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JP3310212B2 - 塗布・現像処理システムおよび液処理システム - Google Patents

塗布・現像処理システムおよび液処理システム

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Publication number
JP3310212B2
JP3310212B2 JP03978998A JP3978998A JP3310212B2 JP 3310212 B2 JP3310212 B2 JP 3310212B2 JP 03978998 A JP03978998 A JP 03978998A JP 3978998 A JP3978998 A JP 3978998A JP 3310212 B2 JP3310212 B2 JP 3310212B2
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JP
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processing
coating
unit
substrate
developing
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正巳 飽本
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3021Imagewise removal using liquid means from a wafer supported on a rotating chuck
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板例えば
半導体ウエハを搬送する搬送装置の周囲に、基板に塗布
処理、現像処理およびこれらの前後処理を施す複数の処
理ユニットを配置した塗布・現像処理システムおよび液
処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おいては、被処理基板例えば半導体ウエハに処理液例え
ばフォトレジスト液を塗布し、フォトリソグラフィ技術
を用いて回路パターン等を縮小してフォトレジスト膜を
露光し、これを現像処理する一連の処理工程がある。こ
の処理工程は、半導体デバイスの高集積化には極めて重
要なプロセスである。
【0003】このような処理工程においては、半導体ウ
エハを洗浄ユニットにて洗浄した後、半導体ウエハにア
ドヒージョン処理ユニットにて疎水化処理を施し、冷却
処理ユニットにて冷却した後、レジスト塗布ユニットに
てフォトレジスト膜すなわち感光膜を塗布形成する。そ
して、フォトレジスト膜を熱処理ユニットにて加熱して
ベーキング処理(プリベーク)を施した後、露光ユニッ
トにて所定のパターンを露光し、そして、露光後の半導
体ウエハを現像ユニットにて現像液を塗布して所定のパ
ターンを形成した後に、ベーキング処理(ポストベー
ク)を施して高分子化のための熱変成、半導体ウエハと
パターンとの密着性を強化している。
【0004】このような塗布・現像処理システムの一つ
のタイプとして、垂直方向に延在された搬送路の周囲
に、上記の複数の処理ユニットが垂直方向に積層して配
置され、この搬送路を垂直に移動する移載機構によっ
て、半導体ウエハを各処理ユニットに搬入・搬出するよ
うにしたものがある。このような処理システムでは、洗
浄ユニット、アドヒージョン処理ユニット、ベーキング
処理ユニット等が一つの処理群として積層され、さら
に、レジスト塗布ユニットと現像処理ユニットとが他の
一つの処理群として積層されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような塗布・現像工程においては、レジスト液を半導体
ウエハ表面に塗布する前工程として半導体ウエハ表面の
疎水化処理を行う際に、アミン系溶剤を使用しているた
め、アミン等のアルカリ成分が生成される。また、露光
処理時の異常露光の発生を防止するため使用する反射防
止膜である塗布剤の溶剤としてアミン系溶剤を使用して
いるため、同様にアミン等のアルカリ成分が生成され
る。
【0006】このような疎水化工程や塗布工程でアミン
等のアルカリ成分が生成されると、上述したタイプの塗
布・現像処理システムにおいては、レジスト塗布ユニッ
トと現像処理ユニットとが一つの処理群として積層され
ているため、このようなアルカリ成分が、現像処理ユニ
ット内に流入されるおそれがある。
【0007】このようにアルカリ成分が現像工程に流入
されると、さらに高集積化された場合には、現像工程に
おいて回路パターンの正確な線幅が得られず、また、I
C素子の歩留まりの低下を招来するといったことも考え
られる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、塗布処理と現像処理とが相互干渉せず、さらに
高集積化が進んだ場合であっても、回路パターンの正確
な線幅を得ることができると共に、歩留まりを一層向上
することができる塗布・現像処理システム、および2つ
の液処理が相互干渉しない液処理システムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するため
に、発明は、垂直方向に基板を搬送する搬送装置
と、この搬送装置の周囲に垂直方向に積層して配置さ
れ、前記搬送装置により搬送された基板に、塗布処理お
よび現像処理の前後で熱系処理を含む所定の処理を施す
ための複数の前後処理ユニットが積層して構成された積
層体と、前記搬送装置の一方の側に配置され、前記搬送
装置により搬送された基板に塗布処理を施すための塗布
処理ユニットと、前記搬送装置の他方側に、前記塗布処
理ユニットに対向するように配置され、前記搬送装置に
より搬送された基板に現像処理を施すための現像処理ユ
ニットとを具備し、 前記積層体は、前記塗布処理ユニッ
トと現像処理ユニットとの間に配置されていることを特
徴とする塗布・現像処理システムを提供する。
【0010】第2発明は、垂直方向に基板を搬送する2
つの搬送装置と、これら2つの搬送装置の間に設けら
れ、基板を一時的に載置する中継部と、一方の搬送装置
により基板の搬入出が行われ、搬入された基板に塗布処
理を施すための塗布処理ユニットと、他方の搬送装置に
より基板の搬入出が行われ、搬入された基板に現像処理
を施すための現像処理ユニットと、これら搬送装置の周
囲に設けられ、前記搬送装置により搬送された基板に塗
布処理および現像処理の前後で熱系処理を含む所定の処
理を施すための複数の前後処理ユニットを垂直方向に積
層して構成した複数の積層体と、を具備し、前記一方の
搬送装置と、前記中継部と、前記他方の搬送装置とは、
この順に配置され、前記塗布処理ユニットと前記現像処
理ユニットは前記一方の搬送装置と、前記中継部と、
前記他方の搬送装置とを間に挟んで互いに反対側に対向
して配置されていることを特徴とする塗布・現像処理シ
ステムを提供する。
【0011】第発明は、第2発明において、前記複数
の積層体のうちの一部は前記搬送装置の一方の周囲に設
けられ、残部は前記搬送装置の他方の周囲に設けられ、
一方の搬送装置、その周囲の複数の積層体、および塗布
処理ユニットにより第1の処理部を構成し、他方の搬送
装置、その周囲の複数の積層体、および現像処理ユニッ
トにより第2の処理部を構成することを特徴とする塗布
・現像処理システムを提供する。
【0012】第4発明は、第2発明または第3発明にお
いて、前記複数の積層体は、前記塗布処理ユニットと前
記現像処理ユニットとの間に設けられていることを特徴
とする塗布・現像処理システムを提供する。
【0013】第発明は、第1発明から第4発明のいず
れかにおいて、前記搬送装置は、垂直方向に延在された
搬送路と、この搬送路に沿って垂直方向に移動しながら
搬送した基板を、前記前後処理ユニット、塗布処理ユニ
ットおよび現像処理ユニットに移載する移載機構とを有
することを特徴とする塗布・現像処理システムを提供す
る。
【0014】第6発明は、第3発明において、前記第1
および第2の処理部のうち、いずれか一方の処理部に、
処理前の基板および処理後の基板を収納するローダ/ア
ンローダユニットが設けられていることを特徴とする塗
布・現像処理システムを提供する。
【0015】第7発明は、第3発明または第6発明にお
いて、前記第1および第2の処理部のうち、いずれか一
方の処理部に、基板を露光装置に受け渡すインターフェ
イス装置が設けられていることを特徴とする塗布・現像
処理システムを提供する。
【0016】第8発明は、第1発明から第7発明のいず
れかにおいて、前記塗布処理ユニットおよび前記現像処
理ユニットは、それぞれ複数積層して配置されているこ
とを特徴とする塗布・現像処理システムを提供する。
【0017】第9発明は、基板に対して所定の熱系の処
理を施す複数の熱系の処理ユニットが垂直方向に積層さ
れて構成された積層体と、基板に対して所定の液系の処
理を施す複数の液系の処理ユニットと、これら熱系の処
理ユニットおよび液系の処理ユニットに対して基板を搬
入出し、基板を垂直方向に搬送することができるように
構成された搬送装置とを備えた2組の処理セクションを
具備し、さらに、これら処理セクションの各搬送装置の
間に配置され、各搬送装置が基板を受け渡すために基板
を一時的に載置する中継部を具備し、前記2組のうち一
方の処理セクションに属する搬送装置と、前記中継部
と、他方の処理セクションに属する搬送装置とは、この
順に配置され、前記2組の処理セクションの各液系の処
理ユニットは、前記一方の処理セクションに属する搬送
装置と、前記中継部と、前記他方の処理セクションに属
する搬送装置とを間に挟んで互いに反対側に対向して配
置されていることを特徴とする液処理システムを提供す
る。
【0018】第10発明は、第9発明において、前記搬
送装置は、垂直方向に延在された搬送路と、 この搬送路
に沿って垂直方向に移動しながら搬送した基板を、前記
熱系の処理ユニットまたは液系の処理ユニットに移載す
る移載機構とを有することを特徴とする液処理システム
を提供する。
【0019】第11発明は、第9発明または第10発明
において、前記積層体は、前記2つの液系の処理ユニッ
トの間に設けられていることを特徴とする液処理システ
ムを提供する。
【0020】第12発明は、第9発明から第11発明の
いずれかにおいて、前記液系の処理ユニットは複数積層
して配置されていることを特徴とするの液処理システム
を提供する。
【0021】第13発明は、第発明から第12発明の
いずれかにおいて、前記熱系の処理ユニットの内の所定
のユニットを介して基板が外部に対して搬入出されるこ
とを特徴とする液処理システムを提供する。
【0022】第1発明によれば、垂直方向に基板を搬送
する搬送装置の周囲に、塗布処理および現像処理の前後
で熱系処理を含む所定の処理を施すための複数の前後処
理ユニットを垂直方向に積層した積層体を配置し、搬送
装置の一方の側に基板に塗布処理を施すための塗布処理
ユニットを配置し、搬送装置の他方側に、基板に現像処
理を施すための現像処理ユニットを塗布処理ユニットに
対向するように配置し、前記積層体を前記塗布処理ユニ
ットと現像処理ユニットとの間に配置したので、基板の
搬送経路が短く小型化可能な塗布・現像システムにおい
て、塗布処理ユニットと現像処理ユニットとを確実に分
離してこれらの間の相互干渉を防止することができ、さ
らに高集積化が進んだ場合であっても、高いスループッ
トを維持しつつ回路パターンの正確な線幅を得ることが
でき、歩留まりを一層向上することができる。
【0023】第2発明によれば、垂直方向に基板を搬送
する2つの搬送装置の間に基板を一時的に載置する中継
部を設け、塗布処理ユニットと現像処理ユニットとを2
つの搬送装置および中継部を挟んで互いに反対側に対向
して配置し、これら搬送装置の周囲に、前記搬送装置に
より搬送された基板に塗布処理および現像処理の前後で
熱系処理を含む所定の処理を施すための複数の前後処理
ユニットを垂直方向に積層して構成した複数の積層体を
設け、一方の搬送装置と、中継部と、他方の搬送装置と
を、この順で配置し、塗布処理ユニットと現像処理ユニ
ットを、一方の搬送装置と、中継部と、他方の搬送装置
とを間に挟んで互いに反対側に対向して配置したので、
塗布処理ユニットと現像処理ユニットとをさらに一層確
実に分離することができるとともに、2つの搬送装置と
その間の中継部を設け、かつ2つの搬送装置の周囲に前
記積層体を設けたので、多数の基板処理が可能となり、
さらに基板の搬送経路を短くして基板に対して必要な処
理を行うことができ、スループットを一層向上させるこ
とができる。
【0024】特に、第3発明のように、一方の搬送装
置、その周囲の複数の積層体、および塗布処理ユニット
により第1の処理部を構成し、他方の搬送装置、その周
囲の複数の積層体、および現像処理ユニットにより第2
の処理部を構成することにより、処理の自由度が高ま
り、スループットをさらに一層向上させることができ
る。また、第5発明のように、前記搬送装置を、垂直方
向に延在された搬送路と、この搬送路に沿って垂直方向
に移動しながら搬送した基板を、前記前後処理ユニッ
ト、塗布処理ユニットおよび現像処理ユニットに移載す
る移載機構とを有する構成とすることにより、搬送装置
の水平方向の移動がなくなり極めて高いスループットを
実現することができる。
【0025】第6発明によれば、第1および第2の処理
部のうち、いずれか一方の処理部に、処理前の基板およ
び処理後の基板を収納するローダ/アンローダユニット
を接続するようにし、また、第7発明によれば、いずれ
か一方の処理部に、基板を露光装置に受け渡すインター
フェイス装置を接続するようにしたので、多数の基板を
短い搬送距離で連続して処理することが可能になり、ス
ループットの向上を図ることができる。
【0026】第9発明によれば、基板に対して所定の熱
系の処理を施す複数の熱系の処理ユニットが垂直方向に
積層されて構成され積層体と、基板に対して所定の液
系の処理を施す複数の液系の処理ユニットと、これら熱
系の処理ユニットおよび液系の処理ユニットに対して基
板を搬入出し、基板を垂直方向に搬送することができる
ように構成された搬送装置とを備えた2組の処理セクシ
ョンにおいて、2組のうち一方の処理セクションに属す
る搬送装置と、中継部と、他方の処理セクションに属す
る搬送装置とを、この順で配置し、2組の処理セクショ
ンの各液系の処理ユニットを、一方の処理セクションに
属する搬送装置と、中継部と、他方の処理セクションに
属する搬送装置とを間に挟んで互いに反対側に対向して
配置したので、2つの液処理ユニットの相互干渉を確実
に防止することができるとともに、処理のスループット
を極めて高くすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態が採用さ
れた半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という)の塗布現
像処理システム1の全体構成の平面図であり、図2は、
図1に示した塗布処理ユニットおよび周辺露光装置の側
面図であり、図3は、図1に示した前後処理ユニットの
側面図であり、図4は、図1に示した現像処理ユニット
の側面図である。
【0028】この塗布現像処理システムは、図1に示す
ように、被処理基板としてのウエハWを外部からシステ
ムに搬入し、処理後のウエハWを搬出するためのカセッ
トステーション1(ローダ/アンローダユニット)と、
塗布現像工程の中で1枚ずつウエハWに所定の処理を施
す枚葉式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置して
なる処理ステーション2と、この処理ステーション2に
隣接して配置され、レジストが塗布されたウエハを露光
するための露光装置3と、処理ステーション2と露光装
置4との間でウエハWを受け渡しするためのインターフ
ェイス装置3と、から構成されている。
【0029】カセットステーション1は、図1に示すよ
うに、ウエハWをウエハカセット1aに複数枚、例えば
25枚搭載した状態で外部からシステムに搬入したり、
あるいはシステムから搬出したり、搬送装置1bにより
ウエハカセット1aに対してウエハWを搬入・搬出した
りするようになっている。また、後述するように、処理
ステーション2のアライメントユニット(ALIM)お
よびイクステンションユニット(EXT)にもアクセス
できるようになっている。
【0030】処理ステーション2は、図1に示すよう
に、基本的には、塗布処理ユニット(COT)および周
辺露光装置(WEE)からなる第1処理セクションA
と、塗布および現像処理の前後処理を施すための2組の
第2処理セクションB,Bと、現像処理ユニット
(DEV)からなる第3処理セクションCとから構成さ
れている。
【0031】第1処理セクションAは、図2に示すよう
に、カップCP内でウエハWをスピンチャックに載せて
レジストを塗布するスピンナ型処理ユニットであるレジ
スト塗布処理ユニット(COT)が2段に重ねられてい
る。この2段のレジスト塗布処理ユニット(COT)に
隣接して、周辺露光装置(WEE)が配置されている。
なお、このレジスト塗布処理ユニット(COT)の詳細
は後述する。
【0032】2組の第2処理セクションB,Bは、
略同様に構成されており、図1に示すように、第2処理
セクション は、1つの搬送装置11と、複数の前後
処理ユニットが夫々積層された2つの積層体12,13
とからなっており、他の第2処理セクションB は1つ
の搬送装置11′と、複数の前後処理ユニットが夫々積
層された2つの積層体12′,13′とからなって
る。
【0033】搬送装置11は、図3に示すように、垂直
方向に延在された搬送路14と、この搬送路14に沿っ
て垂直方向に移動してウエハWを各処理ユニットに移載
するウエハ移載機構15とから構成されている。このウ
エハ移載機構15は、搬送路14に沿って垂直方向(Z
方向)に昇降自在であると共に、θ方向に回転自在とな
っている。また、ウエハ移載機構15は、基台16の前
後方向に移動自在な複数本のピックアップ部材17を備
え、これらのピックアップ部材17によって各処理ユニ
ット間でのウエハWの受け渡しを実現する。さらに、こ
のピックアップ部材17は、積層体12,13の各処理
ユニットだけでなく、塗布処理ユニット(COT)およ
び周辺露光装置(WEE)にもアクセスできるようにな
っている。搬送装置11′も同様に構成されており、積
層体12′,13′の各処理ユニ ットだけでなく、現像
処理ユニット(DEV)にもアクセスできるようになっ
ている。
【0034】2つの積層体12,13に夫々積層される
複数の前後処理ユニット、ウエハWを載置台SPに載
せて主に熱系の処理を行うオーブン型の処理ユニットが
積層されている。すなわち図3に示すように、積層体1
2では、冷却処理を行うクーリングユニット(CO
L)、レジストの定着性を高めるためのいわゆる疎水化
処理を行うアドヒージョンユニット(AD)、位置合わ
せを行うアライメントユニット(ALIM)、ウエハW
の搬入出を行うイクステンションユニット(EXT)、
露光処理前の加熱処理を行うプリベーキングユニット
(PREBAKE)および露光処理後の加熱処理を行う
ポストベーキングユニット(POBAKE)が、下から
順に例えば8段に重ねられている。また、積層体13で
は、クーリングユニット(COL)、イクステンション
・クーリングユニット(EXTCOL)、イクステンシ
ョンユニット(EXT)、クーリングユニット(CO
L)、プリベーキングユニット(PREBAKE)およ
びポストベーキングユニット(POBAKE)が下から
順に、8段に重ねられている。積層体12′,13′も
同様に、所定の熱的処理を行うオーブン型の処理ユニッ
トが積層されて構成されている。
【0035】このように、処理温度の低いクーリングユ
ニット(COL)、イクステンション・クーリングユニ
ット(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高い
ベーキングユニット(PREBAKE)、ポストベーキ
ングユニット(POBAKE)およびアドヒージョンユ
ニット(AD)を上段に配置することで、ユニット間の
熱的な相互干渉を少なくすることができる。もちろん、
ランダムな多段配置としてもよい。
【0036】第3処理セクションCは、図4に示すよう
に、カップCP内でウエハWをスピンチャックに載せて
現像処理を行うスピンナ型処理ユニットである2台の現
像処理ユニット(DEV)が隣接して配置されている。
また、これら現像処理ユニット(DEV)は、図4に仮
想線で示すように、各々上下方向に2段に積層してもよ
い。
【0037】さらに、2組の第2処理セクションB
の間には、ウエハWを中継する中継部18が設けら
れている。この中継部18は、例えば露光処理後のウエ
ハWを第3処理セクションCの現像処理ユニット(DE
V)に搬送するような場合、または、現像処理後のウエ
ハWをカセットステーション1に戻すような場合等に、
一方側の搬送装置11からウエハWが一時的に載置され
る。そして、中継部18上のウエハWは他方の搬送装置
11に受け取られる。すなわち、この中継部18は2つ
の搬送装置11,11′の間でウエハWを中継するよう
になっている。なお、この中継部18は、複数段に設け
られて、搬送装置11,11′の上方または下方との間
でウエハWを中継するように構成されていてもよい。ま
た、共通の搬送装置11を一つだけ設け、中継部18を
省略してもよい。
【0038】さらに、この中継部18が設けられた2組
の第2処理セクションB,Bの間には、作業者がメ
ンテナンスのために容易に入り込むことができる空間が
形成されており、メンテナンス性を向上することもでき
る。
【0039】このように、本実施の形態では、塗布処理
ユニット(COT)と現像処理ユニット(DEV)とが
2つの搬送装置11,11′および中継部18により大
きく離間して配置されているため、塗布処理ユニット
(COT)でアミン等のアルカリ成分が生成されること
があっても、このアルカリ成分が現像処理ユニット(D
EV)に流入することを確実に防止することができる。
【0040】次に、本実施の形態に係る塗布・現像処理
システムに装着されるレジスト塗布処理ユニット(CO
T)について説明する。図5および図6は、レジスト塗
布処理ユニット(COT)の全体構成を示す略断面図お
よび略平面図である。
【0041】このレジスト塗布処理ユニット(COT)
の中央部には環状のカップCPが配置され、カップCP
の内側にはスピンチャック21が配置されている。スピ
ンチャック21は、真空吸着によってウエハWを保持し
ながら駆動モータ22によって回転され、この駆動モー
タ22は、エアシリンダ24によって昇降されるフラン
ジ23に固定されている。
【0042】ウエハWの表面にレジスト液を供給するた
めのレジストノズル25は、レジスト供給管26を介し
てレジスト供給部(図示せず)に接続されている。この
レジストノズル25はレジストノズルスキャンアーム2
7の先端部にノズル保持体28を介して着脱可能に取り
付けられている。このレジストノズルスキャンアーム2
7は、一方向(Y方向)に敷設されたガイドレール29
上で水平移動可能な垂直支持部材30の上端部に取り付
けられており、図示しないY方向駆動機構によって垂直
支持部材30と一体にY方向に移動するようになってい
る。
【0043】また、レジストノズルスキャンアーム27
は、レジストノズル待機部31でレジストノズル25を
選択的に取り付けるためにY方向と直角なX方向にも移
動可能であり、図示しないX方向駆動機構によってX方
向にも移動するようになっている。
【0044】さらに、レジストノズルスキャンアーム2
7の先端部には、ウエハ表面へのレジスト液の供給に先
立ってウエハ表面にウエハ表面を濡らすための液剤例え
ばシンナーを供給するシンナーノズル32が取り付けら
れている。
【0045】さらにまた、ガイドレール29上には、リ
ンスノズルスキャンアーム33を支持しY方向に移動可
能な垂直支持部材34も設けられている。このリンスノ
ズルスキャンアーム33の先端部にはサイドリンス用の
リンスノズル35が取り付けられている。リンスノズル
スキャンアーム33およびリンスノズル35は、リンス
ノズル待機位置(実線の位置)とウエハWの周辺部の真
上に設定されたリンス液吐出位置(点線の位置)との間
で並進または直線移動するようになっている。
【0046】次に、図1ないし図4を参照して、本実施
の形態に係るウエハの塗布・現像処理システムの動作・
作用を概括して説明する。
【0047】カセットステーション1から、洗浄処理さ
れたウエハWが一方の第2処理セクションBの積層体
13のイクステンションユニット(EXT)に搬送さ
れ、この処理セクションB内において、レジストの定
着性を高めるため、アドヒージョンユニット(AD)に
より疎水化処理される。
【0048】疎水化処理されたウエハWは、搬送装置1
1によりレジスト第1処理セクションAの塗布処理ユニ
ット(COT)に搬入されて、レジスト液が塗布され
る。なお、反射防止膜を塗布する場合には、ウエハWの
表面に反射防止膜を塗布し、ベーキングした後、レジス
ト液が塗布される。
【0049】レジスト液が塗布されたウエハWは、搬送
装置11によりプリベーキングユニット(PREBAK
E)に搬送されてプリベークされ、その後、積層体12
のアライメントユニット(ALIM)を介してインター
フェイス装置3に至り、そこから露光装置4に搬入され
て、所定の回路パターンが縮小投影されて露光される。
【0050】露光されたウエハWは、インターフェイス
装置3により処理ステーション2に戻され、一方の第2
処理セクションB内において、または中継部18によ
り搬送されて他方の第2の処理セクションB内におい
て、いずれかのベーキングユニットによりベーキングさ
れる。その後、ウエハWは、搬送装置11′により現像
処理ユニット(DEV)に搬入されて現像処理され、次
いで、ポストベーキングユニット(POBAKE)によ
りポストベークされてパターン強化される。
【0051】このようにして処理されたウエハWは、第
2処理セクションBの搬送装置11′により中継部1
8に載置され、第2処理セクションBの搬送装置11
によりカセットステーション1に戻される。
【0052】このように、本実施の形態では、2つの搬
送装置11,11′および中継部18を設けたので、搬
送の自由度が高く、ウエハWを適宜搬送しながら、第
1、第2および第3処理群A,B,B,Cにより各
種処理を行うことができるため、連続して多数のウエハ
Wの処理が可能になり、スループットの向上を図ること
ができる。また、上述したように、塗布処理ユニット
(COT)と現像処理ユニット(DEV)とが2つの搬
送装置11,11′および中継部18により大きく離間
して配置されているため、塗布処理ユニット(COT)
でアミン等のアルカリ成分が生成されることがあって
も、このアルカリ成分が現像処理ユニット(DEV)に
流入することを確実に防止することができる。したがっ
て、さらに高集積化が進んだ場合であっても、回路パタ
ーンの正確な線幅を得ることができると共に、歩留まり
を一層向上することができる。
【0053】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、半導体ウエハにレジスト液を塗布する塗布装置に
ついて説明したが、半導体ウエハ以外の他の被処理基
板、例えばLCD基板にレジスト液を塗布する場合にも
本発明を適用できる。また、一つの搬送装置の周囲に複
数の処理ユニット群を配置し、現像処理ユニットと塗布
処理ユニットを対向して配置するようにしてもよい。さ
らに、搬送装置は被処理体を垂直に搬送するタイプのも
のに限らず平面的に搬送するものであってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、第1発明によれ
ば、垂直方向に基板を搬送する搬送装置の周囲に、塗布
処理および現像処理の前後で熱系処理を含む所定の処理
を施すための複数の前後処理ユニットを垂直方向に積層
した積層体を配置し、搬送装置の一方の側に基板に塗布
処理を施すための塗布処理ユニットを配置し、搬送装置
の他方側に、基板に現像処理を施すための現像処理ユニ
ットを塗布処理ユニットに対向するように配置し、前記
積層体を前記塗布処理ユニットと現像処理ユニットとの
間に配置したので、基板の搬送経路が短く小型化可能な
塗布・現像システム において、塗布処理ユニットと現像
処理ユニットとを確実に分離してこれらの間の相互干渉
を防止することができ、さらに高集積化が進んだ場合で
あっても、高いスループットを維持しつつ回路パターン
の正確な線幅を得ることができ、歩留まりを一層向上す
ることができる。
【0055】また、第2発明によれば、垂直方向に基板
を搬送する2つの搬送装置の間に基板を一時的に載置す
る中継部を設け、塗布処理ユニットと現像処理ユニット
とを2つの搬送装置および中継部を挟んで互いに反対側
に対向して配置し、これら搬送装置の周囲に、前記搬送
装置により搬送された基板に塗布処理および現像処理の
前後で熱系処理を含む所定の処理を施すための複数の前
後処理ユニットを垂直方向に積層して構成した複数の積
層体を設け、一方の搬送装置と、中継部と、他方の搬送
装置とを、この順で配置し、塗布処理ユニットと現像処
理ユニットを、一方の搬送装置と、中継部と、他方の搬
送装置とを間に挟んで互いに反対側に対向して配置した
ので、塗布処理ユニットと現像処理ユニットとをさらに
一層確実に分離することができるとともに、2つの搬送
装置とその間の中継部を設け、かつ2つの搬送装置の周
囲に前記積層体を設けたので、多数の基板処理が可能と
なり、さらに基板の搬送経路を短くして基板に対して必
要な処理を行うことができ、スループットを一層向上さ
せることができる。
【0056】特に、第3発明のように、一方の搬送装
置、その周囲の複数の積層体、および塗布処理ユニット
により第1の処理部を構成し、他方の搬送装置、その周
囲の複数の積層体、および現像処理ユニットにより第2
の処理部を構成することにより、処理の自由度が高ま
り、スループットをさらに一層向上させることができ
る。
【0057】第9発明によれば、基板に対して所定の熱
系の処理を施す複数の熱系の処理ユニットが垂直方向に
積層されて構成され積層体と、基板に対して所定の液
系の処理を施す複数の液系の処理ユニットと、これら熱
系の処理ユニットおよび液系の処理ユニットに対して基
板を搬入出し、基板を垂直方向に搬送することができる
ように構成された搬送装置とを備えた2組の処理セクシ
ョンにおいて、2組のうち一方の処理セクションに属す
る搬送装置と、中継部と、他方の処理セクションに属す
る搬送装置とを、この順で配置し、2組の処理セクショ
ンの各液系の処理ユニットを、一方の処理セクションに
属する搬送装置と、中継部と、他方の処理セクションに
属する搬送装置とを間に挟んで互いに反対側に対向して
配置したので、2つの液処理ユニットの相互干渉を確実
に防止することができるとともに、処理のスループット
を極めて高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である半導体ウエハの塗
布現像処理システムの全体構成の平面図。
【図2】図1に示した現像処理ユニットおよび周辺露光
装置の側面図。
【図3】図1に示した前後処理ユニットの側面図。
【図4】図1に示した塗布処理ユニットの側面図。
【図5】図1に示した塗布現像処理システムに装着した
レジスト塗布装置の全体構成の断面図。
【図6】図5に示したレジスト塗布装置の平面図。
【符号の説明】
1……カセットステーション(ローダ/アンローダユニ
ット) 2……処理ステーション 3……インターフェイス装置 4……露光装置 11,11′……搬送装置 18……中継部 12,12′,13,13′……積層体 14……搬送路 15……ウエハ移載機構 COT……塗布処理ユニット DEV……現像処理ユニット W……半導体ウエハ(被処理基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/68 H01L 21/30 564C 569C 571 (56)参考文献 特開 平9−45613(JP,A) 特開 平4−305914(JP,A) 特開 平5−178416(JP,A) 特開 平4−85812(JP,A) 特開 平1−241840(JP,A) 特開 平9−120984(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向に基板を搬送する搬送装置と、 この搬送装置の周囲に垂直方向に積層して配置され、前
    記搬送装置により搬送された基板に、塗布処理および現
    像処理の前後で熱系処理を含む所定の処理を施すための
    複数の前後処理ユニットが積層して構成された積層体
    と、 前記搬送装置の一方の側に配置され、前記搬送装置によ
    り搬送された基板に塗布処理を施すための塗布処理ユニ
    ットと、 前記搬送装置の他方側に、前記塗布処理ユニットに対向
    するように配置され、前記搬送装置により搬送された基
    板に現像処理を施すための現像処理ユニットとを具備
    し、 前記積層体は、前記塗布処理ユニットと現像処理ユニッ
    トとの間に配置されていることを特徴とする塗布・現像
    処理システム。
  2. 【請求項2】 垂直方向に基板を搬送する2つの搬送装
    置と、 これら2つの搬送装置の間に設けられ、基板を一時的に
    載置する中継部と、 一方の搬送装置により基板の搬入出が行われ、搬入され
    た基板に塗布処理を施すための塗布処理ユニットと、 他方の搬送装置により基板の搬入出が行われ、搬入され
    た基板に現像処理を施すための現像処理ユニットと、 これら搬送装置の周囲に設けられ、前記搬送装置により
    搬送された基板に塗布処理および現像処理の前後で熱系
    処理を含む所定の処理を施すための複数の前後処理ユニ
    ットを垂直方向に積層して構成した複数の積層体と、 を具備し、前記一方の搬送装置と、前記中継部と、前記他方の搬送
    装置とは、この順に配置され、 前記塗布処理ユニットと
    前記現像処理ユニットは前記一方の搬送装置と、前記
    中継部と、前記他方の搬送装置とを間に挟んで互いに反
    対側に対向して配置されていることを特徴とする塗布・
    現像処理システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の積層体のうちの一部は前記搬
    送装置の一方の周囲に設けられ、残部は前記搬送装置の
    他方の周囲に設けられ、一方の搬送装置、その周囲の複
    数の積層体、および塗布処理ユニットにより第1の処理
    部を構成し、他方の搬送装置、その周囲の複数の積層
    体、および現像処理ユニットにより第2の処理部を構成
    することを特徴とする請求項2に記載の塗布・現像処理
    システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の積層体は、前記塗布処理ユニ
    ットと前記現像処理ユニットとの間に設けられているこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載の塗布・
    現像処理システム。
  5. 【請求項5】 前記搬送装置は、 垂直方向に延在された搬送路と、 この搬送路に沿って垂直方向に移動しながら搬送した基
    板を、前記前後処理ユニット、塗布処理ユニットおよび
    現像処理ユニットに移載する移載機構とを有することを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載
    の塗布・現像処理システム。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の処理部のうち、い
    ずれか一方の処理部に、処理前の基板および処理後の基
    板を収納するローダ/アンローダユニットが設けられて
    いることを特徴とする請求項3に記載の塗布・現像処理
    システム。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の処理部のうち、い
    ずれか一方の処理部に、基板を露光装置に受け渡すイン
    ターフェイス装置が設けられていることを特徴とする請
    求項3または請求項6に記載の塗布・現像処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記塗布処理ユニットおよび前記現像処
    理ユニットは、それぞれ複数積層して配置されているこ
    とを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の塗布・現像処理システム。
  9. 【請求項9】 基板に対して所定の熱系の処理を施す複
    数の熱系の処理ユニットが垂直方向に積層されて構成さ
    れた積層体と、 基板に対して所定の液系の処理を施す複数の液系の処理
    ユニットと、 これら熱系の処理ユニットおよび液系の処理ユニットに
    対して基板を搬入出し、基板を垂直方向に搬送すること
    ができるように構成された搬送装置とを備えた2組の処
    理セクションを具備し、 さらに、これら処理セクションの各搬送装置の間に配置
    され、各搬送装置が基板を受け渡すために基板を一時的
    に載置する中継部を具備し、前記2組のうち一方の処理セクションに属する搬送装置
    と、前記中継部と、他方の処理セクションに属する搬送
    装置とは、この順に配置され、 前記2組の処理セクショ
    ンの各液系の処理ユニットは、前記一方の処理セクショ
    ンに属する搬送装置と、前記中継部と、前記他方の処理
    セクションに属する搬送装置とを間に挟んで互いに反対
    側に対向して配置されていることを特徴とする液処理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記搬送装置は、 垂直方向に延在された搬送路と、 この搬送路に沿って垂直方向に移動しながら搬送した基
    板を、前記熱系の処理ユニットまたは液系の処理ユニッ
    トに移載する移載機構とを有することを特徴とする請求
    項9に記載の液処理システム。
  11. 【請求項11】 前記積層体は、前記2つの液系の処理
    ユニットの間に設けられていることを特徴とする請求項
    9または請求項10に記載の液処理システム。
  12. 【請求項12】 前記液系の処理ユニットは複数積層し
    て配置されていることを特徴とする請求項9から請求項
    11のいずれか1項に記載の液処理システム。
  13. 【請求項13】 前記熱系の処理ユニットの内の所定の
    ユニットを介して基板が外部に対して搬入出されること
    を特徴とする請求項9から請求項12のいずれか1項に
    記載の液処理システム。
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