JP3325158B2 - 自動改札機 - Google Patents
自動改札機Info
- Publication number
- JP3325158B2 JP3325158B2 JP12432095A JP12432095A JP3325158B2 JP 3325158 B2 JP3325158 B2 JP 3325158B2 JP 12432095 A JP12432095 A JP 12432095A JP 12432095 A JP12432095 A JP 12432095A JP 3325158 B2 JP3325158 B2 JP 3325158B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- station
- boarding section
- gate
- section
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動改札機に係り、特
に、在来線側に入場した利用者が新幹線等の優等列車線
側に入場するときの改札口に設置されるものに関する。
に、在来線側に入場した利用者が新幹線等の優等列車線
側に入場するときの改札口に設置されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、在来線の列車にも新幹線等の優等
列車にも乗車できる駅において、優等列車に乗車するに
は、先ず、在来線の改札口に設けられている自動改札
機、又は有人改札口において、在来線に乗車できる普通
乗車券(以下、乗車券という)を用いて入場処理が行わ
れ、次いで、優等列車線用の有人改札口において優等列
車用の特別乗車券(以下、特急券という)を用いて入場
処理が行われている。
列車にも乗車できる駅において、優等列車に乗車するに
は、先ず、在来線の改札口に設けられている自動改札
機、又は有人改札口において、在来線に乗車できる普通
乗車券(以下、乗車券という)を用いて入場処理が行わ
れ、次いで、優等列車線用の有人改札口において優等列
車用の特別乗車券(以下、特急券という)を用いて入場
処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、将来、優等
列車線側に入場するときの改札口に自動改札機が設置さ
れた場合、従来の有人改札口と同様に特急券のみを処理
するようにすると、特急券と乗車券との組合せが正常で
ない場合でも優等列車線側への入場を許してしまうとい
うおそれがある。
列車線側に入場するときの改札口に自動改札機が設置さ
れた場合、従来の有人改札口と同様に特急券のみを処理
するようにすると、特急券と乗車券との組合せが正常で
ない場合でも優等列車線側への入場を許してしまうとい
うおそれがある。
【0004】例えば、利用者が乗車券又は特急券を誤購
入した場合、あるいは利用者が不正乗車しようとしてい
ても、そのまま優等列車線側へ利用者の入場を許してし
まうという欠点がある。
入した場合、あるいは利用者が不正乗車しようとしてい
ても、そのまま優等列車線側へ利用者の入場を許してし
まうという欠点がある。
【0005】図6を用いてさらに説明すると、図6
(イ)の乗車券及び特急券の組合せは、在来線と優等列
車線とが並行し、かつ乗車券の乗車区間(発着区間)が
特急券の乗車区間以上の場合であり、この場合は、特急
券の乗車区間を乗車券の乗車区間が満たしているので、
正常な組合せである。
(イ)の乗車券及び特急券の組合せは、在来線と優等列
車線とが並行し、かつ乗車券の乗車区間(発着区間)が
特急券の乗車区間以上の場合であり、この場合は、特急
券の乗車区間を乗車券の乗車区間が満たしているので、
正常な組合せである。
【0006】これに対し、図6(ロ)の乗車券及び特急
券の組合せは、乗車券の乗車区間が特急券の乗車区間と
並行しているが、乗車券の乗車区間が特急券の乗車区間
よりも短い場合である。このような組合せは、利用者が
乗車券を誤購入したか、あるいは不足する乗車券の乗車
区間を不正乗車しようとしている場合である。
券の組合せは、乗車券の乗車区間が特急券の乗車区間と
並行しているが、乗車券の乗車区間が特急券の乗車区間
よりも短い場合である。このような組合せは、利用者が
乗車券を誤購入したか、あるいは不足する乗車券の乗車
区間を不正乗車しようとしている場合である。
【0007】また、図6(ハ)の乗車券及び特急券の組
合せは、乗車券の乗車区間と特急券の乗車区間の一部は
並行しているが、他の部分が並行していない場合であ
り、その並行していない部分の特急券の乗車区間の乗車
券の料金が支払われない場合である。
合せは、乗車券の乗車区間と特急券の乗車区間の一部は
並行しているが、他の部分が並行していない場合であ
り、その並行していない部分の特急券の乗車区間の乗車
券の料金が支払われない場合である。
【0008】上記図6(ロ)又は(ハ)の乗車券及び特
急券の組合せの場合は、優等列車に乗車できたとして
も、その後、優等列車内で、又は着駅で精算処理等の所
定の手続を必要とする場合であり、精算処理等の所定の
手続を経ないで着駅から出場した場合は不正乗車となっ
てしまう。
急券の組合せの場合は、優等列車に乗車できたとして
も、その後、優等列車内で、又は着駅で精算処理等の所
定の手続を必要とする場合であり、精算処理等の所定の
手続を経ないで着駅から出場した場合は不正乗車となっ
てしまう。
【0009】そこで、本発明は、上述の不正乗車が起こ
る可能性のある乗車券及び特急券の組合せを、優等列車
の入場時にチェックできる自動改札機を提供することを
目的としている。
る可能性のある乗車券及び特急券の組合せを、優等列車
の入場時にチェックできる自動改札機を提供することを
目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動改札機
は、上記目的を達成するために、普通乗車券を用いて在
来線側に入場した利用者がその普通乗車券及び優等列車
用の特別乗車券を用いて優等列車線側に入場するときに
用いられる自動改札機であって、その自動改札機の本体
(以下、「本体」という)に挿入された乗車券に記録さ
れているデータを読取る普通乗車券読取手段と、前記本
体に挿入された特急券に記録されているデータを読取る
特別乗車券読取手段と、前記普通乗車券読取手段で読取
られた乗車券の乗車区間と前記特別乗車券読取手段で読
取られた特急券の乗車区間とが並行状態にあり、かつそ
の乗車券の乗車区間がその特急券の乗車区間以上の組合
せのときは改札を許可し、その組合せでないときは改札
を不許可とする判定手段と、を有することを特徴として
いる。
は、上記目的を達成するために、普通乗車券を用いて在
来線側に入場した利用者がその普通乗車券及び優等列車
用の特別乗車券を用いて優等列車線側に入場するときに
用いられる自動改札機であって、その自動改札機の本体
(以下、「本体」という)に挿入された乗車券に記録さ
れているデータを読取る普通乗車券読取手段と、前記本
体に挿入された特急券に記録されているデータを読取る
特別乗車券読取手段と、前記普通乗車券読取手段で読取
られた乗車券の乗車区間と前記特別乗車券読取手段で読
取られた特急券の乗車区間とが並行状態にあり、かつそ
の乗車券の乗車区間がその特急券の乗車区間以上の組合
せのときは改札を許可し、その組合せでないときは改札
を不許可とする判定手段と、を有することを特徴として
いる。
【0011】
【作用】上記構成において、判定手段は、普通乗車券読
取手段で読取られた乗車券の乗車区間と特別乗車券読取
手段で読取られた特急券の乗車区間とが並行状態にあ
り、かつその乗車券の乗車区間がその特急券の乗車区間
以上の組合せのときは改札を許可し、その組合せでない
ときは改札を不許可とする。
取手段で読取られた乗車券の乗車区間と特別乗車券読取
手段で読取られた特急券の乗車区間とが並行状態にあ
り、かつその乗車券の乗車区間がその特急券の乗車区間
以上の組合せのときは改札を許可し、その組合せでない
ときは改札を不許可とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係る本体の斜視図であって、
本体Gは、在来線から優等列車線に入場するときの改札
口(図示せず)に設置されている。
する。図1は、一実施例に係る本体の斜視図であって、
本体Gは、在来線から優等列車線に入場するときの改札
口(図示せず)に設置されている。
【0013】本体Gは、周知の自動改札機と同様に、改
札通路Pの入口側の端部上面に乗車券及び特急券(以
下、両者を含めて乗車券類という)の挿入口1を有する
とともに、改札通路Pの出口側の上面に乗車券類の排出
口2が設けられている。
札通路Pの入口側の端部上面に乗車券及び特急券(以
下、両者を含めて乗車券類という)の挿入口1を有する
とともに、改札通路Pの出口側の上面に乗車券類の排出
口2が設けられている。
【0014】挿入口1と排出口2との間の本体G内に
は、図示しないカードハンドラが設けられていて、挿入
口1から挿入された乗車券類を排出口2に搬送させると
ともに、その搬送中に乗車券類に記録されているデータ
を読取り、また、新たなデータを書込む磁気ヘッドや印
字するためのサーマルヘッド等が設けられている。な
お、カードハンドラは、本出願人が、特願平6−222
647号等で提案しているような、搬送路途中に乗車券
類を一時保留できる機構を有し、一人の利用者が複数枚
の乗車券を用いて改札処理する複数枚対応型が採用され
ている。
は、図示しないカードハンドラが設けられていて、挿入
口1から挿入された乗車券類を排出口2に搬送させると
ともに、その搬送中に乗車券類に記録されているデータ
を読取り、また、新たなデータを書込む磁気ヘッドや印
字するためのサーマルヘッド等が設けられている。な
お、カードハンドラは、本出願人が、特願平6−222
647号等で提案しているような、搬送路途中に乗車券
類を一時保留できる機構を有し、一人の利用者が複数枚
の乗車券を用いて改札処理する複数枚対応型が採用され
ている。
【0015】図中、Dはドアであって、改札通路Pを開
放して利用者の通過を許可したり、改札通路Pを閉じて
利用者の通過を阻止できるように構成されている。
放して利用者の通過を許可したり、改札通路Pを閉じて
利用者の通過を阻止できるように構成されている。
【0016】図中Cは、本体Gを統括的に制御するマイ
クロコンピュータを中心に構成された制御器であり、図
2には、その制御器Cの電気的構成を示すブロック図が
示されている。すなわち、この制御器Cは、ROM10
に格納されているシステムプログラムとRAM11に格
納されているワーキングデータとを用いて演算処理する
中央処理部(CPU)12を有している。
クロコンピュータを中心に構成された制御器であり、図
2には、その制御器Cの電気的構成を示すブロック図が
示されている。すなわち、この制御器Cは、ROM10
に格納されているシステムプログラムとRAM11に格
納されているワーキングデータとを用いて演算処理する
中央処理部(CPU)12を有している。
【0017】CPU12は、I/Oユニット13を介し
てカードハンドラ14(図1には図示せず)と、ドアD
を駆動するためのドアドライバ15とが接続されてい
る。なお、I/Oユニット13には、人間検知器のセン
サアンプやその他のドライバが接続されているがここで
は省略されている。
てカードハンドラ14(図1には図示せず)と、ドアD
を駆動するためのドアドライバ15とが接続されてい
る。なお、I/Oユニット13には、人間検知器のセン
サアンプやその他のドライバが接続されているがここで
は省略されている。
【0018】次に、図3のフローチャートを用いて本実
施例に係る自動改札機の制御動作を説明する。
施例に係る自動改札機の制御動作を説明する。
【0019】今、優等列車に乗車しようとする利用者が
在来線に入場し、次いで本体Gで優等線側に入場しよう
としているものとする。
在来線に入場し、次いで本体Gで優等線側に入場しよう
としているものとする。
【0020】利用者によって、乗車券類が本体Gの挿入
口1に挿入されると、乗車券類に記録されているデータ
が読取られてRAM11内に格納され、CPU12の演
算処理に供され、その演算処理により、乗車券類のうち
の乗車券からは、その乗車券に記録されている乗車区間
(図3では発着区間)が求められ、その求められた乗車
区間内の優等列車の乗車区間が求められる。他方、乗車
券類のうちの特急券からは、その特急券の乗車区間(図
3では発着区間)が求められる(ステップ100。以
下、ステップをSとする。)。
口1に挿入されると、乗車券類に記録されているデータ
が読取られてRAM11内に格納され、CPU12の演
算処理に供され、その演算処理により、乗車券類のうち
の乗車券からは、その乗車券に記録されている乗車区間
(図3では発着区間)が求められ、その求められた乗車
区間内の優等列車の乗車区間が求められる。他方、乗車
券類のうちの特急券からは、その特急券の乗車区間(図
3では発着区間)が求められる(ステップ100。以
下、ステップをSとする。)。
【0021】特急券の乗車区間は、特急券に記録されて
いる発駅コード及び着駅コードの各データから容易に求
められるが、乗車券の乗車区間に存在する優等列車の乗
車区間は、乗車券の発駅コード、経由駅コード及び着駅
コードの各データからRAM11内に格納されている変
換テーブルを用いて求められる。
いる発駅コード及び着駅コードの各データから容易に求
められるが、乗車券の乗車区間に存在する優等列車の乗
車区間は、乗車券の発駅コード、経由駅コード及び着駅
コードの各データからRAM11内に格納されている変
換テーブルを用いて求められる。
【0022】図4及び図5を用いて、乗車券の乗車区間
内に存在する優等列車の乗車区間を求める手順を説明す
る。今、例えば、乗車券の乗車区間が図4の路線図のB
駅→H駅→E駅→F駅→G駅→J駅→K駅→L駅である
とする。
内に存在する優等列車の乗車区間を求める手順を説明す
る。今、例えば、乗車券の乗車区間が図4の路線図のB
駅→H駅→E駅→F駅→G駅→J駅→K駅→L駅である
とする。
【0023】図5(1)は、上記乗車区間の発駅、各経
由駅及び着駅の駅コードデータ(以下、駅コードとい
う)であり、これら駅コードが乗車券に記録されてい
る。なお、図5においては「駅」は省略されている。
由駅及び着駅の駅コードデータ(以下、駅コードとい
う)であり、これら駅コードが乗車券に記録されてい
る。なお、図5においては「駅」は省略されている。
【0024】図5(2)は、上記図5(1)の発駅、各
経由駅及び着駅を中心として最も近い上り方面及び下り
方面の抽出された優等列車の発着する駅コードである。
経由駅及び着駅を中心として最も近い上り方面及び下り
方面の抽出された優等列車の発着する駅コードである。
【0025】図5(3)は、抽出された優等列車に乗車
可能な駅コードが選択された例を示している。例えば、
B駅で説明すると、B駅から入場して優等列車に乗車で
きる駅としては、A駅及びC駅が存在するが、A駅及び
C駅は、いずれも乗車券の乗車区間外であるので、優等
列車駅は選択されないが、経由駅のE駅に最も近い優等
列車の発着するF駅は、乗車券の乗車区間内に含まれて
いるので、この場合のF駅は選択される。
可能な駅コードが選択された例を示している。例えば、
B駅で説明すると、B駅から入場して優等列車に乗車で
きる駅としては、A駅及びC駅が存在するが、A駅及び
C駅は、いずれも乗車券の乗車区間外であるので、優等
列車駅は選択されないが、経由駅のE駅に最も近い優等
列車の発着するF駅は、乗車券の乗車区間内に含まれて
いるので、この場合のF駅は選択される。
【0026】図5(4)は、選択された優等列車の発着
する駅間が乗車券の乗車区間と一致しているか否かが判
定された結果が示され、ここで太い矢印のF駅→G駅及
びK駅からL駅までの区間が乗車券の乗車区間に含ま
れ、優等列車を利用できる乗車区間であることを示して
いる。
する駅間が乗車券の乗車区間と一致しているか否かが判
定された結果が示され、ここで太い矢印のF駅→G駅及
びK駅からL駅までの区間が乗車券の乗車区間に含ま
れ、優等列車を利用できる乗車区間であることを示して
いる。
【0027】したがって、上記図5(1)に示される乗
車券を所持している利用者は、F駅からG駅までの特急
券を所持していれば、F駅からG駅まで優等列車を利用
でき、また、K駅からL駅までの特急券を所持していれ
ば、K駅からL駅まで優等列車を利用することができ
る。
車券を所持している利用者は、F駅からG駅までの特急
券を所持していれば、F駅からG駅まで優等列車を利用
でき、また、K駅からL駅までの特急券を所持していれ
ば、K駅からL駅まで優等列車を利用することができ
る。
【0028】さて、上述のようにして乗車券の乗車区間
内の特急券の乗車区間(優等列車区間)が求められると
(S102否定)、その求められた優等列車区間が乗車
券の乗車区間と並行に、つまり同一経路であるか否かが
判定される。
内の特急券の乗車区間(優等列車区間)が求められると
(S102否定)、その求められた優等列車区間が乗車
券の乗車区間と並行に、つまり同一経路であるか否かが
判定される。
【0029】すなわち、上記図6(ハ)に示されるよう
に、乗車券の乗車区間と特急券の乗車区間とが並行(同
一経路)でないときは、乗車券の乗車区間内に特急券の
乗車区間が含まれていても優等列車に乗車できないの
で、そのときは、優等列車線側への入場は拒否される
(S104否定、S110)。もちろん、乗車券の乗車
区間内に特急券の乗車区間が全く存在しないときも、優
等列車に乗車することができないので同様に拒否される
(S102否定、S110)。
に、乗車券の乗車区間と特急券の乗車区間とが並行(同
一経路)でないときは、乗車券の乗車区間内に特急券の
乗車区間が含まれていても優等列車に乗車できないの
で、そのときは、優等列車線側への入場は拒否される
(S104否定、S110)。もちろん、乗車券の乗車
区間内に特急券の乗車区間が全く存在しないときも、優
等列車に乗車することができないので同様に拒否される
(S102否定、S110)。
【0030】乗車券の乗車区間と特急券の乗車区間とが
並行し、しかも特急券の乗車区間が乗車券の乗車区間に
含まれているとき、つまり上記図6(イ)の場合のとき
は(S106肯定)、ドアDが開かれて利用者は優等列
車線側に入場することができる(S108)。
並行し、しかも特急券の乗車区間が乗車券の乗車区間に
含まれているとき、つまり上記図6(イ)の場合のとき
は(S106肯定)、ドアDが開かれて利用者は優等列
車線側に入場することができる(S108)。
【0031】しかし、乗車券の乗車区間が特急券の乗車
区間よりも短いとき、つまり上記図6(ロ)の場合のと
きは(S106否定)、上述したように、利用者が乗車
券類を誤購入したか、不正乗車しようとしているおそれ
があるので、ドアDが閉じられ利用者の優等列車線側へ
の入場は拒否される(S110)。
区間よりも短いとき、つまり上記図6(ロ)の場合のと
きは(S106否定)、上述したように、利用者が乗車
券類を誤購入したか、不正乗車しようとしているおそれ
があるので、ドアDが閉じられ利用者の優等列車線側へ
の入場は拒否される(S110)。
【0032】以上のように、本実施例に係る自動改札機
は、優等列車線側への入場は乗車券と特急券との組合せ
が正常なときのみ許可されるので、乗車券類の誤購入を
事前に利用者に対して報知することができ、また、優等
列車への不正乗車を未然に防止することができる。
は、優等列車線側への入場は乗車券と特急券との組合せ
が正常なときのみ許可されるので、乗車券類の誤購入を
事前に利用者に対して報知することができ、また、優等
列車への不正乗車を未然に防止することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る自動改札機は、本体に挿入
された乗車券に記録されているデータを読取る普通乗車
券読取手段と、前記本体に挿入された特急券に記録され
ているデータを読取る特別乗車券読取手段と、前記普通
乗車券読取手段で読取られた乗車券の乗車区間と前記特
別乗車券読取手段で読取られた特急券の乗車区間とが並
行状態にあり、かつその乗車券の乗車区間がその特急券
の乗車区間以上の組合せのときは改札を許可し、その組
合せでないときは改札を不許可とする判定手段とからな
るので、乗車券を用いて在来線側に入場できた場合であ
っても、優等列車線側への入場は、乗車券と特急券との
組合せが正常なときのみ許可されるので、乗車券類の誤
購入を事前に利用者に対して報知することができ、ま
た、優等列車への不正乗車を未然に防止することができ
る。
された乗車券に記録されているデータを読取る普通乗車
券読取手段と、前記本体に挿入された特急券に記録され
ているデータを読取る特別乗車券読取手段と、前記普通
乗車券読取手段で読取られた乗車券の乗車区間と前記特
別乗車券読取手段で読取られた特急券の乗車区間とが並
行状態にあり、かつその乗車券の乗車区間がその特急券
の乗車区間以上の組合せのときは改札を許可し、その組
合せでないときは改札を不許可とする判定手段とからな
るので、乗車券を用いて在来線側に入場できた場合であ
っても、優等列車線側への入場は、乗車券と特急券との
組合せが正常なときのみ許可されるので、乗車券類の誤
購入を事前に利用者に対して報知することができ、ま
た、優等列車への不正乗車を未然に防止することができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係る本体の斜視図である。
【図2】制御器の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【図4】路線図の一例である。
【図5】乗車券のデータから優等列車の乗車区間を求め
るための説明図である。
るための説明図である。
【図6】乗車券と特急券との組合せの説明図である。
【符号の説明】 G 自動改札機の本体(本体) D ドア C 制御器 P 改札通路 1 挿入口 2 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 15/00
Claims (1)
- 【請求項1】 普通乗車券を用いて在来線側に入場した
利用者がその普通乗車券及び優等列車用の特別乗車券を
用いて優等列車線側に入場するときに用いられる自動改
札機であって、 前記自動改札機の本体に挿入された普通乗車券に記録さ
れているデータを読取る普通乗車券読取手段と、 前記自動改札機の本体に挿入された優等列車用の特別乗
車券に記録されているデータを読取る特別乗車券読取手
段と、 前記普通乗車券読取手段で読取られた普通乗車券の乗車
区間と前記特別乗車券読取手段で読取られた特別乗車券
の乗車区間とが並行状態にあり、かつその普通乗車券の
乗車区間がその特別乗車券の乗車区間以上の組合せのと
きは改札を許可し、その組合せでないときは改札を不許
可とする判定手段と、 を有することを特徴とする自動改札機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12432095A JP3325158B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 自動改札機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12432095A JP3325158B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 自動改札機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08293046A JPH08293046A (ja) | 1996-11-05 |
JP3325158B2 true JP3325158B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=14882424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12432095A Expired - Lifetime JP3325158B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 自動改札機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325158B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP12432095A patent/JP3325158B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08293046A (ja) | 1996-11-05 |
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JP2001052212A (ja) | 自動改札機 |
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