JP3544520B2 - 車両ドアラッチ装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、車両ドアラッチ装置に関するものであり、特に、ラッチおよびラチェットが取付けられるラッチユニットの改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】
また、従来公知の特開平11−107602号公報には、閉扉時に車体に固定のストライカが進入する水平切欠部を形成した金属製のベースプレートの主プレートの背面側に、前記水平切欠部と同形状のストライカ通路を形成した合成樹脂製のストライカガイドを取付け、前記ストライカガイドと前記主プレートとの間に前記ストライカと係合可能のラッチおよび前記ラッチと係合して前記ラッチと前記ストライカとの係合を保持するラチェットとを配設し、前記ストライカガイドの背面側には金属製取付プレートを配設し、前記ラッチは前記主プレートと前記取付プレートとの間に掛け渡したラッチ軸に軸支し、前記ラチェットは前記主プレートと前記取付プレートとの間に掛け渡したラチェット軸に軸支したものにおいて、前記ベースプレートには前記主プレートの端部から背面側に突出する副プレートを一体的に形成し、前記取付プレートの端部には前記副プレートと平行になるように屈曲させた当接プレートを一体的に形成した車両ドアラッチ装置について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知装置は、プレートの形状についての改良を示しているが、この改良は、ロックレバーを動かすアクチュエータの取付強度の向上を目的とする改良であり、ラッチ装置本体の剛性向上を目的としていないところに課題がある。即ち、ベースプレートの副プレートと取付プレートの当接プレートの間でアクチュエータを挟持させることで、アクチュエータの取付強度の向上が行われているが、アクチュエータを介して互いに連結される副プレートと取付プレートとの接合部は、ストライカガイドのストライカ通路から遙かに離れた場所となっているから、ラッチ装置本体の剛性向上に寄与できる構造になっていない。車両事故等でドアに作用する強い外力は、ラッチとストライカとの係合部に集中するのであるから、この部分の強度向上がおろそかになっていて、効率のよい構成とは言えない。
また、前記公知装置は、ストライカガイドに、ラッチおよびラチェットを丸ごと収納できる凹部を形成しているため、ストライカガイドが大きく重たいという課題も備えている。
【0004】
【課題を解決する手段】
よって、本発明は、閉扉時に車体に固定のストライカ58が進入する水平切欠部59を形成した金属製のベースプレート51の主プレート52の背面側に、前記水平切欠部59と同形状のストライカ通路63を形成した合成樹脂製のストライカガイド60を取付け、前記ストライカガイド60と前記主プレート52との間に前記ストライカ58と係合可能のラッチ54および前記ラッチ54と係合して前記ラッチ54と前記ストライカ58との係合を保持するラチェット55とを配設し、前記ストライカガイド60の背面側には金属製取付プレート69を配設し、前記ラッチ54は前記主プレート52と前記取付プレート69との間に掛け渡したラッチ軸56に軸支し、前記ラチェット55は前記主プレート52と前記取付プレート69との間に掛け渡したラチェット軸57に軸支したものにおいて、前記ストライカガイド60は前記ストライカ通路63を区画する上壁61と下壁62とを有する横向きU字型を呈するとともに前記ラッチ軸56および前記ラチェット軸57とは交差しない構成とし、前記ベースプレート51には前記主プレート52の室内側端部から背面側に突出する副プレート53を一体的に形成し、前記取付プレート69の室内側端部には前記ストライカ通路63に進入する前記ストライカ58の進入軌跡線と前後方向において重合する位置で前記副プレート53に当接するか若干の隙間をもって対峙すると共に前記ストライカ通路63の上下幅と略同じ幅の当接プレート74を一体的に形成し、前記当接プレート74の後端は前記副プレート53の後端を越えない構成とした車両ドアラッチ装置の構成としたものである。
【0005】
【実施例】
本発明の実施例を図により説明する。図1は本発明によるドアラッチ装置の背面側を示しており、ドアラッチ装置のハウジング1は、ドアの室外側に位置する主ケース2と、ドアの室内側に位置する副ケース3とを備えている。両ケース2、3は合成樹脂で形成され、主ケース2と副ケース3とは接合面4において螺子5等により互いに接合固定される。なお、室内側とは、スイング式ドアを閉扉する方向に等しく、室外側とはドアを開扉する方向に等しくなる。
【0006】
前記主ケース2は上方から見ると略L型を呈していて、ラッチユニット6(図5参照)を収納するためにドアの左右方向に広がったラッチ収納部7と、ロック機構8等の操作部材群を収納するためにドアの前後方向に広がった操作部材収納部9とを備える。操作部材収納部9は、全体として室内側に配置される。ラッチ収納部7と操作部材収納部9は、図4のように、その室内側は開放されているとともに、そこで互いに連通する構成であり、また、ラッチ収納部7の前側も開放構造になっている。前記副ケース3は前後方向の板状ケースであって、主ケース2に固定されると、前記操作部材収納部9の室内側開放部を閉塞する構成である。
【0007】
前記副ケース3の外面には、図3のように、左右方向の軸10によりインナーレバー11を軸支する。インナーレバー11の一端はドアのインサイドオープンハンドル12にワイヤー13を介して連結する。14は前後方向に伸びるレバー軸15により前記ラッチ収納部7の背面壁の内側に軸支されたオープンレバーであり、その室外側端部16はラッチ収納部7の開口17を介して室外側に突出させて、ドアのアウトサイドオープンハンドル18に関連的に連結する。オープンレバー14の室内側端部19は副ケース3に形成した開口20を介して室内側に突出させて、前記インナーレバー11の他端部と当接可能に対峙させる。
【0008】
図4のように、前記操作部材収納部9には複数の操作部材群が収納される。21は前記主ケース2に一体的に形成した左右方向の支持軸22に回転自在に支持されたロックレバーであり、支持軸22を中心に揺動すると、周知のようにロック位置とアンロック位置とに切り替わる。ロックレバー21にはオープンリンク23の上部に形成した三角形状の連結孔24にスライド自在に係合する突起25を形成する。オープンリンク23の下部には前記オープンレバー14の前記室内側端部19が係合する係合孔26を形成し、オープンリンク23の中程には前記主ケース2に一体的に形成した左右方向のガイド軸27がスライド自在に係合する三角形状の中心孔28を形成する。オープンリンク23はロックレバー21の変位により実質的にガイド軸27を中心に揺動する。また、オープンリンク23は、オープンレバー14が開扉回転すると、突起25とガイド軸27に案内されて上動する。
【0009】
図4においては、前記ラッチ収納部7に収納される前記ラッチユニット6の一部のみ、即ち、ラチェットレバー29とラチェットピン30のみが仮想線で示してある。ラチェットレバー29は、後述するように、回転するとラッチユニット6を解放してドアを開扉させる。
【0010】
図4の状態では、ロックレバー21はアンロック位置にある。このアンロック状態では、オープンリンク23の当接部31はラチェットレバー29と当接可能に対峙し、従って、図4のアンロック状態で、オープンリンク23が前記オープンレバー14の開扉回転で上動すると、オープンリンク23の当接部31はラチェットレバー29に当接して、ラチェットレバー29を回転させ、これによりドアは開扉される。ロックレバー21がロック位置に変位すると、オープンリンク23は反時計回転方向に揺動して、当接部31はラチェットレバー29から離間するので、ロック状態で、オープンリンク23を上動させもラチェットレバー29は回転せず、従って、ドアは開扉されない。
【0011】
32はロックレバー21に一体的に形成した連結アームであり、連結アーム32の先端は、図3のように、前記副ケース3に形成した窓孔33を介して外部に露出させ、そこにドアのインサイドロックボタン34に至るワイヤー35を連結する。
【0012】
36はモータであり、その回転軸には円筒ウォーム37を固定し、円筒ウォーム37にはウォームホイール38を噛合させ、ウォームホイール38の回転軸には5個の歯部を備える歯車39を固定し、歯車39はロックレバー21に形成した歯部40に噛合させる。ウォームホイール38は中立復帰バネ41の弾力でモータ36が非通電のときは中立位置に保持され、モータ36の動力で中立位置から反時計回転方向(ロック回転方向)および時計回転方向(アンロック回転方向)の双方に回転可能である。モータ36から歯部40に至るまでの構成は、本願出願人による特願平11−363003号明細書に詳細に記載されているため詳細な説明は省略するが、図4の状態で歯車39が反時計回転すると、ロックレバー21は時計回転してアンロック位置からロック位置に変位し、その後、中立復帰バネ41の弾力でウォームホイール38が時計回転して中立位置に復帰しても、ロックレバー21はそのままロック位置に保持され、ウォームホイール38がモータ動力で中立位置から時計回転すると、ロックレバー21はロック位置からアンロック位置に戻され、その後、中立復帰バネ41の弾力でウォームホイール38が反時計回転して中立位置に復帰しても、ロックレバー21はアンロック位置にそのまま保持され、また、ウォームホイール38が中立位置にあるときは、ロックレバー21の回転は歯車39には伝達されないという構成となる。
【0013】
本発明によるロックレバー21は、モータ36が非通電状態であると中立復帰バネ41の弾力で中立位置に戻されるウォームホイール38(歯車39)と、オープンハンドル12、18の開扉操作力をラチェット55に伝達しうるオープンリンク23とを連結できる。
【0014】
また、前記ロックレバー21は左右方向の軸芯を備えた前記支持軸22により回転自在に支持させてあるので、ドアラッチ装置のロック状態を解除できるロックレバー21とオープンリンク23とを、外部からの不正アクセスに晒される危険性の低いドアラッチ装置の室内側部分に配置することができる。また、ロックレバー21とオープンリンク23とを、ドアラッチ装置の室内側部分に配置することができるので、前記ラッチ収納部7の背面側の中央部分および室外側部分の厚さを薄くでき、これにより、ドアラッチ装置をドアに取付ける際の自由度が高くなる。
【0015】
更に、前記オープンリンク23と前記ロックレバー21と前記モータ36とは前記ハウジング1内に収納させて、モータ36の回転がロックレバー21を介して前記オープンリンク23に前記ハウジング1内で伝達されるように構成できるから、ロックレバー21とオープンリンク23とを外部からの不正アクセスに対して効果的に遮断させることができる。
【0016】
加えて、ロックレバー21とオープンリンク23とをモータ36が収納されるハウジング1の操作部材収納部9に収納させることができるから、モータ36を収納する専用のケースが不要となる。
【0017】
図4において、42はキーレバーであり、その回転軸43は主ケース2の円筒カバー44を介して外部に露出させ、ここにドアキーシリンダに至るロッド等を連結する。なお、ドアキーシリンダは円筒カバー44内に直接設置することも可能である。キーレバー42の端部のピン45は連結リンク46の一端に形成した二股部47に係合させ、連結リンク46の他端のピン48は前記ロックレバー21の上部に形成した係合孔49に係合させる。50はプリント基板である。
【0018】
図5には前記ラッチ収納部7に収納される前記ラッチユニット6を示す。ラッチユニット6の金属製のベースプレート51は、上方から見ると略L型を呈していて、左右方向に伸びる主プレート52と、主プレート52の室内側端部から後方に屈曲した副プレート53とから構成される。ラッチユニット6をラッチ収納部7に収納させると、ラッチ収納部7の前側開放部は主プレート52で実質的に閉塞され、副プレート53は前記副ケース3と略同一平面上に位置してラッチ収納部6の室内側側面を実質的に閉塞する。
【0019】
前記主プレート52の背面側にはラッチ54とラチェット55とからなる周知ラッチ機構が取付けられる。56は前後方向の軸芯を備えたラッチ軸、57は前後方向の軸芯を備えたラチェット軸である。ベースプレート51には閉扉時に車体に固定のストライカ58が進入する水平切欠部59が形成され、水平切欠部59に進入したストライカ58はラッチ54と係合し、ラッチ54とストライカ58との係合はラッチ54にラチェット55が係合することで保持される。
【0020】
前記ラッチ機構の背面側には、合成樹脂製のストライカガイド60が取付けられる。ストライカガイド60は横向きU字型を呈し、上壁61と下壁62との間に前記水平切欠部59と同形状のストライカ通路63が形成される。ストライカガイド60の室内側端部には、前記主プレート52に当接する上支柱64と下支柱65とが一体的に形成されるが、両支柱64、65以外は主プレート52とは当接せずに、ストライカガイド60と主プレート52との間には一定の空間66(図9)が保たれ、この空間66内にラッチ機構が取付けられることになる。67は下壁62の一部に形成した弾力片であり、ストライカ58がストライカ通路63内に進入するとストライカ58との接触により弾力的に下動してストライカ58とラッチ機構との間のガタを吸収する。ストライカ通路63の室外側端部にはゴムストッパー68が取付けられる。
【0021】
前記ストライカガイド60の背面側には前記ラッチ軸56及びラチェット軸57により前記主プレート52に固定される金属製取付プレート69を設ける。取付プレート69は、ストライカガイド60の上壁61の上面に重合当接するように前方に屈曲させた上部保持壁70と、ストライカガイド60の下壁62の下面に重合当接するように前方に屈曲させた下部保持壁71とを一体的に備える。取付プレート69は、更に、ストライカガイド60に形成した複数の係合孔72に挿入される複数の前方屈曲係合脚部73を一体的に備え、ストライカガイド60は取付プレート69により所定位置に保持される。
【0022】
前記取付プレート69の室内側端部には当接プレート74を形成する。当接プレート74は、前記ストライカ通路63に進入するストライカ58の軌跡線と前後方向において重合する位置で前記副プレート53に、好ましくは、当接させる。このように構成すると、車両事故等によるドアの変形でラッチ54とストライカ58との係合部に強い外力が集中して作用したとき、当接プレート74と副プレート53とがラッチ54とストライカ58との係合部の近傍で互いに当接するから、外力に対して強く抵抗することができる。なお、当接プレート74と副プレート53とは溶接・螺子止め・フック係合等の任意の手段で互いに固定しても良く、また、両プレートを若干の隙間をもって対峙させても著しい効果が期待できる。
【0023】
前記ストライカガイド60には、前記ラッチ軸56及びラチェット軸57が挿通される透孔は形成されておらず、従って、極めて小さく軽い構造を備えている。
【0024】
前記ラチェットレバー29は、前記ラチェット55と一体的に回転するように前記ラチェット軸57に軸支し、ラチェットレバー29が前記オープンリンク23との当接により回転すると、ラチェット55も回転してラチェット55はラッチ54から離脱して、ラッチ54とストライカ60との係合状態が解除され、ドアは開扉される。
【0025】
前記ロック機構8等の操作部材が収納される前記操作部材収納部9は、図1のように、前記ラッチ軸56よりも室内側に配置される。
【0026】
図3において、75は前記副ケース3の内面に軸支させたキャンセルレバーであり、図4においては仮想線で示してある。キャンセルレバー75の一端には前記ラチェットピン30と係合可能の屈曲部76が形成され、他端側には前記オープンリンク23の側面と当接可能の押圧片77が形成される。キャンセルレバー75は、ロック状態でドアを閉扉させると、ラチェットピン30と屈曲部76との当接により図4において時計回転し、これにより、押圧片77がオープンリンク23の側面を押してオープンリンクを時計回転させ、もって、ロックレバー21をロック位置からアンロック位置に復帰させる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、閉扉時に車体に固定のストライカ58が進入する水平切欠部59を形成した金属製のベースプレート51の主プレート52の背面側に、前記水平切欠部59と同形状のストライカ通路63を形成した合成樹脂製のストライカガイド60を取付け、前記ストライカガイド60と前記主プレート52との間に前記ストライカ58と係合可能のラッチ54および前記ラッチ54と係合して前記ラッチ54と前記ストライカ58との係合を保持するラチェット55とを配設し、前記ストライカガイド60の背面側には金属製取付プレート69を配設し、前記ラッチ54は前記主プレート52と前記取付プレート69との間に掛け渡したラッチ軸56に軸支し、前記ラチェット55は前記主プレート52と前記取付プレート69との間に掛け渡したラチェット軸57に軸支したものにおいて、前記ストライカガイド60は前記ストライカ通路63を区画する上壁61と下壁62とを有する横向きU字型を呈するとともに前記ラッチ軸56および前記ラチェット軸57とは交差しない構成とし、前記ベースプレート51には前記主プレート52の室内側端部から背面側に突出する副プレート53を一体的に形成し、前記取付プレート69の室内側端部には前記ストライカ通路63に進入する前記ストライカ58の進入軌跡線と前後方向において重合する位置で前記副プレート53に当接するか若干の隙間をもって対峙すると共に前記ストライカ通路63の上下幅と略同じ幅の当接プレート74を一体的に形成し、前記当接プレート74の後端は前記副プレート53の後端を越えない構成とした車両ドアラッチ装置の構成としたため、車両事故等によるドアの変形でラッチ54とストライカ58との係合部に強い外力が集中して作用したとき、当接プレート74と副プレート53とがラッチ54とストライカ58との係合部の近傍で互いに当接するから、外力に対して強く抵抗することができる。