JP3316877B2 - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents
内燃機関のアイドル回転数制御装置Info
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- combustion engine
- speed
- compressor
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関のアイドル
回転数制御装置に関するものである。
回転数制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関のアイドル回転数制御
装置は、機関アイドル時においてエアコンのコンプレッ
サ等の外部負荷の駆動に伴い目標アイドル回転数を増加
させ、その目標アイドル回転数と実回転数とが一致する
ように補助空気量調整用バルブを制御するものである。
そして、エアコンをオンからオフにする時にはコンプレ
ッサのマグネットクラッチの切断と補助吸入空気流量
(ISC空気量)の減量制御タイミングとをズラすこと
でコンプレッサ負荷とISC空気量の急激な低下に対す
るエンジン回転数変動を防止している。つまり、図19
に示すように、エアコンをオンからオフにする時に、I
SC空気量は減少させるとともに、エアコン・オフから
所定時間Tだけ経過したときに冷凍サイクルのコンプレ
ッサのマグネットクラッチを切るようにしていた。この
ように所定の遅れ時間Tを設けることにより、エンジン
回転数の変動を最小限に抑制している。
装置は、機関アイドル時においてエアコンのコンプレッ
サ等の外部負荷の駆動に伴い目標アイドル回転数を増加
させ、その目標アイドル回転数と実回転数とが一致する
ように補助空気量調整用バルブを制御するものである。
そして、エアコンをオンからオフにする時にはコンプレ
ッサのマグネットクラッチの切断と補助吸入空気流量
(ISC空気量)の減量制御タイミングとをズラすこと
でコンプレッサ負荷とISC空気量の急激な低下に対す
るエンジン回転数変動を防止している。つまり、図19
に示すように、エアコンをオンからオフにする時に、I
SC空気量は減少させるとともに、エアコン・オフから
所定時間Tだけ経過したときに冷凍サイクルのコンプレ
ッサのマグネットクラッチを切るようにしていた。この
ように所定の遅れ時間Tを設けることにより、エンジン
回転数の変動を最小限に抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、構成製品・制
御上のバラツキによりエンジン回転上昇や低下が発生す
る。即ち、図19において、P1に示すようにISC空
気量の減少に対してマグネットクラッチが早くオフした
り、P2に示すようにISC空気量の減少に対してマグ
ネットクラッチのオフが遅れるとエンジン回転数の急激
な変動が発生してしまう。
御上のバラツキによりエンジン回転上昇や低下が発生す
る。即ち、図19において、P1に示すようにISC空
気量の減少に対してマグネットクラッチが早くオフした
り、P2に示すようにISC空気量の減少に対してマグ
ネットクラッチのオフが遅れるとエンジン回転数の急激
な変動が発生してしまう。
【0004】又、エアコンスイッチ・オンからオフの時
のISC見込み量PEは、一定空気量であるため、エア
コン・オンとオフのISC空気量差が大きいとP1に示
す回転数変動が、又、空気量差が小さいとP2に示す回
転数変動が発生する。
のISC見込み量PEは、一定空気量であるため、エア
コン・オンとオフのISC空気量差が大きいとP1に示
す回転数変動が、又、空気量差が小さいとP2に示す回
転数変動が発生する。
【0005】そこで、この発明の目的は、ISC空気量
の減量を最適に行うことができる内燃機関のアイドル回
転数制御装置を提供することにある。
の減量を最適に行うことができる内燃機関のアイドル回
転数制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図20に示すように、内燃機関の補助吸入空気流量
を制御する補助空気量調整用アクチュエータM1と、前
記内燃機関の実際の回転数を検出する回転数検出手段M
2と、負荷量を可変な可変形外部負荷M3と、前記可変
形外部負荷M3の駆動に伴い目標アイドル回転数を増加
させ、その目標アイドル回転数と前記回転数検出手段M
2による実回転数とが一致するように前記補助空気量調
整用アクチュエータM1を制御する第1の制御手段M4
と、前記可変形外部負荷M3の駆動停止時に前記可変形
外部負荷M3の負荷量を時間と共に徐々に減少させ、目
標アイドル回転数と前記回転数検出手段M2による実回
転数とが一致するように前記補助空気量調整用アクチュ
エータM1を制御し、両者の差が所定量以内となったと
きに前記内燃機関と前記可変形外部負荷との結合状態を
遮断することにより前記可変形外部負荷M3の負荷量を
零にする第2の制御手段M5とを備えた内燃機関のアイ
ドル回転数制御装置をその要旨とするものである。請求
項2に記載の発明は、内燃機関の補助吸入空気流量を制
御する補助空気量調整用アクチュエータと、前記内燃機
関の実際の回転数を検出する回転数検出手段と、容量を
変化することで内燃機関に対する負荷量を可変できる可
変容量コンプレッサと、前記内燃機関と前記可変容量コ
ンプレッサとを結合・遮断するクラッチと、前記可変容
量コンプレッサの駆動に伴い目標アイドル回転数を増加
させ、その目標アイドル回転数と前記回転数検出手段に
よる実回転数とが一致するように前記補助空気量調整用
アクチュエータを制御する第1の制御手段と、前記可変
容量コンプレッサの駆動停止時に前記可変容量コンプレ
ッサの容量を時間と共に徐々に減少させ、目標アイドル
回転数と前記回転数検出手段による実回転数とが一致す
るように前記補助空気量調整用アクチュエータを制御
し、両者の差が所定量以内となったときに前記クラッチ
により前記内燃機関と前記可変容量コンプレッサとを遮
断して前記内燃機関に対する前記可変容量コンプレッサ
の負荷量を零にする第2の制御手段とを備えた内燃機関
のアイドル回転数制御装置をその要旨とするものであ
る。
は、図20に示すように、内燃機関の補助吸入空気流量
を制御する補助空気量調整用アクチュエータM1と、前
記内燃機関の実際の回転数を検出する回転数検出手段M
2と、負荷量を可変な可変形外部負荷M3と、前記可変
形外部負荷M3の駆動に伴い目標アイドル回転数を増加
させ、その目標アイドル回転数と前記回転数検出手段M
2による実回転数とが一致するように前記補助空気量調
整用アクチュエータM1を制御する第1の制御手段M4
と、前記可変形外部負荷M3の駆動停止時に前記可変形
外部負荷M3の負荷量を時間と共に徐々に減少させ、目
標アイドル回転数と前記回転数検出手段M2による実回
転数とが一致するように前記補助空気量調整用アクチュ
エータM1を制御し、両者の差が所定量以内となったと
きに前記内燃機関と前記可変形外部負荷との結合状態を
遮断することにより前記可変形外部負荷M3の負荷量を
零にする第2の制御手段M5とを備えた内燃機関のアイ
ドル回転数制御装置をその要旨とするものである。請求
項2に記載の発明は、内燃機関の補助吸入空気流量を制
御する補助空気量調整用アクチュエータと、前記内燃機
関の実際の回転数を検出する回転数検出手段と、容量を
変化することで内燃機関に対する負荷量を可変できる可
変容量コンプレッサと、前記内燃機関と前記可変容量コ
ンプレッサとを結合・遮断するクラッチと、前記可変容
量コンプレッサの駆動に伴い目標アイドル回転数を増加
させ、その目標アイドル回転数と前記回転数検出手段に
よる実回転数とが一致するように前記補助空気量調整用
アクチュエータを制御する第1の制御手段と、前記可変
容量コンプレッサの駆動停止時に前記可変容量コンプレ
ッサの容量を時間と共に徐々に減少させ、目標アイドル
回転数と前記回転数検出手段による実回転数とが一致す
るように前記補助空気量調整用アクチュエータを制御
し、両者の差が所定量以内となったときに前記クラッチ
により前記内燃機関と前記可変容量コンプレッサとを遮
断して前記内燃機関に対する前記可変容量コンプレッサ
の負荷量を零にする第2の制御手段とを備えた内燃機関
のアイドル回転数制御装置をその要旨とするものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、第1の制御手段M4
は、可変形外部負荷M3の駆動に伴い目標アイドル回転
数を増加させ、その目標アイドル回転数と回転数検出手
段M2による実回転数とが一致するように補助空気量調
整用アクチュエータM1を制御する。又、第2の制御手
段M5は、可変形外部負荷M3の駆動停止時に可変形外
部負荷M3の負荷量を時間と共に徐々に減少させ、目標
アイドル回転数と回転数検出手段M2による実回転数と
が一致するように補助空気量調整用アクチュエータM1
を制御し、両者の差が所定量以内となったときに内燃機
関と可変形外部負荷M3とを遮断することにより可変形
外部負荷M3の負荷量を零にする。
は、可変形外部負荷M3の駆動に伴い目標アイドル回転
数を増加させ、その目標アイドル回転数と回転数検出手
段M2による実回転数とが一致するように補助空気量調
整用アクチュエータM1を制御する。又、第2の制御手
段M5は、可変形外部負荷M3の駆動停止時に可変形外
部負荷M3の負荷量を時間と共に徐々に減少させ、目標
アイドル回転数と回転数検出手段M2による実回転数と
が一致するように補助空気量調整用アクチュエータM1
を制御し、両者の差が所定量以内となったときに内燃機
関と可変形外部負荷M3とを遮断することにより可変形
外部負荷M3の負荷量を零にする。
【0008】よって、可変形外部負荷M3の駆動停止時
において回転数変動が少なくなるとともに、エアコン用
コンプレッサ等の外部負荷の最小容量での再開ができ負
荷再始動時のショックが少なくなる。請求項2の発明に
よれば、第1の制御手段は、可変容量コンプレッサの駆
動に伴い目標アイドル回転数を増加させ、その目標アイ
ドル回転数と回転数検出手段による実回転数とが一致す
るように補助空気量調整用アクチュエータを制御する。
又、第2の制御手段は、可変容量コンプレッサの駆動停
止時に可変容量コンプレッサの容量を時間と共に徐々に
減少させ、目標アイドル回転数と回転数検出手段による
実回転数とが一致するように補助空気量調整用アクチュ
エータを制御し、両者の差が所定量以内となったときに
クラッチにより内燃機関と可変容量コンプレッサとを遮
断して内燃機関に対する可変容量コンプレッサの負荷量
を零にする。よって、可変容量コンプレッサの駆動停止
時において回転数変動が少なくなるとともに、可変容量
コンプレッサの最小容量での再開ができ負荷再始動時の
ショックが少なくなる。
において回転数変動が少なくなるとともに、エアコン用
コンプレッサ等の外部負荷の最小容量での再開ができ負
荷再始動時のショックが少なくなる。請求項2の発明に
よれば、第1の制御手段は、可変容量コンプレッサの駆
動に伴い目標アイドル回転数を増加させ、その目標アイ
ドル回転数と回転数検出手段による実回転数とが一致す
るように補助空気量調整用アクチュエータを制御する。
又、第2の制御手段は、可変容量コンプレッサの駆動停
止時に可変容量コンプレッサの容量を時間と共に徐々に
減少させ、目標アイドル回転数と回転数検出手段による
実回転数とが一致するように補助空気量調整用アクチュ
エータを制御し、両者の差が所定量以内となったときに
クラッチにより内燃機関と可変容量コンプレッサとを遮
断して内燃機関に対する可変容量コンプレッサの負荷量
を零にする。よって、可変容量コンプレッサの駆動停止
時において回転数変動が少なくなるとともに、可変容量
コンプレッサの最小容量での再開ができ負荷再始動時の
ショックが少なくなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1には本実施例におけるエンジン
(内燃機関)1の概略を示す。エンジン1は車両に搭載
され、エンジン1の補助吸入空気流量を制御するISC
バルブ(補助空気量調整用アクチュエータ)2が設けら
れている。本実施例ではステップモータ式のISCバル
ブが用いられ、このバルブの開度調整により外部負荷に
対してアイドル時のエンジン回転数が一定に保たれる。
ここで、外部負荷とは、エアコン、トルコン、電気負荷
(ヘッドライト、デフォッガ、電動油圧ポンプ)等を指
すものである。
に従って説明する。図1には本実施例におけるエンジン
(内燃機関)1の概略を示す。エンジン1は車両に搭載
され、エンジン1の補助吸入空気流量を制御するISC
バルブ(補助空気量調整用アクチュエータ)2が設けら
れている。本実施例ではステップモータ式のISCバル
ブが用いられ、このバルブの開度調整により外部負荷に
対してアイドル時のエンジン回転数が一定に保たれる。
ここで、外部負荷とは、エアコン、トルコン、電気負荷
(ヘッドライト、デフォッガ、電動油圧ポンプ)等を指
すものである。
【0010】又、車両にはカーエアコンが搭載され、コ
ンプレッサ3とコンデンサ4とレシーバ5とエキスパン
ションバルブ6とエバポレータ7とが順に接続され、冷
凍サイクルが構成されている。コンデンサ4はコンデン
サ用ブロワ4aにより送風され、エバポレータ7はエバ
ポレータ用ブロワ7aにより送風される。
ンプレッサ3とコンデンサ4とレシーバ5とエキスパン
ションバルブ6とエバポレータ7とが順に接続され、冷
凍サイクルが構成されている。コンデンサ4はコンデン
サ用ブロワ4aにより送風され、エバポレータ7はエバ
ポレータ用ブロワ7aにより送風される。
【0011】エンジンに対する負荷としてのコンプレッ
サ3は図2に示すように、斜板可変容量コンプレッサが
使用されている。斜板可変容量コンプレッサは複数の各
シリンダ8内にそれぞれ作動ピストン9が摺動可能に支
持されている。又、制御シリンダ10内には制御ピスト
ン11が摺動可能に支持され同制御ピストン11は斜板
12が各作動ピストン9と駆動連結されている。さら
に、連通孔13の途中には弁体収納室14が配置され、
弁体収納室14は制御シリンダ10内での制御ピストン
11により区画された圧力室15と連通している。又、
連通孔13の一端開口部には高圧冷媒が印加され、又、
連通孔13の一端開口部には低圧冷媒が印加されてい
る。連通孔13の途中には圧力調整室16が設けられ、
同室16はダイヤフラム17にて区画されている。同ダ
イヤフラム17にはスプリング18の付勢力が加わって
おり、ダイヤフラム17には弁体収納室14に延びる作
動ロッド19が固定されている。弁体収納室14にはボ
ール弁体20が収納され、同弁体20は作動ロッド19
にてダイヤフラム17の動作と連動する。さらに、圧力
調整室16にはリニアソレノイド21が設けられ、同ソ
レノイド21をデューティ制御することによりダイヤフ
ラム17の変位量が調整できる。このダイヤフラム17
の変位により、コンプレッサの容量を可変することがで
きるようになっている。例えば、図2に示すように圧力
室15を高圧にしてコンプレッサ3を最大容量にできる
とともに、図3に示すように圧力室15を低圧にしてコ
ンプレッサ3を最小容量にできる。
サ3は図2に示すように、斜板可変容量コンプレッサが
使用されている。斜板可変容量コンプレッサは複数の各
シリンダ8内にそれぞれ作動ピストン9が摺動可能に支
持されている。又、制御シリンダ10内には制御ピスト
ン11が摺動可能に支持され同制御ピストン11は斜板
12が各作動ピストン9と駆動連結されている。さら
に、連通孔13の途中には弁体収納室14が配置され、
弁体収納室14は制御シリンダ10内での制御ピストン
11により区画された圧力室15と連通している。又、
連通孔13の一端開口部には高圧冷媒が印加され、又、
連通孔13の一端開口部には低圧冷媒が印加されてい
る。連通孔13の途中には圧力調整室16が設けられ、
同室16はダイヤフラム17にて区画されている。同ダ
イヤフラム17にはスプリング18の付勢力が加わって
おり、ダイヤフラム17には弁体収納室14に延びる作
動ロッド19が固定されている。弁体収納室14にはボ
ール弁体20が収納され、同弁体20は作動ロッド19
にてダイヤフラム17の動作と連動する。さらに、圧力
調整室16にはリニアソレノイド21が設けられ、同ソ
レノイド21をデューティ制御することによりダイヤフ
ラム17の変位量が調整できる。このダイヤフラム17
の変位により、コンプレッサの容量を可変することがで
きるようになっている。例えば、図2に示すように圧力
室15を高圧にしてコンプレッサ3を最大容量にできる
とともに、図3に示すように圧力室15を低圧にしてコ
ンプレッサ3を最小容量にできる。
【0012】図1において、エンジン用電子制御ユニッ
ト(以下、エンジンECUという)22はトルクコンバ
ータのシフトレバーの操作位置信号やヘッドライトの操
作信号や電動油圧ポンプの作動動作信号を入力する。
又、エンジンECU22はエンジン回転数センサ25
(回転数検出手段)からの信号や車速センサ26からの
信号やスロットル開度センサ27からの信号を入力す
る。さらに、エンジンECU22はISCバルブ2の開
度を調整して吸入空気量を調整する。又、エンジンEC
U22はコンプレッサ3の出力軸に設けられたクラッチ
としてのマグネットクラッチ23を制御(結合又は遮
断、以下「オン又はオフ」ともいう)する。
ト(以下、エンジンECUという)22はトルクコンバ
ータのシフトレバーの操作位置信号やヘッドライトの操
作信号や電動油圧ポンプの作動動作信号を入力する。
又、エンジンECU22はエンジン回転数センサ25
(回転数検出手段)からの信号や車速センサ26からの
信号やスロットル開度センサ27からの信号を入力す
る。さらに、エンジンECU22はISCバルブ2の開
度を調整して吸入空気量を調整する。又、エンジンEC
U22はコンプレッサ3の出力軸に設けられたクラッチ
としてのマグネットクラッチ23を制御(結合又は遮
断、以下「オン又はオフ」ともいう)する。
【0013】又、エアコン用電子制御ユニット(以下、
エアコンECUという)24はエアコンスイッチの操作
信号や日射センサからの信号や外気温センサからの信号
やエバ後温度センサからの信号を入力する。さらに、エ
アコンECU24は前記斜板可変容量コンプレッサ3の
リニアソレノイド21へのデューティ信号を制御する。
図4には、このデューティ比とコンプレッサ容量との関
係を示す。つまり、デューティ比が大きいほどコンプレ
ッサ容量は小さくなる。
エアコンECUという)24はエアコンスイッチの操作
信号や日射センサからの信号や外気温センサからの信号
やエバ後温度センサからの信号を入力する。さらに、エ
アコンECU24は前記斜板可変容量コンプレッサ3の
リニアソレノイド21へのデューティ信号を制御する。
図4には、このデューティ比とコンプレッサ容量との関
係を示す。つまり、デューティ比が大きいほどコンプレ
ッサ容量は小さくなる。
【0014】図1においてエンジンECU22とエアコ
ンECU24とは相互通信可能になっており、エンジン
ECU22からエアコンECU24にはコンプレッサ3
の容量制御要求信号(容量指令信号)が出力されるとと
もに、エアコンECU24からエンジンECU22には
エアコンスイッチのオン・オフ信号が出力される。
ンECU24とは相互通信可能になっており、エンジン
ECU22からエアコンECU24にはコンプレッサ3
の容量制御要求信号(容量指令信号)が出力されるとと
もに、エアコンECU24からエンジンECU22には
エアコンスイッチのオン・オフ信号が出力される。
【0015】次に、このように構成した内燃機関のアイ
ドル回転数制御装置の作用を説明する。図5〜図15に
はエンジンECU22が実行する処理(フローチャー
ト)を示すとともに、図16にはエアコンECU24が
実行する処理(フローチャート)を示す。さらに、図1
8には、作用を説明するためのタイムチャートを示す。
ここで、この図18におけるt1のタイミングにてエア
コンスイッチがオン状態からオフ操作されたものとす
る。尚、以下の説明において外部負荷としてエアコン用
コンプレッサ3が主に作動されたものとする。
ドル回転数制御装置の作用を説明する。図5〜図15に
はエンジンECU22が実行する処理(フローチャー
ト)を示すとともに、図16にはエアコンECU24が
実行する処理(フローチャート)を示す。さらに、図1
8には、作用を説明するためのタイムチャートを示す。
ここで、この図18におけるt1のタイミングにてエア
コンスイッチがオン状態からオフ操作されたものとす
る。尚、以下の説明において外部負荷としてエアコン用
コンプレッサ3が主に作動されたものとする。
【0016】尚、外部負荷増減に対しては、目標エンジ
ン回転数への収束性を向上する上でISCフィードバッ
ク周期もしくは制御ゲインを高めることが有効なため、
負荷変化の大きさに応じてフィードバック周期を変更す
る。そして、負荷変化が安定したところでは、エンジン
回転数の安定性を優先させるためにフィードバック周期
を遅くする。
ン回転数への収束性を向上する上でISCフィードバッ
ク周期もしくは制御ゲインを高めることが有効なため、
負荷変化の大きさに応じてフィードバック周期を変更す
る。そして、負荷変化が安定したところでは、エンジン
回転数の安定性を優先させるためにフィードバック周期
を遅くする。
【0017】図5は4ms毎に起動される外部負荷検出
処理である。同図において、エンジンECU22はステ
ップ101で外部負荷(エアコン等)がスイッチ操作さ
れたか否か判定する。そして、スイッチ操作が行われて
いると、エンジンECU22はステップ102でスイッ
チ操作された外部負荷(エアコン等)の種類と、それが
オン→オフなのかオフ→オンなのか判断する。さらに、
エンジンECU22はステップ103で過渡フラグ反転
処理、即ち、エアコン・オンならばフラグFAC・ON
を「1」に、エアコン・オフならばフラグFAC・OF
Fを「1」に、トルコンニュートラル位置・オンならば
フラグFNSW・ONを「1」に、トルコンニュートラ
ル位置・オフならばフラグFNSW・OFFを「1」に
する。
処理である。同図において、エンジンECU22はステ
ップ101で外部負荷(エアコン等)がスイッチ操作さ
れたか否か判定する。そして、スイッチ操作が行われて
いると、エンジンECU22はステップ102でスイッ
チ操作された外部負荷(エアコン等)の種類と、それが
オン→オフなのかオフ→オンなのか判断する。さらに、
エンジンECU22はステップ103で過渡フラグ反転
処理、即ち、エアコン・オンならばフラグFAC・ON
を「1」に、エアコン・オフならばフラグFAC・OF
Fを「1」に、トルコンニュートラル位置・オンならば
フラグFNSW・ONを「1」に、トルコンニュートラ
ル位置・オフならばフラグFNSW・OFFを「1」に
する。
【0018】引き続き、エンジンECU22はステップ
104で状態フラグ反転処理、即ち、エアコン・オンな
らばフラグXACを「1」に、エアコン・オフならばフ
ラグXACを「0」に、トルコンニュートラル位置・オ
ンならばフラグXNSWを「1」に、トルコンニュート
ラル位置・オフならばフラグXNSWを「0」に、電気
負荷がオンならばフラグXEPを「1」に、電気負荷が
オフならばフラグXEPを「0」にする。
104で状態フラグ反転処理、即ち、エアコン・オンな
らばフラグXACを「1」に、エアコン・オフならばフ
ラグXACを「0」に、トルコンニュートラル位置・オ
ンならばフラグXNSWを「1」に、トルコンニュート
ラル位置・オフならばフラグXNSWを「0」に、電気
負荷がオンならばフラグXEPを「1」に、電気負荷が
オフならばフラグXEPを「0」にする。
【0019】図6は10ms毎に起動されるISC,マ
グネットクラッチ制御処理である。同図において、エン
ジンECU22はステップ200でエンジン回転の平均
化処理ルーチンを実行する。このエンジン回転の平均化
処理の詳細を図7に示す。エンジンECU22はステッ
プ201でフィードバック制御の実行条件成立か否か、
即ち、車速「0」で、かつスロットルバルブが全閉かど
うか判定して、車速≠0又はスロットル全閉でないなら
リターンし、車速=0かつスロットル全閉ならばフィー
ドバック制御条件が成立したとしてステップ202に移
行する。エンジンECU22は加算間隔カウンタCNE
に「10ms」を加算する。尚、加算間隔カウンタCN
Eはイグニッション・オンにてリセット(=0)されて
いる。そして、エンジンECU22はステップ203で
加算間隔カウンタCNEが50ms以上となったか否か
判断し、当初CNE=10なのでリターンする。
グネットクラッチ制御処理である。同図において、エン
ジンECU22はステップ200でエンジン回転の平均
化処理ルーチンを実行する。このエンジン回転の平均化
処理の詳細を図7に示す。エンジンECU22はステッ
プ201でフィードバック制御の実行条件成立か否か、
即ち、車速「0」で、かつスロットルバルブが全閉かど
うか判定して、車速≠0又はスロットル全閉でないなら
リターンし、車速=0かつスロットル全閉ならばフィー
ドバック制御条件が成立したとしてステップ202に移
行する。エンジンECU22は加算間隔カウンタCNE
に「10ms」を加算する。尚、加算間隔カウンタCN
Eはイグニッション・オンにてリセット(=0)されて
いる。そして、エンジンECU22はステップ203で
加算間隔カウンタCNEが50ms以上となったか否か
判断し、当初CNE=10なのでリターンする。
【0020】一方、ステップ201→202→203の
繰り返しによりステップ203で加算間隔カウンタCN
Eが50ms以上となると、ステップ204に移行す
る。エンジンECU22はステップ204でエンジン回
転数NEを読み込み、ステップ205でフィードバック
周期間のエンジン回転数の加算値SNEに対しエンジン
回転数NEを加算し新たな加算値SNEとし、又、加算
値SNEに加算した個数Nに「1」加算し、さらに、加
算間隔カウンタCNEを「0」にする。尚、フィードバ
ック周期間のエンジン回転数の加算値SNEと、加算値
SNEに加算した個数Nとは、イグニッション・オンに
てリセット(=0)されている。
繰り返しによりステップ203で加算間隔カウンタCN
Eが50ms以上となると、ステップ204に移行す
る。エンジンECU22はステップ204でエンジン回
転数NEを読み込み、ステップ205でフィードバック
周期間のエンジン回転数の加算値SNEに対しエンジン
回転数NEを加算し新たな加算値SNEとし、又、加算
値SNEに加算した個数Nに「1」加算し、さらに、加
算間隔カウンタCNEを「0」にする。尚、フィードバ
ック周期間のエンジン回転数の加算値SNEと、加算値
SNEに加算した個数Nとは、イグニッション・オンに
てリセット(=0)されている。
【0021】このようにして、同処理ルーチンによりフ
ィードバック周期中のエンジン回転数が50ms毎に加
算されていく。図6に戻り、このようにしてステップ2
00の処理を終了すると、ステップ300で外部負荷反
転処理を実行する。この外部負荷反転処理の詳細を図8
に示す。エンジンECU22はステップ301で少なく
ともいずれかの過渡フラグが「1」か否か判定し、いず
れも「1」でないとリターンする。一方、エンジンEC
U22はいずれかの過渡フラグが「1」であると、ステ
ップ302でフラグFNSW・ONが「0」ならばステ
ップ303に移行し、ステップ303でフラグFNSW
・OFFが「0」ならば図9のステップ304に移行す
る。さらに、エンジンECU22はステップ304でフ
ラグFAC・ONが「0」ならば、ステップ305でフ
ラグFAC・OFFで「1」か判定する。ここで、エア
コンスイッチ・オンからオフ反転時において、エンジン
ECU22はステップ305でエアコン・オフを示すフ
ラグFAC・OFFが「1」であると判断し(図18の
t1のタイミング)、ステップ306で見込み加算の遅
延時間DISCを900msに、外部負荷変化の見込み
量PEを0stepに、フィードバック周期TISCを
800msに、見込みフラグFPEを「1」にする。そ
の後、エンジンECU22はステップ307でISC制
御目標回転数NFの算出を行い、つまり、エアコン・オ
フならば700rpm(エアコン・オンならば900r
pm)を設定し、リターンする。
ィードバック周期中のエンジン回転数が50ms毎に加
算されていく。図6に戻り、このようにしてステップ2
00の処理を終了すると、ステップ300で外部負荷反
転処理を実行する。この外部負荷反転処理の詳細を図8
に示す。エンジンECU22はステップ301で少なく
ともいずれかの過渡フラグが「1」か否か判定し、いず
れも「1」でないとリターンする。一方、エンジンEC
U22はいずれかの過渡フラグが「1」であると、ステ
ップ302でフラグFNSW・ONが「0」ならばステ
ップ303に移行し、ステップ303でフラグFNSW
・OFFが「0」ならば図9のステップ304に移行す
る。さらに、エンジンECU22はステップ304でフ
ラグFAC・ONが「0」ならば、ステップ305でフ
ラグFAC・OFFで「1」か判定する。ここで、エア
コンスイッチ・オンからオフ反転時において、エンジン
ECU22はステップ305でエアコン・オフを示すフ
ラグFAC・OFFが「1」であると判断し(図18の
t1のタイミング)、ステップ306で見込み加算の遅
延時間DISCを900msに、外部負荷変化の見込み
量PEを0stepに、フィードバック周期TISCを
800msに、見込みフラグFPEを「1」にする。そ
の後、エンジンECU22はステップ307でISC制
御目標回転数NFの算出を行い、つまり、エアコン・オ
フならば700rpm(エアコン・オンならば900r
pm)を設定し、リターンする。
【0022】一方、図8のステップ302でフラグFN
SW・ONが「1」ならばステップ308で見込み加算
の遅延時間DISCを70msに、外部負荷変化の見込
み量PEを4stepに、フィードバック周期TISC
を1000msを設定する。その後、ステップ310で
ISC制御目標回転数NFの算出を行う。
SW・ONが「1」ならばステップ308で見込み加算
の遅延時間DISCを70msに、外部負荷変化の見込
み量PEを4stepに、フィードバック周期TISC
を1000msを設定する。その後、ステップ310で
ISC制御目標回転数NFの算出を行う。
【0023】又、図8のステップ303でフラグFNS
W・OFFが「1」ならばステップ309で見込み加算
の遅延時間DISCを100msに、外部負荷変化の見
込み量PEを−4stepに、フィードバック周期TI
SCを1000msを設定する。その後、ステップ31
0でISC制御目標回転数NFの算出を行う。
W・OFFが「1」ならばステップ309で見込み加算
の遅延時間DISCを100msに、外部負荷変化の見
込み量PEを−4stepに、フィードバック周期TI
SCを1000msを設定する。その後、ステップ31
0でISC制御目標回転数NFの算出を行う。
【0024】さらに、図9のステップ304でフラグF
NSW・OFFが「1」ならばステップ311で見込み
加算の遅延時間DISCを300msに、外部負荷変化
の見込み量PEを6stepに、フィードバック周期T
ISCを800msを設定する。その後、ステップ30
7でISC制御目標回転数NFの算出を行う。
NSW・OFFが「1」ならばステップ311で見込み
加算の遅延時間DISCを300msに、外部負荷変化
の見込み量PEを6stepに、フィードバック周期T
ISCを800msを設定する。その後、ステップ30
7でISC制御目標回転数NFの算出を行う。
【0025】一方、エンジンECU22はステップ30
5でAFC・OFF=0ならば、ステップ312でフィ
ードバック周期を2000msに設定する。このような
処理により、外部負荷反転時には過渡フラグがオンする
ので、フラグを検出してISC制御の遅延時間、見込み
量、フィードバック周期を設定する。例えば、エアコン
スイッチオフ→オン反転時にFAC・ON=1になり、
図8のステップ301→302→303→図9のステッ
プ304→311→307を通り遅延時間、見込み量、
フィードバック周期、目標回転数を設定する。
5でAFC・OFF=0ならば、ステップ312でフィ
ードバック周期を2000msに設定する。このような
処理により、外部負荷反転時には過渡フラグがオンする
ので、フラグを検出してISC制御の遅延時間、見込み
量、フィードバック周期を設定する。例えば、エアコン
スイッチオフ→オン反転時にFAC・ON=1になり、
図8のステップ301→302→303→図9のステッ
プ304→311→307を通り遅延時間、見込み量、
フィードバック周期、目標回転数を設定する。
【0026】図6に戻り、このようにしてステップ30
0の処理を終了すると、ステップ400でISC制御の
見込み処理を実行する。このISC制御の見込み処理の
詳細を図10に示す。エンジンECU22はステップ4
01で外部負荷変化の見込み量PEが「0」でないこと
を確認した上で、ステップ402で遅延時間カウンタC
delyに「10」を加算する。尚、外部負荷変化の見込み
量PEと遅延時間カウンタCdelyはイグニッション・オ
ンにて初期化(=0)されている。
0の処理を終了すると、ステップ400でISC制御の
見込み処理を実行する。このISC制御の見込み処理の
詳細を図10に示す。エンジンECU22はステップ4
01で外部負荷変化の見込み量PEが「0」でないこと
を確認した上で、ステップ402で遅延時間カウンタC
delyに「10」を加算する。尚、外部負荷変化の見込み
量PEと遅延時間カウンタCdelyはイグニッション・オ
ンにて初期化(=0)されている。
【0027】そして、エンジンECU22はステップ4
03で遅延時間カウンタCdelyが見込み加算の遅延時間
DISCと比較し、当初Cdely<DISCなのでリター
ンする。ステップ401→402→403の繰り返しに
よりCdely≧DISCとなると、ステップ404に移行
する。ステップ404ではISC目標制御量MSTEP
に外部負荷変化の見込み量PEを加算して新たなISC
目標制御量MSTEPとし、又、フィードバック周期間
のエンジン回転の加算値SNEを「0」に、SNEに加
算した個数Nを「0」に、加算間隔カウンタCNEを
「0」に、遅延時間カウンタCdelyを「0」に、外部負
荷変化の見込み量PEを「0」に、見込み量制御フラグ
FPEを「0」にする。
03で遅延時間カウンタCdelyが見込み加算の遅延時間
DISCと比較し、当初Cdely<DISCなのでリター
ンする。ステップ401→402→403の繰り返しに
よりCdely≧DISCとなると、ステップ404に移行
する。ステップ404ではISC目標制御量MSTEP
に外部負荷変化の見込み量PEを加算して新たなISC
目標制御量MSTEPとし、又、フィードバック周期間
のエンジン回転の加算値SNEを「0」に、SNEに加
算した個数Nを「0」に、加算間隔カウンタCNEを
「0」に、遅延時間カウンタCdelyを「0」に、外部負
荷変化の見込み量PEを「0」に、見込み量制御フラグ
FPEを「0」にする。
【0028】このようにして、遅延時間DISC経過
後、目標制御量MSTEPを見込み量PEだけ増減す
る。図6に戻り、このようにしてステップ400の処理
を終了すると、ステップ500でISC制御のフィード
バック処理を実行する。このISC制御のフィードバッ
ク処理の詳細を図11に示す。エンジンECU22はス
テップ501でフィードバック実行条件が成立したか判
断し、成立するとステップ502〜504において意図
的に偏差による動作の防止を行う。つまり、ステップ5
02でフィードバック周期カウンタCFBに「10」加
算し、ステップ503でCFBが150ms以下ならば
ステップ504でフィードバック周期間のエンジン回転
の加算値SNEを「0」に、SNEに加算した個数Nを
「0」に、加算間隔カウンタCNEを「0」にする。
後、目標制御量MSTEPを見込み量PEだけ増減す
る。図6に戻り、このようにしてステップ400の処理
を終了すると、ステップ500でISC制御のフィード
バック処理を実行する。このISC制御のフィードバッ
ク処理の詳細を図11に示す。エンジンECU22はス
テップ501でフィードバック実行条件が成立したか判
断し、成立するとステップ502〜504において意図
的に偏差による動作の防止を行う。つまり、ステップ5
02でフィードバック周期カウンタCFBに「10」加
算し、ステップ503でCFBが150ms以下ならば
ステップ504でフィードバック周期間のエンジン回転
の加算値SNEを「0」に、SNEに加算した個数Nを
「0」に、加算間隔カウンタCNEを「0」にする。
【0029】一方、エンジンECU22はステップ50
3においてCFB≧150msならば、CFB≧TIS
Cか判定し条件を満足していると、ステップ506でS
NE(フィードバック周期間のエンジン回転の加算値)
をN(加算値SNEに加算した個数)で除算して平均回
転数NEAVを算出するとともに、平均回転数NEAV
からISC目標回転数NFを減算して目標回転数からの
偏差ΔNEを算出する。
3においてCFB≧150msならば、CFB≧TIS
Cか判定し条件を満足していると、ステップ506でS
NE(フィードバック周期間のエンジン回転の加算値)
をN(加算値SNEに加算した個数)で除算して平均回
転数NEAVを算出するとともに、平均回転数NEAV
からISC目標回転数NFを減算して目標回転数からの
偏差ΔNEを算出する。
【0030】次に、エンジンECU22はステップ50
7〜512により目標回転数NFのプラス側偏差ΔNE
に応じたISCフィードバック制御量ΔSTEPを設定
する。つまり、ステップ507で偏差ΔNEが100r
pmより大きいとステップ508でISCフィードバッ
ク制御量ΔSTEPを「−4step」に、ステップ5
09で偏差ΔNEが50rpmより大きいとステップ5
10でISCフィードバック制御量ΔSTEPを「−2
step」に、ステップ511で偏差ΔNEが10rp
mより大きいとステップ512でISCフィードバック
制御量ΔSTEPを「−1step」に設定する。
7〜512により目標回転数NFのプラス側偏差ΔNE
に応じたISCフィードバック制御量ΔSTEPを設定
する。つまり、ステップ507で偏差ΔNEが100r
pmより大きいとステップ508でISCフィードバッ
ク制御量ΔSTEPを「−4step」に、ステップ5
09で偏差ΔNEが50rpmより大きいとステップ5
10でISCフィードバック制御量ΔSTEPを「−2
step」に、ステップ511で偏差ΔNEが10rp
mより大きいとステップ512でISCフィードバック
制御量ΔSTEPを「−1step」に設定する。
【0031】さらに、図12において、ステップ513
で目標回転数NFからの偏差ΔNEの絶対値が10rp
mから外れ、かつマイナス側であると、マイナス側偏差
ΔNEに応じたISCフィードバック制御量ΔSTEP
を設定する。つまり、ステップ514で偏差ΔNEが−
50rpmより大きいとステップ515でISCフィー
ドバック制御量ΔSTEPを「1step」に、ステッ
プ516で偏差ΔNEが−100rpmより大きいとス
テップ517でISCフィードバック制御量ΔSTEP
を「2step」に設定する。
で目標回転数NFからの偏差ΔNEの絶対値が10rp
mから外れ、かつマイナス側であると、マイナス側偏差
ΔNEに応じたISCフィードバック制御量ΔSTEP
を設定する。つまり、ステップ514で偏差ΔNEが−
50rpmより大きいとステップ515でISCフィー
ドバック制御量ΔSTEPを「1step」に、ステッ
プ516で偏差ΔNEが−100rpmより大きいとス
テップ517でISCフィードバック制御量ΔSTEP
を「2step」に設定する。
【0032】図11のステップ508,510,51
2,図12のステップ515,517の後に、エンジン
ECU22は図13のステップ519でISC目標制御
量MSTEPにフィードバック制御量ΔSTEPを加算
して新しいMSTEPを設定する。その後、ステップ5
20でCFB=0,SNE=0,N=0,CNE=0と
する。
2,図12のステップ515,517の後に、エンジン
ECU22は図13のステップ519でISC目標制御
量MSTEPにフィードバック制御量ΔSTEPを加算
して新しいMSTEPを設定する。その後、ステップ5
20でCFB=0,SNE=0,N=0,CNE=0と
する。
【0033】一方、図12のステップ516でΔNE<
−100rpmならば図13のステップ518でΔST
EPを「4step」とし、ステップ519に移行す
る。又、エンジンECU22は図12においてステップ
513で目標回転数からの偏差ΔNEの絶対値が10r
pm内であると、ステップ521でエアコン・オフであ
り図5のステップ103によるフラグFAC・OFFが
「1」ならばステップ522でマグネットクラッチ23
がオンか否か判定し、オンならばステップ523で図9
のステップ306等による見込み量制御フラグFPEが
「1」か判定する。そして、FPE=1ならばステップ
524でフィードバック周期TISCを800msに、
外部負荷変化の見込み量PEを「−6step」に(図
18のt4のタイミング)、見込み加算の遅延時間DI
SCを「0」にする。
−100rpmならば図13のステップ518でΔST
EPを「4step」とし、ステップ519に移行す
る。又、エンジンECU22は図12においてステップ
513で目標回転数からの偏差ΔNEの絶対値が10r
pm内であると、ステップ521でエアコン・オフであ
り図5のステップ103によるフラグFAC・OFFが
「1」ならばステップ522でマグネットクラッチ23
がオンか否か判定し、オンならばステップ523で図9
のステップ306等による見込み量制御フラグFPEが
「1」か判定する。そして、FPE=1ならばステップ
524でフィードバック周期TISCを800msに、
外部負荷変化の見込み量PEを「−6step」に(図
18のt4のタイミング)、見込み加算の遅延時間DI
SCを「0」にする。
【0034】エンジンECU22はステップ524の
後、図13のステップ527でISCフィードバック制
御量ΔSTEPを「0step」としてステップ519
に移行する。
後、図13のステップ527でISCフィードバック制
御量ΔSTEPを「0step」としてステップ519
に移行する。
【0035】一方、図12においてステップ521にお
いてFAC・OFF=0ならばステップ525でTIS
C=2000rpmとするとともに過渡フラグを「0」
にする。又、ステップ522においてマグネットスイッ
チ23がオフならばステップ526でTISC=200
0rpm,FAC・OFF=0とする。
いてFAC・OFF=0ならばステップ525でTIS
C=2000rpmとするとともに過渡フラグを「0」
にする。又、ステップ522においてマグネットスイッ
チ23がオフならばステップ526でTISC=200
0rpm,FAC・OFF=0とする。
【0036】このような処理により、ISC制御のフィ
ードバック制御の実行条件成立時((車両停車かつアイ
ドル状態)F/B周期毎に現在のアイドル回転数の平均
値を計算し、目標回転数からの偏差ΔNEに従いF/B
制御量ΔSTEPを設定し、ISC目標制御量を変更す
る。
ードバック制御の実行条件成立時((車両停車かつアイ
ドル状態)F/B周期毎に現在のアイドル回転数の平均
値を計算し、目標回転数からの偏差ΔNEに従いF/B
制御量ΔSTEPを設定し、ISC目標制御量を変更す
る。
【0037】尚、図11のステップ503,504はI
SC空気量を変化させてからエンジン回転数が応答する
までの時間であり、エンジン回転の平均化処理には含め
ないISCのムダ時間である。又、コンプレッサオン→
オフ時に偏差ΔNEが小さくなった場合(ステップ51
3での|ΔNE|<10rpm)、最小容量への負荷変
化が終了したと判断し、ISC見込み量(ステップ52
4のPE=−6step)を減らす(図18のt4のタ
イミング)。
SC空気量を変化させてからエンジン回転数が応答する
までの時間であり、エンジン回転の平均化処理には含め
ないISCのムダ時間である。又、コンプレッサオン→
オフ時に偏差ΔNEが小さくなった場合(ステップ51
3での|ΔNE|<10rpm)、最小容量への負荷変
化が終了したと判断し、ISC見込み量(ステップ52
4のPE=−6step)を減らす(図18のt4のタ
イミング)。
【0038】マグネットクラッチが既にオフされている
場合(ステップ522)は、外部負荷の過渡処理が終了
したとして、過渡フラグオフ、F/B周期を元に戻す
(ステップ526)(図18のt6のタイミング)。
場合(ステップ522)は、外部負荷の過渡処理が終了
したとして、過渡フラグオフ、F/B周期を元に戻す
(ステップ526)(図18のt6のタイミング)。
【0039】図6に戻り、このようにしてステップ50
0の処理を終了すると、ステップ600でマグネットク
ラッチ制御処理を実行する。この処理は、エアコンEC
U24からの要求に応じてマグネットクラッチ23のオ
ン・オフを判断して、起動時、解除時に負荷変化を小さ
くするためにマグネットクラッチ23のオン・オフの前
にコンプレッサ容量を小容量に変化させる(エアコンの
オン→オフ時の小容量制御)ものである。
0の処理を終了すると、ステップ600でマグネットク
ラッチ制御処理を実行する。この処理は、エアコンEC
U24からの要求に応じてマグネットクラッチ23のオ
ン・オフを判断して、起動時、解除時に負荷変化を小さ
くするためにマグネットクラッチ23のオン・オフの前
にコンプレッサ容量を小容量に変化させる(エアコンの
オン→オフ時の小容量制御)ものである。
【0040】このマグネットクラッチ制御処理の詳細を
図14に示す。エンジンECU22はステップ601で
エアコン・オンを示すフラグXACが「1」であるか判
定し、フラグXAC=0ならばステップ602でエアコ
ン・オフを示すフラグFAC・OFFか「1」は判定
し、「1」ならばステップ603でエアコンコンプレッ
サ小容量制御出力を開始する。その後、ステップ604
でエンジンECU22は目標回転数からの偏差ΔNEの
絶対値が10rpm未満か判定し、ΔNE≧10rpm
ならばリターンする。又、ΔNE<10rpmならばス
テップ605でマグネットクラッチ23がオンか否か判
定し、オンであればステップ606でマグネックラッチ
・オン遅延カウンタCMgに「10」加算する。尚、マグ
ネックラッチ・オン遅延カウンタCMgはイグニッション
・オンにて「0」となっている。
図14に示す。エンジンECU22はステップ601で
エアコン・オンを示すフラグXACが「1」であるか判
定し、フラグXAC=0ならばステップ602でエアコ
ン・オフを示すフラグFAC・OFFか「1」は判定
し、「1」ならばステップ603でエアコンコンプレッ
サ小容量制御出力を開始する。その後、ステップ604
でエンジンECU22は目標回転数からの偏差ΔNEの
絶対値が10rpm未満か判定し、ΔNE≧10rpm
ならばリターンする。又、ΔNE<10rpmならばス
テップ605でマグネットクラッチ23がオンか否か判
定し、オンであればステップ606でマグネックラッチ
・オン遅延カウンタCMgに「10」加算する。尚、マグ
ネックラッチ・オン遅延カウンタCMgはイグニッション
・オンにて「0」となっている。
【0041】エンジンECU22はステップ606の
後、ステップ607でマグネックラッチ・オン遅延カウ
ンタCMgが150ms以上か否か判定し当初150ms
以内であるので、ステップ601→602→603→6
04→605→606→607を繰り返す(図18のt
4〜t5)。そして、ステップ607でマグネックラッ
チ・オン遅延カウンタCMgが150ms以上となると
(図18のt5のタイミング)ステップ608に移行し
てマグネットクラッチ23をオフし、エアコンコンプレ
ッサ小容量制御出力をオフにしマグネックラッチ・オン
遅延カウンタCMgを「0」にする。
後、ステップ607でマグネックラッチ・オン遅延カウ
ンタCMgが150ms以上か否か判定し当初150ms
以内であるので、ステップ601→602→603→6
04→605→606→607を繰り返す(図18のt
4〜t5)。そして、ステップ607でマグネックラッ
チ・オン遅延カウンタCMgが150ms以上となると
(図18のt5のタイミング)ステップ608に移行し
てマグネットクラッチ23をオフし、エアコンコンプレ
ッサ小容量制御出力をオフにしマグネックラッチ・オン
遅延カウンタCMgを「0」にする。
【0042】一方、前記ステップ601において、エア
コン・オンを示すフラグXACが「1」であると、ステ
ップ609でエアコン・オンを示すフラグFAC・ON
か「1」は判定し、「1」ならばステップ610でマグ
ネットクラッチ23がオフか判定し、オフならばステッ
プ611でエアコンコンプレッサ小容量制御出力を開始
する。その後、ステップ612でマグネックラッチ・オ
ン遅延カウンタCMgに「10」を加算し、ステップ61
3でそのオン遅延カウンタCMgが600msより大きい
か否か判定し、600msより大きいとステップ614
でマグネットクラッチ23がオンか判定し、オンならば
ステップ615でエアコンコンプレッサ小容量制御出力
をオフにし、又、マグネットクラッチ23がオフならば
ステップ616でマグネットクラッチ23をオンすると
ともにマグネックラッチ・オン遅延カウンタCMgを
「0」にする。
コン・オンを示すフラグXACが「1」であると、ステ
ップ609でエアコン・オンを示すフラグFAC・ON
か「1」は判定し、「1」ならばステップ610でマグ
ネットクラッチ23がオフか判定し、オフならばステッ
プ611でエアコンコンプレッサ小容量制御出力を開始
する。その後、ステップ612でマグネックラッチ・オ
ン遅延カウンタCMgに「10」を加算し、ステップ61
3でそのオン遅延カウンタCMgが600msより大きい
か否か判定し、600msより大きいとステップ614
でマグネットクラッチ23がオンか判定し、オンならば
ステップ615でエアコンコンプレッサ小容量制御出力
をオフにし、又、マグネットクラッチ23がオフならば
ステップ616でマグネットクラッチ23をオンすると
ともにマグネックラッチ・オン遅延カウンタCMgを
「0」にする。
【0043】このような処理により、エアコンECU2
4からコンプレッサオフ→オン要求があれば、先ずコン
プレッサ小容量要求信号をエアコンECU24に返し、
その後、遅延時間(600ms)経過後、マグネットク
ラッチをオン駆動する。それで、起動時の負荷変化を小
さくできる。一方、エアコンECU24からコンプレサ
オン→オフ要求があれば、まずコンプレッサ小容量要求
信号をエアコンECU24に返し、エアコンECU24
がコンプレッサ小容量に制御した後にアイドル回転数が
目標回転数に一致したら(より詳しくは、ΔNE<10
rpmならば)、マグネットクラッチをオフに解除す
る。よって、コンプレッサオン→オフ及び次回のコンプ
レッサオフ→オン時のエンジン回転変化を低下できる。
4からコンプレッサオフ→オン要求があれば、先ずコン
プレッサ小容量要求信号をエアコンECU24に返し、
その後、遅延時間(600ms)経過後、マグネットク
ラッチをオン駆動する。それで、起動時の負荷変化を小
さくできる。一方、エアコンECU24からコンプレサ
オン→オフ要求があれば、まずコンプレッサ小容量要求
信号をエアコンECU24に返し、エアコンECU24
がコンプレッサ小容量に制御した後にアイドル回転数が
目標回転数に一致したら(より詳しくは、ΔNE<10
rpmならば)、マグネットクラッチをオフに解除す
る。よって、コンプレッサオン→オフ及び次回のコンプ
レッサオフ→オン時のエンジン回転変化を低下できる。
【0044】又、図15は4ms毎に起動されるエンジ
ンECU22による駆動出力処理である。つまり、図6
での処理に従い、外部処理としてステップモータISC
バルブの駆動を行い、現在のISC制御量が目標のIS
C制御量と一致するようにISCバルブを4ms毎に駆
動するものである。
ンECU22による駆動出力処理である。つまり、図6
での処理に従い、外部処理としてステップモータISC
バルブの駆動を行い、現在のISC制御量が目標のIS
C制御量と一致するようにISCバルブを4ms毎に駆
動するものである。
【0045】同図において、エンジンECU22はステ
ップ701でISCの目標制御量MSTEPになるよう
にエアコンECU24に出力する。そして、エンジンE
CU22はステップ702でマグネットクラッチ23の
出力処理(オン・オフ)をし、さらに、ステップ703
でエアコンコンプレッサ小容量要求信号を出力する。即
ち、小容量信号処理では、エアコンECU24にコンプ
レッサの容量を小さくするように要求信号を出力するも
のである。
ップ701でISCの目標制御量MSTEPになるよう
にエアコンECU24に出力する。そして、エンジンE
CU22はステップ702でマグネットクラッチ23の
出力処理(オン・オフ)をし、さらに、ステップ703
でエアコンコンプレッサ小容量要求信号を出力する。即
ち、小容量信号処理では、エアコンECU24にコンプ
レッサの容量を小さくするように要求信号を出力するも
のである。
【0046】一方、図16は4ms毎に起動されるエア
コンコンプレッサ小容量制御処理である。同図におい
て、エアコンECU24はステップ801でマグネット
クラッチ23がオフか判断し、オンであればステップ8
02でエンジンECU22からのエアコンコンプレッサ
小容量要求信号VMINが入力されたか否か判断する。
そして、エアコンECU24はステップ802でエアコ
ンコンプレッサ小容量要求信号VMINが入力されてい
ればステップ803で最初の小容量要求の信号が出力さ
れたものか判断する。最初であれば、エアコンECU2
4はステップ812でエアコンコンプレッサの容量制御
出力DUTYを20%にし、又、デューティ増減周期カ
ウンタCDUTYを「0」にする。
コンコンプレッサ小容量制御処理である。同図におい
て、エアコンECU24はステップ801でマグネット
クラッチ23がオフか判断し、オンであればステップ8
02でエンジンECU22からのエアコンコンプレッサ
小容量要求信号VMINが入力されたか否か判断する。
そして、エアコンECU24はステップ802でエアコ
ンコンプレッサ小容量要求信号VMINが入力されてい
ればステップ803で最初の小容量要求の信号が出力さ
れたものか判断する。最初であれば、エアコンECU2
4はステップ812でエアコンコンプレッサの容量制御
出力DUTYを20%にし、又、デューティ増減周期カ
ウンタCDUTYを「0」にする。
【0047】一方、エアコンECU24はステップ80
3で小容量要求の信号が出力されているとステップ80
4でデューティ増減周期カウンタCDUTYに「50」
を加算して新たなデューティ増減周期カウンタCDUT
Yとする。さらに、エアコンECU24はステップ80
5でデューティ増減周期カウンタCDUTYが300m
s以上となったか否か判定し、300ms未満であれば
リターンする。このステップ801→802→803→
804→805の繰り返しが行われる(図18のt1〜
t2のタイミング)。そして、ステップ805でデュー
ティ増減周期カウンタCDUTYが300ms以上とな
ると(図18のt2のタイミング)ステップ806でエ
アコンコンプレッサの容量制御出力DUTYが100%
未満か否か判定し未満であるとステップ807でエアコ
ンコンプレッサの容量制御出力DUTYに「5」を加算
して新たな容量制御出力DUTYとし(図18のt2〜
t3のタイミング)、ステップ808でデューティ増減
周期カウンタCDUTYを「0」にする。
3で小容量要求の信号が出力されているとステップ80
4でデューティ増減周期カウンタCDUTYに「50」
を加算して新たなデューティ増減周期カウンタCDUT
Yとする。さらに、エアコンECU24はステップ80
5でデューティ増減周期カウンタCDUTYが300m
s以上となったか否か判定し、300ms未満であれば
リターンする。このステップ801→802→803→
804→805の繰り返しが行われる(図18のt1〜
t2のタイミング)。そして、ステップ805でデュー
ティ増減周期カウンタCDUTYが300ms以上とな
ると(図18のt2のタイミング)ステップ806でエ
アコンコンプレッサの容量制御出力DUTYが100%
未満か否か判定し未満であるとステップ807でエアコ
ンコンプレッサの容量制御出力DUTYに「5」を加算
して新たな容量制御出力DUTYとし(図18のt2〜
t3のタイミング)、ステップ808でデューティ増減
周期カウンタCDUTYを「0」にする。
【0048】その後、エアコンECU24は前記ステッ
プ802においてエンジンECU22からのエアコンコ
ンプレッサ小容量要求信号VMINが入力されていない
と図17のステップ813でエアコンコンプレッサの容
量制御出力DUTYが「0」でないか確認する。そし
て、エアコンECU24は、DUTY≠0であればステ
ップ814でデューティ増減周期カウンタCDUTYに
「50」を加算して新たなデューティ増減周期カウンタ
CDUTYとする。さらに、エアコンECU24はステ
ップ815でデューティ増減周期カウンタCDUTYが
300ms以上となったか否か判定し、300ms未満
であればリターンする。このステップ801→802→
813→814→815の繰り返しが行われる。そし
て、ステップ815でデューティ増減周期カウンタCD
UTYが300ms以上となるとステップ816でエア
コンコンプレッサの容量制御出力DUTYが「0」でな
いか判定しDUTY≠0であるとステップ817でエア
コンコンプレッサの容量制御出力DUTYに「5」を減
算して新たな容量制御出力DUTYとし、ステップ81
8でデューティ増減周期カウンタCDUTYを「0」に
する。
プ802においてエンジンECU22からのエアコンコ
ンプレッサ小容量要求信号VMINが入力されていない
と図17のステップ813でエアコンコンプレッサの容
量制御出力DUTYが「0」でないか確認する。そし
て、エアコンECU24は、DUTY≠0であればステ
ップ814でデューティ増減周期カウンタCDUTYに
「50」を加算して新たなデューティ増減周期カウンタ
CDUTYとする。さらに、エアコンECU24はステ
ップ815でデューティ増減周期カウンタCDUTYが
300ms以上となったか否か判定し、300ms未満
であればリターンする。このステップ801→802→
813→814→815の繰り返しが行われる。そし
て、ステップ815でデューティ増減周期カウンタCD
UTYが300ms以上となるとステップ816でエア
コンコンプレッサの容量制御出力DUTYが「0」でな
いか判定しDUTY≠0であるとステップ817でエア
コンコンプレッサの容量制御出力DUTYに「5」を減
算して新たな容量制御出力DUTYとし、ステップ81
8でデューティ増減周期カウンタCDUTYを「0」に
する。
【0049】一方、エアコンECU24は図16の前記
ステップ801でエアコンコンプレッサがオフであれば
ステップ809でエンジンECU22からのエアコンコ
ンプレッサ小容量要求信号VMINが入力されているか
否か判断し、入力されているとステップ811でエアコ
ンコンプレッサの容量制御出力DUTYを100%に、
又、入力されていないとステップ810でエアコンコン
プレッサの容量制御出力DUTYを0%に設定する。
ステップ801でエアコンコンプレッサがオフであれば
ステップ809でエンジンECU22からのエアコンコ
ンプレッサ小容量要求信号VMINが入力されているか
否か判断し、入力されているとステップ811でエアコ
ンコンプレッサの容量制御出力DUTYを100%に、
又、入力されていないとステップ810でエアコンコン
プレッサの容量制御出力DUTYを0%に設定する。
【0050】この処理により、マグネットクラッチオフ
時にコンプレッサ小容量要求があった場合、コンプレッ
サ起動時の小容量制御を行うべく図4の外部容量制御の
リニアソレノイドバルブのデューティ比を100%にし
てコンプレッサを最小容量に制御する。
時にコンプレッサ小容量要求があった場合、コンプレッ
サ起動時の小容量制御を行うべく図4の外部容量制御の
リニアソレノイドバルブのデューティ比を100%にし
てコンプレッサを最小容量に制御する。
【0051】その後、エンジンECU22にて遅延時間
(600ms)後マグネットクラッチをオン駆動し、コ
ンプレッサ小容量要求信号を解除するので、エアコンE
CU24ではデューティ比が0%となるまで300ms
毎に5%づつデューティ比を小さく(徐々に容量を大き
く)していくこととなる。よって、デューティ比 0%
ではコンプレッサの圧力制御機能によりその時々冷房負
荷に応じた容量に制御できる。
(600ms)後マグネットクラッチをオン駆動し、コ
ンプレッサ小容量要求信号を解除するので、エアコンE
CU24ではデューティ比が0%となるまで300ms
毎に5%づつデューティ比を小さく(徐々に容量を大き
く)していくこととなる。よって、デューティ比 0%
ではコンプレッサの圧力制御機能によりその時々冷房負
荷に応じた容量に制御できる。
【0052】又、マグネットクラッチオン時にコンプレ
ッサ小容量要求があった場合、コンプレッサ解除時の小
容量制御を行うべくデューティ比を0→20%に変更
し、デューティを徐々に大きく(容量を小さく)する。
そして、コンプレッサ容量が小さくなり、エンジン回転
数が目標回転数と一致したところで、エンジンECU2
4がマグネットクラッチ23をオフする。
ッサ小容量要求があった場合、コンプレッサ解除時の小
容量制御を行うべくデューティ比を0→20%に変更
し、デューティを徐々に大きく(容量を小さく)する。
そして、コンプレッサ容量が小さくなり、エンジン回転
数が目標回転数と一致したところで、エンジンECU2
4がマグネットクラッチ23をオフする。
【0053】尚、小容量制御中にコンプレッサ冷媒高圧
圧力を下げると、コンプレッサの容量変化の応答性をさ
らに向上できるという効果がある。従って、冷媒高圧圧
力を低圧側に直接バイパスさせるか、ブロア風を減らし
低圧圧力を低下させた後に高圧圧力を間接的に低下させ
るようにしてもよい。
圧力を下げると、コンプレッサの容量変化の応答性をさ
らに向上できるという効果がある。従って、冷媒高圧圧
力を低圧側に直接バイパスさせるか、ブロア風を減らし
低圧圧力を低下させた後に高圧圧力を間接的に低下させ
るようにしてもよい。
【0054】このように本実施例によれば、ECU2
2,24(第1及び第2の制御手段)は、斜板可変容量
コンプレッサ3(可変形外部負荷)の駆動に伴い目標ア
イドル回転数を増加させ(図9のステップ307で70
0rpm→900rpmへの変更)、その目標アイドル
回転数とエンジン回転数センサ25(回転数検出手段)
による実回転数とが一致するようにISCバルブ2(補
助空気量調整用アクチュエータ)を制御し(図11〜図
13)、又、斜板可変容量コンプレッサ3の駆動停止時
にコンプレッサ3の容量(エンジン1に対する負荷量)
を時間と共に徐々に減少させる(図14のステップ60
3、図16のステップ804〜807)。そして、EC
U22,24は、目標アイドル回転数とエンジン回転数
センサ25による実回転数とが一致するようにISCバ
ルブ2を制御し(図11〜図13)、両者の差が所定量
以内(図12のステップ513)となったときにマグネ
ットクラッチ23によりエンジン1とコンプレッサ3と
を遮断して前記エンジン1に対する斜板可変容量コンプ
レッサ3の負荷量を零にするようにした(図14のステ
ップ604〜608)。よって、斜板可変容量コンプレ
ッサ3の駆動停止時において回転数変動が少なくなると
ともに、エアコン用コンプレッサ等の外部負荷の最小容
量での再開ができ負荷再始動時のショックが少なくな
る。その結果、ISC空気量の減量を最適に行うことが
できる。
2,24(第1及び第2の制御手段)は、斜板可変容量
コンプレッサ3(可変形外部負荷)の駆動に伴い目標ア
イドル回転数を増加させ(図9のステップ307で70
0rpm→900rpmへの変更)、その目標アイドル
回転数とエンジン回転数センサ25(回転数検出手段)
による実回転数とが一致するようにISCバルブ2(補
助空気量調整用アクチュエータ)を制御し(図11〜図
13)、又、斜板可変容量コンプレッサ3の駆動停止時
にコンプレッサ3の容量(エンジン1に対する負荷量)
を時間と共に徐々に減少させる(図14のステップ60
3、図16のステップ804〜807)。そして、EC
U22,24は、目標アイドル回転数とエンジン回転数
センサ25による実回転数とが一致するようにISCバ
ルブ2を制御し(図11〜図13)、両者の差が所定量
以内(図12のステップ513)となったときにマグネ
ットクラッチ23によりエンジン1とコンプレッサ3と
を遮断して前記エンジン1に対する斜板可変容量コンプ
レッサ3の負荷量を零にするようにした(図14のステ
ップ604〜608)。よって、斜板可変容量コンプレ
ッサ3の駆動停止時において回転数変動が少なくなると
ともに、エアコン用コンプレッサ等の外部負荷の最小容
量での再開ができ負荷再始動時のショックが少なくな
る。その結果、ISC空気量の減量を最適に行うことが
できる。
【0055】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、可変形外部負荷としては、斜板可
変容量コンプレッサの他にも、冷却ファン駆動用油圧ポ
ンプであったり、ブレーキやサスペンションの加圧ポン
プでもよい。
のではなく、例えば、可変形外部負荷としては、斜板可
変容量コンプレッサの他にも、冷却ファン駆動用油圧ポ
ンプであったり、ブレーキやサスペンションの加圧ポン
プでもよい。
【0056】又、目標アイドル回転数と実回転数との差
が所定量以内となったときとして上記実施例では|ΔN
E|<10rpmとしたが、その範囲はエンジンの機種
等により適宜変更して設定してもよい。
が所定量以内となったときとして上記実施例では|ΔN
E|<10rpmとしたが、その範囲はエンジンの機種
等により適宜変更して設定してもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
ISC空気量の減量を最適に行うことができる優れた効
果を発揮する。
ISC空気量の減量を最適に行うことができる優れた効
果を発揮する。
【図1】内燃機関のアイドル回転数制御装置の全体構成
図である。
図である。
【図2】斜板可変容量コンプレッサを示す図である。
【図3】斜板可変容量コンプレッサを示す図である。
【図4】コンプレッサのデューティと容量との関係を示
す図である。
す図である。
【図5】外部負荷検出処理ルーチンを示す図である。
【図6】ISC・マグネットクラッチ制御ルーチンを示
す図である。
す図である。
【図7】エンジン回転平均化処理ルーチンを示す図であ
る。
る。
【図8】ISC制御の外部負荷反転処理ルーチンを示す
図である。
図である。
【図9】ISC制御の外部負荷反転処理ルーチンを示す
図である。
図である。
【図10】ISC制御の見込み処理ルーチンを示す図で
ある。
ある。
【図11】ISC制御のF/Bルーチンを示す図であ
る。
る。
【図12】ISC制御のF/Bルーチンを示す図であ
る。
る。
【図13】ISC制御のF/Bルーチンを示す図であ
る。
る。
【図14】マグネットクラッチ制御ルーチンを示す図で
ある。
ある。
【図15】駆動出力処理ルーチンを示す図である。
【図16】エアコン・コンプレッサ小容量制御ルーチン
を示す図である。
を示す図である。
【図17】エアコン・コンプレッサ小容量制御ルーチン
を示す図である。
を示す図である。
【図18】タイムチャートを示す図である。
【図19】従来技術を説明するためのタイムチャートを
示す図である。
示す図である。
【図20】クレーム対応図である。
2 補助空気量調整用アクチュエータとしてのISCバ
ルブ 3 可変形外部負荷としての斜板可変容量コンプレッサ 22,24 第1及び第2の制御手段としてのECU 25 回転数検出手段としてのエンジン回転数センサ
ルブ 3 可変形外部負荷としての斜板可変容量コンプレッサ 22,24 第1及び第2の制御手段としてのECU 25 回転数検出手段としてのエンジン回転数センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−194051(JP,A) 特開 平5−180031(JP,A) 特開 平3−253731(JP,A) 特開 平3−157220(JP,A) 特開 昭59−5857(JP,A) 特開 平2−291444(JP,A) 実開 昭61−115711(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 45/00 395
Claims (2)
- 【請求項1】 内燃機関の補助吸入空気流量を制御する
補助空気量調整用アクチュエータと、前記 内燃機関の実際の回転数を検出する回転数検出手段
と、 負荷量を可変な可変形外部負荷と、 前記可変形外部負荷の駆動に伴い目標アイドル回転数を
増加させ、その目標アイドル回転数と前記回転数検出手
段による実回転数とが一致するように前記補助空気量調
整用アクチュエータを制御する第1の制御手段と、 前記可変形外部負荷の駆動停止時に前記可変形外部負荷
の負荷量を時間と共に徐々に減少させ、目標アイドル回
転数と前記回転数検出手段による実回転数とが一致する
ように前記補助空気量調整用アクチュエータを制御し、
両者の差が所定量以内となったときに前記内燃機関と前
記可変形外部負荷との結合状態を遮断することにより前
記可変形外部負荷の負荷量を零にする第2の制御手段と
を備えたことを特徴とする内燃機関のアイドル回転数制
御装置。 - 【請求項2】 内燃機関の補助吸入空気流量を制御する
補助空気量調整用アクチュエータと、 前記内燃機関の実際の回転数を検出する回転数検出手段
と、 容量を変化することで内燃機関に対する負荷量を可変で
きる可変容量コンプレッサと、 前記内燃機関と前記可変容量コンプレッサとを結合・遮
断するクラッチと、 前記可変容量コンプレッサの駆動に伴い目標アイドル回
転数を増加させ、その目標アイドル回転数と前記回転数
検出手段による実回転数とが一致するように前記補助空
気量調整用アクチュエータを制御する第1の制御手段
と、 前記可変容量コンプレッサの駆動停止時に前記可変容量
コンプレッサの容量を時間と共に徐々に減少させ、目標
アイドル回転数と前記回転数検出手段による実回転数と
が一致するように前記補助空気量調整用アクチュエータ
を制御し、両者の差が所定量以内となったときに前記ク
ラッチにより前記内燃機関と前記可変容量コンプレッサ
とを遮断して前記内燃機関に対する前記可変容量コンプ
レッサの負荷量を零にする第2の制御手段とを備えたこ
とを特徴とする内燃機関のアイド ル回転数制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19729792A JP3316877B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19729792A JP3316877B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642388A JPH0642388A (ja) | 1994-02-15 |
JP3316877B2 true JP3316877B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=16372121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19729792A Expired - Fee Related JP3316877B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316877B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002327686A (ja) | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Toyota Industries Corp | 車両用空調装置及び内燃機関のアイドル回転速度制御装置 |
JP5281320B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2013-09-04 | サンデン株式会社 | 可変容量圧縮機の容量制御システム |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP19729792A patent/JP3316877B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0642388A (ja) | 1994-02-15 |
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---|---|---|---|
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