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JP3328570B2 - ハンズフリー装置 - Google Patents

ハンズフリー装置

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Publication number
JP3328570B2
JP3328570B2 JP2003998A JP2003998A JP3328570B2 JP 3328570 B2 JP3328570 B2 JP 3328570B2 JP 2003998 A JP2003998 A JP 2003998A JP 2003998 A JP2003998 A JP 2003998A JP 3328570 B2 JP3328570 B2 JP 3328570B2
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JP
Japan
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speaker
control circuit
signal
hands
voice
Prior art date
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JP2003998A
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JPH11220526A (ja
Inventor
岡 健 司 吉
谷 一 夫 渋
澤 新 黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003998A priority Critical patent/JP3328570B2/ja
Publication of JPH11220526A publication Critical patent/JPH11220526A/ja
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話などの
音声通話のハンズフリーシステムにおいて、スピーカ故
障、断線などにより、あるスピーカへの音声出力が途切
れた場合でも、ハンズフリー通話を継続することのでき
るハンズフリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車電話などにおいては、
運転者がハンドルから手を離さないで通話できるハンズ
フリーシステムが要望されており、エコーキャンセル技
術やハウリング抑制技術の確立によって今日では実現可
能となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンズフリーシステムの場合、ハンズフリーで使用する
スピーカが単数固定であったため、あるスピーカへの音
声出力が途切れた場合には、ハンズフリー通話ができな
くなり、緊急発信時等の通話も不可能となっていた。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、スピーカの不良、もしくは断線などによ
りスピーカの鳴音が出来ない場合でも、継続してハンズ
フリー通話を可能としたハンズフリー装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のハンズフリー装置は、電話回線の接続制
御、音声信号受信、送信制御を行う通信制御回路と、音
声通話を行う場合において、ハウリング防止、エコーキ
ャンセルなどの処理を行い、ハンズフリーでの音声によ
る会話を実現するためのエコーキャンセル処理を施した
受信音声信号および送信音声信号の生成を行うハンズフ
リー回路と、前記エコーキャンセル処理を施した受信音
声信号を鳴音させる複数のスピーカと、前記ハンズフリ
ー回路の起動制御、受信音声の出力するスピーカへの制
御信号を生成する制御回路と、前記制御回路からの制御
信号により鳴音させるスピーカの音声ラインの制御を行
う音声制御信号を生成して出力するスピーカ切替え制御
回路と、前記スピーカ切替え制御回路からの音声制御信
号により、前記鳴音させる複数のスピーカを順番に選択
して受信音声信号の音声パスの開閉制御を行うスピーカ
音声制御回路とを具備することにより、鳴音させるスピ
ーカを切り替えてハンズフリー通話を継続することがで
る。
【0006】以上の構成により、自動車電話などの音声
通話のハンズフリーシステムにおいて、制御回路からの
スピーカ切替え制御信号により、通話相手からの受信音
声信号の鳴音を行うスピーカの切替え制御を行い、スピ
ーカ故障、断線などにより、あるスピーカへの音声出力
が途切れた場合でも、鳴音させるスピーカを切り替える
ことによって、ハンズフリー通話を継続することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電話回線の接続制御、音声信号受信、送信制御を行
う通信制御回路と、音声通話を行う場合において、ハウ
リング防止、エコーキャンセルなどの処理を行い、ハン
ズフリーでの音声による会話を実現するためのエコーキ
ャンセル処理を施した受信音声信号および送信音声信号
の生成を行うハンズフリー回路と、前記エコーキャンセ
ル処理を施した受信音声信号を鳴音させる複数のスピー
カと、前記ハンズフリー回路の起動制御、受信音声の出
力するスピーカへの制御信号を生成する制御回路と、前
記制御回路からの制御信号により鳴音させるスピーカの
音声ラインの制御を行う音声制御信号を生成して出力す
るスピーカ切替え制御回路と、前記スピーカ切替え制御
回路からの音声制御信号により、前記鳴音させる複数の
スピーカを順番に選択して受信音声信号の音声パスの開
閉制御を行うスピーカ音声制御回路と、ユーザーの音声
により送信音声信号を生成するマイクとを備えたもので
あり、前記制御回路からのスピーカ切替え制御信号によ
り、通話相手からの受信音声信号の鳴音を行うスピーカ
の切替え制御を行い、スピーカ故障、断線などにより、
あるスピーカへの音声出力が途切れた場合などの状態で
も、鳴音させるスピーカを切り替える制御処理を行うこ
とにより、ハンズフリー通話を継続することができる。
【0008】
【0009】また、請求項に記載の発明は、制御部に
おいて、スピーカ切替え制御回路に出力する音声制御信
号により、鳴音させる複数のスピーカを順番に2つだけ
選択してハンズフリー音声通話を実現する請求項1記載
のハンズフリー装置であり、1つのスピーカが故障した
場合に、代わりのスピーカを2つまで連続的に選択する
ことができる。
【0010】また、請求項に記載の発明は、制御部に
おいて、スピーカ切替え制御回路に出力する音声制御信
号により、鳴音させる複数のスピーカを順番に2つだけ
選択してハンズフリー音声通話を実現する請求項1記載
のハンズフリー装置であり、1つのスピーカが故障した
場合に、代わりのスピーカを3つまで連続的に選択する
ことができる。
【0011】また、請求項に記載の発明は、制御部に
おいて、スピーカ切替え制御回路に出力する音声制御信
号により、鳴音させる複数のスピーカの全てを順番に選
択してハンズフリー音声通話を実現する請求項1記載の
ハンズフリー装置であり、1つのスピーカが故障した場
合に、代わりの複数のスピーカのすべてを連続的に選択
することができる。
【0012】また、請求項に記載の発明は、ユーザー
の操作により操作信号を生成する操作部と、複数のスピ
ーカのうち、操作部からの操作信号により、ユーザーの
目的に応じたスピーカの鳴音を行うための制御信号を生
成し、スピーカ切替え制御回路に出力することにより、
ユーザーの目的に応じたスピーカを選択してハンズフリ
ー音声通話を実現する請求項1記載のハンズフリー装置
であり、ユーザーの目的に応じたスピーカを選択するこ
とができる。
【0013】また、請求項に記載の発明は、制御回路
が、スピーカ切替え制御回路に出力するスピーカ切替え
制御信号に応じて、鳴音させているスピーカの表示を行
うための表示信号を生成し、制御回路からの表示信号に
より、鳴音しているスピーカをユーザーが把握するため
の表示処理を行う表示装置を備えた請求項1記載のハン
ズフリー装置であり、表示を見ることによって、どのス
ピードが鳴音しているかを把握することができる。
【0014】また、請求項に記載の発明は、スピーカ
への音声信号を用いて、スピーカ接続ラインの接続状態
を診断し、診断しているスピーカが正常に動作できる状
態かどうかを判断するための判断処理を行い、診断結果
を制御回路に出力する自己診断装置を備えた請求項1記
載のハンズフリー装置であり、スピーカ接続ラインに接
続されたスピーカが、正常に動作できる状態かどうかを
判断することができる。
【0015】また、請求項に記載の発明は、自己診断
装置が、一定電圧等のテスト信号を送出する場合、徐々
に電圧を付加し目的の電圧にすることにより、ボツ音等
の異音の発生を防止することを可能とする請求項記載
のハンズフリー装置であり、自己診断自におけるボツ音
等の異音の発生を防止することができる。
【0016】また、請求項に記載の発明は、自己診断
装置が、スピーカの自己診断を行い、診断結果を制御回
路に出力すると共に、制御回路が、診断結果を表示部に
出力することにより、ユーザーが正常に動作可能なスピ
ーカと、異常なスピーカを把握することを可能とした請
求項記載のハンズフリー装置であり、ユーザーが正常
に動作可能なスピーカと、異常なスピーカとを把握する
ことができる。
【0017】また、請求項10に記載の発明は、自己診
断装置が、あるスピーカの自己診断を行い、診断結果を
制御回路に出力すると共に、制御回路は、診断結果に基
づき、前記診断したスピーカが異常と判断した場合、別
のスピーカの診断を行い、正常なスピーカと判断したス
ピーカの音声経路を接続する処理を自動的に行うことに
より、スピーカ自体の故障、断線等の不具合が生じたと
きでも鳴音するスピーカを自動的に切り替えることを可
能とした請求項記載のハンズフリー装置であり、スピ
ーカ自体の故障、断線等の不具合が生じたときでも、鳴
音するスピーカを自動的に切り替えることができる。
【0018】また、請求項11に記載の発明は、通信制
御回路の通信制御信号に、スピーカ切替え制御信号を送
受信する機能を備え、制御信号を、スピーカ切替え制御
回路に音声制御信号を出力する制御回路に入力し、前記
制御回路は、前記音声制御信号により、スピーカ切替え
制御を行い、鳴音するスピーカの切替えを行うことを可
能とした請求項1記載のハンズフリー装置であり、通信
制御回路がスピーカ切替え制御信号を送受信する機能を
備えることにより、通話の相手側がスピーカの切替えを
行うことができる。
【0019】(実施の形態1)次に、本発明の第1の実
施の形態におけるハンズフリー装置を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明のエコーキャンセルシステ
ムの実施の形態の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、本実施の形態は、例えば、自動車電話などのハ
ンズフリー通話のために用いられるものであり、自動車
電話などの電話回線の接続制御、音声信号受信、送信制
御を行う通信制御回路1と、自動車電話などの音声通話
を行う場合において、ハウリング防止、エコーキャンセ
ルなどの処理を行い、ハンズフリーでの音声による会話
を実現するためのエコーキャンセル処理を施した受信音
声信号と送信音声信号の生成を行うハンズフリー回路2
と、前記ハンズフリー回路2の起動制御、受信音声の出
力するスピーカ6の音声出力制御を行うための音声制御
信号の生成と操作部8からの操作信号の入力制御、およ
び表示装置9へ表示制御信号を出力する制御回路3と、
前記制御回路3からの制御信号により、鳴音させるスピ
ーカ6の音声出力の制御信号を生成し、スピーカ音声制
御回路に音声制御信号を出力するスピーカ切替え制御回
路4と、前記スピーカ切替え制御回路4からの音声制御
信号により受信音声信号の音声パスの開閉制御を行うス
ピーカ音声制御回路5と、エコーキャンセル処理を施し
た受信音声信号を鳴音させる複数のスピーカ6と、ユー
ザーの音声により送信音声信号を生成するマイク7と、
ユーザーの操作により操作信号を生成する操作部8と、
制御回路3からの表示信号により、鳴音しているスピー
カなどの情報を出力することにより、通話状態をユーザ
ーが把握するための表示を行う表示装置9とを有してい
る。
【0020】次に、本実施の形態1の動作について説明
する。図1において、自動車電話無線機などの通信制御
回路1は、通信事業者などからの受信音声信号を受信
し、前記受信した音声信号をハンズフリー回路2に出力
する。また、ハンズフリー通話状態でのユーザーの音声
を受信するマイク7は、前記ユーザーの音声から送信音
声信号を生成し、ハンズフリー回路2に出力する。ハン
ズフリー回路2は、例えばDSPなどのディジタル信号
処理を用いてエコーキャンセル処理を行う場合、第1の
チャネルコーディック21は、受信音声信号をディジタ
ル変換し、またエコーキャンセル信号処理制御回路22
からのディジタル送信音声信号アナログ変換する。また
第2のチャネルコーディック23は、エコーキャンセル
信号処理制御回路22からのディジタル受信音声信号ア
ナログ変換し、また送信音声信号をディジタル変換す
る。エコーキャンセル信号処理制御回路22は、前記チ
ャネルコーディック21および23からの前記送信音声
信号、受信音声信号より、音声信号レベル、周波数など
音声信号成分を分析し、ハウリング、エコーなどの音声
通話の妨げになる音声成分を除去し、エコーキャンセル
などの信号処理を施した受信音声信号、および送信音声
信号を生成する。
【0021】ハンズフリー回路2は、エコーキャンセル
などの信号処理を施した受信音声信号を、スピーカ音声
制御回路5に、またエコーキャンセルなどの信号処理を
施した送信音声信号を通信制御回路1に出力する。制御
回路3は、ハンズフリー回路2の起動処理およびスピー
カ切替え制御回路4に制御信号を出力し、前記エコーキ
ャンセルを施した音声信号を鳴音させるスピーカ6の選
択処理を行う。スピーカ切替え制御回路4は、前記制御
回路3からの制御信号により、鳴音させるスピーカ6の
音声制御を行うスピーカ音声制御回路5に、音声出力制
御信号を出力する。スピーカ音声制御回路5は、前記ス
ピーカ切替え制御回路4から音声を通過させるための音
声出力制御信号が入力された場合、音声パスを開き、ス
ピーカの鳴音処理を行い、音声を遮断させるための音声
出力制御信号が入力された場合、音声パスを閉じスピー
カの鳴音を停止する処理を行う。スピーカ6は、前記ス
ピーカ音声制御回路5の処理に基づき、音声信号が入力
された場合、前記音声信号の音声レベルに応じて鳴音処
理を行い、受信音声信号の鳴音処理を行う。また、通信
制御回路1は、ハンズフリー回路2から出力されたエコ
ーキャンセルを施した送信音声信号の送信処理を行う。
操作部8は、ユーザーからの操作に対して制御信号にし
て制御回路3に出力処理を行なう。表示装置9は、制御
回路3からの表示データの表示を行なう。
【0022】以上のように、本発明の実施の形態1によ
れば、制御回路からのスピーカ切替え制御信号により、
通話相手からの受信音声信号の鳴音を行うスピーカの切
替え制御を行い、スピーカ故障、断線などにより、ある
スピーカへの音声出力が途切れた場合などの状態でも、
鳴音させるスピーカを切り替える制御処理を行うことに
より、ハンズフリー通話を継続することができる。
【0023】(実施の形態2)図2は本発明の形態2に
おける制御回路3の処理を示すフロー図であり、装置全
体の構成は図1と同じである。図2において、制御回路
3は、操作部8からの操作信号などにより、スピーカ6
の切替え処理を実行するか否かを判断する(ステップS
1)。変更の必要が生じたとき、現在鳴音しているスピ
ーカ6を把握し、前記鳴音しているスピーカ6への音声
信号の出力を遮断する制御信号をスピーカ切替え制御回
路4に出力する(ステップS2)。スピーカ切替え制御
回路4は、前記制御回路3からの制御信号により鳴音し
ているスピーカへの音声信号を遮断するような制御信号
をスピーカ音声制御回路5に出力し、スピーカ音声制御
回路5が音声パスを遮断することによりスピーカ6の鳴
音を停止する(ステップS3)。さらに制御回路3は、
鳴音させるスピーカを選択し、スピーカへの音声信号の
出力を通過する制御信号をスピーカ切替え制御回路4に
出力する(ステップS4)。スピーカ切替え制御回路4
は、前記制御回路3からの制御信号により、スピーカ6
のうちのいずれかのスピーカへの音声信号の通過を許可
する制御信号をスピーカ音声制御回路5に出力し、スピ
ーカ音声制御回路5が音声パスを開くことにより、スピ
ーカ6の鳴音を開始する。
【0024】以上のように、本発明の実施の形態2によ
れば、制御部において、スピーカ切替え制御回路に出力
する音声制御信号により、鳴音させる複数のスピーカの
うちの1つを選択し、ハンズフリー音声通話を実現する
ので、1つのスピーカが故障した場合に、代わりのスピ
ーカを1つだけ順番に選択することができる。
【0025】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における制御回路3の処理を示すフロー図であり、
装置全体の構成は図1と同じである。図3において、制
御回路3は、操作部8からの操作信号などにより、スピ
ーカ6の切替え処理を実行するか否かを判断する(ステ
ップS11)。変更の必要が生じたとき、現在鳴音して
いるスピーカ6を把握し、前記鳴音しているスピーカ6
への音声信号の出力を遮断する制御信号をスピーカ切替
え制御回路4に出力する(ステップS12)。スピーカ
切替え制御回路4は、前記制御回路3からの制御信号に
より鳴音しているスピーカ6への音声信号を遮断するよ
うな制御信号をスピーカ音声制御回路5に出力し、スピ
ーカ音声制御回路5が音声パスを遮断することにより、
全てのスピーカ6の鳴音を停止する(ステップS1
3)。さらに制御回路3は、スピーカ音声通過制御を行
う制御回数を確認し、1もしくは2回目の処理の場合、
音声通過制御を行う処理を実行する(ステップS1
4)。音声通過制御を実行する場合、制御回路3は鳴音
させるスピーカ6を選択し、スピーカ6への音声信号の
出力を通過する制御信号をスピーカ切替え制御回路3に
出力する(ステップS15)。スピーカ切替え制御回路
4は、前記制御回路3からの制御信号により、スピーカ
6のうちのいずれかのスピーカへの音声信号の通過を許
可する制御信号をスピーカ音声制御回路5に出力し、ス
ピーカ音声制御回路5が音声パスを開くことにより、ス
ピーカ6の鳴音を開始する。前記制御回数が3回以上の
場合は、2スピーカ以上を鳴音しないため、処理を終了
する。
【0026】以上のように、本発明の実施の形態3によ
れば、制御部において、スピーカ切替え制御回路に出力
する音声制御信号により、鳴音させる複数のスピーカを
順番に2つだけ選択してハンズフリー音声通話を実現す
るので、1つのスピーカが故障した場合に、代わりのス
ピーカを2つまで連続的に選択することができる。
【0027】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における制御回路3の処理を示すフロー図であり、
装置全体の構成は図1と同じである。図4において、制
御回路3は、操作部8からの操作信号などにより、スピ
ーカ6の切替え処理を実行するか否かを判断する(ステ
ップS21)。変更の必要が生じたとき、現在鳴音して
いるスピーカ6を把握し、前記鳴音しているスピーカ6
への音声信号の出力を遮断する制御信号をスピーカ切替
え制御回路4に出力する(ステップS22)。スピーカ
切替え制御回路4は、前記制御回路3からの制御信号に
より、鳴音しているスピーカ6への音声信号を遮断する
ような制御信号をスピーカ音声制御回路5に出力し、ス
ピーカ音声制御回路5が音声パスを遮断することによ
り、全てのスピーカの鳴音を停止する(ステップS2
3)。さらに制御回路3は、スピーカ音声通過制御を行
う制御回数を確認し、3回以下の処理の場合、音声通過
制御を行う処理を実行する(ステップS24)。音声通
過制御を実行する場合、制御回路3は、鳴音させるスピ
ーカ6を選択し、スピーカ6への音声信号の出力を通過
する制御信号をスピーカ切替え制御回路4に出力する
(ステップS25)。スピーカ切替え制御回路4は、前
記制御回路3からの制御信号により、スピーカ6のうち
のいずれかのスピーカへの音声信号の通過を許可する制
御信号をスピーカ音声制御回路5に出力し、スピーカ音
声制御回路5が音声パスを開くことにより、スピーカ6
の鳴音を開始する。前記制御回数が4回以上の場合は、
3スピーカ以上を鳴音しないため、処理を終了する。
【0028】以上のように、本発明の実施の形態4によ
れば、制御部において、スピーカ切替え制御回路に出力
する音声制御信号により、鳴音させる複数のスピーカを
順番に3つだけ選択してハンズフリー音声通話を実現す
るので、1つのスピーカが故障した場合に、代わりのス
ピーカを3つまで連続的に選択することができる。
【0029】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における制御回路3の処理を示すフロー図であり、
装置全体の構成は図1と同じである。図5において、制
御回路3は、操作部8からの操作信号などにより、スピ
ーカ6の切替え処理を実行するか否かを判断する(ステ
ップS31)。変更の必要が生じたとき、現在鳴音して
いるスピーカ6を把握し、前記鳴音しているスピーカ6
への音声信号の出力を遮断する制御信号をスピーカ切替
え制御回路4に出力する(ステップS32)。スピーカ
切替え制御回路4は、前記制御回路3からの制御信号に
より、鳴音しているスピーカ6への音声信号を遮断する
ような制御信号をスピーカ音声制御回路5に出力し、ス
ピーカ音声制御回路5が音声パスを遮断することによ
り、全てのスピーカ6の鳴音を停止する(ステップS3
3)。さらに制御回路3は、スピーカ音声通過制御を行
う制御回数を確認し、全てのスピーカにおいて制御が完
了していない場合、音声通過制御を行う処理を実行する
(ステップS34)。音声通過制御を実行する場合、制
御回路3は、鳴音させるスピーカ6を選択し、スピーカ
6への音声信号の出力を通過する制御信号をスピーカ切
替え制御回路4に出力する(ステップS34)。スピー
カ切替え制御回路4は、前記制御回路3からの制御信号
により、スピーカ6のうちのいずれかのスピーカへの音
声信号の通過を許可する制御信号をスピーカ音声制御回
路5に出力し、スピーカ音声制御回路5が音声パスを開
くことにより、スピーカ6の鳴音を開始する。前記制御
回数において、全てのスピーカにおいて制御が完了した
場合は、処理を終了する。
【0030】以上のように、本発明の実施の形態5によ
れば、制御部において、スピーカ切替え制御回路に出力
する音声制御信号により、鳴音させる複数のスピーカの
全てを順番に選択してハンズフリー音声通話を実現する
ので、1つのスピーカが故障した場合に、代わりの複数
のスピーカの全てを連続的に選択することができる。
【0031】(実施の形態6)図6は本発明の実施の形
態6における制御回路3の処理を示すフロー図であり、
装置全体の構成は図1と同じである。図6において、操
作部8は、ユーザの要求により操作信号を制御回路3に
出力する。制御回路3は、操作信号が入力されたか否か
を判断し(ステップS41)、入力された場合、前記操
作信号がスピーカ6の切替えを要求する信号か否かを判
断する(ステップS42)。前記操作信号がスピーカ6
の切替えを要求する信号の場合、前記操作部8からの要
求にしたがって、図2に示すようなスピーカ6の切替え
制御を行い、処理を終了する(ステップS43)。ま
た、前記操作信号がない場合、もしくは操作信号がスピ
ーカ6の切替えを要求する信号でない場合、直ちに処理
を終了する。
【0032】以上のように、本発明の実施の形態6によ
れば、ユーザーの操作により操作信号を生成する操作部
と、複数のスピーカのうち、操作部からの操作信号によ
り、ユーザーの目的に応じたスピーカの鳴音を行うため
の制御信号を生成し、スピーカ切替え制御回路に出力す
ることにより、ユーザーの目的に応じたスピーカを選択
してハンズフリー音声通話を実現するので、ユーザーの
目的に応じたスピーカを選択することができる。
【0033】(実施の形態7)図7は本発明の実施の形
態7における表示装置9の表示例を示し、装置全体の構
成は図1と同じである。制御回路3は、音声出力してい
るスピーカの制御に基づき、表示制御信号を表示装置9
に出力する。図7において、横の表示制御を行なうCO
MMONおよび縦の表示制御を行なうSEGMENTに
出力する信号の制御を行なうことによって、各スピーカ
出力状態における表示の制御を行なう。図7の場合、C
OMMON1およびSEGMENT2の制御によって、
ドライバー席31の横のスピーカ32から音声出力処理
を行っていることを示している。
【0034】以上のように、本発明の実施の形態7によ
れば、制御回路が、スピーカ切替え制御回路に出力する
スピーカ切替え制御信号に応じて、鳴音させているスピ
ーカの表示を行うための表示信号を生成し、制御回路か
らの表示信号により、鳴音しているスピーカをユーザー
が把握するための表示処理を行う表示装置を備えている
ので、表示を見ることによって、どのスピードが鳴音し
ているかを把握することができる。
【0035】(実施の形態8)図8は本発明の実施の形
態8におけるバンズフリー装置の構成を示すブロック図
であり、図1に示した構成要素と同じ構成要素には同じ
符号を付してある。図8において、スピーカ切替え制御
回路4の後段には、自己診断装置10が付加されてい
る。自己診断装置10は、ハンズフリー通話を実行して
いない状態において、自己診断装置10の内部に有する
テスト信号出力装置101が、一定電圧等のテスト信号
を定期的にスピーカ6に出力する。スピーカ6は、ある
一定のインピーダンスを有しているため、一定電圧を付
加することにより、一定電流が流れる。上記テスト信号
を付加した状態で、前記自己診断装置10の内部に有す
る電流検出装置102が、前記電流を測定し、テストを
行っているスピーカが正常に動作可能か否かを判断す
る。さら前記自己診断装置10は、診断結果を制御回路
3に出力する。前記制御回路3は、前記自己診断装置1
0から入力した診断結果より、異常と診断されたスピー
カ6以外でのハンズフリー通話を実現するようにスピー
カ切替え制御回路4に制御信号を出力する。
【0036】以上のように、本発明の実施の形態8によ
れば、スピーカへの音声信号を用いて、スピーカ接続ラ
インの接続状態を診断し、診断しているスピーカが正常
に動作できる状態かどうかを自己診断装置が判断するの
で、スピーカ接続ラインに接続されたスピーカが、正常
に動作できる状態かどうかを知ることができる。
【0037】(実施の形態9)実施の形態9についての
説明は、図8を流用する。図8において、テスト信号出
力装置101は、テスト信号として一定電圧のテスト信
号を出力する際に時定数を持たせることにより徐々に電
圧を上げていき、目的の電圧に達した時点で一定電圧の
出力を維持する。自己診断装置10は、前記一定電圧を
付加した状態で、自己診断処理を行なう。自己診断処理
が終了した場合、前記一定電圧を出力していたテスト信
号出力装置101は、減電圧においても時定数を持たせ
徐々に電圧を下げていき、目的の電圧まで減圧した時点
で、テスト信号の出力を停止する。前記テスト信号出力
装置101は、スピーカに出力するテスト信号にAC成
分を極力持たせないようなテスト信号を生成することに
より、スピーカからのボツ音等の異音発生を防止する対
策を行なう。
【0038】以上のように、本発明の実施の形態9によ
れば、自己診断装置が、一定電圧等のテスト信号を送出
する場合、徐々に電圧を付加し目的の電圧にするので、
自己診断自におけるボツ音等の異音の発生を防止するこ
とができる。
【0039】(実施の形態10)図9は本発明の実施の
形態10における表示装置9の表示例を示し、装置全体
の構成は図8と同じである。制御回路3は、自己診断装
置10からの診断結果に基づき、自己診断結果において
異常と判断されたスピーカ6の表示を行うための表示制
御信号を表示装置9に出力する。図9において、横の表
示制御を行なうCOMMONおよび縦の表示制御を行な
うSEGMENTに出力する信号の制御を行なうことに
よって、各スピーカ出力状態における表示の制御を行な
う。図9の場合、COMMON1およびSEGMENT
2の制御によって、ドライバー席41のスピーカ42を
点滅させ、スピーカの接続異常であることを表示する処
理を行っていることを示す。また、前記表示は発光ダイ
オードなどの光発光素子を用いても実現可能である。
【0040】以上のように、本発明の実施の形態10に
よれば、自己診断装置が、スピーカの自己診断を行い、
診断結果を制御回路に出力すると共に、制御回路が、診
断結果を表示部に出力するので、ユーザーが正常に動作
可能なスピーカと、異常なスピーカとを把握することが
できる。
【0041】(実施の形態11)図10は本発明の実施
の形態11における制御回路3の処理を示すフロー図で
あり、装置全体の構成は図8と同じである。図10にお
いて、制御回路3は、自己診断装置10からの検査結果
を受信し(ステップS51)、前記受信結果の異常の有
無を判定する(ステップS52)。各スピーカ6の検査
結果が正常だった場合、処理を終了する。また、前記受
信結果において、鳴音処理を選択している、もしくは選
択しようとしているスピーカ6の検出結果が異常だった
場合、前記異常と判断されたスピーカ6の音声を遮断す
る制御信号をスピーカ切替え制御回路4に出力する(ス
テップS53)。スピーカ切替え制御回路4は、前記制
御回路3からの制御信号により、遮断するスピーカ6を
制御しているスピーカ音声制御回路5に音声信号を遮断
する制御信号を出力し、前記スピーカ音声制御回路5
は、前記制御信号に従って、音声経路の遮断を行なう
(ステップS54)。さらに、制御回路3は、正常と判
断されたスピーカ6に鳴音処理を切り替えるために、正
常と判断されたスピーカ6の音声を実行する制御信号を
スピーカ切替え制御回路4に出力する(ステップS5
5)。スピーカ切替え制御回路4は、前記制御回路3か
らの制御信号により、鳴音させるスピーカ6を制御して
いるスピーカ音声制御回路5に音声信号を通過する制御
信号を出力し、前記スピーカ音声制御回路5は、前記制
御信号に従って、音声経路の音声パスを開く処理を行な
う(ステップS56)。
【0042】以上のように、本発明の実施の形態11に
よれば、自己診断装置が、あるスピーカの自己診断を行
い、診断結果を制御回路に出力すると共に、制御回路
は、診断結果に基づき、前記診断したスピーカが異常と
判断した場合、別のスピーカの診断を行い、正常なスピ
ーカと判断したスピーカの音声経路を接続する処理を自
動的に行うので、スピーカ自体の故障、断線等の不具合
が生じたときでも、鳴音するスピーカを自動的に切り替
えることができる。
【0043】(実施の形態12)図11は本発明の実施
の形態12におけるハンズフリー装置の構成を示すブロ
ック図であり、図1に示した構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付してある。図11において、通信制御信
機器1からの上り、下りシリアル信号等の制御信号イン
ターフェースを制御回路3に接続し、通信制御回路1か
らの下りシリアル信号等の制御信号にスピーカ切替え制
御データを付加することにより、通話の相手から、スピ
ーカ切替え制御信号を出力する。制御回路3は、前記通
信制御回路1からの制御信号に基づき、図2に記すよう
なスピーカ切替え制御を行い、処理を終了する。
【0044】以上のように、本発明の実施の形態12に
よれば、通信制御回路の通信制御信号に、スピーカ切替
え制御信号を送受信する機能を備え、制御信号を、スピ
ーカ切替え制御回路に音声制御信号を出力する制御回路
に入力し、前記制御回路は、前記音声制御信号により、
スピーカ切替え制御を行い鳴音するスピーカの切替えを
行うので、通話の相手側がスピーカの切替えを行うこと
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、自動車
電話などの音声通話のハンズフリー回路において、スピ
ーカ音声制御回路、スピーカ切替え制御回路、および前
記スピーカ切替え制御回路の切替え制御を行う制御回路
を備え、前記制御回路からのスピーカ切替え制御信号に
より、通話相手からの受信音声信号の鳴音を行うスピー
カの切替え制御を行い、スピーカ故障、断線などによ
り、あるスピーカへの音声出力が途切れた場合でも、鳴
音させるスピーカを切り替えることによって、ハンズフ
リー通話を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるハンズフリー装
置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態2の制御回路の処理を示すフロー図
【図3】実施の形態3の制御回路の処理を示すフロー図
【図4】実施の形態4の制御回路の処理を示すフロー図
【図5】実施の形態5の制御回路の処理を示すフロー図
【図6】実施の形態6の制御回路の処理を示すフロー図
【図7】実施の形態7におけるの表示例を示す模式図
【図8】実施の形態8および9におけるハンズフリー装
置の構成を示すブロック図
【図9】実施の形態10における表示例を示す模式図
【図10】実施の形態11における制御回路の処理を示
すフロー図
【図11】実施の形態12におけるハンズフリー装置の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 通信制御回路 2 ハンズフリー回路 3 制御回路 4 スピーカ切替え制御回路 5 スピーカ音声制御回路 6 スピーカ 7 マイク 8 操作部 9 表示装置 10 自己診断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−260995(JP,A) 実開 昭62−193347(JP,U) 実開 平2−4349(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/00 H04M 1/24 - 1/253 H04M 1/58 - 1/62 H04M 1/66 - 1/82 H04R 5/00 - 5/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線の接続制御、音声信号受信、送
    信制御を行う通信制御回路と、音声通話を行う場合にお
    いて、ハウリング防止、エコーキャンセルなどの処理を
    行い、ハンズフリーでの音声による会話を実現するため
    のエコーキャンセル処理を施した受信音声信号および送
    信音声信号の生成を行うハンズフリー回路と、前記エコ
    ーキャンセル処理を施した受信音声信号を鳴音させる複
    数のスピーカと、前記ハンズフリー回路の起動制御、受
    信音声の出力するスピーカへの制御信号を生成する制御
    回路と、前記制御回路からの制御信号により鳴音させる
    スピーカの音声ラインの制御を行う音声制御信号を生成
    して出力するスピーカ切替え制御回路と、前記スピーカ
    切替え制御回路からの音声制御信号により、前記鳴音さ
    せる複数のスピーカを順番に選択して受信音声信号の音
    声パスの開閉制御を行うスピーカ音声制御回路と、ユ
    ザーの音声により送信音声信号を生成するマイクとを備
    えたハンズフリー装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部において、スピーカ切替え制
    御回路に出力する音声制御信号により、前記鳴音させる
    複数のスピーカを順番に2つだけ選択してハンズフリー
    音声通話を実現する請求項1記載のハンズフリー装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部において、スピーカ切替え制
    御回路に出力する音声制御信号により、前記鳴音させる
    複数のスピーカを順番に3つだけ選択してハンズフリー
    音声通話を実現する請求項1記載のハンズフリー装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部において、スピーカ切替え制
    御回路に出力する音声制御信号により、前記鳴音させる
    複数のスピーカの全てを順番に選択してハンズフリー音
    声通話を実現する請求項1記載のハンズフリー装置。
  5. 【請求項5】 ユーザーの操作により操作信号を生成す
    る操作部と、複数のスピーカのうち、前記操作部からの
    操作信号により、ユーザーの目的に応じたスピーカの鳴
    音を行うための制御信号を生成し、前記スピーカ切替え
    制御回路に出力することにより、ユーザーの目的に応じ
    たスピーカを選択してハンズフリー音声通話を実現する
    請求項1記載のハンズフリー装置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路が、スピーカ切替え制御回
    路に出力するスピーカ切替え制御信号に応じて、鳴音さ
    せているスピーカの表示を行うための表示信号を生成
    し、前記制御回路からの表示信号により、鳴音している
    スピーカをユーザーが把握するための表示処理を行う表
    示装置を備えた請求項1記載のハンズフリー装置。
  7. 【請求項7】 スピーカへの音声信号を用いて、スピー
    カ接続ラインの接続状態を診断し、前記診断しているス
    ピーカが正常に動作できる状態かどうかを判断するため
    の判断処理を行い、前記診断結果を制御回路に出力する
    自己診断装置を備えた請求項1記載のハンズフリー装
    置。
  8. 【請求項8】 前記自己診断装置が、一定電圧等のテス
    ト信号を送出する場合、徐々に電圧を付加し目的の電圧
    にすることにより、ボツ音等の異音の発生を防止するこ
    とを可能とする請求項記載のハンズフリー装置。
  9. 【請求項9】 前記自己診断装置が、スピーカの自己診
    断を行い、診断結果を制御回路に出力すると共に、前記
    制御回路が、診断結果を表示部に出力することにより、
    ユーザーが正常に動作可能なスピーカと、異常なスピー
    カを把握することを可能とした請求項記載のハンズフ
    リー装置。
  10. 【請求項10】 前記自己診断装置が、あるスピーカの
    自己診断を行い、診断結果を制御回路に出力すると共
    に、前記制御回路は、前記診断結果に基づき、前記診断
    したスピーカが異常と判断した場合、別のスピーカの診
    断を行い、正常なスピーカと判断したスピーカの音声経
    路を接続する処理を自動的に行うことにより、スピーカ
    自体の故障、断線等の不具合が生じたときでも鳴音する
    スピーカを自動的に切り替えることを可能とした請求項
    記載のハンズフリー装置。
  11. 【請求項11】 通信制御回路の通信制御信号に、スピ
    ーカ切替え制御信号を送受信する機能を備え、前記制御
    信号を、スピーカ切替え制御回路に音声制御信号を出力
    する制御回路に入力し、前記制御回路は、前記音声制御
    信号により、スピーカ切替え制御を行い、鳴音するスピ
    ーカの切替えを行うことを可能とした請求項1記載のハ
    ンズフリー装置。
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