JP3478065B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents
自動販売機の商品収納装置Info
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Description
方向に並べて収納し、販売時に商品を前側から払い出す
タイプの自動販売機の商品収納装置に関する。
収納装置を、例えば特願平8−355374号ですでに
提案している。図15および図16に示すように、この
商品収納装置50では、複数の商品ラック51が上下に
配置されており、各商品ラック51は、ローラ53など
により、前後方向に移動自在で且つ販売機本体(図示せ
ず)から引出し自在に構成されている。
構成されており、中央の仕切壁54で仕切られることに
より、左右2つの商品通路52が形成されている。仕切
壁54の前端には、両商品通路52、52に共通の透明
な開閉板55が設けられ、その後方には、前後方向に移
動自在で且つ前方に付勢されたプッシャ56が商品通路
52ごとに設けられている。さらに、仕切壁54の開閉
板55の後方には堰板57が、各商品通路52の前端に
はフラッパ58が連設されている。
通する駆動軸59の前端に固定され、駆動軸59は、商
品ラック51の後端部に配置した、モータなどを有する
駆動機構(いずれも図示せず)に連結されている。堰板
57は、前後方向に移動調整可能であるとともに、駆動
軸59の回転に伴って、商品通路52に突出するように
構成されている。また、フラッパ58は、連動機構(図
示せず)を介して駆動軸59と連結されていて、常時は
水平に保持されるとともに、駆動軸59の回転に伴っ
て、上記保持が解かれ、前下がりに自由回動するように
なっている。
とプッシャ56の間に挟持された状態で、前後方向に並
べられ、収納される。商品Sの販売時には、駆動機構が
作動し、駆動軸59が回転することで、開閉板55が所
定角度、回動して、一方の商品通路52を開放すること
によって、最前位の商品(販売商品)Sが商品通路52
から払い出される。また、この駆動軸59の回転に伴っ
て、フラッパ58が前下がりに自由回動することによ
り、販売商品Sの払出しを円滑化するとともに、堰板5
7が商品通路52に突出することによって、前から2番
目の商品(次販商品)Sを、対向する側壁52aとの間
に保持する。
納装置50は、以下の点で改善の余地がある。すなわ
ち、この商品収納装置50では、販売時、開閉板55が
商品Sに摺接しながら回動するので、復帰回動時に商
品Sのせり上がりが生じることがあり、その場合には、
左右の商品通路52、52間で商品Sの並びがばらつ
き、ディスプレイ効果が低下する。開閉板55に汚れ
や傷が付きやすく、開閉板55の透明度が落ちることに
よっても、ディスプレイ効果が低下する。商品Sが箱
状商品で、変形していた場合や柔らかい場合には、開閉
板55が商品Sに食い込んで、商品価値を損ねるおそれ
がある。
中心に回動するので、商品通路52を完全に開放するに
は、開閉板55を比較的大きな角度で回動させる必要が
ある。このため、開閉板55が、当該商品ラック51を
越えて下段の商品ラック51まで回動しないよう、上下
の商品ラック51、51間に余分な間隔を確保しなけれ
ばならず、商品の収納効率が良くない。同じ理由から、
商品Sが缶飲料のような円筒形商品の場合には、開閉板
55がかなりの角度、復帰回動しないと、商品Sを係止
できる状態にならないので、堰板57を退避させて次販
商品Sを解放するタイミングを適切に調整することが難
しい。さらに、開閉板55が両商品通路52、52に共
通でかなり大きなサイズであるとともに、駆動軸59に
直結されているので、販売後の駆動軸59の停止位置が
ばらつくと、このばらつきがそのまま開閉板55の傾き
となって、目立ってしまうため、やはりディスプレイ効
果が低下する。
になされたものであり、商品が柔らかい場合でも開閉板
の食込みを生じることなく商品を収納でき、円筒形商品
もタイミング良く容易に販売できるとともに、ディスプ
レイ効果および商品の収納効率を向上させることができ
る、自動販売機の商品収納装置を提供することを目的と
する。
め、本発明の自動販売機の商品収納装置は、前端に払出
口をそれぞれ有し、多数の商品を前後方向に並べて収納
する左右の商品通路を形成した商品ラックと、内端側に
切欠きが形成されるとともに、互いに並立した状態で内
端部が商品ラックの中央部に鉛直軸線回りに回動自在に
取り付けられ、左右の商品通路の払出口を閉鎖する閉鎖
位置と、開放する開放位置との間で回動可能な透明な左
右の開閉板と、これらの開閉板を開放位置側に付勢する
ばねと、商品ラックの中央部に、左右の開閉板の前側に
近接して立設され、左右の開閉板に当接して閉鎖位置に
係止する係止位置と、左右の開閉板の一方を選択的に解
放する解放位置との間で、前後方向の水平軸線回りに回
動可能な係止板と、この係止板を係止位置と解放位置の
間で回動させる係止板駆動機構と、前後方向に移動自在
に設けられ、商品通路に収納された商品を前方に押圧す
るプッシャと、を備え、開閉板および係止板の互いの当
接面の一方に、帯状の突起が形成されていることを特徴
としている。
係止板は、係止板駆動機構により、通常は係止位置に保
持され、左右の開閉板に前側から当接して、これらを閉
鎖位置に係止している。この状態で、多数の商品が各商
品通路内に前後方向に並んで収納され、閉鎖位置にある
開閉板とプッシャの間に挟持され、販売待機状態とな
る。商品の販売時には、係止板駆動機構が作動し、係止
板が水平軸線回りに一方の開閉板側に解放位置まで回動
することによって、他方の開閉板は、係止板による係止
が外れて、解放される。この場合、開閉板の切欠きは、
係止板との干渉を避ける「逃げ」として機能する。この
開閉板の解放に伴い、開閉板がばねの付勢力で開放位置
に回動して、商品通路の払出口を開放することによっ
て、最前位の商品(販売商品)が商品ラックから払い出
される。その後、所定のタイミングで係止板が逆方向に
係止位置まで回動する。これに伴い、開閉板は、係止板
で押圧されることにより、ばねの付勢力に抗して閉鎖位
置に復帰し、再び販売待機状態となる。
左右の商品通路用の開閉板を別個に設け、開放位置側へ
ばねで常時、付勢するとともに、この開閉板を係止板で
係止・解放することによって開閉する。したがって、開
閉板が商品に摺接しながら回動する場合と異なり、開閉
板の復帰による商品のせり上がりが無くなるとともに、
開閉板の汚れや傷が発生しにくくなることによって、デ
ィスプレイ効果を良好に維持できる。同じ理由から、商
品が変形していた場合や、柔らかい場合でも、商品への
開閉板の食込みがなくなる。また、係止板が開閉板に対
して、帯状の突起を介して摺接しながら回動するので、
このときの摩擦抵抗を低減でき、例えば係止板駆動機構
の駆動力を低減できるとともに、開閉板の傷の発生も抑
制できる。
ので、上下の商品ラック間に余分な間隔を確保すること
は不要となり、商品の収納効率を高めることができる。
さらに、各開閉板が内端側で回動自在に支持され、この
支持点に近い位置で係止板が開閉板に当接するので、係
止板による開閉板の係止・解放すなわちその開閉を、係
止板の比較的小さな回動角度で行うことができる。その
結果、販売時に堰板を突出させて次販商品を保持する場
合、販売後に堰板を退避させて解放するタイミングを、
円筒形商品の場合でも簡単にとることができる。同じ理
由から、係止板は比較的小さなサイズでもよいので、こ
れを駆動する係止板駆動機構の停止位置がばらつくこと
によって、係止板が傾いても、それがあまり目立たず、
ディスプレイ効果にはほとんど影響を及ぼさない。
円弧状に配置されていることが好ましい。
状の突起の中心が一致するので、係止板は、開閉板から
の反力をバランス良く受けながら回動することによっ
て、開閉板の係止・解放をより円滑に行うことができ
る。
面に取り付けるための取付手段を備えていることが好ま
しい。
止板の前面に表示ラベルを取り付けることができ、それ
により、係止板をこれらの表示手段として活用すること
ができる。この表示ラベルによる表示対象は、例えば、
商品の価格や、商品選択ボタンが商品ラックと離れた位
置に設置されている場合の商品ラックのラック番号など
である。
明を適用した自動販売機の商品収納装置について説明す
る。図1〜図3に示すように、この自動販売機2は、缶
飲料やパック詰め飲料などの実際の販売商品を外部から
視認できるようにした、いわゆるシースルータイプのも
のである。自動販売機2は、本発明に係る商品収納装置
1を収容した販売機本体3と、販売機本体3の前面に取
り付けられたメインドア4と、販売機本体3とメインド
ア4の間に位置する透明断熱扉5とを備えている。
3内には、商品収納装置1の一部を構成する複数の商品
ラック10が設けられている。本実施形態では、上下8
段で、左右に3列、計24個の商品ラック10が配置さ
れており、各商品ラック10に同一種類の商品Sが収納
される。
部4a、複数の商品選択ボタン4b、商品取出口4c、
および商品ディスプレイを構成する前面窓4dなどが設
けられている。商品選択ボタン4bは、商品ラック10
と同数および同配置でマトリックス状に配置されてい
る。ユーザーは、商品購入時に、金銭投入部4aに金銭
を投入し、購入しようとする商品Sを収納する商品ラッ
ク10に対応する商品選択ボタン4bを押すことによ
り、商品Sを選択する。また、販売機本体3内の商品ラ
ック10の前側の空間には、エレベータ6が設けられて
いる。エレベータ6は、販売時に、商品ラック10から
払い出された商品Sを、載置板6aの上に載せた後、そ
の下降によって、底部に設けられたシャッタ3a付近ま
で搬送し、シャッタ3aを介して、商品取出口4cに搬
出する。
すように、ラック本体11と、その前端部に取り付けら
れたアダプタ12とを備えている。ラック本体11は、
折曲げ加工された鋼板で構成されており、その内部に
は、中央の仕切壁13で仕切られた左右の商品通路1
4、14が形成されている。各商品通路14の前端部に
は、払出口14aが形成されている。
ポリプロピレン)の成形品で枠状に構成され、ラック本
体11の前端部にはめ込まれ、ねじで固定されている。
アダプタ12の前部は、中央の水平部12aの両側が前
下がりに傾斜した傾斜部12bになっており、その底面
には前後方向に延びる複数の長溝12cが形成されてい
る。傾斜部12bの前端部はあご状に突出していて、商
品ラック10の把手部12dを構成している。また、ア
ダプタ12の水平部12aには、後述する左右の開閉板
18、18をそれぞれ取り付けるための取付穴12e、
12eが形成されている。
は、販売機本体3内に設けた棚15(図)に、ローラ1
6などを介して、前後方向に移動自在に載置され、常時
は、図5などに示すように、販売機本体3内に格納され
るとともに、商品Sの補充時には、図4に示すように、
販売機本体3から前方に引き出されようになっている。
を払い出すための払出機構17を備えている。この払出
機構17は、両商品通路14、14の前端の払出口14
a、14aを開閉する左右の開閉板18、18と、これ
らの開閉板18を付勢するばね(図示せず)と、両開閉
板18、18を係止・解放する係止板19と、販売時に
前から2番目の商品(次販商品)Sを保持する左右の堰
板20、20と、係止板19を駆動する係止板駆動機構
21などで構成されている。
リカーボネート)で構成され、その下部内側に、互いに
同心の半円弧状の切欠き22が形成されているととも
に、各開閉板18の前面には切欠き22に沿って半円弧
状の突起23が形成されている。また、各開閉板18の
内端部の上下端には回動軸18a、18aが突出して形
成されており(図10など参照)、上側の回動軸18a
が仕切壁13の取付穴(図示せず)に、下側の回動軸1
8aが商品ラック10のアダプタ12の取付穴12eに
それぞれ取り付けられている。これにより、開閉板18
は、商品ラック10の中央部に鉛直軸線を中心として回
動自在に支持され、商品通路14の払出口14aを閉鎖
する閉鎖位置と、開放する開閉位置との間で回動可能で
ある。また、各開閉板18は、上記ばねにより、常時、
開放位置側(図8の矢印B方向)に付勢されている。
(例えばポリアセタール)製の円形板で構成され、その
下端部が駆動軸24の先端に固定されている。この駆動
軸24は、開閉板18の半円弧状の突起23と同心位置
に配置され、仕切壁13および開閉板18の切欠き22
を前後方向に貫通して延びている(図8参照)。また、
駆動軸24は、係止板駆動機構21の一部を構成するも
のであり、後端部が係止板駆動機構21の減速ギヤ25
に連結され、商品販売時にモータ26が作動することに
よって、回転駆動される。
ろ側に位置して、仕切壁13に回動自在に設けられてい
る。両堰板20、20は、駆動軸24の回転時、駆動軸
24に一体に形成されたカム27(図9参照)により、
同時に回動して、商品通路14内に突出し、次販商品S
を仕切壁13に対向する側壁14b、14bとの間に挟
持する。なお、堰板20の設置位置は、レバー28を操
作することによって、前後方向に移動調整できるように
なっている。
に、販売時、各商品通路14から商品Sを押し出して払
い出すための左右2つのプッシャ29、29と、プッシ
ャ29を案内するガイドレール30とを備えている。各
プッシャ29は、ブロック状のプッシャ本体29aと、
プッシャ本体29aの側面上部に取り付けられたU溝付
きの前後一対のローラ29b、29bと(前側のものの
み図示)、その下側に取り付けられた補助ローラ29c
で、構成されている。また、プッシャ29は、引張コイ
ルばね(図示せず)によって、常時、前方に付勢されて
いる。
ミニウムの押出成形品で構成されており、上側の商品ラ
ック10を載置している棚15の中央部に、下方に突出
するように且つ前後方向に延びるように、取り付けられ
ている。また、ガイドレール30の両側部には、上下に
延びるガイド突部30aが形成され、このガイド突部3
0aにプッシャ29のローラ29bが係合していて、そ
れにより、プッシャ29がガイドレール30に沿って前
後方向に円滑に移動するようになっている。
を、図8〜図10などを参照して説明する。図8は、販
売待機状態を示している。すなわち、販売待機時には、
係止板19は、係止板駆動機構21により係止位置に保
持され、左右の開閉板18、18に前側から当接して、
これらを閉鎖位置に係止している。この状態で、多数の
商品Sが各商品通路14内に前後方向に並んで収納さ
れ、閉鎖位置にある開閉板18とプッシャ29との間に
挟持されている。
場合には、係止板駆動機構21のモータ26の作動によ
り、駆動軸24が、図9の矢印C方向に所定角度、回転
する。これに伴い、係止板19が右側の開閉板18側に
同角度、解放位置まで回動することにより、左側の開閉
板18から係止板19が外れて、開閉板18が解放され
る。この場合、開閉板18の切欠き22は、係止板19
との干渉を避ける「逃げ」として機能する。この開閉板
18の解放に伴い、開閉板18が図示しないばねの付勢
力で開放位置に回動して、左側の商品通路14の払出口
14aを開放することによって、最前位の商品(販売商
品)Sが商品通路14から払い出される。
の傾斜部12bにより、商品Sが前方に倒れながら案内
されるとともに、傾斜部12bの長溝12cにより、商
品Sと傾斜部12bの底面との間の摩擦抵抗が軽減され
るので、商品Sの払出しを円滑に行うことができる。ま
た、駆動軸24の回転に伴い、堰板20、20は、カム
27で同時に駆動され、商品通路14内に突出して、次
販商品Sを保持する。
作動し、逆方向に同角度、回転することによって、係止
板19は、図8の係止位置まで復帰回動する。これに伴
い、開閉板18は、係止板19で押圧されることによ
り、ばねの付勢力に抗して閉鎖位置に復帰するととも
に、堰板20が商品通路14から退避することによっ
て、商品収納装置1は、再び販売待機状態となる。ま
た、図10に示すように、駆動軸24を図9と反対の方
向(矢印D方向)に回転させることによって、右側の商
品通路14から商品Sを払い出すことができる。
1では、左右の商品通路14、14用の開閉板18、1
8を別個に設け、開放位置側へばねで常時、付勢すると
ともに、これらの開閉板18、18を係止板19で係止
・解放することによって開閉する。したがって、開閉板
が商品に摺接しながら回動する場合と異なり、開閉板1
8の復帰に伴う商品Sのせり上がりが無くなるととも
に、開閉板18の汚れや傷が発生しにくくなることによ
って、ディスプレイ効果を良好に維持できる。同じ理由
から、商品Sが変形していた場合や、柔らかい場合で
も、商品Sへの開閉板18の食込みを防止することがで
きる。
するので、上下の商品ラック10、10間に余分な間隔
を確保することは不要となり、商品Sの収納効率を高め
ることができる。さらに、各開閉板18が内端側で回動
自在に支持され、この支持点に近い位置で係止板19が
開閉板18に当接するので、係止板19による開閉板1
8の係止・解放すなわちその開閉を、係止板19の比較
的小さな回動角度で行うことができる。その結果、販売
後に堰板20を退避させて次販商品Sを解放するタイミ
ングを、商品Sが円筒形の場合でも簡単にとることがで
きる。同じ理由から、係止板19は比較的小さなサイズ
でもよいので、係止板駆動機構21のモータ26の停止
位置がばらつくことで、係止板19が傾いても、それが
あまり目立たず、ディスプレイ効果にはほとんど影響を
及ぼさない。
23に摺接しながら回動するので、このときの摩擦抵抗
を低減でき、例えば係止板駆動機構21のモータ26を
小型化できるとともに、開閉板18の傷の発生も抑制で
きる。また、突起23が円弧状で、その中心が駆動軸2
4の位置すなわち係止板19の回動中心と一致している
ので、係止板19は開閉板18からの反力をバランス良
く受けながら回動でき、したがって、開閉板18の係止
・解放を円滑に行うことができる。
19に取り付けた表示ラベル31について説明する。こ
の表示ラベル31は、例えば、柔らかいプラスチック製
のものであり、その下端に突部31aが形成され、表面
には、商品ラック10のラック番号を示す1〜24の数
字と商品Sの価格がそれぞれ印刷されている(図示はラ
ック番号1の例)。図13に示すように、係止板19の
下端部には、突部31aに対応する凹部19a(取付手
段)が、上端部にはアンダーカットされた係合部19b
(取付手段)がそれぞれ形成されており、表示ラベル3
1は、凹部19aおよび係合部19bを介して、係止板
19にはめ込みによって取り付けられている。一方、前
述したように、商品選択ボタン4bは、商品ラック10
と同数かつ同配置でマトリックス状に配置されており、
図示しないが、これらの商品選択ボタン4bにも、1〜
24までのラック番号が、商品ラック10と同配置で表
示されている。
しに、商品ラック10に収納された商品Sを視認して、
その中から購入する商品Sを選択し、次に、その商品S
の商品ラック10の係止板19の表示ラベル31によっ
て、ラック番号と商品価格を確認した後、金銭投入部4
aに金銭を投入し、同じラック番号の商品選択ボタン4
bを押すことによって、選択した商品Sを購入すること
ができる。
品収納装置を示している。この実施形態では、前述した
第1実施形態の係止板19が円形であるのに対し、係止
板39が半月状に構成されるとともに、係止板19より
もかなり小さなサイズになっている。他の構成は、第1
実施形態と同様である。したがって、本実施形態によっ
