JP3439896B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ミリ装置、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に複数
の操作方向から操作可能な画像形成装置の改良に関す
る。
効率化などの目的から、各種のOA機器が積極的に導入
され、オフィス内の各場所に設置されている。これら各
OA機器は、ラップトップ型パソコンなどのように小型
化されているものもあるが、デスクトップ型パソコンや
複写機などのように多くのものは、その設置面積や嵩が
かなり大きい。このため、オフィス内にこれらOA機器
を設置すると、各OA機器によって広い空間が占有され
てしまい、面積が広いオフィスでも、実際に使用するこ
とができるスペースが狭くなる。複写機などの画像形成
装置も、例にもれずスペースを有効活用する目的から、
壁際に設置されている場合がほとんどである。しかしな
がら、オフィス内の什器類のレイアウトを勘案した場
合、OA機器も2方向以上からの利用が可能となると、
設置の自由度も増え、省スペース化を図ることができる
ともに、操作性を改善することができる。このような画
像形成装置として、以下に示す技術が開示されている。
開平1−169244号公報に開示されている複写機
は、原稿載置部を介して対向した位置に複数の操作部を
独立して配置するとともに、前記原稿載置部の端部で、
圧板を支持し、横方向に開閉する。 <回転する複写機>実開昭63−21946号公報に開
示されている複写機は、複写機本体の底部に回転機構を
設け、この回転機構により、装置全体を回動自在にし
て、複数の方向からの操作を可能にする。 <各部をユニット化し、双方向からのアクセス可能な複
写機>実開昭64−32548号公報に開示されている
複写機は、装置内のユニットを独立させ、装置の前後双
方向からのアクセスを可能にし、さらに操作部も前面後
面、いずれにも取付け可能にする。 <4方向から操作可能な複写機>特開平5−20405
7号、特開平5−207209号、特開平5−2072
10号、特開平5−216314号、特開平5−219
308号、特開平5−227372号の各公報に開示さ
れている複写機は、4方向からの開閉操作を可能にした
原稿圧板と、開閉方向を検知する手段とを備え、この手
段の検知結果に応じて原稿スケールに設けられた点灯手
段を点灯させる。また、隣接する2辺間で移動可能な操
作パネルを備え、さらに操作パネルの位置を検出する手
段を備えている。また、スキャナ部と作像エンジン部と
の間に空間を設けて、この空間に作像した用紙を排紙す
るように構成し、さらにスキャナ部が作像エンジン部に
対して4方向に移動して、排紙した用紙を取出し易くす
る。また、各操作パネルから画像形成の指示があったと
き、この指示を順次記憶して作像を行ない、また作像指
示を行なった操作パネルからのみ中断指示の受け付けを
可能し、さらに中断指示を優先的に行なえる操作パネル
を設ける。また、操作方向の検出結果により、原稿読取
範囲または排紙トレイの上下移動を決定する。また、作
像エンジン部に対してスキャナを移動自在にし、移動方
向の検出結果により原稿読取範囲、有効な操作パネルま
たは排紙トレイの上下移動を制御する。また、圧板の開
閉方向の検知結果により、原稿読取範囲、有効な操作パ
ネルまたは排紙トレイの上下を決定する。
複写機>実開昭62−76343号公報に開示されてい
る複写機は、操作板の左右位置にそれぞれプリントキー
を設けた構成を備えている。 <操作方向に対して起立する操作部を備えた装置>実開
昭62−76343号公報に開示されている装置は、操
作パネルを起立可能にして操作パネルの表示面を見易く
することを主旨とする。 <回動する操作部を備えた装置>実開昭63−6685
0号、実開昭63−66851号公報に開示されている
装置は、装置本体に対して回転自在に液晶表示部を設
け、視線に対しての角度を変化させ得るようにする。 <回転自在な操作部を備えた装置>特開昭62−153
963号、特開昭62−153966号公報に開示され
ている装置は、液晶パネルが設けられた表示部を、操作
パネルに対して回転自在に設け、表示を見易くする。ま
た、モータで駆動し、所要の角度に設定可能にする。 <操作部の配置位置が可変な装置>特開昭60−209
745号、特開昭61−43308号公報に開示されて
