JP3400712B2 - コネクタのチェック部材 - Google Patents
コネクタのチェック部材Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/098—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks
- F16L37/0985—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part
- F16L37/0987—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of flexible hooks the flexible hook extending radially inwardly from an outer part and engaging a bead, recess or the like on an inner part the flexible hook being progressively compressed by axial tensile loads acting on the coupling
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description
どを配管のために連結するコネクタのチェック部材に関
する。
連結状態を確認するチェック部材をもつことが好まし
い。このようなチェック部材をもつコネクタとして、図
9及び図10に示すものが知られている。このコネクタ
は、先端から所定の距離隔てた位置に遠心方向に突出す
るリング状突部80aが設けられたパイプ状の雄部材8
0と、雄部材80が挿入される挿入開口端81aをもつ
略円筒状のハウジング81を有する雌部材82と、ハウ
ジング81の挿入開口端81a側の端部に挿入保持さ
れ、ハウジング81内に挿入された雄部材80を雌部材
82に連結させるための係止部材83と、ハウジング8
1の外周面に軸直角方向から外装保持され、雌部材82
に雄部材80が結合されたことを確認するためのチェッ
ク部材84とから構成されている。
の端部には半径方向に貫通し互いに対向するように周方
向に配設された一対の窓部81bが設けられ、上記係止
部材83は半径方向に弾性変形可能で該窓部81bと対
応する位置に配設された一対の爪部83aを有してい
る。また、上記チェック部材84は、図10に示すよう
に、弾性変形により拡径可能な略C字形状をなし、上記
ハウジング81の上記窓部81bの端部に連続的に設け
られた切欠溝81c内に挿入されて、ハウジング81の
外周面に軸直角方向から外装保持されている。そして、
このチェック部材84は、上記雄部材80が上記雌部材
82に結合される前の状態で上記窓部81bの端縁と係
止して上記ハウジング81からチェック部材84が軸直
角方向に外れることを規制する一対の係止凹部84a、
上記雄部材80の挿入時に上記リング状突部80aの外
周面が当接する一対の先端当接部84bを有している。
雌部材82に結合させる前の状態において、チェック部
材84がハウジング81の外周面に軸直角方向から外装
保持され、チェック部材84の係止凹部84aがハウジ
ング81の窓部81bの端縁に係止されるとともに、チ
ェック部材84の先端当接部84bが窓部81b内で上
記係止部材83の爪部83aよりも軸方向奥側の位置に
挿入されている。この状態で、雄部材80を雌部材82
のハウジング81内に挿入すると、雄部材80のリング
状突部80aは、係止部材83の爪部83aをその弾性
に抗して半径方向外方に押し拡げ、爪部83aを通過す
る。これにより、爪部83aの先端とリング状突部80
aとが係止して、雄部材80と雌部材82とは結合状態
とされる。この結合状態(図9及び図10の状態)で
は、雄部材80のリング状突部80aは、チェック部材
84の先端当接部84bを半径方向外方に押し拡げる。
すると、チェック部材84の係止凹部84aが窓部81
bの端縁から外れ、チェック部材84は軸直角方向(図
19の矢印方向)にその弾性により飛び出て外れる。こ
れにより、雄部材80が雌部材82に結合されたことを
確認することができる。
のチェック部材では、雄部材80が雌部材82に結合さ
れたと同時に、チェック部材84がその弾性復帰力によ
りハウジング81から外れて飛び出てしまうと、結合後
