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JP3450525B2 - 簡易型内視鏡装置 - Google Patents

簡易型内視鏡装置

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Publication number
JP3450525B2
JP3450525B2 JP17053495A JP17053495A JP3450525B2 JP 3450525 B2 JP3450525 B2 JP 3450525B2 JP 17053495 A JP17053495 A JP 17053495A JP 17053495 A JP17053495 A JP 17053495A JP 3450525 B2 JP3450525 B2 JP 3450525B2
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JP
Japan
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illumination light
supply unit
light supply
operation portion
unit
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JP17053495A
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JPH0919405A (ja
Inventor
浩 佐野
滝介 安達
裕久 植田
邦利 池田
邦清 金子
隆司 小枝
Original Assignee
ペンタックス株式会社
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ライトガイドに
照明光を供給するための照明光供給ユニットが操作部に
取り付けられた簡易型内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】操作部に照明用の発光体を設けたいわゆ
る簡易型の内視鏡装置は、一般に、豆電球と乾電池等を
内蔵した照明光供給ユニットが、内視鏡の操作部に対し
て着脱自在に差し込んで接続されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】照明光供給ユニットは
一般に円筒状に形成されているが、構造上、その照明光
供給ユニットに配置された機構を固定するために他の部
材と螺合する押さえ環が、照明光供給ユニットの外周面
に露出して設けられる場合が多い。
【0004】そのため、照明光供給ユニットを内視鏡の
操作部に対して着脱する際に、誤って押さえ環を回して
他の部材との螺合を緩めてしまい、照明光供給ユニット
の機構が一部離脱したりガタツキが発生することがあっ
た。特に、照明光供給ユニットと操作部側との接続が螺
合によって行われる場合にはその可能性が高かった。
【0005】そこで本発明は、照明光供給ユニットに配
置された機構を固定するために他の部材と螺合して設け
られた押さえ環が、照明光供給ユニットを操作部に着脱
する際に緩む恐れのない簡易型内視鏡装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の簡易型内視鏡装置は、被写体を照明する照
明光を伝達するためのライトガイドの入射端部が操作部
に配置され、上記ライトガイドに照明光を供給するため
の照明光供給ユニットが上記操作部に対して着脱自在に
差し込んで接続されるようにした簡易型内視鏡装置にお
いて、上記照明光供給ユニットの先端近傍の外周面に露
出して設けられて上記照明光供給ユニットに配置された
機構を押さえて固定するために上記照明光供給ユニット
の他の部材と螺合する押さえ環を、上記照明光供給ユニ
ットが上記操作部に接続された状態では上記操作部側に
設けられた部材の内側に位置するように配置したことを
特徴とする。
【0007】なお、上記押さえ環によって押さえて固定
される機構が、上記照明光供給ユニット内に設けられた
光源ランプを収容するための機構であってもよい。ま
た、上記操作部側に設けられた部材が、上記操作部側か
ら筒状に突出していてもよく、その部材が、上記操作部
に上記照明光供給ユニットを接続するための接続部材で
あってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照して実施の形態を説明
する。図2は、内視鏡の操作部2部分の側面図、図3は
背面図であり、操作部2の下端部には、可撓管によって
外装された挿入部1の基端が連結されている。
【0009】操作部2の下側約4分の3の部分は握り部
2aであり、その握り部2aと挿入部1との間に、鉗子
挿入口部4が斜め前方に向けて突出して設けられてい
る。3は、気密に構成された内視鏡の内部の圧力を調整
するための圧力調整弁である。
【0010】操作部2の握り部2aより上方の操作機構
部5には、挿入部1内に挿通された鉗子チャンネル(図
示せず)を通して吸引操作を行うための吸引操作弁6
と、挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図示せ
ず)を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作レバー7と
が前面と後面に配置され、接眼部8が上面に突設されて
いる。
【0011】被写体を照明する照明光を伝達するための
照明用ライトガイドファイババンドル9は、入射端部が
操作機構部5内に配置されていて、挿入部1内と操作部
2の握り部2a内を通って、射出端部は挿入部1の先端
に配置されている。
【0012】そして、ライトガイドファイババンドル9
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
【0013】図3に示されるように、照明光供給ユニッ
ト30には、ライトガイドファイババンドル9に供給す
るための照明光を放射する光源ランプ32と、その光源
ランプ32を点灯させるための電源である電池100等
が内蔵されている。電池100としては、乾電池または
充電可能なニッケルカドミウム電池等どのような電池を
用いてもよい。
【0014】電池100は、照明光供給ユニット30の
端部に着脱自在に取り付けられたキャップ部50を外す
ことにより交換自在であり、電池100に代えて、交流
/直流アダプタ等を接続することもできる。
【0015】図1は、操作部2と照明光供給ユニット3
0との接続部付近を示しており、操作部2の操作機構部
5部分を外装する本体ケース11は、電気絶縁性のプラ
スチック製である。
【0016】湾曲操作レバー7を支持する軸受筒12と
吸引操作弁6は、本体ケース11に穿設された別々の孔
に嵌挿されて、各部分で水密にシールされている。軸受
筒12と吸引操作弁6の基部は、各々操作部2内の金属
製フレーム13に固定されている。
【0017】本体ケース11に大きく形成された側面開
口には、電気絶縁性のプラスチックからなる蓋体15が
嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用のOリング16が
装着されていて、隙間から操作部2の内部に水が侵入し
ないようになっている。
【0018】また、蓋体15と本体ケース11との嵌合
部には、両者の相対的回転を規制するための回転止め2
1が形成されている。なお、Oリング16は装着される
ことによって潰されるが、図には潰される前の自然状態
の断面が示されている。
【0019】蓋体15の中央部分に穿設された貫通孔の
中心軸位置には、基部が操作部2内の金属フレーム13
に固定された支持筒17が配置されている。そして、支
持筒17にネジ止め連結されたライトガイド取付筒18
が、外方に向けて支持筒17の突端から突出している。
【0020】ライトガイド取付筒18の中心軸位置に
は、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネジ
止め固定されており、ライトガイド取付筒18の突端部
分には、ライトガイドファイババンドル9の入射端面に
対向して凸メニスカスレンズ20が水密に接合されてい
る。
【0021】蓋体15に形成された貫通孔には、操作部
2に着脱される照明光供給ユニット30を受ける(接続
する)ために例えばステンレス鋼によって筒状に形成さ
れたユニット受け口金27が、外方に向けて突出するよ
うに嵌め込まれていて、支持筒17に螺合する金属製の
締め環28によって、内方に押し付けられて固定されて
いる。また、各部材間の嵌合部にはシール用のOリング
が装着されている。
【0022】ただし、ユニット受け口金27と締め環2
8との間には、ユニット受け口金27と締め環28が接
触しないように、電気絶縁性のプラスチックからなる筒
状の絶縁筒29が介装されており、それによって、ユニ
ット受け口金27と締め環28との間が電気的に絶縁さ
れている。
【0023】なお、蓋体15の孔の内側に配置された各
部材間の嵌合部には、シール用のOリングが装着されて
いて、操作部2は、全ての部分において外部から水が侵
入しない水密構造に構成されている。挿入部1が同様に
水密構造に形成されていることは勿論である。
【0024】照明光供給ユニット30は、全体として真
っ直ぐな円筒状に形成されていて、操作部2との接続部
に近いランプ室部30aと、操作部2との接続部から離
れた側の電池室部30bとに分かれており、図1にはラ
ンプ室部30aの全体が示されている。
【0025】電池室部30bの外壁は、耐蝕性(耐薬品
性)のよい例えばステンレス鋼や耐薬表面処理を施した
金属又はプラスチック等からなる外側ケース31bによ
って形成されていて、その内側に、導電性のよい例えば
銅又はリン青銅のような銅合金等からなる筒状の内側ケ
ース31aが内接して配置されている。
【0026】ランプ室部30aと電池室部30bとの境
界部分において、光源ランプ32が着脱自在に差し込ん
で取り付けられたランプソケット33は、幾つかの部品
を介して内側ケース31aに固定されている。その固定
部分の構造については後述する。
【0027】ランプ室部30aの外壁を構成する筒状の
ランプ室ケース35aは、強度のある例えばステンレス
鋼によって形成されていて、外側ケース31bに連結固
定されている。
【0028】ランプ室ケース35aと外側ケース31b
との間の回転は、ランプ室ケース35aに突設された回
転規制ピン37が外側ケース31bに形成された溝36
に係合することによって規制されている。
【0029】また、回転規制ピン37によってランプ室
ケース35aに固定された固定環38が、ランプ室ケー
ス35aの外周に回転自在に嵌装されて外側ケース31
bと螺合する押さえ環35bと外側ケース31bとの間
に挟み付けられて、ランプ室ケース35aと外側ケース
31bとの軸方向の固定が行われている。したがって、
押さえ環35bと外側ケース31bとの螺合が緩むと、
ランプ室ケース35aと外側ケース31bとの連続状態
がガタガタになる。
【0030】その押さえ環35bは、外径がその直後に
配置された外側ケース31bの外径より細く形成され、
且つ操作部2側のユニット受け口金27の内径より細く
形成されていて、その外周面が照明光供給ユニット30
の先端付近において外面に露出している。39は、ラン
プ室ケース35aと外側ケース31bとの接続部をシー
ルするためのOリングである。
【0031】ランプ室ケース35aの先端部分には、光
源ランプ32から放射された照明光をライトガイドファ
イババンドル9の入射端面に向けて収束させるための反
射鏡34が、光源ランプ32の先端を囲むように接着固
定されている。
【0032】そして、その反射鏡34の前端面には、透
明なカバーガラス49が押さえナット40によって固定
されている。カバーガラス49の外周面にはシール剤が
塗布されていて、外部からランプ室ケース35a内に水
が侵入しないように封止されている。
【0033】照明光供給ユニット30の最先端に位置す
るランプ室ケース35aの先端外周面には、ユニット受
け口金27の内周面に形成された雌ネジと螺合する雄ネ
ジが形成されており、照明光供給ユニット30の先側を
ユニット受け口金27内に差し込んで、その両ネジを結
合させることにより、図1に示されるように、照明光供
給ユニット30が操作部2に連結された状態になる。
【0034】すると、光源ランプ32から放射された照
明光が、反射鏡34で反射されたあと、カバーガラス4
9及び凸メニスカスレンズ20を通過して、ライトガイ
ドファイババンドル9の入射端面に収束、入射する。
【0035】この状態では、押さえ環35bの先側の半
部はユニット受け口金27の内側に位置する。したがっ
て、照明光供給ユニット30を握ってユニット受け口金
27に接続する際に、押さえ環35bに手が触れている
と照明光供給ユニット30をユニット受け口金27に結
合させることができないので、照明光供給ユニット30
をユニット受け口金27に接続する際には押さえ環35
bに手が触れない。
【0036】また、ユニット受け口金27とランプ室ケ
ース35aとのネジ結合を解くことにより、照明光供給
ユニット30が操作部2から取り外されるが、その際に
も押さえ環35bには手が触れない。
【0037】41は、照明光供給ユニット30が操作部
2に接続された状態のときに、ランプ室ケース35aと
ユニット受け口金27との嵌合部をシールするためのO
リングである。
【0038】光源ランプ32から後方に突出する2本の
電極は、ソケット33内に挿入されてその後方の接続ピ
ン42a,42bに電気的に接続されている。各接続ピ
ン42a,42bの基端は、絶縁板44を間に挟んで配
置された二つの電極板43a,43bに分かれて固定さ
れている。
【0039】その一方の電極板43aには電池100の
プラス電極が常時接触しており、もう一方の電極板43
bには、良導電性金属からなる押さえ筒46を介して、
内側ケース31aが電気的に接続されている。
【0040】そしてこれらの部材が、電気絶縁性の筒体
45で囲まれて、内側ケース31aに螺合された押さえ
ナット47によって、ソケット33と共にまとめて内側
ケース31aに押圧固定されている。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、照明光供給ユニットの
先端部分の外周面に露出して設けられて照明光供給ユニ
ットに配置された機構を固定するために照明光供給ユニ
ットの他の部材と螺合する押さえ環を、照明光供給ユニ
ットが操作部に接続された状態では操作部側の部材の内
側に位置するように配置したことにより、照明光供給ユ
ニットを操作部側に着脱する際に押さえ環に手が触れな
いので、押さえ環が緩んで照明光供給ユニットの機構が
一部離脱したりガタツキ等が発生する恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の内視鏡操作部と照明光供
給ユニットとの接続部の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の簡易型内視鏡装置の側面
図である。
【図3】本発明の実施の形態の簡易型内視鏡装置の背面
図である。
【符号の説明】
2 操作部 9 ライトガイドファイババンドル 27 ユニット受け口金 30 照明光供給ユニット 31b 外側ケース 32 光源ランプ 35b 押さえ環
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 邦利 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)発明者 金子 邦清 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)発明者 小枝 隆司 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−148286(JP,A) 特開 昭53−123589(JP,A) 実開 昭56−59005(JP,U) 実開 昭58−173101(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を照明する照明光を伝達するための
    ライトガイドの入射端部が操作部に配置され、上記ライ
    トガイドに照明光を供給するための照明光供給ユニット
    が上記操作部に対して着脱自在に差し込んで接続される
    ようにした簡易型内視鏡装置において、 上記照明光供給ユニットの先端近傍の外周面に露出して
    設けられて上記照明光供給ユニットに配置された機構を
    押さえて固定するために上記照明光供給ユニットの他の
    部材と螺合する押さえ環を、上記照明光供給ユニットが
    上記操作部に接続された状態では上記操作部側に設けら
    れた部材の内側に位置するように配置したことを特徴と
    する簡易型内視鏡装置。
  2. 【請求項2】上記押さえ環によって押さえて固定される
    機構が、上記照明光供給ユニット内に設けられた光源ラ
    ンプを収容するための機構である請求項1記載の簡易型
    内視鏡装置。
  3. 【請求項3】上記操作部側に設けられた部材が、上記操
    作部側から筒状に突出している請求項1又は2記載の簡
    易型内視鏡装置。
  4. 【請求項4】上記操作部側に設けられた部材が、上記操
    作部に上記照明光供給ユニットを接続するための接続部
    材である請求項1、2又は3記載の簡易型内視鏡装置。
JP17053495A 1995-07-06 1995-07-06 簡易型内視鏡装置 Expired - Fee Related JP3450525B2 (ja)

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US4006738A (en) * 1975-06-04 1977-02-08 Welch Allyn, Inc. Otoscope construction
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JPS5659005U (ja) * 1979-10-12 1981-05-20
JPS58173101U (ja) * 1982-05-13 1983-11-19 キヤノン株式会社 携帯用照明装置

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