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JP3310839B2 - 操船指示装置 - Google Patents

操船指示装置

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JP3310839B2
JP3310839B2 JP29041895A JP29041895A JP3310839B2 JP 3310839 B2 JP3310839 B2 JP 3310839B2 JP 29041895 A JP29041895 A JP 29041895A JP 29041895 A JP29041895 A JP 29041895A JP 3310839 B2 JP3310839 B2 JP 3310839B2
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Japan
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ship
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maneuvering
joystick lever
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茂樹 大仲
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動操船時の到達
すべき目標値として設定された同目標値を、自動操船の
途中で修正等の必要性が生じて変更する際に、同目標値
の変更を、簡便な操作により容易に行ことができるよ
うにした操船指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばジョイステック式操船装置
等の操船装置において、船体の方位や船位等の目標値を
設定して自動操船をする際には、図6の回路図に示すよ
うに、操船指示装置05に設けられた設定器03のタッ
チパネル式で入力兼用の表示部03aやデジタル設定部
3b等の操作機器を用いて、船体の方位や船位等の目標
値を絶対値により設定して入力することにより操船指示
を行ようにしていた。すなわち、設定器03の表示部
03aには、押すことにより入力可能な、“手動”、
“自動船位保持制御”、“自動方位保持制御”等の操縦
が表示されている。そして、表示部03aの操縦方
の表示で“自動船位保持制御”または“自動方位保持
制御”を選択した場合は、デジタル設定部3bから入力
された“船体の方位”または“船体の船位”の絶対値の
目標値は、自動船位保持制御装置022の目標値設定記
憶器024に記憶される。なお、同時に平均船速等も入
力、記憶される。次に、比較器23で記憶された船体の
方位または船位の目標値とジャイロコンパス21または
船位測定装置20からの実測値とを比較した後、必要推
力演算器25において誤差を修正しつつ、航行するため
に必要な推力等を演算し、切替器28においてこの信号
が選択され、推力配分器29において各アクチュエータ
で発生させるべき推力に配分、複数のアクチュエータ
制御装置である制御盤32により複数のアクチュエータ
30が操作される。また、表示部03aの操縦方の表
示で“手動”を選択した場合は、ジョイステックレバ
ー01、および旋回ダイヤル02の操作量に基づき、必
要な合計推力が操作推力演算器27で演算された後、切
替器28においてこの信号が選択され、推力配分器29
おいて、複数のアクチュエータ30の推力に配分さ
れ、配分された各々の推力に基づき、複数のアクチュエ
ータ30をアクチュエータ制御装置である制御盤32に
より駆動する。なお、自動船位保持制御または自動方位
保持制御の場合、ジョイステックレバー01、および旋
回ダイヤル02は、使用されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の操
船装置により操船指示をする場合には、自動操船の目標
値を絶対値により入力することにより操船指示を行
うにしていたので、自動操船の途中で目標値を修正等の
ために変更する場合には、その都度表示部03aやデジ
タル設定部3b等の操作機器を用いて、新たに船体の方
位や船位等の目標値を絶対値により入力し直さなければ
ならなかった。これは、目標値の与え方が1通りの方法
でのみ行れることに起因しており、目標値の修正や変
更を迅速かつ容易に行上で不便であった。
【0004】そこで本発明は、自動操船の途中で目標値
