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JP3470228B2 - Fpc用電気コネクタ - Google Patents

Fpc用電気コネクタ

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JP3470228B2
JP3470228B2 JP2001170979A JP2001170979A JP3470228B2 JP 3470228 B2 JP3470228 B2 JP 3470228B2 JP 2001170979 A JP2001170979 A JP 2001170979A JP 2001170979 A JP2001170979 A JP 2001170979A JP 3470228 B2 JP3470228 B2 JP 3470228B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FPC、FFC
などと一般に呼ばれている平型柔軟ケーブル(この明細
書では、これらを総称して単に「FPC」という。)を
接続できるようにしたFPC用電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FPCを接続する際の接続端部の
挿入がゼロ挿入力(ZIF)で行えるようにしたFPC
用電気コネクタは、絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジ
ングに所定のピッチで横並びに並設された複数の端子
と、端子のコンタクト部へ向けてFPCを押圧する為の
押圧部を有する回動カバーとを備えた構成とされている
(例えば、特開平8−50968号公報、特公平4−3
3671号公報等参照)。
【0003】回動カバーを非押圧位置へ回動させて、絶
縁ハウジングに形成されたFPCの挿入口を開放し、F
PCの接続端部を端子のコンタクト部近傍まで、ゼロ挿
入力のもとに挿入し、然る後、回動カバーを押圧位置ま
で回動させて、回動カバーに設けた押圧部を介してFP
Cを端子のコンタクト部へ向けて押圧するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように構成され
ている従来のFPC用電気コネクタにおいては、回動カ
バーの回動の領域が絶縁ハウジングの内外に亘る広い領
域に跨がるようにされていたので、絶縁ハウジングの外
側にも回動カバーの回動の為の空間をあけておく必要が
あった。即ち、プリント回路基板上にこの種のFPC用
電気コネクタを搭載する場合、絶縁ハウジングの側方
を、他の電子部品等を近接して配置することなくあけて
おくべきこととなって実質的な実装面積が大きくなり、
プリント回路基板面の有効利用や高密度実装の点で問題
があった。特に、絶縁ハウジングの低背化を図ろうとす
る場合に、回動カバーの、絶縁ハウジングの外側に張り
出す部分がプリント回路基板の表面近くまで達すること
になるので、低背化を図ることも難しかった。
【0005】この発明は斯かる問題点に鑑みてなされた
もので、プリント回路基板への実質的な実装面積を小さ
くでき、また、低背化に障害のない構造のFPC用電気
コネクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れたこの発明のFPC用電気コネクタは、回動カバーの
回動の為の軸支部をFPCの挿入口側に配置し、回動カ
バーの軸支部より奥側が絶縁ハウジングの上方に移動す
るように構成されている。
【0007】この発明のFPC用電気コネクタの構成を
説明すると、FPCの一面に対向するコンタクト部と該
FPCの反対面に対向する枢支部とを有する端子と、前
記端子を保持した絶縁ハウジングと、前記FPCを前記
コンタクト部に圧接させるための回動カバーとを含むF
PC用電気コネクタであって、前記回動カバーは、前記
枢支部と前記FPCとの間に位置する押圧カムと、前記
枢支部を隙間をもって挿入された端子受入溝とを有し、
前記枢支部は前記押圧カムに対応して凹弧状係合部を有
し、これにより前記回動カバーを前記枢支部に対し前記
押圧カムを中心として回動自在なように係合させ係合
せてあり、回動カバーを回動させると、前記押圧カムの
一側に設けられた押圧部が、FPCの前記反対面に当接
してFPCを前記コンタクト部に向けて押圧し、FPC
の導線とコンタクト部を圧接させる構成としたことを特
徴とするFPC用電気コネクタである。また、FPCの
一面に対向するコンタクト部と該FPCの反対面に対向
する枢支部とを有する端子と、 前記端子を保持した絶縁
