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JP3495865B2 - 印刷装置及び当該印刷装置を接続する情報処理装置並びにそれらの制御方法 - Google Patents

印刷装置及び当該印刷装置を接続する情報処理装置並びにそれらの制御方法

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JP3495865B2
JP3495865B2 JP33688796A JP33688796A JP3495865B2 JP 3495865 B2 JP3495865 B2 JP 3495865B2 JP 33688796 A JP33688796 A JP 33688796A JP 33688796 A JP33688796 A JP 33688796A JP 3495865 B2 JP3495865 B2 JP 3495865B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷装置及び当該印
刷装置を接続する情報処理装置並びにそれらの制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の印刷装置は、高機能化、高性能化
しており、印刷装置が出力処理をするために必要とする
メモリが増大している。
【0003】また、それに加えて、ユーザ独自の各種デ
ータを登録するという要求もますます増えており、それ
にともないプリンタに搭載されているメモリも増えつづ
けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プリンタの
メモリが足りない場合には、メモリフルが発生し出力処
理を中止したり、出力する解像度を下げてて処理するた
め、本来の意図した印刷結果を得ることができないとい
う問題があった。
【0005】そこで、これを緩和させるため、ユーザが
登録した各種データ(例えばフォームデータや外字等)
やフォントキャッシュなどを消去し、それを印刷処理用
に活用することが考えられる。しかし、これでは再登録
等の処理が必要になるし、その処理を行わずに、それら
を使用する印刷を行った場合には意図した通りの印刷結
果を得ることはできない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
鑑みなされたものであり、上位装置としてのホストコン
ピュータのメモリを活用しながら印刷処理を行うこと
で、メモリ不足の事態がおきた場合にも意図した印刷を
行なわせることを可能にする印刷装置及び当該印刷装置
を接続する情報処理装置並びにそれらの制御方法を提供
しようとするものである。
【0007】 この課題を解決するため、例えば本発明
の印刷装置は以下に示す構成を備える。すなわち、上位
装置としてのホストコンピュータと双方向通信可能であ
って、前記ホストコンピュータからの印刷データに基づ
き所定の記録媒体上に可視画像を印刷する印刷装置であ
って、前記印刷データに基づく処理中に、内部のメモリ
の印刷処理に活用する容量に不足が生じたか否かを判断
する判断手段と、前記判断手段により内部のメモリの容
量に不足が生じたと判断される場合に、前記ホストコン
ピュータでメモリ領域を確保させるべく、情報の待避要
求を前記ホストコンピュータに転送する転送手段と、前
記ホストコンピュータがメモリ領域の確保ができた後
で、前記内部のメモリに使用されている当該印刷に直接
には関係のない情報を前記ホストコンピュータに待避す
る待避手段と、一連の印刷処理が完了した場合に、前記
待避手段で待避した情報を前記ホストコンピュータから
受信し、受信した情報を前記メモリに格納する格納手段
とを備える。
【0008】ここで本発明の好適な実施形態に従えば、
前記待避手段の待避先は上位装置に設けられた主メモリ
であることが望ましい。これによって、高速に待避させ
ることが可能になる。
【0009】また、前記待避手段の待避先は前記上位装
置に設けられた二次記憶装置であってもよい。これによ
って、確保する対容量単価を上げることが可能になる。
【0010】また、前記待避する情報は、印刷装置に登
録されたフォーム情報を含むことが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。図1は、実施形
態が適用するプリンタ(レーザビームプリンタ=LB
P)の断面構造を示している。尚、以下の説明から明ら
かになるが、本発明はレーザビームプリンタに限定され
るものではなく、LEDプリンタ、熱転写プリンタ、イ
ンクジェットプリンタ等、如何なる方式のプリンタにも
適用できるものである。
【0012】さて、図1において、1500はLBP本
体であり、外部に接続されているホストから供給される
印刷情報やフォーム情報等を入力して記録すると共に、
それ等の情報に従って対応する文字パターンやフォーム
パターンらを作成し、記録媒体である記録用紙上に像を
形成する。1501は操作の為のスイッチ及びLCD表
示機器等が配されている操作パネル、1000はLBP
本体1500全体の制御及びホストから供給される文字
情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。この制
御ユニット1000は、主に文字情報を対応する文字パ
ターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ1502
に出力する。レーザドライバ1502は半導体レーザ1
503を駆動する為の回路であり、入力されたビデオ信
号に応じて半導体レーザ1503から発射されるレーザ
光1504をオン・オフ切り替える。レーザ光1504
は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電ドラ
ム1506上を操作露光する。これにより、静電ドラム
1506上には文字パターンの静電潜像が形成されるこ
とになる。この潜像は、静電ドラム1506周囲に配設
された現像ユニット1507により現像された後、記録
紙に転写される。
【0013】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP1500に装着した用紙カセッ
ト1508に収納され、給紙ローラ1509及び搬送ロ
ーラ1510と搬送ローラ1511とにより、装置内に
取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。そし
て、現像ユニット1507によって静電ドラム1506
に付着されたトナー像は、搬送されてきた記録紙に転写
される。その後、記録紙は定着器1512方向に搬送さ
れ、トナーが定着され、最終的に排出ローラ1513に
よって外部に排出される。
【0014】また、LBP本体1500には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上は備え、内蔵フ
ォントに加えてオプションカード、言語系の異なる制御
カードを接続できるように構成されている。
【0015】図2は、上記構成におけるLBP本体(主
としてプリンタ制御ユニット1000)と、上位装置で
あるホストコンピュータとの接続関係及びその構成要素
を示している。
【0016】尚、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0017】図において、100はホストコンピュータ
で、ROM2に記憶された文書処理プログラムに基づい
て図形、イメージ、文字、表等が混在した文書処理を実
行するCPU1を備え、システムデバイス4に接続され
ている各デバイスをCPU1が統括的に制御する。
【0018】また、このROM2には、BIOS及びブ
ートプログラムが記憶されている。3はRAMで、CP
U1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。5は
キーボードコントローラ(KBC)で、キーボード9か
らのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(C
RTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示
を制御する。7はディスクコントローラ(DKC)で、
ブートプログラム、OS、種々のアプリケーション、プ
リンタドライバ、フォントデータ、ユーザファイル、編
集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)11、
フロッピーディスク(FD)12とのアクセスを制御す
る。8はプリンタコントローラ(PRTC)で、所定の
双方向性インターフェイス(インターフェイス)13を
介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ150
0との通信制御処理を実行する。8a、18aはインタ
ーフェイス回路で、インターフェイス13を介したプリ
ンタ1500とホストコンピュータ100との種々のコ
マンド通信処理、記録情報処理を制御する。
【0019】なお、CPU1は、例えばRAM3上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYG形式
の表示を可能としている。また、CPU1は、CRT1
0上のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づい
て登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処
理を実行する。
【0020】プリンタ1500において、14はプリン
タCPUで、ROM15に記憶された制御プログラム等
に基づいてシステムバス17に接続される各種デバイス
とのアクセスを統括的に制御し、印刷部インターフェイ
ス19を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)
20にプリントデータとしての画像信号を出力する。
【0021】また、このROM15には図3のフローチ
ャートで示されるようなCPU14の制御プログラムな
どを記憶する。CPU14は入力部18を介してホスト
との通信処理が可能となっており、RAM16に関する
メモリ情報及び資源データ等をホストコンピュータ10
0に通知可能である。16は、CPU14の主メモリ、
ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増
設ポートに接続されるオプションRAMカード等により
メモリ容量を拡張することができる。なお、RAM16
は、記録データ展開領域、環境データ格納領域、NVR
AM等に用いられる。ハードディスク(HD)22は、
ディスクコントローラ(DKC)21によりアクセスを
制御される。ハードディスク22は、オプションとして
接続され、ダウンロードフォント等を格納する。
【0022】また、図示しないカードロットを少なくと
も1個以上は備え、内蔵フォントに加えてオプションカ
ード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプロ
グラムを格納したカードを接続できるように構成されて
いる。更に、図示しないNVRAMを有し、操作パネル
1501からのプリンタモード設定情報を記憶する。
【0023】上記構成における実施形態の動作を以下に
説明する。
【0024】なお、以下ではプリンタ1500内にはH
D22が装着されていず、プリンタ1500のCPU1
4はRAM16のみを活用して処理する場合を説明す
る。
【0025】さて、HD22を接続していない場合に問
題になるのは、RAM16に例えばフォームオーバーレ
イ等の各種フォームが登録されている場合に、RAM1
6の全容量のうち、限られた使用可能な領域しか印刷処
理に活用できないことである。
【0026】文章のみの簡単な印刷の場合には、さほど
問題になることはないが、複雑な画像の場合には、フォ
ームの登録で消費されたメモリが使用できずに、メモリ
不足となって正常に印刷できないことがある。
【0027】本実施形態では、かかる状況になった場合
には、RAM16内に格納されている当面は不要なフォ
ーム情報やキャッシュメモリで使用していた領域内のデ
ータを、双方向インタフェース13を介してホストコン
ピュータ100に転送して保持してもらい、RAM16
の実質的に全部を印刷処理用(イメージ展開や、印刷デ
ータの解析、受信バッファ)に割り当て、正常な印刷処
理を行なわせるものである。
【0028】図3は、本第1の実施形態におけるホスト
コンピュータ100とプリンタ1500との間で処理さ
れるフローチャートである。先に説明したように本実施
形態におけるプリンタ1500は、自身のRAM16の
容量が不足した場合には、双方向インタフェースである
入力部18を介してホストコンピュータ100にその旨
を通知する処理を行っている。
【0029】まず、ステップS301においてはプリン
タ1500にメモリ不足が発生したか否かを判断し、発
生していない場合は通常の動作を行う。また、メモリ不
足と判断した場合にはステップS302に進み、メモリ
不足の発生と共に現在のメモリ使用情況やデータ転送に
必要なメモリ容量を記したメモリ情報を、入力部18を
介してホストコンピュータ100に通知する。
【0030】ホストコンピュータ100は、ステップS
303でプリンタから送られてきたメモリ情報を元に、
ホストのRAM3から必要なメモリ容量(不足分に対応
する容量)を確保する処理を行ない、それが確保できた
か否かを判断する。確保できなかった場合には、通常の
処理を継続する。また、メモリ確保ができた場合には、
ステップS304に進み、プリンタのRAM16に展開
されている、各種登録データ(フォーム情報等)や、フ
ォントキャッシュなどを、ホストのメモリに転送する。
そして、ステップS305において通常の印刷処理を続
行する。印刷処理が終了した後、ステップS306にお
いて、ホストに退避されている各種データをプリンタの
RAM16に転送する。
【0031】図7は、ホストコンピュータ100におけ
るプリンタドライバ(プログラムの1つ)の処理手順を
示すフローチャートである。ホストコンピュータ100
は、例えばパーソナルコンピュータなどであって、ワー
プロソフトなどから印刷を指示したときに起動されるも
のである。なお、プリンタドライバはHD11に記憶さ
れており、ホストコンピュータ100が起動した際に、
RAM3に読み出されるものである。
【0032】以下、図7のフローチャートに従って、ホ
ストコンピュータ100側のCPU1の動作処理手順を
説明する。
【0033】先ず、ステップS701において、上位処
理(ホストコンピュータ100上で動作する各種アプリ
ケーションプログラムに相当する)から印刷すべきデー
タを受信し、ステップS702においてプリンタ150
0が解釈できるPDL(PageDescription Language)デ
ータに翻訳する。
【0034】ついで、ステップS703に進んで、プリ
ンタ1500に対してPDLデータを送信できるか否か
を判断する。本実施例において、PDLデータを転送で
きない状態としては、プリンタ1500側で記録紙無し
やジャムなどのエラー状態と、プリンタ1500からデ
ータを受信した場合の2通りである。
【0035】さて、プリンタ1500に対してPDLデ
ータを転送できると判断した場合には、処理はステップ
S704に進み、PDLデータをプリンタ1500に向
けて出力する。そして、次のステップS705で全PD
Lデータの転送が完了したと判断するまで、上記ステッ
プS701〜704の処理を繰り返す。
【0036】こうして、全PDLデータの転送が完了す
ると、処理はステップS706に進み、待避データが存
在するか否かを判断し、待避データが存在しない場合に
は、本処理を終了する。なお、待避データについては、
以下の説明から明らかにする。
【0037】上記処理におけるステップS703におい
て、プリンタへの出力ができないと判断した場合、処理
はステップS707に進む。ここでは、プリントへのデ
ータ出力ができないのが、プリンタのエラーによるもの
か、或いはプリンタ1500内のRAM16に登録され
ているフォーム情報や、キャッシュメモリの待避要求か
を判断する。プリンタエラー(先に説明したように、記
録紙無しやジャムなどによるエラーの場合)の場合に
は、ステップS708に進んで、エラー処理(表示画面
にエラーメッセージの表示処理など)を行ない、本処理
を終える。
【0038】一方、プリンタからデータ待避要求である
と判断した場合には、処理はステップS709に進み、
CPU1はRAM3内に待避する領域の確保を試みる。
なお、データ待避要求には、待避すべきデータの総量を
示す情報が含まれているので、その総量分の領域の確保
を試みる。
【0039】ステップS710では、領域が確保できた
か否かを判断する。確保できない場合には、ステップS
