JP3449250B2 - 感光性樹脂前駆体組成物 - Google Patents
感光性樹脂前駆体組成物Info
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- JP3449250B2 JP3449250B2 JP28956798A JP28956798A JP3449250B2 JP 3449250 B2 JP3449250 B2 JP 3449250B2 JP 28956798 A JP28956798 A JP 28956798A JP 28956798 A JP28956798 A JP 28956798A JP 3449250 B2 JP3449250 B2 JP 3449250B2
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Description
面保護膜、層間絶縁膜などに適した紫外線で露光した部
分がアルカリ水溶液に溶解するポジ型の感光性ポリイミ
ド前駆体組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】露光した部分が現像により溶解するポジ
型の耐熱性樹脂前駆体組成物としては、ポリアミド酸に
ナフトキノンジアジドを添加したもの(特開昭52−1
3315号公報)、水酸基を有した可溶性ポリイミドに
ナフトキノンジアジドを添加したもの(特開昭64−6
0630号公報)、水酸基を有したポリアミドにナフト
キノンジアジドを添加したもの(特開昭56−2714
0号公報)などが知られていた。 【0003】しかしながら、通常のポリアミド酸にナフ
トキノンジアジドを添加したものではナフトキノンジア
ジドのアルカリに対する溶解阻害効果よりポリアミド酸
のカルボキシル基の溶解性が高いために、ほとんどの場
合希望するパターンを得ることができないという問題点
があった。また、水酸基を有した可溶性ポリイミド樹脂
を添加したものでは、今述べたような問題点は少なくな
ったものの、可溶性にするために構造が限定されるこ
と、得られるポリイミド樹脂の耐溶剤性が悪い点などが
問題であった。水酸基を有したポリアミド樹脂にナフト
キノンジアジドを添加したものも、溶解性を出すために
構造にある限定はあること、そのために熱処理後に得ら
れる樹脂の耐溶剤性に劣ることなどが問題であった。 【0004】以上の欠点を考慮し、本発明は反応性の末
端基で分子量を一定にした特定のポリイミド前駆体に特
定の構造のナフトキノンジアジドを添加することで、得
られる樹脂組成物が露光前はアルカリ現像液にほとんど
溶解せず、露光すると容易にアルカリ現像液に溶解する
ために、短時間での現像が可能でかつ、感光性溶液の粘
度安定性の良好なものを見いだし、本発明に到達したも
のである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決せしめ、アルカリ水溶液で短時間で現像可能であ
り、かつ感光性ワニスの粘度安定性に優れた感光性樹脂
前駆体組成物を提供することを目的とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、(a)下記一
般式(1)で表される構造を70モル%以上含有し、分
子量3000から30000の範囲であるポリマーと、
(b)キノンジアジドスルホン酸エステル化合物より構
成されることを特徴とする感光性樹脂前駆体組成物であ
る。 【0007】 【化5】 【0008】(一般式(1)のR0、R3 はアセチレン構
造を有する有機基、またはアルコキシシラン含有残基を
示し、R1(OH)pは下記一般式(3)、(4)、
(5)で表される少なくとも1種から選ばれた基を示
し、R2は少なくとも2個以上の炭素原子を有する2〜
6価の有機基を示す。nは1から100までの整数であ
る。p、qは0から4までの整数であり、p、qが同時
に0になることはない) 【0009】 【化6】 【0010】(一般式(3)のR4は少なくとも2個以
上の炭素原子を有する4価から8価の有機基を示す。r
は0から4までの整数である。) 【0011】 【化7】 【0012】(一般式(4)のR5は、少なくとも2個
以上の炭素原子を有する3価から8価の有機基、R6は
水素、または炭素数1から10までの有機基を示す。s
は0から4までの整数であり、tは0から1までの整数
である。) 【0013】 【化8】 【0014】(一般式(5)のR7は、少なくとも2個
以上の炭素原子を有する3から8価の有機基、R8は水
素、または炭素数1から10までの有機基を示す。uは