にハウジング81から外れ落ちたチェック部材84を拾
い集める必要があり、コネクタを適用する箇所によって
はそれが極めて困難となる場合がある。また、チェック
部材84が外れ落ちては困るような箇所には、上記従来
のチェック部材を適用することができない。
を雌部材82に結合させる前の状態において、チェック
部材84の弾性復元力だけで係止凹部84aがハウジン
グ81の窓部81bの端縁に係止されているため、チェ
ック部材84が斜めに傾動するとハウジング81から外
れ易いという問題もある。本発明は上記実情に鑑みてな
されたものであり、雄部材と雌部材との結合後に、チェ
ック部材を人為的操作で外すようにしてチェック部材が
その弾性により飛び出てしまうことのないコネクタのチ
ェック部材を提供することを解決すべき課題とするもの
である。
いコネクタのチェック部材を提供することを解決すべき
課題とする。
ジングから飛出してしまうことのないチェック部材とし
て、未公開明細書特願平9−318703号において、
雌部材への雄部材の連結が完了してもハウジングに係止
しており、この状態で人為的に引抜く必要のあるチェッ
ク部材を提案した。
ものである。すなわち、図9に示す従来と同様の先端か
ら所定の距離隔てた位置に遠心方向に突出するリング状
突部1aが設けられた挿入端部1cをもつ筒状の雄部材
1と、上記挿入端部1cが挿入される挿入開口端31
d、及び半径方向に貫通し互いに対向するように周方向
に配設された一対の窓部35を有する略円筒状のハウジ
ング31を軸方向一端側に備えた雌部材3と、上記ハウ
ジング31内に挿入保持され、半径方向に弾性変形可能
で上記窓部35と対応する位置に配設された一対の爪部
43を有し、各該爪部43は、上記挿入開口端31dか
ら軸方向奥方に向かうにつれて半径方向内方に傾斜し、
上記雄部材1の挿入時に上記リング状突部1aが押圧摺
接する傾斜内面43a(図4)、及び上記雄部材1と上
記雌部材3との結合時に上記リング状突部1aと係止し
て上記雄部材1の抜けを規制する係止端部43b(図
4)をそれぞれ有する係止部材4とを具備するコネクタ
において、上記ハウジング31の外周面に軸直角方向か
ら外装保持され、弾性変形により拡径可能なC字形状部
94aと、上記C字形状部94aの両端部から内方に一
体的に突出して、各上記爪部43の各上記係止端部43
bよりも上記ハウジング31の軸方向奥側の位置で各上
記窓部35から上記ハウジング31内にそれぞれ挿入さ
れ、上記雄部材1が上記雌部材3に結合させる前の状態
及び上記雄部材1が上記雌部材3に結合された状態にお
いて上記窓部35の周方向端部35aと係止する一対の
係止突起部94bと、上記C字形状部94aの周方向略
中央から軸方向一端側及び他端側のうちの少なくとも一
方に一体的に延設され、前記ハウジング31に対して軸
直角方向に起立するように保持された該C字形状部94
aが軸方向一端側及び他端側のうちの少なくとも一方へ
傾動することを少なくとも該ハウジング31の外周面と
の当接により規制する少なくとも一つの傾動規制部57
と、上記C字形状部94aと対称的に上記傾動規制部5
7より軸直角方向に延びた取手部94cとからなるチェ
ック部材94である。
部先端の一対の係止突起部94bが上記雄部材1が上記
雌部材3に結合させる前の状態及び上記雄部材1が上記
雌部材3に結合された状態において上記窓部35の周方
向端部35aと係止しているため、上記雄部材1が上記
雌部材3に結合されてもチェック部材94は飛出すこと
がない。そして、上記雄部材1が上記雌部材3に結合さ
れた状態においてチェック部材94を引抜くには、取手
部94cを軸直角方向に引張ってC字形状部先端の一対
の係止突起部94bと窓部35の周方向端部35aとの
係止状態を解除すれば、チェック部材94を雌部材3か
ら除去することができる。
て、雄部材1の挿入完了後にチェック部材94をハウジ
ング31から軸直角方向に引抜く際、必ずしも同方向に
引抜くわけではない。例えばコネクタの適用箇所によっ
ては、軸直角方向に対して軸方向の一端側又は他端側に
傾いた斜め方向にしか引抜けない場合もある。また、取
手部94cが他部材に当ったって斜め方向に引抜けられ
たと同じ様な状態になる場合もある。
なわち、雄部材1と雌部材3との結合が適正に完了して
おらず、チェック部材94の一対の係止突起部94bと
上記窓部35の周方向端部35aとが未だ係止している
ときに、軸直角方向に対して軸方向の一端側又は他端側
に傾いた斜め方向に取手部94cが引張られると、C字
形状部94aには取手部94cと反対の方向に荷重がか
かる。この荷重は窓部35の側壁又は係止部材4の爪部
43に作用する。この状態では傾動規制部材57にも荷
重がかかり、傾動規制部材57が弾性変形する。その結
果チェック部材94の一対の係止突起部94bと窓部3
5の周方向端部35aとの係止が外れ易くなり、強く引
っ張ればチェック部材94がハウジング31から外れて
しまうことも考えられる。このように、雄部材1と雌部
材3との結合が完全に完了していないにもかかわらず、
チェック部材94がハウジング31から外れてしまって
は、チェック部材94としての機能が果たされなくな
る。
かれてもチェック部材が外れてしまわないように更に検
討を重ね、以下のような本願発明のコネクタのチェック
部材を完成するに至ったすなわち、本発明のコネクタの
チェック部材は、先端から所定の距離隔てた位置に遠心
方向に突出するリング状突部が設けられた挿入端部をも
つ筒状の雄部材と、上記挿入端部が挿入される挿入開口
端、及び半径方向に貫通し互いに対向するように周方向
に配設された一対の窓部を有する略円筒状のハウジング
を軸方向一端側に備えた雌部材と、上記ハウジング内に
挿入保持され、半径方向に弾性変形可能で上記窓部と対
応する位置に配設された一対の爪部を有し、各該爪部
は、上記挿入開口端から軸方向奥方に向かうにつれて半
径方向内方に傾斜し、上記雄部材の挿入時に上記リング
状突部が押圧摺接する傾斜内面、及び上記雄部材と上記
雌部材との結合時に上記リング状突部と係止して上記雄
部材の抜けを規制する係止端部をそれぞれ有する係止部
材とを具備するコネクタのチェック部材であり、該ハウ
ジングの外周面に軸直角方向から外装保持され、弾性変
形により拡径可能なC字形状部と、該C字形状部の両端
部から内方に一体的に突出して、各上記爪部の各上記係
止端部よりも上記ハウジングの軸方向奥側の位置で各上
記窓部から上記ハウジング内にそれぞれ挿入され、上記
雄部材が上記雌部材に結合される前の状態及び上記雄部
材が上記雌部材に結合された状態において上記窓部の周
方向端部と係止する一対の係止突起部と、該C字形状部
の周方向略中央から軸方向一端側及び他端側のうちの少
なくとも一方に一体的に延設され、該ハウジングに対し
て軸直角方向に起立するように保持された該C字形状部
が軸方向一端側及び他端側のうちの少なくとも一方へ傾
動することを少なくとも該ハウジングの外周面との当接
により規制する少なくとも一つの傾動規制部と、該傾動
規制部に屈曲部を介して一体的に保持された取手部とか
らなることを特徴とするものである。
ては、雄部材と雌部材との結合が適正に完了しておら
ず、チェック部材の一対の係止突起部と窓部の周方向端
部とが未だ係止しているときに、軸直角方向に対して軸
方向の一端側又は他端側に傾いた斜め方向に取手部が引
張られても、これによる荷重はC字形状部にはかからな
い。すなわち、取手部が斜めに引張られる時の荷重は、
屈曲部で吸収され、C字形状部には荷重がかからない。
このため、チェック部材の一対の係止突起部が窓部の周
方向端部から外れにくくなり、強く引張ってもチェック
部材がハウジングから離脱することはなく、チェック部
材としての機能を十分に果すことができる。 本発明の
コネクタのチェック部材において、傾動規制部は、補強
リブをもつことが好ましい。これにより、傾動規制部の
剛性が増し、チェック部材がハウジングに対して傾動し
離脱することのより一層の回避効果が生じる。
て、取手部は、指が通るリング状であり、かつ所定以上
の荷重が作用したときに破断する切欠部をもつことが好
ましい。 上記切欠部は、雄部材と雌部材との結合が完
全に完了した場合には破損せず、結合が完全に完了して
いない状態で取手部が極端に強い力で引張られた場合に
破損する。これにより、雄部材と雌部材との結合が確実
に行われた場合のみチェック部材がハウジングから外
れ、不完全な結合状態の場合はチェック部材が残るた
め、結合の確認をより確実に行うことができる。
〜図8を参照しつつ具体的に説明する。 (実施形態1)本実施形態のチェック部材5は、図5及
び図6に示すように結合される雄部材1と、係止部材4
3をもつ雌部材3とからなるコネクタに対して結合状態
の確認部材として設けられるものである。このチェック
部材5は、図1〜図3に示すように、弾性変形により拡
径可能なC字形状部51と、C字形状部51の両端部か
ら内方に一体的に突出された一対の係止突起部52、5
2と、C字形状部51を保持した軸方向(雌部材の軸方
向)に延びる傾動規制部57と、傾動規制部57から軸
方向にL字状に曲がって起立した屈曲部55を介してC
字形状部51と対称的に延びたリング状の取手部53と
から構成されている。
すため、断面凹状に形成され、凹状の両端部が補強リブ
57cとなっている。また、傾動規制部57の軸方向両
端には、後述するようにチェック部材5を雌部材3に軸
方向のがたつきなく装着するための内径方向に延びた小
突起57aと、小フック部57bとが設けられている。
上記チェック部材5の構成をコネクタに装着された状
態で具体的に説明する。 先ずコネクタは、図5及び図
6に示すように構成されている。雄部材1(図6)は、
金属製又は樹脂製のパイプよりなり、先端から所定の距
離隔てた位置に遠心方向に突出するように設けられたリ
ング状突部1aと、このリング状突部1aより先端側に
位置する先端部1bとを備えた挿入端部1cを有してい
る。
5及び図6の右側、以下同様)に設けられたハウジング
31と、軸方向他端側(図5及び図6の左側、以下同
様)にハウジング31と同軸的に設けられたホース接続
端部とから構成されている。そして、ハウジング31
は、軸方向一端側から順に同軸状に設けられた大径部3
1a、中径部31b及び小径部31cよりなり、上記雄
部材1の上記挿入端部1cが挿入される挿入開口端31
dを軸方向一端側の端部に有している。また、ホース接
続端部は内周面に軸穴を有し、ホース接続端部の外周面
には環状の溝部とホース2の抜けを規制するための2つ
の段部とが設けられ、環状の溝部にはホース2の内周面
をシールするリング状のシール部材が配設されている。
そして、ホース接続端部の外周面に、上記ホース2が外
装されている。
は、図5及び図6に示すように、互いに平行に延びる一
対の平坦壁部31e、31eと、各平坦壁部31e、3
1eの上端及び下端同士をそれぞれ一体的に接続する一
対の円弧壁部31f、31fとからなる。そして、各円
弧壁部31f、31fの周方向中央部には、半径方向に
貫通し互いに対向するように周方向に配設された長方形
状の窓部35、35がそれぞれ設けられている。
すように、長円筒状のカラー部材36、上記ハウジング
31に挿入された上記挿入端部1cの上記先端部1bの
外周面をシールするリング状のシール部材37、短円筒
状のカラー部材38及び同じく上記先端部1bの外周面
をシールするリング状のシール部材37が軸方向一端側
から順に配設されている。また、上記小径部31cの内
周面は上記ハウジング31に挿入された上記挿入端部1
cの上記先端部1bの外周面と嵌合するリング状の嵌合
内周面とされている。
部材よりなり、上記ハウジング31の大径部31a内に
挿入保持されている。係止部材4は、図4に示すよう
に、環状カラー部41と、この環状カラー部41から相
対向するようにそれぞれ突出する一対の略コ字状部4
2、42と、各略コ字状部42、42からそれぞれ軸芯
に対して半径方向内方に傾斜するように突出し、半径方
向に弾性変形可能な一対の爪部43、43とから構成さ
れている。そして、爪部43は、係止部材4がハウジン
グ31内に挿入保持された状態で、挿入開口端31dか
ら軸方向奥方に向かうにつれて半径方向内方に傾斜し、
雄部材1の挿入時にリング状突部1aが押圧摺接する傾
斜内面43aと、雄部材1と雌部材3との結合時にリン
グ状突部1aと係止して雄部材1の抜けを規制する係止
端部43bと、ハウジング1の窓部35の周方向端部3
5aと係止して係止部材4の抜けを規制する係止段部4
3cとを有している。なお、係止部材4は、ハウジング
31内への挿入のし易さを考慮して、ハウジング31に
対して軸方向に相対移動可能に保持されている。
状部51を拡径することにより、図5及び図6に示すよ
うに、C字形状部51の両端部の係止突起部52、52
を窓部35、35から挿入して、ハウジング31に装着
することができる。上記C字形状部51の内周面形状は
ハウジング31の大径部31aの外周面形状と対応して
おり、チェック部材5がハウジング31に外装保持され
た状態で、C字形状部51の内周面は大径部31aの外
周面と圧接状態で密接している。なお、このチェック部
材5は、図1から明らかなように、C字形状部51の周
方向の中心央及び両係止突起部52、52間の中心を通
る中心線(図1のB−B線)を対称軸とした対称形状と
されている。
3に示すように、雄部材1が雌部材3に結合される前の
状態で窓部35の周方向端部35aと係止してチェック
部材5がハウジング31から軸直角方向に引き抜かれる
ことを規制する第1係止部52a、52aと、雄部材1
が雌部材3に結合される前の状態で雄部材1の挿入時に
おけるリング状突部1aの軌跡内に位置するとともに雄
部材1の挿入完了時にリング状突部1aで押圧されて半
径方向外方に移動してC字形状部51を拡径させる先端
当接部52b、52bと、雄部材1の挿入完了時に窓部
35の周方向端縁35bと係止してC字形状部51の弾
性復帰力によりチェック部材5がハウジング31から軸
直角方向に外れることを規制するとともに、雄部材1の
挿入完了後でチェック部材5をハウジング31から軸直
角方向に引き抜く際に窓部35の周方向端縁35bとの
摺接を介してC字形状部51をさらに拡径すべく、ハウ
ジング31の略求心方向に向かって傾斜して延在する傾
斜第2係止部52c、52cとをそれぞれ有している。
外装保持された状態において、係止突起部52は、上記
爪部43の上記係止端部43bよりも上記ハウジング3
1の軸方向奥側の位置で、上記窓部35から上記ハウジ
ング31内にそれぞれ挿入される。また、本実施形態で
は、各係止突起部52の先端当接部52bは、チェック
部材5がハウジング31に外装保持され、かつ、雄部材
1が雌部材3に結合される前の状態で、挿入される雄部
材1の先端部1bの外周面と摺接可能な位置までハウジ
ング31内に進入している。
周方向端部35a同士を結ぶ直線と、ハウジング31の
平坦部31eの外面との距離は、各第1係止部52a、
52a同士を結ぶ直線と、C字形状部51の平坦部31
eの内面との距離よりも若干大きくなるように、上記C
字形状部51やハウジング31等の寸法が設定されてい
る。これらの構成により、チェック部材5がハウジング
31に外装保持された状態、すなわちチェック部材5の
各係止突起部52の各第1係止部52aが窓部35の周
方向端部35aと係止した状態で、チェック部材5のC
字形状部51は若干弾性変形しており、この弾性力が各
第1係止部52aを各窓部35の各周方向端部35aに
対して略直角方向に押圧する力として作用している。そ
の結果、図7に示すように、チェック部材5の各第1係
止部52aとC字形状部51の内面との間で、チェック
部材5が装着された側のハウジング31の大径部31a
の側壁、すなわちC字形状部51の内面が圧接状態に密
接している大径部31aの側壁が、軸直角方向に挟持さ
れている。これにより、チェック部材5はハウジング3
1に強固に、かつ、確実に保持され、チェック部材5の
ハウジング31に対する遊動等が阻止されるとともに、
チェック部材5をハウジング31から引き抜こうとして
も容易には引き抜くことができないようにされている。 (作用)このコネクタのチェック部材5では、雄部材1
を雌部材3に結合させる前の状態において、図6に示す
ように、傾動規制部57の一端側の小突起57aがハウ
ジング31の大径部31aと小径部31bとの段部に嵌
合し、かつ、フック部57bが挿入開口端31dに係止
した状態で、チェック部材5がハウジング31の外周面
に軸直角方向から外装保持されている。このとき、チェ
ック部材5の各係止突起部52は、図7に示すように、
係止部材4の各爪部43の係止端部43bよりもハウジ
ング31の軸方向奥側の位置で各窓部35からハウジン
グ31内にそれぞれ挿入されるとともに、各係止突起部
52の第1係止部52aは、各窓部35の周方向端部3
5aとそれぞれ係止している。このように、係止突起部
52の第1係止部52aが窓部35の周方向端部35a
と係止することにより、チェック部材5がハウジング3
1から軸直角方向に引く抜かれることを確実に規制する
ことができ、この状態でチェック部材5をハウジング3
1から軸直角方向に引き抜こうとしても引き抜くことは
できない。
斜めに引っ張られても、屈曲部55が弾性変形するだけ
で、取手部53からの荷重が吸収され、C字形状部51
には取手部53が軸方向の斜めに引っ張られることによ
る荷重は作用することがない。従って、ハウジング31
内のC字形状部51は、取手部53が斜めに傾動されて
も、これに応動することがない。
3のハウジング31内に挿入開口端31dから挿入する
と、雄部材1のリング状突部1aは、係止部材4の各爪
部43の各傾斜内面43aを押圧摺接することにより、
各爪部43をその弾性に抗して半径方向外方に押し拡
げ、各爪部43を通過する。これにより、各爪部43は
半径方向内方に弾性復帰し、各爪部43の係止端部43
bとリング状突部1aとが係止して、雄部材1と雌部材
3とは係止部材4を介して結合状態とされる。
8に示すように、リング状突部1aの軌跡内に位置して
いた各係止突起部52の各先端当接部52bがリング状
突部1aにより押圧されて半径方向外方にそれぞれ移動
し、これによりC字形状部51が拡径される。このよう
にチェック部材5のC字形状部51が拡径すると、各係
止突起部52の各傾斜第2係止部52cがハウジング3
1の各窓部35の周方向端縁35aにそれぞれ当接して
係止される。このように、係止突起部52の傾斜第2係
止部52cが窓部35の周方向端縁35bと係止するこ
とにより、C字形状部51の弾性復帰力によりチェック
部材5がハウジング31から軸直角方向に外れることを
確実に規制することができる。
ジング31から軸直角方向に引き抜こうとすれば、各係
止突起部52の各傾斜第2係止部52cと各窓部35の
各周方向端縁35bとの摺接を介して、C字形状部51
がさらに拡径されるので、チェック部材5をハウジング
31から軸直角方向に容易に引き抜くことができる。こ
れにより、雄部材1と雌部材3との結合を確認すること
ができる。
部材1を雌部材3に結合させた後にチェック部材5がそ
の弾性復帰力によりハウジング31から飛び出て外れる
ようなことがない。このため、結合後にハウジング31
から外れ落ちたチェック部材5を拾い集める作業が不要
となる。したがって、本実施形態のコネクタは、チェッ
ク部材5が外れ落ちては困るような箇所や外れ落ちたチ
ェック部材5を拾い集めるのが困難な箇所等にも適用す
ることが可能となる。
ては、雄部材1と雌部材3との結合が適正に完了してお
らず、チェック部材5の一対の係止突起部52と窓部3
5の周方向端部35aとが未だ係止しているときに、軸
直角方向に対して軸方向の一端側又は他端側に傾いた斜
め方向に取手部53が引張られても、この引っ張り力に
よる荷重は屈曲部55に作用し、該屈曲部55が弾性変
形するだけで、C字形状部51には荷重がかからない。
このため、チェック部材5の一対の係止突起部52が窓
部35の周方向端部35aから外れにくくなり、強く引
張ってもチェック部材5がハウジング31から離脱する
ことはない。
材5のように、傾動規制部57が補強リブ57cによっ
て、傾動規制部57の軸方向の剛性を増加され、撓みが
生じにくくされていると、取手部53が極端に強く斜め
に引っ張られれて屈曲部55が弾性限界付近まで変形さ
れても、傾動規制部57が撓むことがないため、C字形
状部51へ荷重が及ぶことがほとんどない。
においては、リング状の取手部53とC字形状部51と
を接続する首部53bとの間の境界部であって、該首部
53b側に該首部53bの幅方向の一端に切欠き53c
が設けられている。この切欠き53cは、雄部材1の挿
入完了前にチェック部材5をハウジング31から軸直角
方向に引き抜こうとすれば、チェック部材5の第1係止
部52aと窓部35の周方向端部35aとの係止が外れ
る前に取手部53の首部53bを破断せしめるように設
けられ、かつ、雄部材1の挿入完了後にチェック部材5
をハウジング31から軸直角方向に引き抜く際には上記
取手部53の首部53bを破断せしめないように設けら
れるものである。
材1の挿入完了前、すなわち雄部材1と雌部材3との結
合が完全(適正)に完了していない状態で、作業者が取
手部53のリング部53aに手指等を引っかけて極端に
強い力で軸直角方向に引っ張った場合、チェック部材5
の第1係止部52aと窓部35の周方向端部35aとの
係止が外れる前に取手部53の首部53bが上記切欠き
53cの部分で破断し、チェック部材5のうち首部53
bの一部、C字形状部51及各係止突起部52の部分が
ハウジング31に保持されたまま残る。したがって、そ
の後に作業する者は、このように破損したチェック部材
5がハウジング31に保持されていることを視認等する
ことにより、雄部材1と雌部材3との結合が完了してい
ないことを容易に確認することができる。
(適正に)に完了した場合は、作業者が手指等によりチ
ェック部材5の取手部53のリング部53aを軸直角方
向に引き抜けば、取手部53の首部53bを切欠き53
cの部分で破損させることなく、容易にチェック部材5
をハウジング31から外すことができる。本発明のコネ
クタのチェック部材において、取手部は、指が通るリン
グ状であり、かつ所定以上の荷重が作用したときに破断
する切欠部をもつことが好ましい。
面図である。
ある。
ある。
ある。
を示し、チェック部材とハウジングを縦断面で示す断面
図である。
部材の断面図である。
ック部材を示す断面図である。
ェック部材の断面図である。
の挿入完了時を示す断面図である。
のE−E線矢視断面図である。
材を示す側面図である。
3:雌部材、31:ハウジング、32:当接規制体、3
5:窓部、35a:周方向端部、35b:周方向端縁、
4:係止部材、43:爪部、43a:傾斜内面、43
b:係止端部、5:チェック部材、51:C字形状部、
52:係止突起部、 52a:第1係止部、52b:先
端当接部、52c:傾斜第2係止部、53:取手部、5
3a:リング部、53b:首部、53c:切欠き、5
5:屈曲部、57:傾動規制部。
Claims (3)
- 【請求項1】 先端から所定の距離隔てた位置に遠心方
向に突出するリング状突部が設けられた挿入端部をもつ
筒状の雄部材と、 上記挿入端部が挿入される挿入開口端、及び半径方向に
貫通し互いに対向するように周方向に配設された一対の
窓部を有する略円筒状のハウジングを軸方向一端側に備
えた雌部材と、 上記ハウジング内に挿入保持され、半径方向に弾性変形
可能で上記窓部と対応する位置に配設された一対の爪部
を有し、各該爪部は、上記挿入開口端から軸方向奥方に
向かうにつれて半径方向内方に傾斜し、上記雄部材の挿
入時に上記リング状突部が押圧摺接する傾斜内面、及び
上記雄部材と上記雌部材との結合時に上記リング状突部
と係止して上記雄部材の抜けを規制する係止端部をそれ
ぞれ有する係止部材とを具備するコネクタのチェック部
材であり、 上記ハウジングの外周面に軸直角方向から外装保持さ
れ、弾性変形により拡径可能なC字形状部と、 上記C字形状部の両端部から内方に一体的に突出して、
各上記爪部の各上記係止端部よりも上記ハウジングの軸
方向奥側の位置で各上記窓部から上記ハウジング内にそ
れぞれ挿入され、上記雄部材が上記雌部材に結合される
前の状態及び上記雄部材が上記雌部材に結合された状態
において上記窓部の周方向端部と係止する一対の係止突
起部と、 上記C字形状部の周方向略中央から軸方向一端側及び他
端側のうちの少なくとも一方に一体的に延設され、前記
ハウジングに対して軸直角方向に起立するように保持さ
れた該C字形状部が軸方向一端側及び他端側のうちの少
なくとも一方へ傾動することを少なくとも該ハウジング
の外周面との当接により規制する少なくとも一つの傾動
規制部と、 上記傾動規制部に屈曲部を介して一体的に保持された取
手部とからなることを特徴とするコネクタのチェック部
材。 - 【請求項2】 前記傾動規制部は、補強リブをもつ請求
項1記載のコネクタのチェック部材。 - 【請求項3】 前記取手部は、指が通るリング状であ
り、かつ所定以上の荷重が作用したときに破断する切欠
部をもつ請求項1記載のコネクタのチェック部材。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14996598A JP3400712B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | コネクタのチェック部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14996598A JP3400712B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | コネクタのチェック部材 |
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JPH11344182A JPH11344182A (ja) | 1999-12-14 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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