JP3437975B2 - 防水パンの排水口の構造 - Google Patents
防水パンの排水口の構造Info
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Description
ン、一般住宅等に設置される浴室ユニットの防水パンの
排水口の構造に関するものである。
水口は、通常、洗い場と浴槽載置場との境界付近や、浴
室の壁側に設けた浴室カウンターの付近等、洗い場の周
囲近辺に設けられることが多い。浴室ユニットに用いら
れる防水パンの排水口の構造は、従来、排水口の上部周
縁部にフラットで平面視ロ字状の排水蓋載置面が設けら
れ、そこに排水蓋を載置する構造が一般的である(例え
ば、特開平9−88142号公報ほか)。従来の排水口
部分の典型的な例(断面図)を図7に示す。
いる排水トラップ(図示せず)の清掃等のために排水蓋
を取り外す際、上記構造においては排水蓋の周囲の隙間
や排水蓋に設けられた縞状の目に指を入れ、持ち上げて
外すことが多い。しかし、排水蓋の周囲の隙間や排水蓋
に設けられた目が小さくて指が入りにくい場合や、浴槽
エプロンあるいは浴室カウンターのカバーが障害となっ
て排水蓋を外しにくい場合がある。また、排水蓋に指を
引っ掛けるための突起物や穴を設けると浴室の美感や意
匠性が損なわれる。本発明の目的は、指を引っ掛けるた
めの突起物や穴を設けることなく、簡単に排水蓋の取外
しができる防水パンの排水口の構造を提供することであ
る。
を達成するためには、排水蓋載置面のうち洗い場中央か
ら見て外方寄りの面(すなわち、入浴者からみて最も遠
い方の面)に凹部(又は凹部に相当する形状)を設け、
その上の排水蓋の一箇所を上から押せば、排水蓋の一端
が持ち上がり容易に取り外せること、また取り外した排
水蓋を排水口の上に元通りに載置することも簡単である
ことを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明
は、先ず、洗い場3の周囲近辺に排水口6がある防水パ
ン1の排水口の構造であって、前記排水口6の上部周縁
部には洗い場面3aから一段低いところに排水蓋7を載
せる排水蓋載置面が設けられ、前記排水蓋載置面は洗い
場中央から見て外方寄りの面2bが外側ほど低くなって
いる傾斜付き平面であり、その他の面2aは同一水平面
上に形成されている面であることを特徴とする排水口の
構造である。
水口6がある防水パン1の排水口の構造であって、前記
排水口6の上部周縁部には洗い場面3aから一段低いと
ころに排水蓋7を載せる排水蓋載置面が設けられ、前記
排水蓋載置面は洗い場中央から見て外方寄りの面2bが
凹部を有する面であり、その他の面2aは同一水平面上
に形成されている面であることを特徴とする排水口の構
造にも関する。
面を参照して更に具体的に説明する。図1は、本発明の
排水口の構造を用いた浴室の一例の外観斜視図である。
防水パン1は、一方に洗い場3、他方に浴槽載置場4が
ある防水パンで、浴槽載置場4には浴槽9が載置されて
いる。洗い場3と浴槽載置場4との境界付近の洗い場側
には排水口6が設けられていて、浴槽の前面(洗い場
側)には浴槽エプロン9が設けられている。
部分の拡大断面図を図3に示した。なお、図1〜3にお
いて図示を省略したが、排水口6又は排水蓋7の平面視
形状は方形であり、排水蓋載置面の平面視形状はロ字状
又はコ字状であり、排水部5の平面視形状は円形であ
る。排水口6の上部周縁部には洗い場面3aとは一段低
いところに排水蓋7を載せる排水蓋載置面が設けられ、
この排水蓋載置面は水平な面2a(同一水平面にある平
面視コ字状の3面)と浴槽載置場寄りの傾斜付き平面2
bから成っている。排水蓋7は、通常の状態では傾斜付
き平面2bとは接しておらず、水平な面2a(同一水平
面にある平面視コ字状の3面)に接して安定している。
前記傾斜付き平面の傾斜の角度は、排水蓋7を容易に外
すことができる程度の角度とする。通常は3〜30°、
好ましくは10〜20°の角度である。なお、上記例の
排水口6又は排水蓋7の平面視形状は方形としたが、こ
れは円形、楕円形、六角形等の形状であっても構わな
い。また、排水口の位置を洗い場3と浴槽載置場4との
境界付近としたが、洗い場壁側(洗い場壁側に浴室カウ
ンターを設置する場合は浴室カウンターの近辺)に設置
されたものであってもよい。また、排水蓋載置面の高さ
(深さ)は排水蓋を載置したとき、排水蓋上面が洗い場
面と同じ高さとなるように設計する。
施形態(断面図)を示す。排水口6の上部周縁部に洗い
場面3aとは一段低いところに排水蓋7を載せる排水蓋
載置面が設けられていて、浴槽載置場寄りの排水蓋載置
面2b以外の面2aは同一水平面上に形成されているい
る点は上の図3と同じであるが、排水蓋載置面2bには
凹部が形成されている。
施形態(斜視図)である。洗い場3における排水が排水
部5へ向かって流れるとともに、浴槽載置場4からの排
水も排水部5に向かって流れる構造となっている。ま
た、傾斜付き排水蓋載置面2bは図のように分断された
2面からなり、排水蓋載置面2aはコ字状に同一水平面
上に形成されている。
は、SMC、BMC等の成形材料を用いて一体成形物
(FRP成形品)とすることができる。また、上記例で
は、洗い場及び浴槽載置場のある防水パンの排水口の構
造の説明であったが、これに限らず、洗い場付き浴槽の
洗い場に設ける排水口の構造であってもよい。
水蓋の取外しの説明図である。排水口の上部周縁部には
洗い場面とは一段低いところに排水蓋を載せる排水蓋載
置面を設けられ、この排水蓋載置面は浴槽載置場寄りの
面では浴槽載置場側が低くなる傾斜付き平面が形成され
ている。そのため、図中の矢印で示すような箇所で排水
蓋を上から押し付ければ排水蓋の洗い場側が持ち上が
り、排水蓋を容易に外すことができる。また、取り外し
た排水蓋を排水口に納める際も、浴槽エプロンの下端部
が障害とならず、容易に元通りに載置できる。排水蓋載
置面の浴槽載置場寄りの面に凹部が設けられている場合
も、同様に、排水蓋の浴槽寄りの一箇所を上から押し付
ければ排水蓋の一部がこの凹部にはまり込み、排水蓋の
洗い場側が持ち上がり、排水蓋を容易に外すことができ
る。
排水蓋に指を引っ掛けるための突起物や穴を設ける必要
がなく、排水蓋の浴槽側を上方から押し付けることによ
り排水蓋の洗い場側がもち上がって、排水蓋を容易に取
り外せる。また、排水部の下に接続している排水トラッ
プの清掃も簡単である。浴室の美感や意匠性も損なわれ
ない。
視図である。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】洗い場の周囲近辺に排水口がある防水パン
の排水口の構造であって、前記排水口の上部周縁部には
洗い場面から一段低いところに排水蓋を載せる排水蓋載
置面が設けられ、前記排水蓋載置面は洗い場中央から見
て外方寄りの面が外側ほど低くなっている傾斜付き平面
で、その他の面は同一水平面上に形成されている面であ
り、前記排水蓋の外方寄りを上から押し付けるとその排
水蓋の洗い場側が持ち上がる排水口の構造。 - 【請求項2】洗い場の周囲近辺に排水口がある防水パン
の排水口の構造であって、前記排水口の上部周縁部には
洗い場面から一段低いところに排水蓋を載せる排水蓋載
置面が設けられ、前記排水蓋載置面は洗い場中央から見
て外方寄りの面が凹部を有する面で、その他の面は同一
水平面上に形成されている面であり、前記排水蓋の外方
寄りを上から押し付けるとその排水蓋の洗い場側が持ち
上がる排水口の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33033898A JP3437975B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 防水パンの排水口の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33033898A JP3437975B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 防水パンの排水口の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000154567A JP2000154567A (ja) | 2000-06-06 |
JP3437975B2 true JP3437975B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=18231513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33033898A Expired - Fee Related JP3437975B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 防水パンの排水口の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3437975B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7009744B2 (ja) * | 2017-01-27 | 2022-01-26 | Toto株式会社 | 浴室ユニット |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP33033898A patent/JP3437975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000154567A (ja) | 2000-06-06 |
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