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JP3494811B2 - 圧延機におけるロールのスラストリング装置の給排油装置 - Google Patents

圧延機におけるロールのスラストリング装置の給排油装置

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Publication number
JP3494811B2
JP3494811B2 JP15726196A JP15726196A JP3494811B2 JP 3494811 B2 JP3494811 B2 JP 3494811B2 JP 15726196 A JP15726196 A JP 15726196A JP 15726196 A JP15726196 A JP 15726196A JP 3494811 B2 JP3494811 B2 JP 3494811B2
Authority
JP
Japan
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roll
thrust
oil supply
ring
pressure
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP15726196A
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English (en)
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JPH105829A (ja
Inventor
好和 北山
英博 伊藤
稔 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
Original Assignee
Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Plant Designing Corp, Nippon Steel Corp filed Critical Nittetsu Plant Designing Corp
Priority to JP15726196A priority Critical patent/JP3494811B2/ja
Publication of JPH105829A publication Critical patent/JPH105829A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機におけるロ
ールの軸受の軸線方向の負荷を受けるスラストリング装
置の給排油装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図2はロールへのスラストリングの取付
構造を示す縦断面図で、ロール1に組み込まれたチョッ
ク2内の軸受3に一端面を突き当てロール周りに環状の
キャリアリング4が配置される。キャリアリング4の軸
方向の位置を拘束して軸受3を保持するため、キャリア
リング4に対して軸方向に拘束力を与えるスラストリン
グ5がキャリアリング4に連接して設けられている。 【0003】スラストリング5には、ロール1の半径方
向に移動可能で、ロール1に形成されたロールネック溝
6に落とし込み可能な複数のスラストブロック7が設け
られている。スラストブロック7は、スラストリング5
に固定配置されたシリンダ8のピストンロッド9に固定
され、作動油の給排によるピストンロッド9の移動によ
りロールネック溝6に係合あるいは離反する。 【0004】キャリアリング4のスラストブロック側に
は、環状のシリンダボア10が形成され、シリンダボア
内にはロール軸方向に移動可能でスラストブロック7に
突き当たる環状のピストン11を備えており、シリンダ
ボア10への圧封入及び圧抜きはカプラー12及び仕切
弁13を利用して行なう。ピストン11の前進によりス
ラストブロック7はロールネック溝6の内周面に突き当
たり、キャリアリング4に対して軸方向に拘束力を与
え、軸受3を押し付けて保持する(特公平7−3233
09号参照)。 【0005】前記構成において、シリンダーボアへの圧
封入作業は仕切弁を開の状態で圧封入し、封入後仕切弁
を閉の状態にし、圧抜き作業は仕切弁を上側に移動させ
て油路を外部に開放し、作動油を排出する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成では、圧封入の際、仕切弁を閉にしても作業者によっ
ては完全に閉にできないこともあって、必要封入圧を確
保できない場合もありうる。また、圧抜きの際、作業者
によっては完全に開にできず、排出時間に多くの時間を
要したり、仕切弁のネジを回しすぎてシール材を損傷さ
せ、その都度シール材を交換する必要がある。さらに、
圧封入面は摺り合わせ加工が必要であり、加工費が高く
つく。 【0007】そこで、本発明は、圧封入性、即ちシール
性を高めるとともに圧抜き作業性を高め、また、誤作業
によるシール材損傷を防止し、圧封入面の摺り合わせ加
工を必要としない圧延機におけるロールのスラストリン
グの給排油装置を提供するものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、ロールに組み
込まれたチョック内の軸受に一端面を突き当ててロール
周りに環状のキャリアリングが配置され、キャリアリン
グに連接してスラストリングが設けられ、スラストリン
グには、ロールネック溝にシリンダで落とし込み可能な
複数のスラストブロックが設けられ、キャリアリングの
スラストブロック側には、スラストブロックに突き当た
る環状のピストンを備えた環状のシリンダボアが形成さ
れ、シリンダボアへの圧封入及び圧抜きをカプラーを利
用して行なう圧延機におけるロールのスラストリング装
置の給排油装置において、シリンダに通じる油路の途中
に圧封入チェック弁が組み込まれ、圧封入チェック弁
は、作動油給排口に付勢された弁体が設けられ、圧開放
ピンが弁体頭部の表面近くまでねじ孔にねじ込まれ、ね
じ孔の上部には圧開放ピンのエンドストッパーが設けら
れ、ねじ孔の下部には圧開放ピンのストッパーが設けら
