JP3405493B2 - 回転霧化静電塗装装置 - Google Patents
回転霧化静電塗装装置Info
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- JP3405493B2 JP3405493B2 JP20248095A JP20248095A JP3405493B2 JP 3405493 B2 JP3405493 B2 JP 3405493B2 JP 20248095 A JP20248095 A JP 20248095A JP 20248095 A JP20248095 A JP 20248095A JP 3405493 B2 JP3405493 B2 JP 3405493B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B3/00—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
- B05B3/02—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
- B05B3/10—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
- B05B3/1064—Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces the liquid or other fluent material to be sprayed being axially supplied to the rotating member through a hollow rotating shaft
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- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車製
造工程における車体塗装に用いられる回転霧化静電塗装
装置に関するものである。
造工程における車体塗装に用いられる回転霧化静電塗装
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来における回転霧化静電塗装
装置の一例を示す図であって、図に示す回転霧化静電塗
装装置100は、回転軸101に固定されたカップ状の
噴霧頭102と、回転軸101と図外の被塗装物との間
に高電圧を印加する高電圧発生装置103と、高速で回
転する噴霧頭102内に塗料を供給する塗料供給ノズル
104を備えている。
装置の一例を示す図であって、図に示す回転霧化静電塗
装装置100は、回転軸101に固定されたカップ状の
噴霧頭102と、回転軸101と図外の被塗装物との間
に高電圧を印加する高電圧発生装置103と、高速で回
転する噴霧頭102内に塗料を供給する塗料供給ノズル
104を備えている。
【0003】噴霧頭102は、例えばアルミニウム合金
製である。また、回転軸101と高電圧発生装置103
との間には、保護抵抗105が設けてある。
製である。また、回転軸101と高電圧発生装置103
との間には、保護抵抗105が設けてある。
【0004】高速で回転する噴霧頭102の環状空間1
02a内に供給された塗料供給ノズル104から塗料
は、噴霧頭102の内周面102bの底部に設けた多数
の塗料流出孔102cを通り、内周面102bに沿って
流出し、遠心力によって噴霧頭102の先端部102d
に達し、同先端部102dから負の電荷を帯びた塗料粒
子となって、高電圧発生装置103の高電圧の正側(例
えば0V側)を印加した被塗装物に向けて放出されるこ
ととなる。
02a内に供給された塗料供給ノズル104から塗料
は、噴霧頭102の内周面102bの底部に設けた多数
の塗料流出孔102cを通り、内周面102bに沿って
流出し、遠心力によって噴霧頭102の先端部102d
に達し、同先端部102dから負の電荷を帯びた塗料粒
子となって、高電圧発生装置103の高電圧の正側(例
えば0V側)を印加した被塗装物に向けて放出されるこ
ととなる。
【0005】このような回転霧化静電塗装装置として
は、例えば、特開昭63−229163号公報に記載さ
れたものがある。
は、例えば、特開昭63−229163号公報に記載さ
れたものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の回転霧化静電塗装装置にあっては、アルミニ
ウム合金等の金属製の噴霧頭102を用いていたため、
保護抵抗105よりも先端側(噴霧頭側)の帯電容量が
多くなると共に、スパークが生じる恐れがあり、その際
