JP3447213B2 - ゲル化剤及びゲル状物 - Google Patents
ゲル化剤及びゲル状物Info
- Publication number
- JP3447213B2 JP3447213B2 JP06195298A JP6195298A JP3447213B2 JP 3447213 B2 JP3447213 B2 JP 3447213B2 JP 06195298 A JP06195298 A JP 06195298A JP 6195298 A JP6195298 A JP 6195298A JP 3447213 B2 JP3447213 B2 JP 3447213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molecular weight
- xanthan gum
- gel
- gelling agent
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
Description
化キサンタンガムを配合したゲル化剤に関し、詳しく
は、ローカストビーンガムやグルコマンナン等の多糖類
ゲル化剤に低分子化キサンタンガムを配合したゲル化剤
あるいはカラギーナンや寒天等のゲル化剤に低分子化キ
サンタンガムを配合したゲル化剤に関する。また、本発
明は、これらのゲル化剤を使用して得られるゲル状物に
関する。
ナス・キャンペストリス(Xanthomonas campestris)をブ
ドウ糖培地又は澱粉培地で純粋培養することにより、そ
の菌体外に産生される天然多糖類である。他の多糖類の
分子量は数十万程度であるのに比べ、キサンタンガム
は、分子量が 100万〜 200万と非常に大きく、また、耐
熱性及び耐酸性の点で非常に優れているという特徴を有
している。そして、キサンタンガムは、各種食品の増粘
剤や安定剤として広く使用されている。また、キサンタ
ンガムは、単独ではゲル化しないが、ローカストビーン
ガムやグルコマンナン等と組み合わせることによりゲル
化するという性質を有しており、ゲル化剤としても使用
されている。ところで、キサンタンガムは、前述したよ
うに分子量が非常に大きいので、完全に溶解することは
非常に難しい。また、溶解時に大量の気泡が発生する
が、その気泡を脱気することは非常に難しい。さらに、
キサンタンガムをローカストビーンガムやグルコマンナ
ン等のゲル化剤と混合し調製したゲル状物においては、
ねっとりとした餅様の食感を呈し、そのテクスチャーを
制御することは非常に難しい。一方、海草から得られる
カラギーナンや寒天は、ゲル化剤として広く食品に使用
されているが、これらのゲル化剤を使用して調製したゲ
ル状物は、pHが 4.0以下の酸性条件下で、時間と共にゲ
ル強度が低下するという問題がある。この現象は、カラ
ギーナンや寒天の分子鎖が酸によって加水分解を受ける
ことによる。そして、カラギーナンや寒天を低pH領域で
使用するフルーツゼリー等の製品においては、この現象
が問題となっている。
物を調製するに際しての超音波を照射する等の物理的処
理、キサンタナーゼ等を作用させる酵素的処理あるいは
過酸化水素等のラジカルを作用させる化学的処理等によ
って分子量を低減した低分子化キサンタンガムが得られ
ることは既に知られているが、この得られた低分子化キ
サンタンガムの利用性について、鋭意研究を進めてき
た。そこで、この低分子化キサンタンガムは、キサンタ
ンガムに比べて溶解性が良好であるという特徴を有する
と共に、キサンタンガムと同等の耐熱性及び耐酸性を維
持しているという特徴を有していることを見出した。そ
して、この低分子化キサンタンガムをローカストビーン
ガムやグルコマンナン等のゲル化剤に配合することによ
り、テクスチャーの調整が可能なゲル状物を得るための
ゲル化剤として使用することができること、この低分子
化キサンタンガムをカラギーナンや寒天等のゲル化剤に
配合することにより、耐熱性や耐酸性が賦与されたゲル
状物を得るためのゲル化剤として使用することができる
こと等を見出し、本発明を完成するに至った。したがっ
て、本発明は、テクスチャー調整能が賦与されたゲル状
物を得るために、ローカストビーンガムやグルコマンナ
ン等の多糖類ゲル化剤に低分子化キサンタンガムを配合
したゲル化剤あるいは耐熱性や耐酸性が賦与されたゲル
状物を得るために、カラギーナンや寒天等のゲル化剤に
低分子化キサンタンガムを配合したゲル化剤等を提供す
ることを課題とする。また、本発明は、これらのゲル化
剤を使用して得られるテクスチャー調整能が賦与された
ゲル状物あるいは耐熱性及び耐酸性が賦与されたゲル状
物等を提供することを課題とする。
化剤に代えてキサンタンガムの分子量を低減した低分子
化キサンタンガムを配合したゲル化剤を使用することに
より、テクスチャー調整能が賦与されたゲル状物あるい
は耐熱性や耐酸性が賦与されたゲル状物等を得ることが