0から4までの整数であり、vは0から2までの整数で
ある。) 【0015】 【発明の実施の形態】本発明における一般式(1)で表
される構造を主成分とするポリマーとは、加熱あるいは
適当な触媒により、イミド環、オキサゾール環、その他
の環状構造を有するポリマーとなり得るものである。環
構造となることで、耐熱性、耐溶剤性が飛躍的に向上す
る。 【0016】上記一般式(1)は、水酸基を有したポリ
アミド酸、部分イミド化ポリイミド、ポリアミド酸エス
テル、あるいはこれらの混合物の構造を表しており、こ
の水酸基の存在のために、アルカリ水溶液に対する溶解
性が水酸基を有さないポリアミド酸よりも良好になる。
特に、水酸基の中でもフェノール性の水酸基がアルカリ
水溶液に対する溶解性の点からより好ましい。また、フ
ッ素原子を一般式(1)中に10重量%以上有すること
で、アルカリ水溶液で現像する際に、膜の界面に撥水性
が適度に出るために、界面のしみこみなどが抑えられ
る。しかしながら、フッ素原子含有量が20重量%を越
えると、アルカリ水溶液に対する溶解性が低下するこ
と、熱処理により環状構造にしたポリマーの耐有機溶媒
性が低下すること、発煙硝酸に対する溶解性が低下する
ために好ましくない。このように、フッ素原子は10重
量%から20重量%含まれることが好ましい。 【0017】 【0018】上記一般式(1)中、R 0 、R 3 は末端封止
基を示している。このようなものとしては、熱処理中に
反応できる部位を含んだ、3−アミノプロピルトリエト
キシシラン残基、4−アミノフェニル−トリメトキシシ
ラン残基などのアルコキシシラン含有残基、エチニルア
ニリン残基などのアセチレン基含有残基などを好ましく
使用することができる。末端封止基を使用することで、
重合反応中やワニスとして保存中に、末端のアミノ基が
それぞれ反応や相互作用することを抑制するため、安定
なワニスを得ることができる。さらに熱処理中に架橋反
応が起こり、機械特性、耐薬品性が向上する。 【0019】上記一般式(1)中、R1は、テトラカル
ボン酸残基、トリカルボン酸残基を示している。このよ
うなものとしては、フェノール性水酸基を含んだ一般式
(3)から(5)に示されたような化合物が好ましい。 【0020】一般式(3)中、R4としては、具体的に
は下記に示されるような芳香族環を有した構造のものが
好ましい。 【0021】 【化9】【0022】一般式(4)中、R5としては、具体的に
は下記に示されるような芳香族環を有した構造のものが
好ましい。R6としては水素原子、炭素数1から10ま
での有機基より選ばれるものを使用することができる。 【0023】 【化10】【0024】一般式(5)中、R7としては、具体的に
は下記に示されるような芳香族環を有した構造のものが
好ましい。R8としては水素原子または炭素数1から1
0までの有機基より選ばれるものを使用することができ
る。 【0025】 【化11】【0026】水酸基を有していないものとしては、下記
に示したようなものを使用することができる。 【0027】 【化12】 【0028】(Rは水素原子および/または炭素数1か
ら10までの1価の有機基) 【0029】 【化13】【0030】(Rは水素原子および/または炭素数1か
ら10までの1価の有機基) 【0031】 【化14】 【0032】また、R1成分としてアルカリに対する溶
解性、感光性能、耐熱性を損なわない範囲で2価の基で
変性することもできる。例として下記に挙げた基を用い
ることができる。 【0033】 【化15】 【0034】R1成分の50モル%以下の変性が好まし
いが、さらに好ましくは30モル%以下である。50モ
ル%以上の変性を行うと、アルカリに対する溶解性、感
光性、耐熱性が損なわれる恐れがある。 【0035】上記一般式(1)中、R2の好ましい例と
しては、得られるポリマーの耐熱性より芳香族を有し、
具体的な例としてはフッ素原子を有するものなど、下記
に示されたものを挙げることができる。 【0036】 【化16】【0037】水酸基を有していないR2残基としては、
下記に示したようなものを使用することができる。 【0038】 【化17】【0039】これら以外にケイ素原子を含有した下記で
表されるような残基を使用すると、シリコン基板などと
の接着性が改良される。 【0040】 【化18】 【0041】R6、R8は水素、あるいは炭素数1から1
0の1価の有機基を表している。得られる感光性樹脂前
駆体溶液の安定性からは、R6、R8は有機基が好ましい
が、アルカリ水溶液の溶解性より見ると水素が好まし
い。本発明においては、水素原子とアルキル基を混在さ
せることができる。このR6、R8の水素と有機基の量を
制御することで、アルカリ水溶液に対する溶解速度が変
化するので、この調整により適度な溶解速度を有した感
光性樹脂前駆体組成物を得ることができる。R6、R8は
全てが水素原子、全て有機基でも良いが、より好ましい
範囲は、R6、R8の10%から90%が水素原子である
ことである。R6、R8の炭素数が20を越えるとアルカ
リ水溶液に溶解しなくなる。 【0042】さらに、基板との接着性を向上させるため
に、耐熱性を低下させない範囲でR1、R2にシロキサン
構造を有する脂肪族の基を共重合してもよい。具体的に
は、ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキ
サン残基、ビス(p−アミノ−フェニル)オクタメチル
ペンタシロキサン残基などで1〜20モル%変性したも
のなどがあげられる本発明の感光性樹脂前駆体組成物は
一般式(1)で表される構造のみからなるものであって
も良いし、他の構造単位との共重合体あるいはブレンド
体であっても良い。その際、一般式(1)で表される構
造を70モル%以上含有していることが好ましい。共重
合あるいはブレンドに用いられる構造の種類および量は
最終加熱処理によって得られるポリイミド系ポリマの耐
熱性を損なわない範囲で選択することが好ましい。 【0043】本発明における一般式(1)で表される構
造の組成物の分子量は3000から30000の範囲に
あることが好ましい。分子量が3000より小さいと、
現像での膜の溶解性が高くなるために、現像後に膜が残
らないという問題があり、30000を越えると現像時
間が長くなるという問題がある。 【0044】本発明における一般式(1)で表される構
造の組成物のイミド化率が2%から80%の範囲にある
ことが好ましい。この範囲を越えると、溶液がゲル化し
たり、溶液にならなくなる恐れがある。また、イミド化
率が2%より小さいと得られるポリマーが加水分解を受
けやすくなる。 【0045】本発明の感光性樹脂前駆体は公知の方法に
より合成される。例えば、低温中でテトラカルボン酸2
無水物とジアミン化合物を反応させる方法(C.E.S
roogら、Journal Polymer Sci
ence誌、PartA−3、1373(196
5))、テトラカルボン酸2無水物とアルコールとによ
りジエステルを得、その後アミンと縮合剤の存在下で反
応させる方法(特開昭61−72022号公報)、テト
ラカルボン酸2無水物とアルコールとによりジエステル
を得、その後残りのジカルボン酸を酸クロリド化し、ア
ミンと反応させる方法(特開昭55−30207号公
報)などで合成することができる。 【0046】本発明に添加されるナフトキノンジアジド
化合物としては、フェノール性の水酸基にナフトキノン
ジアジドのスルホニル酸がエステルで結合した化合物が
好ましい。このようなものとしては、下記に示すものを
挙げることができるがこれらに限られるわけではない。 【0047】 【化19】 【0048】また、ナフトキノンジアジド化合物の分子
量が2000以上になると、その後の熱処理においてナ
フトキノンジアジド化合物が十分に熱分解しないため
に、得られる膜の耐熱性が低下する、機械特性が低下す
る、接着性が低下するなどの問題が生じる可能性があ
る。このような観点より見ると、好ましいナフトキノン
ジアジド化合物の分子量は300から1500である。 【0049】また、必要に応じて上記、感光性前駆体組
成物と基板との塗れ性を向上させる目的で界面活性剤、
乳酸エチルやプロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテートなどのエステル類、エタノールなどのアルコ
ール類、シクロヘキサノン、メチルイソブチルケトンな
どのケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
エーテル類を混合しても良い。また、2酸化ケイ素、2
酸化チタンなどの無機粒子、あるいはポリイミド、ポリ
テトラフルオロエチレンなどの粉末を添加することもで
きる。 【0050】さらにシリコンウエハなどの下地基板との
接着性を高めるために、シランカップリング剤、チタン
キレート剤などを感光性樹脂前駆体組成物のワニスに
0.5から10重量%添加したり、下地基板をこのよう
な薬液で前処理したりすることもできる。 【0051】ワニスに添加する場合、メチルメタクリロ
キシジメトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、などのシランカップリング剤、チタンキレー
ト剤、アルミキレート剤をワニス中のポリマーに対して
0.5から10重量%添加する。 【0052】基板を処理する場合、上記で述べたカップ
リング剤をイソプロパノール、エタノール、メタノー
ル、水、テトラヒドロフラン、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、乳酸エチル、アジピン酸ジエチルな
どの溶媒に0.5から20重量%溶解させた溶液をスピ
ンコート、浸漬、スプレー塗布、蒸気処理などで表面処
理をする。場合によっては、その後50℃から300℃
までの温度をかけることで、基板と上記カップリング剤
との反応を進行させる。 【0053】次に、本発明の感光性樹脂前駆体組成物を
用いて耐熱性樹脂パターンを形成する方法について説明
する。 【0054】感光性樹脂前駆体組成物を基板上に塗布す
る。基板としてはシリコンウエハ、セラミックス類、ガ
リウムヒ素などが用いられるが、これらに限定されな
い。塗布方法としてはスピンナを用いた回転塗布、スプ
レー塗布、ロールコーティングなどの方法がある。ま
た、塗布膜厚は、塗布手法、組成物の固形分濃度、粘度
などによって異なるが通常、乾燥後の膜厚が、0.1か
ら150μmになるように塗布される。 【0055】次に感光性樹脂前駆体組成物を塗布した基
板を乾燥して、耐熱性前駆体組成物皮膜を得る。乾燥は
オーブン、ホットプレート、赤外線などを使用し、50
℃から150℃の範囲で1分から数時間行うのが好まし
い。 【0056】次に、この感光性樹脂前駆体組成物皮膜上
に所望のパターンを有するマスクを通して化学線を照射
し、露光する。露光に用いられる化学線としては紫外
線、可視光線、電子線、X線などがあるが、本発明では
水銀灯のi線(365nm)、h線(405nm)、g
線(436nm)を用いるのが好ましい。 【0057】耐熱性樹脂のパターンを形成するには、露
光後、現像液を用いて露光部を除去することによって達
成される。現像液としては、テトラメチルアンモニウム
の水溶液、ジエタノールアミン、ジエチルアミノエタノ
ール、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、トリエチルアミン、ジエチルアミ
ン、メチルアミン、ジメチルアミン、酢酸ジメチルアミ
ノエチル、ジメチルアミノエタノール、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、シクロヘキシルアミン、エチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなどのアルカリ性
を示す化合物の水溶液が好ましい。また場合によって
は、これらのアルカリ水溶液にN−メチル−2−ピロリ
ドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、γ−ブチロラ
クロン、ジメチルアクリルアミドなどの極性溶媒、メタ
ノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコー
ル類、乳酸エチル、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテートなどのエステル類、シクロペンタノ
ン、シクロヘキサノン、イソブチルケトン、メチルイソ
ブチルケトンなどのケトン類などを単独あるいは数種を
組み合わせたものを添加してもよい。現像後は水にてリ
ンス処理をする。ここでもエタノール、イソプロピルア
ルコールなどのアルコール類、乳酸エチル、プロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテートなどのエステ
ル類などを水に加えてリンス処理をしても良い。 【0058】現像後、200℃から500℃の温度を加
えて耐熱性樹脂皮膜に変換する。この加熱処理は温度を
選び、段階的に昇温するか、ある温度範囲を選び連続的
に昇温しながら5分から5時間実施する。一例として
は、140℃、200℃、350℃で各30分ずつ熱処
理する。あるいは室温より400℃まで2時間かけて直
線的に昇温するなどの方法が挙げられる。 【0059】本発明による感光性樹脂前駆体組成物によ
り形成した耐熱性樹脂皮膜は、半導体のパッシベーショ
ン膜、半導体素子の保護膜、高密度実装用多層配線の層
間絶縁膜などの用途に用いられる。 【0060】 【実施例】以下、実施例および比較例をあげて本発明を
説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるも
のではない。 【0061】特性の測定方法 膜厚の測定 大日本スクリーン製造社製ラムダエースSTM−602
を使用し、屈折率1.64で測定を行った。イミド化を
完全に行ったものの膜厚は屈折率1.73で測定した。 【0062】イミド化率の測定 イミド化率を測定しようとしているワニスを4インチシ
リコンウエハ上に100℃のホットプレートでのベーク
後の膜厚が約10μmとなるようにスピン塗布する。ス
ピン塗布したウエハを大日本スクリーン(株)製のコー
ターデベロッパーSCW−636を用いて100℃で3
分間熱処理した。このウエハを日本電子(株)製フーリ
エ変換型赤外吸収分光光度計FT/IR−5000を用
いて赤外吸収スペクトルを測定した。 【0063】この後、光洋リンドバーグ(株)製のイナ
ートオーブンCLH−21CDを用いて140℃で30
分、次いで350℃まで1時間かけて昇温して350℃
で1時間、酸素濃度20ppm以下にて熱処理を行っ
た。熱処理後、再びFT/IR−5000を用いてイミ
ド化率100%の試料として測定した。イミド基由来の
吸収バンドである1380cm-1の吸収を用いて、35
0℃熱処理後のものを100%とし、その比率よりイミ
ド化率を求めた。 【0064】分子量の測定 ウオーターズ社製GPC(ゲルパーミュレーションクロ
マトグラフィー)装置を用い、カラムに東ソー製TSK
−Gelα4000とα2000をつなぎ、標準ポリス
チレンで校正し、流量0.8ml/分、カラム温度40
℃で測定した。算出された数平均分子量を分子量とし
た。 【0065】粘度の測定 トキメック社製のE型粘度計を用いて、測定する溶液を
1ml計り取り、25℃で測定を行った。粘度の校正は
昭和シェル(株)製の粘度計用標準校正液JS15Hを
用いた。 【0066】粘度の測定は、ワニス溶液を作成した直後
と、これを1週間23℃の部屋に放置したものの両者を
測定した。この両者の粘度の変化の小さいものが好まし
い。変化が20%以上になると安定性に問題がある。 【0067】合成例1 ヒドロキシル基含有酸無水物
(1)の合成 乾燥窒素気流下、2、2−ビス(3−アミノ−4−ヒド
ロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパン(BAHF)
18.3g(0.05モル)とアリルグリシジルエーテ
ル34.2g(0.3モル)をガンマブチロラクトン
(GBL)100gに溶解させ、−15℃に冷却した。
ここにGBL50gに溶解させた無水トリメリット酸ク
ロリド22.1g(0.11モル)を反応溶液の温度が
0℃を越えないように滴下した。滴下終了後、0℃で4
時間反応させた。 【0068】この溶液をトルエン1lに投入して酸無水
物(1)を得た。下記にその構造を示した。 【0069】 【化20】 【0070】合成例2 ヒドロキシル基含有ジアミン
(1)の合成 BAHF18.3g(0.05モル)をアセトン100
ml、プロピレンオキシド17.4g(0.3モル)に
溶解させ、−15℃に冷却した。ここに4−ニトロベン
ゾイルクロリド20.4g(0.11モル)をアセトン
100mlに溶解させた溶液を滴下した。滴下終了後、
−15℃で4時間反応させ、その後室温に戻した。溶液
をロータリーエバポレーターで濃縮し、得られた固体を
水とアセトンで洗浄し、80℃の真空乾燥機で乾燥し
た。 【0071】乾燥させた固体を25gと5%パラジウム
−炭素2gを500mlのオートクレーブにメチルセロ
ソルブ300mlとともに加えた。ここに、水素を圧力
8kgf/cm2で加圧し、温度を60℃にまで上昇さ
せて水素をこれ以上吸収しない段階まで攪拌を続けた。
水素を吸収しなくなってから、10分攪拌した後、加熱
を停止し、温度が30℃以下になったところで、容器の
圧力を放圧し、反応を停止させた。反応終了後、溶液を
ろ過して、ろ液を水1lに投入して、目的物の沈殿を得
た。これを50℃の真空乾燥機で20時間乾燥させた。
下記にその構造を示した。 【0072】 【化21】【0073】合成例3 ヒドロキシル基含有ジアミン
(2)の合成 2−アミノ−4−ニトロフェノール30.8g(0.2
モル)をアセトン200ml、プロピレンオキシド60
g(0.68モル)に溶解させ、−15℃に冷却した。
ここにイソフタル酸クロリド22.4g(0.11モ
ル)をアセトン200mlに溶解させた溶液を徐々に滴
下した。滴下終了後、−15℃で4時間反応させた。そ
の後、室温に戻して生成している沈殿をろ過で集めた。
乾燥させた沈殿30gと5%パラジウム−炭素3gを5
00mlのオートクレーブにメチルセロソルブ400m
lとともに加えた。以下、合成例2と同様にして目的物
の沈殿を得た。これを50℃の真空乾燥機で20時間乾
燥させた。下記にその構造を示した。 【0074】 【化22】 【0075】合成例4 ヒドロキシル基含有ジアミン
(3)の合成 2−アミノ−4−ニトロフェノール15.4g(0.1
モル)をアセトン80ml、プロピレンオキシド30g
(0.34モル)に溶解させ、−15℃に冷却した。こ
こに3−ニトロベンゾイルクロリド19.5g(0.1
05モル)をアセトン80mlに溶解させた溶液を徐々
に滴下した。滴下終了後、−15℃で4時間反応させ
た。その後、室温に戻して生成している沈殿をろ過で集
めた。 【0076】乾燥させた固体を25gと5%パラジウム
−炭素2gを500mlのオートクレーブにメチルセロ
ソルブ300mlとともに加えた。以下、合成例2と同
様にして目的物の沈殿を得た。これを50℃の真空乾燥
機で20時間乾燥させた。下記にその構造を示した。 【0077】 【化23】 【0078】また以下の実施例で用いたナフトキノンジ
アジド化合物を下記に示す。 【0079】 【化24】【0080】実施例2 乾燥窒素気流下、合成例2で得られたジアミン化合物
(1)45.3g(0.075モル)と4,4’−ジア
ミノジフェニルエーテル4.5g(0.0225モル)
をN−メチルピロリドン(NMP)100gに溶解させ
た。溶液の温度を50℃にした。ここに3,3’,4,
4’−ビフェニルテトラカルボン酸2無水物29.4g
(0.1モル)をNMP33gとともに加え、そのまま
50℃で1時間攪拌し、その後3−アミノプロピルトリ
エトキシシラン2.37g(0.01モル)を加え、5
0℃で2時間反応させた。その後、N,N−ジメチルホ
ルミアミドジエチルアセタール29.4g(0.2モ
ル)をNMP10gで希釈したものを10分かけて滴下
した。滴下終了後、50℃で3時間攪拌した。イミド化
率は10%であり、分子量は8000であった(フッ素
原子含有量10.5%)。 【0081】このポリマー溶液50gにナフトキノンジ
アジド化合物(2)3gを溶解させて感光性ポリイミド
前駆体組成物のワニスBを得た。ワニスBの粘度は2.
2Pa・sであり、23℃で1週間後の粘度は2.3P
a・sであり、粘度変化は9%以下と小さなものであっ
た。 【0082】6インチシリコンウエハ上に、感光性ポリ
イミド前駆体のワニスBをプリベーク後の膜厚が5μm
となるように塗布し、ついでホットプレート(大日本ス
クリーン社製SCW−636)を用いて、120℃で3
分プリベークすることにより、感光性ポリイミド前駆体
膜を得た。ついで、露光機(キャノン社製コンタクトア
ライナーPLA−501F)に、パターンの切られたマ
スクをセットし、露光量300mJ/cm2(365n
mの強度)で露光を行った。 【0083】現像は、現像液に5%ジエチルアミノエタ
ノール水溶液を用い、0回転で60秒静置し、400回
転で10秒間水を噴霧してリンス処理、3000回転で
10秒振り切り乾燥した以外は実施例1と同様に行っ
た。現像後の未露光部の膜厚は4.2μmであり、現像
により膜の減少は0.8μmと少なく良好であった。現
像後のパタ−ンを光学顕微鏡で目視した結果、5μmの
ラインが解像しており、パターン形状も問題なかった。 【0084】実施例4 300mlの3つ口フラスコに窒素流入管、温度計、攪
拌羽を取り付け、乾燥窒素気流下、BAHF14.64
g(0.04モル)、1,3−ビス(3−アミノプロピ
ル)テトラメチルジシロキサン1.24g(0.005
モル)をNMP50gに溶解させた。 【0085】ベンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物
8.05g(0.025モル)、無水ピロメリット酸
5.45g(0.025モル)をNMP18gとともに
加え、50℃で2時間攪拌した。グリシジルメチルエー
テル17.6g(0.2モル)4−エチニルアニリン
1.17g(0.01モル)を加え、50℃で6時間攪
拌した。イミド化率は60%、分子量は9000であっ
た(フッ素原子含有量:14.3%)。 【0086】このポリマー溶液30gにナフトキノンジ
アジド化合物(1)1.6gを溶解させて感光性ポリイ
ミド前駆体組成物のワニスDを得た。ワニスDの粘度は
1.2Pa・sであり、23℃で1週間後の粘度は1.
