JP3425929B2 - 高圧放電灯およびその製造方法 - Google Patents
高圧放電灯およびその製造方法Info
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Description
の製造方法に係わり、特に内部ガスの漏洩や灯管の破裂
が防止されかつ長時間点灯しても黒化や輝度低下が少な
い長寿命の高圧放電灯およびその製造方法に関する。
ように、中央部が球状に成形された石英ガラス製の灯管
101内に一対のタングステン製電極102,102が
対向して挿入されている。これらの電極102,102
はそれぞれ、灯管101の両端部の挿入口104,10
4から挿入されていて、それぞれの挿入口104は、熱
的緩衝材であるスリーブ状のモリブデン箔105を介し
て前記電極102によって気密に封止されている。この
灯管101の内部には、水銀、臭化メチレン等のハロゲ
ンガス、およびアルゴン等の不活性ガスが封入されてい
る。
0.15mg/mm3以上という比較的大量の水銀が封入さ
れていて、点灯の際、電極102,102にトリガー電
圧を印加すると、前記不活性ガスの雰囲気下に両電極間
にグロー放電が誘発され、封入された水銀が気化し、高
圧の水銀ガスによるプラズマ放電によって高い輝度で演
色性の良好な光を放射するようになる。高圧放電灯は前
記のように高輝度、高演色性の光が得られることから近
年、例えば投影型液晶ディスプレイの光源等として注目
され、多用されるようになってきている。
灯すると灯管の内壁が黒化し、輝度が低下するという問
題が指摘された。これは図4に示すように、高温下の放
電によって電極のタングステンWが気化し、管壁に蒸着
することに起因する。そこでこの黒化を防止するために
灯管内にハロゲンガスが封入されるようになった。ハロ
ゲンガスは高温下にハロゲンイオンを生成し、管壁に蒸
着したタングステンと結合して気化し、比較的低温の電
極基部に沈着させる、いわゆるハロゲンサイクルを繰り
返すことによって黒化を防止することができる。
レン等のハロゲン化合物が用いられ、このハロゲン化合
物は点灯すると灯管内で分解してハロゲンイオンを生成
する。ハロゲンガスは、黒化防止に有効な量として通
常、灯管内のハロゲン分圧が1×10-6μmol/mm
3以上となるように封入されている。また灯管内には、
点灯開始時のグロー放電を誘発するためにアルゴン等の
不活性ガスが6×103 Pa〜6×104 Pa程度封入され
ている。
度の低下を防止するためにハロゲンガスが封入されてい
るが、一方このハロゲンガスは、過剰に存在すると灯管
の封止部において電極102やモリブデン箔105を侵
食し劣化させる性質がある。この侵食が進むと、灯管内
は封入された水銀の蒸気圧によって100気圧を超える
高圧となっているので、封止部からガスが漏洩したり破
裂するような障害をもたらす。このため、黒化やガス漏
洩や灯管破裂を防止して高圧放電灯を長寿命化するため
にその構造や灯管の各構成要素の選択を含めて、総合的
な改良研究が進められた。
は、水銀の封入量を0.12〜0.35mg/mm3 とし、
ハロゲンガスの封入量を10-7〜10-2μmol/mm3 と
し、かつタングステン電極に含まれる酸化カリウムの含
有量を12ppm 以下(実施の形態では5ppm以下)とし
ている。この場合、タングステン電極に含まれる酸化カ
リウムの含有量は少なければ少ない程黒化の防止に有効
とされている。特許第2829339号は、水銀の封入
量を0.2〜0.35mg/mm3 とし、ハロゲンガスの封
入量を10-6〜10-4μmol/mm3 としている。特許第
2980882号は、水銀の封入量を0.16mg/mm3
以上とし、ハロゲンガスの封入量を2×10-4〜7×1
0-3μmol/mm3 とし、かつ好ましくは管壁負荷が0.
