JP3486101B2 - クランクシャフトの成形及び製造方法 - Google Patents
クランクシャフトの成形及び製造方法Info
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Description
らすことによって加工コストの削減を図り、且つ加工時
間を短縮することを可能としたクランクシャフトの成形
及び製造方法に関する。
トは、所定の長さに切断された円柱状の鋼材に対して鍛
造成形を行った後、切削加工工程を経て製造される。
造工程について、クランクシャフトを構成する軸及びク
ランクピン(軸部と記す)に対する加工に着目して以下
に概略説明する。
潰し加工から粗(予備)加工を経て仕上げ加工が行われ
る。仕上げ加工では、図4Aに示すように、上型1aと
下型1bとを用いた鍛造成形によって第1中間成形品7
aが得られる。前記上型1a及び下型1bは、加工の
際、これらが最も接近したときにこれらの間に直径φD
の略円柱状の空間を形成する凹部3a、3bと、間隔L
aを隔てて対向する前記凹部3a、3bの両側の平面部
5a、5bとを有する。この仕上げ加工によって得られ
る第1中間成形品7aは、前記凹部3a、3bに対応す
る直径φDの円柱部9と、前記平面部5a、5bに対応
するバリ部11とを有する。前記バリ部11の厚さはL
aである。この場合、直径φDは、クランクシャフトの
軸部の直径φdに所定の取り代aを加えた値である。即
ち、φD=φd+2×aである。このように敢えて第1
中間成形品7aを成形する理由は、成形時に肉の流動性
が得られるほどに十分な鋼材を加工して成形品の内部が
疎にならないようにするためである。
トリミング加工では、図4Bに示すように、ダイス13
aに載せられた第1中間成形品7aからポンチ13bに
よって円柱部9を打ち抜いて第2中間成形品7bが得ら
れる。ここで、ダイス13aに設けられた穴15の幅寸
法は、前記直径φDに所定の取り代bを加えた値、即
ち、D+2×bである。このトリミング加工によって得
られる第2中間成形品7bは、図4Cに示すように、前
記円柱部9に前記取り代bに対応したバリ高(同じく、
b)のバリ部11が残された形状となる。
トライクが行われ、前記各加工を行う際に生じた軸の曲
がりが矯正される。
前記バリ高b及び取り代aの一部が除去された第3中間
成形品(図示せず)が得られる。続いて、軟窒化処理
(タフトライド処理)または局部的高周波熱処理が施さ
れた後、仕上げ研磨加工が行われ、前記取り代aの残り
の部分が除去されて直径φdの軸部を有するクランクシ
ャフトが得られる。
げ加工においては、上型1aと下型1bとが突き当てし
ていない、即ち、前記上型1aと前記下型1bとの間に
間隔Laが存在するために、第1中間成形品7aの厚み
にばらつきが生じたり、前記上型1aと下型1bとの位
置ずれに基づいて、前記第1中間成形品7aの前記上型
1aに対応する部分と前記下型1bに対応する部分との
間にずれが生じるおそれがある。
熱されて赤化しており、しかも、加工に伴う前記鋼材の
変形量も多い。さらに、この鋼材は重量が大きいととも
に軸線方向に長い円柱状であるため、前記加工の際に該
鋼材が前記上型1a及び下型1bに食い込んでしまい、
この鋼材を上型1a及び下型1bから取り外す作業(イ
ジェクト作業)には大きな力を要する。そして、このイ
ジェクト作業時に前記鋼材に加えられる力によって軸線
が曲がる等の変形が生じる。即ち、第1中間成形品7a
の円柱部9においてその軸線に曲がりが生じている可能
性がある。さらに、トリミング加工を行う際、前記円柱
部9には大きな剪断力が加わるため、この剪断力によっ
ても円柱部9の軸線に曲がりが生じるおそれがある。
もスプリングバック等が生じてしまうため、完全に矯正
することができない。即ち、断面が真円で且つ軸線に曲
がりが生じていない円柱部9を有する第3中間成形品を
得るには、円柱部9に生じている前記ずれ及び軸線の曲
がりを考慮して前記円柱部9に予め取り代aを大きく設
けておき、該取り代aを切削加工によって取り除く必要
がある。
