JP3496598B2 - 半導体チップの実装方法 - Google Patents
半導体チップの実装方法Info
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Description
導体チップを実装する方法に関するものである。
の従来例としては、特表平9−511873号公報、特
開平5−36761号公報、特開平1−160029号
公報に開示されるものがある。
るものは、図12に示すように絶縁基板1を成形すると
き一体成形で凸部2を設けてあり、絶縁基板1に回路を
形成して回路基板3を形成するとき凸部2にも導電パタ
ーン4を形成してあり、半導体チップ5には上記凸部2
に対応するように電極部6を設けてある。そして凸部2
の上端部で導電パターン4に半田7を載せ、図12
(a)のように回路基板3の上に半導体チップ5を凸部
2と電極部6とが対応するように配置し、図12(b)
のように半田7の上に電極部6を載せ、半田7を溶融さ
せて接合している。ところが、このように凸部2に電極
部6を対応させて半田7で接合するだけの構造の場合、
凸部2の高さのばらつき、及び絶縁基板1の反りにより
半導体チップ5の電極部6との接触が不安定となるとい
う問題がある。また半田付け時にボンデイングヘッド8
にて加圧力を加えた場合、凸部2の弾性力及び絶縁基板
1の反り矯正反力が接合部のみにかかるため、接合状態
が不安定になる。つまり、半田付け方式では、半導体チ
ップ5の実装時に発生する応力が接合部のみにかかるた
め、接合状態が不安定になるという問題がある。
ものは図13に示すように半導体チップ5の電極部6に
ソフトメタルの金属バンプ9を形成し、絶縁樹脂として
の光熱硬化性樹脂10にて接合して半導体チップ5を実
装するものである。回路基板3の上には図13(b)に
示すように未硬化の光熱硬化性樹脂10が塗布され、図
13(c)に示すようにフォトマスク11を介して紫外
線が矢印のように照射され、回路基板3の端子部12と
対応しない部分が硬化させられ、そして図13(d)に
示すように端子部12と対応する未硬化の部分が除去さ
れ、次いで金属バンプ9と端子部12とを対応させて加
圧加熱され、図13(e)に示すように端子部12と金
属バンプ9とが密着されると共に回路基板3に半導体チ
ップ5が光熱硬化性樹脂10で接合されるように回路基
板3に半導体チップ5が実装される。ところが、かかる
従来例にあっては、上記のように光熱硬化性樹脂10を
採用して接合することで実装するために工程が複雑にな
るという問題があり、また別工程でバンプ形成が必要に
なるという問題がある。
るものは図14に示すように回路基板3に絶縁性樹脂と
しての光硬化性樹脂14を塗布し、半導体チップ5に突
起電極部15を設け、端子部12と突起電極部15とを
対応させて回路基板3の上に半導体チップ5を配置し、
加圧して突起電極部15を端子部12に押し付けると共
に光硬化性樹脂14を硬化させて回路基板3に半導体チ
ップ5を実装している。かかる従来例にあっても別工程
でバンプとしての突起電極部15の形成が必要なるとい
う問題がある。
あり、接続信頼性を向上でき、しかも製造の工程を簡略
化できる半導体チップの実装方法を提供することを課題
とするものである。
の本発明の請求項1の半導体チップの実装方法は、一体
成形により凸部2を立設した絶縁基板1で、凸部2の上
端部にも導電パターン4を設けて回路基板3を形成し、
半導体チップ5の表面の電極部6を回路基板3の凸部2
の上端部の導電パターン4に対向配置して電気接続を行
う半導体チップの実装方法において、上記絶縁基板1を
絶縁性樹脂の成形材料にて一体に成形すると共に絶縁基
板1を成形するとき凸部2も一体に成形し、実装時の加
圧力により上記凸部2を弾性変形させ、且つ前記加圧さ
れた状態で加熱を行って上記絶縁基板1と半導体チップ
5との間に介在された熱硬化性絶縁樹脂20を硬化さ
せ、絶縁基板1と半導体チップ5との間を固着すること
により絶縁基板1の凸部2の上端部の導電パターン4と
半導体チップ5の表面の電極部6とを電気接続すること
を特徴とする。上記のようにフリップチップボンデング
による実装時、絶縁基板1の凸部2に弾性力を持たせた
状態で凸部2周辺の熱硬化性絶縁樹脂20を硬化させる
ことにより、接合完了後も弾性変形された凸部2の反力
が半導体チップ5の電極部6に加わり、回路基板3と半
導体チップ5との接続信頼性が向上する。また熱硬化性
絶縁樹脂20を用いて接合することで工程の簡略化が図
れる。絶縁基板1を成形するとき一体成形で凸部2を形
成するために別工程でのバンプ形成が不要になる。
装方法は、請求項1において、上記の凸部2の形状を円
錐台、角錐台等の上より下の方が幅の広い錐台状に形成
した回路基板3を用いることを特徴とする。この場合、
半導体チップ5の実装時に加圧する荷重に対する凸部2
形状の安定化を図ることができる。また凸部2を有する
絶縁基板1を成形する金型からの抜け性を向上できる。
装方法は、請求項1において、凸部の根元にコーナR2
1を付けた回路基板3を用いることを特徴とする。この
場合も、半導体チップ5の実装時に加圧する荷重に対す
る凸部2形状の安定化を図ることができる。また凸部2
を有する絶縁基板1を成形する金型からの抜け性を向上
できる。
装方法は、請求項1において、実装時に半導体チップ5
に超音波振動を加えることを特徴とする。この場合、超
音波振動より、凸部2の上端の導電パターン4の表面と
半導体チップ5の電極部6の表面とが固相結合されるた
めに接続信頼性が向上する。
装方法は、請求項1において、実装時の加熱により凸部
2をガラス転移温度以上に上昇させ、且つ絶縁基板1の
底面の冷却により絶縁基板1をガラス転移温度以下に管
理することを特徴とする。この場合、半導体チップ5の
実装時、凸部2のみを軟化させることにより、凸部2の
弾力性を向上させ、且つ半導体チップ5の実装時、絶縁
基板1の底面を冷却することにより絶縁基板1の熱によ
る膨張を低減させることができ、従って接続信頼性を向
上できる。
装方法は、請求項1において、半導体チップ5を実装す
る前工程で凸部2の上端部に介在している熱硬化性絶縁
樹脂20を切削し、凸部2の上端部の導体パターン4を
露出させることを特徴とする。この場合、半導体チップ
5の実装時に凸部2の上端部の導電パターン4の表面と
半導体チップ5の電極部6の表面との間に熱硬化性絶縁
樹脂20が介在しないため、接続の信頼性が向上する。
装方法は、請求項1において、熱硬化性絶縁樹脂20の
周辺部を囲む立ち上がり部22を絶縁基板1に立設した
回路基板3を用いることを特徴とする。上記のように熱
硬化性絶縁樹脂20の周辺部を立ち上がり部22で囲む
ことにより、半導体チップ5の実装時、未硬化状態の熱
硬化性絶縁樹脂20の外部への流れ出しを防止できる。
装方法は、請求項1において、実装時の加圧力により凸
部2を弾塑性変形させることを特徴とする。この場合、
半導体チップ5の実装時に凸部2を塑性変形させること
により、凸部2の高さのバラツキの吸収が可能である。
実装方法は、請求項1において、半導体チップ5を実装
する前工程で凸部2に加圧力を加えた後、半導体チップ
5を実装することを特徴とする。この場合、半導体チッ
プ5を実装する前工程で凸部2を一部塑性変形させて凸
部2の高さを統一でき、半導体チップ5を実装する工程
では凸部2を弾性変形させるだけでよいようにして加圧
力を小さくでき、半導体チップ5の実装時に半導体チッ
プ5へのダメージを低減できる。
実装方法は、請求項8において、凸部2の上端部を鋭角
にした回路基板3を用いることを特徴とする。この場
合、凸部2の高さバラツキ吸収が容易になる。半導体チ
ップ5の実装時に凸部2の上端部と半導体チップ5の電
極部6の表面との間に熱硬化性絶縁樹脂20が介在しに
くくなるため、接続信頼性が向上する。
実装方法は、請求項8において、熱硬化性絶縁樹脂20
の塗布高さを凸部2の高さ以下に管理することを特徴と
する。この場合、凸部2の上端部が熱硬化性絶縁樹脂2
0に接触しないため、凸部2の上端部の導電パターン4