8W/mm2以上、不活性ガスの封入量は5×103 Pa以
上としている。特開平11−297274号公報は、水
銀の封入量を点灯時に100〜200気圧の蒸気圧とな
る量とし、ハロゲンガスの封入量を1.1×10-5〜
1.2×10-7モル/ccとしている。また特開平11−
329350号公報は、希ガスが充填され、この希ガス
のグロー放電時の主発光分光スペクトルに対する発光部
内の水素、酸素、およびそれらの化合物の発光分光スペ
クトルの最大強度の比を1/1000以下とし、かつ封
止部の石英ガラス中のOH基含有量を重量比で5ppm
以下としている。
技術のように灯管内に封入する成分の量をいかに調整し
ても、なお、黒化による輝度低下とガス漏洩や灯管破裂
などの問題とを共に解決するには至らなかった。本発明
は前記の課題を解決するためになされたものであって、
従ってその目的は、長時間点灯しても黒化による輝度低
下が少なく、しかもガス漏洩や灯管破裂が防止された長
寿命の高圧放電灯、およびその製造方法を提供すること
にある。
を解決すべく鋭意研究の結果、従来の高圧放電灯におい
ては、各種成分を導入するに先立って灯管内の空気を真
空ポンプにより1×10-1Pa程度を下限として排気して
いるものの、通常の前記排気圧では灯管内になお残留す
る酸素ガスや炭酸ガスなどの酸素成分が点灯時に前記ハ
ロゲンサイクルを阻害していることを見出した。このた
めに従来は灯管内に過剰量のハロゲンガスを封入せざる
を得ず、高圧放電灯の寿命を短縮していたことがわかっ
た。また、高温下の放電によって気化したタングステン
がイオン化し、電極自体をスパッタリングすることによ
って電極を損傷し、ガス漏洩や灯管破裂を起こすことも
わかった。そこでこの観点から長寿命化のための条件を
探求した結果、灯管寿命には前記酸素成分の量と、ハロ
ゲンガスの封入量と、タングステン電極中の酸化カリウ
ムの含有量とが密接に関わっており、これらの3要素の
量を最適化することによって、相乗効果により、黒化に
よる輝度低下や、ガス漏洩、灯管破裂などが防止され、
極めて長寿命の高圧放電灯が得られることを見出し、本
発明に到達した。従って本発明は、気密に封止された石
英ガラス製の灯管内に一対のタングステン製電極が挿入
され、かつ前記灯管内に少なくとも水銀とハロゲンガス
とが封入された高圧放電灯において、前記灯管内の酸素
(O)分圧が2.5×10-3Pa以下であり、ハロゲンガ
スの分圧が1×10-6μmol/mm3 〜1×10-8μmol/mm
3の範囲内であり、かつ前記電極が20ppm 〜40ppm
の範囲内の酸化カリウムを含有する高圧放電灯を提供
する。
点灯しても黒化による輝度低下が少なく、しかもガス漏
洩や灯管破裂が抑制され、大幅な長寿命化が達成でき
る。この理由は必ずしも明確ではないが、本発明の前記
高圧放電灯では灯管内の酸素分圧が2.5×10-3Pa以
下に規制されているので、灯管内に残留する酸素によっ
てハロゲンサイクルが阻害されず、従って従来より少量
のハロゲンガスでハロゲンサイクルが円滑に進行し、し
かも低酸素・低ハロゲン雰囲気下でタングステン電極中
に適量の酸化カリウムが含まれていることによって、タ
ングステン電極自体のスパッタリングによる損傷が抑制
されることによると考えられる。
ゲンガスや不活性ガスの導入に先立って灯管内の空気を
真空ポンプで一応は排気するものの、排気後になお残留
する酸素によってハロゲンサイクルが阻害されることが
知られていなかったので、酸素分圧が2.5×10-3Pa
以下となるまで排気する試みはなされていなかった。こ
のため、黒化防止に比較的大量のハロゲンガスが必要と
なり、またタングステン電極中の酸化カリウムの存在
は、かえって黒化を起こす要因として退けられていた。
残留する酸素は水銀プラズマの生成効率を低下させ、点
灯初期の輝度を低下させることもわかった。従って灯管
内の酸素分圧を2.5×10-3Pa以下に規制することに
よって初期輝度も向上し、点灯時の誘導期間が短縮さ
れ、安定した輝度が速やかにかつ長時間にわたって得ら
れるようになる。ここで、酸素(O)分圧とはO2 、C
O、CO2 、H2O など酸素含有ガスの分圧の合計で
あって、製造された高圧放電灯内のガスを採取しガス分
析することによって測定することができる。
容積に対して0.15mg/mm3以上封入されていること
が好ましい。水銀は灯管内のグロー放電によって気化
し、高圧の水銀ガスによるプラズマ放電によって高い輝
度で演色性の良好な光を放射する。水銀の封入量が0.