高bのバリ部11が残されているため、このバリ部11
を取り除くためにも切削加工を行う必要がある。
フトの製造工程においては、大きく設けられた取り代a
及びバリ部11を切削加工によって取り除く必要がある
ため、クランクシャフトの製造コスト及び加工時間が増
大するという不都合がある。
めのクランクシャフトの成形及び製造方法に関し、加工
工程数を減らしてクランクシャフトの製造コストの削減
及び製造時間の短縮を図ることが可能なクランクシャフ
トの成形及び製造方法を提供することを目的とする。
に切断された円柱状の鋼材に対して潰し加工から粗加工
を経て仕上げ加工を行い、次いでトリミング加工並びに
サイジング加工を行ってクランクシャフトを成形するク
ランクシャフトの成形方法であって、前記仕上げ加工で
は、クランクシャフトの軸部に対応する部分は、その断
面形状が所定の直径の円形状に対して厚さ方向に加肉部
が結合された長円形状となるとともに、幅方向にバリ部
を有する形状となるように成形され、前記トリミング加
工では、前記バリ部が結合された断面長円形状の軸部に
対応する部分から前記バリ部とともに幅方向の一部が削
肉除去され、前記サイジング加工では、前記加肉部から
前記削肉除去された部分に対して塑性流動を生じさせ、
前記軸部に対応する部分が前記所定の直径の断面円形状
となるように成形されることを特徴とする。
た円柱状の鋼材に対して潰し加工、粗加工及び仕上げ加
工等の鍛造加工を行い、クランクシャフトの軸部に対応
する部分の断面形状が、所定の取り代が付加された所定
の直径の円形状に対して厚さ方向に加肉部が結合された
長円形状となるとともに、幅方向にバリ部を有するクラ
ンクシャフトの第1中間成形品を得る第1の鍛造加工工
程と、前記第1中間成形品からバリ部とともに前記軸部
に対応する部分の幅方向の一部を削肉除去してクランク
シャフトの第2中間成形品を得る打ち抜き加工工程と、
前記第2中間成形品におけるクランクシャフトの軸部に
対応する部分に対して鍛造加工を行って前記加肉部から
前記削肉除去された部分に対して塑性流動を生じさせ、
前記軸部に対応する部分を前記所定の直径の断面円形状
に成形してクランクシャフトの第3中間成形品を得る第
2の鍛造加工工程と、前記第3中間成形品の軸部に対応
する部分に対して研磨加工を行って前記取り代を除去
し、断面円形状の軸部を有するクランクシャフトを得る
研磨加工工程と、を含むことを特徴とする。
バリ部が残されていない断面円形状の軸部を切削加工を
行うことなく得ることができるため、加工工程数を減ら
すことができ、これによって、加工コストの削減及び加
工時間の短縮を図ることが可能となる。
添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
シャフトについて説明する。
は、軸22に沿って設けられた複数のクランク部24を
有する。このクランク部24は、一組のアーム26と、
このアーム26に挟まれたクランクピン28とから構成
される。このクランクピン28は、図示しないコンロッ
ド(コネクティングロッド)と摺動自在に連結されるた
め、断面が円形状に形成される。また、軸22は、図示
しない軸受け部材に回転自在に支持されるため、前記ク
ランクピン28と同様に断面が円形状に形成される。こ
こで、理解を容易にするため、前記軸22と前記クラン
クピン28の直径を共にφdとし、また、前記軸22と
前記クランクピン28を単に軸部22、28と記す。
クシャフト20の軸22及びクランクピン28(軸部2
2、28)が成形される工程に着目して説明する。
に切断された円柱状の鋼材30を加熱し、加熱され赤化
した状態の該鋼材30に対して潰し加工から粗(予備)
加工を経て仕上げ加工が行われる(第1の鍛造加工工
程)。この仕上げ加工で用いられる型32を構成する上
型32a及び下型32bは、図3Bに示すように、加工
の際、前記上型32aと下型32bとが最も接近すると
きにこれらの間にクランクシャフト20(図3Bに示す
例では、軸部22、28)に対応する空間を有した凹部
34a、34bを備える。この凹部34a、34bは、
具体的には、図3B中の横方向(幅方向)の寸法(幅寸
法)がφDで、縦方向(厚さ方向)の寸法(厚さ寸法)
が前記幅寸法φDに所定の長さcを上下にそれぞれ加え
たφD+2×cである断面長円形状の空間を形成する。
前記凹部34a、34bの両側には、間隔Laを隔てて
対向する平面部36a、36bが設けられている。
造加工である仕上げ加工によって、クランクシャフト2
0の第1中間成形品(クランクシャフト20aと記す)
が得られる。このクランクシャフト20aは、図2Bに
示すように、前記上型32a及び下型32bの平面部3
6a、36b(図3B参照)によって成形されるバリ部
38bを有する。一方、クランクシャフト20aの軸部
22、28に対応する部分(軸部22a、28aと記
す)は、図3Bに示すように、幅寸法がφDで厚さ寸法
がφD+2×cの断面長円形状に形成される。即ち、こ
の軸部22a、28aの断面は、直径φDの円の上下に
該軸部22a、28aの軸線に直交する方向における厚
さの最大値がcである加肉部38cが結合された形状と
なる。また、前記直径φDは、クランクピン28の直径
φd(図1参照)に所定の取り代eを加えた値である。
即ち、φD=φd+2×eである。
してトリミング加工が行われる(打ち抜き加工工程)。
このトリミング加工で用いられる治具40は、図3Cに
示すように、ダイス40aと、ポンチ40bとで構成さ
れている。前記ダイス40aには、軸部22a、28a
に対応した穴42が設けられている。この穴42の幅寸
法は、前記軸部22a、28aの幅寸法φDより左右に
それぞれ所定の長さf短くなるように設定されている。
つまり、前記穴42の幅寸法はD−2×fである。
bとによるトリミング加工によってクランクシャフト2
0aからバリ部38bが切り離され、図2Cに示すクラ
ンクシャフト20の第2中間成形品(クランクシャフト
20bと記す)が得られる。クランクシャフト20bの
軸部22、28に対応する部分(軸部22b、28bと
記す)の幅寸法は、図3Cに示すように、D−2×fと
なる。即ち、軸部22b、28bの断面は、直径φDの
円の上下に加肉部38cが結合され、左右から図3C中
の横方向(幅方向)に直交する面を介して厚さの最大値
がfの削肉部38dが切り落とされた(削肉除去され
た)形状となる。図3Cにおけるこの削肉部38dの断
面積は、前記加肉部38cの断面積とほぼ同じとなるよ
うに設定される。
の鍛造加工工程)。このサイジング加工で用いられる型
44を構成する上型44a及び下型44bは、図3Dに
示すように、加工の際、前記上型44aと下型44bと
が当接するときにこれらの間にクランクシャフト20
(図3Dに示す例では、軸部22、28)に対応する空
間を有した凹部46a、46bを備える。この凹部46
a、46bは、具体的には、直径がφDの断面円形状の
空間を形成する。
造加工であるサイジング加工によって、図2Dに示すク
ランクシャフト20の第3中間成形品(クランクシャフ
ト20cと記す)が得られる。このクランクシャフト2
0cの軸部22、28に対応する部分(軸部22c、2
8cと記す)は、図3Dに示すように、直径φDの断面
円形状に成形される。即ち、このサイジング加工におい
ては、図3Cに示す加肉部38cから削肉部38dに対
して塑性流動が生じ、真円が成形される。また、このサ
イジング加工によって、クランクシャフト20cの軸線
の曲がりが矯正される。
または局部的高周波熱処理が施された後、クランクシャ
フト20cの軸部22c、28cに対して研磨加工が行
われて前記取り代eが削り取られ、直径φdの軸部2
2、28を有するクランクシャフト20が得られる(研
磨加工工程)。
中間成形品(クランクシャフト20a、20b、20
c)の具体的な寸法の一例について説明する。
る場合、取り代eは1mmとされる。即ち、軸部22
a、28aの幅寸法φDは57mmとなる。また、加肉
部38cの厚さの最大値cは0.7mmとされ、削肉部
38dの厚さの最大値fは0.3mmとされる。即ち、
軸部22a、28a及び軸部22b、28bの厚さ寸法