713に進み、待避データの受信不可であることを示す
情報をプリンタに転送し、ステップS701に戻る。
【0040】また、領域が確保できた場合には、ステッ
プS711に進んで、待避データの転送要求をプリンタ
に出力し、ステップS712で確保した領域に受信デー
タ(フォーム情報など)を記憶する。
【0041】以上の結果、プリンタ1500内のRAM
16に登録されているフォーム情報やキャッシュ領域に
よって印刷に使用できる領域が少ない場合には、そのフ
ォーム情報などをホストコンピュータ100に待避させ
ることが可能になり、プリンタ1500のCPU14は
RAM16のほぼ全部の領域を使用できるようになり、
印刷結果が意図した通りにならないという問題を回避で
きる可能性が極めて高くすることができる。
【0042】さて、ホストコンピュータ100がプリン
タ1500からの待避データを受信した後は、通常のP
DLデータの転送ができることになる。従って、ステッ
プS705で全PDLデータの転送が完了したと判断し
た場合にはステップS706に進むことになる。
【0043】ステップS706において、待避データが
存在すると判断した場合には、ステップS714に進ん
で、プリンタ1500に対して待避データ受信を行なう
よう要求コマンドを送信する。そして、ステップS71
5に進んで待避データを出力し、本処理を終える。
【0044】なお、上記説明では、ホストコンピュータ
100側がPDLデータを転送するものとして説明した
が、PDLデータに限らず、如何なる形態のデータであ
っても良い。
【0045】また、ホストコンピュータ100がパーソ
ナルコンピュータやワークステーションの場合には、先
に説明したように、図7に相当する処理はプリンタドラ
イバというプログラムが実行することになる。プリンタ
ドライバは、通常、CD−ROMやフロッピーディスク
などで供給されることになるので、本発明はプログラム
を記憶した記憶媒体に適用できることは明らかである。
【0046】以上の結果、一連の印刷処理中に、メモリ
不足が発生した場合、登録されたフォーム情報等がホス
トコンピュータに待避させて、RAM16の大部分を印
刷処理に活用することになる。そして、印刷が完了した
場合には、待避しておいた各種データをホストコンピュ
ータからダウンロードすることで、プリンタ内のメモリ
及びホストコンピュータ内のメモリを有効活用すること
が可能になる。
【0047】尚、当然のことであるが、ホストコンピュ
ータ側では、プリンタから受けたフォーム情報をプリン
タに再送したあとは、確保したメモリはOSやその他の
アプリケーションに開放する。
【0048】また、上記処理において、ホストコンピュ
ータ側の処理は、例えばホストコンピュータがパーソナ
ルコンピュータ等の汎用装置である場合には、プリンタ
ドライバが行うことになる。このドライバプログラム
は、印刷データを出力している最中に、プリンタからメ
モリ使用情報を通知するコマンド及びその内容の情報を
受信すると、それに基づいてRAM内に領域確保処理を
行な処理を行う。そして、その確保ができた場合には、
その旨を他の印刷データと識別できるコマンドでプリン
タ側に通知する。これによって、プリンタ側からはその
内部に登録された情報を送出してくるので、確保したメ
モリにそれを保存する処理を行う。こうして、全印刷デ
ータの出力が完了し、プリンタ側から印刷完了のコマン
ドを受信すると、待避していた情報をプリンタ側に送出
する処理を行う。尚、このとき、一般の印刷データを区
別できるように、識別コマンド及び待避したデータの総
量を示す情報を送出し、その後で待避データを送出す
る。
【0049】尚、図3のフローチャートでは、プリンタ
側のCPU14はメモリ不足と判断した際に、RAM1
6に登録されているフォーム情報及びフォントキャッシ
ュの両方をホストコンピュータ100に待避データとし
て転送したが、これらに待避する優先順位を設けてもよ
い。つまり、不足容量が1メガバイト以下の場合には、
フォーム情報を待避データとしてホストコンピュータに
転送して待避させ、1メガバイト以上の場合にはフォー
ム情報とキャッシュメモリの両方をホストコンピュータ
に待避させる。この結果、不足する状況に応じて、ホス
トコンピュータに待避するデータ量を制御できるので、
待避にかかる転送処理時間を最適にさせることが可能に
なる。
【0050】尚、フォントキャッシュの待避対象の優先
順位を低くしたのは、フォントキャッシュをなるべくR
AM16に残しておき、活用したいからである。つま
り、キャッシュメモリが有効の場合には、使用頻度の高
い文字のビットマップ展開を高速にでき、印刷処理を落
とさずに済むからである。
【0051】また、フォーム情報を待避する場合であっ
ても、受信した印刷情報中にフォームの使用を指定する
コマンドが存在することは当然有り得る。このような場
合には、指定されたフォーム情報のみを残して、他のフ
ォーム情報を待避させることになる。
【0052】また、プリンタ装置にマクロデータも登録
可能であれば、そのマクロデータをも待避対象しても良
い。この場合にも、待避する優先順位と不足容量との関
係を予めROM15に格納しておけば良いであろう。
【0053】なお、上記待避させる際のデータの優先順
位を設けることは、以下に説明する第2、第3の実施実
施形態でも同様である。
【0054】更にまた、上記実施形態では、メモリ不足
が発生した際に、フォーム情報、フォントキャッシュ、
マクロ情報をホストコンピュータ側に待避データとして
転送したが、ホストコンピュータ側に待避データを確保
できない場合には、最終的にエラーとなる。そこで、プ
リンタ1500側のCPU14は、ホストコンピュータ
100でのメモリ確保に失敗したことの通知を受けた場
合(ステップS303においてメモリ確保が失敗したと
判断した場合)、印刷解像度を下げるようにしてもよ
い。
【0055】解像度を下げるには、回転多面鏡1505
の回転速度、静電ドラム1506、及び、プリンタ制御
ユニット1000からレーザドライバ1502にビデオ
信号を転送する際の搬送クロックの周波数を制御すれば
良い。例えば、この結果、例えば通常は600dpiの
解像度で記録している場合において、ホストコンピュー
タ100がメモリ確保に失敗した際に、解像度を300
dpiに落とすと、結局のところRAM16に確保する
ビットマップイメージ展開領域の大きさは1/4の容量
で済むので、正常に印刷される確率がかなり高くなる。
【0056】<第2の実施形態>次に、第2の実施形態
について説明する。尚、装置構成及びホストコンピュー
タとの接続関係は、上記第1の実施形態における図1、
図2と同様であるので、その説明は省略する。
【0057】図4は、ホストコンピュータ100内の二
次記憶装置(ハードディスク)11を活用する処理を示
したフローチャートである。
【0058】先ず、ステップS401においてはプリン
タ1500にメモリ不足が発生したか否かを判断し、発
生していない場合は通常の動作を行う。また、メモリ不
足と判断した場合にはステップS402に進み、メモリ
不足の発生と共に現在のメモリ使用情況やデータ転送に
必要なメモリ容量を記したメモリ情報を、ホストコンピ
ュータ100に通知する。ホストコンピュータ100
は、ステップS403でプリンタ1500から送られて
きたメモリ情報を元に、二次記憶装置11に必要なメモ
リ容量を確保する。二次記憶装置11に容量が確保され
た場合、その旨をプリンタ1500に送出する。プリン
タ1500内のCPU14は、この通知を受け、ステッ
プS404において、プリンタのRAM16に展開され
ている各種登録データやフォントキャッシュなどを受信
しホストコンピュータ100に転送し、ホストコンピュ
ータ100側のCPU1は受信したデータを二次記憶装
置11に記憶する。そして、ステップS405において
通常の印刷処理を続行する。印刷処理が終了した後、ス
テップS406において、二次記憶装置に退避されてい
る各種データをプリンタ1500に転送し、CPU14
は転送されてきたデータを元の状態でRAM16に格納
する。
【0059】なお、ホストコンピュータ100側の処理
は、図7に示した処理において、待避データの確保先が
RAM3からHD11に置き代わっただけであり、処理
内容は図7と実質的に同じであるのでその説明は省略す
る。
【0060】また、本第2の実施形態でも、第1の実施
形態と同様、不足メモリ容量に対する待避するデータに
優先順位を決めておき、その優先順位でフォーム情報、
フォントキャッシュ、更にはマクロデータを待避データ
としてホストコンピュータに待避させるようにする。
【0061】また、ホストコンピュータ100でのメモ
リ確保に失敗したことの通知を受けた場合(ステップS
403においてメモリ確保が失敗したと判断した場
合)、印刷解像度を下げるようにしてもよいのは、第1
の実施形態と同様である。
【0062】また、上記処理は、プリンタ1500内に
ハードディスク装置22が装着されていない場合の動作
を示している。従って、プリンタ1500内にハードデ
ィスク装置22が装着され、尚且つ、空きエリアを確保
できた場合には、二次記憶装置11に替えてハードディ
スク装置22を用いてもよい。また、ハードディスク2
2に空きエリアが確保できない場合に、上記処理を行な
うようにしても良い。
【0063】<第3の実施形態>本第3の実施形態にお
いても、ホストコンピュータとプリンタ装置の構成は第
1の実施形態と同様であるものとする。
【0064】図5は、ホストメモリをプリンタメモリと
して一時的に割当て使用する場合のプリンタとホストの
間でどのように処理されるかを示すフローチャートであ
る。先ず、ステップS501においてはプリンタ150
0にメモリ不足が発生したか否かを判断し、発生してい
ない場合は通常の動作を行う。また、メモリ不足と判断
した場合にはステップS502で、メモリ不足の発生と
共に現在のメモリ使用情況やデータ転送に必要なメモリ
容量を記したメモリ情報を、ホストコンピュータ100
に通知する。
【0065】ホストコンピュータ100は、ステップS
503でプリンタ1500から送られてきたメモリ情報
を元に、ホストのRAM3から必要なメモリ容量を確保
する。ホストにメモリが確保された場合、ステップS5
04でプリンタの仮想メモリとしての割当てを行う。ス
テップS505において、割当てられた仮想メモリを使
用して通常の印刷処理を続行する。印刷処理が終了した
後、ステップS6においてホストに確保されているメモ
リ領域を解放する。
【0066】図8は、第3の実施形態におけるホストコ
ンピュータ100におけるプリンタドライバ(プログラ
ムの1つ)の処理手順を示すフローチャートである。
【0067】以下、図8のフローチャートに従って、ホ
ストコンピュータ100側のCPU1の動作処理手順を
説明する。
【0068】先ず、ステップS801において、上位処
理(ホストコンピュータ100上で動作する各種アプリ
ケーションプログラムに相当する)から印刷すべきデー
タを受信し、ステップS802においてプリンタ150
0が解釈できるPDLデータに翻訳する。
【0069】ついで、ステップS803に進んで、プリ
ンタ1500に対してPDLデータを送信できるか否か
を判断する。
【0070】プリンタ1500に対してPDLデータを
転送できると判断した場合には、処理はステップS80