15mg/mm3未満では、ガス圧が不足し十分な輝度が得
られなくなる。
素を含むガスであることが好ましい。これらのハロゲン
ガスは円滑なハロゲンサイクルを実現することができ
る。
れ、この不活性ガスの封入量は6×103 Pa〜6×10
4 Paの範囲内とされていることが好ましい。この不活性
ガスは例えばヘリウム、アルゴン、ネオン、または窒素
等である。これらの不活性ガスは水銀を気化させるグロ
ー放電のためのスタータとして有用である。
を通して挿入されており、かつこの挿入口は、モリブデ
ン箔を介して前記電極により気密に封止されていること
が好ましい。この構成の高圧放電灯は、電極を挿入する
挿入口の少なくとも一方を用いて排気や封入成分の導入
が行えるので、排気や封入成分導入のために灯管に別途
の開口を形成する必要がない。モリブデン箔は灯管の挿
入口と挿入される電極との間にスリーブ状に介在し、挿
入口と電極との間を気密に封止すると共に高圧放電灯の
ヒートサイクルに対して熱的緩衝効果をもたらす。
〜2.0W/mm2 の範囲内とすることが好ましい。前
記範囲以外では発光効率(ルーメン/W)が低下する。
ス製の灯管内に、20ppm 〜40ppmの範囲内の酸化カ
リウムを含有するタングステン製の一対の電極が挿入さ
れ、かつ前記灯管内に水銀とハロゲンガスと不活性ガス
とが封入された高圧放電灯を製造するに際して、前記灯
管内を、酸素(O)分圧が2.5×10-3Pa以下となる
ように排気する工程と、前記灯管内に水銀を、前記灯管
内の空間容積に対して0.15mg/mm3以上封入する工
程と、前記灯管内にハロゲンガスを、前記灯管内のハロ
ゲンガスの分圧が1×10-6μmol/mm3 〜1×10-8μ
mol/mm3 の範囲内となるように導入する工程と、前記灯
管内に不活性ガスを、前記灯管内の不活性ガスの分圧が
6×103 Pa〜6×104 Paの範囲内となるように導入
する工程とを含む高圧放電灯の製造方法を提供する。こ
の製造方法によれば、前記本発明の高圧放電灯を製造す
ることができる。ここで、排気する工程と水銀を導入す
る工程とハロゲンガスを導入する工程と不活性ガスを導
入する工程との順序は特に限定されるものではなく、必
要なら前記のいずれか2工程以上を同時に行ってもよ
い。
極を挿入するための一対の挿入口が形成された灯管の一
方の挿入口に一方の前記電極を挿入して気密に封止した
後に、開口している他方の挿入口から排気する工程と、
排気後に、開口している前記挿入口から前記ハロゲンガ
スを導入する工程と、排気後に、開口している前記挿入
口から前記不活性ガスを導入する工程と、水銀とハロゲ
ンガスと不活性ガスとを導入した後に、開口している前
記挿入口を他方の前記電極により気密に封止する工程と
を含んでいてもよい。この製造方法によれば、一方の挿
入口を一方の電極によって封止した後に、残された挿入
口から排気し、排気した後にハロゲンガスと不活性ガス
とを導入し、水銀とハロゲンガスと不活性ガスとを導入
した後に、開口している前記挿入口を他方の電極により
気密に封止すればよいので、排気のための特別な開口を
設ける必要もなく、排気に特別な手間も必要としない。
排気は拡散ポンプと真空ポンプとの組み合わせ等、一般
に知られた装置を用いて行うことができる。
は、前記電極と灯管との間にモリブデン箔を介在させて
気密に封止することが好ましい。前記電極を構成する部
材と前記灯管とは、予め真空中で1000℃〜2000
℃の範囲内の温度に加熱する工程を含むことが好まし
い。また前記電極により前記灯管の挿入口を気密に封止
するに際しては、前記挿入口と前記電極とを真空中で1
000℃〜2000℃の範囲内の温度に加熱する工程を
含むことが好ましい。
デン箔を介在させると、ヒートサイクルの繰り返しに対
して高い気密性が維持される。電極部材と灯管とを予め
真空中で1000℃〜2000℃の範囲内の温度に加熱
すると、電極部材や灯管に元から吸着または収蔵されて
いたO2 、CO、CO2 、H2O などのハロゲンサイ
クルを阻害する不純物が予め排除され、本発明の高圧放
電灯の寿命を更に延長することができる。また、封止の
際に挿入口と電極とを真空中で1000℃〜2000℃
の範囲内の温度に加熱すると、灯管の挿入口と電極との
接触面に吸着または収蔵された大気中のO2 、CO、C
O2 、H2O などのハロゲンサイクルを阻害する不純
物を封止直前に真空加熱により除去することができ、本
発明の高圧放電灯の寿命を更に延長することができる。
ここで電極を構成する部材とは、電極自体の他に前記の
モリブデン箔も含んでいる。
用いて具体的に説明する。以下の実施形態は本発明の好
ましい具体例ではあるが、本発明を何ら制限するもので
はない。図1に本発明の高圧放電灯の一実施形態を示
す。この高圧放電灯10は、中央部が球状に成形された
石英ガラス製の灯管1内に一対のタングステン製電極2
A,2Bが対向して挿入されている。図1に例示した高
圧放電灯10は直流高圧放電灯であって双方の電極2
A,2Bが異なる形状であるが、交流高圧放電灯の場合
は同一形状であり、この実施形態ではいずれであっても
差し支えない。これらの電極2A,2Bはそれぞれ、灯
管1の両端部の挿入口4A,4Bから挿入されていて、
それぞれの挿入口は、熱的緩衝材であるスリーブ状のモ
リブデン箔5を介して前記電極2Aまたは2Bによって
気密に封止されている。
が排気され、水銀と、ハロゲンガスと、不活性ガスとが
封入されている。またタングステン製電極2A,2Bに
は酸化カリウムが含まれている。図2に範囲を示すよう
に、この高圧放電灯10では、灯管1内の酸素(O)分
圧と、ハロゲンガスの分圧と、電極2A,2B中の酸化
カリウム含有量とが特定範囲内に規定されている。すな
わち、灯管1内の酸素(O)分圧は2.5×10 -3Pa以
下とされ、ハロゲンガス(臭化メチレン)の分圧は1×
10-6μmol/mm3〜1×10-8μmol/mm3 の範囲内とさ
れ、酸化カリウムの含有量は20ppm 〜40ppm の範
囲内とされている。
の酸素(O)分圧と、ハロゲンガスの分圧と、電極2
A,2B中の酸化カリウム含有量とが前記の範囲内に規
定されたことにより、以下の実施例で詳しく説明するよ
うに、長時間点灯しても黒化による輝度低下が少なく、
しかもガス漏洩や灯管破裂が抑制され、大幅な長寿命化
が達成されている。
の空間容積に対して0.15mg/mm 3以上封入されてい
る。また、不活性ガスはアルゴンガスであって、このア
ルゴンガスの分圧は6×103 Pa〜6×104 Paの範囲
内とされている。水銀を0.15mg/mm3以上含むこと
によって本実施形態の高圧放電灯は、高圧の水銀ガスに
よるプラズマ放電によって高い輝度で演色性の良好な光
を放射する。前記範囲内のアルゴンガスを含むことによ
って、点灯時のグロー放電が開始され、水銀が気化され
る。
にトリガー電圧を印加すると、前記不活性ガスの雰囲気
下に両電極間にグロー放電が誘発され、封入された水銀
が気化し、高圧の水銀ガスによるプラズマ放電によって
高い輝度で演色性の良好な光を放射する。この高圧放電
灯10は、点灯中にガス漏洩や破裂を起こさず、長時間
点灯を続けても黒化せず、初期の輝度を維持し続けるこ
とができた。
て製造した。 灯管成形工程:石英ガラス管を用いて灯管1を成形し
た。 電極組立て工程:酸化カリウムを20ppm 〜40ppm
の範囲内で含むタングステン製電極2A,2Bにそれ
ぞれモリブデン箔5のスリーブを装着し、電極アセンブ
リ6A,6Bを作製した。 予備アニーリング工程:灯管1および電極アセンブリ
6A,6Bを、真空中1800℃に2時間加熱し、予備
アニーリングを行った。 電極A組込み工程:電極アセンブリ6Aを灯管1の一
方の挿入口4Aに挿入し、真空中1600℃に10分間
加熱しながら封止した。 排気工程:灯管1の他方の挿入口4Bから、灯管内の
酸素(O)分圧が2.5×10-3Pa以下となるように、
真空度が1×10-2Pa以下となるまで排気した。 水銀導入工程:挿入口4Bから0.15mg/mm3以上
となる量の水銀を導入した。 ハロゲンガス導入工程:挿入口4Bから1×10-6μ
mol/mm3 〜1×10-8μmol/mm3 の範囲内となる量の臭
化メチレン(CH2Br2)を導入した。 不活性ガス導入工程:挿入口4Bから6×103 Pa〜
6×104 Paの範囲内となる量のアルゴンガスを導入し
た。 電極B組込み工程:電極アセンブリ6Bを灯管1の挿
入口4Bに挿入し、真空中1600℃に10分間加熱し
ながら封止し、高圧放電灯10を完成した。
ハロゲンガス導入工程および不活性ガス導入工程は
相互に順序を入れ替えても差し支えなく、水銀は排気の
前に導入してもよい。また例えばハロゲンガスと不活性
ガスとは予め混合して、または同時に灯管1内に導入
し、工程を省略することもできる。
圧放電灯10において、灯管1内の酸素(O)分圧と、
ハロゲンガス分圧と、電極2A,2B内の酸化カリウム
含有量とを表1に示す値に設定し、実施例1〜実施例7
を作製した。前記各実施例において、水銀封入量はいず
れも0.200mg/mm3 、アルゴンガス封入量はいず
れも5×104 Paとした。
にして、ただし灯管内の酸素(O)分圧、ハロゲンガス
分圧、または電極内の酸化カリウム含有量の少なくとも
1項を本発明の範囲外に設定し比較例1〜比較例6の高
圧放電灯を作製した。設定値を実施例と共に表1に示
す。この内、比較例1は特開平11−149899号公
報に記載された数値範囲で、本発明の範囲に最も近い限
界値を示している。
よび比較例1〜比較例6について、照度維持率(%)と
破裂発生率(%)とを測定した。照度維持率(%)は、
管壁負荷が1.5W/mm2 となる条件で点灯し、初期
照度を100%としたときの照度維持率(%)を500
0時間にわたって測定して求めた。結果を表2に示す。
破裂発生率(%)は、前記5000時間の点灯中に破裂
した高圧放電灯の個数を点灯時間ごとに計数して求め
た。結果を表3に示す。
施例7の高圧放電灯は、照度維持率においても破裂発生
率においても、酸素(O)分圧、ハロゲンガス分圧、ま
たは電極内の酸化カリウム含有量の少なくとも1項が本
発明の範囲外に設定された比較例1〜比較例6に比べて
際だって良好な値を示し、長時間点灯しても黒化による
輝度低下が少なく、しかもガス漏洩や灯管破裂が防止さ
れた長寿命の高圧放電灯が得られたことを示している。
(O)分圧が2.5×10-3Pa以下とされ、ハロゲンガ
スの分圧が1×10-6μmol/mm3 〜1×10-8μmol/mm
3 の範囲内とされ、かつ電極中の酸化カリウムの含有量
が20ppm 〜40ppm の範囲内とされているので、長
時間点灯しても黒化による輝度低下が少なく、しかもガ
ス漏洩や灯管破裂が防止され、従来の高圧放電灯に比べ
大幅に長寿命となる。
図。
ス分圧、および電極内の酸化カリウム含有量の範囲を示
すグラフ。
図。
Claims (10)
- 【請求項1】 気密に封止された石英ガラス製の灯管内
に一対のタングステン製電極が挿入され、かつ前記灯管
