JP3468041B2 - 浴水浄化ユニット - Google Patents
浴水浄化ユニットInfo
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- JP3468041B2 JP3468041B2 JP21297997A JP21297997A JP3468041B2 JP 3468041 B2 JP3468041 B2 JP 3468041B2 JP 21297997 A JP21297997 A JP 21297997A JP 21297997 A JP21297997 A JP 21297997A JP 3468041 B2 JP3468041 B2 JP 3468041B2
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- purification
- purifying
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴水浄化ユニット
に関し、特に浄化タンクの水圧保護および機器の保護に
関する。
に関し、特に浄化タンクの水圧保護および機器の保護に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の浴水浄化ユニットとしては、例え
ば、特開平７−１８５２２６号公報に示されるものがあ
る。図２は従来の浴水浄化ユニットを示すもので、略円
筒状のハウジング１内にフィルタ体２を台部を介して固
定し、前記ハウジング１の下部に短筒状の給水口１ａ
を、上部に短筒状の排水口１ｂを備えている。前記フィ
ルタ体２は前記ハウジング１の上部内壁との間に所定間
隔の空隙部３を形成して固定されている。そして、前記
給水口１ａと循環ポンプ４との間、循環ポンプ４と浴槽
５との間および前記排水口１ｂと前記浴槽５との間は循
環配管６で結ばれている。次に、上記従来の浴水浄化ユ
ニットにおける作用を説明する。浴槽５から循環ポンプ
４によってくみ上げられた浴水は、給水口１ａよりハウ
ジング１内に入り、ハウジング１内に入った浴水は、フ
ィルタ体２を通過して排水口１ｂに至る流れａと、フィ
ルタ体２を通らずに空隙部３を通って排水口１ｂに至る
流れｂとに別れるが、排水口１ｂ付近で合流し、循環配
管６を通って再び浴槽５へ戻されるようになっている。
上記構成の効果として、フィルタ体２が長期間継続使用
されることによって、目づまりなどが発生し、上記流れ
ａの流量が減少すると、前記空隙部３の流れｂの流量が
増加することによって所定流量が確保される。これによ
り、循環ポンプ４などに過大な負担をかけたり、フィル
タ体２の即時交換の必要性を低減することができるとい
うものである。
ば、特開平７−１８５２２６号公報に示されるものがあ
る。図２は従来の浴水浄化ユニットを示すもので、略円
筒状のハウジング１内にフィルタ体２を台部を介して固
定し、前記ハウジング１の下部に短筒状の給水口１ａ
を、上部に短筒状の排水口１ｂを備えている。前記フィ
ルタ体２は前記ハウジング１の上部内壁との間に所定間
隔の空隙部３を形成して固定されている。そして、前記
給水口１ａと循環ポンプ４との間、循環ポンプ４と浴槽
５との間および前記排水口１ｂと前記浴槽５との間は循
環配管６で結ばれている。次に、上記従来の浴水浄化ユ
ニットにおける作用を説明する。浴槽５から循環ポンプ
４によってくみ上げられた浴水は、給水口１ａよりハウ
ジング１内に入り、ハウジング１内に入った浴水は、フ
ィルタ体２を通過して排水口１ｂに至る流れａと、フィ
ルタ体２を通らずに空隙部３を通って排水口１ｂに至る
流れｂとに別れるが、排水口１ｂ付近で合流し、循環配
管６を通って再び浴槽５へ戻されるようになっている。
上記構成の効果として、フィルタ体２が長期間継続使用
されることによって、目づまりなどが発生し、上記流れ
ａの流量が減少すると、前記空隙部３の流れｂの流量が
増加することによって所定流量が確保される。これによ
り、循環ポンプ４などに過大な負担をかけたり、フィル
タ体２の即時交換の必要性を低減することができるとい
うものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の浴水浄化ユニッ
トは、以上のような構成となっていたため、次のような
不具合があった。すなわち、フィルタ体２に目づまりが
発生した場合、空隙部３を通る流れｂの増加で所定流量
以上を確保するように構成しているため、空隙部３の流
路断面積を流路全体の流れ断面積に対して大きくとる必
要が生じる一方、あまり大きく空隙を設けると、フィル
タ体２が目づまりを起こしていない通常の状態での前記
流れａが相対的に減少することになり、フィルタ体２で
の十分な循環ろ過が行えないという不具合が生じる。ま
た、上記不具合の回避のため、前記空隙部３を小さく設
定すると、ハウジング１の内壁とフィルタ体２の外壁部
との間に形成される空間（図中Ｃ部）と、フィルタ体２
の内部に形成される空間（図中Ｄ部）との水圧による圧
力差が増大し、その水圧によりフィルタ体２の変形や破
壊が起こり易く、変形や破壊防止のための補強を行え
ば、コストの増大を招くなどの不具合があった。本発明
は上記のような不具合点を解消するためになされたもの
で、目つまり時における浄化材や機器に対して加わる水
圧を緩和でき、補強のためのコスト増大を抑制できる浴
水浄化ユニットを提供することを目的とする。
トは、以上のような構成となっていたため、次のような
不具合があった。すなわち、フィルタ体２に目づまりが
発生した場合、空隙部３を通る流れｂの増加で所定流量
以上を確保するように構成しているため、空隙部３の流
路断面積を流路全体の流れ断面積に対して大きくとる必
要が生じる一方、あまり大きく空隙を設けると、フィル
タ体２が目づまりを起こしていない通常の状態での前記
流れａが相対的に減少することになり、フィルタ体２で
の十分な循環ろ過が行えないという不具合が生じる。ま
た、上記不具合の回避のため、前記空隙部３を小さく設
定すると、ハウジング１の内壁とフィルタ体２の外壁部
との間に形成される空間（図中Ｃ部）と、フィルタ体２
の内部に形成される空間（図中Ｄ部）との水圧による圧
力差が増大し、その水圧によりフィルタ体２の変形や破
壊が起こり易く、変形や破壊防止のための補強を行え
ば、コストの増大を招くなどの不具合があった。本発明
は上記のような不具合点を解消するためになされたもの
で、目つまり時における浄化材や機器に対して加わる水
圧を緩和でき、補強のためのコスト増大を抑制できる浴
水浄化ユニットを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による浴水浄化ユ
ニットは、浴水を浄化するための浄化材を収納する浄化
材収納室と浄化後の浴水を回収する浴水回収室を備えた
内タンクと、この内タンクを内包し、該内タンクの浄化
材収納室に連通して浴水を浄化材に供給する供給口と前
記内タンクの浴水回収室に連通して浄化後の浴水を排出
する排出口を備えた外タンクとを備えた浴水浄化ユニッ
トにおいて、前記内タンクは、前記浄化材収納室を通過
せずに前記浴水回収室に直接至る第１のバイパス流路
と、前記浄化材収納室と並行して設けられ前記浴水回収
室に直接至る第２のバイパス流路とを備えたものであ
る。
ニットは、浴水を浄化するための浄化材を収納する浄化
材収納室と浄化後の浴水を回収する浴水回収室を備えた
内タンクと、この内タンクを内包し、該内タンクの浄化
材収納室に連通して浴水を浄化材に供給する供給口と前
記内タンクの浴水回収室に連通して浄化後の浴水を排出
する排出口を備えた外タンクとを備えた浴水浄化ユニッ
トにおいて、前記内タンクは、前記浄化材収納室を通過
せずに前記浴水回収室に直接至る第１のバイパス流路
と、前記浄化材収納室と並行して設けられ前記浴水回収
室に直接至る第２のバイパス流路とを備えたものであ
る。
【０００５】また、前記第２のバイパス流路の流路断面
積を、前記浄化材収納室に収納した浄化材の最小断面積
よりも小さく設定したものである。
積を、前記浄化材収納室に収納した浄化材の最小断面積
よりも小さく設定したものである。
【０００６】また、前記バイパス流路の流路断面積を、
前記浄化材収納室に収納した浄化材の最小断面積よりも
小さく設定したものである。
前記浄化材収納室に収納した浄化材の最小断面積よりも
小さく設定したものである。
【０００７】さらに、前記第２のバイパス流路を流れる
浴水の流量と前記バイパス流路を流れる浴水の流量がほ
ぼ同じになるように各々の流路断面積を設定したもので
ある。
浴水の流量と前記バイパス流路を流れる浴水の流量がほ
ぼ同じになるように各々の流路断面積を設定したもので
ある。
【０００８】
実施の形態１．以下、本発明の浴水浄化ユニットについ
て説明する。図１は本発明の実施の形態１を示す断面図
で、４は浴槽５内の浴水を浄化ユニットへくみ上げる循
環ポンプ、６は循環ポンプ４と浴槽５との間、循環ポン
プ４と浄化ユニットとの間、および浄化ユニットと浴槽
５との間をそれぞれつなぐ循環配管である。７は外タン
クで、浴水を供給する供給口７ａと浴水を排出する排出
口７ｂを備えている。８は外タンク７に内包された内タ
ンクで、上面部に通水孔８ｅと、小円柱状の浄化材９を
多数を収納する浄化材収納室８ａと、この浄化材収納室
８ａの下部に位置して浄化後の浴水を回収して前記外タ
ンク７の排出口７ｂに案内するように設けられた浴水回
収室８ｂとを備えている。８ｃは前記外タンク７の供給
口７ａから浄化材収納室８ａを通らずに浴水回収室８ｂ
に直接至るように形成した第１のバイパス流路８ｃ，８
ｄは前記浄化材９を収納する浄化材収納室８ａと並行し
て設けられ、同じく前記浄化材収納室８ａを通らずに前
記浴水回収室８ｂに直接至る第２のバイパス流路であ
る。なお、本実施の形態１では、前記第１のバイパス流
路８ｃもしくは前記第２のバイパス流路８ｄの流量が前
記供給口７ａもしくは排出口７ｂの流量の約５％以下と
なるよう各々の流路断面積をあらかじめ設定している。
つぎに、上記構成での作用について説明する。浴槽５か
ら循環ポンプ４によってくみ上げられた浴水は、外タン
ク７の給水口７ａより外タンク７と内タンク８の間の空
間に充填され、浴水はそれぞれ、内タンク８の上部の通
水孔８ｅから浄化材９が収納された浄化材収納室８ａを
通過して浴水回収室８ｂに至る流れｅと、内タンク８の
下部に設けられた第１のバイパス流路８ｃから直接浴水
回収室８ｂに至る流れｆと、内タンク８の上部の通水孔
８ｅから浄化材収納室８ａと並行するように設けられた
第２のバイパス流路８ｄを通って浴水回収室８ｂに至る
流れｇの３つの流れにそれぞれ分割されたあと、浴水回
収室８ｂで合流し、一つの流れとなって外タンク７の排
出口７ｂより排出され、循環配管６を通って浴槽５へ戻
される。そして、本実施の形態１の構成によれば、浄化
材９に目づまり等が発生して、浄化材収納室８ａを通過
する流れｅが減少した場合には、内タンク８に外タンク
７の排出口７ｂと直接連通した第１のバイパス流路８ｃ
と、内タンク８内の浄化材浄化材収納室８ａと並行する
ように設けた第２のバイパス流路８ｄからの流れが増加
することによって、所定流量が確保され、循環ポンプ４
などに過大な負担をかけたり、浄化材９の即時交換を強
いられることを抑制している。また、浄化材９が目づま
りしていない状態でも適正な浄化能力を発揮させるため
に、前記第１のバイパス流路８ｃと第２のバイパス流路
８ｄの流路断面積を小さく構成しても、バイパス流路を
上部と下部の両側に位置して設けていることで、循環水
圧がを互いに相殺される形となり、浄化材９や浄化材浄
化材収納室８ａに対して発生する循環水圧による圧力差
を緩和することができ、浄化材９やその浄化材収納室８
ａの補強のためのコスト増大を抑制できる。
て説明する。図１は本発明の実施の形態１を示す断面図
で、４は浴槽５内の浴水を浄化ユニットへくみ上げる循
環ポンプ、６は循環ポンプ４と浴槽５との間、循環ポン
プ４と浄化ユニットとの間、および浄化ユニットと浴槽
５との間をそれぞれつなぐ循環配管である。７は外タン
クで、浴水を供給する供給口７ａと浴水を排出する排出
口７ｂを備えている。８は外タンク７に内包された内タ
ンクで、上面部に通水孔８ｅと、小円柱状の浄化材９を
多数を収納する浄化材収納室８ａと、この浄化材収納室
８ａの下部に位置して浄化後の浴水を回収して前記外タ
ンク７の排出口７ｂに案内するように設けられた浴水回
収室８ｂとを備えている。８ｃは前記外タンク７の供給
口７ａから浄化材収納室８ａを通らずに浴水回収室８ｂ
に直接至るように形成した第１のバイパス流路８ｃ，８
ｄは前記浄化材９を収納する浄化材収納室８ａと並行し
て設けられ、同じく前記浄化材収納室８ａを通らずに前
記浴水回収室８ｂに直接至る第２のバイパス流路であ
る。なお、本実施の形態１では、前記第１のバイパス流
路８ｃもしくは前記第２のバイパス流路８ｄの流量が前
記供給口７ａもしくは排出口７ｂの流量の約５％以下と
なるよう各々の流路断面積をあらかじめ設定している。
つぎに、上記構成での作用について説明する。浴槽５か
ら循環ポンプ４によってくみ上げられた浴水は、外タン
ク７の給水口７ａより外タンク７と内タンク８の間の空
間に充填され、浴水はそれぞれ、内タンク８の上部の通
水孔８ｅから浄化材９が収納された浄化材収納室８ａを
通過して浴水回収室８ｂに至る流れｅと、内タンク８の
下部に設けられた第１のバイパス流路８ｃから直接浴水
回収室８ｂに至る流れｆと、内タンク８の上部の通水孔
８ｅから浄化材収納室８ａと並行するように設けられた
第２のバイパス流路８ｄを通って浴水回収室８ｂに至る
流れｇの３つの流れにそれぞれ分割されたあと、浴水回
収室８ｂで合流し、一つの流れとなって外タンク７の排
出口７ｂより排出され、循環配管６を通って浴槽５へ戻
される。そして、本実施の形態１の構成によれば、浄化
材９に目づまり等が発生して、浄化材収納室８ａを通過
する流れｅが減少した場合には、内タンク８に外タンク
７の排出口７ｂと直接連通した第１のバイパス流路８ｃ
と、内タンク８内の浄化材浄化材収納室８ａと並行する
ように設けた第２のバイパス流路８ｄからの流れが増加
することによって、所定流量が確保され、循環ポンプ４
などに過大な負担をかけたり、浄化材９の即時交換を強
いられることを抑制している。また、浄化材９が目づま
りしていない状態でも適正な浄化能力を発揮させるため
に、前記第１のバイパス流路８ｃと第２のバイパス流路
８ｄの流路断面積を小さく構成しても、バイパス流路を
上部と下部の両側に位置して設けていることで、循環水
圧がを互いに相殺される形となり、浄化材９や浄化材浄
化材収納室８ａに対して発生する循環水圧による圧力差
を緩和することができ、浄化材９やその浄化材収納室８
ａの補強のためのコスト増大を抑制できる。
【０００９】実施の形態２．また、本発明の他の実施の
形態として、図１に示す前記実施の形態１の構成におい
て、第２のバイパス流路８ｄの流路断面積を小円柱状の
浄化材９の最小断面積よりも小さく設定することによ
り、前記実施の形態１で得られる効果と同様の効果が得
られるだけでなく、浄化材収納室８ａに収納した浄化材
９が第２のバイパス流路８ｄを通って外部に流出するの
を防止することができる。
形態として、図１に示す前記実施の形態１の構成におい
て、第２のバイパス流路８ｄの流路断面積を小円柱状の
浄化材９の最小断面積よりも小さく設定することによ
り、前記実施の形態１で得られる効果と同様の効果が得
られるだけでなく、浄化材収納室８ａに収納した浄化材
９が第２のバイパス流路８ｄを通って外部に流出するの
を防止することができる。
【００１０】実施の形態３．また、本発明のさらに他の
実施の形態として、図１に示す前記実施の形態１の構成
において、前記第１のバイパス流路８ｃの流路断面積を
小円柱状の浄化材９の最小断面積よりも小さく設定する
ことにより、前記実施の形態１で得られる効果と同様の
効果を得られるだけでなく、浄化材収納室８ａに収納し
た浄化材９が第１のバイパス流路８ｃを通って外部に流
出するのを防止することができる。
実施の形態として、図１に示す前記実施の形態１の構成
において、前記第１のバイパス流路８ｃの流路断面積を
小円柱状の浄化材９の最小断面積よりも小さく設定する
ことにより、前記実施の形態１で得られる効果と同様の
効果を得られるだけでなく、浄化材収納室８ａに収納し
た浄化材９が第１のバイパス流路８ｃを通って外部に流
出するのを防止することができる。
【００１１】実施の形態４．さらにまた、本発明の他の
実施の形態として、図１に示す前記実施の形態１の公正
において、前記第１のバイパス流路８ｃを流れる浴水の
流量と第２のバイパス流路８ｄを流れる浴水の流量がほ
ぼ同じ流量になるように各々の流路断面積を設定するこ
とにより、前記実施の形態１で得られる効果と同等の効
果が得られるだけでなく、内タンク８には前記第１のバ
イパス流路８ｃと前記第２のバイパス流路８ｄを流れる
浴水の流量がほぼ同じになるため、バイパス流路による
循環水圧は確実に相殺されることによって、内タンク８
の浄化材収納室８ａおよび浄化材９にかかる水圧差を最
小にすることができる。
実施の形態として、図１に示す前記実施の形態１の公正
において、前記第１のバイパス流路８ｃを流れる浴水の
流量と第２のバイパス流路８ｄを流れる浴水の流量がほ
ぼ同じ流量になるように各々の流路断面積を設定するこ
とにより、前記実施の形態１で得られる効果と同等の効
果が得られるだけでなく、内タンク８には前記第１のバ
イパス流路８ｃと前記第２のバイパス流路８ｄを流れる
浴水の流量がほぼ同じになるため、バイパス流路による
循環水圧は確実に相殺されることによって、内タンク８
の浄化材収納室８ａおよび浄化材９にかかる水圧差を最
小にすることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、浄化材に
目づまり等が発生して、浄化材を通過する浴水の流れが
減少した場合でも、第１のバイパス流路と第２のバイパ
ス流路を設けたことによって所定流量が確保され、循環
ポンプなどに過大な負担をかけたり、浄化材の即時交換
を強いられることがなくなる。また、浄化材が目づまり
していない状態でも適正な浄化能力を発揮させるため
に、前記第１のバイパス流路と第２のバイパス流路の流
路断面積を小さく構成しても、内タンクや浄化材に対し
て発生する循環水圧による圧力差を緩和することがで
き、補強のためのコスト増大を抑制できる。
目づまり等が発生して、浄化材を通過する浴水の流れが
減少した場合でも、第１のバイパス流路と第２のバイパ
ス流路を設けたことによって所定流量が確保され、循環
ポンプなどに過大な負担をかけたり、浄化材の即時交換
を強いられることがなくなる。また、浄化材が目づまり
していない状態でも適正な浄化能力を発揮させるため
に、前記第１のバイパス流路と第２のバイパス流路の流
路断面積を小さく構成しても、内タンクや浄化材に対し
て発生する循環水圧による圧力差を緩和することがで
き、補強のためのコスト増大を抑制できる。
【００１３】また、請求項２の発明によれば、前記請求
項１での効果と同等の効果が得られる他に、第２のバイ
パス流路からの浄化材の流出を防止できるという効果が
得られる。
項１での効果と同等の効果が得られる他に、第２のバイ
パス流路からの浄化材の流出を防止できるという効果が
得られる。
【００１４】また、請求項３の発明によれば、前記請求
項１での効果と同等の効果が得られる他に、バイパス流
路からの浄化材の流出を防止できるという効果が得られ
る。
項１での効果と同等の効果が得られる他に、バイパス流
路からの浄化材の流出を防止できるという効果が得られ
る。
【００１５】さらに、請求項４の発明によれば、前記請
求項１での効果と同等の効果が得られる他に、浄化材お
よび浄化材浄化材収納室に加わる水圧差を最小にするこ
とができる。
求項１での効果と同等の効果が得られる他に、浄化材お
よび浄化材浄化材収納室に加わる水圧差を最小にするこ
とができる。
【図１】 本発明による浴水浄化ユニットの実施の形態
１を示す断面図である。
１を示す断面図である。
【図２】 従来の浴水の浄化ユニットを示す断面図であ
る。
る。
７ 外タンク、７ａ 供給口、７ｂ 排出口、８ 内タ
ンク、８ａ 浄化材収納室、８ｂ 浴水回収室、８ｃ
第１のバイパス流路、８ｄ 第２のバイパス流路、９
浄化材。
ンク、８ａ 浄化材収納室、８ｂ 浴水回収室、８ｃ
第１のバイパス流路、８ｄ 第２のバイパス流路、９
浄化材。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平９−192420（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−308530（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−308532（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−174080（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B01D 35/027
B01D 35/147
A47K 3/00
Claims (4)
- 【請求項１】 浴水を浄化するための浄化材を収納する
浄化材収納室と浄化後の浴水を回収する浴水回収室を備
えた内タンクと、この内タンクを内包し、該内タンクの
浄化材収納室に連通した浴水を浄化材に供給する供給口
と前記内タンクの浴水回収室に連通して浄化後の浴水を
排出する排出口を備えた外タンクとを備えた浴水浄化ユ
ニットにおいて、前記内タンクは、前記浄化材収納室を
通過せずに前記浴水回収室に直接至る第１のバイパス流
路と、前記浄化材収納室と並行して設けられ前記浴水回
収室に直接至る第２のバイパス流路とを設けたことを特
徴とする浴水浄化ユニット。 - 【請求項２】 請求項１において、前記第２のバイパス
流路の流路断面積を、前記浄化材収納室に収納した浄化
材の最小断面積よりも小さく設定したことを特徴とする
浴水浄化ユニット。 - 【請求項３】 請求項１において、前記第１のバイパス
流路の流路断面積を、前記浄化材収納室に収納した浄化
材の最小断面積よりも小さく設定したことを特徴とする
浴水浄化ユニット。 - 【請求項４】 請求項１において、前記第１のバイパス
流路を流れる浴水の流量と前記第２のバイパス流路を流
れる浴水の流量がほぼ同じになるように各々の流路断面
積を設定したことを特徴とする浴水浄化ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21297997A JP3468041B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 浴水浄化ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21297997A JP3468041B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 浴水浄化ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147518A JPH1147518A (ja) | 1999-02-23 |
| JP3468041B2 true JP3468041B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=16631470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21297997A Expired - Fee Related JP3468041B2 (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 浴水浄化ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3468041B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007522936A (ja) * | 2004-02-19 | 2007-08-16 | エンティチェット ネザーランド ベーファオ | バイパスを有するマイクロフィルタ装置、およびその設計方法 |
| US20080005504A1 (en) * | 2006-06-30 | 2008-01-03 | Jesse Barnes | Global overflow method for virtualized transactional memory |
| KR20090108466A (ko) * | 2008-04-11 | 2009-10-15 | 주식회사 승광 | 정수기용 필터탱크 및 이를 이용한 정수기 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP21297997A patent/JP3468041B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1147518A (ja) | 1999-02-23 |
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