ても、第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、
特に、係止板39が小さくなった分、透明な開閉板18
を通して外部から見える商品Sの部分が大きくなるの
で、ディスプレイ効果をさらに高めることができる。
されることなく、種々の態様で実施することができる。
例えば、実施形態では、半円弧状の突起を左右の開閉板
の前面にそれぞれ形成しているが、この突起を係止板の
背面に形成してもよく、また他の形状としてもよい。そ
の他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変
更することが可能である。
品収納装置によれば、商品が柔らかい場合でも開閉板の
食込みを生じることなく商品を収納でき、円筒形商品も
タイミング良く容易に販売できるとともに、ディスプレ
イ効果および商品の収納効率を向上させることができる
などの効果を有する。
た自動販売機の正面図である。
図である。
図である。
で示す斜視図である。
状態で示す斜視図である。
る。
ときの販売機構の動作を示す斜視図である。
斜視図である。
面図である。
斜視図である。
視図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 前端に払出口をそれぞれ有し、多数の商
品を前後方向に並べて収納する左右の商品通路を形成し
た商品ラックと、 内端側に切欠きが形成されるとともに、互いに並立した
状態で内端部が前記商品ラックの中央部に鉛直軸線回り
に回動自在に取り付けられ、前記左右の商品通路の前記
払出口を閉鎖する閉鎖位置と、開放する開放位置との間
で回動可能な透明な左右の開閉板と、 これらの開閉板を前記開放位置側に付勢するばねと、 前記商品ラックの中央部に、前記左右の開閉板の前側に
近接して立設され、前記左右の開閉板に当接して前記閉
鎖位置に係止する係止位置と、前記左右の開閉板の一方
を選択的に解放する解放位置との間で、前後方向の水平
軸線回りに回動可能な係止板と、 この係止板を前記係止位置と前記解放位置の間で回動さ
せる係止板駆動機構と、 前後方向に移動自在に設けられ、前記商品通路に収納さ
れた商品を前方に押圧するプッシャと、 を備え、 前記開閉板および前記係止板の互いの当接面の一方に、
帯状の突起が形成されている ことを特徴とする自動販売
機の商品収納装置。 - 【請求項2】 前記突起が、前記水平軸線を中心とする
円弧状に配置されていることを特徴とする、請求項1に
記載の自動販売機の商品収納装置。 - 【請求項3】 前記係止板が、表示ラベルを前面に取り
付けるための取付手段を備えていることを特徴とする、
請求項1または2に記載の自動販売機の商品収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15798897A JP3478065B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 自動販売機の商品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15798897A JP3478065B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 自動販売機の商品収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10334334A JPH10334334A (ja) | 1998-12-18 |
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ID=15661796
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15798897A Expired - Lifetime JP3478065B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 自動販売機の商品収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3478065B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP5417657B2 (ja) * | 2009-01-21 | 2014-02-19 | 株式会社北電子 | 景品払出機 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP15798897A patent/JP3478065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH10334334A (ja) | 1998-12-18 |
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