のエネルギーが大きいので噴霧頭102から被塗装物ま
での距離を小さくすることが難しく、また、とくに水系
塗料などのように低抵抗性の塗料を用いる場合、塗料を
介して電荷がリークすることがあるという問題があり、
これらの問題を解決することが課題であった。
うな従来の回転霧化静電塗装装置にあっては、アルミニ
ウム合金等の金属製の噴霧頭102を用いていたため、
保護抵抗105よりも先端側(噴霧頭側)の帯電容量が
多くなると共に、スパークが生じる恐れがあり、その際
のエネルギーが大きいので噴霧頭102から被塗装物ま
での距離を小さくすることが難しく、また、とくに水系
塗料などのように低抵抗性の塗料を用いる場合、塗料を
介して電荷がリークすることがあるという問題があり、
これらの問題を解決することが課題であった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記従来の課題に着目して成
されたもので、噴霧頭における帯電容量の増大によるス
パークを防止することができると共に、低抵抗性の塗料
を使用する際における電荷のリークを防止することがで
きる回転霧化静電塗装装置を提供することを目的として
いる。
されたもので、噴霧頭における帯電容量の増大によるス
パークを防止することができると共に、低抵抗性の塗料
を使用する際における電荷のリークを防止することがで
きる回転霧化静電塗装装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる回転霧化
静電塗装装置は、請求項1として、回転する噴霧頭を備
えた回転霧化静電塗装装置において、噴霧頭のカップ状
を成す本体部分が樹脂で成形してあると共に、本体部分
の背面のほぼ全体に電極を備え、噴霧頭の内面が、塗料
粒子の飛行軌跡とイオンエアの流線とを略一致させる形
状である構成とし、請求項2として、電極の先端部が、
本体部分の先端部よりも後方に位置している構成とし、
請求項3として、電極が、半抵抗体から成る構成として
おり、上記の構成を課題を解決するための手段としてい
る。
静電塗装装置は、請求項1として、回転する噴霧頭を備
えた回転霧化静電塗装装置において、噴霧頭のカップ状
を成す本体部分が樹脂で成形してあると共に、本体部分
の背面のほぼ全体に電極を備え、噴霧頭の内面が、塗料
粒子の飛行軌跡とイオンエアの流線とを略一致させる形
状である構成とし、請求項2として、電極の先端部が、
本体部分の先端部よりも後方に位置している構成とし、
請求項3として、電極が、半抵抗体から成る構成として
おり、上記の構成を課題を解決するための手段としてい
る。
【0009】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる回転霧化静電
塗装装置では、噴霧頭のカップ状を成す本体部分を樹脂
製にしたので、噴霧頭における帯電容量が少なくなり、
スパークの発生を防止する。また、本体部分の背面のほ
ぼ全体に電極を備えているので、塗料と電極とが接触す
ることがなく、とくに低抵抗性の塗料を使用する際の電
荷のリークを防止する。さらに、塗料粒子の飛行軌跡と
イオンエアの流線とを略一致させる噴霧頭の内面形状と
したので、塗料粒子の帯電量が増大する。そしてさら
に、本発明の請求項2に係わる回転霧化静電塗装装置の
ように電極の先端部を本体部分の先端部よりも後方に位
置させることにより、塗料と電極との接触をより確実に
防止して、とくに低抵抗性の塗料を使用する際の電荷の
リークを防止する。また、請求項3に係わる回転霧化静
電塗装装置のように半抵抗体から成る電極とすることに
より、電極自体が保護抵抗として働くこととなる。
塗装装置では、噴霧頭のカップ状を成す本体部分を樹脂
製にしたので、噴霧頭における帯電容量が少なくなり、
スパークの発生を防止する。また、本体部分の背面のほ
ぼ全体に電極を備えているので、塗料と電極とが接触す
ることがなく、とくに低抵抗性の塗料を使用する際の電
荷のリークを防止する。さらに、塗料粒子の飛行軌跡と
イオンエアの流線とを略一致させる噴霧頭の内面形状と
したので、塗料粒子の帯電量が増大する。そしてさら
に、本発明の請求項2に係わる回転霧化静電塗装装置の
ように電極の先端部を本体部分の先端部よりも後方に位
置させることにより、塗料と電極との接触をより確実に
防止して、とくに低抵抗性の塗料を使用する際の電荷の
リークを防止する。また、請求項3に係わる回転霧化静
電塗装装置のように半抵抗体から成る電極とすることに
より、電極自体が保護抵抗として働くこととなる。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明に係わる回転