れていることを特徴とする。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は本発明の給排油装置を図2
に示す油圧式のスラストリング装置に込みこんだ1実施
例の縦断面図で、キャリアリング4にカプラー12aの
基端を周面に臨ませて組み込み、カプラー12からシリ
ンダーボア10の基端部にかけて油路を形成している。
油路の途中には圧封入チェック弁14を外部から操作可
能に組み込む。 【0010】圧封入チェック弁14は、圧封入性を高め
るため、高圧シール性の市販のチェック弁14が使用で
きる。本実施例では、プラグ15により支持され、スプ
リング16により作動油給排口17に付勢された半球状
の弁体18が設けられた圧封入チェック弁14を使用す
る。 【0011】弁体18を挟んで圧開放ピン19が弁体頭
部の表面近くまでねじ孔20にねじ込まれ、圧開放ピン
19の頭部21には圧開放ピン19を回転させて上下動
させるためにレンチを係止させる6角穴22が形成さ
れ、圧開放ピン19のねじ孔20の上部にはエンドスト
ッパー23としてスナップリングが設けられている。 【0012】圧開放ピン19のストロークを規制するた
めに、圧開放ピン19の頭部はエンドストッパー23ま
で上昇させて、作動油給排口17にスプリング16によ
り付勢された半球状の弁体18の接触を確実にしてシー
ル性を高める。また、圧開放ピン19を回し過ぎ、弁体
18が過剰に押圧されるのを防ぐため、ねじ孔20のね
じ部長さを所定長さとするか、ピン頭部21のストッパ
ー、例えば、段部を設ける。 【0013】次に、本発明の給排油装置によるシリンダ
ーボアの圧封入・圧抜き方法について説明する。 【0014】1) 圧封入 圧開放ピン19の頭部21をエンドストッパー23であ
るスナップリング部に位置させた後、カプラー12aに
加圧ユニットのカプラー12bを接続し、所定の圧力に
セットすると、作動油がカプラーから油路を通って圧封
入チェック弁14に達し、圧封入チェック弁14では作
動油により弁体18が押し下げられ、作動油給排口17
と弁体18との間に形成された隙間から作動油が油路に
通じシリンダーボアに達し、所定圧になると弁体はスプ
リング16で押し上げられて作動油給排口17を塞ぎ、
圧封入が終了する。 【0015】2) 圧抜き カプラー12aに加圧ユニットのカプラー12bを接続
し、圧開放ピン19をストロークエンドまでねじ込む
と、圧封入チェック弁14では作動油により弁体18が
押し下げられ、作動油給排口17と弁体18との間に形
成された隙間からシリンダーボアの作動油が外部に抜か
れる。 【0016】 【発明の効果】 (1) 本発明では、従来技術と比較し圧封入性、圧抜
き作業が向上し、チェック弁の互換性があるため、信頼
性の向上も図れる。 【0017】(2) 圧封入性を高めるため高圧シール
性の市販のチェック弁を使用することができ、圧開放ピ
ンをエンドストッパーまで緩めるストロークエンドで実
施することで作業者が異なってもシール性を統一するこ
とができる。また、弁体の開放の際、従来技術での仕切
弁相当ピンを上側に移動させて油路を外部に開放するの
でなく、圧開放ピンを下側に移動させ移動限まで押し込
むストロークエンドで実施するため、回し過ぎによる誤
作業が防止できるだけでなく、シール損傷防止も図れ、
さらに、作業者差による油路開放度の差がなくなり、一
定の排出時間で圧抜き作業が完了できる。 【0018】(3) 市販のチェック弁を使用するため
にシール性があるので、単品毎の摺り合わせ加工を必要
とせず、また、チェック弁部が損傷しても互換性がある
ため、常に均一のシール性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の給排油装置の1実施例の縦断面図であ
る。 【図2】従来のロールへのスラストリングの取付構造を
示す縦断面図である。 【符号の説明】 1 ロール 2 チョック 3 軸受 4 キャリアリング 5 スラストリング 6 ロールネック溝 7 スラストブロック 8 シリンダ 9 ピストンロッド 10 シリンダボア 11 ピストン 12,12a カプラー 12b 加圧ユニットのカプラー 13 仕切弁 14 圧封入チェック弁 15 プラグ 16 スプリング 17 作動油給排口 18 弁体 19 圧開放ピン 20 ねじ孔 21 頭部 22 6角穴 23 エンドストッパー
フロントページの続き (72)発明者 金森 稔 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プ ラント設計株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−323309(JP,A) 特開 平7−96306(JP,A) 特開 平6−292912(JP,A) 特開 昭55−92209(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 31/07 F16C 35/077

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ロールに組み込まれたチョック内の軸受に
    一端面を突き当ててロール周りに環状のキャリアリング
    が配置され、キャリアリングに連接してスラストリング
    が設けられ、スラストリングには、ロールネック溝にシ
    リンダで落とし込み可能な複数のスラストブロックが設
    けられ、キャリアリングのスラストブロック側には、ス
    ラストブロックに突き当たる環状のピストンを備えた環
    状のシリンダボアが形成され、シリンダボアへの圧封入
    及び圧抜きをカプラーを利用して行なう圧延機における
    ロールのスラストリング装置の給排油装置において、 シリンダに通じる油路の途中に圧封入チェック弁が組み
    込まれ、圧封入チェック弁は、作動油給排口に付勢され
    た弁体が設けられ、圧開放ピンが弁体頭部の表面近くま
    でねじ孔にねじ込まれ、ねじ孔の上部には圧開放ピンの
    エンドストッパーが設けられ、ねじ孔の下部には圧開放
    ピンのストッパーが設けられていることを特徴とする圧
    延機におけるロールのスラストリング装置の給排油装
    置。
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