ハウジングと、 前記FPCを前記コンタクト部に圧接さ
せるための押圧カムを有する回動カバーとを含むFPC
用電気コネクタであって、 前記枢支部が前記端子に設け
た押圧支持片の先端部分に形成され、前記回動カバー
は、前記枢支部を挿通可能とした端子受入溝が該回動カ
バーを貫通するように形成され、 前記枢支部を回動カバ
ーの端子受入溝に挿通するようにして、回動カバーがF
PCを挿入可能の状態とFPCを接続した状態の間で回
動可能とされており、回動カバーを回動させると、前記
押圧カムの一側に設けられた押圧部が、FPCの前記反
対面に当接してFPCを前記コンタクト部に向けて押圧
し、FPCの導線とコンタクト部を圧接させる構成とし
たことを特徴とするFPC用電気コネクタである。
【0008】このように構成されたこの発明のFPC用
電気コネクタは、回動カバーの回動する領域が、FPC
の挿入口から奥側に亘る絶縁ハウジングの幅領域に納ま
っているので、回動カバーがその回動に際して、絶縁ハ
ウジングの前記挿入口側よりも外側や、前記奥側の外側
に張り出さないようにできる。また、回動カバーの回動
領域を考慮することなく絶縁ハウジングの低背化を図る
ことが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
の図を参照して説明する。図1乃至図3は、何れも実施
形態のFPC用電気コネクタ(以下、単に「電気コネク
タ」とも言う。)1の斜視図である。図1は、回動カバ
ー2を絶縁ハウジング3の上方に回動した、FPC(図
示せず)を挿入する時の状態であり、図2及び図3は、
回動カバー2を絶縁ハウジング3側に回動した、FPC
の接続を完了した時の状態である。
【0010】電気コネクタ1は、絶縁ハウジング3と、
この絶縁ハウジング3に所定のピッチで横並びに並設し
た複数の端子4と、絶縁ハウジング3に回動可能に設け
られた前記回動カバー2とで構成されている。回動カバ
ー2及び絶縁ハウジング3は、絶縁性のプラスチックス
を成形したものであり、また、端子4は薄金属板を打ち
抜き成形したものである。
【0011】前記絶縁ハウジング3は、図1及び図2に
おける左手前を、接続すべきFPCの挿入口5としてお
り、挿入口5より後方の奥側6の中央に端子定着部7が
形成してある。尚、この明細書においては、挿入口5か
ら奥側6の方向を幅方向とし、この幅方向に直交する方
向を長手方向としている。
【0012】絶縁ハウジング3の長手方向両側には、挿
入口5の方向(即ち、前方)に向けて断面を逆L字状と
したカバー支持片8が片持ち腕のようにして設けてあ
る。カバー支持片8は、絶縁ハウジング3の底面3aを
形成する底壁9の先端近くまで延びている。底壁9に
は、所定のピッチで複数の端子装着溝10が形成してあ
り、以下で構造を説明する端子4のコンタクト片等を受
け入れることができるようになっている。端子受入溝1
0の奥側6は、前記端子定着部7に向けて端子受入溝1
0に連通する係合溝11が形成してある。底壁9の上方
の端子定着部7より挿入口5側は、端子受入空洞12と
してあるもので、この端子受入空洞12に接続すべきF
PCの接続端部が挿入口5側から挿入できるようにされ
ている。
【0013】回動カバー2は、前記カバー支持片8の間
に納まる大きさの方形板状とした本体部13から、前記
端子定着部7の側方を奥側6に向かって延びるようにし
た操作腕片14が角状に設けられた形状をしている。本
体部13の、挿入口5側両側には円柱状のボス15が突
設してあり、このボス15が前記カバー支持片8の挿入
口5側の内側に形成した円形穴(図示せず)に嵌装して
ある。円形穴の円筒内壁面とボス15の円筒外壁面の係
合によって回動カバー2の軸支機構が構成されているも
ので、回動カバー2が挿入口5近くに構成された軸支機
構による軸支部の回りで回動可能となっている。回動カ
バー2側に円形穴を設け、カバー支持片8側に円柱状の
ボスを設ける構成とすることもできる。回動カバー2の
回動によって、回動カバー2の軸支機構より奥側6が、
絶縁ハウジング3の上方で円軌跡に沿って図1に示した
状態と図2に示した状態の間を移動するようになってい
る。
【0014】回動カバー2を構成した本体部13には、
絶縁ハウジング3の底壁9に形成した端子装着溝10の
位置に合致するように端子受入溝16が本体部13を貫
通するようにして形成されている。
【0015】前記端子4の形状が、図4及び図5に示し
てある。即ち、絶縁ハウジング3の底面3aに沿って延
びる片持ち状のコンタクト片17と、このコンタクト片
17にFPC受入部18を挟んで対向して片持ち状に延
びる押圧支持片19とで略U字状に形成された部分を有
している。更に、コンタクト片17の延長上に延長基部
片20が形成されており、この延長基部片20の中間部
上側に係合片21が立設してあり、絶縁ハウジング3の
端子定着部7に形成した係合溝11に嵌入して係合でき
るようにしてある。また、延長基部片20の端部下側に
はソルダテイル22が形成してある。
【0016】この端子4は、絶縁ハウジング3の端子装
着溝10に底面3a側から装着できるようにしたもので
ある。延長基部片20から突出している係合片21を端
子定着部7の係合溝11に係合させるようにして装着す
ると、コンタクト片17及び押圧支持片19が端子受入
空洞12に配置される。コンタクト片17と押圧支持片
19の間のFPC受入部18が、絶縁ハウジング3の挿
入口5に開口することになる。また、ソルダテイル22
は絶縁ハウジング3の底面3aと略面一となって後方に
延びる。尚、コンタクト片17と延長基部片20は、そ
の下縁が底面3aより僅かに上方に浮いた状態となって
配置される。
【0017】コンタクト片17の先端部上縁には、コン
タクト部17aが突出させて形成してある。また、押圧
支持片19の先端部分19aは、上方に向けてクランク
状に形成されており、その屈曲部にコンタクト部17a
と対向するようにして、略1/4の円弧で構成した凹弧
状係合部23が形成してある。このように形成された押
圧支持片19の先端部分19aは、回動カバー2に貫通
するように形成した端子受入溝16に納まっている。
【0018】前記押圧支持片19を受け入れた回動カバ
ー2の端子受入溝16には、図4に最も良く表れている
ように、凹弧状係合部23と係合するようにした押圧カ
ム24が、前記ボス15と同軸線上、即ち、軸支機構の
中心軸上に設けてある。この押圧カム24は、外面が断
面円弧でなる凸弧状面25と断面直線でなる平端面26
を連続させた形状とされ、平坦面26の方向が、回動カ
バー2の本体部13と略直交する方向に設定されてい
る。
【0019】回動カバー2が軸支機構の回りで回動する
時、押圧カム24は、凸弧状面25端子4の押圧支持
片19の先端部分19aに形成した凹弧状係合部23と
接しながら回動カバー2と共に、図4に示した状態と図
5に示した状態の間で回動する。かくして、押圧支持片
19の先端部分19aは回動カバー2の回動を支える枢
支部をも構成している。
【0020】図4、5に着目してこの実施形態のFPC
用電気コネクタの構成を整理すると次のように言うこと
ができる。即ち、FPCの一面(下面)に対向するコン
タクト部17aと該FPCの反対面(上面)に対向する
枢支部19aとを有する端子4と、前記端子4を保持し
た絶縁ハウジング3と、前記FPCを前記コンタクト部
17aに圧接させるための回動カバー2とを含むFPC
用電気コネクタである。そして、前記回動カバー2は、
前記枢支部19aと前記FPCとの間に位置する押圧カ
ム24と、前記枢支部19aを隙間16a(図4)をも
って挿入された端子受入溝16とを有し、前記枢支部1
9aは前記押圧カム24に対応して凹弧状係合部23を
有し、これにより前記回動カバー2を前記枢支部19a
に対し前記押圧カム24を中心として回動自在なように
係合させてあり、回動カバー2を回動させると、前記押
圧カム24の一側に設けられた押圧部28が、FPCの
前記反対面に当接してFPCを前記コンタクト部17a
に向けて押圧し、FPCの導線とコンタクト部17aを
圧接させる構成である。
【0021】また、FPCの一面に対向するコンタクト
部17aと該FPCの反対面に対向する枢支部19aと
を有する端子4と、前記端子4を保持した絶縁ハウジン
グ3と、前記FPCを前記コンタクト部17aに圧接さ
せるための押圧カム24を有する回動カバー2とを含む
FPC用電気コネクタであって、前記枢支部19aが前
記端子4に設けた押圧支持片19の先端部分に形成さ
れ、前記回動カバー2は、前記枢支部19aを挿通可能
とした端子受入溝16が該回動カバー2を貫通するよう
に形成され、前記枢支部19aを回動カバー2の端子受
入溝16に挿通するようにして、回動カバー2がFPC
を挿入可能の状態とFPCを接続した状態の間で回動可
能とされており、回動カバー2を回動させると、前記押
圧カム24の一側に設けられた押圧部28が、FPCの
前記反対面に当接してFPCを前記コンタクト部17a
に向けて押圧し、FPCの導線とコンタクト部17aを
圧接させる構成であるということもできる。
【0022】以上のように構成されたFPC用電気コネ
クタ1は、例えば、プリント回路基板(図示せず)上に
搭載し、端子4のソルダテイル22をプリント回路基板
内の回路と導通している導電パッドに半田付けして使用
する。図1乃至図3で、絶縁ハウジング3の挿入口5側
両側に表れているL字型の部材は金属製の補強金具27
である。この補強金具27もプリント回路基板の表面に
形成したランドに半田付けしたり、或は、ねじなどの適
当な固着手段でプリント回路基板へ固着して取付強度を
補強することができる。
【0023】電気コネクタ1へのFPCの接続は、図1
及び図5に示したように、回動カバー2を絶縁ハウジン
グ3に対して略垂直になるように外側に回動させて行
う。この操作は、操作腕片14を引き上げるようにして
行うことができる。回動カバー2をこのように回動させ
ると、押圧カム24も、平坦面26がコンタクト片17
と対向するように回動する。
【0024】押圧カム24の平坦面26と、コンタクト
片17のコンタクト部17aの対向間隔は、接続すべき
FPCの厚さに略等しく設定してある。従って、FPC
の接続端部は、挿入口5を通してコンタクト片17と押
圧支持片19の間のFPC受入部18に、ゼロ挿入力で
挿入することができる。FPCの接続端部の挿入によっ
て、接続端部下面に露出して設けられている導線とコン
タクト部17aは1対1の関係で対向することになる。
【0025】FPCの接続端部をこのようにして挿入し
た後、回動カバー2を、図2、図3及び図4に示したよ
うに、絶縁ハウジング3側に回動させることで接続を完
了することができる。この操作も、回動カバー2の操作
腕片14を介して行うことができる。回動カバー2を絶
縁ハウジング3側に回動させると、押圧カム24も回動
して、平坦面26が挿入口5側に向き(図4参照)、凸
弧状面25の一側がコンタクト片17のコンタクト部1
7aと対向する位置に移動する。
【0026】コンタクト部17aと対向した凸弧状面2
5の一側と、コンタクト部17aの間隔は、FPCの接
続端部の厚さより狭いことから、この凸弧状面25の一
側で押圧部28を構成することができる。即ち、押圧部
28がFPCをコンタクト部17aに向けて押圧し、コ
ンタクト部17aとFPC側の導線が電気的に係合した
状態となる。従って、FPCの導線は、端子4を介して
プリント回路基板内の回路と接続した状態となる。
【0027】回動カバー2を絶縁ハウジング3側に回動
させた接続状態において、コンタクト片17及び押圧支
持片19が共に、片持ち状に形成されているので、それ
ぞれが、弾性変形が可能である。従って、コンタクト部
17aとFPCの導線の係合は、コンタクト片17の弾
力と押圧支持片19の弾力でバックアップされ、信頼性
の高い接続を形成することができる。
【0028】また、並列状態にあるコンタクト部17a
のコプラナリティや、FPCの導線露出部分のコプラナ
リティが不十分であっても、それらの欠陥も、コンタク
ト片17及び押圧支持片19の弾力で吸収することがで
き、信頼性の高い接続状態を確実に維持することができ
る。更に、外部から振動や衝撃などが加えられたような
場合も、コンタクト片17及び押圧支持片19の弾性で
振動等を吸収することができるので、信頼性の高い接続
状態を安全に維持することができる。
【0029】回動カバー2の回動範囲は図1に示した状
態と図2に示した状態の範囲である。即ち、絶縁ハウジ
ング3の挿入口5から奥側6に亘る、絶縁ハウジング3
の幅領域内である。従って、回動カバー2が、回動によ
って、絶縁ハウジング3の挿入口5よりも外側や、奥側
6の外側に張り出すことがない。このことは、この電気
コネクタ1をプリント回路基板上に搭載した場合、他の
電子部品を電気コネクタ1に近接して配置しても、回動
カバー2の回動に障害が無いことを意味する。
【0030】この結果、プリント回路基板上には、絶縁
ハウジング3の底面3aの面積に略等しい面積を確保す
れば良く、実質的な占有面積は小さくなり、プリント回
路基板面の有効利用、高密度実装を可能にする。
【0031】回動カバー2が、回動によって、絶縁ハウ
ジング3の挿入口5よりも外側や、奥側6の外側に張り
出さないことは、絶縁ハウジング3、従って電気コネク
タ1の低背化を図る上での障害もなくできる。電気コネ
クタ1に隣接して配置される他の電子部品等と回動カバ
ーの衝突を考慮しなくても良い為である。
【0032】
【発明の効果】以上に説明の通り、この発明のFPC用
電気コネクタによれば、回動カバーが、その回動に際し
て、絶縁ハウジングの挿入口側の外側及び奥側の外側に
張り出さない構成なので、プリント回路基板に対する実
質的な占有面積を絶縁ハウジングの底面積と略等しくで
き、他の電子部品等を近接して配置することを可能にし
て、プリント回路基板の有効利用、高密度実装に資する
ことができる。また、回動カバーが絶縁ハウジングの挿
入口側及び奥側の外側に張り出さないので、低背化も図
り易くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のFPC用電気コネクタの
斜視図であり、回動カバーを上方に回動させてFPCの
接続を待機している状態の図である。
【図2】同じくFPC用電気コネクタの斜視図であり、
回動カバーを下方に回動させてFPCを接続した状態の
図である。
【図3】図2と同様で、底面側から見た斜視図である。
【図4】図2及び図3の状態のFPC用電気コネクタの
縦断面図である。
【図5】図1の状態のFPC用電気コネクタの縦断面図
である。
【符号の説明】
1 FPC用電気コネクタ 2 回動カバー 3 絶縁ハウジング 3a 絶縁ハウジングの底面 4 端子 5 挿入口 6 奥側 10 端子装着溝 16 端子受入溝 16a 隙間 17 コンタクト片 17a コンタクト部 18 FPC受入部 19 押圧支持片 19a 先端部分(枢支部) 20 延長基部片 21 係合片 22 ソルダテイル 23 凹弧状係合部 24 押圧カム 25 凸弧状面 28 押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/10 H01R 12/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FPC(平形柔軟ケーブル)の一面に
    対向するコンタクト部(17a)と該FPCの反対面に
    対向する枢支部(19a)とを有する端子(4)と、 前記端子(4)を保持した絶縁ハウジング(3)と、 前記FPCを前記コンタクト部(17a)に圧接させる
    ための回動カバー(2)とを含むFPC用電気コネクタ
    であって、 前記回動カバー(2)は、前記枢支部(19a)と前記
    FPCとの間に位置する押圧カム(24)と、前記枢支
    部(19a)を隙間(16a)をもって挿入された端子
    受入溝(16)とを有し、 前記枢支部(19a)は前記押圧カム(24)に対応し
    て凹弧状係合部(23)を有し、 これにより前記回動カバー(2)を前記枢支部(19
    a)に対し前記押圧カム(24)を中心として回動自在
    なように係合させてあり、回動カバー(2)を回動させ
    ると、前記押圧カム(24)の一側に設けられた押圧部
    (28)が、FPCの前記反対面に当接してFPCを前
    記コンタクト部(17a)に向けて押圧し、FPCの導
    線とコンタクト部(17a)を圧接させる構成とした
    とを特徴とするFPC用電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記押圧カム(24)は、枢支部(1
    9a)の凹弧状係合部(23)に接する凸弧状面(2
    5)を有しており、回動カバー(2)が回動する時、前
    記凸弧状面(25)が前記凹弧状係合部(23)に接し
    ながら回動する請求項1に記載のFPC用電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 FPC(平形柔軟ケーブル)の一面に
    対向するコンタクト部(17a)と該FPCの反対面に
    対向する枢支部(19a)とを有する端子(4)と、 前記端子(4)を保持した絶縁ハウジング(3)と、 前記FPCを前記コンタクト部(17a)に圧接させる
    ための押圧カム(24 )を有する回動カバー(2)とを
    含むFPC用電気コネクタであって、 前記枢支部(19a)が前記端子(4)に設けた押圧支
    持片(19)の先端部分に形成され、前記回動カバー
    (2)は、前記枢支部(19a)を挿通可能とした端子
    受入溝(16)が該回動カバー(2)を貫通するように
    形成され、 前記枢支部(19a)を回動カバー(2)の端子受入溝
    (16)に挿通するようにして、回動カバー(2)がF
    PCを挿入可能の状態とFPCを接続した状態の間で回
    動可能とされており、回動カバー(2)を回動させる
    と、前記押圧カム(24)の一側に設けられた押圧部
    (28)が、FPCの前記反対面に当接してFPCを前
    記コンタクト部(17a)に向けて押圧し、FPCの導
    線とコンタクト部(17a)を圧接させる構成とした
    とを特徴とするFPC用電気コネクタ。
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