JP3471074B2 - 共重合体ラテックス組成物及びその製造方法 - Google Patents
共重合体ラテックス組成物及びその製造方法Info
- Publication number
- JP3471074B2 JP3471074B2 JP10834794A JP10834794A JP3471074B2 JP 3471074 B2 JP3471074 B2 JP 3471074B2 JP 10834794 A JP10834794 A JP 10834794A JP 10834794 A JP10834794 A JP 10834794A JP 3471074 B2 JP3471074 B2 JP 3471074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- monomer
- polymerization
- copolymer latex
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
プ成形物に利用することができる共重合体ラテックスに
関する。 【0002】 【従来の技術】ニトリルーブタジエン共重合体ラテック
ス(以下、NBRと略記)は引張強度や伸び特性に優
れ、かつ耐油性、耐薬品性に優れたゴムであることから
手袋、指サック等のディップ製品に広く用いられてい
る。しかし、一般にアクリロニトリル等のシアン化ビニ
ル化合物を多く含有するNBRは耐油性、耐薬品性にお
いて優れているものの、そのガラス転移温度(Tg)が
高くなるため、ソフトな風合いを得ることはできない。
一方、NBRの風合いをよくするためにNBR中のブタ
ジエン等の共役ジエン化合物の含有量を多くしたり、或
いはNBRと天然ゴムをブレンドしたり、積層化する方
法もあるが、耐油性、耐薬品性に乏しくなる。そこで、
耐油性、耐薬品性に優れ、かつソフトな風合いを有する
NBRラテックスフィルムを得る方法としては、例えば
共重合体の分子量とメチルエチルケトン不溶解分を規定
する方法(特開平5−247266)等が提案されてい
るが、その風合いはまだ十分であるとは言えず、特に低
温時での風合いが悪い傾向にある。従って、耐油性、耐
薬品性に優れ、かつソフトな風合いを有するNBRラテ
ックスフィルムを得る方法が要望されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる要望
に応えるためになされたものであって、耐油性、耐薬品
性に優れ、かつソフトな風合いを有したディップ成形加
工用である共重合体ラテックスを提供することを目的と
する。すなわち、本発明は、 ディップ成形加工用であ
る単量体成分としてシアン化ビニル系単量体及び共役ジ
エン系単量体をポリヒドロキシ化合物の存在下に乳化重
合させてなる共重合体ラテックスに係る。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明における共重合体
ラテックスは単量体成分としてシアン化ビニル系単量体
及び共役ジエン系単量体をポリヒドロキシ化合物の存在
下に乳化重合させることによって得られる。シアン化ビ
ニル系単量体としては、アクリロニトリル、メタクリロ
ニトリル、αーエチルアクリロニトリルなどが挙げられ
る。これらのうちアクリロニトリルが好ましい。シアン
化ビニル系単量体は単量体混合物100重量部当たり2
0〜45重量部含み、好ましくは30〜45重量部含
む。シアン化ビニル系単量体が20重量部よりも少ない
時は、得られるNBRの耐油性、耐薬品性が不十分なこ
とがあり、他方、45重量部を越える時はシアン化ビニ
ル系単量体と共役ジエン系単量体との共重合比の観点か
ら共重合反応は進み難く、シアン化ビニル系単量体のホ
モポリマーを生成するに至ることがある。共役ジエン系
単量体としてはブタジエン、イソプレン、クロロプレン
等が用いられ、特にブタジエンまたはイソプレンが好ま
しく用いられる。共役ジエン系単量体は単量体混合物1
00重量部当たり55〜80重量部含み、好ましくは5
5〜70重量部含む。 【0005】本発明においては、ラテックスの安定性を
向上させるために単量体成分としてさらにエチレン系不
飽和カルボン酸を用いることができる。エチレン系不飽
和カルボン酸単量体としては、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸等のモノカルボン酸、マレイン酸、フマ
ール酸、イタコン酸等のジカルボン酸(無水物)を挙げ
ることができる。これらは単独で、又は2種以上を組み
合わせて用いられる。これらのうち特にアクリル酸、メ
タクリル酸が好ましく用いられる。エチレン系不飽和カ
ルボン酸単量体を用いた場合、使用量としては単量体混
合物100重量部当たり0.1〜20重量部、好ましく
は1〜15重量部、さらに好ましくは3〜7重量部の範
囲が適当である。 【0006】本発明においてはNBRの柔軟性を向上さ
せるために共重合体ラテックス中にポリヒドロキシ化合
物を含有させる。ポリヒドロキシ化合物は共重合体ラテ
ックス重合開始時あるいは重合途中に加えることが好ま
しい。重合途中に加える場合、モノマーの転化率が高け
れば高い程、ソフト化の効果は低下することから好まし
くは転化率70%までに、さらに好ましくは転化率50
%までに加えるのが適当である。ポリヒドロキシ化合物
を重合後に加える場合、ソフトな風合いは非常に得難く
なる。かかるポリヒドロキシ化合物としては分子量10
00以下のポリヒドロキシ化合物が好ましく、例えばア
ミルアルコール、ヘキシルアルコール、ヘプチルアルコ
ール、オクチルアルコール、カプリルアルコール、ノニ
ルアルコール、デシルアルコール、シクロペンタノー
ル、ベンジルアルコール等の一価アルコール類、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレング
リコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,7−ヘプタンジオール、ピナコール等の
グリコール類、グリセリン、トリメチロールプロパン等
の三価アルコール類、エリトリット、ペンタエリトリッ
ト、トレイット等の四価アルコール類、ソルビット等の
六価アルコール類、蔗糖、その他、ポリエーテルポリオ
ール類、ポリエステルポリオール類等を挙げることがで
きる。これらのうち特にグリコール類が好ましく、さら
にはプロピレングリコールが好ましい。ポリヒドロキシ
化合物の使用量は単量体混合物100重量部当たり1〜
10重量部の範囲が好ましく、さらには1〜4重量部の
範囲が好ましい。 【0007】本発明において用いる共重合体ラテックス
は乳化重合によって得ることができる。乳化重合は常法
に従って水のような水性媒体中に単量体混合物、乳化
剤、重合開始剤及び分子量調整剤等を加えて行われる。
乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
ラウリル硫酸ナトリウム、ジフェニルエーテルジスルホ
ン酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合
物、コハク酸ジアルキルエステルスルホン酸ナトリウム
等のアニオン性乳化剤、トリメチルアンモニウムクロラ
イド、ジアルキルアンモニウムクロライド等のカチオン
性乳化剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフェノールエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエステル等の非イオン性乳化剤が単
独で、又は2種以上を組み合わせて用いられる。乳化剤
の使用量としては単量体混合物100重量部当たり0.
1〜10重量部が適当である。 【0008】重合開始剤は特に限定されるものではな
く、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫
酸アンモニウム等の過硫酸塩やクメンハイドロパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロピルベン
ゼンハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物、アゾビ
スイソブチロニトリル等のアゾ系開始剤等が用いられ
る。これらは単独で、又は2種以上を組み合わせて用い
られる。本発明においては、上記した重合開始剤は、重
亜硫酸ナトリウム、硫酸第一鉄等の還元剤と組み合わせ
てなるレドックス系重合開始剤としても用いることがで
きる。本発明においてはレドックス系重合開始剤が好ま
しい。本発明において、重合開始剤の使用量としては単
量体混合物100重量部当たり0.01〜2重量部が適
当である。 【0009】分子量調整剤としてはドデシルメルカプタ
ン、オクチルメルカプタン、デシルメルカプタン、ヘキ
シルメルカプタン、トリグリコールジメルカプタン、2
−エチルヘキシルチオグリコレート等のようなアルキル
メルカプタン類、ジメチルキサントゲンジスルフィド、
ジイソプロピルキサントゲンジスルフィド等のキサント
ゲンジスルフィド類、テトラエチルチウラムジスルフィ
ド、テトラブチルチウラムジスルフィド等のチウラムジ
スルフィド類、四塩化炭素、四臭化炭素等のハロゲン系
化合物、アクロレイン、ターピノーレン、ジペンテン等
が用いられる。これらは単独で、又は2種以上を組み合
わせて用いられる。分子量調整剤の使用量としては単量
体100重量部当たり0.01〜10重量部の範囲が適
当である。 【0010】本発明における乳化重合は通常0〜100
℃の温度にて、単量体の転化率が95〜98%に達する
まで行われる。なお、本発明の共重合体ラテックスの重
合においては必要に応じてスチレン化フェノール類、ヒ
ンダードフェノール類等の老化防止剤、シリコーン系、
高級アルコール系等の消泡剤、その他、反応停止剤、分
散剤などの添加剤を使用してもよい。上記乳化重合は得
られるラテックスの粒子径を均一にするために少量のビ
ニル化合物を予め乳化重合させてシードとするシード重
合法を行ってもよい。また、単量体成分を一括して重合
系に加える一括仕込法のほか、単量体成分を分割して重
合系に加えるモノマー分割仕込重合法やモノマー連続添
加仕込重合法を用いることもできる。本発明の共重合体
ラテックスはディップ成形加工製品、フォームラバー等
の成形素材等、広汎な分野において使用可能であるが、
ディップ成形加工製品に好適に用いることができる。デ
ィップ成形加工製品は硫黄、加硫促進剤、亜鉛などの加
硫剤あるいは老化防止剤、その他、充填剤、増粘剤など
が配合されたディップ成形用配合液に型を浸漬し、型の
上へラテックスを沈着させた後、ゴム皮膜を形成せし
め、必要に応じて乾燥などの熱処理することにより得ら
れる。 【0011】 【発明の効果】本発明による共重合体ラテックスは、以
上のように、単量体成分としてシアン化ビニル系単量体
及び共役ジエン系単量体をポリヒドロキシ化合物の存在
下に乳化重合させることにより得られる共重合体ラテッ
クス であって、耐油性、耐薬品性に優れかつソフトな
風合いを有するNBRフィルムを形成することから、例
えば手袋、指サック等のディップ製品などに利用するこ
とができる。 【0012】 【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。なお、実施例中の重量部はとくに断りのない限り単
量体混合物100重量部に対する重量基準である。 【0013】 【実施例1〜9】温度計及び撹拌機を備えたオートクレ
ーブにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム3重量
部、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物0.8重量
部、シード重合物2重量部、〔表1〕実施例1〜9に示
す所定量のポリヒドロキシ化合物を脱イオン水100重
量部と共に仕込み、撹拌下に溶解させる。これにメタク
リル酸あるいはアクリル酸5重量部(ただし、〔表1〕
実施例6では8重量部)、〔表1〕実施例1〜9に示し
た所定量のアクリロニトリル及びブタジエン、更にt−
ドデシルメルカプタン0.3重量部を加え10℃の温度
にて、硫酸第一鉄系還元剤の存在下、クメンハイドロパ
ーオキサイド0.1重量部を加えて反応させて、共重合
体ラテックスを得た。反応終了後、共重合体ラテックス
を濃縮して、固形分40%に調整した。 【0014】 【比較例1〜2】比較例として、実施例記載の共重合体
ラテックス製造方法においてポリヒドロキシ化合物を全
く使用していない共重合体ラテックス(比較例1)、プ
ロピレングリコール2重量部を重合終了後、撹拌下に添
加した共重合体ラテックス(比較例2)を示した。共重
合体ラテックスの単量体組成及び使用したポリヒドロキ
シ化合物、さらに単量体の重合率、平均粒子径、凝集物
生成量を〔表1〕に示す。なお、平均粒子径は25℃温
度下、コールターカウンターをもちいて光散乱法により
求めた。また、凝集物生成量は重合終了後、得られた共
重合体ラテックス(WET)100gを100メッシュ金
網で濾過し、金網上に残った凝集物の量を測った。 【0015】 【表1】【0016】重合後の凝集物生成量は重合安定性の指標
となり、実施例1〜9及び比較例1〜2いずれの場合も
非常に少なかった。したがって、ポリヒドロキシ化合物
の使用は重合安定性を低下させないことがわかる。 【0017】 【試験例】次に、このようにして得られたそれぞれの共
重合体ラテックスを下記した重量部数割合にて配合した
フィルムを作り、120℃x30分熱処理したフィルムで耐油
性、耐薬品性及び風合いの指標となる引張強度(300%モ
ジュラス)試験をした。ここで、300%モジュラスの数値
が小さいほどフィルムの風合いはソフトであることを示
す。コ゛ムラテックス (DRY) 100.0部 ZnO 3.0部 S 1.0部 BZ 0.25部 (BZ;ZnBDC;シ゛ーn-フ゛チルシ゛チオカル
ハ゛ミン酸亜鉛) 【0018】耐油性試験は、上記の方法にて熱処理を施
したフィルムを灯油及びガソリンに40時間浸漬させた
後、下記式により求めた面積膨潤率にて評価した。ま
た、耐薬品性試験は上記の方法にて熱処理を施したフィ
ルムを20%NaOH及び20%H2SO4に40時間浸漬させた後、耐
油性試験と同じく下記式により求めた面積膨潤率にて評
価した。ここで、面積膨潤率の数値が小さいほど、耐油
性及び耐薬品性に優れることを示す。 面積膨潤率(%)=(A−A0)/A0×100 A0;浸漬前のフィルムの面積、A;浸漬40時間後のフィ
ルムの面積 耐油性、耐薬品性試験及び引張強度(300%モジュラス)
試験の結果を〔表2〕に示す。 【0019】 【表2】 【0020】比較例1は耐油性、耐薬品性には優れてい
るものの、ポリヒドロキシ化合物を全く使用していない
ため風合いが硬くなることがわかる。比較例2はプロピ
レングリコールを重合終了後、撹拌下に添加した共重合
体ラテックスであって、重合開始時あるいは重合途中に
ポリヒドロキシ化合物を加えた場合に比較して風合いが
硬くなることがわかる。これに対して本発明のラテック
スは耐油性、耐薬品性に優れ、かつソフトな風合いを有
することがわかる。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディップ成形加工用である、単量体成分
としてシアン化ビニル系単量体及び共役ジエン系単量体
をポリヒドロキシ化合物の存在下に乳化重合させてなる
共重合体ラテックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10834794A JP3471074B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 共重合体ラテックス組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10834794A JP3471074B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 共重合体ラテックス組成物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07316211A JPH07316211A (ja) | 1995-12-05 |
JP3471074B2 true JP3471074B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=14482405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10834794A Expired - Fee Related JP3471074B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 共重合体ラテックス組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3471074B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09310209A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-12-02 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴム手袋 |
JP4554767B2 (ja) * | 1999-06-21 | 2010-09-29 | 日本エイアンドエル株式会社 | ディップ成形用ラテックス組成物及びディップ成形物 |
MY125326A (en) * | 1999-06-21 | 2006-07-31 | Nippon A&L Inc | A latex compound for dip molding and a dip-molded product |
JP4078762B2 (ja) * | 1999-07-29 | 2008-04-23 | 日本ゼオン株式会社 | ディップ成形用ラテックス及びディップ成形物 |
JP2001011126A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-16 | Nippon Zeon Co Ltd | ディップ成形用ラテックス及びディップ成形物 |
JP2001011239A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-16 | Nippon Zeon Co Ltd | ディップ成形用ラテックス及びディップ成形物 |
EP1266927A4 (en) | 2000-01-24 | 2007-01-03 | Zeon Corp | COMPOSITION FOR DIVING, DIVING, AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF |
US6870019B2 (en) | 2000-12-12 | 2005-03-22 | Nippon A & L Inc. | Latex for dip molding and a dip molded product |
US8404767B2 (en) | 2007-12-26 | 2013-03-26 | Zeon Corporation | Nitrile group-containing highly saturated copolymer rubber |
MY188585A (en) | 2016-02-25 | 2021-12-22 | Zeon Corp | Method for manufacturing gloves |
MY194391A (en) * | 2016-02-25 | 2022-11-30 | Zeon Corp | Latex composition and film molded body |
EP3421533B1 (en) | 2016-02-25 | 2020-11-11 | Zeon Corporation | Method for manufacturing glove |
JP2017149928A (ja) * | 2016-02-25 | 2017-08-31 | 日本ゼオン株式会社 | ラテックス組成物および膜成形体 |
US11236218B2 (en) | 2016-09-30 | 2022-02-01 | Zeon Corporation | Latex composition and film molded body |
WO2023234491A1 (ko) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | 금호석유화학 주식회사 | 딥 성형용 라텍스 조성물, 그 제조방법 및 그로부터 제조된 딥 성형품 |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP10834794A patent/JP3471074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07316211A (ja) | 1995-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3471074B2 (ja) | 共重合体ラテックス組成物及びその製造方法 | |
US9803070B2 (en) | Carboxylic acid modified-nitrile based copolymer latex for dip-forming, latex composition for dip-forming comprising the same, and product thereof | |
JP7363975B2 (ja) | ゴム用組成物及びその用途 | |
JP3920633B2 (ja) | ディップ成形用ラテックス及びディップ成形物 | |
US9771471B2 (en) | Latex composition for dip molding and dip-molded article produced therefrom | |
CN104159959A (zh) | 羧酸改性的基于腈的共聚物组合物以及其浸渍成型制品 | |
CN105452362A (zh) | 羧酸改性的基于腈的共聚物胶乳组合物以及包含该胶乳组合物的浸渍模塑制品 | |
US6492446B1 (en) | Alatex compound for dip molding and a dip-molded product | |
JP2019044116A (ja) | クロロプレン共重合体ラテックス組成物及びその成形物 | |
KR101495392B1 (ko) | 카르본산 변성 니트릴계 공중합체 조성물 및 이로부터 제조된 딥 성형품 | |
US5369166A (en) | Copolymer latex, method for preparing the same and use thereof | |
KR101964276B1 (ko) | 딥 성형용 라텍스 조성물 및 이로부터 제조된 성형품 | |
CN1938373A (zh) | 浸渍成形组合物和通过浸渍成形获得的模制品 | |
EP3950817B1 (en) | Carboxylic acid-modified nitrile-based copolymer latex | |
EP3950816A1 (en) | Carboxylic acid-modified nitrile-based copolymer latex, latex composition for dip molding comprising same, and molded article formed therefrom | |
CN116438204A (zh) | 氯丁二烯共聚物胶乳及其制造方法 | |
EP3929243B1 (en) | Carboxylic acid-modified nitrile-based copolymer latex | |
EP0559150B1 (en) | Copolymer latex, method for preparing the same and use thereof | |
JP7367702B2 (ja) | クロロプレン重合体ラテックス及びその製造方法 | |
WO2021079981A1 (ja) | クロロプレン共重合体ラテックス及びその製造方法 | |
JP2005200559A (ja) | ディップ成形用ラテックス、ディップ成形用組成物及びディップ成形物 | |
KR102093962B1 (ko) | 딥 성형용 라텍스 조성물 및 이로부터 제조된 성형품 | |
JPH08100080A (ja) | 不飽和ニトリル−共役ジエン共重合体と非黒色補強性充填剤とからなるゴム組成物 | |
US12091549B2 (en) | Method for preparing carboxylic acid modified-nitrile based copolymer latex | |
EP3926008A1 (en) | Carboxylic acid-modified nitrile-based copolymer latex |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070912 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |