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JP3318129B2 - 物品管理システム - Google Patents

物品管理システム

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Publication number
JP3318129B2
JP3318129B2 JP23731294A JP23731294A JP3318129B2 JP 3318129 B2 JP3318129 B2 JP 3318129B2 JP 23731294 A JP23731294 A JP 23731294A JP 23731294 A JP23731294 A JP 23731294A JP 3318129 B2 JP3318129 B2 JP 3318129B2
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JP
Japan
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article management
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JP23731294A
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JPH08101980A (ja
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千純 渡邉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売業等における物品
管理等に用いられる物品管理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の物品管理システムにおい
ては、物品管理上の棚卸し等の作業を行うにあたっては
人手によって物品およびその物品に付与されたタグの品
名,品番,価格等の必要情報の確認とデータ入力などの
手続き作業を1件ずつ行うことが必要であり、また、物
品の有無,配置場所等の検索確認は作業者が視認する方
法に頼っていたので人手による作業となり時間がかかっ
ていた。このために、宝石や時計等の高額商品を大量に
取り扱う店舗等においては、毎日閉店後に一定金額以上
のものに限定して棚卸し作業,保管金庫への収納等を行
っているのが実情であり、日常管理は不完全な管理状態
になっていた。またこれらの作業のために閉店後の残業
によって業務を行う必要があり、売上管理,在庫管理等
にも非常に手間がかかるという状況を余儀なくされてい
た。
【0003】また、物品展示の効果を高める方法として
の回転,上下方向,水平方向等の運動を行うディスプレ
イ装置の動作中にも管理システムを稼働可能とした物品
管理システムもなく、売上管理,営業情報収集,セキュ
リティ管理,物品管理等を手間をかけずに自動的に行う
ことができなかった。
【0004】また、物品展示状態での防犯,店員の個人
認識の取扱責任等のトレース,鍵管理等のセキュリティ
向上も物品自動管理システムの構成の一環として可能と
したものもなく、かつ従来の商品不正持ち出しの検出を
行う防犯システムではその商品の詳細内容情報まで識別
認識できるものでなく、また携帯型として携行して追跡
追尾が可能なものもなく、携帯型追跡装置が連絡装置を
兼ね備えたものもなかった。
【0005】また、物品管理用タグと物品の結合解除を
正規の手続きを経ずに行うと物品管理用タグの情報記憶
部に非正規のものであることの情報記録を行い、その情
報を電波誘導通信により読み取り可能であり、かつその
情報により警報情報を発信したり、物品管理用タグが付
いたまま売場外に持ち出した場合に発信された情報を認
識し、その商品に関する詳細情報を認識可能なものもな
かった。
【0006】さらには警報を出した後に、その不法持ち
出し者を検出追跡する携帯型追跡装置,配置型検出装
置,防犯連絡機能付き追跡装置等による防犯機能と販売
管理,保管管理機能とを共に兼ね備えた物品自動管理シ
ステムもなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の物品管理システムでは、展示ケースや保管庫
等の中に展示あるいは収納されている物品に対し、管理
上の棚卸しやその他の作業を自動的に行うことができ
ず、その作業を行うためには人手によって物品に付与さ
れたタグ上の肉視可読文字ないしはバーコード等のコー
ドが印刷された情報を、肉視ないしは印刷されたコード
を読み取り用スキャナーによって読み取らせるという手
段により1件ずつ手続きを行う必要があり、非常に手間
と時間がかかり人員を必要としていた。
【0008】また、棚卸し,売上げ等の管理業務と防犯
管理とをリンクしてシステム管理を行い、展示物品の位
置の変化や動的展示を行っている最中にも物品管理およ
び防犯管理が自動的に行えるシステムもなく、売場や店
舗における売上金銭管理と物品管理、手続き上の個人認
識管理等も含め多くの情報をリンクさせた総合的かつ自
動的な管理システムもなく、また、店舗からの不正持ち
出しの防止を物品管理と兼ね同時に行うことが可能なシ
ステムもなく、管理における時間的空白,切れ目が生じ
て継続性がなく管理上の盲点が多くなり管理上の手間も
非常にかかり、いずれの問題への対処も別々の手段によ
って行うしかなかったので、別々の手段の間に管理上の
隙間がたくさん生じることは避けられないという問題が
あった。
【0009】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ものであり、物品管理対象となる物品にタグを付け、展
示ケースや保管庫等の中に展示あるいは収納されている
物品のタグと電波誘導通信により物品情報のやり取りを
行い、物品管理,売上金銭管理,個人認識管理を可能と
するシステムで、さらにセキュリティシステムとして、
不正持ち出し,不適正な手続き等の情報の他に該当物品
の詳細情報も認識可能な防犯検出が行え、携帯型,据置
型等の追跡検出装置による追尾認識が可能で、物品管理
装置にも連結された物品管理システムを提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、データ送受信用アンテナにより質問,応
答電波の処理を行う応答器と、情報の書き込み,読み出
しを行う情報書込読出機能部と、情報の記憶保持を行う
情報記憶部と、印字情報を表示する表示部と、質問電波
を駆動電流に変換する駆動電流励起用アンテナにより変
換された電流によって充電する充電器により充電される
蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致したとき応答
電波を送信する設定コード呼出対応送信起動部とを有す
る物品管理用タグと、複数の前記物品管理用タグに関し
て情報の書き込みまたは読み出しを行えるように質問,
応答電波の送受信を可能に相対配置された質問器と、情
報の処理を行う制御/データ処理部と、前記質問電波に
呼出コードを付加する呼出コード送信機能部とを有し、
逐次かつ同時に前記物品管理用タグに対して質問,応答
電波のやり取りを行う物品展示装置または物品保管装置
とからなることを特徴とする。
【0011】また、物品管理用タグを付けた物品を一定
数ごとの単位でまとめて展示保管を行えるようにしたト
レイに、該トレイの上面側に複数の質問器を配列し、ト
レイの下面側に個々の前記質問器による質問,応答をト
レイごとの単位で中継通信の制御を行う中継通信制御部
と、トレイと物品展示装置または物品保管装置との間に
電波誘導通信による物品管理情報の伝送を可能とする中
継通信アンテナとを有し、前記トレイは据置型とした前
記物品展示装置および前記物品保管装置から分離移動可
能であることを特徴とする。
【0012】また、物品展示装置の展示配列の中で他の
展示品に比べ目立たせるため標準配置面から高さの異な
る位置に展示を行うような物品展示台に、該物品展示台
の上面部に設けた前記物品管理用タグに相対する質問器
と、前記物品展示台の下面部に設けた中継通信用アンテ
ナと、前記物品展示台の質問器と中継通信用アンテナを
接続する中継通信制御部とを設けることで、前記物品展
示装置の質問器と前記物品管理用タグの応答器が離れた
場合に、隣接する前記物品管理用タグの間に生じる恐れ
のある混信,誤信を防止することを特徴とする。
【0013】また、物品展示台の上部に展示物品を載置
して前記物品展示台を回転自在に保持する保持部と、前
記物品展示台の回転移動を可能とする駆動部とを有し、
展示物品を回転移動させても電波誘導通信による物品管
理システム運用上の必要な処理が可能となることを特徴
とする。
【0014】また、物品展示台の上部に展示物品を載置
して水平移動する水平移動台と、該水平移動台を駆動す
る駆動部と、前記水平移動台の底面部に設けた中継通信
用アンテナの位置が移動範囲内となるように前記物品展
示台に設けた質問器とを有し、前記展示物品を水平移動
しても電波誘導通信による物品管理システム運用上の必
要な処理が可能となることを特徴とする。
【0015】また、物品展示台の上部に展示物品を載置
し垂直方向に昇降移動可能とする昇降機構と、該昇降機
構を駆動する駆動部と、昇降移動を支えるガイド部とを
有し、前記展示物品を垂直方向に昇降移動しても電波誘
導通信による物品管理システム運用上の必要な処理が可
能となることを特徴とする。
【0016】また、物品展示装置または前記物品保管装
置の扉の鍵の開閉管理を行う電子鍵装置に、前記物品管
理用タグと同等の機能を有しかつ個人認識情報が記録さ
れた個人認識カードか、また指紋その他の方法の個人認
識情報を用いて開閉管理可能とする電子鍵と、前記制御
/データ処理部と情報のやり取りを行う電子鍵制御部と
を有し、前記物品展示装置や前記物品保管装置の鍵の開
閉や、物品の出し入れに関する個人別情報管理を行うこ
とを特徴とする。
【0017】また、物品管理用タグ,個人認識カードを
作成する作成機と、該作成機の操作により生じる情報を
物品管理情報として用い管理伝票,棚卸帳簿,物品管理
従事者コード登録簿等の情報登録管理業務を行う情報管
理端末機と、該情報管理端末機からの物品管理情報を記
憶する情報記憶機と、前記情報管理端末機からの情報を
印刷する印刷機とを有する業務管理装置を備えたことを
特徴とする。
【0018】また、個人認識情報,物品管理情報,売上
金銭管理情報の手続処理データを遠隔して設置されたセ
ンター事務所にデータ伝送して処理を行うホストコンピ
ュータと、前記手続処理データを店舗内でデータ処理を
行った後に前記センター事務所にデータ伝送を行うサブ
処理コンピュータと、データ伝送を行うモデムおよびそ
の他の通信手段とを有し、物品管理を前記センター事務
所にて統括自動管理し、かつ経営情報の収集も可能とな
ることを特徴とする。
【0019】また、無線電波あるいは赤外光線等による
無線または有線によるデータ伝送が可能な情報伝送手段
により、物品管理情報,個人認識情報,売上金銭管理情
報等を相互にリンクさせた自動的な管理を可能とするこ
とを特徴とする。
【0020】また、物品管理用タグに物品を結合する結
合紐と、該結合紐を封緘している結合保持部と、該結合
保持部の封緘を解くか前記結合紐を切る等の結合解除を
検出する封緘検出部とを備え、前記封緘検出部が結合解
除を検出したとき事前に正規の結合解除の手続きがなさ
れていない場合に物品管理用タグの情報記憶部に非正規
の手続き発生の異常情報が記録され、該異常情報を物品
管理用タグから発信しセキュリティシステムと連動する
ことを特徴とする。
【0021】また、物品管理用タグを付けた物品を正規
の手続きを経ずに売場もしくは店舗の所定領域外に持ち
出されたとき、前記物品管理用タグの情報記憶部に非正
規の物品管理用タグとしての異常情報が記録され、記録
された前記異常情報を読み取って判定し警報を発するこ
とが可能な読取検出装置によるセキュリティシステムを
備えたことを特徴とする。
【0022】また、物品管理用タグを付けた物品が正規
の手続きを経ずに売場もしくは店舗の所定領域外に持ち
出されたとき、前記物品管理用タグの情報記憶部に非正
規の物品管理用タグとしての異常情報を記録し警報を発
した後で、前記異常情報を読み取り、かつ物品管理用タ
グの情報記憶部の情報も読み取り可能な携帯型追跡装置
と、前記携帯型追跡装置に物品管理用タグの不正所持者
を発見した場合に応援者を必要とする等の防犯上必要事
項,内容等を、暗号情報あるいは音声等による連絡を行
う通信手段とを備え売場の内外においても前記物品管理
用タグの存在を追尾認識することが可能なことを特徴と
する。
【0023】また、物品管理用タグを付けた物品が正規
の手続きを経ずに売場もしくは店舗の所定領域外に持ち
出されたとき、前記物品管理用タグの情報記憶部に非正
規の物品管理用タグとしての異常情報を記録し警報を発
した後で、売場外の広い領域においても非正規な物品管
理用タグの存在を追尾認識し追跡できるように領域内の
複数の関門箇所に設けた追跡検出装置と、該追跡検出装
置により検出された検出情報を通信手段により連絡が可
能な警報端末装置とを備え前記追跡検出装置の検出情報
により状況判定を行うように構成したものである。
【0024】
【作用】本発明の請求項1の記載によれば、商品の販売
や保管等における管理上の必要情報で、一般には商品の
品名,価格の記載された値札等の物品管理用タグを商品
に付けて、物品展示装置,物品保管装置に商品の展示あ
るいは保管収納の状態のままで電波誘導通信により商品
の展示または保管の位置,品名,価格等の情報の確認,
読み取りが可能となる。
【0025】また、蓄電池を内蔵し、充電器により常時
充電することにより、質問器による通信がない場合も物
品管理用タグ側からの情報の自己送信が可能となる。
【0026】さらに、多数の物品管理用タグを1つの質
問器の通信圏内に置いても混信,誤信がなく、逐次に正
確な質問,応答電波のやり取りを行うことができ、商品
をトレイに載置し物品展示装置,物品保管装置に収納す
る場合、トレイごとの単位にて商品の出し入れ,管理が
可能となる。
【0027】請求項2の記載によれば、物品展示台に質
問器,中継通信アンテナ,中継通信制御部を備えること
により、多数の物品管理用タグが物品展示装置の質問器
との距離が離れても相互間の混信,誤信の恐れが生じる
ことなく、商品の高さを他の商品と異なるようにした展
示も可能となる。
【0028】請求項3,4,5の記載によれば、回転物
品展示台,水平移動物品展示台,昇降移動物品展示台に
商品を載置して、より高度な展示が可能となる。
【0029】請求項6の記載によれば、物品展示装置,
物品保管装置の鍵の開閉と商品の出し入れ管理が個人別
に行え、セキュリティ管理が可能となる。
【0030】請求項7の記載によれば、業務管理装置に
おいて、情報管理端末機は作成機による物品管理用タ
グ,個人認識カードに情報を記録し作成するために情報
入力を行い、その結果として生じる物品管理上の情報内
容を帳票として印字し、またこれらの情報を記憶する。
【0031】請求項8の記載によれば、センター事務所
にデータ伝送を行う手段により物品管理をセンター事務
所で統括自動管理し、かつ営業データも収集することが
可能となる。
【0032】請求項9の記載によれば、各装置間の物品
管理データ,個人認識データ,金銭管理データ等を相互
にリンクさせた自動的な管理が可能となる。
【0033】請求項10の記載によれば、管理対象の商品
の物品管理用タグと商品間の結合紐を不正に外すことに
より物品管理用タグから異常情報が送信される。
【0034】請求項11の記載によれば、管理対象の商品
を不正に持ち出せば物品管理用タグから異常情報が送信
され、読取検出装置により異常情報を読み取り警報装置
を動作させる。
【0035】請求項12の記載によれば、物品管理用タグ
から送信される異常情報を補足する携帯型追跡装置によ
り売場以外においても追及探査できる。
【0036】請求項13の記載によれば、大型ビル,地下
街といったような特定の大型エリア,広域エリア内の関
門箇所に追跡検出装置を配置することにより非正規の物
品管理用タグ所持者を捕捉することができる。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0038】図1は本発明の第1の実施例における物品
管理システムの構成図を示したもので、101は物品管理
用タグ、105は物品管理用タグ101が取り付けられた物品
管理対象商品を展示保管する物品展示装置、111は後述
する駆動電流励起用アンテナ,データ送受信処理部,デ
ータ送受信用アンテナを有する応答器、112は、後述す
る質問器から発する電波誘導通信の質問電波により励起
電流を励起し、物品管理用タグ101内の各部の駆動に必
要な電流を供給する駆動電流励起用アンテナ、113は質
問データの受信および応答データの送信を行うデータ送
受信処理部、114はデータ送受信用アンテナ、115は情報
書込読取機能部、116は情報記憶部、121は質問器、122
は質問電波、123は質問電波送信アンテナ、124は応答電
波受信アンテナ、125は制御/データ処理部、126は応答
電波である。
【0039】データ送受信処理部113は、データ送受信
用アンテナ114で受けた質問電波122をデータ信号化し、
情報書込読取機能部115により情報記憶部116への情報書
き込みやその読み出しを行い、読み出された情報は送信
信号の電波に変換し、データ送受信用アンテナ114から
電波誘導通信の応答電波126として送信される。
【0040】物品展示装置105には質問器121を備え、物
品管理用タグ101に対して質問電波122を送信し、物品管
理用タグ101内の駆動に必要な電流を励起させ、かつ物
品管理用タグ101の情報記憶部116の記憶素子に記録され
ている情報を読み出させ、データ送受信用アンテナ114
から送信された応答電波126は、質問器121に配置された
応答電波受信アンテナ124で受信し、制御/データ処理
部125にて情報は処理される。
【0041】図2は第1の実施例の物品管理用タグの外
観斜視図、図3は物品管理用タグの分解図、図4は物品
管理用タグの正面透視図(a),物品管理用タグの側面透
視図(b)である。また、以下の各図における同一作用効
果のものには同一符号を付しその詳細な説明は省略す
る。
【0042】図2,図3,図4において、103は物品管
理対象商品(以下、商品という)、104は商品103と物品管
理用タグ101とを結び付ける結合紐、117は、物品管理用
タグ101の表面に強力接着剤等で貼り付けられ、サーマ
ルプリンタによる印字に適した感熱印字層付きフィル
ム、またはコーティングされた印字用素材層で例えば光
化学可逆色可変体等、あるいはインクジェットプリンタ
による印字に適した用紙等によって肉視可読情報の表示
部、131はポリアセタール系等の高強度の樹脂成形品で
ある物品管理用タグ101の外装ケース、132は電子回路部
品実装用のプリント基板、133は外装ケース131と同様の
樹脂成形品の蓋、134は外装ケース131と蓋133に設け商
品103を物品管理用タグ101と結び付けるための結合紐10
4を保持する結合保持部、135は半導体集積回路からなる
記憶素子、136は質問,応答電波の送受信や情報のため
の信号処理を行う回路を構成する素子である。
【0043】物品管理用タグ101と物品展示装置105の質
問電波122,応答電波126を送受信する駆動電流励起用ア
ンテナ112およびデータ送受信用アンテナ114は、プリン
ト基板132上に絶縁コーティング導線をコイル状にした
誘導通信用アンテナを実装したもので、素子136と接続
され誘導通信を行う。プリント基板132は外装ケース131
に収納された後、蓋133をかぶせ、超音波溶接等の方法
で接合し組み立てて物品管理用タグ101とする。
【0044】図5は物品展示装置の外観斜視図、図6は