1Pa・sと、粘度変化は8%と小さく安定であった。 【0087】ワニスDを用いて実施例2と同様に感光性
ポリイミド前駆体膜を得て、露光量500mJ/cm 2
(405nmの強度)の露光条件以外は実施例2と同様
に露光を行った。 【0088】現像は、現像液に3%ジエチルアミノエタ
ノール水溶液を用いた以外は実施例2と同様に行ったと
ころ、現像後の未露光部の膜厚は4.5μmであり、現
像により膜の減少は0.5μmと少なく良好であった。
現像後のパタ−ンを光学顕微鏡で目視した結果、10μ
mのラインが解像しており、パターンの形状も問題なか
った。 【0089】比較例1 乾燥窒素気流下、合成例2で得られたジアミン(1)6
0.4g(0.1モル)をGBL350gに溶解させ
た。ここに合成例1で得られた酸無水物(1)71.4
g(0.1モル)をGBL40gとともに加えて、50
℃で2時間反応させ、その後70℃で1時間反応させ
た。さらに、トリエチルアミンを2.0g(0.02モ
ル) 、トルエン30mlを加え、120℃で2時間イ
ミド化で生成する水をトルエンとの共沸で除去しながら
攪拌したこの後、溶液をメタノールと水が1対1の混合
溶媒2lに投入して、ポリマーの沈殿を得た。この沈殿
を純水で洗浄し、ろ過で沈殿を集め、80℃の真空乾燥
機で20時間乾燥した。このポリマー粉体3gをGBL
10gに溶解させて、イミド化率を測定したところ85
%であり、分子量は35000であった。 【0090】続いて、ポリマー粉体10gとナフトキノ
ンジアジド化合物(1)2.0gをGBL20gと共に
溶解させ、感光性ポリイミド前駆体組成物のワニスFを
得た。このワニスFの粘度は1.5Pa.sであった。
1週間後に著しい増粘が起こりゲル化していた。 【0091】比較例2 乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノジフェニルエーテ
ル20.0g(0.1モル)をNMP100mlに50
℃で溶解させる。ここに、合成例1で得られた酸無水物
(1)を71.4g(0.1モル)を加えて50℃で6
時間攪拌させた。分子量は44000であり、イミド化
率は2%以下であった。 【0092】このポリマー溶液30gとナフトキノンジ
アジド化合物(3)2gをGBL45gに溶解させて感
光性ポリイミド前駆体組成物のワニスGを得た。ワニス
Gの粘度は2.5Pa・sであり、23℃で1週間後の
粘度は0.7Pa・sと72%の粘度低下が起こり、安
定性が悪いことが判った。 【0093】さらに露光量500mJ/cm 2 (405
nmの強度)の露光条件以外は実施例2と同様に露光を
行い、現像は、現像液に2%ジエチルアミノエタノール
水溶液を用いて、40秒間静置以外は実施例2と同様の
条件でパターン加工したところ、現像時間が3倍の12
0秒になり、現像後の膜減りが2.5μmと大きく、実
施例に較べるとパターン加工性が悪化していた。 【0094】比較例3 乾燥窒素気流下、合成例3で得られたジアミン化合物
(2)60.4g(0.1モル)をGBL250gに溶
解させた。ここに合成例1で得られた酸無水物(1)4
2.8g(0.06モル)をGBL40gとともに加え
て、50℃で2時間反応させ、無水フタル酸8.88g
(0.08モル)を加え、70℃で1時間反応させた。
さらに、トリエチルアミンを2.0g(0.02モル)
、トルエン30mlを加え、120℃で2時間イミド
化で生成する水をトルエンとの共沸で除去しながら攪拌
した。 【0095】この後、溶液を水3lに投入して、ポリマ
ーの沈殿を得た。この沈殿を純水で洗浄し、ろ過で沈殿
を集め、80℃の真空乾燥機で20時間乾燥した。イミ
ド化率は70%であり、分子量は2200であった(フ
ッ素原子含有量:7.6%)。 【0096】続いて、ポリマー粉体10gとナフトキノ
ンジアジド化合物(1)2.0gをGBL20gと共に
溶解させ、感光性ポリイミド前駆体組成物のワニスHを
得た。このワニスHの粘度は0.5Pa.sであった。
また、1週間23℃で放置したときの粘度は1.5Pa
・sと200%の上昇が見られた。 【0097】さらに6インチシリコンウエハ上に、感光
性ポリイミド前駆体のワニスHをプリベーク後の膜厚が
5μmとなるように塗布し、ついでホットプレート(大
日本スクリーン社製SCW−636)を用いて、120
℃で3分プリベークすることにより、感光性ポリイミド
前駆体膜を得た。ついで、露光機(ニコン社製i線ステ
ッパーNSR−1755−i7A)に、パターンの切ら
れたレチクルをセットし、露光量300mJ/cm
2 (365nmの強度)でi線露光を行った。 【0098】現像は、大日本スクリーン製造社製SCW
−636の現像装置を用い、50回転で水酸化テトラメ
チルアンモニウムの1.2%水溶液を10秒間噴霧し
た。この後、0回転で30秒間静置し、400回転で水
にてリンス処理、3000回転で10秒振り切り乾燥さ
せ、パターン加工したところ、現像時間が10秒で、未
露光部も露光部も消失し、パターン加工性が非常に悪か
った。 【0099】 【発明の効果】短時間での現像が可能でかつ、感光性溶
液の粘度安定性の良好な感光性樹脂前駆体組成物を得る
ことが出来る。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】(a)下記一般式(1)で表される構造を
70モル%以上含有し、分子量3000から30000
の範囲であるポリマーと、(b)キノンジアジドスルホ
ン酸エステル化合物より構成されることを特徴とする感
光性樹脂前駆体組成物。 【化1】 (一般式(1)のR0、R3 はアセチレン構造を有する有
機基、またはアルコキシシラン含有残基を示し、R
1(OH)pは下記一般式(3)、(4)、(5)で表
される少なくとも1種から選ばれた基を示し、R2は少
なくとも2個以上の炭素原子を有する2〜6価の有機基
を示す。nは1から100までの整数である。p、qは
0から4までの整数であり、p、qが同時に0になるこ
とはない) 【化2】 (一般式(3)のR4は少なくとも2個以上の炭素原子
を有する4価から8価の有機基を示す。rは0から4ま
での整数である。) 【化3】 (一般式(4)のR5は、少なくとも2個以上の炭素原
子を有する3価から8価の有機基、R6は水素、または
炭素数1から10までの有機基を示す。sは0から4ま
での整数であり、tは0から1までの整数である。) 【化4】 (一般式(5)のR7は、少なくとも2個以上の炭素原
子を有する3から8価の有機基、R8は水素、または炭
素数1から10までの有機基を示す。uは0から4まで
の整数であり、vは0から2までの整数である。)
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JP28956798A JP3449250B2 (ja) | 1998-10-12 | 1998-10-12 | 感光性樹脂前駆体組成物 |
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JP5129598B2 (ja) * | 2008-02-08 | 2013-01-30 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | 重縮合化合物及びポジ型感光性樹脂組成物 |
-
1998
- 1998-10-12 JP JP28956798A patent/JP3449250B2/ja not_active Expired - Lifetime
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