4に進み、PDLデータをプリンタ1500に向けて出
力する。そして、次のステップS805で全PDLデー
タの転送が完了したと判断するまで、上記ステップS8
01〜804の処理を繰り返す。
【0071】こうして、全PDLデータの転送が完了す
ると、処理はステップS806に進み、印刷装置用の仮
想メモリが存在する否かを判断し、存在しない場合に
は、本処理を終了する。
【0072】上記処理におけるステップS803におい
て、プリンタへの出力ができないと判断した場合、処理
はステップS807に進む。ここでは、プリントへのデ
ータ出力ができないのが、プリンタのエラーによるもの
か、或いはプリンタ1500から仮想メモリの確保要求
であるのかを判断する。プリンタエラー(先に説明した
ように、記録紙無しやジャムなどによるエラーの場合)
の場合には、ステップS808に進んで、エラー処理
(表示画面にエラーメッセージの表示処理など)を行な
い、本処理を終える。
【0073】一方、プリンタから仮想メモリ確保要求で
あると判断した場合には、処理はステップS809に進
み、CPU1はRAM3内に仮想メモリの確保を試み
る。なお仮想メモリの確保要求には、確保すべき容量を
示す情報が含まれているので、その総量分の仮想メモリ
の確保を試みる。
【0074】ステップS810では、仮想メモリ領域が
確保できたか否かを判断する。確保できない場合には、
ステップS811に進み、仮想メモリが確保できななか
った旨をプリンタに通知し、ステップS801に戻る。
【0075】また、仮想メモリ領域が確保できた場合に
は、ステップS812に進んで、HD11に記憶されて
いる印刷装置用の仮想メモリ管理プログラムを起動す
る。なお、仮想メモリ自身は、公知であるのでここでの
説明は省略するが、本第3の実施形態での特徴とするの
は、印刷装置1500からの指示に従ってRAM3内の
メモリを管理する点に特徴がある。
【0076】以上の結果、プリンタ1500内のRAM
16に登録されているフォーム情報やキャッシュ領域に
よって印刷に使用できる領域が少ない場合には、ホスト
コンピュータ100内のRAM3を仮想メモリとして使
用することができるようになり、印刷結果が意図した通
りにならないという問題を回避できる。
【0077】さて、ホストコンピュータ100がプリン
タ1500からの仮想メモリの確保した場合には、通常
のPDLデータの転送ができることになる。従って、ス
テップS805で全PDLデータの転送が完了したと判
断した場合にはステップS806に進むことになる。
【0078】ステップS806において、仮想メモリが
存在すると判断した場合には、ステップS813に進ん
で、仮想メモリ管理プログラムを停止し、RAM3に確
保した仮想メモリ領域を開放し、本処理を終える。
【0079】なお、ホストコンピュータ100がパーソ
ナルコンピュータやワークステーションの場合には、先
に説明したように、図7に相当する処理はプリンタドラ
イバというプログラムが実行することになる。プリンタ
ドライバは、通常、CDROMやフロッピーディスクな
どで供給されることになるので、本発明はプログラムを
記憶した記憶媒体に適用できることは明らかである。
【0080】また、本第3の実施形態でも、第1の実施
形態と同様、不足メモリ容量に対する待避するデータに
優先順位を決めておき、その優先順位でフォーム情報、
フォントキャッシュ、更にはマクロデータを待避データ
としてホストコンピュータに待避させるようにする。
【0081】更にまた、ホストコンピュータ100での
メモリ確保に失敗したことの通知を受けた場合(ステッ
プS503においてメモリ確保が失敗したと判断した場
合)、印刷解像度を下げるようにしてもよいのは、第1
の実施形態と同様である。
【0082】以上の結果、プリンタ内のCPUにとって
は、ホストコンピュータ内のメモリをあたかも自身のメ
モリ(仮想メモリ)として使用することが可能になり、
プリンタ内のCPU14にとっては内部のメモリと同様
にして扱えることになる。
【0083】尚、この仮想メモリをアクセスるために
は、それ専用のドライバプログラムが必要になるが、こ
のプログラムはROM15に格納されているものとして
いる。
【0084】<第4の実施形態>本第4の実施形態にお
いても、ホストコンピュータとプリンタ装置の構成は第
1の実施形態と同様であるものとする。
【0085】図6は、予めホストコンピュータ内のメモ
リをプリンタメモリとして割当て使用する場合のプリン
タとホストの間での処理内容を示すフローチャートであ
る。
【0086】先ず、ステップS601においてはホスト
コンピュータ100は、ホストのRAM3から必要なメ
モリ容量を確保する。ホストにメモリが確保された場
合、ステップS602でプリンタの仮想メモリとしての
割当てを行う。そして、ステップS603においてはプ
リンタ1500にメモリ不足が発生したか否かを判断
し、発生していない場合は通常の動作を行う。また、メ
モリ不足と判断した場合にはステップS604でメモリ
不足の発生をホストコンピュータ100に通知し、ステ
ップS605において、割当てられた仮想メモリを使用
して通常の印刷処理を実行する。
【0087】以上述べたように本発明によれば、双方向
性インターフェイスを介してホストに接続される印刷装
置にメモリ不足が発生した場合、印刷装置のメモリ情報
を双方向インターフェイスを使ってホスト側へ送出し利
用することで、プリンタの停止や、解像度劣化をせずに
所望の印字結果を得ることができる。
【0088】また、ユーザが登録した各種データやフォ
ントキャッシュなどを再登録、再キャッシュする必要が
なくなるという効果がある。
【0089】また、メモリ増加のためのプリンタに対す
る新たな投資を極力抑えることが可能になるという効果
がある。
【0090】上記第3、第4の実施形態によれば、プリ
ンタ1500側のCPU14はホストコンピュータ10
0内のRAM3に確保された領域を仮想メモリとして活
用できるものの、RAM16と比較してアクセス速度は
落ちる。しかしながら、第3、第4の実施形態では、R
AM16に登録されたフォーム情報などのデータをホス
トコンピュータ100側に転送することがないので、そ
の転送にかかる時間を必要とせず、且つ、ホストコンピ
ュータ100側のメモリが十分であれば、どのような複
雑な画像を意図したPDLデータであっても、RAM1
6の容量が増えた場合と同様になるので、意図しない印
刷結果になるということはなくなる。
【0091】また、ホストコンピュータ100でのメモ
リ確保に失敗したことの通知を受けた場合(ステップS
503、S601においてメモリ確保が失敗したと判断
した場合)、印刷解像度を下げるようにしてもよいのは
勿論である。
【0092】尚、実施形態では、プリンタとしてレーザ
ビームプリンタを例にしたが、上記の如く、印刷方式そ
れ自身によって本願発明が限定されるわけではないの
で、如何なる方式のプリンタにも適用できる。
【0093】また、ホストコンピュータも如何なるタイ
プの装置であっても良いし、その装置上で動作する如何
なるオペレーティングシステム(OS)であっても構わ
ない。
【0094】また、上記処理を行う場合には、少なくと
も上位装置とのコミュニケーションを行って、必要とな
るメモリを確保してもらうわけであるから、上位装置で
もそれ相応の処理を行うプログラムが必要になる。従っ
て、本発明は、システム或は装置にプログラムを供給す
ることによって実施される場合にも適用できることは言
うまでもない。この場合、本発明に係るプログラムを格
納した記憶媒体が本発明を構成することになる。そし
て、該記憶媒体からそのプログラムをシステム或は装置
に読み出すことによって、そのシステム或は装置が、予
め定められた仕方で動作する。
【0095】更に、上位装置自身に上記の処理を行う機
能(プログラム)が備わっていない場合には、プリンタ
が報知するメモリ不足に対する応答が返ってこない、も
しくは、期待するコマンドを送出してこないことにな
る。従って、かかるケースの場合には、少なくとも実施
形態のプリンタにおける印刷処理が遂行するために、通
常の印刷処理を行なうようにする。
【0096】また、本発明は、ホストコンピュータ、イ
ンタフェース、プリンタ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。
【0097】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、上位
装置のメモリを活用しながら印刷処理を行うことで、メ
モリ不足の事態がおきた場合にも意図した印刷を行なわ
せることが可能になる。
【0098】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における印刷装置の断面構成図であ
る。
【図2】実施形態におけるプリンタとホストコンピュー
タとの接続関係及び内部構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態における全体処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】第2の実施形態における全体処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】第3の実施形態における全体処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】第4の実施形態における全体処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】第1の実施形態におけるホストコンピュータの
プリンタドライバの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】第3の実施形態におけるホストコンピュータの
プリンタドライバの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 11 ハードディスク 14 CPU 15 ROM 16 RAM 22 ハードディスク 100 ホストコンピュータ 1500 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 5/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置としてのホストコンピュータ
    双方向通信可能であって、前記ホストコンピュータから
    の印刷データに基づき所定の記録媒体上に可視画像を印
    刷する印刷装置であって、 前記印刷データに基づく処理中に、内部のメモリの印刷
    処理に活用する容量に不足が生じたか否かを判断する判
    断手段と、前記判断手段により内部のメモリの容量に不足が生じた
    と判断される場合に、前記ホストコンピュータでメモリ
    領域を確保させるべく、情報の待避要求を前記ホストコ
    ンピュータに転送する転送手段と、 前記ホストコンピュータがメモリ領域の確保ができた後
    で、前記内部の メモリに使用されている当該印刷に直接
    には関係のない情報を前記ホストコンピュータに待避す
    る待避手段と、 一連の印刷処理が完了した場合に、前記待避手段で待避
    した情報を前記ホストコンピュータから受信し、受信し
    た情報を前記メモリに格納する格納手段とを備えること
    を特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記待避手段の待避先は、前記ホストコ
    ンピュータに設けられた主メモリであることを特徴とす
    る請求項第1項に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記待避手段の待避先は、前記ホストコ
    ンピュータに設けられた二次記憶装置であることを特徴
    とする請求項第1項に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記待避する情報は、印刷装置に登録さ
    れたフォントキャッシュおよびフォーム情報を含み、そ
    れぞれホストコンピュータに待避する優先度が設けられ
    ていることを特徴とする請求項第1項に記載の印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 下位の印刷装置と双方向通信インタフェ
    ースを介して接続するホストコンピュータとしての情報
    処理装置であって、前記印刷装置で印刷すべき印刷データを送信する第1の
    送信手段と、 前記第1の送信手段により 印刷データを前記印刷装置に
    送出し、当該印刷装置からメモリ不足の通知が受信され
    た場合に、該通知により指定された容量のメモリ領域
    確保する確保手段と、前記確保手段により前記メモリ容量を確保できたか否か
    を判断する判断手段と、 前記判断手段で前記メモリ容量を確保できたと判断した
    場合、前記印刷装置に確保通知を送信する第2の送信手
    段と、 前記第2の送信手段により送信される確保通知に応答し
    前記印刷装置から送られてくる待避データを受信し、
    前記確保手段で確保されたメモリ領域に格納する格納手
    段と、 前記印刷データに基づく印刷が完了した場合、前記格納
    手段で格納された待避データを前記印刷装置に識別可能
    な形態で送出する送出手段とを備えることを特徴とする
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記確保手段は、主メモリに確保するこ
    とを特徴とする請求項第5項に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記確保手段は、二次記憶装置に確保す
    ることを特徴とする請求項第5項に記載の情報処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記待避する情報は、印刷装置に登録さ
    れたフォーム情報を含むことを特徴とする請求項第5項
    に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記確保手段で確保されたメモリは、前
    記印刷装置に対する仮想メモリとして機能することを特
    徴とする請求項第5項に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上位装置としてのホストコンピュータ
    と双方向通信可能であって、前記ホストコンピュータか
    らの印刷データに基づき所定の記録媒体上に可視画像を
    印刷する印刷装置の制御方法であって、 前記印刷データに基づく処理中に、内部のメモリの印刷
    処理に活用する容量に不足が生じたか否かを判断する判
    断工程と、 前記判断工程により内部のメモリの容量に不足が生じた
    と判断される場合に、前記ホス トコンピュータでメモリ
    領域を確保させるべく、情報の待避要求を前記ホストコ
    ンピュータに転送する転送工程と、 前記ホストコンピュータがメモリ領域の確保ができた後
    で、前記内部のメモリに使用されている当該印刷に直接
    には関係のない情報を前記ホストコンピュータに待避す
    る待避工程と、 一連の印刷処理が完了した場合に、前記待避工程で待避
    した情報を前記ホストコンピュータから受信し、受信し
    た情報を前記メモリに格納する格納工程とを備えること
    を特徴とする印刷装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 下位の印刷装置と双方向通信インタフ
    ェースを介して接続するホストコンピュータとしての情
    報処理装置の制御方法であって、 前記印刷装置で印刷すべき印刷データを送信する第1の
    送信工程と、 前記第1の送信工程により印刷データを前記印刷装置に
    送出し、当該印刷装置からメモリ不足の通知が受信され
    た場合に、該通知により指定された容量のメモリ領域を
    確保する確保工程と、 前記確保工程により前記メモリ容量を確保できたか否か
    を判断する判断工程と、 前記判断工程で前記メモリ容量を確保できたと判断した
    場合、前記印刷装置に確保通知を送信する第2の送信工
    程と、 前記第2の送信工程により送信される確保通知に応答し
    て前記印刷装置から送られてくる待避データを受信し、
    前記確保工程で確保されたメモリ領域に格納する格納工
    程と、 前記印刷データに基づく印刷が完了した場合、前記格納
    工程で格納された待避データを前記印刷装置に識別可能
    な形態で送出する送出工程とを備えることを特徴とする
    情報処理装置の制御方法。
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