できる。本発明で使用する低分子化キサンタンガムは、
超音波を照射する等の物理的処理、キサンタナーゼ等を
作用させる酵素的処理あるいは過酸化水素等のラジカル
を作用させる化学的処理等により、キサンタンガムの分
子量を低減したものであって、その使用目的に応じて適
当な分子量の低分子化キサンタンガムを使用する。ま
た、本発明では、使用目的に応じて適当な分子量の低分
子化キサンタンガムを配合するゲル化剤としては、ロー
カストビーンガムやグルコマンナン等の多糖類ゲル化剤
あるいはカラギーナンや寒天等のゲル化剤を例示するこ
とができる。
使用されているゲル化剤に低分子化キサンタンガムを配
合する。本発明でゲル化剤に配合する低分子化キサンタ
ンガム量は、ゲル状物を製造する際に溶解する低分子化
キサンタンガム量として、 0.1〜 2.0重量%程度とする
ことが、効果や溶解性等の点で好ましい。また、本発明
の低分子化キサンタンガムを配合したゲル化剤について
は、一緒に配合した従来のゲル化剤と同様の処理によ
り、ゲル状物とすることができる。なお、本発明で使用
する低分子化キサンタンガムは、耐熱性及び耐酸性を有
しており、低pH溶液の状態で80〜 100℃の加熱殺菌を行
っても全く問題は生じない。このようにして、本発明の
ゲル化剤を使用し、本発明のゲル状物を製造することに
より、テクスチャ−が調整可能な、あるいは耐熱性や耐
酸性が賦与されたゼリー等のゲル状食品を製造すること
ができる。次に、実施例を示し、本発明をさらに詳しく
説明する。
り 0.5%キサンタンガム水溶液のpHを 5.6に調整した
後、過酸化水素及び硫酸鉄を添加して反応させることに
より、キサンタンガムを低分子化した。なお、反応は、
温度60℃で、30分(低分子化品1)、60分(低分子化品
2)、 120分(低分子化品3)及び 240分(低分子化品
4)の時間で行った。また、反応の停止は、チオシアン
酸ナトリウムを添加することにより行い、反応停止後、
エチレンジアミン四酢酸 (EDTA)を添加することに
より鉄イオンの触媒作用を停止した。この反応液を純水
中で透析した後、凍結乾燥して低分子化キサンタンガム
を得た。
れぞれの低分子化キサンタンガムを水に溶解し、目視に
より、これらの溶解性を観察した。また、キサンタンガ
ム及び参考例1で得られたそれぞれの低分子化キサンタ
ンガムの粘度平均分子量を測定した。まず、各濃度に調
整したキサンタンガム溶液又は低分子化キサンタンガム
溶液の粘度を毛細管型粘度計で測定し、各濃度の溶液に
対する粘度をプロットして濃度ゼロに外挿したときの粘
度、すなわち極限粘度を求め、次に、以下のマーク−ホ
ーウィンク−桜田の式から粘度平均分子量を求めた。 〔η〕=KMa (ただし、〔η〕は極限粘度を、Mは粘度平均分子量
を、K及びa は定数をそれぞれ示す。なお、定数K及び
a は、粘度測定に使用する溶媒による。)。本試験例で
は、温度25℃で0.1M塩化ナトリウム水溶液を溶媒とし
て、キャノン−フェンスケ毛管粘度計で極限粘度を測定
し、粘度平均分子量を求めた。なお、温度25℃で0.1M塩
化ナトリウム水溶液を溶媒とした場合の定数K及びa の
値は、次の通りである(R.Lapasin and S.Pricl, "Rheol
ogy of Industrial Polysaccharides, Theory and Appl
ications", p.277, Blackie Academic & Professional,
London, 1995)。 K= 1.7×10-4 a = 1.14 さらに、キサンタンガム及び参考例1で得られたそれぞ
れの低分子化キサンタンガムの 0.5%水溶液を調製し、
それらの水溶液の流動挙動を観察した。以上の結果を表
1に示す。
又は参考例1で得られた各低分子化キサンタンガムを配
合して、ゲル化剤を製造した。また、これらのゲル化剤
を使用して、ゲル状物を製造した。すなわち、ローカス
トビーンガム:キサンタンガム又は各低分子化キサンタ
ンガム=1:1のゲル化剤を 1.0重量%となるよう純水
に分散し、加熱溶解してミックスを製造した。次に、こ
のミックスを冷却し、ゲル状物を製造した。得られた各
ゲル状物のテクスチャーを動的粘弾性で評価した。その
結果を図1に示す。なお、この動的粘弾性とは、ゲル状
物に周期的な微小歪みを与えて、その応答(応力の大き
さと時間の遅れ)から各ゲル状物のテクスチャーを評価
する方法であり、本実施例では、この動的粘弾性の各種
パラメーターの中、粘性的性質と弾性的性質の値を比率
で表したtanδの値から各ゲル状物のテクスチャーを
評価した。 tanδ=G”/G’ (ただし、G’は動的弾性率を、G”は動的損失をそれ
ぞれ示す。)。この評価方法では、tanδの値が小さ
くなる程に弾性的 (固体的) 性質が強くなり、また、t
anδの値が大きくなる程に粘性的 (液体的) 性質が強
くなることを意味する。これによると、低分子化キサン
