[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3476902B2 - Suture tool - Google Patents

Suture tool

Info

Publication number
JP3476902B2
JP3476902B2 JP08657494A JP8657494A JP3476902B2 JP 3476902 B2 JP3476902 B2 JP 3476902B2 JP 08657494 A JP08657494 A JP 08657494A JP 8657494 A JP8657494 A JP 8657494A JP 3476902 B2 JP3476902 B2 JP 3476902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
forceps
needle
loop
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08657494A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH07289558A (en
Inventor
高宏 小賀坂
敏彦 鈴田
士郎 備藤
稔 鶴田
直樹 内山
国英 梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP08657494A priority Critical patent/JP3476902B2/en
Priority to US08/360,397 priority patent/US5643293A/en
Publication of JPH07289558A publication Critical patent/JPH07289558A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3476902B2 publication Critical patent/JP3476902B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は体腔内を内視鏡で観察し
つつ外科手術をする環境下で、糸の縫合・結紮を行う縫
合用具に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、体腔内を内視鏡で観察しつつ外科
手術をすることが多く行われている。このように内視鏡
からの平面的な映像をモニターで見ながら、動きの限定
される体腔内で特殊な道具を操作しなければならないと
いう環境下においては、糸の縫合・結紮を行うことは非
常に難しい。そのため、簡単に糸しばりを行う道具や方
法が多数開発されている。 【0003】現在、一般に行われている縫合結紮方法に
は体外結紮と体内結紮とがある。ここで、体外結紮は、
一旦体腔内で生体組織に糸を挿通させた後、この糸の両
端を体外に取出し、体外で結び目をつくり、この結び目
を体内に送るための専用の道具等で再度、体内に送ると
いうものである。 【0004】これと同様の方法で糸を結ぶ道具の例が、
米国特許第5,144,961号に記載されている。こ
れは、あらかじめ、針付き糸の一端(針から離隔する側
の端部)を中空の棒に巻き付け、この中空の棒上に結び
目を形成しておく。そして、体腔内には、この棒に巻き
付けられていない部分の糸と針だけを挿入し、縫った後
に体外にその糸を取出し、中空棒の内孔にその糸を通
し、結び目を棒から外して、その中空の棒を押し進めて
体腔内に結び目を送るものである。 【0005】一方、体内結紮を行う場合は、腹腔鏡下手
術用の2本の鉗子を用いて、通常の開腹手術と同様に男
−女結び(2重結紮)、あるいは男−女−男結び(3重
結紮)を行ったりする。このような結紮については更に
後述する。 【0006】また、体内で結び目つくる作業を簡略化す
る方法には米国特許第5,234,445号に示される
ようなものがある。これは、針付き糸の途中に略投げ縄
状のループと結び目を形成し、それより後端側の糸を中
空の棒の内部に通しておくものである。 【0007】この場合、結び目はこの棒内には入らな
い。そして、棒を体腔内に挿入し、その先端に装着され
たループと針糸を体腔内に入れ、別の鉗子で針を持ちな
がら組織を縫った後、今度は鉗子をループに通してから
針側の糸をつかみ、この針側の糸を引張ってループ内に
通すと同時に、中空棒を押して結び目を送る。これによ
り、略投げ縄状のループが締まって結び目を形成する。 【0008】また、体腔内で2本の鉗子により、結紮す
る方法では、例えば使用する道具は、腹腔鏡下手術用の
鉗子(図9および図10(A),(B)参照)であり、
この様な鉗子を2本操作して、前述した様に通常の開腹
手術の様に男−女結び、あるいは男−女−男結びを行
う。 【0009】この時の手順の1例としては、まず一方の
A鉗子で、糸の一端(a端)をとり、他方のB鉗子に巻
き付ける。続いて、糸のa端を把持したA鉗子はその糸
を把持したままの状態で維持させ、糸を巻き付けられた
B鉗子で糸の他端(b端)を把持する。 【0010】ここで、A鉗子を、B鉗子の先端方向へ移
動させ、巻き付けた糸の輪をB鉗子を越えて、糸のb端
上にもってくる。この状態で、両方の鉗子を互いに逆方
向に引張り、巻き付けた糸の輪を締めると結び目ができ
る。 【0011】なお、男−女結びや、男−女−男結びなど
は、この巻き付け方向を逆にして2あるいは3回同じこ
とを繰り返すことで行われる。ちなみに、男−女結びを
行った場合は図5(B)の様な結び目となる。 【0012】こうして得られる結び目は固く強いもので
あり、また2本の鉗子により糸の両端を結び目を中心に
直横に逆方向に引くことで、糸を確実に締め付けること
が可能となる。このように行うことで締め具合の調節等
を行いやすい。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものにあっては、体外で結び目をつくる場合に
は体内に導いた糸の両端を一旦、体外に引き出す必要が
あるので、鉗子の出し入れ動作が多くなり、その作業が
面倒である。さらに、体内で比較的広い範囲に亙り生体
組織を縫合する場合には縫合作業を複数回繰り返す必要
があるので、その作業が一層困難なものとなる問題があ
る。 【0014】また、糸の両端を体外に出すため、非常に
長い糸が必要となるので、体外に出す際、糸が貫通され
た生体組織が、この糸で長くこすられるおそれがある。
さらに、結び目を体内に送りこむための専用の道具も必
要になり、コスト高になる問題があるうえ、このように
結び目を体外から体内に送りこむ方法では結び目を固く
締めることは難しい場合がある。 【0015】また、2本の腹腔鏡下手術用の鉗子を用い
て体内にて結紮を行う場合にはやはり、前述した様な特
殊な環境下での作業となるため、通常の開腹手術の様な
操作は非常に難しい問題がある。特に、鉗子に糸を巻き
付けるような作業は困難であり、技術や熟練も必要とな
る。さらに、ここでも体内で比較的広い範囲に亙り生体
組織を縫合するために縫合作業を複数回繰り返す場合に
は、その作業に時間もかかり、一層困難なものとなる問
題がある。 【0016】また、略投げ縄状のループにより、糸のも
う一端をしめつけて結び目をつくる方法では、結び目が
比較的弱く、結び目がほどけてしまうおそれがある。な
お、棒の先端に略投げ縄状のループを取付け、体腔内に
挿入する場合などにおいては、通常の縫う作業を行なう
2本の鉗子を挿入するための2つの穴を患者の体表にあ
ける必要があることに加え、この棒を挿入するための穴
をもう一つ新たに患者の体表にあける必要があり、患者
の負担が増大するおそれがある。さらに、この場合も複
数針の縫合を行う際には、毎回鉗子の出し入れ作業が必
要になるので、その作業が面倒なものとなる問題があ
る。 【0017】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、体腔内で比較的広い範囲に亙り生体組
織を縫合する作業を能率よく行なうことができる縫合用
具を提供することにある。 【0018】 【課題を解決するための手段】本発明は結び目用のルー
プを形成する複数本の縫合糸を環装する円柱部材と、前
記円柱部材を遊挿し、前記ループを収納する穴を有し、
前記縫合糸の少なくとも一カ所を係止する係止部を有す
る外筒と、前記複数本の縫合糸を個別に判別する手段と
を設けたものである。 【0019】 【作用】複数の縫合糸に、予めその一部に例えば結紮用
のループをそれぞれ形成し、各ループを円柱部材に保持
させると共に、各ループから延びる糸の延長部を糸係止
部に係止しておく。そして、各ループの内側の空間に鉗
子等の手術用具を通し、各ループを保持した円筒部材を
手術用具の外周に配置させる。これを、体腔内に挿入
し、所要の生体組織に糸を通した後、別の鉗子などで、
最初のループを手術用具から外し、このループで結紮す
る。ついで、次の糸を選び同様にして2つ目の結紮を行
う。さらに追加したいときは、順次、次の糸を用いて結
紮を行うようにしたものである。 【0020】 【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図1
2を参照して説明する。図1は縫合用具の糸保持部材1
の概略構成を示すものである。この糸保持部材1には内
筒2と、この内筒2が遊挿される外筒3とが設けられて
いる。 【0021】ここで、内筒2の先端部には外径寸法が外
筒3と略同径に形成され、外筒3内に収容されない内筒
把持部4が設けられている。さらに、この内筒2の後端
部側には図3(B)に示すように外筒3内に挿入される
先細状のテーパ面が形成された糸巻き付け部5が設けら
れているとともに、内筒把持部4と糸巻き付け部5との
間には外筒3の内周壁面にはまって内筒2を固定する固
定部6が設けられている。そして、内筒2の糸巻き付け
部5には後述する図4に示す巻き方で複数本、本実施例
では4本の縫合用糸7A,7B,7C,7Dがそれぞれ
巻き付けられ、結び目用の3重結紮のループ部7Lがそ
れぞれ形成されている。なお、縫合用糸7A〜7Dは外
科手術用に用いられるものなら、どのようなものでもよ
い。 【0022】また、図8に示すように内筒2の内腔2a
には内筒把持部4側に閉止部2bが設けられている。そ
して、この内腔2aは内筒2の先端部側の閉止部2bで
終端するようになっている。さらに、この内筒2の内腔
2aは糸巻き付け部5の部分の内径がこの糸保持部材1
と組合わせて用いられる鉗子、例えば図7に示す鉗子2
1の挿入部21aの径よりも大きくなるように設定され
ている。 【0023】ここで、鉗子21には挿入部21aの手元
側の端部に操作部21bが連結されるとともに、挿入部
21aの先端部にはこの操作部21bの操作によって開
閉操作される把持部21cが設けられている。 【0024】また、外筒3の筒内には図2に示すように
一端部側に小径な鉗子固定部8が形成され、この鉗子固
定部8以外の部分にはこの鉗子固定部8よりも大径な糸
収納部9が形成されている。 【0025】ここで、糸収納部9の長さは、内筒2の固
定部6および糸巻き付け部5の長さを足した長さとほぼ
同じ長さに設定されている。さらに、この糸収納部9の
内径は内筒2の固定部6と軽くはまりこむような大きさ
に設定されている。 【0026】また、鉗子固定部8の内径はこの糸保持部
材1と組合わせて用いられる鉗子21の挿入部21aに
軽くしまりばめするような寸法に設定されている。さら
に、この鉗子固定部8にはその内孔からこの外筒3の外
周に向けて周方向に等間隔に6カ所に配置された放射状
の切り込み溝10が形成されており、鉗子の挿入時に各
切り込み溝10間の部分が比較的容易に変形して鉗子2
1の挿入部21aを確実に固定するようになっている。 【0027】また、外筒3の先端部には内筒2の糸巻き
付け部5に巻き付けられた4本の縫合用糸7A,7B,
7C,7Dの両端部をそれぞれ係止するための合計8つ
の糸係止溝11A〜11D、11A´〜11D´が成形
されている。これらの8つの糸係止溝11A〜11D、
11A´〜11D´は外筒3の先端部に周方向にそれぞ
れ等間隔で配置されている。 【0028】この場合、図3(B)に示すように外筒3
の先端部における径方向の対向位置に配置された糸係止
溝11Aと11A´、11Bと11B´、11Cと11
C´、11Dと11D´はそれぞれ同じ長さに設定され
ている。さらに、糸係止溝11Aと11A´は外筒3の
軸心方向の長さが最も短く、11Bと11B´、11C
と11C´、11Dと11D´の順に、長さが長くなる
ように設定されている。 【0029】また、各糸係止溝11A〜11D、11A
´〜11D´の後方にはその溝の位置を示す表示、例え
ばドット表示部12A〜12Dが形成されている。これ
らのドット表示部12A〜12Dは各糸係止溝11A〜
11D、11A´〜11D´の長さに応じて、短い組か
ら順に1、2、3、4個のドットがつけられている。例
えば、糸係止溝11Aと11A´には1個のドットがつ
けられたドット表示部12Aが形成されている。 【0030】また、内筒2の糸巻き付け部5に巻かれて
いる4本の糸7A〜7Dの各一端部には縫合用針13が
それぞれ連結されている。さらに、内筒2の糸巻き付け
部5の最後端位置に巻き付けられている糸7Dにおける
針13側の端部であるA端部7aとその他端であるB端
部7bが、それぞれ外筒3の一番溝が長い糸係止溝11
Dと11D´(ドット数4個のドット表示部12D)に
係止されている。同様に、内筒2の糸巻き付け部5にお
ける後端位置から2番目の位置に巻き付けられている糸
7Cの両端はそれぞれ外筒3の糸係止溝11Cと11C
´に、内筒2の糸巻き付け部5における後端位置から3
番目の糸7Bの両端はそれぞれ外筒3の糸係止溝11B
と11B´に、内筒2の糸巻き付け部5における後端位
置から4番目の糸7Aの両端はそれぞれ外筒3の糸係止
溝11Aと11A´に係止されている。 【0031】なお、ここでは縫合用糸7A,7B,7
C,7Dは針付糸としたが、針13のない糸であっても
よい。さらに、縫合用糸7A,7B,7C,7Dの種類
は吸収性、非吸収性、天然、合成を問わず、どのような
ものでもよい。 【0032】次に、内筒2の糸巻き付け部5に巻き付け
られる各縫合用糸7A(7B,7C,7D)の巻き方に
ついて説明する。まず、図5(A)に示すように内筒2
の先端方向の糸巻き付け部5に縫合用糸7A(7B,7
C,7D)を1回巻き付け、第1のループ7L1 (ルー
プ1)を形成する。 【0033】続いて、図5(B)に示すようにループ1
に対して点線部Aで対称になるように糸巻き付け部5に
縫合用糸7A(7B,7C,7D)を巻き付け、第2の
ループ7L2 (ループ2)を形成する。 【0034】さらに、図5(C)に示すようにループ2
に対して点線部Bで対称となるように(つまりループ1
と同じ巻き方で)、糸巻き付け部5に縫合用糸7A(7
B,7C,7D)を巻き付けることにより、第3のルー
プ7L3 (ループ3)を形成する。 【0035】これにより、図4に示す結び目用の3重結
紮のループ部7Lが形成される。その後、図6(A)中
に矢印で示すように縫合用糸7A(7B,7C,7D)
の一端(A端)7aをこの3つのループ7L1 〜7L3
内に通してしめるとA端7a側の糸7A(7B,7C,
7D)と、ループ部7Lの各ループ7L1 〜7L3 との
絡まり方の関係は、図6(B)に示す男−女−男結びの
3重結紮と同じになるものである。つまり、ループ7L
1 、ループ7L2 、ループ7L3 は各々図5(B)の3
重結紮の1重結紮部o、2重結紮部p、3重結紮部qに
それぞれ対応し、ループ2の巻き方の向きの違いは、男
−女−男結びの中の女結びに対応する。なお、糸7A〜
7Dの巻き方は本実施例のものに格別に限定されるもの
ではなく、結紮が可能であれば、どのようなものでもよ
い。 【0036】そして、糸保持部材1の内筒2、外筒3、
縫合用糸7A〜7Dは予め図3(B)に示すように4本
の縫合用糸7A〜7Dを内筒2の糸巻き付け部5に巻き
付け、それぞれ結び目用の3重結紮のループ部7Lを形
成した後、縫合用糸7A〜7Dのループ部7Lを巻いた
糸巻き付け部5の部分を外筒3の糸収納部9に挿入す
る。その際、内筒2の最後端位置の糸7Dから7C,7
B,7Aの順に、外筒3のそれぞれに対応する糸係止溝
11D,11D´〜11A,11A´に順次挟んで固定
し、最後に内筒2の固定部6を外筒3内にはめ込んで固
定するようになっている。 【0037】次に、上記構成の作用について説明する。
ここでは、本実施例の糸保持部材1を例えば図7に示す
鉗子21(以下、この鉗子21をA鉗子とする)と組み
合わせて使用し、図9に示すような患者の体内の生体組
織の創傷部位H0 の両側の組織H1 ,H2 間を結紮する
場合について説明する。 【0038】まず、図8に示すようにA鉗子21の挿入
部21aを内筒2、外筒3、縫合用糸7A〜7Dが組付
けられた糸保持部材1の外筒3の後端の鉗子固定部8の
内腔に挿入する。ここで、A鉗子21を深く挿入してい
くと、A鉗子21の挿入部21aの先端部が内筒2の糸
巻き付け部5の内腔2aに挿入される。 【0039】この状態から更にA鉗子21を押し進める
と、A鉗子21の先端部が内筒2の内腔2aの閉止部2
bに当接した後、この閉止部2bがA鉗子21によって
このA鉗子21の挿入方向に押圧され、内筒2が外筒3
から押し出される。このとき、内筒2の糸巻き付け部5
に巻き付けられている糸7A〜7Dのループ部7Lは、
内筒2が外筒3から押し出される動作にともないそのま
まの形を維持した状態で内筒2の糸巻き付け部5から外
れ、内筒2に変わって挿入されてきたA鉗子21に巻き
付けられる。なお、内筒2の糸巻き付け部5から外れた
内筒2はA鉗子21から取り外される。 【0040】また、外筒3は鉗子固定部8によりA鉗子
21上に軽く締まりばめ状態で固定される。このとき、
外筒3の素材の弾性と、切り込み溝10のため、外筒3
は適度な力量にてA鉗子21上をその軸心方向に移動可
能になっており、図9に示すようにA鉗子21上の適当
な位置に配置された状態で保持される。 【0041】このようにA鉗子21と糸保持部材1の外
筒3との組付け作業が終了した後、次に、糸保持部材1
の外筒3が組付けられたA鉗子21を体腔内にトラカー
ルなどを介して挿入し、生体組織の結紮作業を行う。 【0042】ここで、例えば、創傷部位H0 の両側の組
織H1 ,H2 間の縫合を行う場合には、1個のドットが
つけられたドット表示部12Aの位置の(長さが一番短
い)一方の糸係止溝11Aに係止されている針付糸7A
のA端部7aをA鉗子21で保持する。 【0043】ついで、図8に示すように創傷部位H0
両側の組織H1 ,H2 間に針13を刺し、糸7Aを組織
1 ,H2 に通して、その糸7AのA端部7aの部分を
A鉗子21でもう一度つかむ。 【0044】この状態で、次に別の鉗子(以下、B鉗
子)22で、ドットが1つのドット表示部12Aの他方
の糸係止溝11A´に固定されている糸7AのB端部7
bを掴む。そして、B鉗子22を引上げ、糸7AのB端
部7bを引き、図10に示すように外筒3からこの糸7
Aのループ部7Lを外したのち、A鉗子21の先端方向
に引っ張る。 【0045】これを更に引くと、糸7Aのループ部7L
はA鉗子21から外れ、図11に示すようにループ部7
Lの中に糸7AのA端部7aが通る。この状態で、さら
にA鉗子21、B鉗子22を強く引き、図12に示すよ
うにループ部7Lの結び目を強く締め付けることによ
り、創傷部位H0 の両側の組織H1 ,H2 間の縫合が行
なわれる。 【0046】つづいて、もう一針縫いたい場合には、ド
ットが2つのドット表示部12Bの位置の(長さが2番
目に短い)糸係止溝11B,11B´に係止されている
針付糸7Bを使用して同様の縫合操作が行なわれる。以
後は、順次、ドット数が大きく、長さが長い溝に保持さ
れる針付糸7C,7Dを使用して同様の縫合操作が行な
われる。そして、本実施例においては、4針までの縫合
操作ができる。 【0047】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、糸保持部材1の内筒2の糸巻き
付け部5に4本の縫合用糸7A,7B,7C,7Dをそ
れぞれ巻き付けて結び目用の3重結紮のループ部7Lを
それぞれ形成し、糸保持部材1をA鉗子21と組み合わ
せて使用する際に、内筒2の糸巻き付け部5に巻き付け
られている糸7A〜7Dのループ部7Lを内筒2が外筒
3から押し出される動作にともないそのままの形を維持
した状態で内筒2に変わって挿入されてきたA鉗子21
に巻き付けられるようにしたので、体腔内に挿入された
A鉗子21を体腔内から体外に引き出すことなく複数針
の縫合結紮を容易に確実に行なうことができる。 【0048】そのため、患者の体内の生体組織の創傷部
位H0 の両側の組織H1 ,H2 間を結紮する場合のよう
に体腔内で比較的広い範囲に亙り生体組織を縫合する作
業を能率よく行なうことができる。 【0049】また、外筒3の先端部の8つの糸係止溝1
1A〜11D、11A´〜11D´のうち、糸係止溝1
1Aと11A´は外筒3の軸心方向の長さが最も短く、
11Bと11B´、11Cと11C´、11Dと11D
´の順に、長さが長くなるように設定するとともに、各
糸係止溝11A〜11D、11A´〜11D´の後方に
その溝の位置を示すドット表示部12A〜12Dを形成
したので、内筒2の糸巻き付け部5に巻かれている4本
の糸7A〜7Dの使用順番を分かりやすくすることがで
き、作業能率の向上を図ることができる。 【0050】さらに、外筒3の先端部の8つの糸係止溝
11A〜11D、11A´〜11D´により4本の糸7
A〜7Dの両端部をそれぞれ係止させるようにしたの
で、糸保持部材1の外筒3が組付けられたA鉗子21を
体腔内にトラカールなどを介して挿入する際に4本の糸
7A〜7Dの装着位置がずれたり、ループ部7LがA鉗
子21から外れるおそれがない。 【0051】また、外筒3の先端部の8つの糸係止溝1
1A〜11D、11A´〜11D´に係止させた4本の
糸7A〜7Dは各糸係止溝11A〜11D、11A´〜
11D´に沿って先端方向に引くだけで簡単に外筒3か
ら取り外すことができる。 【0052】さらに、糸保持部材1の外筒3がA鉗子2
1に組付けられた状態で、各糸7A〜7Dのループ部7
Lは外筒3により覆われているため、各糸7A〜7Dの
ループ部7LがA鉗子21上を移動したり、外れたり、
或いはA鉗子21の体腔内への挿入途中で周囲の干渉物
等に引っ掛かるおそれがない。 【0053】また、糸保持部材1には糸巻き付け部5を
備えた内筒2が設けられているため、A鉗子21を糸保
持部材1の外筒3に組付ける際にループ部7Lが崩れず
にそのままの形状でA鉗子21の外周面に配置すること
ができる。また、この縫合用具の糸保持部材1を組み立
てる場合には、内筒2に4本の縫合用糸7A,7B,7
C,7Dのループ部7Lを巻いて外筒3に差し込めばよ
いので、糸保持部材1を組み立てる作業を容易化するこ
とができる。 【0054】さらに、創傷部位H0 の両側の組織H1
2 間を縫合する際に、A鉗子21およびB鉗子22の
2本の鉗子で各縫合用糸7A(または7B,7C,7
D)を強く引き、各縫合用糸7A(または7B,7C,
7D)のループ部7Lの結び目を強く締め付けることが
できるので、強く、固い結び目を形成することができ、
確実な結紮作業を行なうことができる。 【0055】なお、上記実施例の糸保持部材1の内筒2
の糸巻き付け部5に巻き付けられる4本の縫合用糸7
A,7B,7C,7Dの色をそれぞれ変更する構成にし
てもよい。このように色が異なる4本の縫合用糸7A,
7B,7C,7Dを内筒2の糸巻き付け部5に巻き付け
ることにより、使用する縫合用糸7A,7B,7C,7
Dを迅速に識別することができるので、生体組織の縫合
作業を行う際に、何針か縫った状態で、複数の糸が重な
りあっても目的の縫合用糸7A,7B,7C,7Dを簡
単に区別できる。 【0056】また、図13は第1の実施例の第1の変形
例を示すものである。これは、各縫合用糸7A,7B,
7C,7Dにおける針13側とは反対側のB端部7bに
外筒3の先端側から数えた糸の番号となる数字をつけた
表示プレート31A,31B,31C,31Dをそれぞ
れ設けたものである。 【0057】この場合には、各縫合用糸7A,7B,7
C,7Dにおける針13側とは反対側のB端部7bの表
示プレート31A,31B,31C,31Dを目視する
ことにより、使用する目的の縫合用糸7A(または7
B,7C,7D)の位置がすぐわかる。 【0058】さらに、目的の縫合用糸7A(または7
B,7C,7D)のB端部7bを掴む際に、各縫合用糸
7A,7B,7C,7Dよりも表面積が大きい各表示プ
レート31A,31B,31C,31Dを掴むことがで
きる。そのため、各縫合用糸7A,7B,7C,7Dを
直接掴む場合に比べて目的の縫合用糸7A(または7
B,7C,7D)を掴みやすい。 【0059】また、図14は第1の実施例の第2の変形
例を示すものである。これは、外筒3の各糸係止溝11
A〜11D、11A´〜11D´の形をこの外筒3の先
端側から数えた糸の順番となる数字の形としたものであ
る。この場合も外筒3の各糸係止溝11A〜11D、1
1A´〜11D´の形を目視することにより、使用する
目的の縫合用糸7A(または7B,7C,7D)の位置
がすぐわかる。 【0060】また、図15は第1の実施例の第3の変形
例を示すものである。これは、各縫合用糸7A(または
7B,7C,7D)の巻き方を変更したループ部7Mを
形成したものである。すなわち、ここでは各縫合用糸7
A(または7B,7C,7D)のA端7aを内筒2の糸
巻き付け部5に図15中で矢印に示すように左方向から
複数回、例えば5回巻き付けて5重のループ7M1 〜7
5 を形成したのち、そのA端7aを同図中で右側から
ループ7M3 ,7M2 ,7M1 内に通して締める、いわ
ゆるローダーノットと呼ばれる結び目を形成する構成に
したものである。 【0061】また、図16(A)は第1の実施例の第4
の変形例を示すものである。これは、各縫合用糸7A
(または7B,7C,7D)の巻き方をさらに変更した
ループ部7Nを形成したものである。すなわち、ここで
は各縫合用糸7A(または7B,7C,7D)を内筒2
の糸巻き付け部5に図16(A)中で右方向から2回巻
き付けて2重のループ7N1 ,7N2 からなるループ1
を形成したのち、左側のループ7N2 の終端部を右側の
ループ7N1 の始端部と交差させて逆向きに折り返した
状態で、糸巻き付け部5に1回巻き付けてループ7N3
(ループ2)を形成したものである。 【0062】そして、各縫合用糸7A(または7B,7
C,7D)のA端7aを同図中に矢印で示すように左方
向からループ1,2に通して締め付けた場合にはA端7
a側の各縫合用糸7A(または7B,7C,7D)とル
ープ部7N側の各縫合用糸7A(または7B,7C,7
D)の位置関係は図16(B)に示すようにいわゆる外
科結びと呼ばれるものと同様になる。 【0063】また、図17(A)乃至図20は本発明の
第2の実施例を示すものである。これは、第1の実施例
の糸保持部材1の構成の一部を次のように変更したもの
である。すなわち、ここでは外筒3の先端面に各縫合用
糸7A〜7Dの針13を保持する針保持穴51A〜51
Dをそれぞれ設けている。各針保持穴51A〜51Dは
外筒3の先端面にその周方向を1/4の等間隔に分割す
る位置に配置されている。 【0064】さらに、外筒3の先端面には隣接する一対
の針保持穴51A,51B間、51B,51C間、51
C,51D間、51D,51A間のそれぞれ中間位置に
糸係止溝52A,52B,52C,52Dがそれぞれ形
成されている。 【0065】また、各針保持穴51A〜51Dの穴径は
針13の径よりも僅かに大きく設定されている。そし
て、各針保持穴51A〜51Dに針13が後端から挿入
された場合には各針保持穴51A〜51Dに針13の後
端部とともにこの針13の最後端に連結された各縫合用
糸7A〜7DのA端部7aが一緒に挿入されるようにな
っており、各針保持穴51A〜51Dに後端から針13
および各縫合用糸7A〜7DのA端部7aが挿入された
際に、各針保持穴51A〜51Dに針13および各縫合
用糸7A〜7DのA端部7aが適度な強度で嵌まり込む
ように設定されている。 【0066】また、外筒3の外周面には各針保持穴51
A〜51Dの近傍位置と、糸係止溝52A〜52Dの後
端位置の近傍位置に、外筒3の先端側から数えた各縫合
用糸7A,7B,7C,7Dの順番を示すための数字が
1〜4まで表示された表示部53が設けられている。 【0067】ここで、例えば内筒2の最後端位置の縫合
用糸7Dの縫合用針13は4番の針保持穴51Dに挿入
され、縫合用糸7DのB端部7bは4番の糸係止溝52
Dに係止される。続いて、内筒2の後端側の糸7C,7
B,7Aが3、2、1番の順に、その番号が表示された
各針保持穴51A〜51Cにその針13が挿入され、か
つその番号が表示された糸係止溝52A〜52Cに縫合
用糸7C,7B,7AのB端部7bがそれぞれ係止され
るようになっている。 【0068】また、内筒2の先端部の内筒把持部4には
各針保持穴51A〜51Dに挿入された縫合用針13の
先端突出部との干渉を避ける4つの逃げ溝54がそれぞ
れ形成されている。 【0069】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、第2の実施例の糸保持部材1の使用法の一例につ
いて説明する。これは、図7に示すA鉗子21のような
形状の鉗子と組み合わせて使用される。なお、A鉗子2
1は把持機能があれば特にどのような種類の鉗子でもか
まわない。 【0070】まず、図18に示すようにA鉗子21の挿
入部21aを糸保持部材1の外筒3の後端の鉗子固定部
8の内腔に挿入し、第1の実施例と同様にA鉗子21と
糸保持部材1の外筒3とが組付けられる。 【0071】このようにA鉗子21と糸保持部材1の外
筒3との組付け作業が終了した後、次に、糸保持部材1
の外筒3が組付けられたA鉗子21を体腔内にトラカー
ルなどを介して挿入し、生体組織の結紮作業を行う。 【0072】図19に示すようにA鉗子21とは別の鉗
子(以下B鉗子)22を体内に挿入する。このB鉗子2
2は持針器がよい。さらに、図19に示すようにA鉗子
21を適当な角度に傾け、B鉗子22で針13を掴みや
すい状態にし、1番の針保持穴51Aに保持された針1
3をB鉗子22でとる。 【0073】続いて、B鉗子22で創傷部位H0 の両側
の組織H1 ,H2 間に針13を刺入し、組織H1 ,H2
間に糸7Aを通した後、図20に示すようにA鉗子21
によって針13側の糸7AのA端部7aを把持する。さ
らに、B鉗子22によって、糸保持部材1の1番の糸係
止溝52A内の糸7AのB端部7bを把持する。これ以
後は第1の実施例と同様の手法にて結紮する。 【0074】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、各縫合用糸7A〜7Dの針13
が外筒3の先端面の針保持穴51A〜51Dに保持され
ているため、使用中ではない針13が目的部位以外の体
内臓器に接触するおそれが少ない。 【0075】さらに、各縫合用糸7A〜7Dの針13が
外筒3の先端面に形成された針保持穴51A〜51Dに
まとまって保持されているので、各縫合用糸7A〜7D
の針13がバラバラに分散状態で放置されるおそれがな
い。そのため、各縫合用糸7A〜7Dの針13が縫合操
作の支障にならない。なお、針保持穴51A〜51Dに
各縫合用糸7A〜7Dの針13が固定されているため、
針13をとりやすい効果もある。 【0076】また、図21は第2の実施例の第1の変形
例を示すものである。これは、外筒3に針保持穴51A
〜51Dに代えて、その部位に対応する外筒3の外周面
に内側に凹ませた磁石取付け溝61A〜61Dを形成
し、各磁石取付け溝61A〜61Dに針保持用の磁石6
2A〜62Dをそれぞれ嵌め込んだものである。そし
て、各磁石62A〜62Dの磁力によって各縫合用糸7
A〜7Dの針13を吸着するようになっている。 【0077】そこで、上記構成のものにあっては、最後
に縫合を行った後、針13を体腔内から除去する際に、
使用済みの針13も磁石62A〜62Dによって簡単に
保持して、回収できる。 【0078】また、図22(A),(B)は第2の実施
例の第2の変形例を示すものである。これは、外筒3の
先端面に隣接する一対の糸係止溝52A,52B間、5
2B,52C間、52C,52D間、52D,52A間
にそれぞれ適度な弾性を持って外側に広がる曲り癖をつ
けた針保持部71を設けるとともに、外筒3の外周面に
軸心方向にスライド可能なシース72を被せたものであ
る。 【0079】ここで、糸保持部材1の外筒3が組付けら
れたA鉗子21を体腔内にトラカールなどを介して挿入
する際には図22(A)に示すように針保持部71の針
保持穴51A〜51Dに保持された針13全体を覆う位
置までシース72が外筒3の外周面に被せられている。
そして、体腔内挿入後、図22(B)に示すようにシー
ス72を外筒3の後端側にスライドさせることにより、
針保持部71が外方向に広がるようになっている。その
ため、この場合には針保持部71から各縫合用糸7A〜
7Dの針13が取りやすくなる効果がある。 【0080】また、図23は第2の実施例の第3の変形
例を示すものである。これは、糸保持部材1の外筒3の
本体81内に鉗子の挿入口82を外筒3の本体81の軸
心位置から偏心させた状態で配置するとともに、針保持
穴51A〜51Dを鉗子挿入口82の偏心方向と逆方向
に集めた状態で配置したものである。したがって、この
場合は針保持穴51A〜51Dから各縫合用糸7A〜7
Dの針13が取りやすくなる効果がある。 【0081】また、図24は第2の実施例の第4の変形
例を示すものである。これは、第2の実施例の針保持穴
51A〜51Dを外筒3の後端面に設け、各縫合用糸7
A〜7Dの針13を後ろ向きに針保持穴51A〜51D
に挿入し、保持させるようにしたものである。このよう
な構成であると、糸保持部材1の前面に各縫合用糸7A
〜7Dの針13が出ていないため、通常の鉗子操作の邪
魔にならない。 【0082】また、図25は第2の実施例の第5の変形
例を示すものである。これは、外筒3の外周面に4つの
針保持溝91を各縫合用糸7A〜7Dの針13の形に沿
って設けるとともに、各溝91には針13の抜け止め用
の複数の小突起92…を設けたものである。なお、針1
3は溝91内にはめ込むようにして保持される。このよ
うな構成であると、針13の先端が外部に出ていないた
めに、針13との接触により、体腔内の臓器損傷の危険
性が少ない。 【0083】また、図26乃至図30(B)は本発明の
第3の実施例を示すものである。図26は縫合用具の糸
保持部材101の概略構成を示すものである。この糸保
持部材101には内筒102と、この内筒102に着脱
可能に連結される外筒103とが設けられている。 【0084】ここで、内筒102の先端部には外径寸法
が外筒103と略同径に形成され、外筒103内に収容
されない内筒把持部104が設けられている。さらに、
この内筒102の後端部側には図27に示すように外筒
103内に挿入される先細状のテーパ面が形成された糸
巻き付け部105が設けられているとともに、内筒把持
部104と糸巻き付け部105との間には外筒103の
内周壁面にはまって内筒102を固定する固定部106
が設けられている。 【0085】そして、内筒102の糸巻き付け部105
には図28に示す巻き方で複数本、本実施例では6本の
縫合用糸107がそれぞれ巻き付けられ、ループ部10
7Lが形成されている。このループ部107Lには図2
8に示すように後に結び目となる様に巻かれる結び目ル
ープ部107L1 (この部分は図4の巻き方と同様)と
それ以外のあまりの部分を巻いてある糸巻き部分107
2 とが設けられている。なお、あまりの糸巻き部分1
07L2 の先端(A端部)107aには針115が設け
られている。 【0086】また、図27に示すように内筒102の内
腔102aには内筒把持部104側に閉止部102bが
設けられている。そして、この内腔102aは内筒10
2の先端部側の閉止部102bで終端するようになって
いる。さらに、この内筒102の内腔102aは糸巻き
付け部105の部分の内径がこの糸保持部材101と組
合わせて用いられる鉗子、例えば図7に示す鉗子21の
挿入部21aの径よりも大きくなるように設定されてい
る。 【0087】また、外筒103の筒内には図27に示す
ように一端部側に小径な鉗子固定部108が形成され、
この鉗子固定部108以外の部分にはこの鉗子固定部1
08よりも大径な糸収納部109が形成されている。 【0088】ここで、糸収納部109の長さは、内筒1
02の固定部106および糸巻き付け部105の長さを
足した長さとほぼ同じ長さに設定されている。さらに、
この糸収納部109の内径は内筒102の固定部106
と軽くはまりこむような大きさに設定されている。な
お、鉗子固定部108には鉗子挿入口があるが、この内
径はこれと組み合わせて使用する鉗子21の外径と軽く
締まり嵌めとなり、気密を保つ程度の寸法に設定されて
いる。 【0089】また、外筒103の外周面には糸通路溝1
11が外筒103の軸方向に平行に設けられている。こ
の溝111には外筒103の斜め後方に向けて糸把持溝
112が複数(6本)設けられている。 【0090】さらに、外筒103の先端付近には糸通路
溝111に連結された針脱出部113が設けられてい
る。これは、外筒103の下半分がカットされたもの
で、その部分で外筒103の断面は半円になっている。 【0091】また、糸把持溝112には内筒102に巻
かれた各糸107の針115側と反対側のB端部107
bが保持されている。さらに、外筒103の先端には、
糸係止溝114が針脱出部113と連なるように外筒1
03の先端方向に斜に設けられている。なお、外筒10
3内には内筒102が収納されるが、巻かれている糸1
07は針115毎、外筒103内に全て収納されてい
る。 【0092】次に、上記構成の作用について説明する。
このような構成の縫合用具においては、図7のような鉗
子21を組み合わせて用いる。そして、この鉗子(以
下、A鉗子)21を図29に示すように外筒103の後
端より挿入し、内筒102を押し出す。このとき、外筒
103は鉗子固定部108により、A鉗子21の外周面
に軽く締まり嵌めとなって固定される。 【0093】続いて、このA鉗子21をトラカールなど
を介して体腔内に挿入する。このとき、トラカールと糸
保持部材101の接触部は気密が保たれ、A鉗子21と
糸保持部材101の間も鉗子固定部108により締まり
嵌めとなっており、気密が保たれている。 【0094】ついで、図30(A)に示すように別の鉗
子(B鉗子)22を体腔内に挿入する。そして、B鉗子
22で外筒103の先端から一番目の糸107のB端部
107bを把持し、糸把持溝112から外す。 【0095】そのまま、図30(B)に示すようにB鉗
子22にて糸107を引き、先端方向にループ部107
Lをスライドさせていき、糸係止溝114に、B端部1
07bを引っ掛け、保持させる。この状態でA鉗子21
の先端を若干振ると、ループ部107Lの糸巻き部10
7L2 は簡単にほどける。このとき、結び目ループ部1
07L1 は絡まり方が複雑であるため簡単にはほどけな
い。 【0096】これ以後は、第1の実施例と同様にして1
針縫合する。さらに、1針縫合を追加する場合には、順
次、外筒103の先端に近い方の糸107から、B鉗子
22でB端部107bをつかみ、上記と同様の手順で1
針縫合を繰り返す。 【0097】そこで、上記構成のものにあっては糸10
7の針115が完全に外筒103内に収納されているた
め安全である。さらに、気腹を必要とする症例におい
て、気密が保たれる。 【0098】また、図31は第3の実施例の変形例を示
すものである。これは、外筒103の鉗子固定部108
が使用する鉗子21の外径よりわずかに大きなものとな
っており、その内腔内にはOリング121が装着されて
いる。そして、鉗子21は鉗子挿入口から挿入され、外
筒103はOリング121の締め付けにより、鉗子21
の外周面に固定される。このような構成では、Oリング
121により鉗子21との気密が完全に保たれる。 【0099】また、図32は本発明の第4の実施例の縫
合用具131を示すものである。これは、第3の実施例
の内筒102に代えて鉗子部材132を第3の実施例の
外筒103内に組み込んだものである。この場合、鉗子
部材132は外筒103の鉗子固定部108で固定され
ている。 【0100】この鉗子部材132には挿入部134の手
元側に操作部135が連結されており、この操作部13
5の開閉レバーによって挿入部134の先端の把持部1
36が開閉操作されるようになっている。 【0101】このような構成の縫合用具131において
は、トラカールなどにこのまま挿入し、第3の実施例と
同様に用いることができる。そのため、鉗子21を着脱
する手間が省ける。また、通常の鉗子としても使用でき
る。 【0102】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形実施できることは勿論である。次に、本発明の他の特
徴的な技術事項を下記の通り付記する。 【0103】記 (付記項1) ループを一部に形成する複数本の縫合用
糸と、糸保持部材からなり、糸保持部材に前記糸の一部
に形成されたループを保持するループ保持部と、糸の少
なくともどこか一部を保持する糸固定部を設け、複数本
の糸を判別できる手段を設けたことを特徴とする縫合用
具。 【0104】(付記項2) 付記項1において、糸保持
部材の少なくとも一部が、鉗子などの手術用具に着脱可
能である縫合用具。 (付記項3) 付記項1において、糸保持部材の一部に
把持機能がある縫合用具。 【0105】(付記項4) 付記項2、3において、糸
保持部材に縫合用糸の判別手段を設けたことを特徴とす
る縫合用具。 (付記項5) 付記項2、3において、縫合用糸に判別
手段を設けた縫合用具。 【0106】(付記項6) 付記項4において、複数本
の縫合用糸を係止する糸係止部を同じ数設け、それぞれ
の糸係止部の形状を異なる物としたことを特徴とする縫
合用具。 【0107】(付記項7) 付記項4において、複数本
の縫合用糸を保持する糸係止部を同じ数設け、それぞれ
の糸係止部近傍に異なる印をつけたことを特徴とする縫
合用具。 【0108】(付記項8) 付記項6において、糸係止
部を溝とし、溝の長さを異なる物とした縫合用具。 (付記項9) 付記項7において、糸係止部近傍に異な
る字をつけた縫合用具。 【0109】(付記項10) 付記項7において、糸係
止部近傍に異なる数のドットをつけたことを特徴とする
縫合用具。 (付記項11) 付記項5において、糸をそれぞれ異な
る色とした縫合用具。 【0110】(付記項12) 付記項5において、糸に
それぞれ異なる印をつけた縫合用具。 (付記項13) 付記項4において、複数本の縫合糸を
係止する糸係止部を同じ数設け、糸係止部は順序だっ
て、並んでいることを特徴とする縫合用具。 【0111】(付記項14) 付記項1、2、3におい
て、糸が針を有し、糸保持部材に針の一部もしくは針の
全部を収容する手段を設けた縫合用具。 (付記項15) 付記項14において、針が入る針収納
穴を設けた縫合用具。 【0112】(付記項16) 付記項14において、針
が収まる針収納溝を設けた縫合用具。 (付記項17) 付記項14において、針がつく磁石を
設けた縫合用具。 【0113】(付記項18) 付記項14において、針
の収容部付近に針の判別手段を設けた縫合用具。 (付記項19) 付記項14において、針に判別手段を
設けた縫合用具。 【0114】(付記項20) 付記項14において、針
の可動手段を設けたことを特徴とする縫合用具。 (付記項21) 付記項1において、糸保持部材は円筒
であり、円筒内部にループが収納され、上記ループは軸
方向に一列に並んでいることを特徴とする縫合用具。 【0115】 【発明の効果】本発明によれば結び目用のループを形成
する複数本の縫合糸を環装する円柱部材と、円柱部材を
遊挿し、前記ループを収納する穴を有し、縫合糸の少な
くとも一カ所を係止する係止部を有する外筒と、複数本
の縫合糸を個別に判別する手段とを設けたので、体腔内
で比較的広い範囲に亙り生体組織を縫合する作業を能率
よく行なうことができる。
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION [0001] BACKGROUND OF THE INVENTION The present invention relates to a method for observing the inside of a body cavity with an endoscope.
Suturing and ligating threads in an environment where surgery is performed
Related to fittings. [0002] 2. Description of the Related Art In recent years, surgery has been performed while observing the inside of a body cavity with an endoscope.
Surgery is often performed. Endoscope like this
Limit movement while watching a two-dimensional image from the monitor
Have to operate special tools in the body cavity
In such an environment, suturing and ligating a thread is not possible.
Always difficult. For this reason, tools and tools that easily
Many laws have been developed. [0003] At present, generally used suture and ligation methods are used.
