JP3313373B2 - 層状掃気2サイクルエンジン - Google Patents
層状掃気2サイクルエンジンInfo
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Description
は、混合気と、掃気のための空気とを分けて吸気するよ
うに構成した層状掃気2サイクルエンジンに関する。
ンダ室とクランク室とを接続する掃気流路を有し、混合
気を供給する混合気流路がクランク室に接続され、空気
を供給する空気流路が掃気流路に接続されている。そし
て、シリンダ室には、掃気流路の掃気ポートが開口して
いるとともに、排気管の排気ポートが開口している。ま
た、上記空気流路には、掃気流路側への空気の流れのみ
を許容する図12に示すリードバルブ(逆止弁)80が設け
られている。
においては、ピストン3が上昇することによって、クラ
ンク室20内の圧力が低下し始めるとともに、シリンダ室
10の圧力が上昇し始め、また、ピストン3の上昇により
掃気ポート81及び排気ポートが順次閉じている。この
際、圧力の低下したクランク室20内には、混合気が流入
するとともに、空気流路83からリードバルブ80を押し開
き、掃気流路85を通って空気が流入している。
ダ室10内の混合気に点火された後、ピストン3が下降す
ることになる。ピストン3が下降することによって、ク
ランク室20内の圧力が上昇し始めるとともに、ピストン
3の下降の途中で排気ポート及び掃気ポート81が順次開
き、まず排気ポートから燃焼ガスが排出される。次に、
掃気ポート81が開くと、まず掃気流路85内に溜まってい
た空気がクランク室20内の圧力によってシリンダ室10内
に噴出する。これにより、シリンダ室10内に残っている
燃焼ガスが追い出されることになる。次いでクランク室
20内の混合気が掃気流路85を通ってシリンダ室10内に充
填される。そしてまた、ピストン3が下死点から上昇し
始めると、クランク室20内の圧力が低下し始め、前述し
たようなサイクルを再び繰り返すことになる。
によれば、まず空気によってシリンダ室10内を掃気する
ことができるから、混合気の吹き抜けによって未燃焼ガ
スが排出されるのを防止することができ、排気ガスが綺
麗になるという利点がある。
いては、図12に示すように、リードバルブ80から掃気流
路85に流れる空気は、掃気ポート81の近傍位置81Aを流
れないため、この箇所に混合気が残ってしまう。この混
合気は、ピストン3の下降時の排気行程において、掃気
ポート81が開くと、掃気流路85内に溜まっていた空気と
ともに、シリンダ室10内を経て排気ポートから燃焼ガス
とともに大気中に排出されるという問題があった。ま
た、リードバルブ80を空気流路83に設けているから、こ
のリードバルブ80が空気を掃気流路85内に吸入する際の
吸入抵抗になるという欠点があった。また、リードバル
ブ80によって部品点数が増加するとともに、構造が複雑
になり、コストアップになるという問題があった。
り、混合気と、掃気のための空気とを分けて吸気すると
ともに、掃気流路内を空気で充満させて混合気の大気中
への排出をなくし、かつ、空気の吸入抵抗を低減するこ
とができ、部品点数の低減を図って安価な層状掃気2サ
イクルエンジンを提供することを目的としている。
2サイクルエンジンは、エンジンのシリンダ室に接続す
る掃気ポートおよび排気ポートと、クランク室に接続す
る混合気用吸気ポートと、シリンダ室とクランク室とを
接続する掃気流路とを備える層状掃気2サイクルエンジ
ンにおいて、 シリンダの軸線方向で、掃気ポートよりも所定距離だけ
クランク室側の位置に空気用吸気ポートを設けるととも
に、ピストンを介して掃気ポートと空気用吸気ポートと
を接続し、吸入行程の際に、空気用吸気ポートから掃気
ポートを経て掃気流路に空気を供給することを特徴とす
る。
介して掃気ポートに、混合気用吸気ポートはクランク室
に、それぞれ分けて接続し、かつ、シリンダ室とクラン
ク室とを接続する掃気流路に、ピストンを介して空気を
供給するように構成しているから、吸入行程の際に掃気
流路内の少なくともシリンダ室側を空気で充満させるこ
とができる。また、空気用吸気ポートが掃気ポートより
も所定距離だけクランク室側の低い位置にあけられてい
るため、掃気行程の際に、ピストンの頂部が掃気ポート
を開口したとき、既に空気用吸気ポートが閉じているの
で、空気あるいは混合気が空気流路に逆流することがな
くなり、リードバルブが不要になっている。
は、まず空気によってシリンダ室の燃焼ガスを掃気する
ことができ、混合気が大気中に流出することがなくな
る。また、空気を掃気流路に吸入させるためのリードバ
ルブが不要であるから、空気の吸入抵抗を低減すること
ができるとともに、部品点数の低減を図ることができ
る。
際に、掃気ポートと空気用吸気ポートとを接続し、か
つ、混合気用吸気ポートと掃気ポートとが非接続とする
ことを特徴とする。
気ポートと掃気ポートとが非接続となっているため、掃
気流路に混合気が溜まることがなくなり、掃気流路は空
気によって充満することができる。
シリンダ室の燃焼ガスを掃気することができ、混合気が
大気中に流出することがなくなる。
れることを特徴とする。
頂部が掃気ポートを開口したとき既に混合気用吸気ポー
トが閉じているので、混合気が混合気流路に逆流するこ
とがなくなり、リードバルブを不要にすることができ
る。
ルブが不要であるから、部品点数の低減を図ることがで
きる。
クルエンジンの要部破断斜視図である。
クルエンジンの断面図であって図1の2−2線に沿う断
面図を示す。
クルエンジンの断面図であって図1の3−3線に沿う断
面図を示す。
クルエンジンの平面断面図であって図5の4−4線に沿
う断面図を示す。
クルエンジンの上死点近傍の側面断面図であって図4の
5−5線に沿う断面図を示す。
傍となる状態での側面断面図を示す。
クルエンジンの要部破断斜視図である。
クルエンジンの平面断面図であって図9の8−8線に沿
う断面図を示す。
クルエンジンの上死点近傍の側面断面図であって図8の
9−9線に沿う断面図を示す。
クルエンジンの要部破断斜視図である。
クルエンジンの要部破断斜視図である。
図であって、空気通路と掃気通路に設けたリードバルブ
部の断面図を示す。
説明する。まず、この第1実施例の形態で示す層状掃気
2サイクルエンジンを、図1〜図6に示す。図におい
て、シリンダ1の下側にはクランクケース2が設けられ
ている。シリンダ1には、ピストン3が摺動自在で、か
つ、枢密に挿入されて設けられており、このピストン3
はコネクティングロッド41を介してクランクケース2内
のクランク42に連結されている。そして、シリンダ1内
におけるピストン3の上側の容積が変化する空間部分が
シリンダ室10になっており、ピストン3の下側のシリン
ダ1及びクランクケース2によって囲まれた空間部分が
クランク室20になっている。なお、前記「枢密に挿入」
に関し、図4〜図6では、説明を容易にするためスキマ
を設けて図示している。
うに、シリンダ室10とクランク室20とを接続する掃気流
路50が2つ設けられている。そして、シリンダ室10(シ
リンダ1の内周面)には、掃気流路50が掃気ポート51と
して開口している。また、シリンダ1の内周面には、空
気用吸気ポート11及び混合気用吸気ポート12が設けられ
ている。この空気用吸気ポート11及び混合気用吸気ポー
ト12は、図5に示すように、シリンダ1の軸線方向に沿
って所定距離Laだけ離れて上下に並べられている。ま
た、空気用吸気ポート11の開口している位置は、シリン
ダ1の軸線方向で、掃気ポート51の開口している位置よ
りも所定距離Lbだけ低い位置に設けられている。掃気ポ
ート51の開口している位置は、図4に示すように円周方
向で、それぞれ90度の角度だけズレた位置に2個設けら
れている。しかし、この掃気ポート51の位置は必ずしも
90度の角度に限定されることなく、空気用吸気ポート11
および排気ポート13の位置の関係により適宜選択でき、
左右非対称でも良い。また、個数も2個に限定されるこ
となく1個でも良い。掃気ポート51の軸線方向に沿って
開口して幅Baは、空気用吸気ポート11及び混合気用吸気
ポート12の離間している所定距離Laよりも、小さく開口
して形成(幅Ba<所定距離La)されている。
閉し、同ピストン3の外周に形成された溝(通路)30へ
の接続、遮断がなされるようになっている。この溝30
は、図4の平面図及び図5の側面図で示すごとく、側面
視でT字形状でピストン3の外周に形成され、平面視で
所定の深さで、かつ、ピストン3の外周にほぼ半円周に
形成されている。
気ポート51よりも所定距離Lbだけ低い位置にあけられて
いる空気用吸気ポート11を接続し、吸入行程の際に、空
気用吸気ポート11と2つの掃気ポート51とを接続し、こ
れにより空気が空気用吸気ポート11、溝30、および2つ
の掃気流路50を通ってクランク室20内に吸入(実線の矢
印Yで示す)されるのを許容するようになっている。掃
気行程の際に、空気用吸気ポート11が掃気ポート51より
も所定距離Lbだけクランク室20側の低い位置にあけられ
ているため、ピストン3の頂部が掃気ポート51を開口し
たときに既に空気用吸気ポート11が閉じている。このた
め、従来ではリードバルブ80により逆流を防止していた
が、本発明では、ピストン3が空気用吸気ポート11を閉
じ、空気あるいは混合気が空気流路に逆流するのを防止
しているので、リードバルブ80が不要になる。さらに、
T字形状の溝30が下方の混合気用吸気ポート12に開口す
るときには、掃気ポート51の開口して幅Baが空気用吸気
ポート11及び混合気用吸気ポート12の離間している所定
距離Laよりも小さいため、図6に示すように、溝30の端
部30aは掃気ポート51に接続せずに、掃気ポート51はピ
ストン3により閉じられている。したがって、吸入行程
の際に、混合気が溝30を通って掃気流路50に流れ込むこ
とはない。上記のように、溝30は、上記掃気行程の際
に、空気用吸気ポート11と2つの掃気ポート51との接続
を断つ状態(図6でピストン3が若干下がった位置の状
態)になるようになっている。これにより、空気が空気
用吸気ポート11側に逆流するのを防止するとともに、混
合気用吸気ポート12は、掃気ポート51との接続を断つ状
態になるようになっている。
て、掃気流路50に空気を供給する空気流路が構成されて
いる。
長方形形状に形成され、ピストン3のスカート部によっ
て開閉するようになつており、ピストン3が上昇してク
ランク室20内の圧力が低くなる吸入行程の際に開いて、
混合気がクランク室20内に吸入(点線の矢印Wで示す)
されるのを許容し、ピストン3が下降してクランク室20
内の圧力が高くなる掃気行程の際に閉じて、混合気がキ
ャブレター側に吹き返されるのを防止するようになって
いる。このため、混合気をクランク室20に供給すると
き、逆流を防止するリードバルブが不要となっている。
に、シリンダ室10に開口する排気ポート13がシリンダ1
の軸線方向で、掃気ポート51よりも高い位置に設けられ
ている。
においては、ピストン3が下死点(図6に示す位置の近
傍)から上昇することによって、クランク室20の圧力が
低下し始めるとともに、シリンダ室10の圧力が上昇し始
め、掃気ポート51及び排気ポート13が順次閉じる。そし
て、この際に図5に示すように上死点の下方の近傍の位
置で、空気用吸気ポート11が溝30及び掃気ポート51を介
して掃気流路50に接続された状態になるとともに、混合
気用吸気ポート12が開口してクランク室20に接続された
状態になる。このため、空気が空気用吸気ポート11から
溝30及び掃気流路50を通ってクランク室20内に吸入され
る。この際、掃気流路50に溜まっていた混合気は空気に
よってクランク室20内に押し流され、掃気流路50内は空
気が充満した状態になる。
死点付近に達するとシリンダ室10内の混合気に点火され
爆発し、ピストン3が下降を始めることになる。そうす
ると、クランク室20の圧力が上昇し始めるとともに、溝
30が空気用吸気ポート11及び掃気ポート51に対して遮断
された状態になり、かつ混合気用吸気ポート12がピスト
ン3によって閉じた状態になるとともに、下降してクラ
ンク室20の圧力が上昇する。このとき、クランク室20の
圧力が上昇しても、掃気流路50内の空気が空気用吸気ポ
ート11側に吹き返されたり、クランク室20内の混合気が
キャブレター側に吹き返されたりすることがない。
掃気ポート51が順次シリンダ室10に開口された状態にな
り、まず、排気ポート13から燃焼ガスが排出されること
になる。そして次に、掃気ポート51がシリンダ室10に開
口された状態になると、まず掃気流路50内に溜まってい
た空気がクランク室20内の上昇した圧力によってシリン
ダ室10内に噴出する。これにより、シリンダ室10内に残
っていた燃焼ガスが排気ポート13から消音器を経て大気
中に追い出されることになる。次いで、クランク室20内
の混合気が掃気流路50を通ってシリンダ20室内に充填さ
れる。
とによって、クランク室20内の圧力が低下し始めるとと
もに、掃気ポート51および排気ポート13が順次閉じ、上
記サイクルを再び繰り返すことになる。
来用いていたリードバルブが不要になるから、空気の吸
入抵抗を低減することができるとともに、部品点数の低
減を図ることができる。また、空気の吸入時に、溝30が
掃気ポート51に接続されるようになっているから、掃気
流路50に混合気が残るのを防止することができる。した
がって、排気行程において、従来のようにリードバルブ
を用いていたときと異なり、掃気流路50内に充満した空
気によりシリンダ室10内に残っていた燃焼ガスを大気中
に追い出すことができるので、混合気が大気中に放出さ
れることがなくなる。さらに、ピストン3を鋳物によっ
て製造する際に溝30も同時に形成することができるか
ら、溝30を設けることによって、例えば製造上において
負担が増加するようなことがない。
ブに関する故障が皆無となり、信頼性の向上を図ること
ができる。しかも、リードバルブを設けるスペースを必
要としないから、小形化することが容易である。さら
に、空気導入タイミングをピストン3に設けた溝30によ
って制御できるので、空気の量と混合気の量との最適化
を容易に図ることができる。
9を参照して説明する。ただし、上記第1実施例の構成
要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を
省略する。この第2実施例が第1実施例と異なる点は、
第1実施例は空気用吸気ポート11と混合気用吸気ポート
12とが上下に配列していたが、第2実施例は、混合気用
吸気ポート12を挟んで左右に2つの空気用吸気ポート11
A、11Bが設けられている点である。また、空気用吸気ポ
ート11A、11Bの開口している位置は、第1実施例と同様
に、図9に示すようにシリンダ1の軸線方向で、掃気ポ
ート51の開口している位置よりも所定距離Lbだけ低い位
置に設けられている。また、掃気ポート51の開口してい
る位置は、第1実施例と同様に、図8に示すように円周
方向で、それぞれ90度の角度だけズレた位置に設けられ
ている。ピストン3には、一つの混合気用の貫通孔31
と、貫通孔31を挟んで左右対称位置に二つの空気用のL
字形状の溝30A、30Bが形成されている。そして、混合気
用吸気ポート12は、吸入行程において、ピストン3に設
けた貫通孔31を介してクランク室20に接続されるように
なっている。また、左右2つの空気用吸気ポート11A、1
1Bは、吸入行程において、それぞれピストン3の外周に
沿って左右に延在するL字形状の溝30A、30Bに接続され
るようになっている。
においても、上記第1実施例と同様の作用効果を奏す
る。
する。ただし、上記第1実施例の構成要素と共通する要
素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この第
3実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施例では空
気用吸気ポート11と混合気用吸気ポート12とが上下に配
列していたが、第3実施例では、空気用吸気ポート11が
配管によって構成されており、その空気用吸気ポート11
の位置が掃気ポート51の開口している位置よりも所定距
離Lbだけ低い位置にあり、かつ、ピストン3の外周に沿
って左右に延在する溝30に接続されるようになってい
る。したがって、空気用吸気ポート11の位置は円周方向
に任意の位置に設けることができる。
においても、上記第1実施例と同様の作用効果を奏す
る。
する。ただし、上記第3実施例の構成要素と共通する要
素には同一の符号を付し、その説明を省略する。この第
4実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施例では、
空気用吸気ポート11と混合気用吸気ポート12とが上下に
配列しており、また混合気用吸気ポート12の開閉をピス
トン3によって行っていたが、第4実施例では、混合気
用吸気ポート12Aがクランク室20に直接接続され、混合
気の供給の逆流の制御を図示しない公知のリードバルブ
(逆止弁)によって行っている。
においても、上記第1実施例と同様の作用効果を奏す
る。
においては、掃気ポート51にピストン3の溝30を介して
空気を供給することができるから、掃気流路50内の少な
くともシリンダ室10側を空気で充満させることができ
る。好ましくは、掃気流路50内、あるいは掃気流路50に
接続するシリンダ室10の一部を空気によって満たして燃
焼ガスを掃気すると良い。したがって、掃気行程におい
ては、まず空気によってシリンダ室10の燃焼ガスを掃気
することができ、従来のリードバルブ80を用いていたと
きのように掃気流路50内に留まっていた混合気の排出を
防止することができる。
と掃気ポート51とを接続する通路を溝30によって構成し
たが、この通路は例えばピストン3を貫通して空気用吸
気ポート11と掃気ポート51とを接続するように構成した
穴状のものであってもよい。また、通路(溝30)を、掃
気ポート51を介して掃気流路50に接続するように構成し
たが、通路(溝30)を、掃気流路50の途中に接続するよ
うに構成してもよい。
気し、混合気の大気中への排出をなくし、かつ、空気の
吸入抵抗を低減することができ、部品点数の低減を図っ
て安価な層状掃気2サイクルエンジンとして有用であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】エンジンのシリンダ室(10)に接続する掃
気ポート(51)および排気ポート(13)と、 クランク室(20)に接続する混合気用吸気ポート(12)
と、 シリンダ室(10)とクランク室(20)とを接続する掃気
流路(50)と を備える層状掃気2サイクルエンジンにおいて、 シリンダ(1)の軸線方向で、掃気ポート(51)よりも
所定距離だけクランク室(20)側の位置に空気用吸気ポ
ート(11)を設けるとともに、ピストン(3)を介して
掃気ポート(51)と空気用吸気ポート(11)とを接続
し、吸入行程の際に、空気用吸気ポート(11)から掃気
ポート(51)を経て掃気流路(50)に空気を供給するこ
とを特徴とする層状掃気2サイクルエンジン。 - 【請求項2】請求の範囲1記載の層状掃気2サイクルエ
ンジンにおいて、 ピストン(3)は外周に溝(30)を有し、溝(30)は、
吸入行程の際に、掃気ポート(51)と空気用吸気ポート
(11)とを接続し、かつ、混合気用吸気ポート(12)と
掃気ポート(51)とが非接続とすることを特徴とする層
状掃気2サイクルエンジン。 - 【請求項3】請求の範囲1又は2記載の層状掃気2サイ
クルエンジンにおいて、 混合気用吸気ポート(12)は、ピストン(3)により開
閉されることを特徴とする層状掃気2サイクルエンジ
ン。
Applications Claiming Priority (3)
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