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JP3454523B2 - 自動変速機のクラッチ制御装置 - Google Patents

自動変速機のクラッチ制御装置

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Publication number
JP3454523B2
JP3454523B2 JP08476692A JP8476692A JP3454523B2 JP 3454523 B2 JP3454523 B2 JP 3454523B2 JP 08476692 A JP08476692 A JP 08476692A JP 8476692 A JP8476692 A JP 8476692A JP 3454523 B2 JP3454523 B2 JP 3454523B2
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JP
Japan
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clutch
oil passage
shift
valve
accumulator
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JP08476692A
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郁夫 広瀬
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JATCO Ltd
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JATCO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機のクラッチ
制御装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の自動変速機のクラッチ制御装置と
して、EPC出願第0339663A1号に示されるも
のがある。これに示される自動変速機では、4−3変速
の際に第4速では解放状態にあるクラッチを締結させ同
時に、第4速では締結状態にあるブレーキを解放させる
必要がある。クラッチの締結及びブレーキの解放は所定
のタイミングで実行させる必要がある。もしクラッチの
締結よりもブレーキの解放が相対的に早く実施される
と、ニュートラル状態となってエンジンのいわゆる空吹
きが発生し、逆にクラッチの締結がブレーキの解放より
も相対的に早く行われると、ブレーキ及びクラッチが共
に締結状態となり(インターロック状態となり)大きい
変速ショックを発生する。このため上記特許出願では、
4−3変速時にクラッチの油圧を調節することにより、
入力回転加速度が目標値と一致するようにフィードバッ
ク制御を行っている。この場合に電子制御装置がクラッ
チを締結させる信号を出力してから実際にクラッチの締
結動作が開始されるまでに時間遅れが発生する。この時
間遅れは、クラッチの油室に油圧の供給が開始されてか
らピストンがクラッチプレート方向に移動し、これに接
触して実際に押圧力を作用させるまでの時間である。こ
の時間遅れに対処するために、上記時間遅れをあらかじ
め想定し、この時間分だけ早くクラッチ締結信号を出力
するように構成してある。自動変速機のユニットごとに
時間遅れのばらつきがあり、また同一のユニットであっ
ても運転条件に応じて時間遅れが変動するため、あらか
じめ設定した時間遅れを学習制御によって補正してい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術では、クラッチの締結時間遅れに対処するために特別
な制御が必要となる。すなわち、あらかじめ設定した時
間分だけクラッチ締結指令信号を早く出力するように構
成し、また時間遅れの値の補正を学習制御によって行わ
せる必要がある。このために電子制御装置に余分なプロ
グラムが必要となり、また多くのデータを格納する必要
が発生する。本発明はこのような課題を解決することを
目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明はクラツチの油室
にあらかじめ低い油圧を作用させ、次いでエンジン回転
速度が変速段の回転速度に対応する値直前になったこと
をもって、実際に締結させるべきタイミングであるとし
て、クラッチの油室の油圧を上昇させてクラッチを締結
させることにより上記課題を解決する。すなわち、本発
明による自動変速機のクラッチ制御装置(請求項に対
応)は、シフトバルブ(52)と、シフトバルブの切換
を制御するシフトソレノイドバルブ(54)と、タイミ
ングバルブ(58)と、タイミングバルブの切換を制御
するタイミングソレノイドバルブ(60)と、アキュム
レータ(91)と、電子制御装置(74)と、電子制御
装置からの信号に応じてアキュムレータ制御圧油路(9
3)にアキュムレータ制御圧を出力可能なアキュムレー
タ制御ソレノイドバルブ(92)とを有し、アキュムレ
ータはピストン(95)によってこれの両面側にそれぞ
れ区画される調整圧室(97)と背圧室(98)とを有
しており、アキュムレータの調整圧室とクラッチの油室
(68)とが第1油路(71)によって接続されてお
り、第1油路とオリフィス(90)を介して第2油路
(70)が接続されており、シフトバルブは、シフトソ
レノイドバルブからの油圧に応じて締結側位置と解放側
位置との間を切換わり可能であるとともに、締結側位置
にあるときにはライン圧油路(73)を第2油路に接続
し、解放側位置では第2油路をドレンさせるように構成
されており、タイミングバルブは、連通位置とドレン位
置との間をタイミングソレノイドバルブからの油圧に応
じて切換わり可能であるとともに、連通位置においては
アキュムレータ制御圧油路をアキュムレータの背圧室に
連通している背圧油路(94)と連通させ、ドレン位置
では背圧油路をドレンするように構成されており、シフ
トソレノイドバルブはあらかじめ設定された運転状態と
なった場合に電子制御装置からの信号によってシフトバ
ルブを締結側又は解放側に位置させる信号を出力し、タ
イミングソレノイドバルブは電子制御装置がシフトソレ
ノイドバルブへ締結側から解放側へ切換える信号を出力
してから所定時間後に電子制御装置から出力される信号
によってタイミングバルブをドレン位置から連通位置に
切換える油圧を出力し、アキュムレータがこれのピスト
ンが移動中に調整する調整圧室のほぼ一定の低油圧は、
この低油圧がクラッチの油室に作用したときピストンを
クラッチ解放位置側の初期停止位置からクラッチプレー
ト(67)に押圧力の作用を開始する動作開始位置まで
移動させるがピストンをクラッチ解除位置方向に押すリ
ターンスプリング(66)の力と釣り合って、クラッチ
を締結開始させないような大きさに設定されており、電
子制御装置は、エンジン回転速度が変速段の回転速度に
対応する値直前になったとき、シフトソレノイドバルブ
にシフトバルブを締結側に位置させるよう信号を出力す
ることを特徴としている。なお、かっこ内の符号は後述
の第1実施例の対応する部材を示すものである。 【0005】 【作用】請求項1に対応する発明の場合、シフトバルブ
が解放側位置にあるときには、第1油路がドレンされ、
クラッチの油室には油圧が作用してないので、クラッチ
のピストンはリターンスプリングによって押されて初期
停止位置にあり、クラッチプレートを解放状態としてい
る。この状態から電子制御装置によって変速信号が出力
されると、これによってシフトソレノイドバルブが作動
しシフトバルブが締結側に切換わる。これによって第2
油路にライン圧が作用し、第1油路にも油圧が発生する
が、この油圧はアキュムレータによって調整される低い
油圧となる。この低い油圧は、クラッチのピストンを、
これがクラッチプレートに押圧力を作用する直前の位置
まで移動させる値に設定されている。この状態で所定時
間が経過しエンジンの回転速度が変速後の変速段に適切
な回転速度の直前になると、電子制御装置がタイミング
ソレノイドバルブを切換え、タイミングバルブを連通側
に切換える。これによってアキュムレータ制御圧油路が
アキュムレータの背圧室と接続され、第1油路の油圧が
上昇する。クラッチの油室は油で満たされているため、
タイミングバルブの切換わりと同時に、ピストンがクラ
ツチプレートに押圧力を作用しクラッチが締結状態とな
る。クラッチの油室は油で満たされているため、締結が
開始されるまでの時間遅れがなく設定どおりのタイミン
グでクラッチを締結させることができる。なお、本明細
書の以上の記載において、クラッチという用語は、2つ
の回転部材同士を連結する通常のものに加えて、一方の
部材が固定されているもの、いわゆるブレーキ、も基本
的な機能は同様であるので、これを含むものとする。 【0006】 【実施例】図2に、オーバドライブ付き前進4速後退1
速の自動変速機の動力伝達機構を骨組図として示す。こ
の動力伝達機構は、トルクコンバータ10を介してエン
ジン出力軸12からの回転力が伝えられる入力軸13、
ファイナルドライブ装置へ駆動力を伝える出力軸14、
第1遊星歯車組15、第2遊星歯車組16、リバースク
ラッチ18、ハイクラッチ20、ロークラッチ24、ロ
ーアンドリバースブレーキ26、バンドブレーキ28、
及びローワンウェイクラッチ29を有している。なお、
トルクコンバータ10はロックアップクラッチ11を内
蔵している。第1遊星歯車組15は、サンギアS1と、
インターナルギアR1と、両ギアS1及びR1と同時に
かみ合うピニオンギアP1を支持するキャリアPC1と
から構成されており、また遊星歯車組16は、サンギア
S2と、インターナルギアR2と、両ギアS2及びR2
と同時にかみ合うピニオンギアP2を支持するキャリア
PC2とから構成されている。キャリアPC1はハイク
ラッチ20を介して入力軸13と連結可能であり、また
サンギアS1は、リバースクラッチ18を介して入力軸
13と連結可能である。キャリアPC1はロークラッチ
24を介してインターナルギアR2とも連結可能であ
る。サンギアS2は入力軸13と常に連結されており、
またインターナルギアR1及びキャリアPC2は出力軸
14と常に連結されている。ローアンドリバースブレー
キ26はキャリアPC1を固定することが可能であり、
またバンドブレーキ28はサンギアS1を固定すること
が可能である。ローワンウェイクラッチ29は、キャリ
アPC1の正転(エンジン出力軸12と同方向の回転)
は許すが逆転(正転と逆方向の回転)は許さない向きに
配置してある。 【0007】上記自動変速機は、クラッチ18、20及
び24、及びブレーキ26及び28を種々の組み合わせ
で作動させることによって遊星歯車組15及び16の各
要素(S1、S2、R1、R2、PC1、及びPC2)
の回転状態を変えることができ、これによって入力軸1
3の回転速度に対する出力軸14の回転速度を種々変え
ることができる。クラッチ18、20及び24、及びブ
レーキ26及び28を図3のような組み合わせで作動さ
せることにより、前進4速後退1速を得ることができ
る。なお、図3中〇印は作動しているクラッチ及びブレ
ーキを示し、α1及びα2はそれぞれインターナルギア
R1及びR2の歯数に対するサンギアS1及びS2の歯
数の比であり、またギア比は出力軸14の回転数に対す
る入力軸13の回転数の比である。 【0008】図1にロークラッチ50の作動を制御する
油圧回路を示す。この油圧回路は、3−4シフトバルブ
52、シフトソレノイバルブド54、タイミングバルブ
58、タイミングソレノイドバルブ60、一方向オリフ
ィス90、アキュムレータ91、アキュムレータ制御ソ
レノイドバルブ92などを有している。ロークラッチ5
0は、ドラム64、ピストン56、リターンスプリング
66及びクラッチプレート67を有している。ピストン
65は油室68に油圧が作用したときリターンスプリン
グ66の力に抗して図1中で左方向に移動し、クラッチ
プレート67に押圧力を作用させ、これを締結状態とす
ることができる。ピストン65のストロークには遊びが
設けられており、ピストン65は遊びの分だけストロー
クした後、実際にクラッチプレート67に押圧力を作用
可能である。3−4シフトバルブ52は、シフトソレノ
イドバルブ54から油路69を介して作用する油圧に応
じて、4速位置(解放位置)と3速位置(締結位置)と
の間を切換わり可能である。3−4シフトバルブ52
は、第4速位置においては、第2油路70をドレンポー
トに連通させる。また、3−4シフトバルブ52は、第
3速位置では第2油路70をライン圧が供給される油路
73と連通させる。シフトソレノイドバルブ54は、電
子制御装置74からの電気信号に応じて油路69に油圧
を出力する状態と、油路69の油圧をドレンする状態と
を切換わり可能である。タイミングバルブ58は、油路
76の油圧に応じて、連通位置とドレン位置との間を切
換わり可能である。タイミングバルブ58は、連通位置
においては背圧油路94とアキュムレータ制御圧油路9
3とを連通させ、一方ドレン位置では背圧油路94をド
レンさせる。タイミングソレノイドバルブ60は、電子
制御装置74からの電気信号によって、油路76に油圧
を出力する状態と、油路76の油圧をドレンする状態と
を切換わり可能である。アキュムレータ91は、シリン
ダ94と、ピストン95と、スプリング96とを有して
いる。シリンダ94はピストン95によって調整圧室9
7と背圧室98とに区画されている。調整圧室97に第
1油路71が接続され、また背圧室98に背圧油路94
が接続されている。また、第1油路71はロークラッチ
50の油室68とも接続されている。更に、第1油路7
1は、第2油路と一方向オリフィス90を介して接続さ
れている。一方向オリフィス90は第2油路70から第
1油路71に油が流れるとき絞り効果を発生する向きに
配置してある。アキュムレータ制御ソレノイドバルブ9
2は、電子制御装置74からの信号に応じてアキュムレ
ータ制御圧油路93の油圧を後述のように制御可能であ
る。 【0009】次にこの実施例の動作について説明する。
まず第4速から第3速への変速について説明する。第4
速状態では、タイミングソレノイドバルブ60が油路7
6に油圧を出力しタイミングバルブ58はドレン位置に
ある。シフトソレノイドバルブ54は油路69に油圧を
出力し、3−4シフトバルブ52は第4速位置にある。
したがって、第2油路70はドレンされている。したが
って、第1油路71もドレンされ、クラッチ50の油室
68には油圧が作用せず、ピストン65が締結側に移動
することはなく、ロークラッチ50は解放状態にある。
この第4速状態から、電子制御装置74がスロットル開
度信号、車速信号などに基づいて第4速から第3速への
変速をすべき運転条件にあると判断すると、シフトソレ
ノイドバルブ54に電気信号が出力され、シフトソレノ
イドバルブ54は油路69の油圧をドレンする状態に切
換わる。これにより3−4シフトバルブ52は第3速位
置に切換わる。このため油路73と第2油路70とが連
通する。油路73と第2油路70とが連通することによ
り、油路73のライン圧が第2油路70に供給される。
第2油路70に供給された油圧は一方向オリフィス90
を介して第1油路71に供給される。第1油路71の油
圧はアキュムレータ91の調整圧室97に作用し、ピス
トン95を移動させる。スプリング96の力は非常に小
さく設定してあるため、ピストン95が移動中は第1油
路71の油圧は非常に低い値に保持される。この油圧の
値は、クラッチ50のピストン65をクラッチプレート
67に押圧力を作用する直前の位置まで移動させたとき
のリターンスプリング66の力とつりあうように設定し
てある。したがって、アキュームレータ91のピストン
95が移動中はクラッチプレート67には押圧力は作用
しない。この状態でエンジン回転速度が上昇し、第3速
の回転速度に対応する回転速度直前になると、電子制御
装置74がタイミングソレノイドバルブ60に電気信号
を出力し、油路76の油圧をドレンする。このためタイ
ミングバルブ58が連通側に切換わり、アキュムレータ
制御圧油路93が背圧油路94と連通する。このためア
キュムレータ制御圧が背圧室98に作用する。アキュム
レータ制御圧は高い値に設定されている(なお、この油
圧は、アキュームレータ制御ソレノイドバルブ92によ
って時間の関数として制御可能である)ので、これに応
じて調整圧室97の油圧も上昇し、この油圧が第1油路
71を介してクラッチ50の油室68に作用する。これ
によりピストン65はクラツチプレート67に押圧力を
作用し、ロークラッチ50が締結状態となる。ロークラ
ッチ50のピストン65はクラッチプレート67に押圧
力を作用する直前の位置まで移動しているので、電子制
御装置74からタイミングソレノイドバルブ60へ電気
信号が出力されてからロークラッチ50が締結となるま
での時間は非常に短い。したがって、特別な制御を行わ
なくても、温度変化や経時変化によるロークラッチ50
の締結タイミングのばらつきは小さくなり、変速ショッ
クの変動を小さくすることができる。またロークラッチ
50の締結タイミングが変動しないので、バンドブレー
キ28の引きずり時間(クラッチを半クラツチ状態で滑
らせる状態)を長く設定する必要がなく、バンドブレー
キ28の耐久性を向上することができる。 【0010】次に第3速から第4速への変速について説
明する。上述の第3速状態から第4速状態へ変速すべき
運転条件になると、電子制御装置74がシフトソレノイ
ドバルブ54に電気信号を出力し、シフトソレノイドバ
ルブ54は油路69に油圧を出力する。これにより3−
4シフトバルブ52は第4速位置に切換わり、第2油路
70がドレンポートに連通する。このためロークラッチ
50の油室68の油圧は、第1油路71、一方向オリフ
ィス90、第2油路70及び3−4シフトバルブ52を
介してドレンされることになる。なお、この間の第1油
路71の油圧の低下状態はアキュムレータ96及びアキ
ュムレータ制御ソレノイドバルブ92によって制御可能
である。これによりロークラッチ50が解放され、これ
と同時に図1には図示してないバンドブレーキ28が締
結され第4速状態が実現される。ロークラッチ50が解
放される途中又は後で、タイミングソレノイドバルブ6
0が電子制御装置74からの電気信号によって切換わ
り、油路76に油圧を出力する。これによりタイミング
バルブ58はドレン位置に切換わる。 【0011】 【0012】 【発明の効果】以上説明してきたように本発明による
と、あらかじめクラッチのピストンに低い油圧を作用さ
せて、締結開始位置までクラッチプレートを移動させて
おくが、リターンスプリングの締結解除方向の力と釣り
合って締結動作は開始しないようにしておき、エンジン
回転速度が、変速段の回転速度に対応する値直前になっ
たときに、実際にクラッチを締結させるべきタイミング
であるとして、クラッチの締結を指令するので、所望の
タイミングで直ちにクラッチの締結を開始させることが
でき、変速タイミングを正確に制御することができる。
このために特別な電子制御装置の構成を必要としない
いう効果が得られる
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例を示す図である。 【図2】自動変速機の骨組図を示す図である。 【図3】自動変速機の各変速段で作用する要素の組み合
わせを示す図である。 【符号の説明】 50 ロークラッチ 52 3−4シフトバルブ(シフトバルブ) 54 シフトソレノイドバルブ 58 タイミングバルブ 60 タイミングソレノイドバルブ 67 クラッチプレート 68 油室 70 第2油路 71 第1油路 73 ライン圧油路 74 電子制御装置 90 オリフィス 91 アキュムレータ 92 アキュムレータ制御ソレノイドバルブ 93 アキュムレータ制御圧油路 95 ピストン 97 調整圧室 98 背圧室
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−261960(JP,A) 特開 昭61−109941(JP,A) 特開 平3−41258(JP,A) 特開 平3−48063(JP,A) 特開 昭63−289359(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 油室に作用する油圧によってピストンが
    リターンスプリングの力に抗して移動することによりク
    ラッチプレートに押圧力を作用させて締結状態となるク
    ラッチを有する自動変速機のクラッチ制御装置におい
    て、 シフトバルブと、シフトバルブの切換を制御するシフト
    ソレノイドバルブと、タイミングバルブと、タイミング
    バルブの切換を制御するタイミングソレノイドバルブ
    と、アキュムレータと、電子制御装置と、電子制御装置
    からの信号に応じてアキュムレータ制御圧油路にアキュ
    ムレータ制御圧を出力可能なアキュムレータ制御ソレノ
    イドバルブとを有し、アキュムレータはピストンによっ
    てこれの両面側にそれぞれ区画される調整圧室と背圧室
    とを有しており、アキュムレータの調整圧室とクラッチ
    の油室とが第1油路によって接続されており、第1油路
    とオリフィスを介して第2油路が接続されており、シフ
    トバルブは、シフトソレノイドバルブからの油圧に応じ
    て締結側位置と解放側位置との間を切換わり可能である
    とともに、締結側位置にあるときにはライン圧油路を第
    2油路に接続し、解放側位置では第2油路をドレーンさ
    せるように構成されており、タイミングバルブは、連通
    位置とドレン位置との間をタイミングソレノイドバルブ
    からの油圧に応じて切換わり可能であるとともに、連通
    位置においてはアキュムレータ制御圧油路をアキュムレ
    ータの背圧室に連通している背圧油路と連通させ、ドレ
    ン位置では背圧油路をドレンするように構成されてお
    り、シフトソレノイドバルブはあらかじめ設定された運
    転状態となった場合に電子制御装置からの信号によって
    シフトバルブを締結側又は解放側に位置させる信号を出
    力し、タイミングソレノイドバルブは電子制御装置がシ
    フトソレノイドバルブへ締結側から解放側へ切換える信
    号を出力してから所定時間後に電子制御装置から出力さ
    れる信号によってタイミングバルブをドレン位置から連
    通位置に切換える油圧を出力し、アキュムレータがこれ
    のピストンが移動中に調整する調整圧室のほぼ一定の低
    油圧は、この低油圧がクラッチの油室に作用したときピ
    ストンをクラッチ解放位置側の初期停止位置からクラッ
    チプレートに押圧力の作用を開始する動作開始位置まで
    移動させるがピストンをクラッチ解除位置方向に押すリ
    ターンスプリングの力と釣り合って、クラッチを締結開
    始させないような大きさに設定されており、電子制御装
    置は、エンジン回転速度が変速段の回転速度に対応する
    値直前になったとき、シフトソレノイドバルブにシフト
    バルブを締結側に位置させるよう信号を出力することを
    特徴とする自動変速機のクラッチ制御装置。
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