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JP3460852B2 - 連写カメラ - Google Patents

連写カメラ

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Publication number
JP3460852B2
JP3460852B2 JP06617294A JP6617294A JP3460852B2 JP 3460852 B2 JP3460852 B2 JP 3460852B2 JP 06617294 A JP06617294 A JP 06617294A JP 6617294 A JP6617294 A JP 6617294A JP 3460852 B2 JP3460852 B2 JP 3460852B2
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JP
Japan
Prior art keywords
continuous shooting
exposure
shooting camera
divided
screens
Prior art date
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JP06617294A
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English (en)
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JPH07281292A (ja
Inventor
耕 青崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP06617294A priority Critical patent/JP3460852B2/ja
Publication of JPH07281292A publication Critical patent/JPH07281292A/ja
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Publication of JP3460852B2 publication Critical patent/JP3460852B2/ja
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Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連写カメラに係り、特に
1回のレリーズ操作で写真フイルムの1コマの中の分割
画面に被写体を撮影する連写カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、動きのある被写体を時間的な
ずれをもって順次撮影する連写カメラが実用化されてお
り、このカメラによれば、撮影の瞬間ごとに動きの止ま
った写真画像を得ることができるので、例えばゴルフや
野球のスイング等では各瞬間ごとのフォームを静止画像
として観察することができる。
【0003】このような連写カメラとして、例えば特開
平2−105132号公報に提案されているものがあ
る。この連写カメラは、4つの露光枠によって写真フイ
ルムの1コマを4つの分割画面に分割し、それぞれの分
割画面を「田」字型に配列したもので、1回のレリーズ
操作によってロータリー式の1枚のシャッタ板が1回転
し、このシャッタ板に形成されたスリットが前記4つの
露光枠に各々設けられた撮影レンズを順次横切ることに
より、時間的にずれた4画面の連写画面が写真フイルム
の1コマの中に撮影されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
連写カメラでは、分割した分割画面の数でしか撮影する
ことができないので、動作時間の長い被写体を連写間隔
を短くして撮影しようとすると、分割画面が足りなくな
り適用できないという欠点がある。このような不具合
は、分割画面数を増やせば解消することができるが、こ
の方法では1画面の面積が微小になるので画像を鮮鋭に
撮影することができず、また、撮影レンズも分割画面数
に応じて写真フイルムの1コマの枠内に多数配置しなけ
ればならないので配置スペース上の問題がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、写真フイルムの1コマの分割画面数を増やすこ
となく、分割画面数以上の写真を撮影することができる
連写カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、写真フイルムの1コマを複数の画面に分割
し、1回の撮影で各分割画面に連続して被写体を撮影す
る連写カメラに於いて、前記分割画面に対応して該分割
画面の数だけ撮影レンズを有する複数の露光枠を前記写
真フイルムの各分割画面の前面に配置し、各分割画面毎
に多重露光を可能とする手段を備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、複数の露光枠で分割された写
真フイルムの1コマの各分割画面を、多重露光を可能と
する露光開口を持つシャッタ部材によって多重露光させ
た。これにより、本発明では、分割画面数の2、3…n
倍の写真を撮影することができるので、分割画面数を増
やすことなく、分割画面数以上の写真を撮影することが
できる。
【0008】請求項2記載の連写カメラは、ストロボ発
光部をシャッタ部材による露光と同期して発光するよう
に制御したので、露光が不足する環境でも画像を鮮鋭に
撮影することができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る連写カメ
ラの好ましい実施例について詳説する。図1は、本発明
に係る連写カメラが適用されたインスタントカメラの実
施例を示す正面図である。このインスタントカメラ本体
10の前面中央部には、4個の撮影レンズ12A、12
B、12C、12Dが後述するシャッタ板14の同心円
上に所定の間隔をもって配置されている。また、ファイ
ンダ16がカメラ本体10の前面上部に配置されると共
に、ストロボ発光部18がカメラ本体10の前面で右上
隅部に配置され、更に、レリーズボタン20がカメラ本
体10の上面に配置されている。
【0010】前記撮影レンズ12A〜12Dは、カメラ
本体10に内設された光密ケース22の前面に固着され
ている。光密ケース22の後端は開放されており、その
後方でカメラ本体10の背面側には図2に示すインスタ
ントフイルム24を複数枚収納したフイルムパッケージ
25が着脱自在に装着されている。前記光密ケース22
の後端面は、インスタントフイルム24のフイルム面と
等しい大きさに形成される。更に、光密ケース22は、
光密ケース22内に十字状に固着された仕切り板26、
28によって、前記撮影レンズ12A〜12Dにそれぞ
れ対応した4つの露光枠30A、30B、30C、30
Dに分割されている。従って、撮影レンズ12Aで撮影
した写真は、露光枠30Aに対応するインスタントフイ
ルム24の左上の分割画面24Aに写し込まれ、撮影レ
ンズ12Bで撮影した写真は、露光枠30Bに対応する
右上の分割画面24Bに写し込まれ、撮影レンズ12C
で撮影した写真は、露光枠30Cに対応する右下の分割
画面24Cに写し込まれ、撮影レンズ12Dで撮影した
写真は、露光枠30Dに対応する左下の分割画面24D
にそれぞれ写し込まれる。
【0011】前記撮影レンズ12A〜12Dの前面に
は、円板状に形成されたシャッタ板14が配置される。
このシャッタ板14は、カメラ本体12に取り付けられ
た軸32に枢支されている。また、シャッタ板14の表
面には露光開口34、36が穿設されている。前記露光
開口34、36は、シャッタ板14の同心円上で、シャ
ッタ板14の回転により撮影レンズ12A〜12Dの前
面を横切る位置に形成され、且つ、同時に1つの撮影レ
ンズに重ならない間隔で形成されている。前記シャッタ
板14の全周にはギヤ15が螺刻され、このギヤ15は
ギヤ38を介してステッピングモータ40のギヤ42に
噛合されている。従って、ステッピングモータ40を駆
動することにより、シャッタ板14を軸32を中心に回
転させることができる。
【0012】前記ステッピングモータ40は図2に示す
ように、ST・Mドライバ(ドライバIC)44から供
給される駆動パルスに基づいて回転駆動される。ドライ
バIC44は、ステッピングモータ40に供給する駆動
パルスのパルス列の数、及び駆動パルスの周波数がCP
U46によって制御される。ステッピングモータ40
は、ドライバIC44から供給されるパルス列の数によ
って回転角度が制御され、また、駆動パルスの周波数を
変更することによって回転速度が制御される。また、C
PU46は、レリーズ回路47からのレリーズ信号が入
力されることにより駆動される。
【0013】シャッタ板14の周縁には反射片48が取
り付けられ、この反射片48はシャッタ板14の回転で
図1中真下の位置に移動した際に反射型フォトインタラ
プタ50によって検出される。反射型フォトインタラプ
タ50はカメラ本体10に取り付けられ、その検出信号
は図2に示したCPU46に出力される。CPU46
は、前記検出信号が入力されると、前記ドライバIC4
4を制御してステッピングモータ40を停止させる。こ
の時のシャッタ板14の位置がホームポジションとな
り、シャッタ板14の露光開口34、36は図1に示す
ように撮影レンズ12Aと撮影レンズ12Dの間に位置
される。前記CPU46は、ストロボ発光部18のスト
ロボ回路52を制御する。ストロボ回路52は、CPU
46によってストロボ発光部18のストロボ発光タイミ
ングが制御されている。
【0014】次に、前記の如く構成された連写カメラの
作用について説明する。動きのある被写体にカメラを向
けてレリーズボタン20を押すと、CPU46はレリー
ズ回路47からのレリーズ信号によって駆動して、ドラ
イバIC44及びストロボ回路52を制御する。これに
より、ステッピングモータ40は、ドライバIC44か
ら出力される駆動パルスによって駆動し、シャッタ板1
4をホームポジションの位置から図1中時計回り方向に
回転させる。また、ストロボ発光部18は、ストロボ回
路52から後述するタイミングで供給される放電電圧に
よって発光する。
【0015】図3には、1回のレリーズ操作で行われる
シャッタの開閉とストロボ発光のON/OFFのタイミ
ングチャートを示し、以下同図に基づいて説明する。シ
ャッタ板14が回転し始めると、先ず、露光開口34が
撮影レンズ12Aの前面を横切ることにより、フイルム
24の分割画面24Aに1回目の露光が行われ、そし
て、その露光に同期してストロボ回路52からストロボ
発光部18に放電電圧が供給されてストロボ発光部18
が発光する。次に、露光開口34が撮影レンズ12Aを
通過した後、露光開口36が撮影レンズ12Aの前面を
横切ると、前記分割画面24Aに2回目の露光が行わ
れ、そして、その露光に同期してストロボ発光部18が
発光する。これにより、前記フイルム24の分割画面2
4Aには、2枚の画像が写し込まれる。このようにし
て、露光開口34、36が各撮影レンズ12B〜12D
の前面を順次横切り、そして、露光に同期してストロボ
発光部18が発光する。そして、反射型フォトインタラ
プタ50が反射片48を検出した時に、即ち、シャッタ
板14が1回転した時にシャッタ板14が停止する。
【0016】従って、本実施例では、4分割されたフイ
ルム24の各分割画面24A〜24Dは二重露光され、
これにより1枚のフイルム24に8枚の連写画像が写し
込まれるようになるので、分割画面数を増やすことなく
分割画面数以上の写真を撮影することができる。図4
は、本実施例のカメラでゴルフスイングを連写した時の
連写画面である。同図に示すように、フイルム24の分
割画面24Aには、アドレスした状態とテイクバックを
開始した状態とが撮影され、分割画面24Bにはテイク
バックの途中の状態とトップ位置にきた状態とが撮影さ
れている。また、分割画面24Cには、スイングを開始
した状態とインパクトの瞬間の状態とが撮影され、分割
画面24Dにはフォロースイングの途中の状態とフォロ
ースイングを終えた状態とが撮影されている。本実施例
では、露光に同期してストロボを発光させているので、
露光光量が不足する屋内等で撮影する場合であっても連
写画像を鮮鋭に撮影することができる。
【0017】また、本実施例では、ステッピングモータ
40に出力する駆動パルスの周波数、及びストロボ回路
52からストロボ発光部18に供給する放電電圧の放電
間隔を変えることにより、被写体の動くスピードに応じ
てシャッタ板14の回転速度、ストロボ発光タイミング
を調整することができる。本実施例では、フイルム1コ
マを4つの分割画面に分割したが、これに限られるもの
ではなく、画像の鮮鋭度及び撮影レンズの配置スペース
が許容される限度内でその分割枚数を設定すれば良い。
また、本実施例では、シャッタ板に露光開口を2個穿設
したが、シャッタ板の回転速度や回転方向を正転/反転
させることにより、1個でも対応することができる。更
に、本実施例では各分割画面を二重露光させたが、多重
露光させても良い。また、本実施例では、シャッタ開口
に同期してストロボを発光させたが、露光光量が充分に
ある環境で撮影する場合には、ストロボを発光させなく
ても良い。本実施例ではインスタントカメラの連写カメ
ラについて説明したが、他のフイルムを使用するカメラ
に適用しても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る連写カ
メラによれば、複数の露光枠で分割された写真フイルム
の1コマの各分割画面を、多重露光を可能とする露光開
口を持つシャッタ部材によって多重露光させたので、写
真フイルムの1コマの分割画面数を増やすことなく、分
割画面数以上の写真を撮影することができる。
【0019】また、本発明によれば、ストロボ発光部を
シャッタ部材による多重露光と同期して発光するように
制御したので、露光光量が不足する環境においても画像
を鮮鋭に撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連写カメラの一部破断を含む正面
【図2】本発明に係る連写カメラのブロック図
【図3】シャッタ開口とストロボ発光とのタイミングチ
ャート
【図4】写真フイルムの1コマを4つの分割画面に分割
した時の連写画面の説明図
【符号の説明】
10…カメラ本体 12A〜12D…撮影レンズ 14…シャッタ板 18…ストロボ発光部 20…レリーズボタン 24…インスタントフイルム 24A〜24D…分割画面 34、36…露光開口 40…ステッピングモータ 44…ドライバIC 46…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−323428(JP,A) 特開 平5−307208(JP,A) 特開 平5−142619(JP,A) 特開 平5−72625(JP,A) 特開 平5−45697(JP,A) 特開 平4−269730(JP,A) 特開 平3−35231(JP,A) 特開 平2−105132(JP,A) 特開 昭62−9212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 19/07 G03B 7/00 G03B 15/00 G03B 15/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真フイルムの1コマを複数の画面に分割
    し、1回の撮影で各分割画面に連続して被写体を撮影す
    る連写カメラに於いて、 前記分割画面に対応して該分割画面の数だけ撮影レンズ
    を有する複数の露光枠を前記写真フイルムの各分割画面
    の前面に配置し、各分割画面毎に多重露光を可能とする
    手段を備えたことを特徴とする連写カメラ。
  2. 【請求項2】前記連写カメラはストロボ発光部を有し、
    該ストロボ発光部は、前記多重露光を可能とする手段と
    同期して発光するように制御されることを特徴とする請
    求項1記載の連写カメラ。
JP06617294A 1994-04-04 1994-04-04 連写カメラ Expired - Fee Related JP3460852B2 (ja)

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