There are extracorporeal ligation and internal ligation. Here, extracorporeal ligation is
Once the thread is inserted through the living tissue in the body cavity,
Take the end out of the body, tie the knot outside the body, this knot
Again with a special tool for sending
It is said. An example of a tool for tying a thread in a similar manner is
It is described in U.S. Pat. No. 5,144,961. This
This is done in advance with one end of the thread with the needle (the side
End) is wrapped around a hollow rod and tied on this hollow rod
Eyes are formed. And in the body cavity, wrap this rod
After inserting only the thread and needle in the unattached area and sewing
Take the thread out of the body and pass it through the inner hole of the hollow rod.
Then remove the knot from the bar and push the hollow bar forward
It sends a knot into the body cavity. [0005] On the other hand, when ligating the body, laparoscopic hand
As with normal laparotomy, the man is used with two surgical forceps.
-Female knot (double ligature) or male-female-male knot (triple ligature)
Ligation). More about such ligations
It will be described later. [0006] It also simplifies the task of knotting in the body.
A method is shown in US Pat. No. 5,234,445.
There is something like that. This is almost a lasso in the middle of the thread with the needle
To form a knot with a loop-shaped loop
It passes through the inside of an empty stick. [0007] In this case, the knot does not enter this rod.
No. Then insert the rod into the body cavity and attach it to the tip
Insert the loop and needle thread into the body cavity and hold the needle with another forceps.
After sewing the tissue, pass the forceps through the loop
Grab the needle thread and pull the needle thread into the loop.
At the same time, push the hollow rod to send the knot. This
And the generally lasso-like loops tighten to form a knot. In addition, the ligature is ligated in the body cavity with two forceps.
In some methods, for example, the tools used can be used for laparoscopic surgery.
Forceps (see FIGS. 9 and 10 (A), (B)),
By operating two such forceps, a normal laparotomy is performed as described above.
Perform a man-female knot or a man-female-man knot like surgery
U. As an example of the procedure at this time, first,
Take one end (a end) of the thread with A forceps and wind it around the other B forceps.
Squeak. Subsequently, the A forceps holding the a-end of the thread is
Is held in a gripped state and the yarn is wound
The other end (b end) of the thread is grasped with the B forceps. [0010] Here, the A forceps are moved toward the distal end of the B forceps.
And move the wound loop of the thread over the B forceps to the b end of the thread.
Bring it up. In this condition, hold both forceps in the opposite direction.
Pull in the direction and tighten the loop of the wound thread to form a knot
You. Note that a man-female knot, a man-female-man knot, etc.
Is the same two or three times with the winding direction reversed.
And is repeated. By the way, man-woman knot
If performed, the knot is as shown in FIG. [0012] The knot thus obtained is strong and strong
Yes, and the two ends of the thread with two forceps around the knot
Tighten the thread securely by pulling it right and left in the opposite direction
Becomes possible. Adjusting the tightening condition etc. by doing in this way
Easy to do. [0013] SUMMARY OF THE INVENTION
In the case of a conventional structure, when knotting outside the body
It is necessary to pull out both ends of the thread that has been guided inside the body
There is a lot of forceps movement in and out,
It is troublesome. In addition, a relatively wide range of biological
When suturing tissue, it is necessary to repeat the suturing operation several times
There is a problem that makes the task even more difficult.
You. Also, since both ends of the thread are taken out of the body,
Since a long thread is required, the thread will penetrate
The living tissue may be rubbed long by this thread.
In addition, special tools are needed to send the knot into the body.
And costly, and in this way
The method of sending the knot from outside the body to the body hardens the knot
It can be difficult to tighten. In addition, two laparoscopic surgical forceps are used.
When performing ligation within the body,
Because it is a work in a special environment, it is necessary to
Operation has a very difficult problem. In particular, wrap the thread around the forceps
Is difficult and requires skill and skill.
You. In addition, here too, the body
When repeating the suturing operation multiple times to suturing the tissue
Are more time-consuming and more difficult
There is a title. [0016] In addition, the substantially lasso-shaped loop makes
In the method of tying the other end to make a knot,
Relatively weak, the knot may be loosened. What
Attach a roughly lasso-shaped loop to the tip of the rod and insert it into the body cavity
Perform normal sewing work, such as when inserting
Two holes are provided on the patient's body for inserting two forceps.
Hole for inserting this rod in addition to
Must be newly added to the patient's surface.
May increase the burden on the user. Furthermore, in this case as well,
When suturing several stitches, it is necessary to insert and remove the forceps every time.
The problem is that the work becomes complicated.
You. The present invention has been made by focusing on the above circumstances.
The purpose is to cover a relatively wide range of body tissues in the body cavity.
For suturing that can efficiently perform the work to sew the weave
To provide tools. [0018] SUMMARY OF THE INVENTION The present invention provides a knot loop.
A cylindrical member for arranging a plurality of sutures forming a loop;
The cylindrical member is loosely inserted, and has a hole for accommodating the loop,
A locking portion for locking at least one portion of the suture
Means for individually distinguishing the plurality of sutures;
Is provided. [0019] Function: A plurality of sutures are previously applied to a part of the sutures, for example, for ligating.
Each loop is formed, and each loop is held on a cylindrical member
As well as the thread extension that extends from each loop
Part. Then, forceps into the space inside each loop
Through a surgical tool such as a child, the cylindrical member holding each loop
Place on the outer circumference of the surgical tool. Insert this into the body cavity
Then, after passing the thread through the required biological tissue, with another forceps, etc.
Remove the first loop from the surgical tool and ligate with this loop
You. Next, the next thread was selected and a second ligation was performed in the same manner.
U. If you want to add more, tie them sequentially using the next thread.
This is to perform ligation. [0020] FIG. 1 to FIG. 1 show a first embodiment of the present invention.
This will be described with reference to FIG. FIG. 1 shows a thread holding member 1 of a suturing tool.
FIG. The thread holding member 1 has
A cylinder 2 and an outer cylinder 3 into which the inner cylinder 2 is loosely inserted are provided.
I have. The outer diameter of the inner cylinder 2 is
An inner cylinder that is formed to have substantially the same diameter as the cylinder 3 and is not housed in the outer cylinder 3
A grip 4 is provided. Further, the rear end of the inner cylinder 2
3B is inserted into the outer cylinder 3 as shown in FIG.
A thread winding portion 5 having a tapered tapered surface is provided.
Between the inner cylinder gripping part 4 and the thread winding part 5
In between, fixed to the inner peripheral wall of the outer cylinder 3 to fix the inner cylinder 2
A fixing unit 6 is provided. And winding the thread around the inner cylinder 2
The part 5 has a plurality of windings shown in FIG.
Now, the four sutures 7A, 7B, 7C, 7D
The loop 7L of the triple ligature that is wound and knotted
Each is formed. In addition, the sutures 7A to 7D are outside.
Anything that can be used for department surgery
No. Also, as shown in FIG.
Is provided with a closing portion 2b on the inner cylinder gripping portion 4 side. So
Then, this lumen 2a is closed by a closing portion 2b on the distal end side of the inner cylinder 2.
It is designed to terminate. Furthermore, the lumen of this inner cylinder 2
2a is the yarn holding member 1 having an inner diameter of the yarn winding portion 5.
Forceps used in combination with, for example, the forceps 2 shown in FIG.
1 is set to be larger than the diameter of the insertion portion 21a.
ing. Here, the forceps 21 are close to the insertion portion 21a.
The operation part 21b is connected to the end on the side of
The tip of 21a is opened by the operation of the operation unit 21b.
A grip portion 21c to be closed is provided. Also, as shown in FIG.
On one end side, a small-diameter forceps fixing portion 8 is formed.
The thread other than the fixed part 8 has a larger diameter than the forceps fixing part 8.
A storage section 9 is formed. Here, the length of the thread storage section 9 is fixed to the inner cylinder 2.
The length is approximately the sum of the length of the fixed part 6 and the thread winding part 5
They are set to the same length. Furthermore, the thread storage 9
The inner diameter is large enough to fit into the fixed part 6 of the inner cylinder 2
Is set to The inner diameter of the forceps fixing portion 8 is the same as that of the thread holding portion.
The insertion part 21a of the forceps 21 used in combination with the material 1
The dimensions are set to fit lightly. Further
In addition, the forceps fixing portion 8 is provided outside the outer cylinder 3 through the inner hole.
Radial radially arranged at equal intervals in the circumferential direction toward the circumference
Cut grooves 10 are formed, and when inserting forceps,
The portion between the cut grooves 10 is relatively easily deformed and the forceps 2
The first insertion portion 21a is securely fixed. The end of the outer cylinder 3 has a thread wound on the inner cylinder 2.
The four sutures 7A and 7B wound around the attachment portion 5,
A total of 8 to lock both ends of 7C, 7D
Of thread locking grooves 11A-11D, 11A'-11D '
Have been. These eight thread locking grooves 11A to 11D,
11A 'to 11D' are provided at the tip of the outer cylinder 3 in the circumferential direction.
They are arranged at equal intervals. In this case,FIG. 3 (B)Outer cylinder 3 as shown in
Lock located at the radially opposite position at the tip of the thread
Grooves 11A and 11A ', 11B and 11B', 11C and 11
C ′, 11D and 11D ′ are set to the same length, respectively.
ing. Further, the thread locking grooves 11A and 11A '
11B, 11B ', 11C with the shortest axial length
And 11C ', 11D and 11D' in order of length
It is set as follows. Each of the thread locking grooves 11A to 11D, 11A
Indication indicating the position of the groove behind " 11D "
For example, dot display sections 12A to 12D are formed. this
These dot display sections 12A to 12D are provided with respective thread locking grooves 11A to 11D.
Depending on the length of 11D, 11A'-11D '
1, 2, 3, and 4 dots are sequentially added. An example
For example, one dot is formed in the thread locking grooves 11A and 11A '.
Shaded dot display sections 12A are formed. Further, the yarn is wound around the yarn winding portion 5 of the inner cylinder 2.
A suture needle 13 is provided at one end of each of the four threads 7A to 7D.
Each is connected. Furthermore, the thread winding of the inner cylinder 2
In the yarn 7D wound around the rearmost position of the portion 5
A end 7a which is the end on the needle 13 side and B end which is the other end
The portion 7b is a thread locking groove 11 having the longest groove of the outer cylinder 3 respectively.
D and 11D '(dot display section 12D with 4 dots)
Locked. Similarly, the yarn winding portion 5 of the inner cylinder 2
Yarn wound at the second position from the trailing end position
Both ends of 7C are thread locking grooves 11C and 11C of outer cylinder 3, respectively.
′, From the rear end position of the yarn winding portion 5 of the inner cylinder 2
Both ends of the second thread 7B are thread engaging grooves 11B of the outer cylinder 3, respectively.
And 11B ', the rear end position in the yarn winding portion 5 of the inner cylinder 2
Both ends of the fourth thread 7A from the position are thread-locked to the outer cylinder 3, respectively.
Locked in grooves 11A and 11A '. Here, the sutures 7A, 7B, 7
Although C and 7D are yarns with needles, even yarns without needles 13 can be used.
Good. Further, the types of the suture threads 7A, 7B, 7C, 7D
What is absorbent, non-absorbable, natural or synthetic
It may be something. Next, the yarn is wound around the yarn winding portion 5 of the inner cylinder 2.
How to wind each suture thread 7A (7B, 7C, 7D)
explain about. First, as shown in FIG.
The suture thread 7A (7B, 7B)
C, 7D) once, and the first loop 7L1 (Roux
Step 1) is formed. Subsequently, as shown in FIG.
To the thread winding portion 5 so as to be symmetrical with respect to the dotted line portion A.
The suture thread 7A (7B, 7C, 7D) is wound and the second
Loop 7LTwo (Loop 2) is formed. Further, as shown in FIG.
Is symmetrical with respect to the dotted line B (that is, loop 1
And the suture thread 7A (7
B, 7C, 7D), the third loop
7LThree (Loop 3) is formed. Thus, the triple knot for the knot shown in FIG.
A loop portion 7L for ligating is formed. Then, in FIG.
As shown by the arrow in FIG. 7, the suture thread 7A (7B, 7C, 7D)
(A-end) 7a of these three loops 7L1 ~ 7LThree
When threaded inside, the thread 7A (7B, 7C,
7D) and each loop 7L of the loop section 7L.1 ~ 7LThree With
The relationship of the entanglement is represented by the male-female-male knot shown in FIG.
This is the same as triple ligation. That is, the loop 7L
1 , Loop 7LTwo , Loop 7LThree Are 3 in FIG.
For single ligature o, double ligature p and triple ligature q of heavy ligature
Each corresponds, the difference in the direction of winding of loop 2 is male
-Corresponding to the female knot in the female-male knot. In addition, thread 7A ~
7D winding method is particularly limited to that of the present embodiment.
Not anything that can be ligated.
No. Then, the inner cylinder 2, the outer cylinder 3,
As shown in FIG. 3B, four sutures 7A to 7D are used in advance.
Sutures 7A to 7D are wound around the thread winding portion 5 of the inner cylinder 2.
And form a loop portion 7L of a triple ligature for each knot.
After completion, the loop portion 7L of the suture threads 7A to 7D was wound.
Insert the thread winding section 5 into the thread storage section 9 of the outer cylinder 3
You. At this time, the yarns 7D to 7C, 7
B, 7A in order of the thread locking grooves corresponding to each of the outer cylinders 3
11D, 11D 'to 11A, 11A' sandwiched and fixed sequentially
Finally, the fixing part 6 of the inner cylinder 2 is fitted into the outer cylinder 3 to secure it.
Is to be specified. Next, the operation of the above configuration will be described.
Here, the yarn holding member 1 of the present embodiment is shown in, for example, FIG.
Assembled with forceps 21 (hereinafter, this forceps 21 is referred to as A forceps)
Used in combination, as shown in FIG.
Woven wound site H0 Tissue H on both sides of1 , HTwo Ligating between
The case will be described. First, insertion of the A forceps 21 as shown in FIG.
The inner cylinder 2, the outer cylinder 3, and the sutures 7A to 7D are assembled to the portion 21a.
The forceps fixing portion 8 at the rear end of the outer cylinder 3 of the thread holding member 1
Insert into the lumen. Here, the A forceps 21 is inserted deeply.
When the distal end of the insertion portion 21a of the A forceps 21
It is inserted into the lumen 2 a of the winding part 5. From this state, the A forceps 21 are further pushed forward.
And the distal end of the A forceps 21 is the closing portion 2 of the lumen 2a of the inner cylinder 2.
b, the closing portion 2b is held by the A forceps 21
The inner tube 2 is pressed in the insertion direction of the A forceps 21 so that the outer tube 3
Extruded from. At this time, the thread winding portion 5 of the inner cylinder 2
The loop portion 7L of the yarns 7A to 7D wound around
As the inner cylinder 2 is pushed out of the outer cylinder 3,
Remove the thread from the thread winding portion 5 of the inner cylinder 2 while maintaining the same shape.
And is wound around the A forceps 21 inserted in place of the inner cylinder 2.
Attached. In addition, it came off from the thread winding part 5 of the inner cylinder 2.
The inner cylinder 2 is removed from the A forceps 21. The outer cylinder 3 is held by the forceps fixing portion 8 with A forceps.
21 and is fixed in a tightly fitted state. At this time,
Due to the elasticity of the material of the outer cylinder 3 and the cut grooves 10, the outer cylinder 3
Can be moved in the axial direction on the A forceps 21 with an appropriate amount of force
Function, and as shown in FIG.
It is held in a state where it is arranged at an appropriate position. As described above, the outside of the A forceps 21 and the thread holding member 1
After the assembly work with the cylinder 3 is completed, the thread holding member 1
A forceps 21 with the outer cylinder 3 of
To ligate the living tissue. Here, for example, the wound site H0 Pair on both sides of
Woven H1 , HTwo When suturing in between, one dot is
The position of the attached dot display section 12A (the shortest
I) Needle with thread 7A locked in one thread locking groove 11A
Is held by the A forceps 21. Next, as shown in FIG.0 of
Tissues H on both sides1 , HTwo Needle 13 is stabbed in between to lay thread 7A
H1 , HTwo Through the A end 7a of the thread 7A.
Grasp again with A forceps 21. In this state, another forceps (hereinafter referred to as B forceps)
Child) 22, the dot is the other of the one dot display section 12A
B end 7 of thread 7A fixed to thread locking groove 11A '
Grab b. Then, the B forceps 22 are pulled up, and the B end of the thread 7A is
The thread 7 is pulled out of the outer cylinder 3 as shown in FIG.
After removing the loop part 7L of A, the tip direction of the A forceps 21
To pull. When this is further pulled, the loop portion 7L of the thread 7A
Is disengaged from the A forceps 21 and, as shown in FIG.
The A end 7a of the thread 7A passes through L. In this state,
Then, the A forceps 21 and the B forceps 22 are pulled strongly, as shown in FIG.
By strongly tightening the knot of the loop 7L
, Wound site H0 Tissue H on both sides of1 , HTwo Sutures between lines
Be done. Subsequently, when it is desired to sew another stitch,
(The length is 2nd)
(Short eyes) are locked in the thread locking grooves 11B and 11B '.
A similar suturing operation is performed using the needle thread 7B. Less than
After that, it is sequentially held in a groove with a large number of dots and a long length.
A similar suturing operation is performed using the needle-attached threads 7C and 7D.
Will be And in this embodiment, up to four stitches
Can operate. Therefore, the following effects are obtained with the above configuration.
Play a fruit. That is, the thread winding of the inner cylinder 2 of the thread holding member 1
Four sutures 7A, 7B, 7C, and 7D are attached to the attaching portion 5.
Wrap each and tie the loop part 7L of the triple ligature for the knot
Formed, and the thread holding member 1 is combined with the A forceps 21.
Wrapped around the thread winding part 5 of the inner cylinder 2
The inner tube 2 forms the outer tube with the loop portion 7L of the thread 7A to 7D.
Maintain the shape as it is pushed out from 3
A forceps 21 inserted in place of inner cylinder 2
So that it is inserted into the body cavity
A plurality of needles without pulling out the A forceps 21 from inside the body cavity to outside the body
Can be easily and reliably performed. For this reason, wounds of living tissue in the body of a patient
Rank H0 Tissue H on both sides of1 , HTwo Like ligating between
To suturing living tissue over a relatively wide area in a body cavity
Work can be performed efficiently. The eight thread locking grooves 1 at the tip of the outer cylinder 3
1A to 11D and 11A 'to 11D', the thread locking groove 1
1A and 11A 'have the shortest axial length of the outer cylinder 3,
11B and 11B ', 11C and 11C', 11D and 11D
In order of ', set the length to be longer and
Behind the thread locking grooves 11A to 11D and 11A 'to 11D'
Form dot display portions 12A to 12D indicating the positions of the grooves
The four wires wound around the thread winding portion 5 of the inner cylinder 2
The order of use of the yarns 7A to 7D
Work efficiency can be improved. Further, eight thread locking grooves at the tip of the outer cylinder 3
11A to 11D, 11A 'to 11D', four yarns 7
A to 7D are locked at both ends.
Then, the A forceps 21 to which the outer cylinder 3 of the thread holding member 1 is attached is
Four threads when inserting into body cavity via trocar etc.
The mounting position of 7A to 7D is shifted, and the loop portion 7L is
There is no risk of detachment from the child 21. The eight thread locking grooves 1 at the tip of the outer cylinder 3
1A to 11D, 4A locked to 11A 'to 11D'
The yarns 7A to 7D are provided with respective yarn locking grooves 11A to 11D and 11A 'to
Simply pull in the direction of the tip along 11D '
Can be removed. Further, the outer cylinder 3 of the thread holding member 1 is
1 and the loop portions 7 of the respective yarns 7A to 7D.
Since L is covered by the outer cylinder 3, each of the yarns 7 </ b> A to 7 </ b> D
The loop portion 7L moves on or off the A forceps 21,
Or, when the A forceps 21 is being inserted into the body cavity, the surrounding interference
There is no danger of getting caught on the like. The yarn holding member 1 is provided with a yarn winding portion 5.
Since the inner cylinder 2 provided with the
Loop part 7L does not collapse when assembling to outer cylinder 3 of holding member 1
And placed on the outer peripheral surface of the A forceps 21 as it is
Can be. Further, the thread holding member 1 of the suturing tool is assembled.
In the case of using, four sutures 7A, 7B, 7
Wrap the loop 7L of C and 7D and insert it into the outer cylinder 3.
Therefore, the work of assembling the yarn holding member 1 can be facilitated.
Can be. Further, the wound site H0 Tissue H on both sides of1 ,
HTwo When suturing the gap between the A forceps 21 and the B forceps 22,
With two forceps, each suture thread 7A (or 7B, 7C, 7
D), pull each suture 7A (or 7B, 7C,
It is possible to strongly tighten the knot of the loop 7L of 7D)
Can form a strong, tight knot,
A reliable ligation operation can be performed. The inner cylinder 2 of the yarn holding member 1 of the embodiment described above.
Sutures 7 wound around the thread winding portion 5
A, 7B, 7C, 7D
You may. In this manner, the four suture threads 7A having different colors,
7B, 7C and 7D are wound around the yarn winding portion 5 of the inner cylinder 2.
By using the sutures 7A, 7B, 7C, 7
D can be quickly identified, so sutures of living tissue
When performing the work, several threads may be
Even if there is, the desired sutures 7A, 7B, 7C, 7D
Simply distinguishable. FIG. 13 shows a first modification of the first embodiment.
This is an example. This is because each suture thread 7A, 7B,
At the B end 7b opposite to the needle 13 side in 7C and 7D
The number which is the number of the thread counted from the tip side of the outer cylinder 3 is attached.
Display plates 31A, 31B, 31C, 31D
It is provided. In this case, the sutures 7A, 7B, 7
Table of B end 7b on the side opposite to needle 13 side in C and 7D
View the display plates 31A, 31B, 31C, 31D
Thereby, the suture thread 7A (or 7
(B, 7C, 7D). Further, the intended suture thread 7A (or 7
B, 7C, 7D), when grasping the B end portion 7b, each suture thread
Each display panel having a larger surface area than 7A, 7B, 7C, 7D
You can grab the rates 31A, 31B, 31C, 31D
Wear. Therefore, each suture thread 7A, 7B, 7C, 7D
The intended suture thread 7A (or 7
B, 7C, 7D). FIG. 14 shows a second modification of the first embodiment.
This is an example. This is because each thread locking groove 11 of the outer cylinder 3
A to 11D and 11A 'to 11D'
It is in the form of a number that is the order of the yarn counted from the end side.
You. Also in this case, each of the thread locking grooves 11A to 11D
Use by observing the shape of 1A 'to 11D'
Position of the desired suture 7A (or 7B, 7C, 7D)
I understand immediately. FIG. 15 shows a third modification of the first embodiment.
This is an example. This is because each suture thread 7A (or
7B, 7C, 7D)
It is formed. That is, here, each suture thread 7
A (or 7B, 7C, 7D) A end 7a
As shown by the arrow in FIG.
Multiple loops, eg 5 turns, 5 loops 7M1 ~ 7
MFive After forming the A, the A end 7a is
Loop 7MThree , 7MTwo , 7M1 Tighten it inside
In a configuration that forms a knot called a loose loader knot
It was done. FIG. 16A shows the fourth embodiment of the first embodiment.
This shows a modification of the first embodiment. This is the suture thread 7A
(Or 7B, 7C, 7D) winding style was further changed
This is one in which a loop portion 7N is formed. That is, here
Is used to connect each suture thread 7A (or 7B, 7C, 7D) to the inner cylinder 2.
16 (A) is wound twice from the right in FIG.
Double loop 7N1 , 7NTwo Loop 1 consisting of
After forming the left loop 7NTwo To the right end
Loop 7N1 Crossed with the beginning of
In the state, the loop 7N is wound once around the yarn winding portion 5.Three
(Loop 2). Then, each suture thread 7A (or 7B, 7B)
C, 7D) to the left as shown by the arrow in FIG.
A end 7 when tightened from the direction through loops 1 and 2
a each suture thread 7A (or 7B, 7C, 7D) on the
Thread 7A (or 7B, 7C, 7
As shown in FIG. 16B, the positional relationship of D)
It is similar to what is called a family knot. FIGS. 17A to 20 show the present invention.
9 shows a second embodiment. This is the first embodiment
A part of the configuration of the yarn holding member 1 is changed as follows.
It is. In other words, in this case, each suture
Needle holding holes 51A to 51 for holding the needles 13 of the yarns 7A to 7D
D is provided. Each of the needle holding holes 51A to 51D
Divide the circumferential direction of the outer cylinder 3 at equal intervals of 1/4
It is located in the position where. Further, a pair of adjacent ones is
Between the needle holding holes 51A and 51B, between 51B and 51C, 51
In the middle position between C and 51D and between 51D and 51A
The thread locking grooves 52A, 52B, 52C, 52D are respectively shaped.
Has been established. The diameter of each of the needle holding holes 51A to 51D is
The diameter is set slightly larger than the diameter of the needle 13. Soshi
The needle 13 is inserted from the rear end into each of the needle holding holes 51A to 51D.
The needle 13 is inserted into each of the needle holding holes 51A to 51D.
For each suture connected to the rear end of this needle 13 with its end
The A ends 7a of the threads 7A to 7D are inserted together.
The needle 13 is inserted into each of the needle holding holes 51A to 51D from the rear end.
And the A end 7a of each of the suture threads 7A to 7D has been inserted.
At this time, the needle 13 and each suture are inserted into each of the needle holding holes 51A to 51D.
A end 7a of thread 7A to 7D fits with moderate strength
It is set as follows. Further, each needle holding hole 51 is formed on the outer peripheral surface of the outer cylinder 3.
Positions near A to 51D and after thread locking grooves 52A to 52D
Each suture counted from the tip side of the outer cylinder 3 at a position near the end position
The numbers to indicate the order of the thread 7A, 7B, 7C, 7D
A display unit 53 displaying 1 to 4 is provided. Here, for example, the suture at the rearmost position of the inner cylinder 2
Needle 13 for thread 7D is inserted into the 4th needle holding hole 51D.
The B end 7b of the suture thread 7D is
D is locked. Subsequently, the yarns 7C and 7 on the rear end side of the inner cylinder 2
B, 7A are displayed in the order of 3, 2, 1
The needle 13 is inserted into each of the needle holding holes 51A to 51C.
Sutures in the thread locking grooves 52A to 52C indicated by their numbers
The B ends 7b of the yarns 7C, 7B, 7A are locked, respectively.
It has become so. Also, the inner tube grip 4 at the tip of the inner tube 2
Of the suture needle 13 inserted into each of the needle holding holes 51A to 51D.
Four escape grooves 54 to avoid interference with the tip projection
Is formed. Next, the operation of the above configuration will be described.
First, an example of the usage of the yarn holding member 1 of the second embodiment will be described.
Will be described. This is similar to the A forceps 21 shown in FIG.
Used in combination with shaped forceps. A forceps 2
1 is any kind of forceps, especially if it has a gripping function
I don't know. First, as shown in FIG.
The insertion part 21a is a forceps fixing part at the rear end of the outer cylinder 3 of the thread holding member 1.
8 and the A forceps 21 in the same manner as in the first embodiment.
The outer cylinder 3 of the thread holding member 1 is assembled. As described above, the outside of the A forceps 21 and the thread holding member 1
After the assembly work with the cylinder 3 is completed, the thread holding member 1
A forceps 21 with the outer cylinder 3 of
To ligate the living tissue. As shown in FIG. 19, forceps different from A forceps 21
A child (hereinafter B forceps) 22 is inserted into the body. This B forceps 2
2 is a needle holder. Further, as shown in FIG.
21 is tilted at an appropriate angle, and the B forceps 22
Needle 1 held in first needle holding hole 51A
3 is taken with the B forceps 22. Subsequently, the wound site H is0 Both sides of
Organization H1 , HTwo Needle 13 is inserted in between, and tissue H1 , HTwo
After passing the thread 7A in between, the A forceps 21 as shown in FIG.
With this, the A end 7a of the thread 7A on the needle 13 side is gripped. Sa
Further, the first thread engaging member of the thread holding member 1 is operated by the B forceps 22.
The B end 7b of the thread 7A in the stop groove 52A is gripped. After this
Thereafter, the ligature is ligated in the same manner as in the first embodiment. Therefore, the following effects are obtained with the above configuration.
Play a fruit. That is, the needle 13 of each of the suture threads 7A to 7D
Are held in the needle holding holes 51A to 51D on the distal end surface of the outer cylinder 3.
Needle 13 that is not in use
Low risk of contact with internal organs. Further, the needles 13 of the sutures 7A to 7D are
Needle holding holes 51A to 51D formed on the distal end surface of outer cylinder 3
Since they are held together, each of the suture threads 7A to 7D
There is no possibility that the needles 13 are left in a dispersed state.
No. Therefore, the needle 13 of each of the suture threads 7A to 7D is
It does not hinder the work. In addition, in the needle holding holes 51A to 51D,
Since the needles 13 of the sutures 7A to 7D are fixed,
There is also an effect that the needle 13 can be easily taken. FIG. 21 shows a first modification of the second embodiment.
This is an example. This is because the outer cylinder 3 has a needle holding hole 51A.
Outer peripheral surface of outer cylinder 3 corresponding to that part instead of through 51D
Forming magnet mounting grooves 61A-61D recessed inside
Then, the magnet 6 for holding the needle is inserted into each of the magnet mounting grooves 61A to 61D.
2A to 62D are fitted respectively. Soshi
The suture thread 7 is driven by the magnetic force of the magnets 62A to 62D.
A to 7D needles 13 are attracted. Therefore, in the above configuration, the last
When the needle 13 is removed from the body cavity after performing the suture,
The used needle 13 can be easily formed by the magnets 62A to 62D.
Hold and recover. FIGS. 22A and 22B show the second embodiment.
9 shows a second modification of the example. This is the outer cylinder 3
Between a pair of thread locking grooves 52A, 52B adjacent to the tip end face;
Between 2B and 52C, between 52C and 52D, between 52D and 52A
To the outside, with moderate elasticity.
In addition to providing the girder needle holding portion 71, the outer cylinder 3
A sheath 72 slidable in the axial direction.
You. Here, the outer cylinder 3 of the thread holding member 1 is assembled.
A forceps 21 inserted into the body cavity via a trocar or the like
At this time, as shown in FIG.
A position covering the entire needle 13 held in the holding holes 51A to 51D.
The sheath 72 is covered on the outer peripheral surface of the outer cylinder 3 up to the position.
Then, after insertion into the body cavity, as shown in FIG.
By sliding the sleeve 72 toward the rear end of the outer cylinder 3,
The needle holding portion 71 extends outward. That
Therefore, in this case, each of the sutures 7A
There is an effect that the 7D needle 13 can be easily taken. FIG. 23 shows a third modification of the second embodiment.
This is an example. This is because the outer cylinder 3 of the thread holding member 1
The forceps insertion port 82 is inserted into the main body 81 so that the shaft 82
Arranged eccentrically from the center position and needle holding
The holes 51A to 51D are oriented in the direction opposite to the eccentric direction of the forceps insertion port 82.
It is arranged in the state where it was collected. So this
In this case, the sutures 7A to 7A are inserted through the needle holding holes 51A to 51D.
There is an effect that the needle 13 of D becomes easy to take. FIG. 24 shows a fourth modification of the second embodiment.
This is an example. This is the needle holding hole of the second embodiment.
51A to 51D are provided on the rear end surface of the outer cylinder 3 and each of the suture threads 7
The needles 13 of A to 7D are pointed backward to the needle holding holes 51A to 51D.
And hold it. like this
With this configuration, each suture thread 7A is provided on the front surface of the thread holding member 1.
Since the needle 13 of ~ 7D is not protruded, the normal forceps operation is interrupted.
It does not become evil. FIG. 25 shows a fifth modification of the second embodiment.
This is an example. This is because four outer circumferential surfaces of the outer cylinder 3
The needle holding groove 91 is aligned with the shape of the needle 13 of each of the suture threads 7A to 7D.
And each groove 91 is used to prevent the needle 13 from coming off.
Are provided. Needle 1
3 is held so as to fit into the groove 91. This
With such a configuration, the tip of the needle 13 does not protrude outside.
The risk of organ damage in the body cavity due to contact with the needle 13
There is little nature. FIG. 26 to FIG. 30B show the present invention.
9 shows a third embodiment. FIG. 26 shows a suture tool thread.
2 shows a schematic configuration of a holding member 101. This thread
Holding member 101Inner cylinder 102And attached to and detached from this inner cylinder 102
Linked as possibleOuter cylinder 103Are provided. Here, the tip of the inner cylinder 102 has an outer diameter dimension.
Is formed to have substantially the same diameter as the outer cylinder 103 and is housed in the outer cylinder 103.
An inner cylinder gripping portion 104 is provided. further,
As shown in FIG. 27, an outer cylinder
Yarn having a tapered tapered surface inserted into 103
A winding portion 105 is provided, and the inner cylinder is gripped.
Of the outer cylinder 103 between the portion 104 and the yarn winding portion 105.
A fixing portion 106 that fits on the inner peripheral wall surface and fixes the inner cylinder 102
Is provided. Then, the yarn winding section 105 of the inner cylinder 102
FIG. 28 shows a plurality of windings, and in this embodiment, six windings.
The suture thread 107 is wound around each of the loop portions 10.
7L are formed. FIG. 2 shows the loop 107L.
Knot le, which is later wound into a knot as shown in Figure 8
Loop 107L1 (This part is the same as the winding method in FIG. 4)
Thread-wound part 107 wound around the rest
LTwo Are provided. In addition, too much thread winding part 1
07LTwo A needle 115 is provided at the tip (A end) 107a of
Have been. Also, as shown in FIG.
The cavity 102a has a closing part 102b on the inner cylinder gripping part 104 side.
Is provided. And this lumen 102a is the inner cylinder 10
2 ends at the closing portion 102b on the tip side.
I have. Further, the lumen 102a of the inner cylinder 102 is
The inside diameter of the attaching portion 105 is set with the thread holding member 101.
Forceps used together, for example, forceps 21 shown in FIG.
It is set to be larger than the diameter of the insertion portion 21a.
You. FIG. 27 shows the inside of the outer cylinder 103.
A small diameter forceps fixing portion 108 is formed on one end side as
Parts other than the forceps fixing portion 108 include the forceps fixing portion 1
A thread storage portion 109 having a diameter larger than 08 is formed. Here, the length of the thread storage portion 109 is
02 of the fixing portion 106 and the thread winding portion 105
It is set to almost the same length as the added length. further,
The inner diameter of the thread storage portion 109 is the fixed portion 106 of the inner cylinder 102.
The size is set to fit lightly. What
Note that the forceps fixing portion 108 has a forceps insertion port.
The diameter is as light as the outer diameter of the forceps 21 used in combination with this.
It is set to a size that is tight enough to keep it tight.
I have. The outer circumferential surface of the outer cylinder 103 is provided with a thread passage groove 1.
11 is provided in parallel with the axial direction of the outer cylinder 103. This
The groove 111 is provided with a thread gripping groove obliquely rearward of the outer cylinder 103.
A plurality (six) 112 are provided. Further, a yarn passage is provided near the distal end of the outer cylinder 103.
A needle escape portion 113 connected to the groove 111 is provided.
You. This is the outer cylinder 103 with the lower half cut
At that portion, the cross section of the outer cylinder 103 is a semicircle. Also, the yarn holding groove 112 is wound around the inner cylinder 102.
B end 107 of each thread 107 on the opposite side to the needle 115 side
b is held. Further, at the tip of the outer cylinder 103,
Outer cylinder 1 so that thread locking groove 114 is connected to needle escape portion 113;
03 is provided diagonally in the direction of the tip. The outer cylinder 10
3, the inner cylinder 102 is housed.
07 is stored in the outer cylinder 103 every needle 115.
You. Next, the operation of the above configuration will be described.
In a suturing tool having such a configuration, a forceps as shown in FIG.
The child 21 is used in combination. And this forceps (hereinafter
Lower, A forceps) 21 after the outer cylinder 103 as shown in FIG.
Insert from the end and push out the inner cylinder 102. At this time, the outer cylinder
103 is an outer peripheral surface of the A forceps 21 by a forceps fixing portion 108.
And is fixed with a light interference fit. Subsequently, the A forceps 21 are connected to a trocar or the like.
Through the body cavity. At this time, the trocar and the thread
The contact portion of the holding member 101 is kept airtight, and
The gap between the thread holding members 101 is also tightened by the forceps fixing portion 108
It is fitted and airtight. Next, another forceps as shown in FIG.
The child (B forceps) 22 is inserted into the body cavity. And B forceps
At 22, the B end of the first thread 107 from the tip of the outer cylinder 103
107b is gripped and removed from the thread gripping groove 112. As shown in FIG. 30B, B forceps
The thread 107 is pulled by the child 22 and the loop 107
L, slide the B end 1 into the thread locking groove 114.
07b is hooked and held. In this state, the A forceps 21
Is slightly shaken, the thread winding portion 10 of the loop portion 107L is
7LTwo Can be easily unwound. At this time, knot loop part 1
07L1 Can not be easily unwound due to the complexity of the entanglement
No. Thereafter, as in the first embodiment, 1
Stitch the needle. In addition, when adding one stitch,
Next, the B forceps are applied from the thread 107 nearer to the tip of the outer cylinder 103.
22 grasps the B end 107b, and performs 1 by the same procedure as described above.
Repeat needle stitching. Therefore, in the case of the above structure, the yarn 10
7 needle 115 is completely housed in the outer cylinder 103.
Is safe. In addition, in cases requiring insufflation
And airtightness is maintained. FIG. 31 shows a modification of the third embodiment.
It is something. This is because the forceps fixing portion 108 of the outer cylinder 103
Is slightly larger than the outer diameter of the forceps 21 used.
O-ring 121 is mounted in the lumen
I have. Then, the forceps 21 are inserted from the forceps insertion port, and
The tube 103 is clamped by the O-ring 121 so that the forceps 21
Is fixed to the outer peripheral surface of. In such a configuration, the O-ring
Due to 121, the airtightness with the forceps 21 is completely maintained. FIG. 32 shows a sewing machine according to a fourth embodiment of the present invention.
6 shows a fitting 131. This is the third embodiment
The forceps member 132 is replaced with the forceps member 132 of the third embodiment.
It is incorporated in the outer cylinder 103. In this case, forceps
The member 132 is fixed by the forceps fixing portion 108 of the outer cylinder 103.
ing. The forceps member 132 is
An operation unit 135 is connected to the original side.
5 gripper 1 at the tip of insertion portion 134 by opening / closing lever 5
36 is opened and closed. In the suturing tool 131 having such a configuration,
Is inserted as it is into a trocar, etc.
It can be used similarly. Therefore, the forceps 21 are attached and detached.
You can save time and effort. It can also be used as normal forceps
You. The present invention is limited to the above embodiments.
The present invention is not intended to limit the scope of the present invention.
Of course, it can be implemented in a form. Next, other features of the present invention will be described.
Significant technical matters are added as follows. Note (Appendix 1) For multiple sutures forming a loop in part
A yarn and a yarn holding member, and a part of the yarn
Loop holding part for holding the loop formed in
A thread fixing part that holds at least a part at least
For suturing, characterized in that a means for distinguishing a thread is provided.
Utensils. (Additional Item 2) In the additional item 1, the yarn holding
At least some of the components can be attached to and detached from surgical tools such as forceps
A suture tool that is capable. (Additional Item 3) In the additional item 1, a part of the thread holding member may be used.
Suture tool with gripping function. (Additional Item 4) In the additional items 2 and 3, the yarn
The holding member is provided with a means for determining a suture thread.
Suture tool. (Supplementary note 5) In Supplementary notes 2 and 3, discriminated as suture thread
A suturing tool provided with a means. (Additional Item 6) In the additional item 4, a plurality
The same number of thread locking parts to lock the suture thread of
Characterized in that the shape of the thread locking part of the sewing machine is different
Fittings. (Additional Item 7) In the additional item 4, a plurality
The same number of thread locking parts to hold the suture
Characterized by different markings near the thread locking portion of the sewing machine
Fittings. (Additional Item 8) In the additional item 6, the thread locking
A suturing tool with a groove as the part and different groove lengths. (Additional Item 9) In the additional item 7, there is a different
Suturing tool. (Additional Item 10) In the additional item 7, the yarn
Characterized by adding different numbers of dots near the stop
Suture tool. (Additional Item 11) In the additional item 5, the yarns
Suturing tools with different colors. (Additional Item 12) In the additional item 5, the yarn
Suture tools with different markings. (Supplementary note 13) In Supplementary note 4, a plurality of sutures
Provide the same number of thread locking sections to lock, and the thread locking sections are in order
Suture tools characterized by being lined up. (Additional Item 14) In Additional Items 1, 2, and 3
The thread has a needle, and a part of the needle or the needle
A suturing tool provided with a means for housing all. (Additional Item 15) In the additional item 14, a needle storage in which a needle enters.
Suture tool with holes. (Additional Item 16) In Additional Item 14, the needle
Suture tool with a needle storage groove for storing (Additional Item 17) In Additional Item 14, the magnet to which the needle is attached
Suture tools provided. (Additional Item 18) In the additional item 14, the needle
Suturing tool provided with a needle discriminating means in the vicinity of the accommodating portion. (Additional Item 19) In Additional Item 14, the needle may be provided with a discriminating means.
Suture tools provided. (Additional Item 20) In the additional item 14, the needle
A suturing tool provided with a movable means. (Additional Item 21) In Additional Item 1, the yarn holding member is a cylinder.
The loop is housed inside the cylinder, and the loop is
A suturing tool characterized by being arranged in a line in a direction. [0115] According to the present invention, a loop for a knot is formed.
A cylindrical member for arranging a plurality of sutures, and a cylindrical member.
It has a hole for loosely inserting and storing the loop,
An outer cylinder with a locking part that locks at least one location, and multiple
Means for individually identifying the sutures of the body
Streamlines the task of suturing living tissue over a relatively wide area
Can do well.

【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の第1の実施例の糸保持部材を示す斜
視図。 【図2】 第1の実施例の糸保持部材を一部破断して示
す側面図。 【図3】 (A)は糸保持部材の組立て状態を示す斜視
図、(B)は糸保持部材の内筒を外筒から取外した状態
を示す斜視図、(C)は外筒の糸係止溝を一部破断して
示す斜視図。 【図4】 内筒の糸巻き付け部に巻き付けられた縫合用
糸の巻き方を説明するための説明図。 【図5】 (A)は内筒の先端方向に縫合用糸を1回巻
いて形成された第1のループを示す側面図、(B)は第
1のループに対して点線Aを中心に対称になるように内
筒に縫合用糸を巻いて第2のループが形成された状態を
示す側面図、(C)は第2のループに対して点線部Bを
中心に対称になるように内筒に縫合用糸を巻いて第3の
ループが形成された状態を示す側面図。 【図6】 (A)は縫合用糸のA端を第1〜3の3つの
ループ内に通す状態を示す概略構成図、(B)は縫合用
糸の男−女−男結びの3重結紮状態を示す概略構成図。 【図7】 鉗子の概略構成を示す側面図。 【図8】 A鉗子を外筒後端の鉗子固定部の内腔に挿入
して内筒を外筒から押し出した状態を示す縦断面図。 【図9】 A鉗子によって生体組織の創傷部位の両側の
組織間に縫合用糸を通し、B鉗子によって縫合用糸のB
端部を把持した状態を示す斜視図。 【図10】 B鉗子によって縫合用糸のループ部を引き
出した状態を示す斜視図。 【図11】 A鉗子によって縫合用糸のA端部を引張っ
てループ部の中に通す状態を示す斜視図。 【図12】 A鉗子およびB鉗子によって縫合用糸を引
張ってループ部による結び目を締め付けた状態を示す斜
視図。 【図13】 第1の実施例の第1の変形例の糸保持部材
を示す斜視図。 【図14】 第1の実施例の第2の変形例の糸保持部材
を示す斜視図。 【図15】 第1の実施例の第3の変形例を示す縫合用
糸の巻き付け状態の斜視図。 【図16】 第1の実施例の第4の変形例を示すもの
で、(A)は縫合用糸の巻き付け状態を示す斜視図、
(B)は外科結びと呼ばれる縫合用糸の巻き方を示す概
略構成図。 【図17】 本発明の第2の実施例を示すもので、
(A)は糸保持部材を示す斜視図、(B)は糸保持部材
の内筒を外筒内に挿入する前の状態を示す分解斜視図。 【図18】 A鉗子を外筒内に挿入した状態を示す斜視
図。 【図19】 B鉗子によって縫合用の針を針保持穴から
引き出した状態を示す斜視図。 【図20】 A鉗子によって生体組織の創傷部位の両側
の組織間に縫合用糸を通し、B鉗子によって縫合用糸の
B端部を把持した状態を示す斜視図。 【図21】 第2の実施例の第1の変形例の糸保持部材
を示す斜視図。 【図22】 第2の実施例の第2の変形例を示すもの
で、(A)は糸保持部材の要部構成を一部破断して示す
斜視図、(B)は外筒の先端部をシースの外側に突出さ
せた状態を示す斜視図。 【図23】 第2の実施例の第3の変形例の糸保持部材
を示す斜視図。 【図24】 第2の実施例の第4の変形例の糸保持部材
を示す斜視図。 【図25】 第2の実施例の第5の変形例の糸保持部材
を示す斜視図。 【図26】 本発明の第3の実施例の糸保持部材を示す
斜視図。 【図27】 第3の実施例の糸保持部材を一部破断して
示す側面図。 【図28】 内筒の糸巻き付け部に巻き付けられた縫合
用糸の巻き方を説明するための説明図。 【図29】 A鉗子を外筒内に挿入した状態を示す側面
図。 【図30】 (A)はB鉗子で外筒の先端から一番目の
糸のB端部を把持して糸把持溝から外した状態を示す側
面図、(B)はB鉗子によって先端方向にループ部をス
ライドさせ、糸固定溝に糸のB端部を引っ掛けて保持さ
せた状態を示す側面図。 【図31】 第3の実施例の第1の変形例の要部構成を
示す斜視図。 【図32】 本発明の第4の実施例の縫合用具を示す斜
視図。 【符号の説明】 2…内筒(円柱部材)、3…外筒(係止手段)、7A,
7B,7C,7D…縫合糸、7L…ループ部、9…糸収
納部(穴)、12A〜12D…ドット表示部(判別手
段)。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view showing a thread holding member according to a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view of the yarn holding member according to the first embodiment, partially cut away. 3A is a perspective view showing an assembled state of a thread holding member, FIG. 3B is a perspective view showing a state in which an inner cylinder of the thread holding member is removed from an outer cylinder, and FIG. FIG. FIG. 4 is an explanatory view for explaining a method of winding a suture thread wound around a thread winding portion of the inner cylinder. 5A is a side view showing a first loop formed by wrapping a suture thread once in the distal direction of the inner cylinder, and FIG. 5B is a view around the dotted line A with respect to the first loop. FIG. 3C is a side view showing a state in which the suture is wound around the inner tube so as to be symmetrical, and a second loop is formed. FIG. 4C is symmetrical about the dotted line B with respect to the second loop. The side view showing the state where the 3rd loop was formed by winding the suture thread around the inner cylinder. FIG. 6 (A) is a schematic configuration diagram showing a state in which the A-end of the suture thread is passed through the first to third three loops, and FIG. 6 (B) is a triple ligature of a suture thread, male-female-male knot. The schematic block diagram which shows a state. FIG. 7 is a side view showing a schematic configuration of the forceps. FIG. 8 is a longitudinal sectional view showing a state in which the A forceps is inserted into the lumen of the forceps fixing portion at the rear end of the outer cylinder and the inner cylinder is pushed out of the outer cylinder. FIG. 9: A suture thread is passed between tissues on both sides of a wound site of a living tissue by A forceps, and a suture thread B by B forceps.
The perspective view showing the state where the end was grasped. FIG. 10 is a perspective view showing a state where a loop portion of a suture thread is pulled out by B forceps. FIG. 11 is a perspective view showing a state in which the A-end portion of the suture thread is pulled through the loop by the A forceps. FIG. 12 is a perspective view showing a state in which a suture thread is pulled by A forceps and B forceps to tighten a knot by a loop portion. FIG. 13 is a perspective view showing a thread holding member according to a first modification of the first embodiment. FIG. 14 is a perspective view showing a thread holding member according to a second modification of the first embodiment. FIG. 15 is a perspective view showing a third variation of the first embodiment in a state in which a suture is wound. FIG. 16 shows a fourth modification of the first embodiment, in which (A) is a perspective view showing a wound state of a suture thread,
(B) is a schematic block diagram showing a method of winding a suture thread called a surgical knot. FIG. 17 shows a second embodiment of the present invention.
(A) is a perspective view showing a thread holding member, (B) is an exploded perspective view showing a state before an inner cylinder of a thread holding member is inserted into an outer cylinder. FIG. 18 is a perspective view showing a state where the A forceps is inserted into the outer cylinder. FIG. 19 is a perspective view showing a state in which a suture needle is pulled out of the needle holding hole by the B forceps. FIG. 20 is a perspective view showing a state in which a suture is passed between tissues on both sides of a wound portion of a living tissue by A forceps, and a B end of the suture is grasped by B forceps. FIG. 21 is a perspective view showing a thread holding member according to a first modification of the second embodiment. FIGS. 22A and 22B show a second modified example of the second embodiment, in which FIG. 22A is a perspective view showing a main part of the thread holding member, partially cut away, and FIG. FIG. 5 is a perspective view showing a state in which the outer side of the sheath is projected. FIG. 23 is a perspective view showing a thread holding member according to a third modification of the second embodiment. FIG. 24 is a perspective view showing a thread holding member according to a fourth modification of the second embodiment. FIG. 25 is a perspective view showing a thread holding member according to a fifth modification of the second embodiment. FIG. 26 is a perspective view showing a thread holding member according to a third embodiment of the present invention. FIG. 27 is a side view of the yarn holding member of the third embodiment, partially cut away. FIG. 28 is an explanatory diagram for explaining a method of winding a suture thread wound around a thread winding portion of the inner cylinder. FIG. 29 is a side view showing a state where the A forceps is inserted into the outer cylinder. 30A is a side view showing a state in which the B end of the first thread is grasped from the distal end of the outer cylinder with the B forceps and removed from the thread grasping groove, and FIG. The side view showing the state where the loop part was slid and the B end of the thread was hooked and held in the thread fixing groove. FIG. 31 is a perspective view showing a main configuration of a first modification of the third embodiment. FIG. 32 is a perspective view showing a suturing tool according to a fourth embodiment of the present invention. [Description of Signs] 2 ... Inner cylinder (cylindrical member), 3 ... Outer cylinder (locking means), 7A,
7B, 7C, 7D: suture, 7L: loop part, 9: thread storage part (hole), 12A to 12D: dot display part (determination means).

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴田 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内山 直樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 梶 国英 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−54855(JP,A) 実開 平5−88507(JP,U) 特表 平6−502354(JP,A) 米国特許5312423(US,A) 米国特許5454820(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/04 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (72) Inventor Minoru Tsuruta 2-43-2 Hatagaya, Shibuya-ku, Tokyo O-limpus Optical Industry Co., Ltd. (72) Inventor Naoki Uchiyama 2-43-2 Hatagaya, Shibuya-ku, Tokyo O-Limpus Optical Industry Co., Ltd. (72) Kunihide Kaji, Inventor 2-43-2 Hatagaya, Shibuya-ku, Tokyo O-Limpus Optical Industry Co., Ltd. (56) References JP-A-6-54855 (JP, A) JP-A-5-88507 (JP, U) JP-A-6-502354 (JP, A) U.S. Pat. No. 5,312,423 (US, A) U.S. Pat. No. 5,548,820 (US, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , (DB name) A61B 17/04

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 結び目用のループを形成する複数本の縫
合糸を環装する円柱部材と、前記円柱部材を遊挿し、前
記ループを収納する穴を有し、前記縫合糸の少なくとも
一カ所を係止する係止部を有する外筒と、前記複数本の
縫合糸を個別に判別する手段からなることを特徴とする
縫合用具。
(57) [Claim 1] A cylindrical member for looping a plurality of sutures forming a knot loop, and a hole for loosely inserting the cylindrical member and accommodating the loop. A suturing tool comprising: an outer cylinder having a locking portion for locking at least one portion of the suture; and means for individually identifying the plurality of sutures.
JP08657494A 1993-12-29 1994-04-25 Suture tool Expired - Fee Related JP3476902B2 (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08657494A JP3476902B2 (en) 1994-04-25 1994-04-25 Suture tool
US08/360,397 US5643293A (en) 1993-12-29 1994-12-21 Suturing instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08657494A JP3476902B2 (en) 1994-04-25 1994-04-25 Suture tool

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07289558A JPH07289558A (en) 1995-11-07
JP3476902B2 true JP3476902B2 (en) 2003-12-10

Family

ID=13890787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08657494A Expired - Fee Related JP3476902B2 (en) 1993-12-29 1994-04-25 Suture tool

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3476902B2 (en)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7914538B2 (en) * 2004-06-28 2011-03-29 Depuy Mitek, Inc. Suture anchor inserter
US8821542B2 (en) * 2006-10-31 2014-09-02 Depuy Mitek, Llc Suture management system
US20110046667A1 (en) * 2009-08-17 2011-02-24 Patrick John Culligan Apparatus for housing a plurality of needles and method of use therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07289558A (en) 1995-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5480406A (en) Method of employing surgical suturing apparatus to tie knots
US5201744A (en) Method and device for suturing using a rod with a needle holder
US5320629A (en) Device and method for applying suture
US5472446A (en) Surgical instrument for tying a knot in a length of suture at a remote location
CA2153329C (en) Suturing method, apparatus and system for use in endoscopic procedures
US5129912A (en) Device and method for applying suture
US6221084B1 (en) Knot tying apparatus having a notched thread cover and method for using same
JP3902308B2 (en) Surgical knot and its forming device
US5630825A (en) Magazine for loading a needle onto a stitching instrument and for loading a length of suture onto a suture dispensing instrument
JP3798838B2 (en) Ligation device
US5709692A (en) Surgical instrument for placing suture or fasteners
JP3977512B2 (en) Partially tied surgical knot and its assembly
US5709694A (en) Endoscopic intracorporeal suture tying aid
JP3305062B2 (en) Endoscope device
JP2010525894A (en) Suture anchor loading device
JPH03503251A (en) Ligation system for use in endoscopic surgery and ligation instrument for the system
JPH11502432A (en) Tissue suturing method and suturing device
WO2016158449A1 (en) Knot-forming device
EP3232944B1 (en) Multiple loop surgical snare assembly
JP3476902B2 (en) Suture tool
US5776152A (en) Intracorporeal ligature device
US6969394B2 (en) Guides to prevent tangling sutures
JP3806449B2 (en) Suture tool
JP3327073B2 (en) Ligation device
WO2009046443A1 (en) Devices and methods for creating a knot for surgical suturing

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees