JP3334972B2 - 構内交換装置 - Google Patents
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Description
ものである。
内線電話機等との間の着信時や発信時における接続制御
を行うものである。
では、構内交換機が輻輳し、外線が全て使用中で塞がっ
ている場合には、緊急の非常事態が発生しても、警察
(110番)や消防、救急(119番)等に外線発信す
ることができず、外線に空きが生じるまで待たなければ
ならない。
グ回線とのうちで、ISDN回線のBチャネルの所定数
を、所定の相手への発信に用いることができる構内交換
装置を提供するものである。
の空きBチャネルの数を判断する空きBチャネル数判断
手段と、上記空きBチャネルの数が所定数以下であり、
アナログ回線に空きがなければ、所定の相手以外の相手
への発信を拒否し、一方、上記空きBチャネルの数が所
定数であり、上記アナログ回線に空きがあれば、上記ア
ナログ回線を捕捉して発信する制御手段とを有し、上記
制御手段は、上記空きBチャネルの数が所定数以下であ
れば、上記ISDN回線からの着信を拒否する手段であ
る。
来の構内交換機が輻輳し、外線が全て使用中で塞がって
いる場合には、緊急の非常事態が発生しても、警察(1
10番)や消防、救急(119番)等に外線発信するこ
とができず、外線に空きが生じるまで待たなければなら
なかった。
順を説明する構内交換機のブロック図であり、図2は、
その発信手順の流れを説明するフローチャートである。
1の内線には内線端末(TEL)702が接続され、外
線にはアナログ公衆網703からのアナログ回線70
5、706、およびISDN網704からのISDN回
線707、708が接続されている。
インタフェースをとるTEL内線インタフェース装置
(TELI)709と、アナログ回線705との接続部
としてアナログ公衆網703とインタフェースをとるア
ナログ回線インタフェース装置(COT1)710と、
アナログ回線706との接続部としてアナログ公衆網7
03とインタフェースをとるアナログ回線インタフェー
ス装置(COT2)711と、ISDN回線707との
接続部としてISDN網704とインタフェースをとる
ISDN回線インタフェース装置(BRT1)712
と、ISDN回線708との接続部としてISDN網7
04とインタフェースをとるISDN回線インタフェー
ス装置(BRT2)713と、ビジートーン音源(B
T)714と、音声チャネルの接続を行う通話路スイッ
チ(TSW)715と、外線の呼状態を記憶する外線呼
状態記憶テーブルを備えた主メモリ装置(MM)716
と、PBX701の全体を制御し、着信制御と発信制御
等を行う制御装置(CC)717とを有する。
常事態が発生し、内線のTEL702から警察に通報す
るため相手先の番号「0110」をダイヤルして発信し
たとする(図2のS401)。
の「0」は、外線発信特番であり、内線から外線に発信
する時に付加する番号である。また、「110」は、警
察の電話番号である。TEL702から発信があると、
TELI709がその発信を検出し、TELI709
は、その発信をCC717に通知する。この後の手順
は、TEL702がアナログ単独電話機のようにダイヤ
ル数字を1桁ずつ送って発信(分割発信)する端末か、
ISDN端末のようにダイヤル数字を全部一括で送って
発信(一括発信)する端末か、によって多少異なる。
ある場合について説明する。TEL702が分割発信す
る端末であれば、CC717は、最初の数字「0」を受
信した段階で外線発信であることを知り、発信する外線
を決めるためにMM716内の外線呼状態記憶テーブル
を参照し、外線に空きがあるかどうか調べる(S40
2、S403)。CC717は、外線呼状態記憶テーブ
ルの状態によって以下の、のいずれかの手順をと
る。
の外線の中から発信する外線を1つ選択し、その外線を
捕捉し外線発信する(S405)。
SW715を制御して、発信した内線のTEL702と
BT714を接続し、TEL702にビジートーンを聞
かせ、外線が全て塞がっていて発信拒否したことを知ら
せる(S406)。
ある場合について説明する。TEL702が一括発信す
る端末であれば、CC717はダイヤル数字を分析し、
最初の数字「0」を参照し、外線発信であることを知
り、発信する外線を決めるためにMM716内の外線呼
状態記憶テーブルを参照し、外線に空きがあるかどうか
調べる(S402、S403)。CC717は、外線呼
状態記憶テーブルの状態によって以下の、のいずれ
かの手順をとる。
の外線の中から発信する外線を1つ選択し、その外線を
捕捉して外線発信する(S405)。
EL702に対して外線が全て塞がっていて発信拒否し
たことを知らせる(S406)。
示す模式図である。ここでは、外線に空きがなく、TE
L702に対して発信拒否したとする。
の呼を解放するが、非常事態が発生しているので、再び
相手先の番号「0110」をダイヤルして発信する(S
407)。PBX701は、外線に空きができるまで発
信拒否し、TEL702は外線発信できるまで発信し続
ける。
が生じると、CC717は外線呼状態記憶テーブルの値
を使用中から空きに書き換える。ここではISDN回線
708のB1チャネルに空きが生じたものとする。
BRT713がその解放を検出し、CC717に通知す
る。CC717は、その解放通知を受けると、外線呼状
態記憶テーブルのISDN回線708のB1チャネルに
対応するところを使用中から空きに書き換え、BRT7
13を制御して呼の解放処理を行う。
番号「0110」をダイヤルして発信したとする。TE
L702から発信があると、TELI709がその発信
を検出し、TELI709は、その発信をCC717に
通知する。CC717は、発信通知を受けると、相手先
の番号を解析し、その発信が外線発信であることを知
る。
るためMM716内の外線呼状態記憶テーブルを参照
し、空いている外線を探す。CC717は、ISDN回
線708のB1チャネルが空いていることを知ると、そ
のBチャネルを捕捉し、外線呼状態記憶テーブルのIS
DN回線708のB1チャネルに対応するところを空き
から使用中に書き換える。そして、そのBチャネルを捕
捉して、ISDN回線708に対応するBRT713を
制御してISDN網704に発信する。なお、その時の
相手先の番号(着番号)は「110」である。
TSW715を制御して内線のTEL702と外線のI
SDN回線708を接続する。TSW715が接続され
るとTEL702とISDN回線708との間の通話が
始まる。
常事態が発生し、内線端末から非常用の外線発信する場
合、外線が全て使用中であると即座に外線発信できず、
外線に空きが生じるまで内線端末の利用者は何度も発信
しなければならず、大変不便であった。
ISDN回線のBチャネルのうちn個を非常用チャネル
として扱い、そのn個のBチャネルは非常用の外線発信
以外には使用しないようにしたPBXを提供するもので
ある。
手順を説明するPBXのブロック図であり、図5は、そ
の発信手順の流れを説明するフローチャートである。
N回線の中の1個のBチャネルを非常用チャネルとし、
「110」番と「119」番の2つの番号を非常用番号
として扱う。
LI)109には、内線端末(TEL)102が接続さ
れ、2つのアナログ回線インタフェース(COT1、C
OT2)110、111には、アナログ回線105、1
06を介してアナログ公衆網103が接続され、さらに
2つのISDN回線インタフェース(BRT1、BRT
2)112、113には、ISDN回線107、108
を介してISDN網104が接続されている。
源(BT)114と、音声チャネルの接続を行う通話路
スイッチ(TSW)115と、外線の呼状態を記憶する
外線呼状態記憶テーブルおよび非常用の電話番号を記憶
する非常用番号記憶テーブルを備えた主メモリ装置(M
M)116と、PBX101全体を制御し、着信制御お
よび発信制御等を行う制御装置(CC)117が設けら
れている。
内線のTEL102から警察に通報するため外線発信特
番「0」と相手先の番号「110」をダイヤルして外線
発信したとする。TEL102から発信があると、TE
LI109がその発信を検出し、TELI109はその
発信をCC117に通知する。このあとの手順は、TE
L102がアナログ単独電話機のようにダイヤル数字を
1桁ずつ送って発信(分割発信)する端末か、ISDN
端末のようにダイヤル数字を全部一括で送って発信(一
括発信)する端末かによって多少異なる。
ある場合について説明する。TEL102が分割発信す
る端末であれば、CC117は最初の数字「0」を受信
した段階で外線発信であることを知り(S101)、発
信する外線を決めるためMM116内にある外線呼状態
記憶テーブルを参照して(S102)、ISDN回線の
空きBチャネルの数を調べる(S103)。外線呼状態
記憶テーブルは図3に示すような構造になっているもの
とする。
ブルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順を
とる。ただし非常用のBチャネルの数nは“1”とす
る。
15を制御して発信した内線端末にBTを送出する(図
示せず)。
1個で(S104)、ISDN回線以外の外線(ここで
はアナログ回線105と106)に空きがなければ(S
105、S106)、外線呼状態テーブル中のISDN
回線の空きBチャネルの外線呼状態を使用中に変えるこ
とにより、ISDN回線の空きのBチャネルを仮捕捉す
る。その後に受信するダイヤル数字が非常用番号ならば
(S107〜S109)、先ほど仮捕捉したISDN回
線のBチャネルを捕捉して外線発信する(S111)。
1個で(S104)、ISDN回線以外の外線に空きが
なければ(S105、S106)、ISDN回線の空き
のBチャネルを仮捕捉する。その後に受信するダイヤル
数字が非常用番号でなければ(S107〜S109)、
先ほど仮捕捉したISDN回線のBチャネルを解放して
発信拒否する(S110)。
1個で(S104)、ISDN回線以外の外線に空きが
あれば(S105、S106)、ISDN回線以外の外
線を捕捉して発信する(S112)。
2個以上ある場合は、ISDN回線の空きの最後の1個
のBチャネルを選択しないように外線を選択し、その外
線を捕捉して外線発信する(S113)。
SDN回線108のB1チャネルだけが空きで、他の外
線に空きがないとする。CC117は、外線呼状態記憶
テーブルを参照し、全ISDN回線の中に空きのBチャ
ネルが1個あり、ISDN回線以外の外線に空きがない
ことを知ると、ISDN回線108のB1チャネルを選
択して仮捕捉し、外線呼状態記憶テーブルの選択したB
チャネルのところを空き状態から使用中状態に書き換
え、その後のダイヤル数字を待つ。
らダイヤル数字を1桁受信する毎に外線発信する番号が
非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致するか
どうか調べる。なお、非常用番号記憶テーブルは、図6
に示すような構造になっているものとする。
受信した段階で非常用発信でないことを分析すると、T
SW115を制御してBT114と発信した内線を接続
してビジートーンを送出して発信拒否したことを発信者
に知らせる。
た段階で非常用発信であることを分析すると、捕捉した
BRT113を制御して外線発信し、TSW115を制
御して発信のあった内線と発信した外線の音声チャネル
を接続する。そして、その後相手が応答すると通話が始
まる。
ある場合について説明する。TEL102が一括発信す
る端末であれば、CC117はダイヤル数字を分析し
て、最初の数字「0」を参照し、外線発信であることを
知り(S101)、発信する外線を決めるためMM11
6内にある外線呼状態記憶テーブルを参照する(S10
2)。
ルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順をと
る。
内線端末に対して発信拒否する(図示せず)。
1個で(S103、S104)、ISDN回線以外の外
線(ここではアナログ回線105と106)に空きがな
ければ(S106、S107)、その後の数字を分析す
る。その番号が非常用番号と一致するものがあれば(S
108、S109)、ISDN回線の空いているBチャ
ネルを捕捉して外線発信する(S111)。
1個で(S103、S104)、ISDN回線以外の外
線に空きがなければ(S106、S107)、その後の
数字を分析する。その番号が非常用番号と一致するもの
がなければ(S108、S109)、発信した内線端末
に対して発信拒否する(S110)。
1個で(S104)、ISDN回線以外の外線に空きが
あれば(S105、S106)、ISDN回線以外の外
線を捕捉して発信する(S112)。
2個以上ある場合は、ISDN回線の空きの最後の1個
のBチャネルを選択しないように外線を選択し、その外
線を捕捉して外線発信する(S113)。
DN回線108のB1チャネルだけが空きで他の外線に
空きがないとする。CC117は、外線呼状態記憶テー
ブルを参照し、全ISDN回線の中に空きのBチャネル
が1個あり、ISDN回線以外の外線に空きがないこと
を知ると、残りのダイヤル数字を分析し、非常用番号記
憶テーブルに記憶された番号と一致するものがあるかど
うか調べる。
常用番号でなければ、TELI109を制御して発信し
た内線端末102に対して発信拒否する。ダイヤル数字
が非常用番号ならば、ISDN回線の空きの最後のBチ
ャネルのところを空き状態から使用中状態に書き換え、
BRT113を制御して外線発信し、TSW115を制
御して発信のあった内線と発信した外線の音声チャネル
を接続する。そして、その後相手が応答すると通話が始
まる。
着信手順について説明する。ISDN回線107から着
信があると、BRT112がその着信を検出し、CC1
17にその着信を通知する。CC117は、着信通知を
受けると、MM116内の外線呼状態記憶テーブルを参
照し、全ISDN回線の空きのBチャネルの数が2個以
上あれば、応答方式にしたがって着信する。全ISDN
回線の空きのBチャネルの数が1個以下であれば、空き
のBチャネルを非常用に空けておくためBRT112を
制御して着信拒否する。
チャネルの数が2個以上であれば、特定の発信者からの
着信、または特定の内線への着信は許可し、空きのBチ
ャネルの数が1個であれば、着信拒否するようにしても
良い。また、空きチャネルの数が1個であっても、特定
の着信は許可するようにしても良い。
Bチャネルの数が2個以上であれば、発信拒否し、1個
以下であれば、着信拒否するようにしても良い。
て、ISDN回線の1個のBチャネルは非常時の外線発
信のために空けておくことにより、緊急の非常事態が発
生した場合にPBXの呼が輻輳していても外線発信し易
くすることができる。
る。図7は、この第2実施例における発信手順を説明す
るPBXのブロック図である。
N回線の中の1個のBチャネルを非常用チャネルとし、
「110」番と「119」番の2つの番号を非常用番号
として扱う。
ス(BRI)510には、ISDN端末502が接続さ
れ、SLT内線インタフェース(SLTI)511に
は、単独電話機(SLT)503が接続されている。ま
た、2つのアナログ回線インタフェース(COT1、C
OT2)512、513には、アナログ回線506、5
07を介してアナログ公衆網504が接続されている。
さらに、ISDN基本回線インタフェース(BRT)5
14には、ISDN基本インタフェース回線508を介
してISDN網505が接続され、ISDN一次群イン
タフェース(PRT)515には、ISDN一次群イン
タフェース回線509を介してISDN網505が接続
されている。
源(BT)516と、音声チャネルの接続を行う通話路
スイッチ(TSW)517と、外線の呼状態を記憶する
外線呼状態記憶テーブルおよび非常用の電話番号を記憶
する非常用番号記憶テーブルを備えた主メモリ装置(M
M)518と、PBX501全体を制御し、着信制御お
よび発信制御等を行う制御装置(CC)519が設けら
れている。
の第2実施例における発信手順の流れを説明する。
内線のISDN端末502から警察に通報するため外線
発信特番「0」と相手先の番号「110」をダイヤルし
て外線発信したとする。また、ほぼ同じ頃、内線のSL
T503から救急車を呼ぶため外線発信特番「0」と相
手先の番号「119」をダイヤルして外線発信したとす
る(S101)。
RI510がその発信を検出し、BRI510は発信を
検出したことをCC519に通知する。CC519は、
BRI510から発信通知を受けると発信の「呼設定」
メッセージの中の着番号情報要素を見てダイヤル数字を
分析し、最初の数字が「0」であって外線発信であるこ
とを知ると、発信する外線を決めるためMM518内に
ある外線呼状態記憶テーブルを参照して(S102)、
ISDN回線の空きBチャネルの数を調べる(S10
3)。外線呼状態記憶テーブルは図8に示すような構造
になっているものとする。
ブルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順を
とる。ただし非常用のBチャネルの数nは“2”とす
る。
10を制御して発信したISDN端末502に対して発
信拒否する(図示せず)。
1個または2個で(S104)、ISDN回線以外の外
線(ここではアナログ回線506と507)に空きがな
ければ(S105、S106)、その後の数字を分析す
る。その番号が非常用番号と一致するものであれば(S
107〜S109)、ISDN回線の空いているBチャ
ネルを捕捉して外線発信する(S111)。
1個または2個で(S104)、ISDN回線以外の外
線に空きがなければ(S105、S106)、その後の
数字を分析する。その番号が非常用番号と一致するもの
でなければ(S107〜S109)、BRI510を制
御して発信したISDN端末502に対して発信拒否す
る(S110)。
1個または2個で(S104)、ISDN回線以外の外
線に空きがあれば(S105、S106)、ISDN回
線以外の外線を捕捉して発信する(S112)。
3個以上ある場合は、ISDN回線のBチャネルを1個
または2個残して外線を選択し、その外線を捕捉して外
線発信する(S113)。
SDN基本インタフェース回線508のB1チャネルと
ISDN一次群インタフェース回線509のB2チャネ
ルだけが空きで、ISDN回線以外の回線に空きがない
とする。CC519は、外線呼状態記憶テーブルを参照
し、全ISDN回線の中に空きのBチャネルが2個あ
り、ISDN回線以外の外線に空きがないことを知る
と、残りのダイヤル数字を分析し、非常用番号記憶テー
ブルに記憶された番号と一致するものがあるかどうか調
べる。なお、非常用番号記憶テーブルは、図6に示すも
のとする。
常用番号でなければ、BRI510を制御して発信した
ISDN端末502に対して発信拒否する。ダイヤル数
字が非常用番号ならば、ISDN回線の空きのBチャネ
ルのうちのどちらか(ここではPRT515のB2チャ
ネル)を選択し、そのBチャネルを捕捉して外線呼状態
記憶テーブルの選択したBチャネルのところを空き状態
から使用中状態に書き換える。さらに、PRT515を
制御して外線発信し、TSW517を制御して発信のあ
った内線と発信した外線の音声チャネルを接続する。そ
して、その後相手が応答すると通話が始まる。
信があった直後、まだ外線の状態が変わらないうちに、
SLT503から「0119」を「0119」をダイヤ
ルして外線発信があったとする。SLT503から発信
があると、PBX501ではSLTI511がその発信
を検出し、SLTI511はSLT503からダイヤル
数字を1桁ずつ受信し、受信したダイヤル数字をCC5
19に通知する。
信すると、外線発信であることを知り(S101)、発
信する外線を決めるためMM518内にある外線呼状態
記憶テーブルを参照する(S102)。
ルの状態によって、以下の〜のいずれかの手順をと
る。ただし非常用のBチャネルの数nは“2”とする。
17を制御して発信したSLT503にBTを送出する
(図示せず)。
1個または2個で(S103、S104)、ISDN回
線以外の外線(ここではアナログ回線506と507)
に空きがなければ(S106、S107)、ISDN回
線の空きBチャネルのうちの1個を仮捕捉する。その後
に受信ダイヤル数字が非常用番号ならば(S108、S
109)、先程仮捕捉したISDN回線のBチャネルを
捕捉して外線発信する(S111)。
1個または2個で(S103、S104)、ISDN回
線以外の外線に空きがなければ(S105、S10
6)、ISDN回線の空きのBチャネルのうちの1個を
仮捕捉する。その後に受信するダイヤル数字が非常用番
号でなければ(S107〜S109)、先ほど仮捕捉し
たISDN回線のBチャネルを解放し、TSW517を
制御して発信したSLT503にBTを送出する(S1
10)。
1個で(S104)、ISDN回線以外の外線に空きが
あれば(S105、S106)、ISDN回線以外の外
線を捕捉して発信する(S112)。
3個以上ある場合は、ISDN回線のBチャネルの1個
または2個残して外線を選択し、その外線を捕捉して外
線発信する(S113)。
SDN基本インタフェース回線508のB1チャネルだ
けが空きで、他の外線に空きがないとする。CC519
は、外線呼状態記憶テーブルを参照し、全ISDN回線
の中に空きのBチャネルが1個あり、ISDN回線以外
の外線に空きがないことを知ると、その空きのBチャネ
ル(BRTのB1チャネル)を仮捕捉し、外線呼状態記
憶テーブルの選択したBチャネルのところを空き状態か
ら使用中状態に書き換え、その後のダイヤル数字を待
つ。
らダイヤル数字を1桁受信する毎に外線発信する番号が
非常用番号記憶テーブルに記憶された番号と一致するか
どうか調べる。
受信した段階で非常用発信でないことを分析すると、T
SW517を制御してBT516と発信した内線を接続
してビジートーンを送出して発信拒否したことを発信者
に知らせる。
た段階で非常用発信であることを分析すると、仮捕捉し
たBチャネルを捕捉し、外線呼状態記憶テーブルのその
Bチャネルのところを仮捕捉状態から捕捉状態に書き換
える。さらにBRT514を制御して外線発信し、TS
W517を制御して発信のあった内線と発信した外線の
音声チャネルを接続する。そして、その後相手が応答す
ると通話が始まる。
着信手順について説明する。ISDN基本インタフェー
ス回線508からPBX501に着信があると、BRT
514がその着信を検出し、CC519にその着信を通
知する。CC519は、着信通知を受けると、MM51
8内の外線呼状態記憶テーブルを参照し、全ISDN回
線の空きのBチャネルの数が3個以上あれば、応答方式
にしたがって着信し、全ISDN回線の空きのBチャネ
ルの数が2個以下であれば、空きのBチャネルを非常用
に空けておくためBRT514を制御して着信拒否す
る。
509からPBX501に着信があった場合も同様であ
る。
て、ISDN回線の2個のBチャネルは非常時の外線発
信のために空けておくことにより、緊急の非常事態が発
生した場合にPBXの呼が輻輳していても外線発信し易
くすることができる。
グ回線とのうちで、ISDN回線のBチャネルの所定数
を、所定の相手への発信に用いることができるととも
に、空きBチャネルの数が所定数以下でも、アナログ回
線から発信することができるという効果を奏する。
ャートである。
状態記憶テーブルを示す模式図である。
ある。
記憶テーブルを示す模式図である。
ブルを示す模式図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ISDN回線の空きBチャネルの数を判
断する空きBチャネル数判断手段と; 上記空きBチャネルの数が所定数以下であり、アナログ
回線に空きがなければ、所定の相手以外の相手への発信
を拒否し、一方、上記空きBチャネルの数が所定数であ
り、上記アナログ回線に空きがあれば、上記アナログ回
線を捕捉して発信する制御手段と; を有し、上記制御手段は、上記空きBチャネルの数が所
定数以下であれば、上記ISDN回線からの着信を拒否
する手段であることを特徴とする構内交換装置。
Priority Applications (2)
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JP27613093A JP3334972B2 (ja) | 1992-11-20 | 1993-10-07 | 構内交換装置 |
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JP33508892 | 1992-11-20 | ||
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ID=26551762
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JP27613093A Expired - Fee Related JP3334972B2 (ja) | 1992-11-20 | 1993-10-07 | 構内交換装置 |
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- 1993-10-07 JP JP27613093A patent/JP3334972B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1996
- 1996-04-01 US US08/625,923 patent/US5956392A/en not_active Expired - Lifetime
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