は58.4mmとなり、前記軸部22b、28bの幅寸
法は56.4mmとなる。なお、クランクピン28と軸
22の直径が異なる場合、それぞれにおける取り代等
は、軸部22、28の直径を同じとした場合の例である
前記寸法の比に基づいて決めるようにしてもよい。
工によって軸部22a、28aを加肉部38cを有する
断面長円状に成形し、トリミング加工によって軸部22
b、28bを前記軸部22a、28aから削肉部38d
が切り落とされた形状に成形し、サイジング加工によっ
て軸部22c、28cを断面円形状に成形することによ
って、切削加工を行うことなくバリ部38bが残されて
いない断面円形状の前記軸部22c、28cを得ること
ができる。また、前記サイジング加工を行う際、クラン
クシャフト20cの軸線の曲がりも矯正される。このた
め、加工工程数を減らすことができ、これによって、加
工コストの削減及び加工時間の短縮を図ることが可能と
なる。
ば、加工工程数を減らして加工コストの削減及び加工時
間の短縮を図ることが可能なクランクシャフトの成形及
び製造方法を得ることができる。
示す図である。
2Bは、クランクシャフトの第1中間成形品を示す図で
あり、図2Cは、クランクシャフトの第2中間成形品を
示す図であり、図2Dは、クランクシャフトの第3中間
成形品を示す図である。
図3Bは、仕上げ加工で用いられる型及びクランクシャ
フトの第1中間成形品を示す断面図であり、図3Cは、
トリミング加工で用いられる治具及びクランクシャフト
の第2中間成形品を示す断面図であり、図3Dは、サイ
ジング加工で用いられる型及びクランクシャフトの第3
中間成形品を示す断面図である。
られる型及びクランクシャフトの第1中間成形品を示す
断面図であり、図4Bは、トリミング加工で用いられる
治具及びクランクシャフトの第2中間成形品を示す断面
図であり、図4Cは、クランクシャフトの第2中間成形
品を示す断面図である。
部
Claims (2)
- 【請求項1】所定の長さに切断された円柱状の鋼材に対
して潰し加工から粗加工を経て仕上げ加工を行い、次い
でトリミング加工並びにサイジング加工を行ってクラン
クシャフトを成形するクランクシャフトの成形方法であ
って、 前記仕上げ加工では、クランクシャフトの軸部に対応す
る部分は、その断面形状が所定の直径の円形状に対して
厚さ方向に加肉部が結合された長円形状となるととも
に、幅方向にバリ部を有する形状となるように成形さ
れ、 前記トリミング加工では、前記バリ部が結合された断面
長円形状の軸部に対応する部分から前記バリ部とともに
幅方向の一部が削肉除去され、 前記サイジング加工では、前記加肉部から前記削肉除去
された部分に対して塑性流動を生じさせ、前記軸部に対
応する部分が前記所定の直径の断面円形状となるように
成形されることを特徴とするクランクシャフトの成形方
法。 - 【請求項2】所定の長さに切断された円柱状の鋼材に対
して潰し加工、粗加工及び仕上げ加工等の鍛造加工を行
い、クランクシャフトの軸部に対応する部分の断面形状
が、所定の取り代が付加された所定の直径の円形状に対
して厚さ方向に加肉部が結合された長円形状となるとと
もに、幅方向にバリ部を有するクランクシャフトの第1
中間成形品を得る第1の鍛造加工工程と、 前記第1中間成形品からバリ部とともに前記軸部に対応
する部分の幅方向の一部を削肉除去してクランクシャフ
トの第2中間成形品を得る打ち抜き加工工程と、 前記第2中間成形品におけるクランクシャフトの軸部に
対応する部分に対して鍛造加工を行って前記加肉部から
前記削肉除去された部分に対して塑性流動を生じさせ、
前記軸部に対応する部分を前記所定の直径の断面円形状
に成形してクランクシャフトの第3中間成形品を得る第
2の鍛造加工工程と、 前記第3中間成形品の軸部に対応する部分に対して研磨
加工を行って前記取り代を除去し、断面円形状の軸部を
有するクランクシャフトを得る研磨加工工程と、 を含むことを特徴とするクランクシャフトの製造方法。
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