物品展示装置の正面透視図である。また、図7は物品保
管装置の外観斜視図、図8は物品保管装置の正面透視図
であり、106は商品103の保管専用として備える物品保管
装置である。
【0045】物品管理用タグ101を商品103に結合紐104
により結合したものを多数個物品展示装置105内に並べ
て収納、または物品保管装置106内に保管し、それらの
物品管理用タグ101に相対する質問器121群を物品展示装
置105,物品保管装置106の物品載置面の裏面に設け、そ
れら質問器121群を統括して制御する制御/データ処理
部125により各質問器121を制御して、質問器121と相対
して置かれた物品管理用タグ101群の確認や物品管理用
タグ101の情報記憶部116に記録されている情報の読み出
しを行い、物品展示装置105,物品保管装置106内の展示
保管中の商品103の確認を行う。
【0046】図9は第1の実施例における他の物品管理
システムを示す構成図である。図1に示した物品管理用
タグ101に追加機能として充電器141と充電可能な蓄電池
142を備えたことが異なる。物品管理用タグ101に対して
物品展示装置105からの質問電波122を利用して駆動電流
励起用アンテナ112により励起された電流を使用するこ
とにより蓄電池142に充電する機能を備える。これによ
り物品管理用タグ101が質問電波122が受信できない場合
においても充電された蓄電池142により情報送信が可能
となる。
【0047】図10は第1の実施例におけるもう1つ他の
物品管理システムを示し、第1の実施例の物品管理シス
テムに機能を追加した構成図(a),第1の実施例の他の
物品管理システムに機能を追加した構成図(b)である。
図1と、図9に示した物品管理用タグ101に追加機能と
して設定コード呼出対応送信起動部145を、物品展示装
置105,物品保管装置106に呼出コード送信機能部146を
備えたことが異なる。
【0048】物品展示装置105からの質問電波122による
呼出コードと物品管理用タグ101の設定コードとが一致
した物品管理用タグ101のみが起動し応答電波126を送信
するようにし、呼出コードなしかまたは共通コード使用
等による質問電波122の場合には設定コードの如何に拘
らず電波の送信を行うようにした。これにより複数個の
物品管理用タグ101を物品展示装置105,物品保管装置10
6の質問器121の通信可能圏内においても混信,誤信がな
く、逐次正確な質問,応答電波のやり取り等を行うこと
ができる。
【0049】図11は第1の実施例におけるトレイを示す
外観透視図、図12はトレイと物品展示装置,物品保管装
置の構成図、図13はトレイと物品展示装置の関係を示す
正面および平面透視図である。図11,図12において、15
1は商品103を複数個まとめて載置するトレイ、152は物
品展示装置105,物品保管装置106との中継通信アンテ
ナ、153は中継通信制御部である。
【0050】図11,図12に示すようにトレイ151中に複
数個の質問器121群が商品103の物品管理用タグ101に相
対する位置に設けられ質問器121を統括制御し、かつ物
品展示装置105,物品保管装置106に設けられた質問器12
1との間の中継通信を行う中継通信アンテナ152も統括制
御する中継通信制御部153を備えている。また、図13に
示すように物品管理用タグ101を複数個載置したトレイ1
51の底面にある中継通信アンテナ152が、物品展示装置1
05,物品保管装置106の質問器121と相対する位置となる
ように物品展示装置105,物品保管装置106内に収納する
ことにより、トレイ151上の物品管理タグ101との物品管
理上の情報通信が可能となる。
【0051】また、中継通信アンテナ152の駆動用電流
励起用アンテナ112によりトレイ151の各部の駆動電流を
供給し、データ送受信用アンテナ114により物品管理用
タグ101と物品展示装置105,物品保管装置106の中継通
信を行う。
【0052】図14は本発明の第2の実施例における物品
展示装置に用いられる物品展示台の外観斜視図、図15は
物品展示台の側面透視図で、201は中継通信機能として
質問器121,中継通信アンテナ152,中継通信制御部153
を有して、商品103をその上面に載置する物品展示台で
ある。
【0053】物品展示装置105の質問器121と物品展示台
201に載置された物品管理用タグ101との質問電波122,
応答電波126を、物品展示台201の下部に内蔵する中継通
信アンテナ152と上部に内蔵する質問器121とを用いて中
継通信制御部153により制御を行う。これにより物品展
示台201の上部に設置される質問器121は複数個を設ける
こともでき、物品管理用タグ101を複数載置することも
可能となる。
【0054】こうすることにより、多数の物品管理用タ
グ101が物品展示装置105の質問器121との距離が離れて
も相互間の混信,誤信の恐れが生じることを防止でき
る。かつ商品103の高さを他の商品103と異なるように
し、特に高価な商品103を目立たせる必要がある展示も
可能となる。
【0055】図16は本発明の第3の実施例における物品
展示装置に用いられる回転物品展示台の外観斜視図、図
17は回転物品展示台の側面透視図(a),回転物品展示台
の回転駆動部の分解斜視図(b)である。図17において、2
10は中継通信機能を有しその上面に商品103を載置し回
転可能な回転物品展示台、211aは回転移動する移動側絶
縁板、211bは物品展示装置105上に固定される固定側絶
縁板、212はリブ状の保持部材、213はマグネット被駆動
体、214は駆動側コイル、215はリングベアリングであ
る。
【0056】第2の実施例において説明した物品展示台
201を回転可能とした回転物品展示台210であり、移動側
絶縁板211aに保持部材212によりその上面に商品103を載
置する展示台を保持し、その内部の上部に複数の質問器
121と、回転軸近傍に中継通信アンテナ152と、中継通信
制御部153を有する。回転駆動するために移動側絶縁板2
11aの下面に平面モータ用のマグネット被駆動体213を有
し、リングベアリング215により駆動側コイル214を備え
た固定側絶縁板211bと回転可能に接続される。このよう
な構成の回転物品展示台210により回転させながらの商
品103の展示が可能となる。
【0057】図18は本発明の第4の実施例における物品
展示装置に用いられる水平移動物品展示台の外観斜視
図、図19は水平移動物品展示台の拡大透視図、図20は水
平移動物品展示台の平面透視図である。図19において、
220は水平移動物品展示台、221は中継通信機能を有し商
品103を載置して移動する水平移動台、222は水平移動物
品展示台220の内部上面に敷設された平面リニヤモータ
としての駆動コイル、223は水平移動台221の底面に設け
られた駆動コイルに対して被駆動側となるマグネット群
である。
【0058】水平移動物品展示台220の水平移動台221に
おいては、第2の実施例において説明した物品展示台20
1と同等の機能を有し、図19ではディスプレイとしての
おもしろさを出すために仕掛け人形の形とし、その底面
部には被駆動側となるマグネット群223を有している。
水平移動物品展示台220の内側上部に設けられた質問器1
21のコイル内を中継通信用アンテナ152を底面部に有す
る水平移動台221が移動する位置関係を取るように配置
すれば、常に通信圏内にあることになり移動中において
も物品管理用タグ101の情報のやり取りが可能となる。
また、平面リニヤモータの駆動コイルの配置次第により
直線移動だけでなく、曲線的あるいはジグザグ等の多彩
な動きをさせることも可能となる。
【0059】図21は本発明の第5の実施例における物品
展示装置に用いられる昇降移動物品展示台の外観斜視図
で、図22は昇降移動物品展示台の側面透視図である。図
22において、230は中継通信機能を有し商品103を載置し
昇降移動する昇降移動物品展示台、231は昇降ガイド
部、232は昇降移動物品展示台230を移動させるパンタグ
ラフ方式の昇降機構、233は昇降機構232を駆動する駆動
モータ、234は駆動モータ233の駆動力を昇降機構232の
パンタグラフを駆動する駆動用スクリューである。
【0060】昇降移動物品展示台230の内部には第2の
実施例において説明した物品展示台201と同等の機能を
有し、昇降ガイド部231により案内される昇降移動が可
能である。また、第5の実施例ではこの昇降ガイド部23
1は昇降移動物品展示台230の外側に設けられているが内
側に設けることも可能であり、昇降機構においてもパン
タグラフ方式の昇降機構を用いているが、滑車方式,ス
クリュー方式やエアー方式等の方法を用いることも可能
である。このような装置構成により商品103の垂直移動
を行う展示が可能となる。
【0061】図23は本発明の第6の実施例における個人
認識カード,物品展示装置,電子鍵装置の構成図であ
る。図24は電子鍵装置を設けた物品展示装置の斜視図
(a),個人認識カードの外観拡大図(b)である。図23にお
いて、102は、第1の実施例で説明した物品管理用タグ1
01と同等の機能を有し、物品展示装置105,物品保管装
置106の電子鍵の開閉制御,開閉管理用またはその他の
管理に用いる個人認識カード、240は電子鍵装置、241は
電子鍵制御部、242は操作ボタン、243は、永久磁石式等
の自己保持機能の電磁石を用いるなどにより、電気によ
る駆動と停電時の自己保持によるセキュリティ性保持を
図る機構部の電子鍵である。
【0062】個人識別カード102は第1の実施例で説明
した物品管理用タグ101のように個人認識コード等の情
報を制御/データ処理部125により処理される。電子鍵
装置240の電子鍵制御部241は、物品展示装置105,物品
保管装置106の制御/データ処理部125と情報のやり取り
が行われ、個人認識データをチェックし電子鍵の開閉を
することにより物品展示装置105,物品保管装置106のセ
キュリティ向上が図れる。