の表面と半導体チップ5の電極部6の表面との接続信頼
性が向上する。
ら述べる。これは請求項1に対応する実施の形態の例で
ある。絶縁基板1は絶縁性樹脂の成形材料を用いて金型
にて一体形成されるが、絶縁基板1を成形するときバン
プとなる凸部2も一体に成形してある。この絶縁基板1
には回路の導電パターン4を形成してあり、これにより
回路基板3を形成してある。絶縁基板1の成形材料とし
ては例えばポリフタルアミド(弾性率6.7GPa)が
用いられる。絶縁基板1に回路の導電パターン4を形成
する場合、例えば次のように行われる。絶縁基板1の表
面にスパッタリングによりCu膜を全面に付与し、次い
でレーザにより不要なCu膜を除去して回路パターンを
形成し、次いで電気メッキにより導電パターン4を形成
する。電気メッキする金属がCu(弾性率740Gp
a)の場合、5〜30μmであり、Ni(弾性率490
Gpa)の場合、5〜30μmであり、Au(弾性率1
100GPa)の場合、0.2〜2μmである。絶縁基
板1には円柱状等の形状の凸部2が形成されるが、この
凸部2の寸法は例えば高さが100μmで、幅はφ10
0μmである。このように形成せる回路基板3の上に実
装する半導体チップ5の表面には上記凸部2の位置と対
応するように電極部6を設けてある。
る場合、次のように行われる。回路基板3の上には未硬
化の熱硬化性絶縁樹脂20が塗布され、図1(a)のよ
うに回路基板3の上に配置した半導体チップ5が凸部2
と電極部6とを対応させて積層され、図1(b)に示す
ように半導体チップ5の上からボンデイングヘッド8に
て矢印aのように押さえられて加圧力が加えられると共
に加熱して熱硬化性絶縁樹脂20が硬化させられる。こ
のようにすることで凸部2が弾性変形された状態で熱硬
化性絶縁樹脂20が硬化(実装時の加熱を利用)する。
図1(b)の状態は凸部2が弾性変形している状態で弾
性変形の反力(矢印b)が半導体チップ5の電極部6に
付加されている。実装時の加熱温度は150℃〜200
℃で、加熱時間は2〜5分(左記時間にて熱硬化性絶縁
樹脂20は硬化)である。加圧力は凸部2に導電パター
ン4を設けた導電性バンプ1個当たり0.5〜5N(ニ
ュートン)程度が好ましい。尚、導電パターン4のメッ
キ厚により凸部2の弾性変形領域が変わるため、メッキ
厚に応じた加圧設定を行う必要がある(例えば上記のよ
うに例示したメッキ厚よりも厚くメッキを付ける場合、
実装時の加圧力は上記記載の条件もしくはそれ以上に設
定する必要がある)。図1(b)のように加圧して半導
体チップ5を実装した後、加圧を解除すると図1(c)
の状態になり、硬化した熱硬化性絶縁樹脂20により半
導体チップ5と回路基板3とが固着されている。熱硬化
性絶縁樹脂20の硬化完了後も、凸部2は弾性変形状態
を維持しており、弾性変形された凸部2の反力(矢印
b)が半導体チップ5の電極部6に付加されている。な
お、上記凸部2は絶縁基板1に一体成形により形成する
ことにより、別工程でのバンプ形成が不要になる。絶縁
基板1の成形材料としてのポリフタルアミドは弾性力が
ある材料のためにバンプ材料として適している。
が、フリップチップボンデングによる実装時、絶縁基板
1の凸部2に弾性力を持たせた状態で凸部2周辺の熱硬
化性絶縁樹脂20を硬化させることにより、接合完了後
も弾性変形された凸部2の反力が半導体チップ5の電極
部6に加わり、回路基板3と半導体チップ5との接続信
頼性が向上する。また熱硬化性絶縁樹脂20を用いて接
合することで工程の簡略化が図れる。絶縁基板1を成形
するとき一体成形で凸部2を形成するために別工程での
バンプ形成が不要になる。
る。本例は請求項2に対応する実施の形態の例を示すも
のである。本例の場合、絶縁基板1に一体成形する凸部
2の形状に工夫しており、凸部2の形状が円錐台、角錐
台等の上より下の方が幅の広い錐台状になっている。図
2に示すものでは凸部2は円錐台状になっており、例え
ば高さhが100μm、上端の径d1はφ100μm、
下端の径d2はφ120μmである。このような凸部2
を設けた回路基板3を用いて、図1に示す実施の形態の
例と同様に半導体チップ5が実装される。
凸部2が弾性変形するため、凸部2の根元部に負荷がか
かるが、上記のように凸部2を錐台状にすることによ
り、上記荷重に対する凸部2形状の安定化が図れる。ま
た絶縁基板1を成形した後に金型から取り出すときバン
プとしての凸部2の抜け性も向上する。このとき凸部2
の抜き勾配は5°以上あるのが好ましい。
る。本例は請求項3に対応する実施の形態の例を示すも
のである。本例の場合も、絶縁基板1に一体成形する凸
部2の形状に工夫しており、凸部2の根元にコーナR2
1を付けてある。図3では凸部2が円柱状になってお
り、例えば高さhが100μm、上端の径d1はφ10
0μm、根元の径d3はφ130μm、コーナR21の
径rが15μmとなっている。このような凸部2を設け
た回路基板3を用いて、図1に示す実施の形態の例と同
様に半導体チップ5が実装される。
凸部2が弾性変形するため、凸部2の根元部に負荷がか
かるが、上記のように凸部2の根元にコーナR21を付
けることにより、上記荷重に対する凸部2形状の安定化
が図れる。また絶縁基板1を成形した後に金型から取り
出すときバンプとしての凸部2の抜け性も向上する。こ
のとき、凸部2の根元のコーナR21の径が15μm以
上になっているのが好ましい。
る。本例は請求項4に対応する実施の形態の例を示すも
のである。本例も図1に示した実施の形態の例と基本的
に同じであり、異なる点だけを主に述べる。回路基板3
の上には未硬化の熱硬化性絶縁樹脂20が塗布され、図
4(a)のように回路基板3の上に配置した半導体チッ
プ5が凸部2と電極部6とを対応させて積層され、図4
(b)に示すように半導体チップ5の上からボンデイン
グヘッド8にて矢印aのように押さえられて加圧力が加
えられると共に加熱して熱硬化性絶縁樹脂20が硬化さ
せられる。加圧加熱するとき、本例の場合、加圧加熱に
加えて超音波振動が与えられる。図4(b)のように加
圧して半導体チップ5を実装した後、加圧を解除すると
図4(c)の状態になり、硬化した熱硬化性絶縁樹脂2
0により半導体チップ5と回路基板3とが固着される。
熱硬化性絶縁樹脂20の硬化完了後も、凸部2は弾性変
形状態を維持しており、弾性変形された凸部2の反力
(矢印b)が半導体チップ5の電極部6に付加されてい
る。また本例の場合、ボンデイングヘッド8による加
圧、加熱に超音波振動を加えることにより、図4(d)
に示すように半導体チップ5の電極部6表面と凸部2の
導電パターン4表面とが固相結合し、接続信頼性が向上
する。図4(d)で23は固相接合する部分である。
る。本例は請求項5に対応する実施の形態の例を示すも
のである。本例も図1に示した実施の形態の例と基本的
に同じであり、異なる点だけを主に述べる。冷却プレー
ト24上の回路基板3の上には未硬化の熱硬化性絶縁樹
脂20が塗布され、図5(a)のように回路基板3の上
に配置した半導体チップ5が凸部2と電極部6とを対応
させて積層され、図5(b)に示すように半導体チップ
5の上からボンデイングヘッド8にて矢印aのように押
さえられて加圧力が加えられると共に加熱して熱硬化性
絶縁樹脂20が硬化させられる。本例の場合、この加
圧、加熱する時、凸部2をガラス転移温度以上に上昇さ
せ、絶縁基板1の底面を冷却プレート24による冷却に
てガラス転移温度以下にするように管理される。絶縁基
板1の成形材料にポリフタルアミドを用いた場合、ガラ
ス転移温度が130℃であるため、実装時の加熱温度は
少なくとも130℃以上で行う。上記加熱にて凸部2が
ガラス転移温度以上に上昇すると、弾性力が増加するた
め実装後の凸部2の反力(矢印b)が増加し、接続信頼
性が構造する。
以上に上昇させてしまうと、半導体チップ5と絶縁基板
(例えばポリフタルアミド)1との熱膨張率の差により
応力が発生する(半導体チップ5の熱膨張率は例えば、
4.2ppm、絶縁基板1の熱膨張率は85ppmであ
る)。そこで絶縁基板1の熱による膨張を少しでも抑制
するため、絶縁基板1の下に冷却プレート24を設置し
て冷却することで、絶縁基板1に発生する熱を放熱(矢
印c)する。こうして絶縁基板1の凸部2のみガラス転
移温度以上になるようにボンデングヘッド8の加熱及び
冷却プレート24の冷却の管理を行う。冷却プレート2
4による冷却方式は水冷、空冷のどちらでも構わない。
図5(b)のように加圧して半導体チップ5を実装した
後、加圧を解除すると図5(c)の状態になり、硬化し
た熱硬化性絶縁樹脂20により半導体チップ5と回路基
板3とが固着され、凸部2の強い反力(矢印b)にて凸
部2の導電パターン4と電極部6との接続の信頼性が向
上される。
べる。これは請求項6に対応する実施の形態の例であ
る。本例も図1に示した実施の形態の例と基本的に同じ
であり、異なる点だけを主に述べる。回路基板3の上に
半導体チップ5を実装する前の前工程で次のような処理
を行っている。図6(a)に示すように回路基板3に未
硬化の熱硬化性絶縁樹脂20を塗布し、熱硬化性絶縁樹
脂20を半硬化状態に硬化させた状態で熱硬化性絶縁樹
脂20の上面を切削して図6(b)のように凸部2の導
電パターン4を露出させる。次に図6(c)のように回
路基板3の上に配置した半導体チップ5が凸部2と電極
部6とを対応させて積層され、図6(d)に示すように
半導体チップ5の上からボンデイングヘッド8にて矢印
aのように押さえられて加圧力が加えられると共に加熱
して熱硬化性絶縁樹脂20が硬化させられる。このと
き、前工程で導電パターン4を露出させるように切削加
工をしたことにより、半導体チップ5の実装時に凸部2
の上端の導電パターン4と半導体チップ5の電極部6と
の間に熱硬化性絶縁樹脂20が介在しないために接続信
頼性が向上する。ただし、この場合、切削後の信頼性を
確保するため切削後も凸部2の導電パターン4のAuメ
ッキ部を露出させるほうが望ましい。図6(d)のよう
に加圧して半導体チップ5を実装した後、加圧を解除す
ると図6(e)の状態になり、硬化した熱硬化性絶縁樹
脂20により半導体チップ5と回路基板3とが固着され
る。
べる。本例は請求項7に対応する実施の形態の例であ
る。本例も図1に示した実施の形態の例と基本的に同じ
であり、異なる点だけを主に述べる。絶縁基板1の周縁
に立ち上がり部22を全周に亙るように設けてある。か
かる立ち上がり部22も凸部2と同様に絶縁基板1を成
形するとき一体に形成してある。このように絶縁基板1
に立ち上がり部22を一体に設けた回路基板3を用いて
次のように半導体チップ5が実装される。回路基板3の
上の立ち上がり部22で囲まれる部分には未硬化の熱硬
化性絶縁樹脂20が塗布され、図7(a)のように回路
基板3の上に配置した半導体チップ5が凸部2と電極部
6とを対応させて積層され、図7(b)に示すように半
導体チップ5の上からボンデイングヘッド8にて矢印a
のように押さえられて加圧力が加えられると共に加熱し
て熱硬化性絶縁樹脂20が硬化させられる。このように
して半導体チップ5を実装するが、熱硬化性絶縁樹脂2
0の周囲が囲まれて未硬化状態の熱硬化性絶縁樹脂20
の外部への流れ出しを防止することができる。図7
(b)のように加圧して半導体チップ5を実装した後、
加圧を解除すると図7(c)の状態になり、硬化した熱
硬化性絶縁樹脂20により半導体チップ5と回路基板3
とが固着される。
べる。本例は請求項8に対応する実施の形態の例であ
る。本例も図1に示した実施の形態の例と基本的に同じ
であり、異なる点だけを主に述べる。回路基板3の上に
は未硬化の熱硬化性絶縁樹脂20が塗布され、図8
(a)のように回路基板3の上に配置した半導体チップ
5が凸部2と電極部6とを対応させて積層され、図8
(b)に示すように半導体チップ5の上からボンデイン
グヘッド8にて矢印aのように押さえられて加圧力が加
えられると共に加熱して熱硬化性絶縁樹脂20が硬化さ
せられる。ボンデイングヘッド8にて押さえて加圧する
時、凸部2に導電パターン4を設けた導電性バンプが弾
性変形するが、本例では導電性バンプの一部を塑性変形
させることで導電性バンプを弾塑性変形させるようにし
ている。このように導電性バンプを一部塑性変形させる
ことにより、バンプ高さにバラツキが生じた場合におい
ても、実装時の加圧力によりバンプ高さを等しくでき
る。導電性バンプに塑性変形が生じても、弾性変形力は
依然として生じているため、導電性バンプと半導体チッ
プ5の電極部6との接続信頼性が確保される。ただし、
凸部2上の導電パターン4のメッキ厚は、あまり厚くな
ると塑性変形が生じにくくなるため、弾塑性変形させる
場合は、できるだけCu/Ni/Auの合計で40μm
以下のメッキ厚に抑えることが好ましい。例えば、Cu
=10μm、Ni=10μm、Au=0.5μmの導電
性バンプの場合、導電性バンプ1個当たり1N(ニュー
トン)程度で一部塑性変形が生じる。
べる。本例は請求項9に対応する実施の形態の例であ
る。本例も図1に示した実施の形態の例と基本的に同じ
であり、異なる点だけを主に述べる。本例の場合、回路
基板3に半導体チップ5を実装する前の前工程で次のよ
うな処理を行っている。図9(a)のような回路基板3
の上に図9(b)に示すように平行平面ガラス25を重
ね、図9(b)の矢印fに示すように加圧している。こ
のように平行平面ガラス25で加圧して押さえることで
凸部2を塑性変形させて凸部2の高さのバラツキを吸収
でき、凸部2の高さを統一させることができる。このよ
うに凸部2の高さを統一した回路基板3の上には未硬化
の熱硬化性絶縁樹脂20が塗布され、図9(c)のよう
に回路基板3の上に配置した半導体チップ5が凸部2と
電極部6とを対応させて積層され、図9(d)に示すよ
うに半導体チップ5の上からボンデイングヘッド8にて
矢印aのように押さえられて加圧力が加えられると共に
加熱して熱硬化性絶縁樹脂20が硬化させられる。この
ように半導体チップ5を実装するとき、上記のように前
工程にて凸部2の高さを統一させておくと、半導体チッ
プ5の実装工程において凸部2を弾性変形させるだけで
よいので、加圧力が少なくて済む。よって、加圧力によ
る半導体チップ5への物理的ダメージ(微小クラック発
生等)が低減される。図1(d)のように加圧して半導
体チップ5を実装した後、加圧を解除すると図1(e)
の状態になり、硬化した熱硬化性絶縁樹脂20により半
導体チップ5と回路基板3とが固着される。
述べる。本例は請求項10に対応する実施の形態の例を
示すものである。本例も図1に示す例と基本的に同じで
あり、異なる点だけを主に述べる。絶縁基板1に凸部2
を一体成形で形成するとき凸部2の上端部を鋭角にして
鋭角形状部26を形成してあり、凸部2に導電パターン
4を設けて導電性バンプを形成してある。回路基板3の
上には未硬化の熱硬化性絶縁樹脂20が塗布され、図1
0(a)のように回路基板3の上に配置した半導体チッ
プ5が凸部2と電極部6とを対応させて積層され、図1
0(b)に示すように半導体チップ5の上からボンデイ
ングヘッド8にて矢印aのように押さえられて加圧力が
加えられると共に加熱して熱硬化性絶縁樹脂20が硬化
させられる。このように実装するが、凸部2の上端部を
鋭角にすることにより、半導体チップ5の実装時の加圧
による凸部2の塑性変形を容易にすることができる。こ
のため、導電性バンプの高さバラツキ吸収が容易にな
る。また凸部2の上端部が平坦な場合に比べて、凸部2
の上端部が鋭角な場合、凸部2の上端部と半導体チップ
5の電極部6との間に熱硬化性絶縁樹脂20が介在しに
くくなるため、接続信頼性が向上する。図10(b)の
ように加圧して半導体チップ5を実装した後、加圧を解
除すると図10(c)の状態になり、硬化した熱硬化性
絶縁樹脂20により半導体チップ5と回路基板3とが固
着される。
述べる。本例は請求項11に対応する実施の形態の例を
示すものである。本例も図1に示す例と基本的に同じで
あり、異なる点だけを主に述べる。回路基板3の上には
未硬化の熱硬化性絶縁樹脂20が塗布されるが、本例の
場合、熱硬化性絶縁樹脂20の塗布高さが凸部2の高さ
以下になるように管理して塗布される。そして図11
(a)に示すように回路基板3の上に配置した半導体チ
ップ5が凸部2と電極部6とを対応させて積層され、図
11(b)に示すように半導体チップ5の上からボンデ
イングヘッド8にて矢印aのように押さえられて加圧力
が加えられると共に加熱して熱硬化性絶縁樹脂20が硬
化させられる。上記のように熱硬化性絶縁樹脂20の塗
布高さが凸部2の高さ以下に管理されるが、半導体チッ
プ5の実装時に、半導体チップ5と熱硬化性絶縁樹脂2
0が接触するまで凸部2を塑性変形させる。この実装方
法では凸部2の上端部が熱硬化性絶縁樹脂20に接触す
ることがないので、凸部2の上端部と半導体チップ5の
電極部6との接続信頼性が向上する。図11(b)のよ
うに加圧して半導体チップ5を実装した後、加圧を解除
すると図11(c)の状態になり、硬化した熱硬化性絶
縁樹脂20により半導体チップ5と回路基板3とが固着
される。
絶縁性樹脂の成形材料にて一体に成形すると共に絶縁基
板を成形するとき凸部も一体に成形し、実装時の加圧力
により上記凸部を弾性変形させ、且つ前記加圧された状
態で加熱を行って上記絶縁基板と半導体チップとの間に
介在された熱硬化性絶縁樹脂を硬化させ、絶縁基板と半
導体チップとの間を固着することにより絶縁基板の凸部
の上端部の導電パターンと半導体チップの表面の電極部
とを電気接続するので、フリップチップボンデングによ
る実装時、絶縁基板の凸部に弾性力を持たせた状態で凸
部周辺の熱硬化性絶縁樹脂を硬化させることになり、接
合完了後も弾性変形された凸部の反力が半導体チップの
電極部に加わり、回路基板と半導体チップとの接続信頼
性が向上するものであり、また熱硬化性絶縁樹脂を用い
て接合することで工程の簡略化が図れるものであり、さ
らに絶縁基板を成形するとき一体成形で凸部を形成する
ために別工程でのバンプ形成が不要になるものである。
において上記の凸部の形状を円錐台、角錐台等の上より
下の方が幅の広い錐台状に形成した回路基板を用いるの
で、半導体チップの実装時に加圧する荷重に対する凸部
形状の安定化を図ることができるものであり、また凸部
を有する絶縁基板を成形する金型からの抜け性を向上で
きるものである。
において、凸部の根元にコーナRを付けた回路基板を用
いるので、半導体チップの実装時に加圧する荷重に対す
る凸部形状の安定化を図ることができるものであり、ま
た凸部を有する絶縁基板を成形する金型からの抜け性を
向上できるものである。
において、実装時に半導体チップに超音波振動を加える
ので、超音波振動より凸部の上端の導電パターンの表面
と半導体チップの電極部の表面とが固相結合されること
になり、接続信頼性が向上するものである。
において、実装時の加熱により凸部をガラス転移温度以
上に上昇させ、且つ絶縁基板の底面の冷却により絶縁基
板をガラス転移温度以下に管理するので、半導体チップ
の実装時、凸部のみを軟化させることにより、凸部の弾
力性を向上させ、且つ半導体チップの実装時、絶縁基板
の底面を冷却することにより絶縁基板の熱による膨張を
低減させることができ、従って接続信頼性を向上できる
ものである。
において、半導体チップを実装する前工程で凸部の上端
部に介在している熱硬化性絶縁樹脂を切削し、凸部の上
端部の導体パターンを露出させるので、半導体チップの
実装時に凸部の上端部の導電パターンの表面と半導体チ
ップの電極部の表面との間に熱硬化性絶縁樹脂が介在し
ないこととなり、接続の信頼性が向上するものである。
において、熱硬化性絶縁樹脂の周辺部を囲む立ち上がり
部を絶縁基板に立設した回路基板を用いるので、半導体
チップの実装時、未硬化状態の熱硬化性絶縁樹脂の外部
への流れ出しを防止できるものである。
において、実装時の加圧力により凸部を弾塑性変形させ
るので、凸部の高さのバラツキの吸収が可能なものであ
る。
1において、半導体チップを実装する前工程で凸部に加
圧力を加えた後、半導体チップを実装するので、半導体
チップを実装する前工程で凸部を一部塑性変形させて凸
部の高さを統一でき、半導体チップを実装する工程では
凸部を弾性変形させるだけでよいようにして加圧力を小
さくでき、半導体チップの実装時に半導体チップへのダ
メージを低減できるものである。
8において、凸部の上端部を鋭角にした回路基板を用い
るので、凸部の高さバラツキ吸収が容易になるものであ
り、しかも半導体チップの実装時に凸部の上端部と半導
体チップの電極部の表面との間に熱硬化性絶縁樹脂が介
在しにくくなるため、接続信頼性が向上するものであ
る。
8において、熱硬化性絶縁樹脂の塗布高さを凸部の高さ
以下に管理するので、凸部の上端部が熱硬化性絶縁樹脂
に接触しなく、凸部の上端部の導電パターンの表面と半
導体チップの電極部の表面との接続信頼性が向上するも
のである。
(b)(c)は各工程を示す断面図である。
図、(b)は凸部の形状を示す平面図及び正面から見た
断面図である。
図、(b)は凸部の形状を示す平面図及び正面から見た
断面図である。
程を示す断面図、(d)は(b)の要部を拡大せる断面
図である。
程を示す断面図である。
(e)は各工程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
(e)は各工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
程を示す断面図である。
(d)(e)は各工程を示す断面図である。
示す断面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 一体成形により凸部を立設した絶縁基板
で、凸部の上端部にも導電パターンを設けて回路基板を
形成し、半導体チップの表面の電極部を回路基板の凸部
の上端部の導電パターンに対向配置して電気接続を行う
半導体チップの実装方法において、上記絶縁基板を絶縁
性樹脂の成形材料にて一体に成形すると共に絶縁基板を
成形するとき凸部も一体に成形し、実装時の加圧力によ
り上記凸部を弾性変形させ、且つ前記加圧された状態で
加熱を行って上記絶縁基板と半導体チップとの間に介在
された熱硬化性絶縁樹脂を硬化させ、絶縁基板と半導体
チップとの間を固着することにより絶縁基板の凸部の上
端部の導電パターンと半導体チップの表面の電極部とを
電気接続することを特徴とする半導体チップの実装方
法。 - 【請求項2】 上記の凸部の形状を円錐台、角錐台等の
上より下の方が幅の広い錐台状に形成した回路基板を用
いることを特徴とする請求項1記載の半導体チップの実
装方法。 - 【請求項3】 凸部の根元にコーナRを付けた回路基板
を用いることを特徴とする請求項1記載の半導体チップ
の実装方法。 - 【請求項4】 実装時に半導体チップに超音波振動を加
えることを特徴とする請求項1記載の半導体チップの実
装方法。 - 【請求項5】 実装時の加熱により凸部をガラス転移温
度以上に上昇させ、且つ絶縁基板の底面の冷却により絶
縁基板をガラス転移温度以下に管理することを特徴とす
る請求項1記載の半導体チップの実装方法。 - 【請求項6】 半導体チップを実装する前工程で凸部の
上端部に介在している熱硬化性絶縁樹脂を切削し、凸部
の上端部の導体パターンを露出させることを特徴とする
請求項1記載の半導体チップの実装方法。 - 【請求項7】 熱硬化性絶縁樹脂の周辺部を囲む立ち上
がり部を絶縁基板に立設した回路基板を用いることを特
徴とする請求項1記載の半導体チップの実装方法。 - 【請求項8】 実装時の加圧力により凸部を弾塑性変形
させることを特徴とする請求項1記載の半導体チップの
実装方法。 - 【請求項9】 半導体チップを実装する前工程で凸部に
加圧力を加えた後、半導体チップを実装することを特徴
とする請求項1記載の半導体チップの実装方法。 - 【請求項10】 凸部の上端部を鋭角にした回路基板を
用いることを特徴とする請求項8記載の半導体チップの
実装方法。 - 【請求項11】 熱硬化性絶縁樹脂の塗布高さを凸部の
高さ以下に管理することを特徴とする請求項8記載の半
導体チップの実装方法。
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