested.
[0009]
In these prior arts, the service pipe is filled with filling material or a pipe-shaped temporary lining is formed in close contact with the service pipe, and the existing pipe is cut and removed while the service pipe is reinforced without cutting. A new sewer is laid at the site and the sewer is renewed. After that, after forming a hole communicating with the service pipe in the new sewer, lining is performed at least over the area spanning the new sewer and the service pipe. And integrate the newly installed sewer with the service pipe.
[0010]
However, in order to form a communication hole to the service pipe with respect to the inner wall of the newly installed new pipe, it is necessary to first clarify the connection position of the service pipe in the new pipe. Therefore, in the above prior art,
(B) A marking hole is drilled in the service pipe connection area of the new pipe with a drill inserted from the service pipe side, and thereafter, a worker or an in-pipe robot uses the marking hole from the new pipe side as a reference. A method of forming a communication hole having substantially the same diameter as the inside diameter of the service pipe at the service pipe connection site in the newly installed sewer,
(B) A method for performing drilling marking with ultra-high pressure water,
(C) a method of inserting a high-frequency transmitter into a service pipe while searching for a high-frequency signal transmitted from the high-frequency transmitter in a newly installed sewer to specify a position;
(D) A method of specifying the connection position of the service pipe using a magnet and a magnetic sensor or iron powder,
Suggested.
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
However, these methods (a) to (d) have a drawback that a complicated operation is basically required.
[0012]
In particular, in the method using the drill described in (a) above, it is difficult to strongly press the drill against the outer surface of the new sewer, and in general, the pipe axis of the service pipe is not orthogonal to the pipe axis of the new sewer, and It was found that drilling the marking holes was difficult because the drill blade was slippery because it was inclined toward the downstream side.
[0013]
On the other hand, although the above methods (b) to (d) are effective, there is a problem that the cost increases.
[0014]
Accordingly, a main object of the present invention is to provide a method capable of easily and inexpensively specifying a connection position of a pipe.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
The present invention that has solved the above problems is as described below.
<Invention according to claim 1>
A method of specifying a connection position of a second pipe from inside the first pipe in a state where an opening at one end of the second pipe is connected to an outer surface of the first pipe,
The wall of the first tube at the connection position of the second tube is cooled or heated from the inside of the second tube, and a temperature difference is generated between the cooled or heated wall and a peripheral portion thereof. Or specifying the connection position from inside the first pipe based on a change in appearance of the inner surface of the first pipe caused by this temperature difference,
A method for specifying a connection position of a pipe, characterized in that:
[0016]
(Effect)
When the wall portion of the first tube at the connection position of the second tube is cooled or heated from inside the second tube, a temperature difference is generated between the cooled or heated wall portion and a peripheral portion thereof. The present invention uses the temperature difference to specify the connection position from within the first pipe. More specifically, since the temperature difference itself can be detected by a temperature measuring means such as a temperature sensor or an infrared camera, the connection position can be specified. Also, for example, if there is a liquid component in the first pipe or if the liquid component is supplied, the frost of the shape corresponding to the connection area of the second pipe is formed on the inner surface of the wall of the cooled or heated first pipe. Adhesion, evaporation of liquid, and the like occur, and no frost adheres to the surrounding area. As a result, the appearance change of the shape corresponding to the connection region of the second tube only in a portion corresponding to the second tube connection position on the inner surface of the first tube, in this case, a color change due to frost adhesion or the like occurs. The connection position can be specified based on this.
[0017]
As described above, according to the present invention, a temperature difference is created between the connection position and the surrounding area, and only by detecting the temperature difference, even if the second pipe is not visible from inside the first pipe, an expensive device or the like is used. If not, the connection position of the pipe can be easily specified. As a method of creating a temperature difference, a method of supplying a cooling fluid such as liquefied gas or a heating fluid such as steam, hot water or hot air into the second pipe is preferable because it is extremely easy and inexpensive. Heating can also be performed using a heating resistor.
[0018]
<Invention according to claim 2>
After cutting and removing the existing sewer without cutting and laying a new sewer at the removal site and updating the sewer, a hole communicating with the service pipe is formed in the new sewer and at least the new A lining is formed over the area spanning the sewer and the service pipe, and the new sewer and the service pipe are integrated.The existing sewer buried underground is not cut into the new sewer. A non-drilling restoration method of a service pipe applied when updating,
After laying the new sewer, before forming a hole communicating with the service pipe in the new sewer, cooling or heating the wall portion at the connection position with the service pipe in the new sewer from the service pipe. A temperature difference is generated between the cooled or heated wall portion and its surrounding portion, and the service pipe is drawn from inside the new conduit based on the temperature difference itself or a change in the appearance of the inner surface of the new conduit caused by the temperature difference. Identify the connection location of
Thereafter, forming a hole communicating with the service pipe from within the newly installed sewer at the specified connection position,
A method of restoring service pipes at the time of renewal of underground sewers, which is characterized in that:
[0019]
(Effect)
According to a second aspect of the present invention, there is provided the pipe connection position specifying method according to the first aspect, wherein the service pipe connection position is specified from the inside of the new pipe in the restoration of the service pipe when the underground burial is renewed. A temperature difference is created between the connection position of the service pipe in the new pipe and the surrounding area, and by detecting this, the connection position of the service pipe can be easily specified from within the new pipe. Is what you can do.
[0020]
In particular, such sewers are rich in moisture. Specifically, in a normal case, the inner surface of the newly installed sewer is wet or the atmosphere in the sewer contains moisture. Therefore, on the inner surface of the cooled or heated part of the newly installed conduit, frost and moisture evaporate in a shape corresponding to the connection area of the service pipe, and the appearance change phenomenon that frost does not adhere to the surrounding area occurs. appear. Therefore, even if the temperature difference itself is not detected by a temperature measuring means such as a temperature sensor or an infrared camera (this may be performed in the invention according to claim 2), the color difference due to the adhesion of frost or the like may occur. The connection position can be easily specified.
[0021]
<Invention of Claim 3>
The method for restoring non-cutting of a service pipe at the time of renewal of an underground conduit, according to claim 2, wherein the heating or cooling is performed by supplying a heating fluid or a cooling fluid into the service pipe.
[0022]
(Effect)
As a method of creating a temperature difference, a method of supplying a cooling fluid such as a liquefied gas or a heating fluid such as steam, hot water or hot air into the service pipe is preferable because it is extremely easy and inexpensive.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A service pipe 2 shown in FIG. 1 in which a plurality of pipes 2a, 2a,... The method of the present invention will be described in detail while following the construction procedure, taking as an example the case of performing non-cutting restoration of a service pipe by the method disclosed in JP-A-2000-257141.
[0024]
<< First step: Service pipe reinforcement process >>
First, prior to the removal of the existing sewer 1 without cutting, the service pipe that may be damaged by the removal of the cutting is reinforced. As described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-231955, this reinforcement is provided at least in a portion of the service pipe 2 near the existing sewer 1 by using a self-hardening resin such as foamed resin such as styrene foam, foamed styrene, mortar, concrete, and ground improvement material. A filling material such as a material may be filled, but preferably, as shown in FIG. 3, a temporary lining material in the form of a pipe is lined in the entire service pipe 2 to integrate the individual pipes 2a, 2a,. .
[0025]
As a specific method of the temporary lining, a known method called a so-called ICP (Inversion Chemical Pipe) liner & brease method or an INS method can be suitably adopted.
[0026]
These construction methods involve impregnating a thermosetting resin such as unsaturated polyester into a pipe-shaped bag formed of a nonwoven fabric, felt, or a laminate of these and a plastic film (hereinafter, referred to as a lining material). The lining material is inverted by fluid pressure such as water pressure or air pressure, and then heat is applied to the lining material to cure the thermosetting resin impregnated in the lining material. This is a method of constructing a lining body that is in close contact with the inner wall. However, since the main lining described later is performed over this temporary lining, it is not preferable that the lining material in the temporary lining (hereinafter, referred to as the temporary lining material) is too thick. However, if the thickness is too small, it is not possible to prevent the service pipe 2 from being damaged in the update process described later. According to experiments by the present inventors, the thickness of the temporary lining material is preferably set to 1 to 3 mm.
[0027]
More specifically, first, as shown in FIG. 2, the base end portion 20a of the temporary lining material 20 is folded back, and the folded portion 20a is fixed to the outside of the housing ground side entrance 2b of the service pipe 2 while the folded portion 20a is fixed. Pressure is applied to the gap s1 between the inner surface and the outer surface of the unfolded portion 20b by air supply or water injection. With this pressure, the temporary lining material 20 is inserted into the service pipe 2 while being turned upside down while sequentially feeding out and turning back the unfolded portion 20b. At this time, in order to prevent the temporary lining material 20 from being randomly inserted, the reversing rope 21 is connected to the distal end portion 20c of the temporary lining material 20 and by controlling the feeding of the reversing rope 21, Preferably, the reverse insertion of the lining material 20 is controlled.
[0028]
As shown in FIG. 3, when the temporary lining material 20 is completely inverted and inserted into the existing sewer 1, hot water or high-temperature steam is injected into the lining material 20 with the inverted rope 21 fixed. Thus, the temporary lining material 20 is cured. In this way, a cylindrical lining body that is in close contact with the inner surface of the service pipe 2 is formed. As shown in FIG. 4, the cured temporary lining material 20 is cut outside the service pipe inlet portion 2b, and the temporary lining operation is completed. In addition, although it is preferable to perform this reverse insertion of the temporary lining material 20 from the residential land basin side as shown in the illustrated example, it may be performed from the existing sewer 1 side. In the latter case, it is performed in the same manner as the main lining described later.
[0029]
<< Second step: Installation process of waterproof packer >>
Next, in the third step described below, in performing the cutting renewal of the existing sewer 1, in order to prevent the muddy water pressure of the cutter face plate portion of the cutting renewal machine from deviating into the service pipe 2, FIG. As shown in the figure, it is desirable to close a portion of the service pipe 2 in the vicinity of the existing sewer 1 with a waterproof packer 4 such as an air packer or rubber packer. In addition, it is recommended that the water stop packer 4 is inserted into the service pipe 2 from the residential land yard 3 side and installed.
[0030]
<< Third Step: Cutting and Removal of Existing Sewer and Renewal Process >>
As described above, at the stage where the pre-processing for the service pipe 2 is completed, the cutting and removing and updating of the deteriorated existing pipe 1 are performed.
[0031]
As a digging device used for cutting and removing and renewing the existing sewer 1, an existing one can be used as it is. For example, one of the present applicants has disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 09-88046 that the construction is easy, the excavation efficiency is excellent, and the cutting and excavation resistance is reduced. It has been proposed that a digging device which can easily dig in regardless of the kind of foreign matter existing around the existing sewer can be used. The excavating device proposed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-266778 by the present applicant can also be used.
[0032]
As shown in FIG. 5, the newly installed sewer 10 is one or two sizes larger (or the same diameter) as the existing sewer 1 and is laid at substantially the same position as the existing sewer 1. At this time, the tip of the service pipe 2 is also slightly cut. However, if the above-described reinforcement is performed, the damage to the service pipe 2 and the drawing into the excavation hole are effectively prevented. In the illustrated example, the new conduit 10 is laid so as to be coaxial with the existing conduit 1, that is, the core is located at the same position. However, for example, the new conduit 10 is laid so that the pipe bottom and the top are located at the same position. You can also. When the new sewer 10 is laid, the packer 4 in the service pipe 2 is removed.
[0033]
<< Fourth step; Ground improvement process >>
As a matter of course, at the stage where the removal and renewal of the existing sewer 1 have been completed, the newly installed sewer 10 and the tip 2d of the service pipe 2 after cutting are not connected as shown in FIG. That is, at the time of renewal, the excavation is performed by a cutter face plate having a diameter slightly larger than that of the new sewer 10 for laying the new sewer, and the cutting tip 2d of the service pipe 2 is also cut and zigzag (not shown). ), A gap s2 is formed between the outer surface of the new sewer 10 and the service pipe tip 2d. Therefore, if the ground in the vicinity of the construction site is soft as it is, groundwater may enter the tip 2d of the service pipe 2 through the gap s2 or the ground exposed from the gap s2 may form the service pipe 2 There is a risk of falling inside. In particular, if a communication hole for the service pipe 2 is formed in the new sewer 10 as described below, following the installation of the new sewer, the ground accompanying the perforation is likely to collapse due to the vibration caused by the perforation. Groundwater and collapsed ground soil enter the newly installed sewer 10 via s2.
[0034]
Therefore, at least prior to the connection restoration work described later, preferably immediately after laying a new pipe, in order to prevent groundwater intrusion from around the service pipe 2 and to prevent ground collapse near the service pipe 2, FIG. As shown in the figure, it is desirable that the ground near the tip of the service pipe 2 outside the new pipe 10 be ground-modified to form the ground improvement body 9.
[0035]
On the other hand, there are no restrictions on the soil improvement method, but it is important to use a soil improvement method and soil improvement material, as well as a construction method that has little effect on the surrounding environment because there are often private houses etc. It is preferable to select a ground improvement material. This point is as described in the above-mentioned Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-231955.
[0036]
However, since the conventional ground improvement method only has to be carried out from the ground, the positioning accuracy of the improved position is low and the traffic obstacle and the noise problem cannot be solved.
[0037]
Therefore, when the ground improvement is performed, as shown in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-257141, the ground improvement agent G is supplied through the service pipe 2 into the tip of the service pipe 2, and the supply improvement agent G is supplied to the newly installed pipe. It is recommended that the ground be improved by permeating the ground near the service pipe tip 2d outside the new pipe 10 through a gap s2 between the outer surface of the culvert 10 and the service pipe tip surface.
[0038]
Specifically, as shown in FIGS. 6 to 8, the ground improving agent G is filled in the distal end portion 40 c of the flexible sheath 40, and the base end 40 a of the sheath 40 is turned back. Is fixed to the outside of the housing ground side entrance 2b of the service pipe 2, pressure is applied to the gap s3 between the inner surface of the folded portion 40a and the outer surface of the unfolded portion 40b by water injection or the like, and the sheath body 40 is inverted and inserted. Thus, a method of supplying the ground improvement agent G into the service pipe 2 tip is proposed. The method of the reverse insertion is the same as that of the above-mentioned temporary lining, so that the explanation is omitted here. However, the entire length of the sheath 40 (the length from the distal end of the sheath to the fixing portion outside the service pipe, not including the later-described inversion rope 41) passes through the service pipe 2 from the above-described sheath fixing portion and passes through the service pipe. 2 to the outer surface of the newly installed sewer 10 facing the tip 2d.
[0039]
During the reverse insertion, the sheath body distal end portion 40c finally passes through the pressure applying portion of the sheath body proximal end portion 40b, and as a result, the inner pressure (indicated by an arrow in the drawing) applied to the gap s3 as shown in FIG. The inlet portion is kept in a closed airtight bag shape, and is inserted into the service pipe 2 while wrapping and holding the soil improving agent G inside so as not to be released. At this time, a reversing rope 41 is connected to the outer surface of the distal end of the sheath body 40 in the same manner as the above-mentioned temporary lining, and the insertion of the sheath body is controlled by the reversing rope 41.
[0040]
As described above, since the entire length of the sheath body is equal to the distance from the sheath body fixing portion through the service pipe 2 to the outer surface of the newly installed sewer 10 where the tip 2d of the service pipe 2 faces, as shown in FIG. The sheath body tip portion 40c reaches the outer surface of the newly installed sewer 10. At this time, by raising the reverse insertion pressure of the sheath, the tip of the sheath is reversed and the improving agent G starts to be released. Further, by completely reversing the sheath body 40, the tip end surface of the sheath body closely adheres to the outer surface of the new conduit 10, and the reverse insertion pressure acts on the release improver G. As a result, the release improver G is released from the aforementioned new conduit 10. Through the gap s2 between the outer surface and the tip of the service pipe 2, it is forcibly penetrated into the ground near the tip of the service pipe 2 outside the new pipe 10, and between the service pipe 2 and the outer face of the new pipe 10. Almost no modifier G remains. The advantage of this forced osmosis is that even if the reverse insertion pressure is increased, no further pressure is applied to the improver once the retained amount of the improver has penetrated. Therefore, only the vicinity of the tip 2d of the service pipe 2 can be satisfactorily improved without disturbing the surrounding ground.
[0041]
Thus, the ground at the permeation site is hardened by the hardening of the penetration improver, and the improved body 9 is formed. The sheath body 40 is pulled out by pulling the inverted rope 41 after the release of the modifier G.
[0042]
<< Fifth step: Connection restoration process >>
After the ground improvement is completed, the new pipe 10 and the service pipe 2 are connected to each other to restore the connection.
[0043]
In this restoration work, finally, a communication hole having the same diameter as the inside diameter of the service pipe 2 is formed at a position corresponding to the service pipe 2 of the newly installed sewer 10. The connection position needs to be clear.
[0044]
For this reason, in the present invention, the wall at the connection position of the service pipe 2 in the newly installed sewer 10 is cooled or heated from within the service pipe 2, and a temperature difference is generated between the cooled or heated wall and the surrounding area, Using this temperature difference, the connection position of the service pipe 2 is specified from inside the newly installed sewer 10.
[0045]
As a method for cooling or heating the wall of the newly installed conduit 10, as shown in FIGS. 9 and 10, a cooling fluid such as liquefied gas (reference LG), ice water, steam, hot water (reference HW), hot air, etc. The method of supplying the heating fluid from the housing pipe side entrance 2b of the service pipe 2 into the pipe 2 and directly or indirectly contacting the wall of the newly installed sewer 10 is preferable because it is extremely easy and inexpensive. However, in the present invention, heating can be performed by inserting a heating resistor such as a nichrome wire into the tip of the service pipe 2 (not shown).
[0046]
Particularly efficient is the cooling of the connecting wall with a liquefied gas such as liquefied nitrogen. A heating fluid such as hot water is also preferable, but it is difficult to raise the temperature extremely, so that efficient heating is difficult.
[0047]
In addition, when these fluids are used, since the newly installed conduit 10 generally has poor heat conductivity, a large amount of fluid is used to generate a temperature difference on the wall of the newly installed conduit 10. Therefore, when such a fluid is used, it is preferable to continuously or intermittently replenish the supply in the service pipe 2 or to replace (including circulation use) the supplied fluid.
[0048]
Specifically, when the liquefied gas is used, the liquefied gas LG is vaporized and reduced in accordance with the cooling of the newly installed conduit 10, and the liquefied gas LG is continuously or intermittently supplied from the liquefied gas storage tank 11A as shown in FIG. It is desirable to refill the distal end of the tube 2. In the drawing, reference numeral 11B denotes a liquefied gas supply pipe whose base end is connected to the liquefied gas storage tank 11A and whose distal end is inserted into the distal end of the service pipe 2, and reference numeral 11C denotes the supply and stop of the liquefied gas LG. Figure 3 shows a valve to do so.
[0049]
On the other hand, when a liquid such as hot water or ice water is used, a replenishment supply form similar to that shown in FIG. 9 can be employed. However, although such a liquid has a reduced cooling or heating ability with time, it does not decrease its weight. As shown in (1), the used fluid is pumped out of the service pipe 2 by the return pump 12D, and hot water, ice water or the used water that has been separately pumped is heated or cooled again and supplied into the service pipe 2. You can also. In addition, the code | symbol 12A in FIG. 10 shows the storage tank of hot water etc., The code | symbol 12B shows the supply pipe of hot water etc. which the base end was connected to the storage tank 12A, and the front end side was inserted in the front-end | tip part of the service pipe 2, and Reference numeral 12C indicates a return pipe for returning the hot water or the like having the distal end inserted into the distal end portion of the service pipe 2, and reference numeral 12E indicates a cooling or heating means for the used water.
[0050]
When a heating liquid such as hot water is used, a heating device such as a heater may be immersed in the liquid HW of the service pipe 2 to keep the heating liquid in the service pipe 2 at a high temperature. (Not shown).
[0051]
Thus, when cooling or heating is performed to cause a temperature difference between the wall portion of the new conduit 10 at the connecting position of the service pipe 2 and the surrounding portion, usually, the inner surface of the new conduit 10 is wet or the inside of the conduit is wet. Since moisture is contained in the atmosphere, as shown in FIG. 9 and FIG. 1, frost of a shape corresponding to the connection area of the service pipe 2 is formed on the inner surface of the wall of the newly installed culvert 10 that has been cooled or heated. An appearance change VR such as adhesion or evaporation of moisture occurs, and a phenomenon occurs in which frost does not adhere to the surrounding portion. As a result, the connection position is marked in a shape corresponding to the connection region of the service pipe 2 by the color change VR due to the adhesion of frost or the like, that is, a shape in which the connection center portion can be recognized.
[0052]
Then, when the connection site is marked VR, a communication hole for the service pipe 2 is opened in the newly installed sewer 10. When the inner diameter of the newly installed sewer 10 is 800 mm or more, a worker may directly enter the inside of the pipe and perform drilling and finishing of the pipe wall using a hammer drill or the like by manual power. Is less than 800 mm, it is difficult for a worker to enter. Therefore, as shown in FIG. 11, an in-pipe TV camera 18a is provided, and at least swing along the pipe cross section and expansion and contraction in the pipe radial direction are performed. The center of the circular cutter 18c is aligned with the center of the appearance change marking VR (corresponding to the center of the connection part of the service pipe) by using the in-pipe drilling robot 18 having the circular cutter 18c at the tip of the possible telescopic arm 18b. Drill holes to form communication holes (not shown) for the service pipe 2.
[0053]
On the other hand, when a temperature difference is generated by heating, if the inner surface of the new pipe 10 is not wet, the above-described appearance change phenomenon does not occur or occurs, but the connection position may not be specified. The inside of the newly constructed conduit 10 may be artificially moistened before or after the installation. When frost is attached by cooling, even if the inner surface of the new sewer 10 is not wet (usually, it is often wet), the frost adheres to the moisture in the air in the new sewer 10. Therefore, it is not necessary to moisten the inside of the newly constructed sewer 10 (of course, it can be moistened).
[0054]
Further, the temperature difference itself of the wall portion at the connection position of the service pipe 2 can be detected by a temperature measuring means such as a temperature sensor or an infrared camera to specify the connection position of the service pipe. These temperature difference detecting devices such as infrared cameras can be mounted on the in-pipe drilling robot 18 instead of or together with the in-pipe TV camera 18a.
[0055]
《Sixth step; main lining》
If the new sewer 10 and the service pipe 2 can be communicated by the fifth step, finally, the temporary lining material 20 is overlapped with the new sewer 10 and the service pipe 2 in a range over the new sewer 10 and the service pipe 2. The temporary lining material 20 and the main lining material 30 are integrated by installing the main lining material 30, and the new culvert 10 and the service pipe 2 are integrated.
[0056]
Similar to the above-mentioned temporary lining, a known method called an ICP (Inversion Chemical Pipe) liner & brease method or an INS method can be suitably used for this lining. However, if the lining material is inverted and inserted from the side of the housing lot as in the case of the temporary lining, it is difficult to integrate the new culvert 11 and the service pipe 2.
[0057]
That is, as shown in FIG. 12, the lining work is performed using the in-pipe lining robot 19 including the frame device 19a that supports the brim 31 of the lining material and the in-pipe camera 19b that photographs the fixed portion.
[0058]
With the collar 31 of the folded portion 30a of the present lining material fixedly supported around the connection port of the service pipe 2 in the newly constructed conduit 10, the gap s4 between the inner surface of the folded portion 30a and the outer surface of the unfolded portion 30b is Pressure is applied by air supply or water injection. By this pressure, the lining material 30 is inserted into the service pipe 2 while being turned upside down while sequentially feeding out and turning back the unfolded portion 30b. These series of operations are monitored by the in-pipe traveling camera 19b.
[0059]
Other points are basically the same as the above-mentioned temporary lining. That is, in order to prevent the main lining material 30 from being randomly inserted during the reverse insertion, the reverse rope 32 is connected to the distal end portion 30c of the main lining material 30, and the feeding of the reverse rope 32 is controlled. Thereby, it is preferable to control the reverse insertion of the lining material 30. Although not shown, when the lining material 30 is completely inverted and inserted and reaches the housing lot 3, a heating medium such as hot water or high-temperature steam is injected into the lining material 30 with the inverted rope 32 fixed. Then, the lining material 30 is cured to complete the lining operation.
[0060]
The hardened lining material 30 allows the brim 31 to bend and extend into the new sewer 10 and closely adhere to the inner wall surface of the new sewer 10, thereby achieving good integration between the new sewer 10 and the service pipe 2. it can.
[0061]
<Experiment for specifying tube position by temperature difference>
First, as shown in FIGS. 14 and 15, the lower end of a ceramic pipe 200 (inner diameter: 150 mm) having a circular cross section, which is assumed to be a service pipe, is placed against the outer peripheral surface of a fume pipe 100 (thickness: 90 mm), which is assumed to be a newly installed drain. The openings were brought into contact with each other and fixed in a liquid-tight manner to prepare an experimental environment that was realistic.
[0062]
Further, temperature measurement sensors A, B, C, and C are provided at a B position corresponding to the connection center of the ceramic tube 200 on the inner surface of the fume tube 100, an A position and a C position of 10 cm above and below the connection portion, and a D position within the tip of the ceramic tube 200. D was arranged respectively. Further, the inner peripheral surface of the fume tube 100 was wet with water.
[0063]
・ Experiment 1
Then, as shown in FIG. 14, liquefied nitrogen LN (−160 ° C.) is continuously supplied into the pottery tube 200 at a rate of 1 liter / min. , B, C, and D were measured. The state of the inner surface of the fume tube 100 was appropriately observed.
[0064]
Experiment 2
Further, as shown in FIG. 15, a bag BG is inserted and arranged in the entirety of the pottery tube 200, hot water (90 ° C.) is supplied into the bag BG, and the temperature at each position is changed every predetermined time until two hours elapse. The temperature was measured by the sensors A, B, C, and D, and the condition of the inner surface of the fume tube 100 was observed. In particular, in this experiment, in order to prevent the temperature of the hot water in the pottery tube 100 from dropping, 10 liters of hot water was added every 10 minutes so that excess hot water overflowed.
[0065]
FIG. 16 shows the result of temperature measurement using liquefied nitrogen, and FIG. 17 shows the result of temperature measurement using hot water. As is clear from these figures, it was found that cooling or heating progressed in such a manner as to gradually spread from the connection center position to the periphery.
[0066]
Also, when the state of the inner surface of the fume tube was observed, when liquefied nitrogen was used, as shown in FIG. 18 at the start of liquefied nitrogen supply, frost began to form about 20 minutes after the start, and 30 minutes later As shown in FIG. 19, white and clear substantially circular frost adhered. The portion to which the frost adhered had a shape and size corresponding to the connecting area of the ceramic pipe on the outer surface of the new sewer, and the center position also corresponded to the center of the connecting position of the ceramic pipe. Then, the frost-attached portion maintained the shape and size corresponding to the connection region of the pottery tube thereafter.
[0067]
On the other hand, when hot water was used, a circular dry portion began to appear on the inner surface of the fume tube about 15 minutes after the start of hot water supply. After that, the circular dry portion spread over time, and when 30 minutes had passed, it became as shown in FIG. This dry part has the shape and size corresponding to the ceramic pipe connection area on the outer surface of the new sewer, and although the shape is somewhat distorted, the center position assumed from that shape is also the center of the ceramic pipe connection position It was corresponding. After that, the dried part spread further.
[0068]
Furthermore, regardless of whether liquefied nitrogen is used or hot water is used, the center position of the marking (frosted portion, dried portion) is always the same as the ceramic tube connection position regardless of the passage of time. It turned out to correspond to the center. This is supported by the above-mentioned temperature measurement result (the temperature change spreads from the center of the connecting position of the ceramic tube).
[0069]
Further, it was found that marking by frost by cooling can be performed more clearly than drying by heating. Furthermore, in the case of frost due to cooling, it turns out that if the frost adheres to the shape and size corresponding to the connection area of the pottery tube, then this state is maintained, so that more accurate and effective marking can be performed did.
[0070]
From these facts, it has been found that the connection position of the service pipe can be easily and inexpensively specified from the inner surface of the newly installed sewer by the method of the present invention.
[0071]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, there is an advantage that the connection position of the pipe can be easily specified without using an expensive device or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic vertical cross-sectional view showing a construction target of the service pipe restoration method.
FIG. 2 is an enlarged schematic vertical sectional view of a main part showing a procedure of a first step of the service pipe restoration method.
FIG. 3 is a schematic longitudinal sectional view showing a construction procedure of a first step of the service pipe restoration method.
FIG. 4 is a schematic vertical sectional view showing a procedure of a second step of the service pipe restoration method.
FIG. 5 is a schematic longitudinal sectional view showing a construction procedure of a third step of the service pipe restoration method.
FIG. 6 is an enlarged schematic vertical sectional view of a main part showing a construction procedure of a fourth step of the service pipe restoration method.
FIG. 7 is an enlarged schematic vertical sectional view of a main part showing a procedure of a fourth step.
FIG. 8 is a schematic vertical sectional view showing the procedure of the fourth step of the service pipe restoration method.
FIG. 9 is a schematic vertical sectional view showing a marking procedure in a fifth step of the service pipe restoration method.
FIG. 10 is a schematic vertical sectional view showing another marking procedure.
FIG. 11 is a schematic longitudinal sectional view showing a connection recovery procedure in a fifth step of the service pipe recovery method.
FIG. 12 is a schematic vertical sectional view showing a procedure of a sixth step of the service pipe restoration method.
FIG. 13 is a diagram showing a procedure for updating a sewer by a conventional excavator.
FIG. 14 is a cooling experiment procedure chart using liquid nitrogen.
FIG. 15 is a diagram showing the procedure of a hot water heating experiment.
FIG. 16 is a graph showing temperature measurement results in a cooling experiment using liquid nitrogen.
FIG. 17 is a graph showing temperature measurement results in a hot water heating experiment.
FIG. 18 is an experimental photograph showing a state before cooling or the like.
FIG. 19 is an experimental photograph showing a state of frost adhesion.
FIG. 20 is an experimental photograph showing a heat-dried state.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Existing sewer, 2 ... Service pipe, 3 ... Residential land measure, 4 ... Water stop packer, 9 ... Ground improvement body, 10 ... New sewer, 11A ... Liquefied gas storage tank, 11B ... Liquefied gas supply pipe, 11C ... Liquefied gas supply valve, 18: In-pipe drilling robot, 19: In-pipe lining robot, 20: Temporary lining material, 30: Main lining material, 40: Sheath body, G: Ground improvement agent, LG: Liquefied gas.

Claims (3)

第1の管の外面に第2の管の一端の開口が接続された状態で、第1の管内から第2の管の接続位置を特定する方法であって、
前記第1の管における第2の管の接続位置の壁部を第2の管内から冷却又は加熱し、当該冷却又は加熱した壁部とその周囲部分とに温度差を生じさせ、この温度差自体またはこの温度差により発生する第1の管内面の外観変化に基づいて、第1の管内から前記接続位置を特定する、
ことを特徴とする管の接続位置特定方法。
A method of specifying a connection position of a second pipe from inside the first pipe in a state where an opening at one end of the second pipe is connected to an outer surface of the first pipe,
The wall of the first tube at the connection position of the second tube is cooled or heated from the inside of the second tube, and a temperature difference is generated between the cooled or heated wall and a peripheral portion thereof. Or specifying the connection position from inside the first pipe based on a change in appearance of the inner surface of the first pipe caused by this temperature difference,
A method for specifying a connection position of a pipe, characterized in that:
既設管渠を非開削で切削撤去するとともに、撤去部位に新設管渠を布設して管渠更新を行った後、前記新設管渠に前記サービス管と連通する孔を形成するとともに、少なくとも前記新設管渠とサービス管とに跨がる範囲に亘ってライニングを形成して、新設管渠とサービス管とを一体化させる、地下に埋設されてある既設管渠を非開削にて新設管渠に更新する際に適用されるサービス管の非開削復旧方法であって、
前記新設管渠敷設後、前記新設管渠に前記サービス管と連通する孔を形成するのに先立って、前記新設管渠における前記サービス管との接続位置の壁部をサービス管内から冷却又は加熱し、当該冷却又は加熱した壁部とその周囲部分とに温度差を生じさせ、この温度差自体またはこの温度差により発生する新設管渠内面の外観変化に基づいて、新設管渠内から前記サービス管の接続位置を特定し、
しかる後、この特定した接続位置に前記新設管渠内から前記サービス管と連通する孔を形成する、
ことを特徴とする地下埋設管渠更新時に於けるサービス管の非開削復旧方法。
After cutting and removing the existing sewer without cutting and laying a new sewer at the removal site and updating the sewer, a hole communicating with the service pipe is formed in the new sewer and at least the new A lining is formed over the area spanning the sewer and the service pipe, and the new sewer and the service pipe are integrated.The existing sewer buried underground is not cut into the new sewer. A non-drilling restoration method of a service pipe applied when updating,
After laying the new sewer, before forming a hole communicating with the service pipe in the new sewer, cooling or heating the wall portion at the connection position with the service pipe in the new sewer from the service pipe. A temperature difference is generated between the cooled or heated wall portion and its surrounding portion, and the service pipe is drawn from inside the new conduit based on the temperature difference itself or a change in the appearance of the inner surface of the new conduit caused by the temperature difference. Identify the connection location of
Thereafter, forming a hole communicating with the service pipe from within the newly installed sewer at the specified connection position,
A method of restoring service pipes at the time of renewal of underground sewers, which is characterized in that:
前記加熱または冷却を、前記サービス管内に加熱流体または冷却流体を供給することにより行う、請求項2記載の地下埋設管渠更新時に於けるサービス管の非開削復旧方法。3. The method according to claim 2, wherein the heating or cooling is performed by supplying a heating fluid or a cooling fluid into the service pipe.
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