また、前記ストライカガイド60は前記ストライカ通路63を区画する上壁61と下壁62とを有する横向きU字型を呈するとともに前記ラッチ軸56および前記ラチェット軸57とは交差しない車両ドアラッチ装置の構成としたため、ストライカガイド60を極めて小さく軽い構造にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアラッチ装置の背面図。
【図2】前記ドアラッチ装置の室外側側面図。
【図3】前記ドアラッチ装置の室内側側面図。
【図4】前記ドアラッチ装置の主ケースの内部を示す室内側側面図。
【図5】前記ドアラッチ装置のラッチユニットの縦断背面図。
【図6】前記ラッチユニットのラッチおよびラチェットを示す背面図。
【図7】前記ラッチユニットのストライカガイドの斜視図。
【図8】前記ラッチユニットの取付プレートの斜視図。
【図9】前記ラッチユニットの横断面図。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…主ケース、3…副ケース、4…接合面、5…螺子、6…ラッチユニット、7…ラッチ収納部、8…ロック機構、9…操作部材収納部、10…軸、11…インナーレバー、12…インサイドオープンハンドル、13…ワイヤー、4…オープンレバー、15…レバー軸、16…室外側端部、17…開口、18…アウトサイドオープンハンドル、19…室内側端部、20…開口、21…ロックレバー、22…支持軸、23…オープンリンク、24…連結孔、25…突起、26…係合孔、27…ガイド軸、28…中心孔、29…ラチェットレバー、30…ラチェットピン、31…当接部、32…連結アーム、33…窓孔、34…インサイドロックボタン、35…ワイヤー、36…モータ、37…円筒ウォーム、38…ウォームホイール、39…歯車、40…歯部、41…中立復帰バネ、42…キーレバー、43…回転軸、44…円筒カバー、45…ピン、46…連結リンク、47…二股部、48…ピン、49…係合孔、50…プリント基板、51…ベースプレート、52…主プレート、53…副プレート、54…ラッチ、55…ラチェット、56…ラッチ軸、57…ラチェット軸、58…ストライカ、59…水平切欠部、60…ストライカガイド、61…上壁、62…下壁、63…ストライカ通路、64…上支柱、65…下支柱、66…空間、67…弾力片、68…ゴムストッパー、69…取付プレート、70…上部保持壁、71…下部保持壁、72…係合孔、73…前方屈曲係合脚部、74…当接プレート、75…キャンセルレバー、76…屈曲部、77…押圧片。
Claims (1)
- 閉扉時に車体に固定のストライカ58が進入する水平切欠部59を形成した金属製のベースプレート51の主プレート52の背面側に、前記水平切欠部59と同形状のストライカ通路63を形成した合成樹脂製のストライカガイド60を取付け、前記ストライカガイド60と前記主プレート52との間に前記ストライカ58と係合可能のラッチ54および前記ラッチ54と係合して前記ラッチ54と前記ストライカ58との係合を保持するラチェット55とを配設し、前記ストライカガイド60の背面側には金属製取付プレート69を配設し、前記ラッチ54は前記主プレート52と前記取付プレート69との間に掛け渡したラッチ軸56に軸支し、前記ラチェット55は前記主プレート52と前記取付プレート69との間に掛け渡したラチェット軸57に軸支したものにおいて、前記ストライカガイド60は前記ストライカ通路63を区画する上壁61と下壁62とを有する横向きU字型を呈するとともに前記ラッチ軸56および前記ラチェット軸57とは交差しない構成とし、前記ベースプレート51には前記主プレート52の室内側端部から背面側に突出する副プレート53を一体的に形成し、前記取付プレート69の室内側端部には前記ストライカ通路63に進入する前記ストライカ58の進入軌跡線と前後方向において重合する位置で前記副プレート53に当接するか若干の隙間をもって対峙すると共に前記ストライカ通路63の上下幅と略同じ幅の当接プレート74を一体的に形成し、前記当接プレート74の後端は前記副プレート53の後端を越えない構成とした車両ドアラッチ装置。
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