内に少なくとも水銀とハロゲンガスとが封入された高圧
放電灯において、 前記灯管内の酸素(O)分圧が2.5×10−3Pa以下
であり、ハロゲンガスをなす臭化メチレン(CH 2 Br
2 )の分圧が1×10−6μmol/mm3〜1×10−8μm
ol/mm3 の範囲内であり、かつ前記電極が20ppm 〜4
0ppm の範囲内の酸化カリウムを含有することを特徴と
する高圧放電灯。 - 【請求項2】 前記水銀が、前記灯管内の空間容積に対
して0.15mg/mm3以上封入されたことを特徴とする
請求項1に記載の高圧放電灯。 - 【請求項3】 前記灯管内に不活性ガスをなすアルゴン
(Ar)が封入され、この不活性ガスの分圧が6×10
3Pa〜6×104Paの範囲内とされたことを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の高圧放電灯。 - 【請求項4】 前記電極が前記灯管に形成された挿入口
を通して挿入され、かつこの挿入口が、モリブデン箔を
介して前記電極により気密に封止されたことを特徴とす
る請求項1〜請求項3のいずれかに記載の高圧放電灯。 - 【請求項5】 前記灯管に管壁負荷が0.8W/mm2〜
2.0W/mm2の範囲内とされたことを特徴とする請求項
1〜請求項4のいずれかに記載の高圧放電灯。 - 【請求項6】 気密に封止された石英ガラス製の灯管内
に、20ppm 〜40ppm の範囲内の酸化カリウムを含有
するタングステン製の一対の電極が挿入され、かつ前記
灯管内に水銀とハロゲンガスをなす臭化メチレン(CH
2 Br 2 )と不活性ガスをなすアルゴン(Ar)とが封
入された高圧放電灯を製造するに際して、 前記灯管内を、酸素(O)分圧が2.5×10−3Pa以
下となるように排気する工程と、 前記灯管内に水銀を、前記灯管内の空間容積に対して
0.15mg/mm3以上封入する工程と、 前記灯管内にハロゲンガスを、前記灯管内のハロゲンガ
スの分圧が1×10− 6μmol/mm3〜1×10−8μmol
/mm3 の範囲内となるように導入する工程と、 前記灯管内に不活性ガスを、前記灯管内の不活性ガスの
分圧が6×103Pa〜6×104Paの範囲内となるよう
に導入する工程とを含むことを特徴とする高圧放電灯の
製造方法。 - 【請求項7】 前記電極を挿入するための一対の挿入口
が形成された灯管の一方の挿入口に一方の前記電極を挿
入して気密に封止した後に、 開口している他方の挿入口から排気する工程と、 排気後に、開口している前記挿入口から前記ハロゲンガ
スを導入する工程と、 排気後に、開口している前記挿入口から前記不活性ガス
を導入する工程と、 水銀とハロゲンガスと不活性ガスとを導入した後に、開
口している前記挿入口を他方の前記電極により気密に封
止することを特徴とする請求項6に記載の高圧放電灯の
製造方法。 - 【請求項8】 前記電極を前記灯管に挿入するに際し
て、前記電極と灯管との間にモリブデン箔を介在させて
気密に封止することを特徴とする請求項6または請求項
7に記載の高圧放電灯の製造方法。 - 【請求項9】 前記電極を構成する部材と前記灯管と
を、予め真空中で1000℃〜2000℃の範囲内の温
度に加熱する工程を含むことを特徴とする請求項6〜請
求項8のいずれかに記載の高圧放電灯の製造方法。 - 【請求項10】 前記電極により前記灯管の挿入口を気
密に封止するに際して、前記挿入口と前記電極とを真空
中で1000℃〜2000℃の範囲内の温度に加熱する
工程を含むことを特徴とする請求項7〜請求項9のいず
れかに記載の高圧放電灯の製造方法。
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