【0063】個人認識カード102の所有者が個人認識カ
ード102を所定の位置に設けた質問器121にセットし、電
子鍵装置240の操作ボタン242を押せば電子鍵243が解錠
される。このとき、電子鍵制御部241等を介し時刻,解
錠者等、および出し入れした商品103の管理コード等の
データが伝送され、物品展示装置105,物品保管装置106
に接続される管理装置により自動的に記録することがで
きる。
【0064】また、前記第6の実施例で説明した個人認
識カード以外の個人認識の方法の例として、図25は指紋
認識を用いた物品展示装置の外観斜視図で、図26は指紋
認識を行う電子鍵装置の拡大模式図である。図26におい
て、245は電子鍵装置、246は認識判定のため指紋を照ら
す照明ランプ、247は撮像用レンズ、248はCCD等の撮
像素子、249は画像解析認識判定,電子鍵制御等を行う
回路部である。
【0065】物品展示装置105,物品保管装置106の鍵の
セキュリティ自動管理を行うために電子鍵に接続して用
いる鍵の操作者の認識特定方法として、指紋認識装置に
よる方法に置き換えた例で、個人認識以外の装置は第6
の実施例と同様となる。このほかの個人認識方法として
は、網膜紋認識,声紋認識、その他の生化学的特徴認識
等の認識方法も使用できる。
【0066】図27は本発明の実施例を説明するための参
考例1における物品管理用タグ,個人認識カードの作成
機の構成を示す外観透視図で、図28は別の作成方式によ
る作成機の構成を示す外観透視図である。図27におい
て、250は物品管理用タグ101,個人認識カード102の作
成機、251は未記録の物品管理用タグ101,個人認識カー
ド102に質問器121により情報を記録するための制御を行
う書込読出制御部、252は表示部117に肉視可読情報の印
字制御を行う印字制御回路、253は物品管理用タグ101,
個人認識カード102に記録された情報に相対し必要な肉
視可読情報を印字する印字ヘッド、254は未記録の物品
管理用タグ101,個人認識カード102を作成機250内に送
り込むためのホッパ、255は作成済み物品管理用タグ10
1,個人認識カード102を保持するスタッカ、256は肉視
可読情報が印字される印字タック用紙ロール、257は印
字済み印字タック用紙ロール256を所定のサイズのタッ
ク用紙にカットするカッタ、 258は所定のサイズにカッ
トされたタック用紙を物品管理用タグ101,個人認識カ
ード102に付定する肉視可読情報付定部、259は肉視可読
情報付定部258により付定されたタック用紙を物品管理
用タグ101,個人認識カード102に対し外れないように熱
圧着を行うヒートロールである。
【0067】作成機250により作成される物品管理用タ
グ101,個人認識カード102により電波誘導通信を利用し
た自動物品管理業務および管理業務担当者の業務責任お
よび業務成績等の把握等を行う上で欠かせない情報が記
録され、物品管理システムの運用上の基本となるもので
ある。
【0068】未記録の物品管理用タグ101,個人認識カ
ード102には、書込読出手段の書込読出制御部251に制御
された質問器121により情報が記録され、相対する肉視
可読情報は印字手段の印字制御回路252,印字ヘッド253
によりタック用紙に印字され、表示部117に肉視可読情
報付定部258により付定され作成機250により作成され
る。 前記参考例1では、印字タック用紙ロール256の
タック用紙の裏面にホットメルト剤をコーティングした
ものを使用した場合を例としているが、タック用紙とし
てセパレート台紙付き粘着ラベル用紙を使用することも
できる。この場合はカッタ257の代わりに台紙巻取り機
構,セパレートエッジ等を組み込むことになる。
【0069】また、別の作成方式の作成機250の例とし
て、図28に示すように物品管理用タグ101,個人認識カ
ード102に表示部117に予め感熱印字層,感熱印字紙また
は磁気印字層等を設けて印字面とし、印字ヘッド253に
より表示部117の印字面に直接印字を行うことにより肉
視可読情報の付定が可能となる。このような構成により
作成機250をシンプルなものとして提供することができ
る。
【0070】図29は本発明の第7の実施例における業務
管理装置の構成を示す外観斜視図、図30は業務管理装置
を示す構成図で、260は業務管理装置、261は情報管理端
末機、262は印刷機、263は情報記憶機である。
【0071】業務管理装置260において、情報管理端末
機261は作成機250による物品管理用タグ101,個人認識
カード102に情報を記録し作成するために情報入力を行
い、その結果として生じる物品管理上の情報内容を印刷
機262にて帳票として印字し、またこれらの情報を情報
記憶機263に記憶する。これにより物品管理用タグ101,
個人認識カード102を作成する操作が、即ち物品管理用
の情報となり効率的な管理業務が可能となる。
【0072】図31は本発明の実施例を説明するための参
考例2における店舗用金銭出納登録管理装置の外観斜視
図で、図32は店舗用金銭出納登録管理装置の構成を示す
ブロック図である。図31,図32において、270は金銭出
納登録管理装置、271は質問器121により物品管理用タグ
101,個人認識カード102に情報の書き込み,読み出しを
行う情報書込読出部、272は金銭登録管理入出力操作
部、273はレシート/ジャーナルプリンタ部、274は金庫
部、275は、管理機能部分であり、データ照合,登録,
演算処理,記憶等を行い金銭管理と物品管理の統合管理
を行うデータ登録処理演算記憶部、276は物品展示装置1
05,物品保管装置106と情報のやり取りを行う情報交換
部である。
【0073】金銭出納登録管理装置270は、作成機250,
情報書込読出部271,金銭出納登録手段である金銭登録
管理入出力操作部272,レシート/ジャーナルプリンタ
部273,金庫部274,データ登録処理演算記憶部275から
なり、情報書込読出部271に物品管理用タグ101並びに個
人認識カード102を持参し読み取らせると、情報交換部2
76により物品展示装置105,物品保管装置106に対し、持
ち出しに関する情報の交換,照合を行う。このような機
能により売上金銭管理と物品管理が自動的に行えるよう
になる。
【0074】図33は本発明の第8の実施例における通信
手段によりセンター事務所にて各物品管理システムの情
報を処理する情報処理システムを示す構成図である。図
33において、280は諸情報の伝送を行う通信回線、281,
282はモデム装置、283は管理データ受配信装置、284は
本店のホストコンピュータ、285は大型支店のサブ処理
コンピュータである。
【0075】このような構成により、各店舗の物品展示
装置105,物品保管装置106の中の商品103の保管状況,
セキュリティ管理状況,勤務状況,売上金銭管理状況,
販売傾向等の諸情報を一元的自動的に把握し、業務管
理,セキュリティ管理,業務評価,勤務評定等が行える
ようになる。
【0076】図34は本発明の実施例を説明するための参
考例3における携帯用端末装置を示す外観斜視図で、29
0は物品管理用タグ101,個人認識カード102の情報を質
問器121により書き込み,読み出しを行う情報書込読出
部271と個人認識情報,物品管理情報の処理を行う手続
処理部を内蔵する携帯用端末装置、291は情報の逐次処
理を行うためデータ伝送を行う無線通信器、292は伝票
/レシートプリンタ、293はバックライト付き液晶表示
器およびタッチスイッチパネルであるタッチパネル、29
4は操作入力キー、295は携帯用端末機の設定処理や多量
の情報処理を行うときなどに用いる光通信コネクタであ
る。
【0077】携帯用端末装置290を備えることにより、
広い店内において多数の物品展示装置105,物品管理装
置106を備え、かつ多数の店員のいる場合、商品を店頭
販売する販売各担当員が携帯し、販売各担当員が毎回レ
ジに行かなくても各個に責任販売を統括自動管理下にお
いて進められるようになる。あるいは特別の顧客を応接
する応接コーナー等が設けられているような店舗環境に
おいて、物品管理情報との関連を個人認識カードを介し
た担当者の特定の業務処理をシステム運用のプログラム
上でセットして置けば、特別の顧客を応接室,VIPコ
ーナー等の別途エリアにおいて、商品持込みの責任販売
を物品管理システムの運用上の機能を損なわずに行うこ
とができる。売場以外を移動したり、あるいは訪問販売
等の販売方式のような場合においても、移動性が高くか
つ販売手続きが各店員ごとに行え、物品管理,販売管理
を有機的に行うことができる。
【0078】図35は本発明の第9の実施例における情報
伝送手段を有した物品管理システムの各装置の構成例を
示す外観斜視図で、296は業務管理装置260に設けた情報
伝送手段、297は金銭出納登録管理装置270に設けた情報
伝送手段、298は物品展示装置105,電子鍵装置240に設
けた情報伝送手段、299は物品保管装置106に設けた情報
伝送手段である。
【0079】各装置に付加した情報伝送手段において、
伝送方式は無線電波,赤外光線等の無線または有線等が
考えられるが、各装置間を情報伝送可能とすることによ
りセキュリティ管理,売上管理等の一元化自動化が可能
となり、管理上の隙間のない管理システム構築が可能と
なる。また、売上金銭登録操作である数値キーの入力操
作,棚卸しのための商品103のハンドリング作業等、多
くの作業が自動化され不要となるなどの業務効率化が可
能となり、個人ごとの売上実績等も自動的に把握される
ようになる。
【0080】図36は本発明の実施例を説明するための参
考例4における物品管理システムとリンクしたセキュリ
ティシステムを示す構成図で、301は、物品展示装置10
5,物品保管装置106の制御/データ処理部125と接続さ
れ、物品管理用タグ101の情報記憶部116に正規の手続処
理がなされたか否かの履歴情報を記録する防犯情報監視
/伝送装置、302は防犯情報監視/伝送装置301からの防
犯情報を受けて処理を行う自動防犯情報処理装置、303
は自動防犯情報処理装置302の判定の結果として警備警
報の発信を行う警報装置、304は警備会社や警察等に通
報を自動的に行う自動通報装置である。
【0081】物品展示装置105,物品保管装置106中の物
品管理用タグ101を付した商品103の状態を常時監視し、
正規の手続きを経ずに不正に持ち出され不在となった商
品103の詳細な情報として、物品管理用タグ101に運用上
の必要に応じてプログラムの設定次第により、自動また
は半自動にてあまり手間をかけることなく書き込まれた
品名,価格,日時は勿論、どの店舗,どの物品展示/保
管装置にあったものか,保管責任者,担当者等の履歴情
報を把握するセキュリティシステムである。
【0082】図37は本発明の第10の実施例における物品
管理用タグと商品を結合紐により封緘した外観透視図、
図38は商品を封緘した結合紐の保持機構の断面図(a),
結合紐の外観図(b)である。図37,図38において、305は
封緘検出部、306は結合保持部134の結合紐104を保持す
る保持機構、307は封緘検出部305に設けた端子部、308
は封緘検出信号を検出するため結合紐104内部に設けら
れた導通線、309は導通線308の外側を覆い結合紐104と
なる被覆部材である。
【0083】結合紐104によって保持する対象の商品103
を結合装着した結合紐104の両端を結合保持部134に挿入
し、抜き取り防止形状を有する保持機構306で保持後、
熱溶融樹脂で保持機構306をロックする等の方法で封緘
を施し結合紐104を切断しないと、対象商品103と物品管
理用タグ101を外すことができなくなる。封緘検出部305
に設けた端子部307に結合紐104の導通線308により封緘
検出信号を検出するため導通を得る。この導通の手段と
しては金属導線による電気信号の他に光ファイバーによ
る光信号、磁気導体による磁気検出等の方法がある。こ
れにより正規の手続きを経ずに物品管理用タグ101を外
したり、結合紐104を切断した場合、導通線308の電流ま
たは光等の導通が切れるので、これを検出し異常情報を
送信するようにする。
【0084】前記第1の実施例において説明した物品管
理用タグ101は、異常情報を質問電波122に応じ送信し、
また物品管理用タグ101に蓄電池142を内蔵している場
合、異常情報は蓄電池142により自動送信される。
【0085】図39は本発明の第11の実施例における質問
器を有する読取検出装置の構成図(a),受信アンテナを
有する読取検出装置の構成図(b)、図40は読取検出装置
の概要図で、310は物品管理用タグ101と質問,応答電波
のやり取りを行う質問器121と警報装置303を有する読取
検出装置、311は質問器121の代わりに後述する受信アン
テナと警報装置303を有する読取検出装置、312は物品管
理用タグ101から送信される異常情報の電波を受信する
受信アンテナ、313は異常情報の送信電波である。
【0086】物品管理用タグ101を付けた商品103を正規
の販売手続きを経ずに、売場または店舗の所定領域以外
に持ち出すと、物品管理用タグ101の情報記憶部116に非
正規の物品管理用タグ101としての異常情報が自動記録
される。非正規の物品管理用タグ101の異常情報を読取
検出装置310により読み取って非正規の物品管理用タグ1
01として判定し、警報装置303を動作させる。このよう
な方法により物品の自動管理のための物品管理用タグ10
1を活用し、防犯用セキュリティ管理も同時に行えるよ
うになる。
【0087】前記第1の実施例の物品管理用タグ101を
用いる場合において、物品管理用タグ101に対して検問
する質問電波122を読取検出装置310の側から送信し、物
品管理用タグ101からの電波を受信する質問器121を備え
る必要がある。しかし、蓄電池142を備えた物品管理用
タグ101の場合は、不正持ち出しと同時に物品管理用タ
グ101に日常の物品管理操作の際に、質問電波122により
充電されている蓄電池142により、異常情報並びに自己
の保有情報の送信電波313を送信することができるの
で、読取検出装置311にはこの送信電波313を受信する受
信アンテナ312と異常情報の判定をする機能を備えれば
よいことになる。このため読取検出装置311の電波輻射
に関する問題の少ない装置とすることができる。
【0088】図41は本発明の第12の実施例における携帯
型追跡装置の外観図(a),携帯型追跡装置の使用方法例
を示す図(b)で、315は携帯型追跡装置、316は携帯型追
跡装置315の質問器121により物品管理用タグ101の情報
記憶部116の情報を読み取らせる等の各種操作を行わせ
るための操作ボタン、317は液晶等の表示装置で物品管
理用タグ101の情報記憶部116の内容情報を表示する表示
器、318は携帯に便利なように設けられた肩下げ紐、319
は携帯型追跡装置315を携行し不正持ち出しの物品管理
用タグ101の探査特定を行う係員である。
【0089】前記第11の実施例で説明したように正規の
手続きを経ずに持ち出された物品管理用タグ101は情報
記憶部116に異常情報を記録する。物品管理用タグ101の
情報記憶部116に記憶された異常情報を検出し読取検出
装置310により警備警報を発した後、売場の内外におい
ても非正規の物品管理用タグ101の存在を追尾する手段
として携帯型追跡装置315を用いる。携帯型追跡装置315
は操作ボタン316の操作により物品管理用タグ101の情報
を読み取って異常情報であると判断された場合に警報を
発する。
【0090】また、第1の実施例の物品管理用タグ101
に蓄電池142を有する場合、物品管理用タグ101から送信
される電波を受信し読み取り可能な微弱電波を認識でき
る高感度検知の電波受信装置を備えればよい。このよう
な携帯搬送可能な追跡装置により物品管理の合理化と同
時に正確な防犯探査が可能で、限られたエリア外におい
ても追尾ができ、かつ確信を持って追及することができ
るセキュリティシステムを提供できる。
【0091】図42は本発明の第12の実施例における他の
携帯型追跡装置の外観図で、320は携帯型追跡装置、321
は警備センターとの音声による通信連絡を可能とする手
段として設けたスピーカマイクロホン、322は通信連絡
用に設けた通信用アンテナである。
【0092】携帯型追跡装置320は、前記の図41におい
て説明した携帯型追跡装置315と同等の機能を有し、か
つ非正規な物品管理用タグ101の所持者を発見した場合
などに応援者を必要とする等の防犯上の連絡必要事項,
内容等を暗号情報あるいは音声等により連絡する通信手
段を備えている。
【0093】図43は本発明の第13の実施例における追跡
検出装置を用いたセキュリティシステムの概要を示す建
物の透視図(a),店舗のある階の平面図(b)で、325は据
置型の追跡検出装置、326は警報端末装置である。
【0094】今、店舗が同一ビル内の一部に設定されて
いるような場合、店舗内あるいは店舗の出入口以外にも
関門となる複数の場所の要所に追跡検出装置325を敷設
する。警備を担当する警備員室に警備員室用の警報端末
装置326を設置し、追跡検出装置325群と接続して置くよ
うにする。
【0095】物品管理用タグ101を付けた商品103を正規
の販売手続きを経ずに売場または店舗の所定領域以外に
持ち出した場合に、物品管理用タグ101の情報記憶部116
には自動的に非正規な物品管理用タグ101であることの
異常情報が書き込まれ、読取検出装置310,311、追跡検
出装置325により検出される。物品管理用タグ101の異常
情報を警報端末装置326に集約し状況判定を行い警備警
報を発した後に、売場以外の、例えばビル内等の広い領
域においても非正規の物品管理用タグ101の存在あるい
は通過状況を追尾確認し追跡できるように、その領域内
の関門箇所の場所に非正規の物品管理用タグ101の検出
可能な追跡検出装置325を設ける。
【0096】追跡検出装置325としては、物品管理用タ
グ101に対し質問電波122を送信して電波誘導通信により
検出するか、蓄電池142内蔵の物品管理用タグ101のよう
に異常情報を自己送信するものを微弱電波の認識可能な
高感度検知の電波受信装置を備えたものを設置して、広
域な追跡を行わせる。
【0097】非正規な物品管理用タグ101を検出した場
合には、追跡検出装置325の追跡検出情報を該当領域内
の警備員や警備センターの警報端末装置326に連絡可能
とする通信手段を備える総合的なセキュリティシステム
とリンクした物品管理システムを提供する。
【0098】なお、これらの各手段は選択により段階的
な実施も可能で、経営規模の進展に応じてシステム構築
の展開を図ることもできる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の記載によれば、商品の展示あるいは保管収納の状態の
ままで電波誘導通信により商品の展示または保管の位
置,品名,価格等の情報の確認,読み取りが可能とな
り、商品の販売や保管等における管理上の必要情報で、
一般には商品の品名,価格の記載された値札等を兼ねた
物品管理用タグを商品に付けて、販売や棚卸しの物品管
理を行う際に物品管理用タグに記載された情報の読み取
りを人間が1つずつ肉視にて行っていた作業を自動化す
ることが可能となり、大幅な合理化が図れる。
【0100】また、蓄電池を内蔵し、充電器により常時
充電することにより、質問器による通信がない場合も蓄
電池により物品管理用タグにおいて情報の自己送信が可
能となり、セキュリティシステムとの連携管理も可能と
なる。
【0101】さらに、多数の物品管理用タグを1つの質
問器の通信圏内に置いても混信,誤信がなく、逐次に正
確な質問,応答電波のやり取りを行うことができるよう
になるので、物品管理システムの運用上の必要な処理が
可能となり、非常に融通性が高く、またコスト効率の良
いシステム構築が可能となる。
【0102】またさらに、商品をトレイに載置し物品展
示装置,物品保管装置に収納する場合、トレイごとの単
位にて商品の出し入れ,管理が可能となり多数の商品の
取り扱いにかかる手間が省ける。
【0103】次に、請求項2の記載によれば、物品展示
台に質問器,中継通信アンテナ,中継通信制御部を備え
ることにより、多数の物品管理用タグが物品展示装置の
質問器との距離が離れても相互間の混信,誤信の恐れが
生じることなく、物品管理システムの運用上の機能が保
たれ、かつ商品の高さを他の商品と異なるようにして特
に高価な商品などを目立たせる展示も可能となる。
【0104】次に、請求項3,4,5の記載によれば、
回転物品展示台,水平移動物品展示台,昇降移動物品展
示台に商品を載置して、展示可能となり商品展示のアピ
ール度の向上,展示技術の向上が図れ、かつ展示商品の
移動運動中においても物品管理システムの運用上の機能
が保たれる。
【0105】次に、請求項6の記載によれば、物品展示
装置,物品保管装置の鍵の開閉と商品の出し入れ管理が
個人別に行え、セキュリティ管理が可能となり、個人別
の業務成績把握も自動的に行える。
【0106】次に、請求項7の記載によれば、業務管理
装置において、情報管理端末機は作成機による物品管理
用タグ,個人認識カードに情報を記録し作成するために
情報入力を行い、その結果として生じる物品管理上の情
報内容を帳票として印字し、またこれらの情報を記憶す
る。これにより物品管理用タグ,個人認識カードを作成
する操作が即ち物品管理用の情報となり効率的な管理業
務が可能で自動管理が行える基礎データの構築が可能と
なる。
【0107】次に、請求項8の記載によれば、センター
事務所にデータ伝送を行う手段により物品管理をセンタ
ー事務所で統括自動管理し、かつ営業データも収集する
ことが可能となり、ホストコンピュータを備えたセンタ
ー事務所では物品管理の総括把握,販売情報の総括把
握,各店舗の防犯セキュリティ状況の自動監視,従業員
の勤務業績評価資料の自動作成,営業計画資料の自動作
成等多技にわたる営業業務の自動化ができる。
【0108】次に、請求項9の記載によれば、各装置間
の物品管理データ,個人認識データ,金銭管理データ等
を相互にリンクさせた自動的な管理を可能とすることに
より、各装置のデータ入力作業,データ移し作業の大幅
削減,業務の一層の迅速化,随時チェックの可能、セキ
ュリティ性の一層の向上等が得られる。
【0109】次に、請求項10の記載によれば、管理対象
の商品の物品管理用タグと商品間の結合紐を不正に外せ
ば物品管理用タグから異常情報が送信される。物品管理
用タグからの異常情報を補足する探査装置等によりその
所在,位置,被害商品に関する詳細な情報を速やかにか
つ正確に把握することができ防犯に威力を発揮する。
【0110】次に、請求項11の記載によれば、管理対象
の商品を不正に持ち出せば物品管理用タグから異常情報
が送信され、読取検出装置により異常情報を読み取り警
報装置を動作させる。物品管理用タグからの異常情報を
補足する探査装置等により、その所在,位置,被害商品
に関する詳細な情報を速やかにかつ正確に把握すること
ができ防犯に威力を発揮する。
【0111】次に、請求項12の記載によれば、物品管理
用タグから送信される異常情報を補足する携帯型追跡装
置によりその所在,位置,被害商品に関する詳細な情報
を速やかにかつ正確に把握することが売場以外において
も追及探査できるようになり、また通信手段により応援
を必要とする場合などの連絡が可能となり、防犯により
一層の威力,効用が高まる。
【0112】次に、請求項13の記載によれば、大型ビ
ル,地下街といったような特定の大型エリア,広域エリ
ア内の非正規の物品管理用タグ所持者の探査効果のあり
そうな関門箇所に追跡検出装置を配置することにより、
捕捉できる機会が大幅に増加し、非常に威力のあるセキ
ュリティシステムを構築できる。
【0113】以上のように物品管理の合理化,販売業務
の合理化,販売責任並びに管理責任や成績の把握,販売
業務の迅速化,顧客応接におけるイメージアップ,セキ
ュリティ性の向上等の非常に融通性の高い、コスト効率
の良い、物品管理上の隙間の非常に少ない物品管理シス
テムが構築できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における物品管理システ
ムを示す構成図である。
【図2】第1の実施例の物品管理用タグの外観斜視図で
ある。
【図3】第1の実施例の物品管理用タグの分解図であ
る。
【図4】第1の実施例の物品管理用タグの正面透視図
(a),物品管理用タグの側面透視図(b)である。
【図5】第1の実施例の物品展示装置の外観斜視図であ
る。
【図6】第1の実施例の物品展示装置の正面透視図であ
る。
【図7】第1の実施例の物品保管装置の外観斜視図であ
る。
【図8】第1の実施例の物品保管装置の正面透視図であ
る。
【図9】第1の実施例における他の物品管理システムを
示す構成図である。
【図10】第1の実施例におけるもう1つ他の物品管理
システムを示し、第1の実施例の物品管理システムに機
能を追加した構成図(a),第1の実施例の他の物品管理
システムに機能を追加した構成図(b)である。
【図11】第1の実施例におけるトレイを示す外観透視
図である。
【図12】第1の実施例のトレイと物品展示装置,物品
保管装置の構成図である。
【図13】第1の実施例のトレイと物品展示装置の関係
を示す正面および平面透視図である。
【図14】本発明の第2の実施例における物品展示装置
に用いられる物品展示台の外観斜視図である。
【図15】第2の実施例の物品展示台の側面透視図であ
る。
【図16】本発明の第3の実施例における物品展示装置
に用いられる回転物品展示台の外観斜視図である。
【図17】第3の実施例の回転物品展示台の側面透視図
(a),回転物品展示台の回転駆動部の分解斜視図(b)であ
る。
【図18】本発明の第4の実施例における物品展示装置
に用いられる水平移動物品展示台の外観斜視図である。
【図19】第4の実施例の水平移動物品展示台の拡大透
視図である。
【図20】第4の実施例の水平移動物品展示台の平面透
視図である。
【図21】本発明の第5の実施例における物品展示装置
に用いられる昇降移動物品展示台の外観斜視図である。
【図22】第5の実施例の昇降移動物品展示台の側面透
視図である。
【図23】本発明の第6の実施例における個人認識カー
ド,物品展示装置,電子鍵装置の構成図である。
【図24】第6の実施例の電子鍵装置を設けた物品展示
装置の斜視図(a),個人認識カードの外観拡大図(b)であ
る。
【図25】第6の実施例の指紋認識を用いた物品展示装
置の外観斜視図である。
【図26】第6の実施例の指紋認識を行う電子鍵装置の
拡大模式図である。
【図27】本発明の実施例を説明するための参考例1に
おける物品管理用タグ,個人認識カードの作成機の構成
を示す外観透視図である。
【図28】参考例1の別方式による作成機の構成を示す
外観透視図である。
【図29】本発明の第7の実施例における業務管理装置
の構成を示す外観斜視図である。
【図30】第7の実施例の業務管理装置を示す構成図で
ある。
【図31】本発明の実施例を説明するための参考例2に
おける店舗用金銭出納登録管理装置の構成を示す外観斜
視図である。
【図32】参考例2の店舗用金銭出納登録管理装置を示
す構成図である。
【図33】本発明の第8の実施例における通信手段によ
りセンター事務所にて各物品管理システムの情報を処理
する情報処理システムを示す構成図である。
【図34】本発明の実施例を説明するための参考例3に
おける携帯用端末装置を示す外観斜視図である。
【図35】本発明の第9の実施例における情報伝送手段
を有した物品管理システムの各装置の構成例を示す外観
斜視図である。
【図36】本発明の実施例を説明するための参考例4に
おける物品管理システムとリンクしたセキュリティシス
テムを示す構成図である。
【図37】本発明の第10の実施例における物品管理用タ
グと商品を結合紐により封緘した外観透視図である。
【図38】第10の実施例の商品を封緘した結合紐の保持
機構の断面図(a),結合紐の外観図(b)である。
【図39】本発明の第11の実施例における質問器を有す
る読取検出装置の構成図(a),受信アンテナを有する読
取検出装置の構成図(b)である。
【図40】第11の実施例の読取検出装置の概要図であ
る。
【図41】本発明の第12の実施例における携帯型追跡装
置の外観図(a),携帯型追跡装置の使用方法例を示す図
(b)である。
【図42】第12の実施例における他の携帯型追跡装置の
外観図である。
【図43】本発明の第13の実施例における追跡検出装置
を用いたセキュリティシステムの概要を示す建物の透視
図(a),店舗のある階の平面図(b)図である。
【符号の説明】
101…物品管理用タグ、 102…個人認識カード、 103
…物品管理対象商品(商品)、 104…結合紐、 105…
物品展示装置、 106…物品保管装置、 111…応答器、
112…駆動電流励起用アンテナ、 113…データ送受信
処理部、 114…データ送受信用アンテナ、 115…情報
書込読取機能部、 116…情報記憶部、117…表示部、
121…質問器、 122…質問電波、 123…質問電波送信
アンテナ、 124…応答電波受信アンテナ、 125…制御
/データ処理部、 126…応答電波、 131…外装ケー
ス、 132…プリント基板、 133…蓋、 134…結合保
持部、 135…記憶素子、 136…素子、 141…充電
器、 142…蓄電池、 145…設定コード呼出対応送信起
動部、 146…呼出コード送信機能部、 151…トレイ、
152…中継通信アンテナ、 153…中継通信制御部、 20
1…物品展示台、 210…回転物品展示台、 211a…移動
側絶縁板、 211b…固定側絶縁板、 212…保持部材、
213…マグネット被駆動体、 214…駆動側コイル、 2
15…リングベアリング、 220…水平移動物品展示台、
221…水平移動台、 222…駆動コイル、 223…マグネ
ット群、 230…昇降移動物品展示台、 231…昇降ガイ
ド部、232…昇降機構、 233…駆動モータ、 234…駆
動用スクリュー、 240,245…電子鍵装置、 241…電
子鍵制御部、 242…操作ボタン、 243…電子鍵、 24
6…照明ランプ、 247…撮像用レンズ、 248…撮像素
子、 249…回路部、 250…作成機、 251…書込読出
制御部、 252…印字制御回路、 253…印字ヘッド、25
4…ホッパ、 255…スタッカ、 256…印字タック用紙
ロール、 257…カッタ、 258…肉視可読情報付定部、
259…ヒートロール、 260…業務管理装置、 261…
情報管理端末機、 262…印刷機、 263…情報記憶機、
270…金銭出納登録管理装置、 271…情報書込読出
部、 272…金銭登録管理入出力操作部、273…レシート
/ジャーナルプリンタ部、 274…金庫部、 275…デー
タ登録処理演算記憶部、 276…情報交換部、 280…通
信回線、 281,282…モデム装置、 283…管理データ
受配信装置、 284…ホストコンピュータ、 285…サブ
処理コンピュータ、 290…携帯用端末装置、 291…無
線通信器、 292…伝票/レシートプリンタ、 293…タ
ッチパネル、 294…操作入力キー、 295…光通信コネ
クタ、 296,297,298,299…情報伝送手段、 301…
防犯情報監視/伝送装置、 302…自動防犯情報処理装
置、 303…警報装置、 304…自動通報装置、 305…
封緘検出部、 306…保持機構、 307…端子部、 308
…導通線、309…被覆部材、 310,311…読取検出装
置、 312…受信アンテナ、 313…送信電波、 315,3
20…携帯型追跡装置、 316…操作ボタン、 317…表示
器、318…肩下げ紐、 319…係員、 321…スピーカマ
イクロホン、 322…通信用アンテナ、 325…追跡検出
装置、 326…警報端末装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−140486(JP,A) 特開 平6−131570(JP,A) 特開 平6−44466(JP,A) 特開 平5−73778(JP,A) 特開 平5−52947(JP,A) 特開 平5−2366(JP,A) 特開 平3−228988(JP,A) 特開 平2−300895(JP,A) 特開 昭60−171475(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/24 G07G 1/12 321

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ送受信用アンテナにより質問,応
    答電波の処理を行う電波誘導通信用応答器(以下、応答
    器という)と、情報の書き込み,読み出しを行う情報書
    込読出機能部と、情報の記憶保持を行う情報記憶部と、
    印字情報を表示する肉視可読情報表示部(以下、表示部
    という)と、質問電波を駆動電流に変換する駆動電流励
    起用アンテナにより変換された電流によって充電する充
    電器により充電される蓄電池と、呼出コードと設定コー
    ドが一致したとき応答電波を送信する設定コード呼出対
    応送信起動部とを有する電波誘導通信物品管理用タグ
    (以下、物品管理用タグという)と、複数の前記物品管理
    用タグに関して情報の書き込みまたは読み出しを行える
    ように質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された
    電波誘導通信用質問器(以下、質問器という)と、情報の
    処理を行う制御/データ処理部と、前記質問電波に呼出
    コードを付加する呼出コード送信機能部とを有し、逐次
    かつ同時に前記物品管理用タグに対して質問,応答電波
    のやり取りを行う電波誘導通信機能付物品展示保管装置
    (以下、物品展示装置という)または電波誘導通信機能付
    物品保管装置(以下、物品保管装置という)とからなり、
    前記物品管理用タグを付けた物品を一定数ごとの単位で
    まとめて展示保管を行えるようにした電波誘導通信機能
    付トレイ(以下、トレイという)に、該トレイの上面側に
    複数の質問器を配列し、トレイの下面側に個々の前記質
    問器による質問,応答をトレイごとの単位で中継通信の
    制御を行う電波誘導中継通信制御部(以下、中継通信制
    御部という)と、トレイと物品展示装置または物品保管
    装置との間に電波誘導通信による物品管理情報の伝送を
    可能とする電波誘導中継通信用アンテナ(以下、中継通
    信アンテナという)とを有し、前記トレイは据置型とし
    た前記物品展示装置および前記物品保管装置から分離移
    動可能であることを特徴とする物品管理システム。
  2. 【請求項2】 データ送受信用アンテナにより質問,応
    答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部と、
    情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器により充電
    される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致したと
    き応答電波を 送信する設定コード呼出対応送信起動部と
    を有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用タグ
    に質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された質問
    器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼出コ
    ードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物品展
    示装置または物品保管装置とからなり、前記物品展示装
    置の展示配列の中で他の展示品に比べ目立たせるため標
    準配置面から高さの異なる位置に展示を行うような中継
    通信機能付物品展示台(以下、物品展示台という)に、該
    物品展示台の上面部に設けた前記物品管理用タグに相対
    する質問器と、前記物品展示台の下面部に設けた中継通
    信用アンテナと、前記物品展示台の質問器と中継通信用
    アンテナを接続する中継通信制御部とを設けることで、
    前記物品展示装置の質問器と前記物品管理用タグの応答
    器が離れた場合に、隣接する前記物品管理用タグの間に
    生じる恐れのある混信,誤信を防止することを特徴とす
    る物品管理システム。
  3. 【請求項3】 物品展示台の上部に展示物品を載置して
    前記物品展示台を回転自在に保持する保持部と、前記物
    品展示台の回転移動を可能とする駆動部とを有し、展示
    物品を回転移動させても電波誘導通信による物品管理シ
    ステム運用上の必要な処理が可能となることを特徴とす
    る請求項2記載の物品管理システム。
  4. 【請求項4】 物品展示台の上部に展示物品を載置して
    水平移動する水平移動台と、該水平移動台を駆動する駆
    動部と、前記水平移動台の底面部に設けた中継通信用ア
    ンテナの位置が移動範囲内となるように前記物品展示台
    に設けた質問器とを有し、前記展示物品を水平移動して
    も電波誘導通信による物品管理システム運用上の必要な
    処理が可能となることを特徴とする請求項2記載の物品
    管理システム。
  5. 【請求項5】 物品展示台の上部に展示物品を載置し垂
    直方向に昇降移動可能とする昇降機構と、該昇降機構を
    駆動する駆動部と、昇降移動を支えるガイド部とを有
    し、前記展示物品を垂直方向に昇降移動しても電波誘導
    通信による物品管理システム運用上の必要な処理が可能
    となることを特徴とする請求項2記載の物品管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 データ送受信用アンテナにより質問,応
    答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部と、
    情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器 により充電
    される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致したと
    き応答電波を送信する設定コード呼出対応送信起動部と
    を有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用タグ
    に質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された質問
    器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼出コ
    ードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物品展
    示装置または物品保管装置とからなり、前記物品展示装
    置または前記物品保管装置の扉の鍵の開閉管理を行う電
    子鍵装置に、前記物品管理用タグと同等の機能を有しか
    つ個人認識情報が記録された物品展示保管装置管理用個
    人認識カード(以下、個人認識カードという)か、また指
    紋その他の方法の個人認識情報を用いて開閉管理可能と
    する電子鍵と、前記制御/データ処理部と情報のやり取
    りを行う電子鍵制御部とを有し、前記物品展示装置や前
    記物品保管装置の鍵の開閉や、物品の出し入れに関する
    個人別情報管理を行うことを特徴とする物品管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 データ送受信用アンテナにより質問,応
    答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部と、
    情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器により充電
    される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致したと
    き応答電波を送信する設定コード呼出対応送信起動部と
    を有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用タグ
    に質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された質問
    器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼出コ
    ードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物品展
    示装置または物品保管装置とからなり、前記物品管理用
    タグ,個人認識カードを作成する作成機と、該作成機の
    操作により生じる情報を物品管理情報として用い管理伝
    票,棚卸帳簿,物品管理従事者コード登録簿等の情報登
    録管理業務を行う情報管理端末機と、該情報管理端末機
    からの物品管理情報を記憶する情報記憶機と、前記情報
    管理端末機からの情報を印刷する印刷機とを有する業務
    管理装置を備えたことを特徴とする物品管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6および/または7記載の装置
    に、個人認識情報,物品管理情報,売上金銭管理情報の
    手続処理データを遠隔して設置されたセンター事務所に
    データ伝送して処理を行うホストコンピュータと、前記
    手続処理データを店舗内でデータ処理を行った後に前記
    センター事務所にデータ伝送を行うサブ処理コンピュー
    タと、データ伝送を行うモデムおよびその他の通信手段
    とを有し 、物品管理を前記センター事務所にて統括自動
    管理し、かつ経営情報の収集も可能となることを特徴と
    る物品管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項6および/または7記載の装置
    に、無線電波あるいは赤外光線等による無線または有線
    によるデータ伝送が可能な情報伝送手段により、物品管
    理情報、個人認識情報、売上金銭管理情報等を相互にリ
    ンクさせた自動的な管理を可能とすることを特徴とする
    物品管理システム。
  10. 【請求項10】 データ送受信用アンテナにより質問,
    応答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部
    と、情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器により
    充電される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致し
    たとき応答電波を送信する設定コード呼出対応送信起動
    部とを有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用
    タグに質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された
    質問器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼
    出コードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物
    品展示装置または物品保管装置とからなり、前記物品管
    理用タグに物品を結合する結合紐と、該結合紐を封緘し
    ている結合保持部と、該結合保持部の封緘を解くか前記
    結合紐を切る等の結合解除を検出する封緘検出部とを備
    え、前記封緘検出部が結合解除を検出したとき事前に正
    規の結合解除の手続きがなされていない場合に物品管理
    用タグの情報記憶部に非正規の手続き発生の異常情報が
    記録され、該異常情報を物品管理用タグから発信しセキ
    ュリティシステムと連動することを特徴とする物品管理
    システム。
  11. 【請求項11】 データ送受信用アンテナにより質問,
    応答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部
    と、情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器により
    充電される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致し
    たとき応答電波を送信する設定コード呼出対応送信起動
    部とを有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用
    タグに質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された
    質問器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼
    出コードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物
    品展示装置または物品保管装置とからなり、前記物品管
    理用タグを付けた物品を正規の手続きを経ずに売場もし
    くは店舗の所定領域外に持ち出されたとき、前記物品管
    理用タグの情報記憶部に非正規の物品管理用タグとして
    の異常情報が記録され、記録された前記異常情報を読み
    取って判定し警報を 発することが可能な電波誘導通信読
    取検出装置(以下、読取検出装置という)によるセキュリ
    ティシステムを備えたことを特徴とする物品管理システ
    ム。
  12. 【請求項12】 データ送受信用アンテナにより質問,
    応答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部
    と、情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器により
    充電される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致し
    たとき応答電波を送信する設定コード呼出対応送信起動
    部とを有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用
    タグに質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された
    質問器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼
    出コードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物
    品展示装置または物品保管装置とからなり、前記物品管
    理用タグを付けた物品が正規の手続きを経ずに売場もし
    くは店舗の所定領域外に持ち出されたとき、前記物品管
    理用タグの情報記憶部に非正規の物品管理用タグとして
    の異常情報を記録し警報を発した後で、前記異常情報を
    読み取り、かつ物品管理用タグの情報記憶部の情報も読
    み取り可能な携帯型追跡装置と、前記携帯型追跡装置に
    物品管理用タグの不正所持者を発見した場合に応援者を
    必要とする等の防犯上必要事項,内容等を、暗号情報あ
    るいは音声等による連絡を行う通信手段とを備え売場の
    内外においても前記物品管理用タグの存在を追尾認識す
    ることが可能なことを特徴とする物品管理システム。
  13. 【請求項13】 データ送受信用アンテナにより質問,
    応答電波の処理を行う応答器と、情報書込読出機能部
    と、情報記憶部と、印字情報の表示部と、充電器により
    充電される蓄電池と、呼出コードと設定コードが一致し
    たとき応答電波を送信する設定コード呼出対応送信起動
    部とを有する物品管理用タグと、複数の前記物品管理用
    タグに質問,応答電波の送受信を可能に相対配置された
    質問器と、情報の処理を行う制御/データ処理部と、呼
    出コードを付加する呼出コード送信機能部とを有する物
    品展示装置または物品保管装置とからなり、前記物品管
    理用タグを付けた物品が正規の手続きを経ずに売場もし
    くは店舗の所定領域外に持ち出されたとき、前記物品管
    理用タグの情報記憶部に非正規の物品管理用タグとして
    の異常情報を記録し警報を発した後で、売場外の広い領
    域においても非正規な物品管理用タグの存在を追尾認識
    し追跡できるように領域内の複数の関門箇所に設けた追
    跡検出装置と、該追跡検出装置により検出された検出情
    報を通信手段 により連絡が可能な警報端末装置とを備え
    前記追跡検出装置の検出情報により状況判定を行うこと
    を特徴とする物品管理システム。
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