JP3452354B2 - ピストンリング用マルテンサイト系ステンレス鋼及びピストンリング用異形線 - Google Patents
ピストンリング用マルテンサイト系ステンレス鋼及びピストンリング用異形線Info
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Description
ィング性と耐疲労特性の両方を兼ね備えたピストンリン
グ用マルテンサイト系ステンレス鋼及びこのマルテンサ
イト系ステンレス鋼を用いたピストンリング用異形線に
関する。
素材においては、熱間圧延後の線材の熱間および冷間に
おける引き抜き,伸線,圧延加工性および熱処理後の曲
げ加工性に加え、ピストンリングとしての耐スカッフィ
ング性及び耐摩耗性が重要であり、特開平11−809
07号公報,特開平11−106874号公報には、こ
れらのピストンリングとして必要な特性を向上させるた
め、Cr/Cを調整することにより炭化物の粒径を微細
にし、その分布状態を制御することにより優れた耐スカ
ッフィング性と加工性を達成できる発明が開示されてい
る。
開平9−287058号公報には、マルテンサイト系ス
テンレス鋼に窒素を添加することにより、粗大炭化物が
低減でき、耐食性や耐摩耗性,靭性,疲労寿命が向上す
る発明が開示されている。
で進められている中で内燃機関の排ガス規制がより厳し
くなり、エンジンの高効率燃焼化が求められている。こ
れに伴い、ピストンリングの耐スカッフィング性,耐疲
労特性に要求される条件もだんだん厳しくなっている。
然るに、マルテンサイト系ステンレス鋼を用い、炭化物
のサイズ,量を制御し、かつ窒化処理を施す従来の方法
では十分な耐スカッフィング性,耐疲労特性が得られ
ず、厳しい使用条件に対応できない状況になってきてい
る。
ング性,耐疲労特性を、従来よりもコストアップするこ
となしに向上させることができるピストンリング用のマ
ルテンサイト系ステンレス鋼及びこのマルテンサイト系
ステンレス鋼を用いたピストンリング用異形線を提供す
ることを目的としたものである。
め、本願の第1発明は、質量%で、C:0.30〜0.
75%、Cr:14〜19%、N:0.05〜0.19
%、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以下、P:
0.05%以下、S:0.05%以下、かつ、20≦C
r(%)/(C(%)+N(%))≦35であり、N
(%)の範囲がαで規定される下記式(1),(2)を
満たし、 α−0.05≦N(%)≦α+0.07・・・・・(1) α=0.883×10^(0.046×Cr(%)−0.13×C(%)− 1.57)・・・・・(2) 残部がFe及び不純物を含むことを特徴とするピストン
リング用マルテンサイト系ステンレス鋼である。
第2発明は、前記の第1発明において、質量%で、M
o:1.5%以下、W:0.8%以下、V:1.0%以
下、のうち1種もしくは2種以上を含有し、残部がFe
及び不純物を含むことを特徴とするピストンリング用マ
ルテンサイト系ステンレス鋼である。
又は第2発明のピストンリング用マルテンサイト系ステ
ンレス鋼を用いたピストンリング用異形線である。ここ
でいう異形線とは、断面形状がトラック形状,正方形,
長方形,C型,I型等の円形以外の形状である線条体を
いう。
に、本発明では、マルテンサイト系ステンレス鋼を用い
たピストンリングの耐スカッフィング性並びに耐疲労特
性を、従来よりもコストアップすることなしに向上させ
るため鋭意研究を重ねた結果、マルテンサイト系ステン
レス鋼に、窒素を 20≦Cr(%)/(C(%)+N(%))≦35 なる範囲で、かつ、 α−0.05≦N(%)≦α+0.07・・・・・(1) α=0.883×10^(0.046×Cr(%)−0.13×C(%)− 1.57)・・・・・(2) なるαで規定される条件範囲内で窒素を炭素と複合添加
することにより、疲労特性および窒化処理後の耐スカッ
フィング性の両特性が同時に向上することを見いだし
た。
ルテンサイト系ステンレス鋼を用いることにより、従来
のマルテンサイト系ステンレス鋼に対し、耐スカッフィ
ング性と耐疲労特性の両方を向上させることができ、厳
しい使用条件にも耐えられるピストンリング用素材をコ
ストアップすることなしに提供することができる。以
下、本発明の上記構成要件について詳細に説明する。
0〜0.75%とする。Cを0.30%以上とするの
は、これ未満では窒素との複合添加において、焼入焼戻
しによる優れた硬化硬さや優れた耐スカッフィング性が
得られない。また、0.75%以下とするのは、これを
越えると炭化物粒径の粗大化および炭化物量の増加をま
ねき、優れた疲労寿命が得られないためである。
を19%以下とするのは、これを越えて添加すると炭化
物量の増加および炭化物粒径の粗大化をまねき、よい疲
労寿命が得られないためである。好ましくは18%以下
の添加が推奨される。また、Crを14%以上とするの
は、これ未満では必要な耐スカッフィング性が得られな
いためである。好ましくは15%以上の添加が推奨され
る。
る。Nを0.05%以上とするのは、これ未満では炭化
物粒径が粗大化し、優れた疲労特性が得られないためで
ある。また、0.19%以下とするのは、これを越える
多量の窒素を添加すると鋼塊中に多量の気孔が導入され
るためである。
記の式(1)及び(2) α−0.05≦N(%)≦α+0.07・・・・・(1) α=0.883×10^(0.046×Cr(%)−0.13×C(%)− 1.57)・・・・・(2) を夫々満たすものとする。N(%)を上記(1),
(2)式で規定するのは、N(%)がα−0.05未満
では炭化物粒径が粗大化し、優れた疲労特性が得られな
いためであり、また、N(%)がα+0.07を越える
と鋼塊中に多量の気孔が導入され、優れた疲労特性が得
られないためである。
(%))≦35とする。Cr(%)/(C(%)+N
(%))を20以上としたのは、これ未満では、炭化物
粒径の粗大化および炭化物量の増加をまねき、優れた疲
労寿命が得られない。またCr(%)/(C(%)+N
(%))を35以下とするのは、これを越えると焼入焼
戻しによる優れた硬化硬さや優れた耐スカッフィング性
が得られないためである。
以下とする。Siは鋼の脱酸剤として有用な元素であ
り、脱酸のため少量添加するが、多量に添加すると冷間
加工性を低下させるため、上限を0.5%とする。ま
た、Mnは鋼の脱酸剤として有用な元素であり、脱酸の
ため少量添加するが、多量に添加すると冷間加工性を低
下させるため上限を0.5%とする。
下とする。Pは粒界に偏析して延性を低下させる元素で
ある。したがって、含有量は低い方が望ましいが、極度
に低下させることは製造コストを上昇させるので、許容
できる範囲として上限を0.05%とする。また、Sは
多いと熱間加工性を低下させるので含有量は低い方が望
ましいが、極度に低下させることは製造コストを上昇さ
せるので、許容できる範囲として上限を0.05%とす
る。
元素であるが、過度に添加すると加工性の低下を引き起
こすため、上限をそれぞれMo:1.5%以下、W:
0.8%以下、V:1.0%以下とする。
テンレス鋼を熱間圧延により線条体とし、これに熱間・
冷間における引き抜き加工、さらに冷間伸線・圧延加工
及び熱処理を施して所望の物性を有するピストンリング
用異形線を得る。
窒素雰囲気にて溶解し、所定の組成に調整した10kg
鋼塊を作製した。次に、熱間加工により上記の鋼塊を直
径20mmの棒状素材にし、860℃で焼鈍を行った。
得られた焼鈍材の化学組成を表1に示す。併せて、Cr
(%)/(C(%)+N(%))の値、α値およびN
(%)−α値等の値を示す。
の焼入焼戻し硬さおよび疲労寿命結果と窒化処理材の特
性として窒化硬さおよび耐スカッフィング性を表すスカ
ッフ発生面圧の値を示す。
/(C+N)の値がほぼ一定になるようにして、窒素と
炭素を変化させたものについては、窒素添加量の多いも
のほど耐スカッフィング性と疲労特性がよい傾向を示し
ていることがわかる。また、大気雰囲気溶解においては
N(%)−α値が0.05を越えたものでは鋼塊中に巣
が発生し、製品として使用できないが、窒素雰囲気溶解
においてはN(%)−α値が0.05以上においても巣
の発生もなく、耐スカッフィング性と耐疲労特性の優れ
た鋼が得られていることがわかる。
圧の関係を示した図である。図1から、本発明鋼は比較
例に対し、耐スカッフィング性と耐疲労特性の両方を同
時に向上させたものであることがわかる。
mの棒状素材より機械加工により作製した試験片素材を
950〜1100℃の範囲内で焼入れ後、硬さが35〜
45HRCになるように500〜700℃の範囲で焼戻
しを行い、570℃×360minで窒化処理を行った
ものを、摩擦摩耗試験機(ピンオンディスク方式)に
て、試験片測定面形状φ5.7mm、試験荷重196N
から各98.1Nステップ(各荷重3min保持)、試
験速度8m/s、潤滑油モーターオイル#30、油温度
80℃、油吹きかけ400cc/min、相手材FC2
50で行った。
より機械加工により作製した試験片素材を、硬さが40
HRC±1となるように熱処理をした5号平滑試験片
(φ6mm)を用い、小野式回転曲げ疲労試験機で、回
転数3400rpm、負荷てこ長さ200mm、繰り返
し応力882.6N/mm2 にて実施した。
0.7を用いて実際に(厚み寸法)×(幅寸法)が2.
5×3.5mmの断面が四角形状のピストンリング用異
形線を製造した。そして、その加工性及び仕上がり物性
を調査した結果、何ら問題が無いことを確認した。
これをピストンリングに適用すればコストアップとなる
PVDを適用することなく、従来の安価な窒化処理によ
って優れた耐スカッフィング性と疲労特性(疲労寿命)
の両方が、従来の窒化適用では得られなかったレベルで
発揮される。よって、その工業的優位性が高い、といっ
た効果がある。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 質量%で、C:0.30〜0.75%、
Cr:14〜19%、N:0.05〜0.19%、S
i:0.5%以下、Mn:0.5%以下、P:0.05
%以下、S:0.05%以下、かつ、 20≦Cr(%)/(C(%)+N(%))≦35であ
り、N(%)の範囲がαで規定される下記式(1),
(2)を満たし、 α−0.05≦N(%)≦α+0.07・・・・・(1) α=0.883×10^(0.046×Cr(%)−0.13×C(%)− 1.57)・・・・・(2) 残部がFe及び不純物を含むことを特徴とするピストン
リング用マルテンサイト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】 質量%で、Mo:1.5%以下、W:
0.8%以下、V:1.0%以下、のうち1種もしくは
2種以上を含有し、残部がFe及び不純物を含むことを
特徴とする請求項1記載のピストンリング用マルテンサ
イト系ステンレス鋼。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のピストンリング用
マルテンサイト系ステンレス鋼を用いたピストンリング
用異形線。
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