霧化静電塗装装置の一実施例を説明する。
霧化静電塗装装置の一実施例を説明する。
【0012】図1に示す回転霧化静電塗装装置は、エア
モータを駆動源とする中空状の回転軸1と、この回転軸
1の先端部に固定された噴霧頭2と、回転軸1と図外の
被塗装物との間に高電圧を印加する高電圧発生装置3
と、高速で回転する噴霧頭2内に塗料を供給する塗料供
給管4を備えている。
モータを駆動源とする中空状の回転軸1と、この回転軸
1の先端部に固定された噴霧頭2と、回転軸1と図外の
被塗装物との間に高電圧を印加する高電圧発生装置3
と、高速で回転する噴霧頭2内に塗料を供給する塗料供
給管4を備えている。
【0013】回転軸1と高電圧発生装置3との間には保
護抵抗5が設けてある。また、塗料供給管4は、回転軸
1内に同軸位置で且つ非回転状態に挿設してあり、噴霧
頭2内に塗料を供給し得るように回転軸1の先端部から
吐出端部を突出させた状態に設けてある。
護抵抗5が設けてある。また、塗料供給管4は、回転軸
1内に同軸位置で且つ非回転状態に挿設してあり、噴霧
頭2内に塗料を供給し得るように回転軸1の先端部から
吐出端部を突出させた状態に設けてある。
【0014】噴霧頭2は、カップ状を成す本体部分2a
が合成樹脂製であって、その背面側のほぼ全体に半抵抗
体から成る電極2bが設けてあり、この電極2bに回転
軸1の先端部が接触する状態にして同回転軸1と連結し
てある。
が合成樹脂製であって、その背面側のほぼ全体に半抵抗
体から成る電極2bが設けてあり、この電極2bに回転
軸1の先端部が接触する状態にして同回転軸1と連結し
てある。
【0015】また、噴霧頭2は、本体部分2aの中央に
隔壁部2cを有し、隔壁部2cの背面側(図1右側)に
塗料の供給室2dが形成してあると共に、同隔壁部2c
の外周部分には、円周方向に一定の間隔で複数の塗料流
出孔2eが形成してある。
隔壁部2cを有し、隔壁部2cの背面側(図1右側)に
塗料の供給室2dが形成してあると共に、同隔壁部2c
の外周部分には、円周方向に一定の間隔で複数の塗料流
出孔2eが形成してある。
【0016】さらに、噴霧頭2は、その内周面2hが、
中心から外側に向けて、後記する静電塗装の際の塗料粒
子の飛行軌跡と、電極2dの先端部2fから発生するイ
オンエアの流線とを略一致させる形状になっている。
中心から外側に向けて、後記する静電塗装の際の塗料粒
子の飛行軌跡と、電極2dの先端部2fから発生するイ
オンエアの流線とを略一致させる形状になっている。
【0017】電極2bは、その先端部2fが、本体部分
2aにおける先端部2gよりもやや後方に位置してお
り、通常被塗装物に対して−30〜−90kV程度の負
の高電圧に維持される。このとき、半抵抗体から成る上
記電極2bの抵抗値は約10MΩである。
2aにおける先端部2gよりもやや後方に位置してお
り、通常被塗装物に対して−30〜−90kV程度の負
の高電圧に維持される。このとき、半抵抗体から成る上
記電極2bの抵抗値は約10MΩである。
【0018】なお、図示は省略したが、噴霧頭2の外周
側には、被塗装物に向かってシェーピングエアを吐出す
る環状のエアシリンダが設けられ、このエアシリンダか
らのシェーピングエアで形成された空気層によって塗料
粒子の放出方向を規制し、噴霧パターンを形成する。
側には、被塗装物に向かってシェーピングエアを吐出す
る環状のエアシリンダが設けられ、このエアシリンダか
らのシェーピングエアで形成された空気層によって塗料
粒子の放出方向を規制し、噴霧パターンを形成する。
【0019】上記構成を備えた回転霧化静電塗装装置に
おいて、高速で回転する噴霧頭2の供給室2d内に塗料
供給管4から供給された塗料は、噴霧頭2の塗料流出孔
2eを通り、内周面2hに沿って流出し、遠心力によっ
て噴霧頭2の先端部2gに達し、同先端部2gから負の
電荷を帯びた塗料粒子となって、高電圧発生装置3の高
電圧の正側(例えば0V側)を印加した被塗装物に向け
て放出され、同被塗装物に吸引付着することとなる。
おいて、高速で回転する噴霧頭2の供給室2d内に塗料
供給管4から供給された塗料は、噴霧頭2の塗料流出孔
2eを通り、内周面2hに沿って流出し、遠心力によっ
て噴霧頭2の先端部2gに達し、同先端部2gから負の
電荷を帯びた塗料粒子となって、高電圧発生装置3の高
電圧の正側(例えば0V側)を印加した被塗装物に向け
て放出され、同被塗装物に吸引付着することとなる。
【0020】このとき、当該回転霧化静電塗装装置で
は、噴霧頭2のカップ状を成す本体部分2aが樹脂製で
あるので、噴霧頭2における帯電容量が少なくなり、ス
パークが発生することがなく、また、噴霧頭2の背面に
半抵抗体から成る電極2bを備えているので、電極2b