タンガムの分子量が大きくなるにつれてtanδの値が
大きく減少した。つまり、ローカストビーンガムと共に
使用する低分子化キサンタンガムの分子量が小さい程、
得られるゲル状物のテクスチャーは、固体的性質から液
体的性質に変化した。したがって、この性質を利用する
ことにより、ゲル状物のテクスチャーを調節することが
できる。
例1で得られた各低分子化キサンタンガムを配合して、
ゲル化剤を製造した。また、これらのゲル化剤を使用し
て、低pHゲル状物を製造した。すなわち、κ−カラギー
ナン:キサンタンガム又は各低分子化キサンタンガム=
2:1のゲル化剤を 1.5重量%となるよう純水に分散
し、加熱溶解してミックスを製造した。なお、このミッ
クスについては、クエン酸及びリン酸水素二カリウムを
加えてpH 2.9という非常に低いpHに調整した。次に、60
℃に保持したミックスを経時的に分取して冷却し、低pH
ゲル状物を製造した。また、同様にして、低いpHに調整
し、60℃に保持したκ−カラギーナンを経時的に分取し
て冷却し、低pHゲル状物を製造した。得られた各低pHゲ
ル状物のゲル強度を圧縮破壊試験機(レオナー 33005;
山電製)で測定した。その結果を図2に示す。また、周
波数に依存するtanδの値から各低pHゲル状物のテク
スチャーを評価した。その結果を図3に示す。これによ
ると、κ−カラギーナンのみで製造した低pHゲル状物の
ゲル強度は、経時的に急激に低下したが、κ−カラギー
ナンと共にキサンタンガム又は各低分子化キサンタンガ
ムを使用して製造した低pHゲル状物のゲル強度は、経時
的にあまり低下しなかった。したがって、κ−カラギー
ナンに、キサンタンガム又は各低分子化キサンタンガム
を配合することにより、得られるゲル状物の耐酸性を向
上できることが判った。また、κ−カラギーナンに各低
分子化キサンタンガムを配合したゲル化剤を使用するこ
とにより、得られるゲル状物のテクスチャーを変えるこ
となく耐酸性を向上できることが判った。
られた各低分子化キサンタンガムを配合して、ゲル化剤
を製造した。また、これらのゲル化剤を使用して、低pH
ゲル状物を製造した。すなわち、実施例1と同様、寒
天:キサンタンガム又は各低分子化キサンタンガム=
2:1のゲル化剤を 1.5重量%となるよう純水に分散
し、加熱溶解してミックスを製造した。このミックスに
ついては、クエン酸及びリン酸水素二カリウムを加えて
pH 2.9という非常に低いpHに調整した。次に、60℃に保
持したミックスを経時的に分取して冷却し、低pHゲル状
物を製造した。また、同様にして、低いpHに調整し、60
℃に保持した寒天を経時的に分取して冷却し、低pHゲル
状物を製造した。実施例1と同様、得られた各低pHゲル
状物のゲル強度を圧縮破壊試験機(レオナー 33005;山
電製)で測定した。その結果を図4に示す。また、周波
数に依存するtanδの値から各低pHゲル状物のテクス
チャーを評価した。その結果を図5に示す。これによる
と、寒天のみで製造した低pHゲル状物のゲル強度は、経
時的に急激に低下したが、寒天と共にキサンタンガム又
は各低分子化キサンタンガムを使用して製造した低pHゲ
ル状物のゲル強度は、経時的にあまり低下しなかった。
したがって、寒天に、キサンタンガム又は各低分子化キ
サンタンガムを配合することにより、得られるゲル状物
の耐酸性を向上できることが判った。また、寒天に各低
分子化キサンタンガムを配合したゲル化剤を使用するこ
とにより、得られるゲル状物のテクスチャーを変えるこ
となく耐酸性を向上できることが判った。
子化キサンタンガムを配合した本発明のゲル化剤は、従
来のゲル化剤に種々の特性を付与したものであり、本発
明のゲル化剤を使用してゲル状物を調製することによ
り、種々の特性を有するゲル状物を得ることができる。
例えば、ローカストビーンガムやグルコマンナン等の多
糖類ゲル化剤に低分子化キサンタンガムを配合したゲル
化剤においては、配合する低分子化キサンタンガムの分
子量を選択することにより、テクスチャーの異なるゲル
状物を得ることができる。また、カラギーナンや寒天等
のゲル化剤に低分子化キサンタンガムを配合したゲル化
剤においては、テクスチャーが変わることなく耐酸性が
付与されたゲル状物を得ることができる。したがって、
これらのゲル化剤を使用することにより、種々の特性を
有するゲル状物を得ることができ、ゼリー等のゲル状食
品として提供することができる。
と、使用したキサンタンガム又は低分子化キサンタンガ
ムの粘度平均分子量との関係を示す。
の経時的変化を示す。
物。 ○:κ−カラギーナンにキサンタンガムを配合したゲル
化剤を使用して製造した低pHゲル状物。 □:κ−カラギーナンに低分子化キサンタンガム(分子
量 767,000) を配合したゲル化剤を使用して製造した低
pHゲル状物。 △:κ−カラギーナンに低分子化キサンタンガム(分子
量 136,000) を配合したゲル化剤を使用して製造した低
pHゲル状物。
依存するtanδの値を示す。
物。 ○:κ−カラギーナンにキサンタンガムを配合したゲル
化剤を使用して製造した低pHゲル状物。 □:κ−カラギーナンに低分子化キサンタンガム(分子
量 767,000) を配合したゲル化剤を使用して製造した低
pHゲル状物。 △:κ−カラギーナンに低分子化キサンタンガム(分子
量 136,000) を配合したゲル化剤を使用して製造した低
pHゲル状物。
の経時的変化を示す。
て製造した低pHゲル状物。 □:寒天に低分子化キサンタンガム(分子量 136,000)
を配合したゲル化剤を使用して製造した低pHゲル状物。
依存するtanδの値を示す。
て製造した低pHゲル状物。 □:寒天に低分子化キサンタンガム(分子量 136,000)
を配合したゲル化剤を使用して製造した低pHゲル状物。
Claims (3)
- 【請求項1】 分子量が100,000〜950,000の低分子化キ
サンタンガム並びにカラギーナン及び/又は寒天からな
るゲル化剤。 - 【請求項2】 低分子化キサンタンガム量が、ゲル状物
を製造する際に溶解する低分子化キサンタンガム量とし
て、0.1〜2.0重量%である請求項1に記載のゲル
化剤 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のゲル化剤を使用
することにより得られる食品のゲル状物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06195298A JP3447213B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ゲル化剤及びゲル状物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06195298A JP3447213B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ゲル化剤及びゲル状物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243876A JPH11243876A (ja) | 1999-09-14 |
JP3447213B2 true JP3447213B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=13186052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06195298A Expired - Fee Related JP3447213B2 (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | ゲル化剤及びゲル状物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3447213B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5241978B2 (ja) * | 1999-10-13 | 2013-07-17 | 帝國製薬株式会社 | 漢方ゼリー医薬組成物 |
WO2008134306A1 (en) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Fmc Corporation | Co-precipitated carrageenan/xanthan gum compositions and processes for their preparation |
KR101130070B1 (ko) | 2009-11-03 | 2012-03-28 | 김재경 | 인삼포장방법 및 인삼포장체 |
JP5652732B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2015-01-14 | 伊那食品工業株式会社 | 低脂肪ホイップクリーム及びその製造方法 |
WO2018008715A1 (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | ソマール株式会社 | ゲル状食品組成物及びこれを用いた食品 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP06195298A patent/JP3447213B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11243876A (ja) | 1999-09-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Hu et al. | Partial removal of acetyl groups in konjac glucomannan significantly improved the rheological properties and texture of konjac glucomannan and κ-carrageenan blends | |
US6242035B1 (en) | Reduced molecular weight native gellan gum | |
Piculell et al. | Effects of small amounts of kappa-carrageenan on the rheology of aqueous iota-carrageenan | |
CA1331674C (en) | Blends of high acyl gellan gum with starch | |
EP1272052B1 (en) | Gelled and gellable compositions for food products | |
JP3524272B2 (ja) | キサンタンガムの改質方法及び改質キサンタンガム | |
US3808195A (en) | Process for preparing dispersible polygalactomannan gum and derivatives | |
Mangolim et al. | Use of FT-IR, FT-Raman and thermal analysis to evaluate the gel formation of curdlan produced by Agrobacterium sp. IFO 13140 and determination of its rheological properties with food applicability | |
JPH06279749A (ja) | キサンタンゲル化剤 | |
EP1618149B1 (en) | Thickenable compositions | |
JP3447213B2 (ja) | ゲル化剤及びゲル状物 | |
JP2009030072A (ja) | 可溶性カロブ | |
Lai et al. | Steady and dynamic shear rheological properties of starch and decolorized Hsian‐tsao leaf gum composite systems | |
Lee et al. | Characterization of gellan/gelatin mixed solutions and gels | |
Yang et al. | The effect of degradation on κ-carrageenan/locust bean gum/konjac glucomannan gels at acidic pH | |
JP3392874B2 (ja) | キサンタンガム及びガラクトマンナンを含むテキスチャー添加剤、これを含有する組成物、並びに水性相を増粘するためのその使用 | |
JP2016094586A (ja) | 改質カードラン増粘多糖類 | |
JP3448622B2 (ja) | ゲル状食品の製造法 | |
CN104822707B (zh) | 基于结冷胶的流体胶的制备方法 | |
Moritaka et al. | Effects of cooling rate and sodium chloride on polysaccharide gelation | |
JPS633767A (ja) | ゲル状ブロツクを混入した食品 | |
Toit et al. | Application of synergism and variation in ionic compatibilities within a hydrophilic polymeric sodium starch glycolate-kappa-carrageenan combination: textural profiling of the suspension behavior | |
JP2001178379A (ja) | ローカストビーンガムの分解物、それを含んでいるゾル化合物及びゲル化合物、並びにそのゾル化合物を含んでいる食品 | |
JP2001178378A (ja) | 部分脱アシル型ジェランガム | |
JPH11239453A (ja) | ゲル状食品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090704 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100704 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |