JP3456111B2 - 押釦スイッチおよびその製造方法 - Google Patents
押釦スイッチおよびその製造方法Info
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H3/00—Mechanisms for operating contacts
- H01H3/02—Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
- H01H3/12—Push-buttons
- H01H3/122—Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
- H01H3/125—Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2207/00—Connections
- H01H2207/012—Connections via underside of substrate
- H01H2207/014—Plated through holes
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- Push-Button Switches (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
やパーソナルコンピュータ等の電子機器の入力装置に使
用される弾性復帰力を有する押釦スイッチおよびその製
造方法に関するものである。
やパーソナルコンピュータ等の電子機器の入力装置に使
用される弾性復帰力を有する押釦スイッチおよびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図17〜図20を用いて説
明する。
明する。
【0003】図17は従来の押釦スイッチの平面図、図
18は同断面図、同19は同リンク部材の組立状態を示
す斜視図、図20は同操作状態を示す断面図である。
18は同断面図、同19は同リンク部材の組立状態を示
す斜視図、図20は同操作状態を示す断面図である。
【0004】同図において、1は金属からなる基板、2
は導電ペーストを印刷した2枚のフィルムを貼合せて対
向スイッチ接点を構成したスイッチ部材、3はこのスイ
ッチ部材2の対向スイッチ接点を押圧する突起3Aを裏
面に設けた弾性を有するドーム部、4は樹脂製のケース
で、中央部にドーム部3のガイド孔4Aが、両側にはそ
れぞれ一対の係合用凹部4Bが設けられている。
は導電ペーストを印刷した2枚のフィルムを貼合せて対
向スイッチ接点を構成したスイッチ部材、3はこのスイ
ッチ部材2の対向スイッチ接点を押圧する突起3Aを裏
面に設けた弾性を有するドーム部、4は樹脂製のケース
で、中央部にドーム部3のガイド孔4Aが、両側にはそ
れぞれ一対の係合用凹部4Bが設けられている。
【0005】5はキートップで、中央部の下面側にはケ
ース4のガイド孔4Aと嵌合摺動する筒状のステム5
A、両側の下面側にはそれぞれ一対の係合部5Bが設け
られている。
ース4のガイド孔4Aと嵌合摺動する筒状のステム5
A、両側の下面側にはそれぞれ一対の係合部5Bが設け
られている。
【0006】6,7は図19に示すように、樹脂製のコ
の字形の一組の枠体で、それぞれ両端に円柱状の支点部
6Aと6B1(6B2)、7Aと7B1(7B2)を設
けて平行に配置された一対のアーム6C1と6C2、7
C1と7C2の一端どうしが支点部6Aと7Aによって
連結され、枠体6のアーム6C1と6C2の略中央部に
それぞれ円柱状の軸6D1,6D2が設けられ、この軸
6D1,6D2が回動摺動自在に軸支される長孔7D
1,7D2が枠体7のアーム7C1と7C2の略中央部
に設けられ、この一組の枠体6,7が側面視X字状に交
差連結されてリンク部材8が形成されている。
の字形の一組の枠体で、それぞれ両端に円柱状の支点部
6Aと6B1(6B2)、7Aと7B1(7B2)を設
けて平行に配置された一対のアーム6C1と6C2、7
C1と7C2の一端どうしが支点部6Aと7Aによって
連結され、枠体6のアーム6C1と6C2の略中央部に
それぞれ円柱状の軸6D1,6D2が設けられ、この軸
6D1,6D2が回動摺動自在に軸支される長孔7D
1,7D2が枠体7のアーム7C1と7C2の略中央部
に設けられ、この一組の枠体6,7が側面視X字状に交
差連結されてリンク部材8が形成されている。
【0007】上記リンク部材8の下方の支点部6A,7
Aは上記ケース4の両側に一対ずつ設けられた係合用凹
部4Bと上記スイッチ部材2の間に回動ならびに摺動自
在に保持されている。
Aは上記ケース4の両側に一対ずつ設けられた係合用凹
部4Bと上記スイッチ部材2の間に回動ならびに摺動自
在に保持されている。
【0008】また、上方の支点部6B1,6B2および
7B1,7B2はキートップ5の両側に一対ずつ設けら
れた係合部5Bに回動自在に保持されている。
7B1,7B2はキートップ5の両側に一対ずつ設けら
れた係合部5Bに回動自在に保持されている。
【0009】次に、このように構成された押釦スイッチ
の動作について説明すると、指先でキートップ5の上面
の一部を押し下げると、係合部5Bに保持されたリンク
部材8は円柱状の支点部6B1,6B2および7B1,
7B2を軸にして回動し、ケース4とスイッチ部材2の
間に回動ならびに摺動自在に保持された支点部6Aおよ
び7Aは係合用凹部4Bに沿って回動ならびに摺動す
る。
の動作について説明すると、指先でキートップ5の上面
の一部を押し下げると、係合部5Bに保持されたリンク
部材8は円柱状の支点部6B1,6B2および7B1,
7B2を軸にして回動し、ケース4とスイッチ部材2の
間に回動ならびに摺動自在に保持された支点部6Aおよ
び7Aは係合用凹部4Bに沿って回動ならびに摺動す
る。
【0010】そして、リンク部材8は一組の枠体6,7
のアーム6C1と6C2,7C1と7C2の略中央部に
設けた円柱状の軸6D1と6D2、長孔7D1と7D2
で軸支されて動作が連動されているので、キートップ5
を押圧した場合、キートップ5はほぼ水平な状態で図2
0のごとく押し下げられ、ドーム部3を押し撓めること
により、ドーム部3下面の突起3Aがスイッチ部材2を
押圧してスイッチONとし、所定の信号を発生する。
のアーム6C1と6C2,7C1と7C2の略中央部に
設けた円柱状の軸6D1と6D2、長孔7D1と7D2
で軸支されて動作が連動されているので、キートップ5
を押圧した場合、キートップ5はほぼ水平な状態で図2
0のごとく押し下げられ、ドーム部3を押し撓めること
により、ドーム部3下面の突起3Aがスイッチ部材2を
押圧してスイッチONとし、所定の信号を発生する。
【0011】この後、キートップ5に加えていた押圧力
を除くと、ドーム部3はその弾性力により元の形状に復
帰しようとしてリンク部材8およびキートップ5を押し
戻し、元の図18の状態に復帰するように構成されてい
た。
を除くと、ドーム部3はその弾性力により元の形状に復
帰しようとしてリンク部材8およびキートップ5を押し
戻し、元の図18の状態に復帰するように構成されてい
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の押釦スイッチでは、キートップ5とケース4との間に
側面視X字状のリンク部材8を介在させてキートップ5
の上下動を行う構成であるため、操作性は優れているも
のの、ドーム部3の位置決め保持のためのガイド孔4A
や、リンク部材8の係合用凹部4Bを有する樹脂製のケ
ースを使用するため、全体の高さが大きく、薄型化が困
難であった。
の押釦スイッチでは、キートップ5とケース4との間に
側面視X字状のリンク部材8を介在させてキートップ5
の上下動を行う構成であるため、操作性は優れているも
のの、ドーム部3の位置決め保持のためのガイド孔4A
や、リンク部材8の係合用凹部4Bを有する樹脂製のケ
ースを使用するため、全体の高さが大きく、薄型化が困
難であった。
【0013】また、樹脂製の部品を多く使用するために
材料費が高いという課題もあった。本発明はこのような
従来の課題を解決するものであり、樹脂製の構成部品が
少なくて、安価で薄型の押釦スイッチおよびその製造方
法を提供することを目的とするものである。
材料費が高いという課題もあった。本発明はこのような
従来の課題を解決するものであり、樹脂製の構成部品が
少なくて、安価で薄型の押釦スイッチおよびその製造方
法を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の押釦スイッチは、下面に係合部を備えたキー
トップと、上端に上記キートップの係合部との係合手段
をそれぞれ備えた一対の枠体が側面視X字状で回動可能
に組み合わされたリンク部材と、このリンク部材の各枠
体の下端部を回動可能に支持するベース部材と、このベ
ース部材の下面に配され下方に押されることにより動作
する対向スイッチ部材からなり、上記リンク部材および
上記ベース部材が弾性金属薄板による弾性材料で形成さ
れ、上記キートップを押し下げる際に、上記リンク部材
を支持する上記ベース部材の二箇所の支持部の少なくと
も一方、または上記ベース部材に支持される上記リンク
部材の二つの枠体の少なくとも一方の下端部を水平方向
に弾性変形させ、上記リンク部材の側面視X字状で回動
可能に組み合わされた二つの枠体の組合せ係合部が、上
記リンク部材の各枠体の下端部を回動可能に支持するベ
ース部材の二つの支持部間を含む平面とほぼ同じ高さま
で降下させると共に、上記リンク部材または上記キート
ップの一部に形成された接点押圧部が上記スイッチ部材
のスイッチ接点間を押して短絡させ、押し力を除くと上
記リンク部材の下端部または上記ベース部材の支持部の
少なくとも一方の弾性復帰力により上記キートップが元
の状態に復帰するように構成したものである。
に本発明の押釦スイッチは、下面に係合部を備えたキー
トップと、上端に上記キートップの係合部との係合手段
をそれぞれ備えた一対の枠体が側面視X字状で回動可能
に組み合わされたリンク部材と、このリンク部材の各枠
体の下端部を回動可能に支持するベース部材と、このベ
ース部材の下面に配され下方に押されることにより動作
する対向スイッチ部材からなり、上記リンク部材および
上記ベース部材が弾性金属薄板による弾性材料で形成さ
れ、上記キートップを押し下げる際に、上記リンク部材
を支持する上記ベース部材の二箇所の支持部の少なくと
も一方、または上記ベース部材に支持される上記リンク
部材の二つの枠体の少なくとも一方の下端部を水平方向
に弾性変形させ、上記リンク部材の側面視X字状で回動
可能に組み合わされた二つの枠体の組合せ係合部が、上
記リンク部材の各枠体の下端部を回動可能に支持するベ
ース部材の二つの支持部間を含む平面とほぼ同じ高さま
で降下させると共に、上記リンク部材または上記キート
ップの一部に形成された接点押圧部が上記スイッチ部材
のスイッチ接点間を押して短絡させ、押し力を除くと上
記リンク部材の下端部または上記ベース部材の支持部の
少なくとも一方の弾性復帰力により上記キートップが元
の状態に復帰するように構成したものである。
【0015】この本発明により、樹脂製の構成部品が少
なく、安価で薄型の押釦スイッチおよびその製造方法を
提供することができる。
なく、安価で薄型の押釦スイッチおよびその製造方法を
提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下面に係合部を備えたキートップと、上端に上記キ
ートップの係合部との係合手段をそれぞれ備えた一対の
枠体が側面視X字状で回動可能に組み合わされたリンク
部材と、このリンク部材の各枠体の下端部を回動可能に
支持するベース部材と、このベース部材の下面に配され
下方に押されることにより動作する対向スイッチ部材か
らなり、上記リンク部材および上記ベース部材が弾性金
属薄板による弾性材料で形成され、上記キートップを押
し下げる際に、上記リンク部材を支持する上記ベース部
材の二箇所の支持部の少なくとも一方、または上記ベー
ス部材に支持される上記リンク部材の二つの枠体の少な
くとも一方の下端部を水平方向に弾性変形させ、上記リ
ンク部材の側面視X字状で回動可能に組み合わされた二
つの枠体の組合せ係合部が、上記リンク部材の各枠体の
下端部を回動可能に支持するベース部材の二つの支持部
間を含む平面とほぼ同じ高さまで降下させると共に、上
記リンク部材または上記キートップの一部に形成された
接点押圧部が上記スイッチ部材のスイッチ接点間を押し
て短絡させ、押し力を除くと上記リンク部材の下端部ま
たは上記ベース部材の支持部の少なくとも一方の弾性復
帰力により上記キートップが元の状態に復帰するように
した構成の押釦スイッチとしたものであり、キートップ
を押し下げる際のリンク部材の横方向への広がりを水平
方向の弾性変形とすることにより、リンク部材およびキ
ートップの弾性復帰力を得ることができ、キートップの
降下ストロークに対応して変形する弾性材料からなるリ
ンク部材またはベース部材の水平方向への変形によって
生じる水平方向の弾性力(増大)と、リンク部材と上記
平面となす角度の関係によって生じる押し上げ方向の弾
性力(変形応力の増大量が、上記平面の位置でほぼゼロ
になる)が作用するためキートップの押圧操作時にクリ
ック感を生じるので、弾性を有するドーム部を使用しな
いで弾性復帰力のある低寸法の押釦スイッチを実現でき
るという作用を有する。また、リンク部材およびベース
部材をステンレス鋼板やリン青銅板等の弾性金属薄板を
用いプレス加工することによって、信頼性が高く、キー
トップの操作荷重や復帰力を自由に設定できる押釦スイ
ッチを実現できるという作用を有する。さらに、リンク
部材を構成する二つの枠体の少なくとも一方に対向スイ
ッチ接点を押圧する接点押圧部を形成する場合は、押圧
用の部品を追加しないで、キートップの押圧操作に対応
して確実にスイッチ動作をさせることができると共に、
キートップを装着しない状態でスイッチの検査ができる
という作用を有し、さらに、キートップを押した後、そ
の押し力を除く際に、まず対応スイッチ接点が接点押圧
部を押し戻すと共に、接点押圧部が弾性材料からなる場
合には、その弾性力によりリンク部材を押し戻し、その
後にリンク部材が弾性材料の弾性力により元の状態に復
帰するので、キートップが押し下げられた状態で止まる
ことなく、元の状態に復帰する動作を確実に行わせると
いう作用も有する。そして、キートップの下面に対向ス
イッチ接点を押圧させる接点押圧部を形成する場合に
は、押圧操作時にキートップで直接スイッチ接点を押圧
させることにより、キートップの最下点でスイッチがO
Nになるため、ON位置が一定でばらつきが小さいとい
う作用を有すると共に、キートップを押した後、その押
し力を除く際に、まず対向スイッチ接点が接点押圧部を
押し戻し、その後にリンク部材が弾性材料の弾性力によ
り元の状態に復帰するので、キートップが押し下げられ
た状態で止まることなく、元の状態に復帰するという作
用も有する。
は、下面に係合部を備えたキートップと、上端に上記キ
ートップの係合部との係合手段をそれぞれ備えた一対の
枠体が側面視X字状で回動可能に組み合わされたリンク
部材と、このリンク部材の各枠体の下端部を回動可能に
支持するベース部材と、このベース部材の下面に配され
下方に押されることにより動作する対向スイッチ部材か
らなり、上記リンク部材および上記ベース部材が弾性金
属薄板による弾性材料で形成され、上記キートップを押
し下げる際に、上記リンク部材を支持する上記ベース部
材の二箇所の支持部の少なくとも一方、または上記ベー
ス部材に支持される上記リンク部材の二つの枠体の少な
くとも一方の下端部を水平方向に弾性変形させ、上記リ
ンク部材の側面視X字状で回動可能に組み合わされた二
つの枠体の組合せ係合部が、上記リンク部材の各枠体の
下端部を回動可能に支持するベース部材の二つの支持部
間を含む平面とほぼ同じ高さまで降下させると共に、上
記リンク部材または上記キートップの一部に形成された
接点押圧部が上記スイッチ部材のスイッチ接点間を押し
て短絡させ、押し力を除くと上記リンク部材の下端部ま
たは上記ベース部材の支持部の少なくとも一方の弾性復
帰力により上記キートップが元の状態に復帰するように
した構成の押釦スイッチとしたものであり、キートップ
を押し下げる際のリンク部材の横方向への広がりを水平
方向の弾性変形とすることにより、リンク部材およびキ
ートップの弾性復帰力を得ることができ、キートップの
降下ストロークに対応して変形する弾性材料からなるリ
ンク部材またはベース部材の水平方向への変形によって
生じる水平方向の弾性力(増大)と、リンク部材と上記
平面となす角度の関係によって生じる押し上げ方向の弾
性力(変形応力の増大量が、上記平面の位置でほぼゼロ
になる)が作用するためキートップの押圧操作時にクリ
ック感を生じるので、弾性を有するドーム部を使用しな
いで弾性復帰力のある低寸法の押釦スイッチを実現でき
るという作用を有する。また、リンク部材およびベース
部材をステンレス鋼板やリン青銅板等の弾性金属薄板を
用いプレス加工することによって、信頼性が高く、キー
トップの操作荷重や復帰力を自由に設定できる押釦スイ
ッチを実現できるという作用を有する。さらに、リンク
部材を構成する二つの枠体の少なくとも一方に対向スイ
ッチ接点を押圧する接点押圧部を形成する場合は、押圧
用の部品を追加しないで、キートップの押圧操作に対応
して確実にスイッチ動作をさせることができると共に、
キートップを装着しない状態でスイッチの検査ができる
という作用を有し、さらに、キートップを押した後、そ
の押し力を除く際に、まず対応スイッチ接点が接点押圧
部を押し戻すと共に、接点押圧部が弾性材料からなる場
合には、その弾性力によりリンク部材を押し戻し、その
後にリンク部材が弾性材料の弾性力により元の状態に復
帰するので、キートップが押し下げられた状態で止まる
ことなく、元の状態に復帰する動作を確実に行わせると
いう作用も有する。そして、キートップの下面に対向ス
イッチ接点を押圧させる接点押圧部を形成する場合に
は、押圧操作時にキートップで直接スイッチ接点を押圧
させることにより、キートップの最下点でスイッチがO
Nになるため、ON位置が一定でばらつきが小さいとい
う作用を有すると共に、キートップを押した後、その押
し力を除く際に、まず対向スイッチ接点が接点押圧部を
押し戻し、その後にリンク部材が弾性材料の弾性力によ
り元の状態に復帰するので、キートップが押し下げられ
た状態で止まることなく、元の状態に復帰するという作
用も有する。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、リンク部材を支持するベース部材の二箇
所の支持部の少なくとも一方を片持ちばね形状とした構
成のものであり、キートップを押し下げる際のリンク部
材の横方向への広がりを、安定した片持ちばねの弾性変
形とすることができ、安定した弾性復帰力を有する押釦
スイッチを実現できるという作用を有する。
発明において、リンク部材を支持するベース部材の二箇
所の支持部の少なくとも一方を片持ちばね形状とした構
成のものであり、キートップを押し下げる際のリンク部
材の横方向への広がりを、安定した片持ちばねの弾性変
形とすることができ、安定した弾性復帰力を有する押釦
スイッチを実現できるという作用を有する。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、ベース部材に支持されるリンク部材の二
つの枠体の少なくとも一方の下端部を片持ちばね形状と
した構成のものであり、請求項2に記載の発明と同様の
作用を有する。
発明において、ベース部材に支持されるリンク部材の二
つの枠体の少なくとも一方の下端部を片持ちばね形状と
した構成のものであり、請求項2に記載の発明と同様の
作用を有する。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3記載の発明において、リンク部材の二つの枠体の下端
部とベース部材の二つの支持部の二箇所の係合部の少な
くとも一方の係合部をリンク部材側、ベース部材側共に
片持ちばね形状とし、それぞれの片持ちばねの先端部と
相手側の根元部を係合させるようにした構成のものであ
り、請求項2または3に記載の発明による作用に加え
て、さらにばね特性に余裕があり、大きな変形量や大き
な操作荷重にも対応できる押釦スイッチを実現できると
いう作用を有する。
3記載の発明において、リンク部材の二つの枠体の下端
部とベース部材の二つの支持部の二箇所の係合部の少な
くとも一方の係合部をリンク部材側、ベース部材側共に
片持ちばね形状とし、それぞれの片持ちばねの先端部と
相手側の根元部を係合させるようにした構成のものであ
り、請求項2または3に記載の発明による作用に加え
て、さらにばね特性に余裕があり、大きな変形量や大き
な操作荷重にも対応できる押釦スイッチを実現できると
いう作用を有する。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部が水平方向に弾性を有する構成としたものであ
り、キートップを押し下げる際に、二つの枠体の組合せ
係合部も弾性変形することにより、この部分でもリンク
部材およびキートップの弾性復帰力を得ることができる
という作用を有する。
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部が水平方向に弾性を有する構成としたものであ
り、キートップを押し下げる際に、二つの枠体の組合せ
係合部も弾性変形することにより、この部分でもリンク
部材およびキートップの弾性復帰力を得ることができる
という作用を有する。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部の少なくとも一方を片持ちばね形状とした構成
のものであり、請求項5に記載の発明による作用に加え
て、より、ばね特性の安定した弾性復帰力を有する押釦
スイッチを実現できるという作用を有する。
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部の少なくとも一方を片持ちばね形状とした構成
のものであり、請求項5に記載の発明による作用に加え
て、より、ばね特性の安定した弾性復帰力を有する押釦
スイッチを実現できるという作用を有する。
【0025】請求項7に記載の発明は、請求項6記載の
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部を共に片持ちばね形状とし、それぞれの片持ち
ばねの先端部と相手側の根元部を係合させるようにした
構成のものであり、請求項6に記載の発明による作用に
加えて、さらにばね特性に余裕があり、大きな変形量や
大きな操作荷重にも対応できる押釦スイッチを実現でき
るという作用を有する。
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部を共に片持ちばね形状とし、それぞれの片持ち
ばねの先端部と相手側の根元部を係合させるようにした
構成のものであり、請求項6に記載の発明による作用に
加えて、さらにばね特性に余裕があり、大きな変形量や
大きな操作荷重にも対応できる押釦スイッチを実現でき
るという作用を有する。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、リンク部材を支持するベース部材の二箇
所の支持部の受け部にリンク部材の脱落を防止するリン
ク部材の下端部を覆うL字状の掛かり部を設けたもので
あり、ベース部材とリンク部材を組み合わせた後の組立
工程やキートップの着脱を行う時などにベース部材とリ
ンク部材が外れてしまうことを防ぐことができるという
作用を有する。
発明において、リンク部材を支持するベース部材の二箇
所の支持部の受け部にリンク部材の脱落を防止するリン
ク部材の下端部を覆うL字状の掛かり部を設けたもので
あり、ベース部材とリンク部材を組み合わせた後の組立
工程やキートップの着脱を行う時などにベース部材とリ
ンク部材が外れてしまうことを防ぐことができるという
作用を有する。
【0027】請求項9に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部の一方の枠体にL字状の掛かり部を設け、他方
の枠体の係合用孔に挿通組立て後、L字状の掛かり部を
曲げ加工して二つの枠体が外れないようにした構成のも
のであり、組立工程やキートップの着脱を行うときなど
にリンク部材どうしの外れを完全に防止することができ
るという作用を有する。
発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部の一方の枠体にL字状の掛かり部を設け、他方
の枠体の係合用孔に挿通組立て後、L字状の掛かり部を
曲げ加工して二つの枠体が外れないようにした構成のも
のであり、組立工程やキートップの着脱を行うときなど
にリンク部材どうしの外れを完全に防止することができ
るという作用を有する。
【0028】請求項10に記載の発明は、請求項1記載
の発明において、リンク部材を構成する二つの枠体のそ
れぞれの上端部の対向面内側または外側に突起部を形成
し、この対向面内側または外側の突起部が回動および摺
動可能に弾力性を持ってはさみ込む外向きまたは内向き
の凹部をキートップ下面に設けた構成としたものであ
り、リンク部材の枠体のばね性を利用してリンク部材の
上端にキートップを着脱できるという作用を有する。
の発明において、リンク部材を構成する二つの枠体のそ
れぞれの上端部の対向面内側または外側に突起部を形成
し、この対向面内側または外側の突起部が回動および摺
動可能に弾力性を持ってはさみ込む外向きまたは内向き
の凹部をキートップ下面に設けた構成としたものであ
り、リンク部材の枠体のばね性を利用してリンク部材の
上端にキートップを着脱できるという作用を有する。
【0029】
【0030】
【0031】請求項11に記載の発明は、請求項1記載
の発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の少
なくとも一方に形成した接点押圧部を、弾性を有する片
持ちばね形状とした構成のものであり、キートップの押
圧操作に伴い、リンク部材に設けた接点押圧部が対向ス
イッチ接点をONさせた後、さらにキートップの押圧動
作が可能、つまり、片持ちばねの撓み寸法を変えること
により、キートップの押圧ストロークの中でスイッチの
ON、OFF位置を自由に設定できるという作用を有す
る。
の発明において、リンク部材を構成する二つの枠体の少
なくとも一方に形成した接点押圧部を、弾性を有する片
持ちばね形状とした構成のものであり、キートップの押
圧操作に伴い、リンク部材に設けた接点押圧部が対向ス
イッチ接点をONさせた後、さらにキートップの押圧動
作が可能、つまり、片持ちばねの撓み寸法を変えること
により、キートップの押圧ストロークの中でスイッチの
ON、OFF位置を自由に設定できるという作用を有す
る。
【0032】請求項12に記載の発明は、請求項1記載
の発明において、ベース部材の下面に設けた突片を対向
スイッチ部材を挟んで剛体基板に備えた取付孔に挿通さ
せて取り付けた構成のものであり、ベース部材を直接剛
体基板に固定することにより、取り付け寸法および強度
が安定し、キートップの操作に対応したスイッチ動作を
確実に行うことができるという作用を有する。
の発明において、ベース部材の下面に設けた突片を対向
スイッチ部材を挟んで剛体基板に備えた取付孔に挿通さ
せて取り付けた構成のものであり、ベース部材を直接剛
体基板に固定することにより、取り付け寸法および強度
が安定し、キートップの操作に対応したスイッチ動作を
確実に行うことができるという作用を有する。
【0033】請求項13に記載の発明は、請求項1記載
の押釦スイッチを製造する製造方法であって、所定のピ
ッチで連続してベース部材が形成されたフープ状弾性金
属薄板の各ベース部材の支持部に対して、各リンク部材
をその下端部を回動可能に係合することにより載置し、
ベース部材の連結ピッチと同ピッチで連続して対向スイ
ッチ部が形成されたフープ状スイッチ部材を、フープ状
弾性金属薄板の下面に各ベース部材と各対向スイッチ部
の位置を合わせて結合した後、各リンク部材の上端にキ
ートップを係合載置した押釦スイッチの製造方法という
ものであり、ベース部材の所定のピッチ、例えば使用機
器であるパーソナルコンピュータの入力装置等のキート
ップの配列ピッチで連続してフープ状弾性金属薄板に形
成すると共に、ベース部材の所定のピッチと同ピッチで
対向スイッチ部が形成されたフープ状スイッチ部材を、
位置を合わせて結合することにより、フープ状に連結さ
れた複数の押釦スイッチを一括して組み立てることがで
きると共に、自動組立が容易な押釦スイッチを得ること
ができるという作用を有する。
の押釦スイッチを製造する製造方法であって、所定のピ
ッチで連続してベース部材が形成されたフープ状弾性金
属薄板の各ベース部材の支持部に対して、各リンク部材
をその下端部を回動可能に係合することにより載置し、
ベース部材の連結ピッチと同ピッチで連続して対向スイ
ッチ部が形成されたフープ状スイッチ部材を、フープ状
弾性金属薄板の下面に各ベース部材と各対向スイッチ部
の位置を合わせて結合した後、各リンク部材の上端にキ
ートップを係合載置した押釦スイッチの製造方法という
ものであり、ベース部材の所定のピッチ、例えば使用機
器であるパーソナルコンピュータの入力装置等のキート
ップの配列ピッチで連続してフープ状弾性金属薄板に形
成すると共に、ベース部材の所定のピッチと同ピッチで
対向スイッチ部が形成されたフープ状スイッチ部材を、
位置を合わせて結合することにより、フープ状に連結さ
れた複数の押釦スイッチを一括して組み立てることがで
きると共に、自動組立が容易な押釦スイッチを得ること
ができるという作用を有する。
【0034】請求項14に記載の発明は、請求項1記載
の押釦スイッチを製造する製造方法であって、所定のピ
ッチで連続してベース部材が形成されたフープ状弾性金
属薄板の各ベース部材の支持部に対して、各リンク部材
の下端部を回動可能に係合載置した後、各ベース部材を
個別に分断し、ベース部材の連結ピッチよりも大きい所
定のピッチで連続して対向スイッチ部が形成されたフー
プ状スイッチ部材の各対向スイッチ部上に、上記の個別
に分断した各ベース部材を結合した後、各リンク部材の
上端にキートップを係合載置した押釦スイッチの製造方
法というものであり、使用機器におけるキートップの配
列ピッチがベース部材の効率的な加工時に配列ピッチよ
りも大きい場合等において、対向スイッチ部を所定のピ
ッチ、例えば使用機器であるパーソナルコンピュータの
入力装置等のキートップの配列ピッチで形成されたフー
プ状スイッチ部材に、個別に分断した各ベース部材を各
対向スイッチ部上に結合することにより、フープ状に連
結された押釦スイッチを一括して組み立てることができ
ると共に、スイッチ部材と基板を変更するのみで、あら
ゆる配列ピッチの押釦スイッチに対応できるという作用
を有する。
の押釦スイッチを製造する製造方法であって、所定のピ
ッチで連続してベース部材が形成されたフープ状弾性金
属薄板の各ベース部材の支持部に対して、各リンク部材
の下端部を回動可能に係合載置した後、各ベース部材を
個別に分断し、ベース部材の連結ピッチよりも大きい所
定のピッチで連続して対向スイッチ部が形成されたフー
プ状スイッチ部材の各対向スイッチ部上に、上記の個別
に分断した各ベース部材を結合した後、各リンク部材の
上端にキートップを係合載置した押釦スイッチの製造方
法というものであり、使用機器におけるキートップの配
列ピッチがベース部材の効率的な加工時に配列ピッチよ
りも大きい場合等において、対向スイッチ部を所定のピ
ッチ、例えば使用機器であるパーソナルコンピュータの
入力装置等のキートップの配列ピッチで形成されたフー
プ状スイッチ部材に、個別に分断した各ベース部材を各
対向スイッチ部上に結合することにより、フープ状に連
結された押釦スイッチを一括して組み立てることができ
ると共に、スイッチ部材と基板を変更するのみで、あら
ゆる配列ピッチの押釦スイッチに対応できるという作用
を有する。
【0035】以下、本発明の実施の形態による押釦スイ
ッチについて図1〜図8を用いて説明する。
ッチについて図1〜図8を用いて説明する。
【0036】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による押釦スイッチの断面図、図2は同分解斜
視図、図3はベース部材にリンク部材を組込んだ状態を
示す斜視図、図4は同平面図である。
施の形態による押釦スイッチの断面図、図2は同分解斜
視図、図3はベース部材にリンク部材を組込んだ状態を
示す斜視図、図4は同平面図である。
【0037】同図において、11は金属板等の剛性材料
からなる基板、12は導電ペーストを印刷した2枚のフ
ィルムを貼合せて対向スイッチ接点(図示せず)を構成
したスイッチ部材、13はこのスイッチ部材12の上面
に配置された弾性金属薄板からなるベース部材であり、
このベース部材13はスイッチ部材12の対向スイッチ
接点上に開孔部13Aが位置するように配置され、下面
に設けたバーリング加工による突片13Dをスイッチ部
材12の挿通孔12Aを貫通して基板11の取付孔1A
に挿通し、カシメることにより取付保持されている。
からなる基板、12は導電ペーストを印刷した2枚のフ
ィルムを貼合せて対向スイッチ接点(図示せず)を構成
したスイッチ部材、13はこのスイッチ部材12の上面
に配置された弾性金属薄板からなるベース部材であり、
このベース部材13はスイッチ部材12の対向スイッチ
接点上に開孔部13Aが位置するように配置され、下面
に設けたバーリング加工による突片13Dをスイッチ部
材12の挿通孔12Aを貫通して基板11の取付孔1A
に挿通し、カシメることにより取付保持されている。
【0038】14は図1および図3に示すように、二つ
の弾性金属薄板からなる枠体15,16の略中央部に設
けた組合せ係合部15Cと16Cを側面視X字状で回動
可能に組み合わされてベース部材13の上面に装着され
たリンク部材で、ベース部材13上面の一対の突状の支
持部13B,13Cに、二つの枠体16,15の下端部
16A,15Aが回動可能に支持されている。
の弾性金属薄板からなる枠体15,16の略中央部に設
けた組合せ係合部15Cと16Cを側面視X字状で回動
可能に組み合わされてベース部材13の上面に装着され
たリンク部材で、ベース部材13上面の一対の突状の支
持部13B,13Cに、二つの枠体16,15の下端部
16A,15Aが回動可能に支持されている。
【0039】また、ベース部材13の支持部13B,1
3Cおよび二つの枠体16,15の下端部16A,15
Aはそれぞれ水平方向に弾性を有する片持ちばね形状に
形成されており、それぞれの片持ちばねの先端部と相手
側の根元部が相互に係合している。
3Cおよび二つの枠体16,15の下端部16A,15
Aはそれぞれ水平方向に弾性を有する片持ちばね形状に
形成されており、それぞれの片持ちばねの先端部と相手
側の根元部が相互に係合している。
【0040】さらに、17はキートップで、下面中央部
に設けられた外向きの凹状の係合部17Aを、上記リン
ク部材14を構成する二つの枠体15,16それぞれの
上端部の対向面内側に形成された係合手段となる突起部
15B1,15B2と16B1,16B2により弾力性
を持って挟み込まれ、回動および摺動可能に取付けられ
ている。
に設けられた外向きの凹状の係合部17Aを、上記リン
ク部材14を構成する二つの枠体15,16それぞれの
上端部の対向面内側に形成された係合手段となる突起部
15B1,15B2と16B1,16B2により弾力性
を持って挟み込まれ、回動および摺動可能に取付けられ
ている。
【0041】なお、このリンク部材14を構成する二つ
の枠体15,16の少なくとも一方には、対向スイッチ
接点を押圧するための弾性を有する片持ちばね形状の接
点押圧部16Dが形成されている。
の枠体15,16の少なくとも一方には、対向スイッチ
接点を押圧するための弾性を有する片持ちばね形状の接
点押圧部16Dが形成されている。
【0042】次に、このように構成された本実施の形態
による押釦スイッチの動作について、図5により説明す
る。
による押釦スイッチの動作について、図5により説明す
る。
【0043】まず、同図に矢印で示すように、指先でキ
ートップ17の上面の一部を押し下げると、リンク部材
14は、組合せ係合部15Cと16Cの当接部を軸とし
て回動し、ベース部材13の支持部13B,13Cとリ
ンク部材14の下端部16A,15Aのそれぞれに形成
された弾性を有する片持ち形状のばね部が撓むと共に、
リンク部材14に構成された接点押圧部16Dがスイッ
チ部材12の対向スイッチ接点を押圧してスイッチON
とし、所定の信号を発生する。
ートップ17の上面の一部を押し下げると、リンク部材
14は、組合せ係合部15Cと16Cの当接部を軸とし
て回動し、ベース部材13の支持部13B,13Cとリ
ンク部材14の下端部16A,15Aのそれぞれに形成
された弾性を有する片持ち形状のばね部が撓むと共に、
リンク部材14に構成された接点押圧部16Dがスイッ
チ部材12の対向スイッチ接点を押圧してスイッチON
とし、所定の信号を発生する。
【0044】また、キートップ17を押し下げる際に、
側面視X字状で回動可能に組み合わされた二つの枠体1
5,16の組合せ係合部15C,16Cが、リンク部材
14の各枠体15,16の下端部16A,15Aを回動
可能に支持するベース部材13の二つの支持部13B,
13C間を含む平面とほぼ同じ高さまで降下することに
より、キートップ17を押し下げる際に、キートップ1
7の降下ストロークに対応して変形する弾性材料からな
るリンク部材14またはベース部材13の水平方向への
変形によって生じる水平方向の弾性力(増大)と、リン
ク部材14と上記平面となす角度の関係によって生じる
押し上げ方向の弾性力(変形応力の増大量が、上記平面
の位置でほぼゼロになる)が作用するため、キートップ
17の押圧操作時にクリック感を生じる。
側面視X字状で回動可能に組み合わされた二つの枠体1
5,16の組合せ係合部15C,16Cが、リンク部材
14の各枠体15,16の下端部16A,15Aを回動
可能に支持するベース部材13の二つの支持部13B,
13C間を含む平面とほぼ同じ高さまで降下することに
より、キートップ17を押し下げる際に、キートップ1
7の降下ストロークに対応して変形する弾性材料からな
るリンク部材14またはベース部材13の水平方向への
変形によって生じる水平方向の弾性力(増大)と、リン
ク部材14と上記平面となす角度の関係によって生じる
押し上げ方向の弾性力(変形応力の増大量が、上記平面
の位置でほぼゼロになる)が作用するため、キートップ
17の押圧操作時にクリック感を生じる。
【0045】この後、キートップ17に加えていた押圧
力を除くと、まずスイッチ部材12の対向スイッチ接点
が接点押圧部16Dを押し戻すと共に、接点押圧部16
Dの弾性力によりリンク部材14を押し戻し、その後に
リンク部材14はベース部材13の支持部13B,13
Cとリンク部材14の下端部16A,15Aに形成され
た片持ち形状のばね部の弾性力により元の図1の状態に
復帰する。
力を除くと、まずスイッチ部材12の対向スイッチ接点
が接点押圧部16Dを押し戻すと共に、接点押圧部16
Dの弾性力によりリンク部材14を押し戻し、その後に
リンク部材14はベース部材13の支持部13B,13
Cとリンク部材14の下端部16A,15Aに形成され
た片持ち形状のばね部の弾性力により元の図1の状態に
復帰する。
【0046】なお、キートップ17の操作荷重や復帰力
およびスイッチON時の動作ストロークは、リンク部1
4またはベース部材13をステンレス鋼板やリン青銅板
等の弾性金属薄板をプレス加工にて形成する際の材質・
材厚・折曲げ寸法等により自由に設定できるものであ
る。
およびスイッチON時の動作ストロークは、リンク部1
4またはベース部材13をステンレス鋼板やリン青銅板
等の弾性金属薄板をプレス加工にて形成する際の材質・
材厚・折曲げ寸法等により自由に設定できるものであ
る。
【0047】また、本実施の形態では、リンク部材14
の二つの枠体16,15の下端部16A,15Aとベー
ス部材13の支持部13B,13Cのそれぞれを弾性を
有する片持ちばね形状としたものについて説明したが、
これは、この構成に限定されるものではなく、下端部1
6A,15Aと支持部13B,13Cの少なくとも一方
を水平方向に弾性を有する形状とすることや、リンク部
材14を支持するベース部材13の二箇所の支持部13
B,13Cの少なくとも一方を片持ちばね形状としたも
の、さらに、ベース部材13に支持されるリンク部材1
4の二つの枠体16,15の少なくとも一方の下端部1
6A,15Aを片持ちばね形状としたものであっても同
様な効果が得られるものであり、また、片持ちばね形状
についても、図6に示すような中央部で支持された二つ
の片持ちばね形状であっても同様な効果が得られるもの
である。
の二つの枠体16,15の下端部16A,15Aとベー
ス部材13の支持部13B,13Cのそれぞれを弾性を
有する片持ちばね形状としたものについて説明したが、
これは、この構成に限定されるものではなく、下端部1
6A,15Aと支持部13B,13Cの少なくとも一方
を水平方向に弾性を有する形状とすることや、リンク部
材14を支持するベース部材13の二箇所の支持部13
B,13Cの少なくとも一方を片持ちばね形状としたも
の、さらに、ベース部材13に支持されるリンク部材1
4の二つの枠体16,15の少なくとも一方の下端部1
6A,15Aを片持ちばね形状としたものであっても同
様な効果が得られるものであり、また、片持ちばね形状
についても、図6に示すような中央部で支持された二つ
の片持ちばね形状であっても同様な効果が得られるもの
である。
【0048】さらに、本実施の形態において説明したリ
ンク部材14の弾性を有する突起部15B1,15B2
と16B1,16B2により外側からキートップ17の
係合部17Aを挟みつけてキートップ17を取り付ける
手段の他に、図7に示すように、リンク部材18を構成
する二つの枠体19,20それぞれの上端部の対向面外
側に係合手段となる突起部19B1,19B2と20B
1,20B2を形成し、この外向きの突起部19B1,
19B2と20B1,20B2がキートップ21の下面
中央部に設けた内向きの凹状の係合部21A内に弾力性
を持って挟み込まれるものであってもよいことは勿論で
ある。
ンク部材14の弾性を有する突起部15B1,15B2
と16B1,16B2により外側からキートップ17の
係合部17Aを挟みつけてキートップ17を取り付ける
手段の他に、図7に示すように、リンク部材18を構成
する二つの枠体19,20それぞれの上端部の対向面外
側に係合手段となる突起部19B1,19B2と20B
1,20B2を形成し、この外向きの突起部19B1,
19B2と20B1,20B2がキートップ21の下面
中央部に設けた内向きの凹状の係合部21A内に弾力性
を持って挟み込まれるものであってもよいことは勿論で
ある。
【0049】また、対向スイッチ接点を押圧する手段と
しては、本実施の形態において説明した弾性を有する片
持ちばね形状の接点押圧部16Dに限定されるものでは
なく、片持ちばね形状以外の弾性を有するものであって
も同様の効果が得られるものである。
しては、本実施の形態において説明した弾性を有する片
持ちばね形状の接点押圧部16Dに限定されるものでは
なく、片持ちばね形状以外の弾性を有するものであって
も同様の効果が得られるものである。
【0050】そして、図8に示すように、キートップ2
2の下面にスイッチ部材12の対向スイッチ接点を押圧
する接点押圧部22Bを形成すると共に、リンク部材2
5を構成する二つの枠体23,24の一方に接点押圧部
22Bが挿通する開口部24Eを形成することにより、
キートップ22の押圧操作の最下点で直接対向スイッチ
接点を押圧させることができるものである。
2の下面にスイッチ部材12の対向スイッチ接点を押圧
する接点押圧部22Bを形成すると共に、リンク部材2
5を構成する二つの枠体23,24の一方に接点押圧部
22Bが挿通する開口部24Eを形成することにより、
キートップ22の押圧操作の最下点で直接対向スイッチ
接点を押圧させることができるものである。
【0051】(実施の形態2)図9は本発明の第2の実
施の形態による押釦スイッチのリンク部材の分解斜視図
であり、同図に示すように、リンク部材28を構成する
二つの枠体26,27の組合せ係合部26C,27Cを
弾性を有する片持ちばね形状とし、それぞれの片持ちば
ねの先端部と相手側の根元部を係合させる構成とするこ
とにより、キートップ17を押し下げる際に、この二つ
の枠体26,27の組合せ係合部26C,27Cも弾性
変形することになり、この部分でもリンク部材28およ
びキートップ17の弾性復帰力を得ることができる。
施の形態による押釦スイッチのリンク部材の分解斜視図
であり、同図に示すように、リンク部材28を構成する
二つの枠体26,27の組合せ係合部26C,27Cを
弾性を有する片持ちばね形状とし、それぞれの片持ちば
ねの先端部と相手側の根元部を係合させる構成とするこ
とにより、キートップ17を押し下げる際に、この二つ
の枠体26,27の組合せ係合部26C,27Cも弾性
変形することになり、この部分でもリンク部材28およ
びキートップ17の弾性復帰力を得ることができる。
【0052】なお、リンク部材28を構成する二つの枠
体26,27の組合せ係合部26C,27Cの少なくと
も一方を片持ちばね形状としたものでも、また、図10
に示すような、リンク部材31を構成する二つの枠体2
9,30の組合せ係合部29C,30Cが中央部で支持
された二つの片持ちばね同士の組合せ形状のものでも、
同様のばね特性の安定した弾性復帰力を有する押釦スイ
ッチを実現できるものである。
体26,27の組合せ係合部26C,27Cの少なくと
も一方を片持ちばね形状としたものでも、また、図10
に示すような、リンク部材31を構成する二つの枠体2
9,30の組合せ係合部29C,30Cが中央部で支持
された二つの片持ちばね同士の組合せ形状のものでも、
同様のばね特性の安定した弾性復帰力を有する押釦スイ
ッチを実現できるものである。
【0053】(実施の形態3)
図11は本発明の第3の実施の形態による押釦スイッチ
のベース部材の要部斜視図、図12は同リンク部材とベ
ース部材の組立て状態の要部側面図であり、同図に示す
ように、リンク部材14を支持するベース部材32の二
箇所の支持部32B(32A)にリンク部材14の脱落
を防止するリンク部材14の下端部を覆うL字状の掛か
り部32Eを設けた構成とすることにより、ベース部材
32とリンク部材14を組み合わせた後の組立工程やキ
ートップ17の着脱を行う時などにベース部材32とリ
ンク部材14が外れることを防ぐことができるものであ
る。
のベース部材の要部斜視図、図12は同リンク部材とベ
ース部材の組立て状態の要部側面図であり、同図に示す
ように、リンク部材14を支持するベース部材32の二
箇所の支持部32B(32A)にリンク部材14の脱落
を防止するリンク部材14の下端部を覆うL字状の掛か
り部32Eを設けた構成とすることにより、ベース部材
32とリンク部材14を組み合わせた後の組立工程やキ
ートップ17の着脱を行う時などにベース部材32とリ
ンク部材14が外れることを防ぐことができるものであ
る。
【0054】(実施の形態4)図13は本発明の第4の
実施の形態による押釦スイッチのリンク部材の要部分解
斜視図、図14は同リンク部材の組立て状態を示す要部
側面断面図であり、同図に示すように、リンク部材35
を構成する二つの枠体33,34の組合せ係合部33
C,34Cの一方の組合せ係合部33C(34C)にL
字状の掛かり部33Eを設け、他方の組合せ係合部34
C(33C)の係合用孔34Fに挿通組立て後、L字状
の掛かり部33Eを曲げ加工して二つの枠体33,34
が外れないようにしたものであり、組立工程やキートッ
プ17の着脱を行うときなどにリンク部材35の外れを
完全に防止することができるものである。
実施の形態による押釦スイッチのリンク部材の要部分解
斜視図、図14は同リンク部材の組立て状態を示す要部
側面断面図であり、同図に示すように、リンク部材35
を構成する二つの枠体33,34の組合せ係合部33
C,34Cの一方の組合せ係合部33C(34C)にL
字状の掛かり部33Eを設け、他方の組合せ係合部34
C(33C)の係合用孔34Fに挿通組立て後、L字状
の掛かり部33Eを曲げ加工して二つの枠体33,34
が外れないようにしたものであり、組立工程やキートッ
プ17の着脱を行うときなどにリンク部材35の外れを
完全に防止することができるものである。
【0055】(実施の形態5)図15は本発明の第5の
実施の形態による押釦スイッチの製造方法を示す斜視図
である。
実施の形態による押釦スイッチの製造方法を示す斜視図
である。
【0056】まず、図15(a)に示すように、所定の
ピッチp1、例えばパーソナルコンピュータの入力装置
等のキートップの配列ピッチで連続してベース部材36
が形成されたフープ状弾性金属薄板37の各ベース部材
36の支持部36B,36Cに対して、図15(b)に
示すように、各リンク部材14の二つの枠体16,15
の下端部16A,15Aを回動可能に係合させることに
より載置し、図15(c)に示すように、各ベース部材
36の連続ピッチp1と同ピッチで連続して対向スイッ
チ部38A(図示せず)が形成されたフープ状スイッチ
部材38と各ベース部材36を保持する取付孔(図示せ
ず)が形成された基板39を、フープ状弾性金属薄板3
7の下面に各ベース部材36と各対向スイッチ部38A
および基板39の位置を合わせて結合した後、図15
(d)に示すように、各リンク部材14の二つの枠体1
5,16の上端部に形成された突起部15B1,15B
2,16B1,16B2にキートップ17を係合載置
し、組み立てられる。
ピッチp1、例えばパーソナルコンピュータの入力装置
等のキートップの配列ピッチで連続してベース部材36
が形成されたフープ状弾性金属薄板37の各ベース部材
36の支持部36B,36Cに対して、図15(b)に
示すように、各リンク部材14の二つの枠体16,15
の下端部16A,15Aを回動可能に係合させることに
より載置し、図15(c)に示すように、各ベース部材
36の連続ピッチp1と同ピッチで連続して対向スイッ
チ部38A(図示せず)が形成されたフープ状スイッチ
部材38と各ベース部材36を保持する取付孔(図示せ
ず)が形成された基板39を、フープ状弾性金属薄板3
7の下面に各ベース部材36と各対向スイッチ部38A
および基板39の位置を合わせて結合した後、図15
(d)に示すように、各リンク部材14の二つの枠体1
5,16の上端部に形成された突起部15B1,15B
2,16B1,16B2にキートップ17を係合載置
し、組み立てられる。
【0057】これにより、フープ状に連結された複数の
押釦スイッチを一括して組み立てることができると共
に、自動組立が容易にできるものである。
押釦スイッチを一括して組み立てることができると共
に、自動組立が容易にできるものである。
【0058】なお、本実施の形態による押釦スイッチの
製造方法は、上記内容に限定されるものではなく、例え
ばベース部材の加工時の配列ピッチを効率的にするため
に、図16に示すような押釦スイッチの製造方法も可能
であり、同様な効果が得られる。
製造方法は、上記内容に限定されるものではなく、例え
ばベース部材の加工時の配列ピッチを効率的にするため
に、図16に示すような押釦スイッチの製造方法も可能
であり、同様な効果が得られる。
【0059】まず、図16(a)に示すように、所定の
ピッチp2、例えばベース部材40を構成するために必
要な最小ピッチで連続してベース部材40が形成された
フープ状弾性金属薄板41の各ベース部材40の支持部
40B,40Cに対して、図16(b)に示すように、
各リンク部材14の二つの枠体16,15の下端部16
A,15Aを回動可能に係合載置した後、図16(c)
に示すように、各ベース部材40を個別に分断し、図1
6(d)に示すように、ベース部材40の連結ピッチp
2よりも大きい所定のピッチp3、例えばパーソナルコ
ンピュータの入力装置等のキートップの配列ピッチで連
続して対向スイッチ部42Aが形成されたフープ状スイ
ッチ部材42と各ベース部材40を保持する取付孔(図
示せず)が形成された基板43を、各対向スイッチ部4
2A上に、上記の個別に分断したリンク部材14が係合
載置された各ベース部材40および基板43の位置を合
わせて結合した後、図16(e)に示すように、各リン
ク部材14の二つの枠体15,16の上端部に形成され
た突起部15B1,15B2,16B1,16B2にキ
ートップ17を係合載置して組み立てられる。
ピッチp2、例えばベース部材40を構成するために必
要な最小ピッチで連続してベース部材40が形成された
フープ状弾性金属薄板41の各ベース部材40の支持部
40B,40Cに対して、図16(b)に示すように、
各リンク部材14の二つの枠体16,15の下端部16
A,15Aを回動可能に係合載置した後、図16(c)
に示すように、各ベース部材40を個別に分断し、図1
6(d)に示すように、ベース部材40の連結ピッチp
2よりも大きい所定のピッチp3、例えばパーソナルコ
ンピュータの入力装置等のキートップの配列ピッチで連
続して対向スイッチ部42Aが形成されたフープ状スイ
ッチ部材42と各ベース部材40を保持する取付孔(図
示せず)が形成された基板43を、各対向スイッチ部4
2A上に、上記の個別に分断したリンク部材14が係合
載置された各ベース部材40および基板43の位置を合
わせて結合した後、図16(e)に示すように、各リン
ク部材14の二つの枠体15,16の上端部に形成され
た突起部15B1,15B2,16B1,16B2にキ
ートップ17を係合載置して組み立てられる。
【0060】これにより、フープ状に連結された複数の
押釦スイッチを一括して組み立てることができると共
に、スイッチ部材と基板の配列ピッチを変更するだけ
で、あらゆる配列ピッチの押釦スイッチに対応すること
ができるものである。
押釦スイッチを一括して組み立てることができると共
に、スイッチ部材と基板の配列ピッチを変更するだけ
で、あらゆる配列ピッチの押釦スイッチに対応すること
ができるものである。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一組の枠
体を側面視X字状で回動可能に組み合わせたリンク部材
およびこれを支持するベース部材を弾性金属薄板による
弾性材料で形成してキートップと対向スイッチ接点の間
に配設し、その弾性力により復元性を有する押釦スイッ
チを構成することにより、樹脂製の構成部品が少なく、
安価で薄形の押釦スイッチを提供することができる。
体を側面視X字状で回動可能に組み合わせたリンク部材
およびこれを支持するベース部材を弾性金属薄板による
弾性材料で形成してキートップと対向スイッチ接点の間
に配設し、その弾性力により復元性を有する押釦スイッ
チを構成することにより、樹脂製の構成部品が少なく、
安価で薄形の押釦スイッチを提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による押釦スイッチ
の断面図
の断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同ベース部材にリンク部材を組込んだ状態を示
す斜視図
す斜視図
【図4】同平面図
【図5】同キートップを押し下げた状態を示す断面図
【図6】同リンク部材またはベース部材に用いられる片
持ちばね形状の他の例を示す要部分解斜視図
持ちばね形状の他の例を示す要部分解斜視図
【図7】キートップ取付け構造の他の例を示す一部断面
分解斜視図
分解斜視図
【図8】対向スイッチ接点を押圧する他の例を示す一部
断面分解斜視図
断面分解斜視図
【図9】本発明の第2の実施の形態による押釦スイッチ
のリンク部材の要部分解斜視図
のリンク部材の要部分解斜視図
【図10】リンク部材の片持ちばね形状の他の例を示す
要部分解斜視図
要部分解斜視図
【図11】本発明の第3の実施の形態による押釦スイッ
チのベース部材の要部斜視図
チのベース部材の要部斜視図
【図12】同リンク部材とベース部材の組立状態を示す
要部側面図
要部側面図
【図13】本発明の第4の実施の形態による押釦スイッ
チのリンク部材の要部分解斜視図
チのリンク部材の要部分解斜視図
【図14】(a)同リンク部材を組み合わせた状態を示
す要部側面断面図 (b)同リンク部材の掛かり部を曲げた状態を示す要部
側面断面図
す要部側面断面図 (b)同リンク部材の掛かり部を曲げた状態を示す要部
側面断面図
【図15】(a)本発明の第5の実施の形態による押釦
スイッチの製造方法により、ベース部材が形成されたフ
ープ状弾性金属薄板を示す斜視図 (b)同ベース部材にリンク部材が係合された状態を示
す斜視図 (c)同ベース部材とフープ状スイッチ部材と基板が係
合された状態を示す斜視図 (d)同リンク部材にキートップが係合載置された状態
を示す斜視図
スイッチの製造方法により、ベース部材が形成されたフ
ープ状弾性金属薄板を示す斜視図 (b)同ベース部材にリンク部材が係合された状態を示
す斜視図 (c)同ベース部材とフープ状スイッチ部材と基板が係
合された状態を示す斜視図 (d)同リンク部材にキートップが係合載置された状態
を示す斜視図
【図16】(a)同押釦スイッチの製造方法の他の例に
より、ベース部材が形成されたフープ状弾性金属薄板を
示す斜視図 (b)同ベース部材にリンク部材が係合された状態を示
す斜視図 (c)同ベース部材が個別に分断された状態を示す斜視
図 (d)同分断されたベース部材とフープ状スイッチ部材
と基板が結合された状態を示す斜視図 (e)同リンク部材にキートップが係合載置された状態
を示す斜視図
より、ベース部材が形成されたフープ状弾性金属薄板を
示す斜視図 (b)同ベース部材にリンク部材が係合された状態を示
す斜視図 (c)同ベース部材が個別に分断された状態を示す斜視
図 (d)同分断されたベース部材とフープ状スイッチ部材
と基板が結合された状態を示す斜視図 (e)同リンク部材にキートップが係合載置された状態
を示す斜視図
【図17】従来の押釦スイッチの平面図
【図18】同断面図
【図19】同リンク部材の組立状態を示す斜視図
【図20】同操作状態を示す断面図
11 基板
11A 取付孔
12 スイッチ部材
12A 挿通孔
13,32,36,40 ベース部材
13A 開口部
13B,13C,32B,36B,36C,40B,4
0C 支持部 13D 突片 14,18,25,28,31,35 リンク部材 15,16,19,20,23,24,26,27,2
9,30,33,34枠体 15A,16A 下端部 15B1,15B2,16B1,16B2,19B1,
19B2,20B1,20B2 突起部 15C,16C,26C,27C,29C,30C,3
3C,34C 組合せ係合部 16D 接点押圧部 17,21,22 キートップ 17A,21A 係合部 22B 接点押圧部 24E 開口部 32E,33E 掛かり部 34F 係合用孔 37,41 フープ状弾性金属薄板 38,42 フープ状スイッチ部材 38A,42A 対向スイッチ部 39,43 基板
0C 支持部 13D 突片 14,18,25,28,31,35 リンク部材 15,16,19,20,23,24,26,27,2
9,30,33,34枠体 15A,16A 下端部 15B1,15B2,16B1,16B2,19B1,
19B2,20B1,20B2 突起部 15C,16C,26C,27C,29C,30C,3
3C,34C 組合せ係合部 16D 接点押圧部 17,21,22 キートップ 17A,21A 係合部 22B 接点押圧部 24E 開口部 32E,33E 掛かり部 34F 係合用孔 37,41 フープ状弾性金属薄板 38,42 フープ状スイッチ部材 38A,42A 対向スイッチ部 39,43 基板
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(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01H 13/00 - 13/76
H01H 11/00
G06F 3/02
Claims (14)
- 【請求項1】 下面に係合部を備えたキートップと、上
端に上記キートップの係合部との係合手段をそれぞれ備
えた一対の枠体が側面視X字状で回動可能に組み合わさ
れたリンク部材と、このリンク部材の各枠体の下端部を
回動可能に支持するベース部材と、このベース部材の下
面に配され下方に押されることにより動作する対向スイ
ッチ部材からなり、上記リンク部材および上記ベース部
材が弾性金属薄板による弾性材料で形成され、上記キー
トップを押し下げる際に、上記リンク部材を支持する上
記ベース部材の二箇所の支持部の少なくとも一方、また
は上記ベース部材に支持される上記リンク部材の二つの
枠体の少なくとも一方の下端部を水平方向に弾性変形さ
せ、上記リンク部材の側面視X字状で回動可能に組み合
わされた二つの枠体の組合せ係合部が、上記リンク部材
の各枠体の下端部を回動可能に支持するベース部材の二
つの支持部間を含む平面とほぼ同じ高さまで降下させる
と共に、上記リンク部材または上記キートップの一部に
形成された接点押圧部が上記スイッチ部材のスイッチ接
点間を押して短絡させ、押し力を除くと上記リンク部材
の下端部または上記ベース部材の支持部の少なくとも一
方の弾性復帰力により上記キートップが元の状態に復帰
するようにした押釦スイッチ。 - 【請求項2】 リンク部材を支持するベース部材の二箇
所の支持部の少なくとも一方を片持ちばね形状とした請
求項1記載の押釦スイッチ。 - 【請求項3】 ベース部材に支持されるリンク部材の二
つの枠体の少なくとも一方の下端部を片持ちばね形状と
した請求項1記載の押釦スイッチ。 - 【請求項4】 リンク部材の二つの枠体の下端部とベー
ス部材の二つの支持部の二箇所の係合部の少なくとも一
方の係合部をリンク部材側、ベース部材側共に片持ちば
ね形状とし、それぞれの片持ちばねの先端部と相手側の
根元部を係合させるようにした請求項2または3記載の
押釦スイッチ。 - 【請求項5】 リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部が弾性を有するものである請求項1記載の押釦
スイッチ。 - 【請求項6】 リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部の少なくとも一方を片持ちばね形状とした請求
項5記載の押釦スイッチ。 - 【請求項7】 リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部を共に片持ちばね形状とし、それぞれの片持ち
ばねの先端部と相手側の根元部を係合させるようにした
請求項6記載の押釦スイッチ。 - 【請求項8】 リンク部材を支持するベース部材の二箇
所の支持部の受け部にリンク部材の脱落を防止するリン
ク部材の下端部を覆うL字状の掛かり部を設けた請求項
1記載の押釦スイッチ。 - 【請求項9】 リンク部材を構成する二つの枠体の組合
せ係合部の一方の枠体にL字状の掛かり部を設け、他方
の枠体の係合用孔に挿通組立て後、L字状の掛かり部を
曲げ加工して二つの枠体が外れないようにした請求項1
記載の押釦スイッチ。 - 【請求項10】 リンク部材を構成する二つの枠体のそ
れぞれの上端部の対向面内側または外側に突起部を形成
し、この対向面内側または外側の突起部が回動および摺
動可能に弾力性を持ってはさみ込む外向きまたは内向き
の凹部をキートップ下面に設けた請求項1記載の押釦ス
イッチ。 - 【請求項11】 リンク部材を構成する二つの枠体の少
なくとも一方に形成した接点押圧部を、弾性を有する片
持ちばね形状とした請求項1記載の押釦スイッチ。 - 【請求項12】 ベース部材の下面に設けた突片を対向
スイッチ部材を挟んで剛体基板に備えた取付孔に挿通さ
せて取付けた請求項1記載の押釦スイッチ。 - 【請求項13】 所定のピッチで連続してベース部材が
形成されたフープ状弾性金属薄板の各ベース部材の支持
部に対して、各リンク部材をその下端部を回動可能に係
合することにより載置し、ベース部材の連結ピッチと同
ピッチで連続して対向スイッチ部が形成されたフープ状
スイッチ部材を、フープ状弾性金属薄板の下面に各ベー
ス部材と各対向スイッチ部の位置を合わせて結合した
後、各リンク部材の上端にキートップを係合載置した請
求項1記載の押釦スイッチの製造方法。 - 【請求項14】 所定のピッチで連続してベース部材が
形成されたフープ状弾性金属薄板の各ベース部材の支持
部に対して、各リンク部材の下端部を回動可能に係合載
置した後、各ベース部材を個別に分断し、ベース部材の
連結ピッチよりも大きい所定のピッチで連続して対向ス
イッチ部が形成されたフープ状スイッチ部材の各対向ス
イッチ部上に、上記の個別に分断した各ベース部材を結
合した後、各リンク部材の上端にキートップを係合載置
した請求項1記載の押釦スイッチの製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13949897A JP3456111B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 押釦スイッチおよびその製造方法 |
US09/073,832 US5901837A (en) | 1997-05-29 | 1998-05-06 | Push button switch and manufacturing method of the same |
DE69817269T DE69817269T2 (de) | 1997-05-29 | 1998-05-08 | Tastschalter und Verfahren zur Herstellung der Taste |
EP98108453A EP0887818B1 (en) | 1997-05-29 | 1998-05-08 | Push Button switch and manufacturing method of the same |
TW087107460A TW403925B (en) | 1997-05-29 | 1998-05-14 | Push button switch and manufacturing method of the same |
CN98109628A CN1107328C (zh) | 1997-05-29 | 1998-05-28 | 按钮开关及其制造方法 |
KR1019980019620A KR100329095B1 (ko) | 1997-05-29 | 1998-05-29 | 푸시버튼스위치및그의제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13949897A JP3456111B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 押釦スイッチおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10334760A JPH10334760A (ja) | 1998-12-18 |
JP3456111B2 true JP3456111B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=15246683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13949897A Expired - Fee Related JP3456111B2 (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 押釦スイッチおよびその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5901837A (ja) |
EP (1) | EP0887818B1 (ja) |
JP (1) | JP3456111B2 (ja) |
KR (1) | KR100329095B1 (ja) |
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DE (1) | DE69817269T2 (ja) |
TW (1) | TW403925B (ja) |
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