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JP3481673B2 - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

Info

Publication number
JP3481673B2
JP3481673B2 JP10464394A JP10464394A JP3481673B2 JP 3481673 B2 JP3481673 B2 JP 3481673B2 JP 10464394 A JP10464394 A JP 10464394A JP 10464394 A JP10464394 A JP 10464394A JP 3481673 B2 JP3481673 B2 JP 3481673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
printed circuit
winding
insulating material
stator
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10464394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07298575A (ja
Inventor
明男 小山
Original Assignee
日本電産シバウラ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電産シバウラ株式会社 filed Critical 日本電産シバウラ株式会社
Priority to JP10464394A priority Critical patent/JP3481673B2/ja
Publication of JPH07298575A publication Critical patent/JPH07298575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3481673B2 publication Critical patent/JP3481673B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】固定子とプリント基板をプリミッ
クスにてモールド形成したフレームを有するモールドモ
ータの製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、固定子をプリミックスにてモール
ド形成したフレームを有するモールドモータにおいて
は、作業効率および信頼性の向上のため、固定子に設け
られている各巻線の端末間の接続にプリント基板を使用
している。 【0003】従来におけるプリント基板を固定子に取り
付ける方法を図5〜図6を用いて説明する。図5は、従
来における固定子とプリント基板の取り付け方法を示す
拡大部分斜視図である。 【0004】図において、積層コア20は、輪状に形成
された継鉄21の内径側より軸心に向かって突設された
複数個のT字状の歯部22を備えている。 【0005】巻線23は、歯部22の軸心に向けられた
箇所に巻回されている。 【0006】絶縁材24は、巻23と積層コア20とを
電気的に絶縁するために巻線23と積層コア20の間に
設けられると共に、鍔24a、24bと一体成形されて
いる。 【0007】この鍔24a、24bは、巻線23が積層
コア20の内径側および外径側からのはみ出しを防止す
るため、鍔24aは継鉄21に、そして、鍔24bは歯
部22と回転子とが対向する部分に設けられた収束片2
2aにそれぞれ設けられている。また、収束片22aに
設けられた鍔24bは、プリント基板25の配設部を兼
用している。 【0008】固定子19は、これら積層コア20、巻線
23および絶縁材24で構成されている。 【0009】プリント基板25は、ドーナツ状に形成さ
れており、端部には、巻線23の端末を巻回するための
凸部25aが設けられている。また、プリント基板25
には、任意の巻線23を電気的に接続するためのパター
ンがプリントされており、温度リレー、磁気感応素子等
の電気部品も搭載することができる。 【0010】そして、このプリント基板25を絶縁材2
4の鍔24bに配設し、巻線23の端末をプリント基板
25の凸部25aに巻回することによりプリント基板2
5を絶縁材24に固定している。 【0011】図6は、従来におけるモールドモータの部
分断面図である。 【0012】図において、プリミックス26によりモー
ルド形成されたフレーム27には、絶縁材24の鍔24
bに固定されたプリント基板25と、固定子19とが埋
設されている。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】前述した従来例のよう
にプリント基板を固定子に配設して、巻線の端末をプリ
ント基板に巻回することによりプリント基板を固定子に
固定し、このプリント基板と固定子をプリミックスにて
モールド形成する方法では、モールド形成時に巻線の端
末が切断されることがある。つまり、プリミックスが、
巻線とプリント基板との隙間に流入してくると、プリン
ト基板は、固定子より離れようとする力が働く。この結
果、巻線の端末に引張力が働き、巻線の端末は、切断さ
れてしまう可能性があった。 【0014】 【課題を解決するための手段】そこで本発明によれば、
積層された固定子コアと、この積層固定子コアを覆う絶
縁材からなるコア絶縁体と、前記絶縁された積層固定子
コアの歯部に巻き回された巻線と、前記巻線部に配設さ
れたプリント基板と、積層固定子コアと前記プリント基
板とをプリミックスにてモールド形成したフレームとを
有するモールドモータにおいて、前記コア絶縁体形成時
に前記プリント基板の板厚よりも長い突起部を形成し、
前記プリント基板の任意の個所に通し孔を形成し、前記
突起部に前記通し孔を挿入後、溶接によりこの突起部を
熱変形させて、プリント基板を絶縁体に固定させ、前記
プリント基板の外周部に形成した突出部に前記巻線の端
末を絡げ、前記巻線された積層固定子コアと前記プリン
ト基板とをプリミックスにより一体にモールドしたこと
を特徴とするモールドモータを提供することより、前述
した課題を解決することができる。 【0015】 【作用】プリント基板に設けられた通し穴へ、絶縁材に
設けられた突起部を挿入することにより、この突起部の
一部をプリント基板より突出させる。そして、巻線の端
末をプリント基板の突起部に巻回し、プリント基板を絶
縁材に仮固定する。 【0016】そして、絶縁材の突起部を熱変形させるこ
とのできる程度に熱せられた溶接治具により、突起部の
突出部を押圧し、突出部を通し穴よりも大きくなるよう
に熱変形させて通し穴を閉塞させる。これにより、プリ
ント基板は、絶縁材に固定される。 【0017】 【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4を用いて説明
する。図1は、本発明における固定子とプリント基板の
取り付け方法を示す拡大部分斜視図である。 【0018】図において、積層コア1は、輪状に形成さ
れた継鉄2の内径側より軸心に向かって突設された複数
個のT字状の歯部3を備えている。 【0019】巻線4は、歯部3の軸心に向けられた箇所
に巻回されている。 【0020】絶縁材5は、熱可塑性の樹脂で形成されて
おり、巻線4と積層コア1とを電気的に絶縁するために
巻線4と積層コア1の間に設けられると共に、鍔5a、
5bと一体成形されている。 【0021】この鍔5a、5bは、巻線4が積層コア1
の内径側および外径側から、積層コア1の外側へのはみ
出しを防止するため、鍔5aは継鉄2に、そして、鍔5
bは歯部3と回転子とが対向する部分に設けられた収束
片3aにそれぞれ設けられている。 【0022】また、収束片3aに設けられた鍔5bは、
プリント基板6の配設部を兼用しており、プリント基板
6との接触部分には、突起部8が突設してある。この突
起部8の突起の長さは、プリント基板6の板厚よりも長
く設けられている。 【0023】固定子7は、これら積層コア1、巻線4お
よび絶縁材5で構成されている。 【0024】プリント基板6は、ドーナツ状に形成され
ており、端部には、巻線4の端末を巻回するための凸部
6aが設けられ、任意の箇所に突起部8に対応した個数
の通し穴10が設けられている。また、プリント基板6
には、任意の巻線4を電気的に接続するためのパターン
がプリントされている。 【0025】図2は、図1における絶縁材にプリント基
板を仮固定した拡大断面図である。 【0026】図において、プリント基板6に設けられた
通し穴10へ、鍔5bに設けられた突起部8を挿入しつ
つ、絶縁材5の鍔5b上に配設する。このとき、プリン
ト基板6の面より、突起部8の一部が突出している。ま
た、巻線4の端末をプリント基板6の凸部6aに巻回す
ることにより、プリント基板6を絶縁材5に仮固定す
る。そして、絶縁材5の突起部8を熱変形させることの
できる程度に熱せられた溶接治具11(例えばコテ)に
より、プリント基板6の面より突出した突起部8を押圧
する。 【0027】図3は、図1における絶縁材にプリント基
板を固定した拡大断面図である。 【0028】図において、溶接治具11により押圧され
た突出部8は、熱変形して、プリント基板6の通し穴1
0を閉塞する。これより、プリント基板6を絶縁材5に
固定させている。 【0029】図4は、本発明におけるモールドモータの
部分断面図である。 【0030】図において、プリミックス12によりモー
ルド形成されたフレーム13には、絶縁材5の鍔5bに
固定されたプリント基板6と、固定子7が埋設されてい
る。 【0031】 【発明の効果】本発明によれば、プリミックスがプリン
ト基板と固定子の間に流入することによるプリント基板
の浮き上がりを抑えることができるため巻線の切断を防
止することができる。また、溶接治具をプリント基板の
面上より押圧するだけでよいため、量産化が可能であ
る。 【0032】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明における固定子とプリント基板の取り付
け方法を示す拡大部分斜視図。 【図2】図1における絶縁材にプリント基板を仮固定し
た拡大断面図。 【図3】図1における絶縁材にプリント基板を固定した
拡大断面図。 【図4】本発明におけるモールドモータの部分断面図 【図5】従来における固定子とプリント基板の取り付け
方法を示す拡大部分斜視図。 【図6】従来におけるモールドモータの部分断面図。 【符号の説明】 1、20・・・積層コア 2、21・・・継鉄
3、22・・・歯部 4、23・・・巻線 5、24・・・絶縁材 5a、5b、24a、24b・・・鍔 6・・・プリ
ント基板 7、19・・・固定子 11・・・溶接治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 15/12 H02K 3/46 H02K 5/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】積層された固定子コアと、 この積層固定子コアを覆う絶縁材からなるコア絶縁体
    と、 前記絶縁された積層固定子コアの歯部に巻き回された巻
    線と、 前記巻線部に配設されたプリント基板と、 積層固定子コアと前記プリント基板とをプリミックスに
    てモールド形成したフレームとを有するモールドモータ
    において、 前記コア絶縁体形成時に前記プリント基板の板厚よりも
    長い突起部を形成し、 前記プリント基板の任意の個所に通し孔を形成し、 前記突起部に前記通し孔を挿入後、溶接によりこの突起
    部を熱変形させて、プリント基板を絶縁体に固定させ、 前記プリント基板の外周部に形成した突出部に前記巻線
    の端末を絡げ、 前記巻線された積層固定子コアと前記プリント基板とを
    プリミックスにより一体にモールドしたことを特徴とす
    るモールドモータ。
JP10464394A 1994-04-19 1994-04-19 モールドモータ Expired - Lifetime JP3481673B2 (ja)

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JPH07298575A JPH07298575A (ja) 1995-11-10
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JP2002058229A (ja) * 2001-06-25 2002-02-22 Hitachi Ltd 永久磁石型ブラシレス電動機とそれを用いたエアコン装置
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