いる装置は、操作ユニットを着脱自在にし、さらにユニ
ット受け部を複数設け、操作装置の配置位置を変更可能
にするものである。
各技術では、複写機の異なった側面を操作位置として利
用できるように構成して、複数の方向からの複写操作を
可能とした結果として、原稿台の縁部に沿って形成され
る原稿スケール上のサイズ表示等の記載について、いず
れの操作位置からも容易に視認し易い構成とすることが
望ましい。つまり、複写操作を行う場合には、原稿圧板
を開放することにより露出した原稿台面上の所定位置に
原稿をセットした上で、操作装置上のキー等を用いて複
写をスタートさせるが、原稿をセットする際の基準とな
るサイズ表示、位置表示等は、原稿スケール上に記載さ
れている。そして、原稿セット作業におけるセット位
置、方向等の判断基準となるのは、原稿スケール上の記
載である為、この記載が操作位置から見て逆方向であっ
て読みにくいと、操作性が極めて悪化するということが
言える。原稿スケール上に記載する文字等の記載、例え
ば「A4」等の記載を両操作方向から夫々正確、かつ容
易に視認し易くする為に有効な最も単純な方法は、上下
を入れ換えた2つの同じ文字を並列配置する方法である
が、原稿スケールの面積は限られているので、個々の文
字サイズが小さくせざるを得なくなって視認性が低下し
たり、記載された文字数が多くなって視認性低下や、デ
ザイン上の見苦しさをもたらしたり等の不具合が発生す
る。
みてなされたものであり、画像形成装置の対向し合う2
つの操作位置から原稿台上に原稿をセットする際に、原
稿スケール上のサイズ表示等の記載をいずれの方向から
も正しく、かつ容易に視認することができ、原稿セット
作業における操作性を高めることができる画像形成装置
を提供することを目的としている。即ち、請求項1記載
の発明は、両操作方向からの読取りが可能な原稿位置合
わせスケ−ル表示であって、原稿スケ−ルのサイズ表示
はV字溝部内の2つの傾斜面上に印刷し、どちらの操作
側からでも表示の文字が天地逆にならず、容易に確認で
きるようにすることを目的としている。請求項2の発明
は、原稿スケ−ルのサイズ表示をV字溝部の2つの傾斜
面上に印刷し、どちらの操作側からでも表示が容易に確
認できるようにする一方で、原稿スケ−ル上面を平面状
とし、原稿のセット性を良くし、更に、原稿スケ−ルの
V字の溝が浅い構造であっても視認性の高い表示を可能
とすることを目的としている。請求項3の発明は、原稿
スケ−ルのサイズ表示を凹型溝部の縦面の双方向に印刷
し、どちら側からでも表示が容易に確認でき、対向方向
の表示が見えないようにすることを目的としている。請
求項4の発明は、原稿スケ−ルのサイズ表示を複数個の
連続したV字型またはへの字型の溝の内壁上に分割して
印刷し、制限された低い高さまたは深さで双方向の表示
を行うことを目的としている。
めに請求項1の発明は、画像形成装置の対向し合う2つ
の面に夫々設けられた操作位置と、各操作位置の間の装
置上面に位置する原稿台と、該原稿台の端縁に沿って配
置されかつ上面にサイズ表示部を備えた原稿スケールと
を備え、各操作位置からの操作が可能な画像形成装置に
おいて、上記サイズ表示部は、単一のV溝又は∧型突起
から成り、該V溝又は∧型突起の各傾斜面に各操作方向
から夫々視認が容易で、各操作方向から正立した文字が
視認できるようにサイズを表す文字を記載していること
を特徴とする。請求項2の発明は、上記V溝状のサイズ
表示部が透明部材で覆われ、該透明部材の屈折率に応じ
てサイズを示す文字を視認させることを特徴とする。請
求項3の発明は、画像形成装置の対向し合う2つの面に
夫々設けられた操作位置と、各操作位置の間の装置上面
に位置する原稿台と、該原稿台の端縁に沿って配置され
かつ上面にサイズ表示部を備えた原稿スケールとを備
え、各操作位置からの操作が可能な画像形成装置におい
て、上記サイズ表示部は、単一の凹溝から成り、該凹溝
の内壁面に各操作方向から夫々視認が容易なように凹溝
の双方の内壁面にサイズを表す同一の文字を記載してい
ることを特徴とする。請求項4の発明は、画像形成装置
の対向し合う2つの面に夫々設けられた操作位置と、各
操作位置の間の装置上面に位置する原稿台と、該原稿台
の端縁に沿って配置されかつ上面にサイズ表示部を備え
た原稿スケールとを備え、各操作位置からの操作が可能
な画像形成装置において、上記サイズ表示部は、複数の
連続したV溝又は∧型突起から成り、各V溝又は各∧型
突起の各傾斜面には各操作方向から夫々視認が容易で、
各操作方向から正立した文字が視認できるようにサイズ
を表す文字を構成する部分文字が記載されていることを
特徴とする。
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による画像
形成装置の一形態例を前面側から見たときの斜視図、図
2は上記画像形成装置を後面側から見たときの斜視図で
ある。これらの図に示す画像形成装置1は、縦長の矩形
状に形成される装置匡体2と、この装置匡体2の上側に
設けられる画像読取装置3と、装置匡体2の下側に設け
られる画像作成装置(画像形成部)4と、装置匡体2の
右側板中央(図1において、右側の板)に設けられるメ
イン電源スイッチ5と、装置匡体2の上面の一側部に設
けられる操作装置6と、装置匡体2の前板上部および後
板上部に各々、設けられる人体検知センサ7、8と、装
置匡体2の左側板上部に設けられる操作方向A側(手前
側)の電源スイッチ9と、装置匡体2の右側板上部に設
けられる操作方向B側(奥側)の電源スイッチ10と、
装置匡体2の上部手前側に設けられる操作方向A側のス
タートキー11と、装置匡体2の上部後側に設けられる
操作方向B側のスタートキー12とを備えている。つま
り、この画像形成装置は、手前側面と奥側面に夫々操作
位置を有しており、操作者は、いずれか一方の操作位置
に立って操作を行うことができる。メイン電源スイッチ
5がオン状態にされた状態で、各電源スイッチ9、10
の操作内容、各人体検知センサ7、8の検知内容などに
基づき、操作装置6を構成するLCDパネル26上に操
作方向A用の操作画面、または操作方向B用の操作画面
などを表示して、操作方向A、Bいずれかの方向の操作
を有効にし、この方向で操作が行われたとき画像読取装
置3を動作させて、原稿の画像を読み取り、画像作成装
置4によって指定されたサイズの転写紙上に上記画像読
取装置3で得られた画像データに対応するトナー画像を
形成して機外に排紙する。
読取装置3、操作装置6、画像作成装置4について詳細
に説明する。まず、画像読取装置3は、図3に示す如
く、装置匡体2の上部に形成された開口部に填込まれる
コンタクトガラス15と、装置匡体2の上部に上記コン
タクトガラス15に隣接して配置される原稿スケール1
6と、装置匡体2の上部に前後方向、どちらの方向から
でも開閉自在に構成される圧板17と、装置匡体2内に
配置されたガイドレール(図示は省略する)により、副
走査方向に対し、移動自在に構成され、変倍率に応じた
第1速度で走行駆動される第1キャリッジ18と、この
第1キャリッジ18上に配置され、上記コンタクトガラ
ス15上に載置されている原稿を照明する光源19と、
上記第1キャリッジ18上に配置され、上記原稿から光
(光学画像)を反射する第1ミラー20とを備えてい
る。さらに、上記画像読取装置3は、装置匡体2内に配
置されたガイドレール(図示は省略する)により副走査
方向に対し移動自在に構成され、第1キャリッジ18が
移動しても、原稿を読み取る際の光路長が一定となるよ
うに第1速度の半分の速度(第2速度)で走行駆動され
る第2キャリッジ21と、この第2キャリッジ21上に
配置され、第1ミラー20から反射された光学像を反射
する第2、第3ミラー22、23と、装置匡体2内に移
動自在に配置され、ピント、倍率などに応じた位置に位
置調整されて、第3ミラー23から出射された光学像を
集光するレンズ24と、装置匡体2内に移動自在に配置
され、ピント、倍率などに応じた位置に位置調整され
て、上記レンズ24で集光された光学像を受光して電気
信号(画像信号)に変換するCCDイメージセンサ25
とを備えている。
されたとき、読取倍率、読取範囲などに応じて、レンズ
24と、CCDイメージセンサ25の位置を左右方向に
移動させて、その位置を調整した後、第1キャリッジ1
8の光源19を点灯させた状態で、第1キャリッジ18
と、第2キャリッジ21とを各々、第1、第2速度で副
走査方向に走行させながらコンタクトガラス15上に載
置された原稿の画像を読み取り、レンズ24によってC
CDイメージセンサ25上に集光して、画像信号を生成
し、これを上記画像作成装置4に供給する。
に、前後方向(図1において、手前側から奥側の方向)
に長くなるように配置されるLCDディスプレイ(液晶
ディスプレイ)26と、このLCDディスプレイ26の
上部側に配置され、オペレータによってLCDディスプ
レイ26がタッチされたとき、これを検出してタッチ位
置情報を生成するタッチパネル27と、マイクロプロセ
ッサを持ち装置匡体2内の上部側に配置され、図4に示
す如くI/Oポートを介して画像作成装置4側のメイン
コントローラ52と通信を行ないながら、メインコント
ローラ52から出力される表示指示指令、状態情報など
を取り込んで、これを操作装置6を構成するLCDディ
スプレイ26に表示させる処理、操作装置6を構成する
タッチパネル27のタッチ位置情報を処理して操作され
たキーを検知する処理、これをメインコントローラ(制
御部)52に送信する処理などを行なう操作部28とを
備えている。
指示が出力されたとき、操作部28によってこれを取り
込んで、LCDディスプレイ26上に、画面の各半面
(前後半面づつ)が各々、各操作方向の操作のために使
用される分割表示画面を表示する。また、メインコント
ローラ52から全表示画面指示が出力されたとき、操作
部28によってこれを取り込んで、LCDディスプレイ
26上に、画面の全面を1つの操作方向の操作のために
使用させる全表示画面を表示する。この状態でオペレー
タによりLCDディスプレイ26の表示面がタッチされ
れば、タッチパネル27によってこれを検知してタッチ
位置情報を生成するとともに、操作部28によって、こ
れを処理してタッチ位置に対応するキー信号(操作情
報)を生成し、これをメインコントローラ52に供給す
る。
画像読取装置3から出力される画像信号に基づき、光画
像の書込みを行なう書込み光学ユニット45と、この書
込み光学ユニット45で生成された光画像をトナー画像
として顕像化させる顕像化ユニット46と、転写紙を供
給する給紙ユニット47と、この給紙ユニット47によ
り取り出された転写紙に対し、顕像化ユニット46で顕
像化されたトナー画像を転写させる紙転写ユニット48
と、この紙転写ユニット48で画像が転写された転写紙
上のトナーを溶融定着させる定着ユニット49と、この
定着ユニット49でトナー画像が定着された転写紙を装
置匡体2の左側板に取り付けられた排紙トレイ50上に
排紙させる排紙ユニット51と、この画像形成装置1全
体の動作を制御するメインコントローラ(制御部)52
と、このメインコントローラ52からの指示に基づき、
画像読取装置3から出力される画像信号を処理する画像
信号処理部(IPU)53とを備えており、画像読取装
置3から出力される画像信号で示される画像をトナー画
像として顕像化して、指定されたサイズの転写紙上に、
トナー画像を転写させた後、トナー画像を定着させ、機
外の排紙トレイ50上に排紙する。
部53から出力される画像データに基づき、レーザー光
を発生するレーザーダイオード、レーザー光をスキャン
させるポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動モータなど
によって構成されるレーザー出力ユニット60と、f−
θレンズなどのレンズ群61と、このレンズ群61から
のレーザー光を反射して顕像化ユニット46に供給する
ミラー62とを備えており、画像信号処理部53から出
力される画像データを光信号に変換して、顕像化ユニッ
ト46を構成する感光体63上に画像データに対応した
光画像を書込んで、静電潜像を形成する。顕像化ユニッ
ト46は、メインモータ85(図4参照)によって回転
駆動されながら、書込み光学ユニット45から出射され
るレーザー光により潜像が形成される感光体63と、こ
の感光体63の一端近傍に配置され、書込み光学ユニッ
ト45から出射されるレーザー光を検出したとき、主走
査同期信号(LSYNC)を生成してメインコントロー
ラ52に供給するビームセンサ64と、感光体クリーニ
ングユニット65と、帯電ユニット66と、現像ユニッ
ト67とを備えている。
85の駆動力によって感光体63を回転駆動しながら、
クリーニングユニット65によってクリーニングした
後、帯電ユニット66によって均一に帯電し、さらに書
込み光学ユニット45から出射されるレーザー光によっ
て感光体63上に画像データに対応する光画像が書込ま
れたとき、感光体63上に静電潜像を形成する。この
後、現像ユニット67によって感光体63上に形成され
ている静電潜像を現像してトナー画像を形成する。給紙
ユニット47は、第1〜第3給紙トレイ70〜72と、
第1〜第3給紙トレイ70〜72内の各転写紙を一枚づ
つ取り出して上方に位置する画像作成装置(画像形成
部)へ向けて給紙する第1〜第3給紙ユニット73〜7
5と、取り出された転写紙を上方に搬送する縦搬送ユニ
ット76と、転写紙を取込みタイミングをとって紙転写
ユニット48に供給するレジストローラ77とを備えて
いる。プリント動作を行なうとき第1〜第3給紙トレイ
70〜72に格納されている各サイズの転写紙のうち指
定されたサイズの転写紙を取り出し、これを上方に搬送
するとともに感光体63上に形成されているトナー画像
の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに合わせ
て、転写紙を紙転写ユニット48に供給する。
ーラ78と、駆動ローラ79と、感光体63上のトナー
画像が転写された転写紙を搬送する搬送ベルト80とを
備えている。定着ユニット49は、所定温度となるよう
にコントロールされた定着ローラ81と、紙転写ユニッ
ト48によって搬送されてきた転写紙を定着ローラ81
に押し付ける加圧ローラ82とを備えている。排紙ユニ
ット51は、転写紙を搬送する複数の搬送ローラ対69
を備えている。また、メインコントローラ(制御部)5
2は、図4に示す如くマイクロプロセッサを有し、I/
Oポートを介して、操作装置6や画像信号処理部53と
通信を行ないながら、この画像形成装置1全体の動作を
制御する処理、各センサ83から出力される信号を受け
る処理、ソレノイド84を制御する処理、メインモータ
85を駆動する処理、中間クラッチ86、第1〜第3給
紙クラッチ87〜89を制御する処理などを行なう回路
であり、予め設定されているプログラムの内容、操作装
置6から送信される操作情報などに基づき、各センサ8
5から出力される信号を処理して、ソレノイド84、メ
インモータ85、中間クラッチ86、第1〜第3給紙ク
ラッチ87〜89などを制御する処理、画像読取指令を
生成して、これを画像読取装置3に送信する処理、表示
指示指令、状態情報、表示情報などを生成して、操作装
置6に送信する処理、画像処理指令を生成して、これを
画像信号処理部53に送信する処理などを行なう。
5の構成図であり、原稿台15の周縁部には細幅帯状の
原稿スケ−ル100、101を備える。原稿スケ−ル1
00、101には夫々原稿位置合わせ用の原稿コ−ナ基
準マ−ク102と、原稿サイズ「A4」「A3」等を表
すサイズ表示部103と、基準マーク102に角隅部を
合わせて原稿をセットした時の各サイズの原稿の端縁の
位置を示す目盛104が印刷されている。図6(a) はサ
イズ表示部103の具体的構成を示す拡大図であり、
(b) はその断面図である。このサイズ表示部103は原
稿スケール101の原稿台寄りの端縁に沿って形成され
たV溝110と、V溝110の2つの傾斜面(傾斜内
壁)110A,110Bに夫々形成されたサイズを示す
文字111とを有する。各文字111は、夫々A操作方
向、B操作方向に位置する操作者が普通に立った姿勢で
見下ろした時に各傾斜面110A、110B上に記載さ
れた各文字111文字が正常に認識できるように、天地
逆に表記してある。そして、V溝110の横方向の平面
上にはサイズ目盛104が印刷されており、この目盛1
04がA4サイズの原稿の端縁の位置であることを示し
ている。V溝110の底部の角度θは鋭角から鈍角の範
囲内で限定はないが、サイズ表示部103が一方の操作
位置寄りに位置している時には、V溝であると他方の操
作位置からの文字の視認性が悪化することもあるので、
逆ヘ字状(一方の傾斜面の傾斜角度が他方と異なった
り、傾斜面の傾斜方向長さが異なる形態)にしてもよ
い。
合う側面を夫々操作位置として双方向から複写操作を行
うことができる画像形成装置に於て、いずれの位置から
も天地逆にならずに文字111を視認でき、しかも各視
線A、Bの方向から見て文字が向う側に向かって傾斜し
ているので見やすくなり、原稿セット作業における操作
性を高めることができ、しかも一方の操作位置から見た
時に文字111の数が増えて見えるわけではないので、
視認性低下や、デザイン上の見苦しさもなくなる。な
お、サイズ表示部103をV溝とする代わりに∧型の突
起とし、∧型突起の各傾斜面に上記のごとき文字を夫々
表示してもよい。
例の断面図であり、この形態例では、2つの傾斜した内
壁面110A、110B上に文字111を夫々形成した
V溝110を有したサイズ表示部103において、V溝
110を透明部材115で覆った点が特徴的であり、透
明部材115はV溝内部全体を埋める状態に充填されて
いてもよいし、V溝の表面だけを覆う板状であってもよ
い。原稿スケ−ル100、101上のサイズ表示部10
3は、上記形態例と同様にV溝内の傾斜面110A、1
10B上に夫々正立状態で印刷されて、いずれの操作位
置からでも視認できるように構成されている一方で、図
示のように透明部材115による視線A、Bの屈折によ
り、V溝110の傾斜角度が浅い構造であっても、角度
があるように見えるので、各操作位置から文字111が
見やすくなる。また、原稿スケール上に原稿をセットす
るタイプにあっては、原稿スケ−ル上面が平面状とな
り、原稿のセットに適する。また、溝内にゴミなどが溜
ることがなくなり、清掃が容易となる。
ルの第3の形態例の断面図であり、この形態例では、原
稿スケ−ルのサイズ表示部103が凹型構造(断面四角
形)の凹溝120と、凹溝120の対向し合う垂直な壁
面121A、121Bと、各垂直な壁面121A、12
1Bに夫々形成された文字111とを有する。各文字1
11は、いずれの操作方向A、Bからでも表示正立して
見え、対向方向の表示は見えない。その他の効果は、上
記各形態例の場合と同様である。なお、壁面121A、
121Bは必ずしも厳密な垂直面である必要はなく、各
操作方向から見やすいように所定角度傾斜させてもよ
い。この場合には、凹溝120の断面形状は逆台形、或
はそれに近い形となる。
表示部の断面図であり、このサイズ表示部103は、各
操作方向A、Bから見た場合に横方向に細長く縦方向の
幅が短いV溝125を縦方向(上下方向)に連続配置し
た構成を有し、各操作方向と対面する傾斜面125A、
125Bには夫々「A4」の文字を縦方向に複数に分割
した状態の部分文字111aが記載され、各操作方向か
ら見た時に、図9(b)のように各部分文字が上下方向に
連続的に重なった状態となって完成された文字111で
ある「A4」が視認されるように構成されている。
り、この形態例は図9の形態例における複数のV溝の代
わりに、横方向に細長い複数の∧型(山型)の突部を縦
方向に連続的に配置することにより、図9の形態例と同
等の表示効果を実現するものである。即ち、このサイズ
表示部103は、各操作方向A、Bから見た場合に横方
向に細長く縦方向の幅が短い∧型(山型)の突部130
を縦方向(上下方向)に連続配置した構成を有し、各操
作方向と対面する傾斜面130A、130Bには夫々
「A4」の文字を縦方向に複数に分割した状態の部分文
字111aが記載され、各操作方向から見た時に、図9
(b) のように各部分文字が上下方向に連続的に重なった
状態となって完成された文字111である「A4」が視
認されるように構成されている。この形態例によれば、
制限された低い高さまたは深さの原稿スケ−ルで双方向
から見やすい表示が可能となる。
ば、原稿スケ−ルのサイズ表示部はV字溝と、V溝の両
傾斜面に夫々印刷した文字とから成り、いずれの操作方
向から見た場合でも各傾斜面に形成した文字が天地逆に
ならず、容易に確認できる。操作者が位置する側から見
て手前側の傾斜面に記載された対向側用の文字は、見え
ないので、邪魔にならない。また、V溝の代わりに∧型
の突起を設け、その傾斜面に同様の文字を記載してもよ
い。請求項2の発明によれば、上記V溝上に透明部材を
配置したので、溝内にゴミが溜ったり、原稿スケール上
に原稿をセットする際に原稿のセットの邪魔になること
や、溝部で原稿を傷めることがなくなる。また、透明部
材の屈折の効果により、スケ−ルのV字の溝が浅い構造
でも角度があるように見え、見やすくなる。
ズ表示部は凹型溝部と、該凹溝の内壁の双方向に印刷し
た文字とから成り、どちらの操作位置側からでも表示が
容易に確認でき、しかも対向方向の表示は見えず、操作
の邪魔にならない。請求項4の発明では、原稿スケ−ル
のサイズ表示は複数個の連続したV溝または∧型の突起
に記載した部分文字から成り、各操作方向から見た時に
は各部分文字が一つの文字となって視認されるので、制
限された低い高さまたは浅い深さで双方向からの正しい
文字認識が可能となる。
から見たときの斜視図。
視図。
構成図。
像信号処理部の詳細な構成例を示すブロック図。
の構成説明図。
表示部の拡大斜視図、及びそのX−X断面図。
図。
図。
断面図、(b) はA方向から見た図。
図。
4 画像作成装置、5メイン電源スイッチ、6 操作装
置、10電源スイッチ、11 スタートキー、47 給
紙ユニット、52 メインコントローラ、70、71、
72 給紙トレイ、73、74、75 給紙ユニット、
100、101 原稿スケ−ル、102原稿コ−ナ基準
マ−ク、103 サイズ表示部、104 目盛、110
V溝、100A、110B 傾斜面(傾斜内壁)、1
11 文字、120 凹溝、120A、120B 壁
面、125 V溝、125A、125B 傾斜面、13
0 突部、130A、130B 傾斜面。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像形成装置の対向し合う2つの側部に
夫々設けられた操作位置と、各操作位置の間の装置上面
に位置する原稿台と、該原稿台の端縁に沿って配置され
かつ上面にサイズ表示部を備えた原稿スケールとを備
え、各操作位置からの操作が可能な画像形成装置におい
て、 上記サイズ表示部は、単一のV溝又は∧型突起から成
り、該V溝又は∧型突起の各傾斜面に各操作方向から夫
々視認が容易で、各操作方向から正立した文字が視認で
きるようにサイズを表す文字を記載していることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記V溝から成るサイズ表示部の上面が
透明部材で覆われ、該透明部材の屈折率に応じてサイズ
を示す文字を視認させることを特徴とする請求項1記載
の画像形成装置。 - 【請求項3】 画像形成装置の対向し合う2つの面に夫
々設けられた操作位置と、各操作位置の間の装置上面に
位置する原稿台と、該原稿台の端縁に沿って配置されか
つ上面にサイズ表示部を備えた原稿スケールとを備え、
各操作位置からの操作が可能な画像形成装置において、 上記サイズ表示部は、単一の凹溝から成り、該凹溝の内
壁面に各操作方向から夫々視認が容易なように凹溝の双
方の内壁面にサイズを表す同一の文字を記載しているこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 画像形成装置の対向し合う2つの面に夫
々設けられた操作位置と、各操作位置の間の装置上面に
位置する原稿台と、該原稿台の端縁に沿って配置されか
つ上面にサイズ表示部を備えた原稿スケールとを備え、
各操作位置からの操作が可能な画像形成装置において、 上記サイズ表示部は、複数の連続したV溝又は∧型突起
から成り、各V溝又は各∧型突起の各傾斜面には各操作
方向から夫々視認が容易で、各操作方向から正立した文
字が視認できるようにサイズを表す文字を構成する部分
文字が記載されていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33579895A JP3439896B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33579895A JP3439896B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09152667A JPH09152667A (ja) | 1997-06-10 |
JP3439896B2 true JP3439896B2 (ja) | 2003-08-25 |
Family
ID=18292555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33579895A Expired - Fee Related JP3439896B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3439896B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4893252B2 (ja) | 2006-11-14 | 2012-03-07 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33579895A patent/JP3439896B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09152667A (ja) | 1997-06-10 |
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