を修正等のために変更する場合に、その都度新たに目標
値を絶対値により入力し直す必要がなく、自動操船状況
に応じて、簡便な操作により随時目標値を修正するなど
変更しながら、常時最適な操船指示を行ことができる
ような、操船指示装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の操船指示装置は、操船により到達すべき船
位の目標値を設定するための設定器と、当該設定器によ
り設定された上記船位の目標値を変更するためのジョイ
ステックレバーと、当該ジョイステックレバーの傾動の
方位に対応して上記船位の目標値の変更方向を指示する
目標値変更方向指示部と、上記ジョイステックレバーの
傾動角度の大きさに対応して上記船位の目標値の変更速
度を指示する目標値変更速度指示部と、上記ジョイステ
ックレバーの傾動したままの状態の作動継続時間に対応
して上記船位の目標値の変更時間を指示する目標値変更
時間指示部とを備えたことを特徴としている。
【0006】また、本発明の操船指示装置は、操船によ
り到達すべき船位の目標値を設定するための設定器と、
当該設定器により設定された上記船位の目標値を変更す
るための旋回ダイヤルと、当該旋回ダイヤルの旋回の向
きに対応して上記船位の目標値の変更方向を指示する目
標値変更方向指示部と、上記旋回ダイヤルの旋回角度の
大きさに対応して上記船位の目標値の変更速度を指示す
る目標値変更速度指示部と、上記旋回ダイヤルの旋回し
たままの状態の作動継続時間に対応して上記船位の目標
値の変更時間を指示する目標値変更時間指示部とを備え
ことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。図1本発明に係る操船指示装
置の第1の実施の形態としてのジョイステックレバー式
の操船指示装置5の外観図、図2その回路図である
この操船指示装置5の操作盤上には、タッチパネル式で
入力兼用の表示部3aと、操船により到達すべき船体の
方位や船位等の目標値を絶対値により設定するためのデ
ジタル設定部3bと、設定された目標値である到達すべ
き船体の船位の変更操作用および操船用のジョイステッ
クレバー1と、設定された目標値である到達すべき船体
の方位の変更操作用および操船用の旋回ダイヤル2とが
配列されている。タッチパネル兼用の表示部3aには、
船体の現在の方位や船位、操船により到達すべき船体の
方位または船位、推進機や関連機器の作動状態等が表示
される。さらに、押すことにより入力可能な、手動、自
動船位保持制御、自動方位保持制御等の操縦方が表示
される。なお、デジタル設定部3bは、キーボードであ
っても良く、例えば緯度や経度等を用いて絶対値により
目標値を設定する際に使用される。
【0008】そし図2に示すように、表示部3aの操
縦方の表示で”手動”を選択した場合は、ジョイステ
ックレバー1、および旋回ダイヤル2の操作信号は操作
推力演算器27に送信され、この操作量に基づき、必要
な合計推力が操作推力演算器27で演算された後、切替
器28においてこの信号が選択され、推力配分器29に
おいて、複数のアクチュエータ30の推力に配分され、
配分された各々の推力に基づ複数のアクチュエータ3
0をアクチュエータ制御装置である制御盤32により駆
動する。
【0009】また、表示部3aの操縦方の表示で“自
動船位保持制御”または“自動方位保持制御”を選択し
た場合は、デジタル設定部3bから入力された“船体の
方位”または“船体の船位”の絶対値の目標値は、自動
船位保持制御装置22の目標値設定記憶器24に記憶さ
れる。なお、同時に平均船速等も入力、記憶される。次
に比較器23で記憶された船体の方位または船位の目標
値と、ジャイロコンパス21または船位測定装置20か
らの実測値とを比較した後、必要推力演算器25におい
て誤差を修正しつつ航行するために必要な推力等を演
算し、切替器28においてこの信号が選択され、推力配
分器29において各アクチュエータで発生させるべき推
力に配分され、複数のアクチュエータ制御装置である制
御盤32により対応する複数のアクチュエータ30が操
作される。
【0010】さらに、操船指示装置5に付随してまた
は操船指示装置5内に目標値変更装置6が設けられて
いる。表示部3aの操縦方の表示で“自動船位保持制
御”または“自動方位保持制御”を選択した場合は、目
標値変更装置6により、目標値設定記憶器24から入力
された現在の船位または方位等の目標値を、ジョイステ
ィックレバー1または旋回ダイヤル2からの信号に基づ
き、目標値を変更処理して、変更した目標値を目標値設
定記憶器24に出力できるようになっている。
【0011】目標値変更装置6には、ジョイスティック
レバー1からのレバーの傾動方位信号に基づき、現在の
目標値(例えば船位)をどの方向に変更するのかを示す
「目標値の変更の方向」を指示するための目標値変更方
向指示部7と、レバーの傾動角度信号に基づき、現在の
目標値(船位)を新たな目標値に変更する場合の変更速
度である「目標値の変更速度」を演算するための目標値
変更速度指示部8と、レバーの作動継続時間信号に基づ
き、目標値の変更を続ける時間間隔である「目標値の変
更時間」を指示するための目標値変更時間指示部9とを
有している。そして、目標値変更方向指示部7、目標値
変更速度指示部8、目標値変更時間指示部9からの信号
に基づき、目標値設定記憶器24から入力された現在の
目標値(船位)を変更処理し、変更された目標値(船
位)を目標値設定記憶器24へ出力する。
【0012】同様に、目標値変更装置6には、旋回ダイ
ヤル2からのダイヤルの旋回の向きの信号に基づき、現
在の目標値(例えば方位)をどの方向に変更するのかを
示す「目標値の変更の方向」を指示するための目標値変
更方向指示部11と、ダイヤルの旋回角度信号に基づ
き、現在の目標値(方位)を新たな目標値に変更する場
合の変更速度である「目標値の変更速度」を演算するた
めの目標値変更速度指示部11と、ダイヤルの作動継続
時間信号に基づき、目標値の変更を続ける時間間隔であ
る「目標値の変更時間」を指示するための目標値変更時
間指示部13とを有している。そして、目標値変更方向
指示部11、目標値変更速度指示部12、目標値変更時
間指示部13からの信号に基づき、目標値設定記憶器2
4から入力された現在の目標値(方位)を変更処理し、
変更された目標値(方位)を目標値設定記憶器24へ出
力する。
【0013】目標値(船位または方位)を修正する等の
必要性が生じて変更する場合には、表示部3aの表示内
容を見ながら、ジョイステックレバー1または旋回ダイ
ヤル2の操作をしながら、目標値(船位または方位)を
随時簡便に変更することができる。したがって、目標値
を変更するに際し、その都度デジタル設定部3bあるい
はキーボードを用いて、新目標値を絶対値により再入力
するといった作業は不要である。
【0014】例えば、ジョイステックレバー1を用いて
目標値としての目標船位を変更する場合について説明す
る。現在の船位の目標値を(X0,Y0)、新目標値を
(X,Y)、ジョイステックレバー1の傾動の方位に基
づき目標値変更方向指示部7で判断された、右向きまた
は前向きの成分を持つ場合を+、ジョイステックレバー
1の傾動の方位が左向きまたは後向きの成分を持つ場合
を−とする信号、ジョイステックレバー1の傾動角度の
大きさに基づき目標値変更速度指示部8で演算された目
標船位の移動速度のX方向成分をα、Y方向成分をβ、
操作継続時間に基づき目標値変更時間指示部9で演算さ
れた操作時間を△tとすると、船位の目標値演算器10
にて新目標値(X,Y)は、以下の[数1]式および
[数2]式
【数1】 X=X0+(+または−)×∫α・dt (t:0→△t)
【数2】 Y=Y0+(+または−)×∫β・dt (t:0→△t) で演算される。このように、ジョイステックレバー1の
傾動角を適当に選定することにより、目標値(X0
0)の変更速度のX方向成分αおよびY方向成分βを
最適な値に設定することができる。図3、ジョイステ
ックレバー1を用いて船位についての目標値を変更する
場合の処理フロー
【0015】図3において、表示部3aの操縦方の表
示で“自動船位保持制御”を選択しなければ、各装置
現在船位保持制御中ではないものと判断し別の処理を行
う。表示部3aの操縦方の表示で“自動船位保持制
御”が選択されると、各装置は、現在自動船位保持制御
中であるものと判断し、ジョイステックレバー1が操作
されない限り、目標値設定記憶器24に記憶されている
目標値が達成されるように、前述のごとく自動制御系を
作動させる。ジョイステックレバー1が操作されると、
目標値変更装置6において、ジョイステックレバー1の
傾動の方位および傾動角度の大きさより船位の変更の向
きおよび変更量を演算して新たな船位の目標値が算出さ
れるとともに、目標値設定記憶器24に記憶された目標
値が更新され、更新された新たな船位の目標値に到達す
るように、前述のごとく自動制御系作動する
【0016】次に、旋回ダイヤル2を用いて目標値とし
ての目標方位を変更する場合について説明する。現在の
方位の目標値をθo、新目標値をθ、旋回ダイヤル2の
操作量である旋回角に基づき、目標値変更速度指示部1
2で演算された旋回角速度をψ、作動継続時間に基づ
き、目標値変更時間指示部13で演算された操作時間を
△t、旋回ダイヤル2の旋回方向に基づき目標値変更方
向指示部11で判断された信号で、時計回りの場合を
+、反時計回りの場合を−とすると、方位の目標値演算
器14において新目標値θは、以下の[数3]式
【数3】 θ=θ0+(+または−)×∫ψ・dt (t:0→△t) で演算される。このように、旋回ダイヤル2の旋回角を
適当に選定することにより、目標値θ0の変更速度ψを
最適な速度に設定することができる。図4に、旋回ダイ
ヤル2を用いて船体の方位についての目標値を変更する
場合の処理フロー
【0017】図4において、表示部3aの操縦方の表
示で“自動方位保持制御”を選択しなければ、各装置は
現在方位保持制御中ではないものと判断し別の処理を行
う。表示部3aの操縦方の表示で“自動方位保持制
御”が選択されると、各装置は、現在方位保持制御中で
あるものと判断し、旋回ダイヤル2が操作されない限
り、そのまま設定された目標値が達成されるように、前
述のごとく自動制御系を作動させる。旋回ダイヤル2が
操作されると、目標値変更装置6において、旋回ダイヤ
ル2の旋回の向きおよび旋回角度の大きさより方位の変
更の向きおよび変更量を演算して新たな方位の目標値が
算出されるとともに、目標値設定記憶器24に記憶され
た目標値が更新され、更新された新たな方位の目標値に
到達するように、前述のごとく自動制御系作動する
【0018】このように、本実施の形態では、ジョイス
テックレバー1または旋回ダイヤル2は、手動制御中
は、手動制御による操船用として使用され、自動船位保
持制御中または自動方位保持制御中は、自動制御による
自動操船の目標値変更用として使用される。なお、上記
第1の例では、ジョイステックレバー1と旋回ダイヤル
2とが、個別に配設された場合を示すが、これに限定さ
れるものではなく、例えば、ジョイステックレバーの上
部に旋回ダイヤルを配設し、1本のレバーで、操作可能
なものとしても良い。
【0019】次に第2の実施の形態につき図5により説
明する。なお図5中、図2と同一符号のものは、図2の
該当する部材に対応するので重複する説明を省略する。
図5に示すように、ジョイステックレバー1aの頂部に
切換スイッチが設けられており、切換スイッチを操作し
ない場合は、第1の実施の形態に示すジョイステックレ
バー1と同様に機能する。また切換スイッチを操作した
場合は、第1の実施の形態に示す旋回ダイヤル2と同様
に機能するが、レバーの前後方向の操作は無関係であ
り、左右方向の操作量のみが旋回ダイヤル2の旋回角に
対応している。また設定器3において、表示部3cは表
示のみとし、手動、自動船位保持制御、自動方位保持制
御操縦方法等の選択機能は入力専用の選択スイッチ3d
により行ようになっている。
【0020】さらに、第2の実施の形態においては、確
認スイッチ15が設けられており、船位の目標値演算器
10または方位の目標値演算器14において演算された
新目標値は、確認スイッチ15が操作された後に目標値
設定記憶器24に送信され、目標値が変更されるように
なっている。このように確認スイッチ15を設けること
より、誤ったジョイステックレバー1aの操作による目
標値の安易な変更を防止している。なおこの確認スイッ
チ15は、単独に配設しても良く、選択スイッチ3dの
一部としても良い。
【0021】以上、各例について説明したが、これに限
定されるものではなく、例えば第1の実施の形態におい
て第2の実施の形態における確認スイッチ15の機能と
同様な機能を有する確認スイッチをタッチパネル等の
示部3aに設ける等、各種の組み合わせが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の操船指示装置に
よれば以下のような効果が得られる。 (1)操船により到達すべき船位の目標値を設定するた
めの設定器と、当該設定器により設定された上記船位の
目標値を変更するためのジョイステックレバーと、当該
ジョイステックレバーの傾動の方位に対応して上記船位
の目標値の変更方向を指示する目標値変更方向指示部
と、上記ジョイステックレバーの傾動角度の大きさに対
応して上記船位の目標値の変更速度を指示する目標値変
更速度指示部 と、上記ジョイステックレバーの傾動した
ままの状態の作動継続時間に対応して上記船位の目標値
の変更時間を指示する目標値変更時間指示部とを備え
いるので、操船の途中で目標値を修正等のために変更す
る場合には、その都度新たに目標値を絶対値により設定
し直す必要がなく、船体やその周囲の状況に応じて、目
標値変更用操作器を用いて、簡単な操作により随時目標
値を修正するなど変更をしながら、常に最適な操船指示
を行ことができ、ジョイステックレバーを所望の方位
に傾動する操作を行うだけで、目標値の変更の向き、変
更速度および変更時間を任意に選択しながら、簡単な操
作により簡便に目標値を変更することができる(請求項
1)。 (2)操船により到達すべき船位の目標値を設定するた
めの設定器と、当該設定器により設定された上記船位の
目標値を変更するための旋回ダイヤルと、当該旋回ダイ
ヤルの旋回の向きに対応して上記船位の目標値の変更方
向を指示する目標値変更方向指示部と、上記旋回ダイヤ
ルの旋回角度の大きさに対応して上記船位の目標値の変
更速度を指示する目標値変更速度指示部と、上記旋回ダ
イヤルの旋回したままの状態の作動継続時間に対応して
上記船位の目標値の変更時間を指示する目標値変更時間
指示部とを備えているので、操船の途中で目標値を変更
する際には、目標値変更用操作器を用いて、目標値の変
更の向き、変更速度および変更時間を任意に選択しなが
ら、船体やその周囲の状況に応じて、簡単な操作により
随時目標値を変更することができ、旋回ダイヤルを旋回
操作するのみで、目標値の変更の向き、変更速度および
変更時間を任意に選択しながら、簡単な操作により簡便
に目標値を変更することができる(請求項2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る操船指示装置の斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る操船指示装置の回
路図である。
【図3】図1の操船指示装置におけるジョイステックレ
バーを用いて操船指示を行場合の制御信号の処理フロ
ー図である。
【図4】図1の操船指示装置における旋回ダイヤルを用
いて操船指示を行場合の制御信号の処理フロー図であ
る。
【図5】本発明のその他の実施の形態に係る操船指示装
置の回路図である。
【図6】従来の操船指示装置の回路図である。
【符号の説明】
1 ジョイステックレバー 2 旋回ダイヤル 3 設定器 3a 表示部 3b デジタル設定部 5 操船指示装置 6 目標値変更装置 20 船位測定装置 21 ジャイロコンパス 22 自動船位保持制御装置 30 アクチュエータ 31 推力配分装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操船により到達すべき船位の目標値を設
    するための設定器と、当該設定器により設定された上
    記船位の目標値を変更するためのジョイステックレバー
    と、当該ジョイステックレバーの傾動の方位に対応して
    上記船位の目標値の変更方向を指示する目標値変更方向
    指示部と、上記ジョイステックレバーの傾動角度の大き
    さに対応して上記船位の目標値の変更速度を指示する目
    標値変更速度指示部と、上記ジョイステックレバーの傾
    動したままの状態の作動継続時間に対応して上記船位の
    目標値の変更時間を指示する目標値変更時間指示部とを
    備えたことを特徴とする、操船指示装置。
  2. 【請求項2】操船により到達すべき船位の目標値を設定
    するための設定器と、当該設定器により設定された上記
    船位の目標値を変更するための旋回ダイヤルと、当該旋
    回ダイヤルの旋回の向きに対応して上記船位の目標値の
    変更方向を指示する目標値変更方向指示部と、上記旋回
    ダイヤルの旋回角度の大きさに対応して上記船位の目標
    値の変更速度を指示する目標値変更速度指示部と、上記
    旋回ダイヤルの旋回したままの状態の作動継続時間に対
    応して上記船位の目標値の変更時間を指示する目標値変
    更時間指示部とを備えたことを特徴とする、操船指示装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004352007A (ja) * 2003-05-28 2004-12-16 Kawasaki Heavy Ind Ltd 航走体の操縦方法及び操縦装置
EP3210879A4 (en) * 2014-10-23 2017-12-06 Yanmar Co., Ltd. Ship handling device

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