自体が保護抵抗として機能することになり、電気系統が
保護されると共に、電極2bの先端部2fが本体部分2
aの先端部2gよりも後方に位置しているので、塗料と
電極2bとが接触することがなく、とくに水系塗料等の
低抵抗性の塗料を使用する際に電荷のリークが生じるこ
とがない。
は、噴霧頭2のカップ状を成す本体部分2aが樹脂製で
あるので、噴霧頭2における帯電容量が少なくなり、ス
パークが発生することがなく、また、噴霧頭2の背面に
半抵抗体から成る電極2bを備えているので、電極2b
自体が保護抵抗として機能することになり、電気系統が
保護されると共に、電極2bの先端部2fが本体部分2
aの先端部2gよりも後方に位置しているので、塗料と
電極2bとが接触することがなく、とくに水系塗料等の
低抵抗性の塗料を使用する際に電荷のリークが生じるこ
とがない。
【0021】さらに、当該回転霧化静電塗装装置では、
噴霧頭2の内面が、図1中に示す如く、噴霧パターンの
外周部分を形成する塗料粒子の飛行軌跡F1と、電極2
dの先端部2fから発生するイオンエアの流線F2とを
略一致させる形状になっているので、塗料粒子への帯電
が効率よく行われ、これにより塗料粒子の帯電量が増大
することとなって、塗着効率がさらに向上することにな
る。
噴霧頭2の内面が、図1中に示す如く、噴霧パターンの
外周部分を形成する塗料粒子の飛行軌跡F1と、電極2
dの先端部2fから発生するイオンエアの流線F2とを
略一致させる形状になっているので、塗料粒子への帯電
が効率よく行われ、これにより塗料粒子の帯電量が増大
することとなって、塗着効率がさらに向上することにな
る。
【0022】そのほか、図2に示すように、電極2bの
先端部2fを本体部分2aにおける先端部2gよりもさ
らに後方に位置させることによって、塗料と電極2bと
がより一層接触しがたい構造とすれば、例えば水系塗料
を用いる場合などでは好ましいこともある。
先端部2fを本体部分2aにおける先端部2gよりもさ
らに後方に位置させることによって、塗料と電極2bと
がより一層接触しがたい構造とすれば、例えば水系塗料
を用いる場合などでは好ましいこともある。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の請求
項1に係わる回転霧化静電塗装装置によれば、噴霧頭の
カップ状を成す本体部分に樹脂を採用したことから、噴
霧頭における帯電容量を小さくすることができ、これに
より、スパークの発生を防止することができ、さらに
は、スパークの発生がないので噴霧頭と被塗装物との距
離を小さくすることが可能になり、塗着効率の向上など
にも貢献し得る。また、噴霧頭の背面のほぼ全体に電極
を備えたことから、塗料と電極とを非接触状態にするこ
とが可能になり、とくに、水系塗料等の低抵抗性の塗料
を使用する際に、塗料を介した電荷のリークの発生防止
を実現することができる。さらに、塗料粒子の飛行軌跡
とイオンエアの流線とを略一致させるように噴霧頭の内
面を形成したので、塗料粒子への帯電が効率良く行われ
るようになり、塗料粒子の帯電量を増大させることがで
き、これによって塗着効率をより一層高めることができ
る。
項1に係わる回転霧化静電塗装装置によれば、噴霧頭の
カップ状を成す本体部分に樹脂を採用したことから、噴
霧頭における帯電容量を小さくすることができ、これに
より、スパークの発生を防止することができ、さらに
は、スパークの発生がないので噴霧頭と被塗装物との距
離を小さくすることが可能になり、塗着効率の向上など
にも貢献し得る。また、噴霧頭の背面のほぼ全体に電極
を備えたことから、塗料と電極とを非接触状態にするこ
とが可能になり、とくに、水系塗料等の低抵抗性の塗料
を使用する際に、塗料を介した電荷のリークの発生防止
を実現することができる。さらに、塗料粒子の飛行軌跡
とイオンエアの流線とを略一致させるように噴霧頭の内
面を形成したので、塗料粒子への帯電が効率良く行われ
るようになり、塗料粒子の帯電量を増大させることがで
き、これによって塗着効率をより一層高めることができ
る。
【0024】本発明の請求項2に係わる回転霧化静電塗
装装置によれば、電極の先端部を本体部分の先端部より
も後方に位置させていることから、噴霧頭先端部におけ
る塗料と電極との接触をより確実に防止することがで
き、塗料を介した電荷のリークの発生を完全に防ぐこと
ができる。さらに、本発明の請求項3に係わる回転霧化
静電塗装装置によれば、半抵抗体から成る電極を採用し
たことから、電極自体を保護抵抗として働かせることが
でき、電気系統を保護して装置の良好な機能を常に維持
することができる。
装装置によれば、電極の先端部を本体部分の先端部より
も後方に位置させていることから、噴霧頭先端部におけ
る塗料と電極との接触をより確実に防止することがで
き、塗料を介した電荷のリークの発生を完全に防ぐこと
ができる。さらに、本発明の請求項3に係わる回転霧化
静電塗装装置によれば、半抵抗体から成る電極を採用し
たことから、電極自体を保護抵抗として働かせることが
でき、電気系統を保護して装置の良好な機能を常に維持
することができる。
【0025】
【図1】本発明に係わる回転霧化静電塗装装置の一実施
例を説明する断面図である。
例を説明する断面図である。
【図2】噴霧頭先端部の他の構造例を説明する断面図で
ある。
ある。
【図3】従来における回転霧化静電塗装装置を説明する
断面図である。
断面図である。
2 噴霧頭
2a (噴霧頭の)本体部分
2b (噴霧頭の)電極
2f 電極の先端部
2g 本体部分の先端部
2h (噴霧頭の)内面
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−150352(JP,A)
特公 昭38−24710(JP,B1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B05B 5/00 - 5/16
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する噴霧頭を備えた回転霧化静電塗
装装置において、噴霧頭のカップ状を成す本体部分が樹
脂で成形してあると共に、本体部分の背面のほぼ全体に
電極を備え、噴霧頭の内面が、塗料粒子の飛行軌跡とイ
オンエアの流線とを略一致させる形状であることを特徴
とする回転霧化静電塗装装置。 - 【請求項2】 電極の先端部が、本体部分の先端部より
も後方に位置していることを特徴とする請求項1に記載
の回転霧化静電塗装装置。 - 【請求項3】 電極が、半抵抗体から成ることを特徴と
する請求項1または2に記載の回転霧化静電塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20248095A JP3405493B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 回転霧化静電塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20248095A JP3405493B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 回転霧化静電塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947692A JPH0947692A (ja) | 1997-02-18 |
JP3405493B2 true JP3405493B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=16458217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20248095A Expired - Fee Related JP3405493B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 回転霧化静電塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3405493B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8602326B2 (en) * | 2007-07-03 | 2013-12-10 | David M. Seitz | Spray device having a parabolic flow surface |
FR3004661B1 (fr) | 2013-04-22 | 2017-06-02 | Sames Tech | Projecteur electrostatique de produit de revetement liquide et installation de projection comprenant un tel projecteur |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20248095A patent/JP3405493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0947692A (ja) | 1997-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |