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JP3441143B2 - 反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 - Google Patents

反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法

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JP3441143B2
JP3441143B2 JP03246294A JP3246294A JP3441143B2 JP 3441143 B2 JP3441143 B2 JP 3441143B2 JP 03246294 A JP03246294 A JP 03246294A JP 3246294 A JP3246294 A JP 3246294A JP 3441143 B2 JP3441143 B2 JP 3441143B2
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electrode side
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鈴太郎 高橋
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Citizen Watch Co Ltd
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反強誘電性液晶を液晶
層とする、マトリックス状の液晶画素を有する液晶表示
ディスプレイや液晶光シャッターアレイ等の反強誘電性
液晶ディスプレイの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】反強誘電性液晶を用いた液晶ディスプレ
イは、特開平2−173724号公報で広視野角を有す
ること、高速応答が可能なこと、マルチプレックス特性
が良好なこと等が報告されて以来、精力的に研究がなさ
れている。
【0003】図4は反強誘電性液晶ディスプレイの構成
を示す構成図である。第1の偏光板40の第1の偏光軸
43と第2の偏光板41の第2の偏光軸44とが直交す
るように合わせ、第1の偏光板40と第2の偏光板41
の間に、電圧無印加時に反強誘電性液晶分子の長軸方向
45が第2の偏光板41の第2の偏光軸44と平行にな
るように液晶セル42を置き、電圧無印加時に黒が、電
圧印加時には白が表示する構成とする。
【0004】図5は反強誘電性液晶ディスプレイの液晶
画素に一定時間の幅のパルスの印加電圧値を変化したと
きの光透過率(以下透過率と記載する)変化を示す図で
ある。以下図5の動作を説明をする。
【0005】まず電圧を印加し0ボルトから正方向に増
加していき透過率が増加し始める電圧値をV1、透過率
の増加が飽和する電圧値をV2、次にその状態から逆に
電圧値を減少していき透過率が減少し始める電圧値をV
3、透過率の減少が飽和する電圧値をV4とする。
【0006】また電圧値を0ボルトから負方向にその絶
対値を増加していき透過率が増加し始める電圧値を−V
1、透過率の増加が飽和する電圧値を−V2、次にその
状態から逆に電圧の絶対値を減少していき透過率が減少
し始める電圧値を−V3、透過率の減少が飽和する電圧
値を−V4とする。
【0007】図5に示すように、液晶画素は一定時間で
V2の電圧値のパルスを印加することで強誘電状態とな
り、電圧値がV3になるまで第1の強誘電状態を保ち、
また一定時間で−V2の電圧値のパルスを印加すること
で強誘電状態となり、電圧値が−V3になるまで第2の
強誘電状態を保つ。
【0008】また液晶画素は一定時間でV4の電圧値の
パルスを印加することで反強誘電状態となり、電圧値が
−V1になるまで第1の反強誘電状態を保ち、また一定
時間で−V4の電圧値のパルスを印加することで反強誘
電状態となり、電圧値がV1になるまで第2の強誘電状
態を保つことがわかる。図5では第1の反強誘電状態と
第2の反強誘電状態をまとめて反強誘電状態と示してい
る。
【0009】図6は従来の反強誘電性液晶ディスプレイ
の駆動方法の一例を示す図である。図6(a)は走査電
極T1、T2、T3…に印加する走査電極側電圧波形を
示し、走査電極側電圧波形は第1走査期間と第2走査期
間とでなり、各走査期間は選択期間と非選択期間とで構
成している。
【0010】また選択期間は基準クロックの4位相分で
構成し、3位相分のリセット期間と1位相分のセレクト
パルスとからなっている。
【0011】図6(c)は選択期間の4位相分の2つの
信号電極側電圧波形のパルス例を示している。2つの信
号電極側電圧波形のパルスは4位相目が”ロー”と”ハ
イ”となっており、図6(a)に示す走査電極側電圧波
形で第1走査期間のセレクトパルスが”ハイ”であるた
め、図6(c)で示す信号電極側電圧波形が”ロー”の
時に強誘電状態となり、信号電極側電圧波形が”ハイ”
の時には反強誘電状態となる。
【0012】また図6(a)に示す走査電極側電圧波形
で第2走査期間のセレクトパルスは”ロー”であるた
め、図6(c)で示す信号電極側電圧波形が”ハイ”の
時に強誘電状態となり、信号電極側電圧波形が”ロー”
の時には反強誘電状態となる。図6(c)では強誘電状
態を”ON”、反強誘電状態を”OFF”と示してい
る。
【0013】図6(b)は信号電極側電圧波形を連続的
に印加したときの一例を示し、図6(d)は走査電極側
電圧波形と信号電極側電圧波形の合成電圧波形を示して
いる。
【0014】図6(a)に示したように、選択期間は4
位相からなり、走査電極側電圧波形の選択期間部分は常
に同型で各走査電極ごとに一選択期間分ずつ順次ずらし
て印加している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図6で示す従来の駆動
方法では、各走査電極ごとに一選択期間分ずつ順次ずら
して印加する方法を取るため、ディスプレイの大型化や
画素の微細化などの要求により走査電極の数が増加する
と、画面走査時間は走査線の数に比例し、画面走査時間
を増加し、画面情報処理速度の低下やフリッカの増発を
促してしまうという課題がある。
【0016】そこで本発明の目的は上記課題を解決し
て、画面走査時間の短縮を行うための反強誘電性液晶デ
ィスプレイの駆動方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号
電極を有する1対のガラス基板間に反強誘電性液晶を挟
持し、マトリックス状に液晶画素を有する反強誘電性液
晶セルを、互いの偏光軸が直交するような2枚の偏光板
に反強誘電性液晶分子の平均的長軸方向が偏光板のいず
れかの偏光軸とほぼ同一方向になるように挟む構成の反
強誘電性液晶ディスプレイの液晶画素に、走査電極と信
号電極に印加する走査電極側電圧波形と信号電極側電圧
波形との差である合成電圧波形を印加し、合成電圧波形
には選択期間と非選択期間の2つの期間が存在し、選択
期間中には表示状態を設定するために液晶分子を任意の
位置へスイッチングするためのスイッチングパルスが1
つ存在する反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法は、
複数の走査電極をいくつかのブロックに分割し、おのお
ののブロックの中で同時間帯に一定時間の選択期間を設
け、その選択期間におのおののブロック内の複数の走査
電極に走査電極側電圧波形を印し、該選択期間で選択
する複数の走査電極の数に1を加えた数を前記選択期間
で構成するパルスの位相の数として設定することを特徴
とする。
【0018】また本発明の反強誘電性液晶ディスプレイ
の駆動方法の走査電極側電圧波形は、第1走査期間と第
2走査期間とからなり、第1走査期間と第2走査期間と
の波形は0ボルトに対して対称であり、第1走査期間は
複数の走査電極側電圧波形を選択する第1の選択期間と
第1の非選択期間とからなり、第2走査期間は複数の走
査電極側電圧波形を選択する第2の選択期間と第2の非
選択期間とからなり、第1の選択期間には位相をずらし
た第1のセレクトパルスを有し、第2の選択期間には位
相をずらした第2のセレクトパルスとを有する複数の走
査電極側電圧波形をおのおのの走査電極に印加すること
を特徴とする。
【0019】さらに本発明の反強誘電性液晶ディスプレ
イの駆動方法の走査電極側電圧波形は、第1のリセット
期間と第2のリセット期間とを有し、第1のリセット期
間は第1走査期間と第2走査期間とにかかわらず第2の
セレクトパルスの直前に一定期間の幅を設け、第2のリ
セット期間は第1走査期間と第2走査期間とにかかわら
ず第1のセレクトパルスの直前に一定期間の幅を設ける
ことを特徴とする。
【0020】
【作用】複数の走査電極に印加する走査電極側電圧波形
は2つの走査期間からなり、お互いの走査期間の波形は
0ボルトに対して対称で、各走査期間は選択期間と非選
択期間とからなり、その選択期間中にセレクトパルスを
有し、またセレクトパルスの直前に反強誘電状態にする
ためのリセット期間を有し、また複数の走査電極はいく
つかのブロックに分割し、そのブロックを選択するため
の一定時間の選択期間を設け、その選択期間におのおの
のブロック中の走査電極に走査電極側電圧波形を同時に
印加することにより画面情報処理速度の速い反強誘電性
液晶ディスプレイを提供できる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図7は本発明に用いる液晶ディスプレイのセ
ル構成を示す構成図である。本発明で用いる液晶ディス
プレイは約2μmの厚さの反強誘電性液晶層76を挟む
一対のガラス基板73で構成している。またガラス基板
73の対向面には走査電極と信号電極である電極74を
形成し、その上に高分子配向膜75を塗布し、ラビング
処理がなされている。
【0022】さらにガラス基板73の外側に偏光板71
設置し、一方の偏光板の偏光軸はラビング処理により反
強誘電性液晶分子の長軸方向と平行になるようにし、他
方の偏光板の偏光軸はラビング処理により反強誘電性液
晶分子の長軸方向と直角になるようにする。
【0023】図1、図2、図3を用いて本発明の反強誘
電性液晶ディスプレイの駆動方法の概念を説明する。図
1は本発明の走査電極側電圧波形を示す図であり、図2
は本発明の信号電極側電圧波形を示す図であり、図3は
図1で示す走査電極側電圧波形と図2で示す信号電極側
電圧波形との差である合成電圧波形を示す図である。
【0024】図1は液晶ディスプレイに配置する複数か
らなる走査電極はいくつかのブロックに分割し、おのお
ののブロックにはn本の走査電極を有する構成とし、そ
の1ブロック内のn本の走査電極に印加する走査電極側
電圧波形を示す図である。
【0025】図1に示すn本の走査電極側電圧波形は、
n本の走査電極側電圧波形を同時に走査する第1走査期
間10と第2走査期間11とからなり、第1走査期間1
0と第2走査期間11は同じくn本の走査電極側電圧波
形を同時に選択する第1の選択期間12と第1の非選択
期間13と、第2の選択期間16と第2の非選択期間1
7とからなっている。
【0026】また第1の選択期間12と第2の選択期間
16とにはn本の走査電極側電圧波形の第1のセレクト
パルス14と第2のセレクトパルス18を印加し、第1
のセレクトパルス14の直前の第2のリセット期間19
と、また第2のセレクトパルス18の直前の第1のリセ
ット期間15とは第1走査期間10と第2走査期間11
とにかかわらず一定期間を設ける。
【0027】さらに図1に示すNは第1の選択期間12
と第2の選択期間16とを構成する位相数をあらわしN
≧nを条件とし、本実施例ではN=nとなっており、図
1に示すRは確実に反強誘電状態にするための第1のリ
セット期間15と第2のリセット期間19とを構成する
位相数をあらわし、また図1に示すtは1位相あたりの
時間をあらわし、図5に示すV2の電圧値を時間t印加
したとき反強誘電状態から強誘電状態へスイッチングす
ることを条件とする。
【0028】さらにn本の走査電極側電圧波形は第1走
査期間10と第2走査期間11とで0ボルトに対して極
性が反転しており、またおのおのの走査電極側電圧波形
は同形で位相をずらした電圧波形である。
【0029】また第1のリセット期間15と第2のリセ
ット期間19とは、第1走査期間10と第2走査期間1
1とにかかわらず第1のセレクトパルス14または第2
のセレクトパルス18の直前にR位相分の期間を設け、
第1走査期間10の第1のリセット期間15は第2走査
期間11の第2のセレクトパルス18の直前のR位相分
とし、その電圧は−Vcに設定し、第2走査期間11の
第2のリセット期間19は第1走査期間10の第1のセ
レクトパルス14の直前のR位相分とし、その電圧はV
cに設定する。
【0030】図2(a)は図1に示す第1走査期間10
内のN位相数からなる第1の選択期間12中の信号電極
側電圧波形を示しており、図1のn本の走査電極側電圧
波形の第1のセレクトパルス14がVaで同じ位相の図
2の信号電極側電圧波形が−Vdのとき強誘電状態にな
り、また信号電極側電圧波形がVdのとき反強誘電状態
になることを示している。
【0031】図2(b)は図1に示す第2走査期間11
内のN位相数からなる第2の選択期間16中の信号電極
側電圧波形を示しており、図1のn本の走査電極側電圧
波形の第2のセレクトパルス18が−Vaで同じ位相の
図2の信号電極側電圧波形がVdのとき強誘電状態にな
り、また信号電極側電圧波形が−Vdのとき反強誘電状
態になることを示している。図2では強誘電状態を”O
N”、反強誘電状態を”OFF”と示している。
【0032】図3は図1で示す第1の選択期間12内の
走査電極側電圧波形と図2で示す信号電極側電圧波形の
一例との差である合成電圧波形を示し、図3の走査電極
側電圧波形内のセレクトパルス31が信号電極側電圧波
形との合成により合成電圧波形内のスイッチングパルス
33に変化する様子を示している。
【0033】図1で示すVa、Vb、Vc、−Va、−
Vb、−Vcと図2で示すVd、−Vdとはそれぞれ電
圧値を示し、図5に示す各電圧値の設定条件を図1で示
すVa、Vb、Vcと図2で示すVdとで以下に示す。
【0034】反強誘電状態を選択する条件は以下の通り
である。 Va−Vd<V1 また、強誘電状態を選択する条件は以下の通りである。 Va+Vd>V2
【0035】選択期間中に選択した強誘電状態、反強誘
電状態を、非選択期間で維持する条件は以下の通りであ
る。 −V1(V3がより適切)<Vb−Vd<Vb+Vd<
V1 また、リセット期間で強誘電状態から反強誘電状態へリ
セットするための条件は以下の通りである。 Vd−Vc<V4 さらに、リセット期間で反強誘電状態から強誘電状態に
しないための条件は以下の通りである。 Vd+Vc<V1 第2走査期間の電圧波形は第1走査期間に印加される電
圧波形の極性を反転させたものとする。
【0036】上記記載の説明から明らかなように、一選
択期間でn本の走査電極側電圧波形のセレクトパルスを
選択できることにより、画面情報処理速度を大幅に向上
することか可能となることがわかる。
【0037】具体的な実施例の一例を図面を用いて説明
する。図8は、本発明における走査電極側電圧波形と信
号電極側電圧波形を示す波形図である。図8(a)は本
実施例の走査電極側電圧波形を示している。本実施例に
用いる駆動波形は選択期間を2位相に設定し、1位相に
所用する時間は70μsに設定し、リセット期間を10
位相分とり、2本の走査線T1とT2、T3とT4、T
5とT6、T7とT8…を同一選択期間で選択し100
本の走査線を持つ反強誘電性液晶ディスプレイを駆動す
るものである。
【0038】図8(c)は本実施例の選択期間中の信号
電極側電圧波形であり、図8(b)は信号電極側電圧波
形を実際に印加したときの一例を示している。図9は図
8(a)に示す走査電極側電圧波形と図8(b)に示す
信号電極側電圧波形との合成電圧波形を示し、図10は
光学応答を示している。以上より一選択期間で2本の走
査線を選択していることがわかる。従来の駆動法では一
画面書き込み処理速度は28ms所用しているが、本駆
動方法では14msで書き込むことが可能である。
【0039】さらに具体的な実施例の一例を図面を用い
て説明する。図11は、本発明における走査電極側電圧
波形と信号電極側電圧波形を示す波形図である。図11
(a)は本実施例の走査電極側電圧波形を示している。
本実施例に用いる駆動波形は選択期間を3位相に設定
し、1位相に所用する時間は70μsに設定し、リセッ
ト期間を15位相分とり、2本の走査線T1とT2、T
3とT4、T5とT6、T7とT8…を同一選択期間で
選択し480本の走査線を持つ反強誘電性液晶ディスプ
レイを駆動するものである。
【0040】図11(c)は本実施例の選択期間中の信
号電極側電圧波形であり、図11(b)は信号電極側電
圧波形を実際に印加したときの一例を示している。図1
2は図11(a)に示す走査電極側電圧波形と図11
(b)に示す信号電極側電圧波形との合成電圧波形を示
し、図13は光学応答を示している。以上より一選択期
間で2本の走査線を選択していることがわかる。従来の
駆動法では一画面書き込み処理速度は約400ms所用
しているが、本駆動方法では約200msで書き込むこ
とが可能である。
【0041】走査線がX本ある反強誘電性液晶ディスプ
レイを一選択期間をN位相分に設定し、極性が反対の二
つの走査期間で一選択期間でn本の走査線を選択するよ
うに駆動電圧波形を設定する。この時、一位相あたりの
所要時間をtとすれば、一画面書き込むのにかかる時間
Tは以下の式で与えられる。 T=2tNX/n 従来はT=2tNXであるのでn倍の速さでの書き込み
が可能になる。
【0042】
【発明の効果】上記実施例に記載の説明から明らかなよ
うに、本発明は複数の走査電極側電圧波形を同時に選択
する選択期間を設け、その選択期間中に前記走査電極側
電圧波形内のセレクトパルスを少なくとも1位相ずらす
反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法にすると、画面
情報処理速度を大幅に短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の走査電極側電圧波形の構造を示す波形
図である。
【図2】本発明の信号電極側電圧波形の構造を示す波形
図である。
【図3】本発明の走査電極側電圧波形と信号電極側電圧
波形とを合成電圧波形を示す波形図である。
【図4】反強誘電性液晶ディスプレイの構成を示す構成
図である。
【図5】反強誘電性液晶画素に電圧を変化するパルスを
印加した時の光透過率変化を示す図である。
【図6】従来の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法
を示す図である。
【図7】本発明の反強誘電性液晶ディスプレイのセル構
成を示す構成図である。
【図8】本発明の走査電極側電圧波形と信号電極側電圧
波形を示す波形図である。
【図9】本発明の合成電圧波形を示す波形図である。
【図10】本発明の光学応答を示す図である。
【図11】本発明の走査電極側電圧波形と信号電極側電
圧波形を示す波形図である。
【図12】本発明の合成電圧波形を示す波形図である。
【図13】本発明の光学応答を示す図である。
【符号の説明】
10 第1走査期間 11 第2走査期間 12 第1の選択期間 13 第1の非選択期間 14 第1のセレクトパルス 15 第1のリセット期間 16 第2の選択期間 17 第2の非選択期間 18 第2のセレクトパルス 19 第2のリセット期間

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号
    電極を有する1対のガラス基板間に反強誘電性液晶を挟
    持し、マトリックス状に液晶画素を有する反強誘電性液
    晶セルを、互いの偏光軸が直交するような2枚の偏光板
    に反強誘電性液晶分子の平均的長軸方向が偏光板のいず
    れかの偏光軸とほぼ同一方向になるように挟む構成の反
    強誘電性液晶ディスプレイの液晶画素に、走査電極と信
    号電極に印加する走査電極側電圧波形と信号電極側電圧
    波形との差である合成電圧波形を印加し、合成電圧波形
    には選択期間と非選択期間の2つの期間が存在し、選択
    期間中には表示状態を設定するために液晶分子を任意の
    位置へスイッチングするためのスイッチングパルスが1
    つ存在する反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法は、
    複数の走査電極をいくつかのブロックに分割し、おのお
    ののブロックの中で同時間帯に一定時間の選択期間を設
    け、その選択期間におのおののブロック内の複数の走査
    電極に走査電極側電圧波形を印し、該選択期間で選択
    する複数の走査電極の数に1を加えた数を前記選択期間
    で構成するパルスの位相の数として設定することを特徴
    とする反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法。
  2. 【請求項2】 反強誘電性液晶ディスプレイの走査電極
    側電圧波形は、第1走査期間と第2走査期間とからな
    り、第1走査期間と第2走査期間との波形は0ボルトに
    対して対称であり、第1走査期間は複数の走査電極側電
    圧波形を選択する第1の選択期間と第1の非選択期間と
    からなり、第2走査期間は複数の走査電極側電圧波形
    択する第2の選択期間と第2の非選択期間とからな
    り、第1の選択期間には位相をずらした第1のセレクト
    パルスを有し、第2の選択期間には位相をずらした第2
    のセレクトパルスとを有する複数の走査電極側電圧波形
    をおのおのの走査電極に印加することを特徴とする請求
    項1記載の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法。
  3. 【請求項3】 反強誘電性液晶ディスプレイの走査電極
    側電圧波形は、第1のリセット期間と第2のリセット期
    間とを有し、第1のリセット期間は第1走査期間と第2
    走査期間とにかかわらず第2のセレクトパルスの直前に
    一定期間の幅を設け、第2のリセット期間は第1走査期
    間と第2走査期間とにかかわらず第1のセレクトパルス
    の直前に一定期間の幅を設けることを特徴とする請求項
    1記載の反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法。
JP03246294A 1994-03-02 1994-03-02 反強誘電性液晶ディスプレイの駆動方法 Expired - Fee Related JP3441143B2 (ja)

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