JP3458875B2 - 建設機械の油圧回路 - Google Patents
建設機械の油圧回路Info
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Description
トの油圧アクチュエータに合流回路をそなえている油圧
ショベルなど建設機械,作業車両の油圧回路に関する。
に記載されている油圧ショベルの油圧回路図である。図
5に示す油圧回路では、アーム引きの単独操作を行う
と、アーム切換弁1はアーム引き位置リに切換わる。第
1ポンプ2からの圧油は、走行直進弁3のヌ位置、走行
用切換弁4L の中立位置、アーム切換弁1のアーム引き
位置イを経て、アームシリンダ5のボトム側油室6に供
給される。そこでアームシリンダ5が伸長作動するので
アーム引き動作が行われるが、その場合負荷に対応して
ボトム側油室6内の圧力が所定の圧力P(たとえば10
0kg/cm2 )以上に上昇すると、その上昇圧は、シ
ーケンス弁7のパイロットポート8に作用する。シーケ
ンス弁7は、ル位置よりオ位置に切換わる。それと同時
にアーム切換弁1のパイロットポート9に作用したパイ
ロット二次圧の一部が、シーケンス弁7のニ位置を経
て、アーム合流弁10のパイロットポート11に作用す
る。アーム合流弁10は、遮断油路位置より開通油路位
置に切換わる。そこで第2ポンプ12からの圧油は、走
行用切換弁4R の中立位置、アーム合流弁10の開通油
路位置を経て、油路13に合流される。したがってアー
ムシリンダ5のボトム側油室6に対して第1ポンプ2及
び第2ポンプ12からの圧油が合流供給されるので、ア
ーム引き動作を速くして重掘削を行うことができる。
して旋回とアーム引きの同時操作を行うと、油圧リモコ
ン弁15L から導出されるパイロット二次圧は旋回切換
弁16のパイロットポート(たとえば17)と、アーム
切換弁1のパイロットポート9に作用する。旋回切換弁
16が7位置に切換わるとともに、アーム切換弁1はア
ーム引き位置リに切換わる。それと同時に旋回切換弁1
6のパイロットポート16に作用したパイロット二次圧
の一部が、ロジック弁18を経て、アーム切換弁1のリ
位置内の可変絞り部に作用する。そこでアームシリンダ
5のロッド側油室6からの戻り油回路が上記可変絞り部
にて絞り込まれる。そのために上記戻り油は、ボトム側
油室6側の供給回路に再生流入する。上記ボトム側油室
6内の圧力が上昇すると、再生の供給流量は減少し、そ
のときのポンプ圧と同じ圧力で旋回モータ19が駆動さ
れるので、旋回優先の機能を発揮することができる。
圧回路では油圧ショベルの作業時にアーム引き動作を速
くして重掘削を行うため、アーム引き操作時に油圧リモ
コン弁から導出されるアーム用パイロット二次圧を、ア
ーム合流弁のパイロットポートに作用させるようにして
いる。そしてまた旋回とアーム引きの同時操作時には、
旋回用パイロット二次圧をロジック弁に作用させること
によって旋回優先の機能を発揮するようにしている。し
かし上記の油圧回路を装備している油圧ショベルが、そ
の作業アタッチメント先端部に法面バケット(図示して
いない)を取付けて法切り作業を行うことがある。この
法切り作業は、底板が平らなバケットで土質の斜面を押
えつけ、平滑な境面のように美しく仕上げることで、雨
水が地面の亀裂に侵入して起きるがけくずれを防止する
ようにしている。上記法切り作業は、ブーム上げ(又は
ブーム下げ)とアーム引きとバケット放出の3動作を緻
密に操作しながら行ってゆく。ところが上記作業におけ
るアーム引き操作時にアームシリンダ内の圧力が所定の
圧力より上昇したとき合流が行われ、突然、法面バケッ
トの動作速度が速くなり、法面バケットが地面にくい込
むことが起きる。法面仕上げ途中に地面が荒らされるの
で、作業上不具合であった。本発明は、油圧ショベルの
法切り作業時にバケット用油圧リモコン弁のバケット放
出操作信号により、アーム合流をしないようにできる油
圧回路を提供することを目的とする。
フロント部に、ブーム、アーム、作業工具をそれぞれブ
ームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダにて
回動可能に連結して作業アタッチメントを形成し、また
建設機械に装備した複数個の油圧アクチュエータを制御
する方向切換弁を2個のグループに分け、各々第1及び
第2ポンプで駆動するようにし、また上記アームシリン
ダに対しそのアームシリンダがアーム引き作動状態時に
上記第1及び第2ポンプの吐出流量を合流供給するよう
にしている油圧回路において、上記バケットシリンダの
バケット放出操作信号により、上記アームシリンダの合
流供給を解除して、第1又は第2ポンプのうち一方の油
圧ポンプからだけの吐出流量を供給するようにした。
第1及び第2ポンプのうちアーム用パイロット切換弁が
属していないグループの側の油圧ポンプと、アームシリ
ンダに通じるアーム引き側圧油供給管路との間に介設す
る合流弁をパイロット開閉弁に設定し、そのパイロット
開閉弁のパイロットポートと、レバー操作によりパイロ
ット二次圧を導出するアーム用油圧リモコン弁のアーム
引き用パイロット二次圧導出管路とを、開通・遮断切換
弁を介して連通し、その開通・遮断切換弁のパイロット
ポートと、バケット用油圧リモコン弁のバケット放出用
パイロット二次圧導出管路とを連通せしめた。
1及び第2ポンプのうちアーム用パイロット切換弁が属
していないグループの側の油圧ポンプと、アームシリン
ダに通じるアーム引き側圧油供給管路との間に介設する
合流弁をパイロット開閉弁に設定し、そのパイロット開
閉弁のパイロットポートと、レバー操作によりパイロッ
ト二次圧を導出するアーム用油圧リモコン弁のアーム引
き用パイロット二次圧導出管路とを、開通・遮断用電磁
切換弁を介して連通し、その開通・遮断用電磁切換弁の
ソレノイドと、バケット用油圧リモコン弁のバケット放
出用パイロット二次圧導出管路とを圧力スイッチを介し
て連結せしめた。
1及び第2ポンプのうちアーム用パイロット切換弁が属
していないグループの側の油圧ポンプと、アームシリン
ダに通じるアーム引き側圧油供給管路との間に介設する
合流弁を電磁開閉弁に設定し、またレバー操作によりパ
イロット二次圧を導出するアーム用油圧リモコン弁のア
ーム引き操作を検出する電気的検出手段を設け、その電
気的検出手段と、上記電磁開閉弁のソレノイドを圧力ス
イッチを介し電路にて連通し、上記圧力スイッチに対し
バケット用油圧リモコン弁のバケット放出用パイロット
二次圧を作用させることによって上記圧力スイッチを作
動するようにした。
1及び第2ポンプのうちアーム用パイロット切換弁が属
していないグループの側の油圧ポンプと、アームシリン
ダに通じるアーム引き側圧油供給管路との間に介設する
合流弁を電磁開閉弁に設定し、またレバー操作によりパ
イロット二次圧を導出するアーム用油圧リモコン弁のア
ーム引き操作を検出する電気的検出手段を設け、その電
気的検出手段と、上記電磁開閉弁のソレノイドをスイッ
チを介し電路にて連通し、またバケット用油圧リモコン
弁のバケット放出操作を検出する電気的検出手段を設
け、その電気的検出手段からの電気信号によって上記ス
イッチを作動するようにした。
に基いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1態様の
油圧回路図である。図において、20は油圧ショベル2
1のフロント部に装着した作業アタッチメント、22は
作業アタッチメント20のブーム、23はアーム、24
は作業アタッチメント20の先端部に取付けた法面バケ
ット(以下、バケットという)、25はブームシリン
ダ、26はアームシリンダ、27はバケットシリンダ、
28はアームシリンダ26を制御するアーム用パイロッ
ト切換弁(以下、アーム切換弁という)、29,30は
それぞれ第1,第2ポンプ、31はパイロット一次圧を
吐出するパイロットポンプ、32はレバー33の操作に
よってパイロット二次圧を導出するアーム用油圧リモコ
ン弁、34はレバー35の操作によってパイロット二次
圧を導出するバケット用油圧リモコン弁、36は合流用
パイロット開閉弁、37は合流用パイロット開閉弁36
が開通油路位置時に第2ポンプ30からの圧油が油タン
ク38へ流出するの防止するタンク連通側開閉弁、39
は開通・遮断切換弁である。
を図1について述べる。本発明では、第1ポンプ29と
第2ポンプ30のうちアーム切換弁28が属していない
グループ(油圧ショベル21に装備した複数個の油圧ア
クチュエータを制御する方向切換弁を図5に示すように
グループA,Bに分けているが、図1には図示していな
い)の側の第2ポンプ30と、アームシリンダ26のボ
トム側油室40に通じるアーム引き側圧油供給管路41
との間に介設する合流弁を合流用パイロット開閉弁36
に設定し、その合流用パイロット開閉弁36のパイロッ
トポート42と、レバー33操作によりパイロット二次
圧を導出するアーム用油圧リモコン弁32のアーム引き
用パイロット二次圧導出管路43とを、開通・遮断切換
弁39を介して連通し、その開通・遮断切換弁39のパ
イロットポート44と、バケット用油圧リモコン弁34
のバケット放出用パイロット二次圧導出管路45とを連
通せしめた。
について述べる。図1ではバケットシリンダ27制御用
のバケット用パイロット切換弁を図示していないが、レ
バー35を中立位置よりカ位置方向へ操作すると、バケ
ット用油圧リモコン弁34からバケット放出用パイロッ
ト二次圧が導出され、バケット放出用パイロット二次圧
導出管路45を通じて、図示していないバケット用パイ
ロット切換弁のパイロットポートに作用するので、バケ
ットシリンダ27が縮小作動し、バケット24が矢印ヨ
の方向にバケット放出回動して地面を押し付ける。しか
し上記の場合にバケット用油圧リモコン弁34から導出
されるバケット放出用パイロット二次圧がバケット放出
用パイロット二次圧導出管路45より分岐し、管路46
を通じて開通・遮断切換弁39のパイロットポート44
に作用するので、開通・遮断切換弁39は開通油路位置
タより遮断油路位置レに切換わる。それにより合流用パ
イロット開閉弁36のパイロットポート42にパイロッ
ト圧が作用しないので、合流用パイロット開閉弁36は
遮断油路位置を保持する。したがってバケット用油圧リ
モコン弁34のバケット放出操作を行っているときにア
ーム用油圧リモコン弁32のアーム引き操作を行って
も、第2ポンプ30からの圧油がアーム引き側圧油供給
管路41に合流しないので、ゆるやかなアーム引き動作
が行われ、バケット24の地面に対する急激なくい込み
を防止することができる。
図である。図において、図1における第1態様の油圧回
路と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号
を付す。48は開通・遮断用電磁切換弁、49は圧力ス
イッチ、50は電源である。次に、本発明の第2態様の
油圧回路の構成を図2について述べる。本発明では、第
1ポンプ29と第2ポンプ30のうちアーム切換弁28
が属していないグループの側の第2ポンプ30と、アー
ムシリンダ26のボトム側油室40に通じるアーム引き
側圧油供給管路41との間に介設する合流弁を合流用パ
イロット開閉弁36に設定し、その合流用パイロット開
閉弁36のパイロットポート42と、レバー33操作に
よりパイロット二次圧を導出するアーム用油圧リモコン
弁32のアーム引き用パイロット二次圧導出管路43と
を、開通・遮断用電磁切換弁48を介して連通し、その
開通・遮断用電磁切換弁48のソレノイド51と、バケ
ット用油圧リモコン弁34のバケット放出用パイロット
二次圧導出管路45とを圧力スイッチ49を介して連結
せしめた。
について述べる。レバー35を中立位置よりカ位置方向
へ操作すると、バケット用油圧リモコン弁34からバケ
ット放出用パイロット二次圧が導出され、バケット放出
用パイロット二次圧導出管路45を通じて、図示してい
ないバケット用パイロット切換弁のパイロットポートに
作用するので、バケットシリンダ27が縮小作動し、バ
ケット24が矢印ヨの方向にバケット放出回動して地面
を押し付ける。しかし上記の場合にバケット用油圧リモ
コン弁34から導出されるバケット放出用パイロット二
次圧がバケット放出用パイロット二次圧導出管路45よ
り分岐し、管路52を通じて、圧力スイッチ49に作用
する。圧力スイッチ49がオン作動してソレノイド51
が通電するので、開通・遮断用電磁切換弁48は開通油
路位置ソより遮断油路位置ツに切換わる。それにより合
流用パイロット開閉弁36のパイロットポート42にパ
イロット圧が作用しないので、合流用パイロット開閉弁
36は遮断油路位置を保持する。したがってこの第2態
様の油圧回路の作用としては、第1態様の油圧回路の場
合と同様である。
図である。図において、図1における第1態様の油圧回
路と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号
を付す。53は合流用電磁開閉弁、54は合流用電磁開
閉弁53が開通油路位置時に第2ポンプ30からの圧油
が油タンク38へ流出するの防止するタンク連通側電磁
開閉弁、55はレバー33の操作状態を検出する電気的
検出手段であるリミットスイッチ、56は圧力スイッ
チ、57は電源である。次に、本発明の第3態様の油圧
回路の構成を図3について述べる。本発明では、第1ポ
ンプ29と第2ポンプ30のうちアーム切換弁28が属
していないグループの側の第2ポンプ30と、アームシ
リンダ26のボトム側油室40に通じるアーム引き側圧
油供給管路41との間に介設する合流弁を合流用電磁開
閉弁53に設定し、またレバー33操作によりパイロッ
ト二次圧を導出するアーム用油圧リモコン弁32のアー
ム引き操作を検出するリミットスイッチ55を設け、そ
のリミットスイッチ55と、上記合流用電磁開閉弁53
のソレノイド58を圧力スイッチ56を介し電路59と
60にて連通し、上記圧力スイッチ56に対しバケット
用油圧リモコン弁34のバケット放出用パイロット二次
圧を作用させることによって上記圧力スイッチ56をオ
フ作動するようにした。
について述べる。本発明では、まずレバー33を中立位
置よりアーム引き操作方向(ネ位置方向)へ単独操作し
たときには圧力スイッチ56がオン接点位置にあり、リ
ミットスイッチ55がオン作動するので、ソレノイド5
8及び61が通電する。それで合流用電磁開閉弁53は
開通油路位置に、またタンク連通側電磁開閉弁54は遮
断油路位置に切換わる。したがって第2ポンプ30から
の圧油は、管路62,63、合流用電磁開閉弁53の開
通油路位置、管路64、チェック弁65、管路66を通
じて、管路41に合流される。次にレバー35を中立位
置よりバケット放出操作方向(カ位置方向)へ操作する
と、バケット用油圧リモコン弁34からバケット放出用
パイロット二次圧が導出され、バケット放出用パイロッ
ト二次圧導出管路45を通じて、図示していないバケッ
ト用パイロット切換弁のパイロットポートに作用するの
で、バケットシリンダ27が縮小作動し、バケット24
が矢印ヨの方向にバケット放出回動して地面を押し付け
る。しかし上記の場合にバケット用油圧リモコン弁34
から導出されるバケット放出用パイロット二次圧がバケ
ット放出用パイロット二次圧導出管路45より分岐し、
管路67を通じて、圧力スイッチ56に作用する。圧力
スイッチ56がオフ作動する。ソレノイド58及び61
が非通電となるので、合流用電磁開閉弁53は遮断油路
位置に、またタンク連通側電磁開閉弁54は開通油路位
置に切換わる。したがってこの第3態様の油圧回路の作
用としては、第1態様の油圧回路の場合と同様である。
図である。図において、図3における第3態様の油圧回
路と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号
を付す。68はレバー35の操作状態を検出する電気的
検出手段であるリミットスイッチ、69は常時に接点を
閉じておりコイル70の通電によって接点を開く電磁ス
イッチである。次に、本発明の第4態様の油圧回路の構
成を図4について述べる。本発明では、第1ポンプ29
と第2ポンプ30のうちアーム切換弁28が属していな
いグループの側の第2ポンプ30と、アームシリンダ2
6のボトム側油室40に通じるアーム引き側圧油供給管
路41との間に介設する合流弁を合流用電磁開閉弁53
に設定し、またレバー33操作によりパイロット二次圧
を導出するアーム用油圧リモコン弁32のアーム引き操
作を検出するリミットスイッチ55を設け、そのリミッ
トスイッチ55と、上記合流用電磁開閉弁53のソレノ
イド58を電磁スイッチ69を介し電路71と72にて
連通し、またバケット用油圧リモコン弁34のバケット
放出操作を検出するリミットスイッチ68を設け、その
リミットスイッチ68からの電気信号によって上記電磁
スイッチ69をオフ作動するようにした。
について述べる。本発明では、レバー35を中立位置よ
りバケット放出操作方向(カ位置方向)へ操作すると、
リミットスイッチ68がオン作動してコイル70が通電
するので、電磁スイッチ69がオフ作動する。ソレノイ
ド58及び61が非通電となるので、合流用電磁開閉弁
53は遮断油路位置に、またタンク連通側電磁開閉弁5
4は開通油路位置に切換わる。したがってこの第4態様
の油圧回路の作用としては、第1態様の油圧回路の場合
と同様である。
チメントに装備している複数個の油圧アクチュエータの
うち上記合流供給がなされない油圧アクチュエータの操
作信号により、合流供給がなされる油圧アクチュエータ
の合流供給を解除して、第1又は第2ポンプのうち一方
の油圧ポンプからだけの吐出流量を供給するようにし
た。たとえばバケットシリンダのバケット放出操作信号
によりアームシリンダの合流供給を解除して、第1又は
第2ポンプのうち一方の油圧ポンプからだけの吐出流量
をアームシリンダに供給するようにした。それによりバ
ケット用油圧リモコン弁のバケット放出操作を行ってい
るときにアーム用油圧リモコン弁のアーム引き操作を行
っても、第2ポンプからの圧油がアーム引き側圧油供給
管路に合流しないので、ゆるやかなアーム引き動作が行
われ、バケットの地面に対する急激なくい込みを防止す
ることができる。したがって油圧ショベルの法切り作業
時には、平滑な法面を美しく仕上げることができる。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 建設機械のフロント部に、ブーム、アー
ム、作業工具をそれぞれブームシリンダ、アームシリン
ダ、バケットシリンダにて回動可能に連結して作業アタ
ッチメントを形成し、また建設機械に装備した複数個の
油圧アクチュエータを制御する方向切換弁を2個のグル
ープに分け、各々第1及び第2ポンプで駆動するように
し、また上記アームシリンダに対しそのアームシリンダ
がアーム引き作動状態時に上記第1及び第2ポンプの吐
出流量を合流供給するようにしている油圧回路におい
て、上記バケットシリンダのバケット放出操作信号によ
り、上記アームシリンダの合流供給を解除して、第1又
は第2ポンプのうち一方の油圧ポンプからだけの吐出流
量を供給するようにしたことを特徴とする建設機械の油
圧回路。 - 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
の油圧回路において、第1及び第2ポンプのうちアーム
用パイロット切換弁が属していないグループの側の油圧
ポンプと、アームシリンダに通じるアーム引き側圧油供
給管路との間に介設する合流弁をパイロット開閉弁に設
定し、そのパイロット開閉弁のパイロットポートと、レ
バー操作によりパイロット二次圧を導出するアーム用油
圧リモコン弁のアーム引き用パイロット二次圧導出管路
とを、開通・遮断切換弁を介して連通し、その開通・遮
断切換弁のパイロットポートと、バケット用油圧リモコ
ン弁のバケット放出用パイロット二次圧導出管路とを連
通せしめたことを特徴とする建設機械の油圧回路。 - 【請求項3】 特許請求の範囲請求項2記載の建設機械
の油圧回路において、第1及び第2ポンプのうちアーム
用パイロット切換弁が属していないグループの側の油圧
ポンプと、アームシリンダに通じるアーム引き側圧油供
給管路との間に介設する合流弁をパイロット開閉弁に設
定し、そのパイロット開閉弁のパイロットポートと、レ
バー操作によりパイロット二次圧を導出するアーム用油
圧リモコン弁のアーム引き用パイロット二次圧導出管路
とを、開通・遮断用電磁切換弁を介して連通し、その開
通・遮断用電磁切換弁のソレノイドと、バケット用油圧
リモコン弁のバケット放出用パイロット二次圧導出管路
とを圧力スイッチを介して連結せしめたことを特徴とす
る建設機械の油圧回路。 - 【請求項4】 特許請求の範囲請求項3記載の建設機械
の油圧回路において、第1及び第2ポンプのうちアーム
用パイロット切換弁が属していないグループの側の油圧
ポンプと、アームシリンダに通じるアーム引き側圧油供
給管路との間に介設する合流弁を電磁開閉弁に設定し、
またレバー操作によりパイロット二次圧を導出するアー
ム用油圧リモコン弁のアーム引き操作を検出する電気的
検出手段を設け、その電気的検出手段と、上記電磁開閉
弁のソレノイドを圧力スイッチを介し電路にて連通し、
上記圧力スイッチに対しバケット用油圧リモコン弁のバ
ケット放出用パイロット二次圧を作用させることによっ
て上記圧力スイッチを作動するようにしたことを特徴と
する建設機械の油圧回路。 - 【請求項5】 特許請求の範囲請求項3記載の建設機械
の油圧回路において、第1及び第2ポンプのうちアーム
用パイロット切換弁が属していないグループの側の油圧
ポンプと、アームシリンダに通じるアーム引き側圧油供
給管路との間に介設する合流弁を電磁開閉弁に設定し、
またレバー操作によりパイロット二次圧を導出するアー
ム用油圧リモコン弁のアーム引き操作を検出する電気的
検出手段を設け、その電気的検出手段と、上記電磁開閉
弁のソレノイドをスイッチを介し電路にて連通し、また
バケット用油圧リモコン弁のバケット放出操作を検出す
る電気的検出手段を設け、その電気的検出手段からの電
気信号によって上記スイッチを作動するようにしたこと
を特徴とする建設機械の油圧回路。
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