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JP3392784B2 - ローラマッサージ機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置 - Google Patents

ローラマッサージ機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置

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Publication number
JP3392784B2
JP3392784B2 JP20485699A JP20485699A JP3392784B2 JP 3392784 B2 JP3392784 B2 JP 3392784B2 JP 20485699 A JP20485699 A JP 20485699A JP 20485699 A JP20485699 A JP 20485699A JP 3392784 B2 JP3392784 B2 JP 3392784B2
Authority
JP
Japan
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massage
shaft
roller
rollers
pair
Prior art date
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JP20485699A
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Inventor
信三 清水
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Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daito Electric Machine Industry Co Ltd filed Critical Daito Electric Machine Industry Co Ltd
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に対して種々
のマッサージ動作を行えるようにしたローラマッサージ
機構とこの機構を内蔵したマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ローラマッサージ機構を内蔵した
マッサージ装置として、例えば特開昭59−28963
号公報に記載されたベッドタイプのマッサージ装置や、
特公平4−78307号公報及び実開平2−10962
8号公報に記載された比較的小型の載置式のマッサージ
装置が知られている。このうち、上記ベッドタイプのマ
ッサージ装置は、ベッドに対してその長手方向へ移動す
るローラマッサージ機構を備えており、このマッサージ
機構は、ベッドの幅方向に向けられかつその長手方向に
移動する回転軸と、この回転軸の軸心方向に対して傾斜
して設けられかつその傾斜方向が互いに逆向きになって
いる左右一対のマッサージローラと、を備えている。
【0003】また、上記載置式のマッサージ装置は、上
方に開口する開口部を有する小型の載置式のケーシング
内にローラマッサージ機構を備えている。この場合のロ
ーラマッサージ機構は、ケーシングに回転自在に支持さ
れた回転軸と、この回転軸の中途部でかつ開口部に対応
する位置に設けられた左右一対の円板状のマッサージロ
ーラと、備えており、この左右一対のマッサージローラ
も傾斜方向が互いに逆向きとなるように回転軸の軸心方
向に対して傾斜した状態で設けられている。そして、こ
の種のローラマッサージ機構では、左右一対のマッサー
ジローラが互いに逆向きに傾斜しているため、回転軸の
回転に伴って両マッサージローラの外周部の相互間隔が
広がったり狭まったりし、この両マッサージローラ間に
患部を押し当てることによって揉みマッサージを行える
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のロ
ーラマッサージ機構では、左右一対のマッサージローラ
は傾斜方向が互いに逆向きになっている状態で回転軸に
固定されていて、両ローラの回転軸に対する傾斜方向を
相対的に変化させることができないので、揉みマッサー
ジしか行うことができない。従って、左右一対の傾斜し
たマッサージローラで揉みマッサージを行う従来のロー
ラマッサージ機構の場合、揉みマッサージしか行えない
ためにユーザーの多様化したニーズに応じることができ
ず、すぐに飽きられてしまうということが多かった。
【0005】一方、揉みマッサージ以外の様々なマッサ
ージ動作を行えるマッサージ装置そのものは従来より種
々のものが提案されている。しかし、このようなマッサ
ージ装置は、様々なマッサージ動作を行う分だけマッサ
ージ部材の駆動系の機械構造や制御プログラムが複雑に
なってしまい、大型かつ高価なものになるという問題が
ある。そこで、本願発明者は、構造をそれほど複雑化す
ることなく、揉みマッサージ以外のマッサージ動作を行
うことができるローラマッサージ機構を既に開発してい
る(特願平10−124893号参照)。このマッサー
ジ機構は、互いに同軸心状に配置された左右一対の第一
及び第二軸部を有する回転軸と、この各軸部の中途部に
それぞれ軸心方向に対して傾斜して設けられた左右一対
のマッサージローラと、左右一対のマッサージローラの
傾斜方向が互いに逆向きとなる揉み姿勢とこれらの傾斜
方向が同じになる非揉み姿勢とのいずれかに切り換える
切り換え手段と、を備えており、この切り換え手段とし
て、前記両軸部間の相対回転範囲を半回転に規制する半
回転クラッチ機構が採用されている。
【0006】しかるに、上記半回転クラッチ機構よりな
る切り換え手段を採用したローラマッサージ機構におい
て、第一軸部と第二軸部との相対回転が余りに自由に行
われると、患部のマッサージを行っている最中にマッサ
ージローラがその患部から受ける圧力によって従動側の
軸部が駆動側の軸部に対して勝手に相対回転し、揉み姿
勢又は非揉み姿勢が瞬間的に崩れた状態で両マッサージ
ローラが回転してしまうことがあり、このため適正なマ
ッサージ動作が行えない場合がある。本発明は、このよ
うな実情に鑑み、左右一対のマッサージローラを揉み姿
勢又は非揉み姿勢のいずれかに切り換えられるローラマ
ッサージ機構において、その各姿勢を適切に保持できる
ようにして、揉み姿勢又は非揉み姿勢のいずれにおいて
も適正なマッサージ動作を確保することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために次の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明は、互いに同軸心状に配置された左右一対の第一及
び第二軸部の中途部にそれぞれマッサージローラが軸心
方向に対して傾斜して設けられ、その両軸部同士を相対
回転させることによって左右一対のマッサージローラを
それらの傾斜方向が互いに逆向きとなる揉み姿勢とそれ
らの傾斜方向が同じになる非揉み姿勢とのいずれかに切
り換える切り換え手段が設けられているローラマッサー
ジ機構において、その切り換え手段による切り換えが完
了した両軸部同士の相対回転を抑制又は規制して両マッ
サージローラを揉み姿勢又は非揉み姿勢に保持する保持
手段を設けたものである。
【0008】上記の本発明において、切り換え手段の具
体的構造は特に限定されないが、例えば、回転軸の回転
駆動方向の切り換えに伴ってマッサージローラの姿勢変
更を行う機械的な構造(例えば、後述する半回転クラッ
チ機構等)を採用することができる。そして、本発明に
よれば、両マッサージローラの傾斜方向を同じにして非
揉み姿勢にしておくことにより、各マッサージローラの
外周部が所定間隔を保持しつつ患部の当接点を左右に移
動させ、揉みマッサージ以外のマッサージ動作を得るこ
とができる。一方、両マッサージローラを揉み姿勢にし
て回転軸を回転させたときには、両マッサージローラの
外周部が相互に近接及び離反を繰り返すことになり、患
部に対する揉みマッサージが行われることになる。
【0009】この場合、上記保持手段が両軸部同士の相
対回転を抑制又は規制して両マッサージローラを揉み姿
勢又は非揉み姿勢に保持するので、患部のマッサージを
行っている際に従動側の軸部に支持されているマッサー
ジローラが患部から圧力を受けても、従動側のマッサー
ジローラの傾斜方向が不意に変化して揉み姿勢又は非揉
み姿勢が瞬間的に崩れるのが防止され、このため、両マ
ッサージローラを適正な揉み姿勢又は非揉み姿勢に維持
した状態で良好なマッサージを行えるようになる。
【0010】以下、本発明のマッサージ機構の更に具体
的な実施態様例を説明する。すなわち、本発明におい
て、回転軸は、一方のマッサージローラを支持する第一
軸部と、他方のマッサージローラを支持しかつ第一軸部
と同軸心状に配置された第二軸部と、に分離することが
でき、この場合、切り換え手段は、第一軸部と第二軸部
が互いに相対回転する範囲をほぼ半回転に規制する半回
転クラッチ機構によって構成することができる。かかる
構造の場合、駆動手段によって例えば第一軸部の回転方
向を切り換えると、第二軸部の第一軸部に対する相対回
転位置が半回転分だけ変化することになる。このため、
駆動手段による回転駆動方向を正転又は反転させるだけ
で、マッサージローラを揉み姿勢又は非揉み姿勢のいず
れかに切り換えることができ、マッサージローラの姿勢
切り換え制御が極めて簡単に行えるようになる。
【0011】かかる半回転クラッチ機構は、より具体的
には、第二軸部の端部に同軸心状でかつ回転不能に固定
されておりしかも半回転分の周方向長さを有する横溝を
外周部に備えている筒部材と、この筒部材に同軸心状で
かつ回転自在に挿通された第一軸部の端部に径外方向に
突設されておりしかもその突出端部が横溝内に収納され
ているストッパーピンと、から構成することができる。
そして、上記筒部材とストッパーピンとからなる半回転
クラッチ機構を採用する場合、前記保持手段として、両
軸部間の相対回転に摩擦抵抗を加えるブレーキ部材を採
用することができ、このブレーキ部材は、例えば、基端
部が第一軸部に同軸心状でかつ回動不能に固定され、か
つ、内周面が半回転クラッチ機構の筒部材に摺動自在に
当接されたブレーキ筒体より構成することができる。
【0012】そして、この場合、筒部材とブレーキ筒体
との間に、それらの間の摩擦抵抗を増大させるゴムシュ
ーを介在するようにすれば、第一軸部と第二軸部との間
の相対回転に適度な回転抵抗を付与することができる。
一方、前記半回転クラッチ機構としては、第一軸部の端
部に固定された第一クラッチ体と、第二軸部の端部に半
回転の範囲で回転自在でかつ軸方向移動自在に挿通され
ており第一クラッチ体に着脱自在に噛み合う第二クラッ
チ体と、回転軸が正転又は逆転した当初に第二クラッチ
体を第一クラッチ体からいったん離脱させてから再度そ
のクラッチ体に噛み合わせるカム手段と、を備えたもの
を採用することができる。
【0013】かかる半回転クラッチ機構の場合、回転軸
の回転方向が逆転すると、第二クラッチ体が第一クラッ
チ体からいったん離脱して再び第一クラッチ体に噛み合
うことになる。このため、それら両クラッチ体がその周
方向において180度離れた二つの位置で互いに噛み合
うようにしておけば、ローラの傾斜方向の切り換えが完
了した両軸部同士の相対回転をほぼ完全に規制できるよ
うになる。すなわち、この場合、保持手段は、上記両ク
ラッチ体の噛み合い位置がその軸心回りの周方向におい
て180度離れた二つの位置になるように、当該両クラ
ッチ体の噛み合い部分に形成されたクラッチ歯より構成
され、上記ブレーキ筒体やゴムシューのような両軸部間
の相対回転に摩擦抵抗を付与する部材を必要としない。
【0014】上記の本発明において、左右一対のマッサ
ージローラは、相手方のマッサージローラに最も近い方
の部分が同ローラから最も遠い方の部分よりも回転軸か
ら遠ざかるように、当該回転軸に対して偏心して設けら
れていることが好ましい。このような偏心構造にする
と、両マッサージローラを非揉み姿勢にして回転軸を回
転させると、両マッサージローラの外周部が患部に対し
て交互に進出と退入を繰り返すマッサージ動作が得られ
ることになる。そして、かかるマッサージローラの外周
部の交互進退は、回転軸の回転数が比較的低速である場
合には患部をゆっくりと押す動作(指圧マッサージ)に
相当し、回転軸の回転数を比較的高速にした場合には患
部を叩く動作(叩きマッサージ)に相当することにな
る。
【0015】このように、本発明によれば、マッサージ
ローラだけで揉みマッサージ以外の指圧マッサージや叩
きマッサージを行うことができるので、構造をそれほど
複雑化することなく、揉みマッサージ以外のマッサージ
動作を行えるローラマッサージ機構を安価に得られるよ
うになる。なお、上記のような回転軸の回転数の変化
は、左右一対のマッサージローラが非揉み姿勢にある場
合に回転軸の回転速度を少なくとも二段階に変更できる
機能を駆動手段に組み込むことによって実施することが
できる。
【0016】ところで、患部やカバー部材に対するマッ
サージローラの必要以上の摩擦を防止するためには、左
右一対のマッサージローラを回転軸に対して回転自在に
連結しておくことが好ましいが、各マッサージローラと
回転軸との間の相対回転が余りに自由に行われる場合に
も、患部から受ける圧力によってマッサージローラの傾
斜方向が瞬間的に変化し、適正なマッサージ動作を行え
ない恐れがある。そこで、本発明は、左右一対のマッサ
ージローラの回転軸に対する相対回転に対して摩擦抵抗
を加えるブレーキ手段を設けることを推奨する。
【0017】また、本発明のローラマッサージ機構は左
右一対のマッサージローラ以外のマッサージ部材を追加
することを除外するものではない。例えば、回転軸にお
ける左右一対のマッサージローラが設けられている部分
よりも軸方向両端側の部分に、患部に対してローラマッ
サージを行うための多数のミニローラを設けることがで
きる。この場合には、左右一対のマッサージローラによ
る揉みや指圧マッサージの他に、患部を回転軸の軸方向
両端側に移動させることによって多数のミニローラによ
るローラマッサージを行うことができるようになる。
【0018】以上説明した本発明のローラマッサージ機
構は、比較的小型の載置式のマッサージ装置や手持ち式
のマッサージ装置、あるいは、比較的大型の立てかけ式
のマッサージ装置や椅子式のマッサージ装置等、種々の
マッサージ装置に組み込むことが可能である。この場
合、立てかけ式のマッサージ装置や椅子式のマッサージ
装置では、人体の背中領域を広い上下方向範囲でマッサ
ージする必要があるので、ローラマッサージ機構そのも
のを上下方向に沿って移動させる移動手段が設けられて
いることが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図10は、本発明の第一の
実施形態を示している。図3は、本発明に係るローラマ
ッサージ機構4を内蔵したマッサージ装置1の一例を示
すもので、この場合のマッサージ装置1は比較的小型の
偏平な載置式のものである。この載置式のマッサージ装
置1は、上方に開口する開口部2Aを有する載置式のケ
ーシング2と、このケーシング2内に収納されたローラ
マッサージ機構4とを備え、ケーシング2の開口部2A
は伸縮性を有する布材等よりなる軟質のカバー部材3に
よって閉塞されている。このマッサージ装置1は、例え
ば、仰向けに寝ころんだ人体の背中や腰あるいは太もも
やふくらはぎの下へ入れ込んだり、椅子に座った状態で
足の裏をマッサージ機構4の上に載せたりして使用する
ことができる。
【0020】上記ローラマッサージ機構4は、図1及び
図2に示すように、互いに所定間隔を置いて配置された
左右の支持ブラケット7,7を左右両端部に有する支持
フレーム8と、この支持フレーム8の両ブラケット7,
7相互間で軸受9を介して回転自在に保持された回転軸
10と、この回転軸10に対してその軸心方向に傾斜し
て設けられた左右一対のロータ12,13と、回転軸1
0を回転駆動させる駆動手段14と、を有している。こ
のうち、両ロータ12,13は、ケーシング2内の開口
部2Aに対応する位置に配置されており、回転軸10に
対して偏心して挿通されたボス部15と、このボス部1
5によって回転軸10の軸心方向に対して傾斜した状態
に保持される実質的に円板状を呈するマッサージローラ
16L,16Rとを有している。
【0021】図4に示すように、ボス部15は、円柱体
をその軸心に対して斜めに切断した形状の一対の挟持プ
レート15a,15bと、これら両挟持プレート15
a,15bの間でサンドイッチ状に保持される中央プレ
ート15cとを有している。そして、中央プレート15
cが中央部に嵌め込まれたマッサージローラ16L,1
6Rの表裏に両挟持プレート15a,15bが当接さ
れ、これらの挟持プレート15a,15bを中央プレー
ト15cに対してボルト18及びナット19で串刺し状
に締結することにより、当該ボス部15が相互に一体化
されている。
【0022】また、このボス部15は、図示しない回り
止め構造を介して回転軸10に対して相対回転不能に設
けられ、回転軸10と一体回転するようになっている。
上記中央プレート15cは円盤状に形成されており、そ
の表裏両面が各挟持プレート15a,15bの傾斜端面
に当接されている。このため、中央プレート15cは回
転軸10の軸心方向に対して傾斜していることになる。
なお、この中央プレート15cは、いずれか一方の挟持
プレート15a,15bに一体形成させてもよいし、両
方の挟持プレート15a,15bに対してそれぞれ半分
厚さずつを一体形成させてもよい。
【0023】これに対して、マッサージローラ16L,
16Rは中央孔16aを中央部に有する円板形に形成さ
れており、この中央孔16aに中央プレート15cを摺
動自在に嵌め込むことにより同プレート15cに対して
相対回転自在になっている。そのため、各マッサージロ
ーラ16L,16Rは、回転軸10の軸心方向に対して
傾斜した状態で同回転軸10に回転自在に連結されてい
る。図1に示すように、回転軸10は、左側のマッサー
ジローラ16Lを支持する第一軸部10Lと、右側のマ
ッサージローラ16Rを支持しかつ第一軸部10Lと同
軸心状に配置された第二軸部10Rと、を備えている。
このうち、第一軸部10Lは左側ロータ12の装着部分
と駆動手段14に対する貫通部分を左側から順に有し、
第二軸部10Rは右側ロータ13の装着部を有してい
る。
【0024】回転軸10は、駆動手段14と右側ロータ
13との間の位置において分断端10a(図5参照)を
介して左右の第一軸部10Lと第二軸部10Rとに分断
され、その分断端部10b及び10c同士が後述する半
回転クラッチ機構21を介して互いに連結されている。
図5及び図6に示すように、上記半回転クラッチ機構2
1は、第二軸部10Rの分断端部10cに同軸心状でか
つ回転不能に固定された筒部材20と、この筒部材20
に同軸心状でかつ回転自在に挿通された第一軸部10L
の分断端部10bに径外方向に突設されたストッパーピ
ン25と、を備えている。
【0025】筒部材20は、その軸心方向中心部を貫通
する挿通孔22を有する円筒形に形成されていて、駆動
手段14側(図5の左側)の開口縁部に、第一軸部10
Lの分断端部10bを回転自在に保持するベアリング2
3を備えている。また、筒部材20の軸方向中途部に
は、半回転分の周方向長さを有する半月状の横溝24が
形成され、この横溝24は筒部材20の外周面から挿通
孔22まで至る深さを有する。一方、回転軸10の第一
軸部10Lの分断端部10bには、セットネジの螺合等
により径外方向に突出するように固定された前記ストッ
パーピン25が設けられており、このピン25の突出端
部が前記筒部材20の横溝24内に移動可能に収納され
ている。
【0026】なお、筒部材20の右側端部には、第二軸
部10Rの分断端部10cを回り止めするための止めね
じ27が螺合するねじ孔28が設けられている。以上か
ら明らかなように、回転軸10のうち、左側のロータ1
2を支持する第一軸部10Lは、半回転クラッチ機構2
1を構成する筒部材20に対して半回転の範囲で相対回
動自在とされ、右側のロータ13を支持する第二軸部1
0Rは、同筒部材20に対して相対回転不能に固定され
ている。従って、駆動手段14によって回転軸10の第
一軸部10Lを図2及び図6の反時計回り方向へ回転さ
せたとすると、ストッパーピン25が筒部材20の半月
状横溝24の一方の径方向溝面24aに当接し、この当
接によって第二軸部10Rが第一軸部10Lとともに反
時計回りに一体回転する。
【0027】他方、この状態から第一軸部10Lを上記
とは逆の時計回り方向へ回転させると、ストッパーピン
25が横溝24内を移動して同横溝24の他方の径方向
溝面24bに当接し、この当接によって第二軸部10R
が第一軸部10Lとともに時計回りに一体回転すること
になる。そして、ストッパーピン25が一方の径方向溝
面24aから他方の溝面24b側に移動する間に、従動
側となる第二軸部10Rに設けられている右側のロータ
13が左側のロータ12に対して相対的に半回転するこ
とになる。
【0028】その結果、左右のロータ12,13の各マ
ッサージローラ16L,16Rは、図1に実線で示すよ
うに、同一の傾斜方向で互いに平行になる非揉み姿勢に
なったり、図1で二点鎖線で示すように、それらの傾斜
方向が互いに逆向きとなる揉み姿勢になったりすること
ができる。従って、前記した半回転クラッチ機構21に
より、左右一対のマッサージローラ16L,16Rをそ
れらの傾斜方向が互いに逆向きとなる揉み姿勢と、それ
らの傾斜方向が同じになる非揉み姿勢とのいずれかに切
り換える切り換え手段26が構成されている。
【0029】本実施形態では、前記各ロータ12,13
のボス部15を回転軸10から偏心させることにより、
左右一対のマッサージローラ16L,16Rが、相手方
のマッサージローラ16R,16Lに最も近い方の部分
が同ローラ16R,16Lから最も遠い方の部分よりも
回転軸10から遠ざかるように、当該回転軸10に対し
て偏心して取り付けられている。このため、両マッサー
ジローラ16L,16Rを非揉み姿勢にして回転軸を回
転させると、図9に示すように、各ローラ16L,16
Rの外周部が患部に対して交互に進出と退入とを繰り返
すマッサージ動作が得られることになる。このとき、進
出状態にあるローラ外周部と退入状態にあるローラ外周
部との出入差は15mm程度とするのが好ましい。
【0030】図2に示すように、駆動手段14は、モー
タ31と、このモータ31の駆動力を減速して回転軸1
0(第一軸部10L)に伝達する減速機32とを一体又
は別体に備えている。図1に示すように、この減速機3
2は、回転軸10がベアリング30を介して回転自在に
挿通されたギアケース29と、このギアケース29内の
回転軸10の部分に固定したウォームホイール34と、
このウォームホイール34に噛み合うようにモータ31
の出力軸33に固定されたウォーム35と、を備えてい
る。
【0031】本実施形態では、図示しない電気制御回路
によりモータ31が正逆転できるようになっており、こ
れによって回転軸10を正転と逆転とに切り換え可能に
なっている。また、当該駆動手段14の電気制御回路
は、マッサージローラ16L,16Rを非揉み姿勢にし
たときにおいて、回転軸10の回転速度を少なくとも二
段階に可変速できる機能を有する。この変速機能は段階
的に行うようにしても、無段階的に行うようにしたもの
でもよい。また、この変速機能は、モータ31を電気的
に制御する制御回路以外でも、機械的に行うもの(ギア
の組み替え等を伴ったもの)であってもよい。
【0032】そして、マッサージローラ16L,16R
が非揉み姿勢にある場合(図9の場合)において、回転
軸10の回転速度を比較的低速としたときには、両ロー
ラ16L,16Rの外周部が交互にゆっくりと進退を繰
り返すことになるので、グイッグイッといった感じで患
部を左右から指圧するような感じのする指圧マッサージ
が行われることになる。なお、このような指圧マッサー
ジを行うためには、回転軸10の回転速度を約50rp
m程度に設定すればよい。
【0033】他方、マッサージローラ16L,16Rが
非揉み姿勢にある場合(図9の場合)において、回転軸
10の回転速度を比較的高速としたときには、両ローラ
16L,16Rの外周部が交互に高速で進退を繰り返し
て患部に衝撃を加えることになるので、叩きマッサージ
が行われることになる。なお、このような叩きマッサー
ジを行うためには、回転軸10の回転速度を概ね150
rpm以上に設定すればよく、特に200rpmにすれ
ば好適な叩き感覚が得られる。
【0034】ところで、各マッサージローラ16L,1
6Rの外周部を患部に当接させた状態で回転軸10を回
転させると、従動側の第二軸部10Rに支持されている
マッサージローラ16Rの傾斜方向が患部から受ける圧
力によって瞬間的に変化してしまい、適正なマッサージ
動作を行えない恐れがある。すなわち、本実施形態のロ
ーラマッサージ機構4では、回転軸10を第一軸部10
Lと第二軸部10Rに分けてそれらの間を半回転クラッ
チ機構21で連結しているので、同機構21による第一
軸部10Lと第二軸部10Rとの間の相対回転が余りに
自由に行われると、右側のマッサージローラ16Rが患
部から受ける圧力によって従動側の第二軸部10Rが駆
動側の第一軸部10Lに対して勝手に相対回転し、揉み
姿勢又は非揉み姿勢が瞬間的に崩れた状態で両マッサー
ジローラ16L,16Rが回転してしまって適正なマッ
サージ動作が行われない場合がある。
【0035】また、患部やカバー部材3に対する必要以
上の摩擦を防止するためには、左右一対のマッサージロ
ーラ16L,16Rを回転軸10に対して回転自在に連
結しておくことが好ましいが、各マッサージローラ16
L,16Rと回転軸10との間の相対回転が余りに自由
に行われると、患部から受ける圧力によってマッサージ
ローラ16L,16Rの傾斜方向が瞬間的に変化し、こ
の場合も適正なマッサージ動作を行えない場合がある。
そこで、本実施形態では、両軸部10L,10R同士の
相対回転を摩擦によって抑制して両マッサージローラ1
6L,16Rを揉み姿勢又は非揉み姿勢に保持する保持
手段39と、左右一対のマッサージローラ16L,16
Rの回転軸10に対する相対回転に対して摩擦抵抗を加
えるブレーキ手段40とが設けられている。
【0036】このうち、保持手段39は、図5及び図6
に示すように、両軸部10L,10R間の相対回転に摩
擦抵抗を加えるブレーキ部材38よりなり、このブレー
キ部材38は、基端部が第一軸部10Lに同軸心状でか
つ回動不能に固定され、かつ、内周面が半回転クラッチ
機構21の筒部材20に摺動自在に当接されたブレーキ
筒体37から構成されている。他方、ブレーキ手段40
は、前記挟持プレート15a,15bの傾斜面をマッサ
ージローラ16L,16Rに適当な圧力で押し付けるこ
とによって構成されている。
【0037】このように、本実施形態では、上記ブレー
キ筒体37によって第一軸部10Lと筒部材20との間
の相対回転に摩擦によるブレーキ作用が付与されなが
ら、その両者の相対回転が許容されている。なお、ブレ
ーキ筒体37の基端部は、第一軸部10Lに径内方向に
打ち込まれた止めピン37Bによって同軸部10Lに固
定されている。この場合、患部のマッサージを行ってい
る際に従動側の第二軸部10Rに支持されているマッサ
ージローラ16Rが患部から圧力を受けても、ブレーキ
筒体37によるブレーキ作用によって従動側のマッサー
ジローラ16Rの傾斜方向が不意に変化して揉み姿勢又
は非揉み姿勢が瞬間的に崩れるのが防止され、両マッサ
ージローラ16L,16Rを適正な揉み姿勢又は非揉み
姿勢に維持した状態で良好なマッサージを行える。
【0038】しかして、上記ブレーキ筒体37よりなる
ブレーキ部材38により、切り換え手段26による切り
換えが完了した両軸部10L,10R同士の相対回転を
摩擦によって抑制して両マッサージローラ16L,16
Rを揉み姿勢又は非揉み姿勢に保持する保持手段39が
構成されている。なお、ブレーキ部材38は、両軸部1
0L,10R間の相対回転に摩擦抵抗を加えるものであ
ればよく、上記ブレーキ筒体37以外にも、筒部材20
の内周面と第一軸部10Lの分断端部10bとの間に介
在したゴムシューによって構成することもできる。
【0039】また、図7に示すように、筒部材20とブ
レーキ筒体37との間に、それらの間の摩擦抵抗を増大
させるゴムシュー37Aを介在させることもできる。こ
の場合、ゴムシュー37Aによって第一軸部10Lと第
二軸部10Rとの間の相対回転に適度な回転抵抗を付与
することができ、左右のマッサージローラ16L.16
Rの姿勢保持機能をより確実に期待できる。一方、図8
は、図5〜図7の場合とは別の切り換え手段26及び保
持手段39を採用した半回転クラッチ機構21を示して
いる。
【0040】図8に示すように、この場合の半回転クラ
ッチ機構21は、第一軸部10Lの端部に固定された第
一クラッチ体81と、第二軸部10Rの端部に半回転の
範囲で回転自在でかつ軸方向移動自在に挿通されており
第一クラッチ体81に着脱自在に噛み合う第二クラッチ
体82と、回転軸10が正転又は逆転した当初に第二ク
ラッチ体82を第一クラッチ体81からいったん離脱さ
せてから再度そのクラッチ体に噛み合わせるカム手段8
3と、を備えている。上記第一及び第二クラッチ体8
1,82の各クラッチ歯84は、その軸心回りの周方向
において四等分された範囲で凹部85Aと凸部85Bが
入れ代わる形状に形成されており、このため、当該第一
クラッチ体81と第二クラッチ体82は、その軸心回り
の周方向において180度離れた二つの位置で互いに噛
み合うようになっている。
【0041】一方、カム手段83は、第二クラッチ体8
2の外周壁部に形成した「く」の字状のカム孔86と、
第二軸部10Rの端部に径方向に打ち込んだカムピン8
7とからなり、このカムピン87の突出端部は前記カム
孔86内に移動自在に収納されている。そして、図8に
示すように、当該「く」の字状のカム孔87は、その中
央の屈曲部分が第一クラッチ体81側(図8の左側)に
位置し、両端部分が第一クラッチ体81とは反対側(図
8の右側)に位置するように、第二クラッチ体82の外
周壁部に配置さている。
【0042】また、第二クラッチ体82は、第二軸部1
0Rに外嵌された付勢ばね88によって常に第一クラッ
チ体81側に向けて付勢されている。かかる図8の半回
転クラッチ機構21の場合、図8の矢印A方向に正転し
ている回転軸10が矢印B方向の逆転に転じると、カム
ピン87から受ける反力によって第二クラッチ体82が
カム孔86に沿って第一クラッチ体81とは反対側に移
動してこれに対する噛み合いがいったん解かれ、カムピ
ン87がカム孔86の屈曲部分を越えた時点で第二クラ
ッチ体82が第一クラッチ体81側に戻って再び同クラ
ッチ体81に噛み合うことになる。
【0043】なお、図8の矢印B方向に逆転している回
転軸10が矢印A方向の正転に転じる場合も、上記と同
様に、第二クラッチ体82は第一クラッチ体81からい
ったん離脱してから再び第一クラッチ体81に噛み合う
ようになっている。そして、それら両クラッチ体81,
82のクラッチ歯84は、その周方向において180度
離れた二つの位置で互いに噛み合うようになっているの
で、マッサージローラ16L,16Rの傾斜方向の切り
換えが完了した両軸部10L,10R同士の相対回転
が、当該クラッチ歯84によってほぼ完全に規制される
ことになる。
【0044】すなわち、図8に示す半回転クラッチ機構
21では、噛み合い位置が軸心回りの周方向において1
80度離れた二つの位置になるように両クラッチ体8
1,82の噛み合い部分に形成されたクラッチ歯84に
より、両軸部10L,10R同士の相対回転を規制する
保持手段39が構成されており、従って、この場合には
図5〜図7に示すブレーキ筒体37やゴムシュー37A
のような両軸部10L,10R間の相対回転に摩擦抵抗
を付与する部材を必要としない。上記構成を有するマッ
サージ装置1において、回転軸10を正転方向(図2及
び図6に示す向きにおいて反時計回り)に回転させる
と、両ロータ12,13のマッサージローラ16L,1
6Rが互いに平行になる非揉み姿勢で回転し、図9に示
すように、同ローラ16L,16Rの外周部が患部に対
して交互に進出と退入とを繰り返すようになる。
【0045】このとき、回転軸10の回転速度を比較的
低速(50rpm前後)に調節すると、患部を交互にゆ
っくりと押圧する指圧マッサージが行われ、回転軸10
の回転速度を比較的高速(150rpm以上で200r
pm程度とするのが好適)に調節すると、患部に交互に
衝撃を加える叩きマッサージが行われる。一方、回転軸
10を逆転方向(図2及び図6に示す向きにおいて時計
回り)に回転させると、両ロータ12,13のマッサー
ジローラ16L,16Rが揉み姿勢で回転し、図10に
示すように、同ローラ16L,16Rの外周部が徐々に
相互近接しつつ進出し、かつ、続けて徐々に相互離反し
つつ退入するため、揉みマッサージが行われることにな
る。
【0046】なお、この揉みマッサージのときの回転軸
10の回転数は概ね50〜60rpmとするのが好適で
ある。このように、本実施形態のマッサージ装置1によ
れば、回転軸10の回転方向を切り換えるだけで、揉み
マッサージとそれ以外のマッサージ動作を行うことがで
きる。また、非揉み姿勢において回転軸10の回転速度
を変更するだけで、指圧マッサージと叩きマッサージを
行うことができ、結局、一種類のマッサージローラ16
によって三種類のマッサージ動作を得ることができる。
【0047】また、上記の各マッサージ動作を行う場合
において、前記保持手段39が両軸部10L,10R同
士の相対回転を抑制又は規制して両マッサージローラ1
6L,16Rを揉み姿勢又は非揉み姿勢に保持するの
で、患部のマッサージを行っている際に従動側の軸部1
0Rに支持されているマッサージローラ16Rが患部か
ら圧力を受けても、従動側のマッサージローラ16Rの
傾斜方向が不意に変化して揉み姿勢又は非揉み姿勢が瞬
間的に崩れるのが防止される。このため、本実施形態の
マッサージ装置1によれば、両マッサージローラ16
L,16Rを適正な揉み姿勢又は非揉み姿勢に維持した
状態で、良好なマッサージを行うことができる。
【0048】図11は、本発明の第二の実施形態を示し
ている。この実施形態のマッサージ装置は、座席部41
と、この座席部41の端部に立設された背凭れ部42
と、この背凭れ部42の内部に収納された図1に示す前
記ローラマッサージ機構4と、を備えた椅子式のマッサ
ージ装置43である。なお、ローラマッサージ機構4
は、背凭れ部42だけでなく、座席部41やットレスト
(図示略)に組み込むこともできる。ローラマッサージ
機構4を背凭れ部40に組み込む場合には、同機構4を
上下方向に沿って移動させる移動手段を設けるようにす
れば、後頭部から背中及び腰にわたる広い範囲でマッサ
ージを行うことができる。
【0049】図12及び図13は、本発明の第三の実施
形態を示している。この実施形態のマッサージ装置は、
表面側(図12の上側)に開口する開口部51を有しか
つ左右両側に手持ち部52を有する手持ち式のケーシン
グ53と、このケーシング53内に収納されたローラマ
ッサージ機構4と、を備えた手持ち式のマッサージ装置
54である。この場合のケーシング53は、上面側に左
右一対の開口部51,51を備え、この各開口部51,
51に左右のマッサージローラ16L.16Rがそれぞ
れ収納されて、ケーシング53の上面側に突出してい
る。なお、カバー部材3は、各開口部51,51をそれ
ぞれ閉塞するために左右に分離されている。
【0050】また、図13に示すように、本実施形態の
ブレーキ手段40は、マッサージローラ16L,16R
の表裏両側に配置されたリングばね55よりなる。この
リングばね55は、挟持プレート15a,15bとマッ
サージローラ16L,16Rとの間の隙間に介装され、
同ローラ16L,16Rの回転軸10回りの回転に対し
て摩擦抵抗を付与している。手持ち部52は、ケーシン
グ53の左右両側に一体に形成された円筒状部分よりな
り、この円筒状部分を両手で持って他人の背中に押し付
けることにより、その背中をマッサージすることができ
る。
【0051】また、本実施形態のマッサージ装置54
は、図12に示すようにマッサージローラ16を上に向
けた状態で床面等に載置することもできるので、小型の
載置式のマッサージ装置としても使用することができ
る。図14及び図15は、本発明の第四の実施形態を示
している。この実施形態のマッサージ装置も、第一の実
施形態と同様に、上方に開口する開口部2Aを有する載
置式のケーシング2と、このケーシング2内に収納され
たローラマッサージ機構4と、を備えた載置式のマッサ
ージ装置1であるが、次の点で第一の実施形態と異な
る。
【0052】すなわち、本実施形態のローラマッサージ
機構4は、回転軸10における左右一対のマッサージロ
ーラ16L,16Rが設けられている部分よりも軸方向
両端側の部分に、患部に対してローラマッサージを行う
ための多数のミニローラ57を備えており、このミニロ
ーラ57は、回転軸10の周囲を取り囲むように固定さ
れた複数本の回転シャフト58に一定間隔おきに設けら
れている。このため、足のふくらはぎ等をマッサージ機
構4の軸方向両端部に載置するようにすれば、マッサー
ジローラ16による揉みマッサージ等の他にも、多数の
ミニローラ57が患部を転がってマッサージするローラ
マッサージを行うことができる。
【0053】また、この場合のマッサージ機構4では、
モータ31と減速機32よりなる駆動手段14が回転軸
10の左端部に連結され、ケーシング2の左側部分に収
納されている。更に、半回転クラッチ機構21は外周面
にマッサージ突起60を有する樹脂製のスリーブ59で
覆われており、これによって、カバー部材3がケーシン
グ2内に撓んだときに半回転クラッチ機構21に巻き込
まれないようにしている。図16〜図19は、本発明の
第五の実施形態を示している。
【0054】この実施形態のマッサージ装置61は、人
体の背中領域に実質的に対応する長手方向寸法を備えか
つ裏面を壁面W側に向けるようにして同壁面Wに対して
立てかけることができる独立した単体のケーシング62
を有する立てかけ式のものであり、このケーシング62
内に前記ローラマッサージ機構4を上下動自在に備えて
いる。この場合のケーシング62は、表面側に開口する
縦長の開口部63を有する全体形状が偏平な縦長の箱型
に形成れており、図18に示すように部屋の隅の壁面W
や、図19に示すように椅子64の背凭れ部の壁面Wに
立てかけることができる。
【0055】このように、ケーシング62が壁面Wに立
てかけ可能な偏平な縦長の箱型に形成されているので、
図18や図19に示すように壁面Wに立てかけて使用す
ることにより、椅子型のマッサージ装置43の場合と同
様に背中を広範囲に渡ってマッサージすることができ
る。その一方で、椅子型のマッサージ装置43とは異な
りケーシング62が偏平な縦長の箱型に形成されている
ので、不要なときは部屋の隅や家具の間等の狭いところ
に収納することができ、椅子型のマッサージ装置43と
ほぼ同様の機能を有するコンパクトなマッサージ装置を
安価に得ることができる。
【0056】図17に示すように、ケーシング62の内
部には前記ローラマッサージ機構4を上下方向に沿って
移動させる移動手段65が設けられている。この移動手
段65は、ケーシング2の幅方向両側に配置された左右
一対のガイドレール66と、マッサージ機構4の支持フ
レーム8の四隅に配置されかつガイドレール66に転動
自在に嵌め込まれたガイドローラ67と、支持フレーム
8に固定したねじ筒68に挿通された送りねじ軸69
と、この送りねじ軸69を駆動する移動用モータ70
と、を備えている。
【0057】送りねじ軸69は、ケーシング61のほぼ
中央部に回転自在でかつ軸方向移動不能に支持されてお
り、この送りねじ軸69の外周部に前記ねじ筒68が螺
合している。このため、移動用モータ70で送りねじ軸
69を回転させると、ねじ筒68を介して支持フレーム
8がガイドレール66に沿って上下に移動し、これによ
ってマッサージローラ16L,16Rによるマッサージ
位置を変更できるようになっている。なお、ガイドレー
ル66の上下端部には、マッサージ機構4の上下動限界
を検出するためのリミットスイッチ71が設けられてい
る。また、左側のガイドレール66の更に左側には、マ
ッサージ機構4のモータ31の電線72が螺旋状に巻き
付けられたガイドシャフト73が固定されている。この
ため、マッサージ機構4が上下動を繰り返す際に電線7
2がケーシング2内で緩んでも、その緩んだ電線72が
予想しない方向に入り込むことに伴う断線故障を未然に
防止できる。
【0058】また、本実施形態では、マッサージモータ
31を移動用モータ70の反対側(図15の上側)に突
出させているので、これらの両モータ31,70同士の
干渉を避けるためのデッドスペースを設ける必要がな
く、ケーシング62の上下寸法もコンパクトになる。な
お、上記した第二〜第五の実施形態の説明では、第一の
実施形態の場合と機能ないし構造が同じ部材について
は、第一の実施形態の場合と同一の符号を図面に付すこ
とにより、冗長な重複説明を省略している。
【0059】本明細書に記載した各実施形態は本発明の
例示であってこれを限定解釈するためのものではない。
すなわち、本発明の範囲は以下に記載される請求の範囲
によって示され、それらの各請求項に意味に入るすべて
の変形例や同請求項の均等物は本発明に含まれるもので
ある。例えば、マッサージローラ16の姿勢を切り換え
るための構造として、回転軸10に分断部10aを設け
てここに半回転クラッチ機構21を用いたものを説明し
たが、これ以外の機械的な切換構造や電磁的なクラッチ
機構、又は手動の切換機構等を採用するようにしてもよ
い。
【0060】また、マッサージローラ16は、全体形状
が実質的に円板形であれば種々の形状変更が可能であ
り、単なる円板形のものに限定されず、楕円板状や多角
形板状のものを採用することもできる。更に、本発明の
マッサージ機構4は、ベッドタイプのマッサージ装置に
組み込むこともできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保持手段が両軸部同士の相対回転を抑制又は規制して両
マッサージローラを揉み姿勢又は非揉み姿勢に保持する
ので、マッサージを行っている最中にローラの傾斜方向
が不意に変化して揉み姿勢又は非揉み姿勢が瞬間的に崩
れるのが防止され、揉み姿勢又は非揉み姿勢のいずれに
おいても適正なマッサージ動作を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、図2のA−A線方向から見た場合のロ
ーラマッサージ機構の正面図である。
【図2】図2は、図3のマッサージ装置を左側から見た
側面断面図である。
【図3】図3は、載置式のマッサージ装置の斜視図であ
る。
【図4】図4は、ローラを分解して示す断面図である。
【図5】図5は、半回転クラッチ機構の拡大断面図であ
る。
【図6】図6は、図5のB−B線断面図である。
【図7】図7は、半回転クラッチ機構の変形例を示す拡
大断面図である。
【図8】図8は、半回転クラッチ機能の他の変形例を示
す拡大正面図である。
【図9】図9は、非揉み姿勢にあるマッサージローラの
マッサージ動作を示すための作用説明図である。
【図10】図10は、揉み姿勢にあるマッサージローラ
のマッサージ動作を示すための作用説明図である。
【図11】図11は、椅子式のマッサージ装置の概略を
示す側面図である。
【図12】図12は、手持ち式のマッサージ装置の斜視
図である。
【図13】図13は、手持ち式のマッサージ装置の正面
断面図である。
【図14】図14は、他の載置式のマッサージ装置の斜
視図である。
【図15】図15は、他の載置式のマッサージ装置の内
部構造を示す平面図である。
【図16】図16は、立てかけ式のマッサージ装置の斜
視図である。
【図17】図17は、立てかけ式のマッサージ装置の内
部構造を示す正面図である。
【図18】図18は、立てかけ式のマッサージ装置の使
用状態の一例を示す側面図である。
【図19】図19は、立てかけ式のマッサージ装置の使
用状態の一例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 載置式のマッサージ装置 2 ケーシング 2A 開口部 4 ローラマッサージ機構 10 回転軸 10L 第一軸部 10R 第二軸部 14 駆動手段 20 筒部材 21 半回転クラッチ機構 24 横溝 25 ストッパーピン 26 切り換え段 37 ブレーキ筒体 37A ゴムシュー 38 ブレーキ部材 39 保持手段 40 ブレーキ手段 41 座席ブレーキ 42 背凭れ部 43 椅子式のマッサージ装置 51 開口部 52 手持ち部 53 ケーシング 54 手持ち式のマッサージ装置 57 ミニローラ 61 立てかけ式のマッサージ装置 62 ケーシング 63 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−66084(JP,A) 特開 平5−111518(JP,A) 特開 平7−213573(JP,A) 特開 昭61−247455(JP,A) 特開 昭59−28963(JP,A) 実開 平2−109628(JP,U) 特公 平4−78307(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 15/00 A61H 7/00 A61H 39/04

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同軸心状に配置された左右一対の
    第一及び第二軸部(10L,10R)を有する回転軸
    (10)と、 この各軸部(10L,10R)の中途部にそれぞれ軸心
    方向に対して傾斜して設けられた左右一対のマッサージ
    ローラ(16L,16R)と、 前記回転軸(10)を回転駆動する駆動手段(14)
    と、 前記両軸部(10L,10R)同士を相対回転させるこ
    とにより、前記左右一対のマッサージローラ(16L,
    16R)の傾斜方向が互いに逆向きとなる揉み姿勢と、
    それらの傾斜方向が同じになる非揉み姿勢とのいずれか
    に切り換える切り換え手段(26)と、 前記切り換え手段(26)による切り換えが完了した両
    軸部(10L,10R)同士の相対回転を抑制又は規制
    して前記両マッサージローラ(16L,16R)を揉み
    姿勢又は非揉み姿勢に保持する保持手段(39)と、 を備えているローラマッサージ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記切り換え手段(26)は、前記第一軸部(10L)
    と第二軸部(10R)が互いに相対回転する範囲をほぼ
    半回転に規制する半回転クラッチ機構(21)よりな
    る。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記半回転クラッチ機構(21)は、前記第二軸部(1
    0R)の端部に同軸心状でかつ回転不能に固定されてお
    りしかも半回転分の周方向長さを有する横溝(24)を
    外周部に備えている筒部材(20)と、 前記筒部材(20)に同軸心状でかつ回転自在に挿通さ
    れた前記第一軸部(10L)の端部に径外方向に突設さ
    れておりしかもその突出端部が前記横溝(24)内に収
    納されているストッパーピン(25)と、を備えてい
    る。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記保持手段(39)は、前記両軸部(10L,10
    R)間の相対回転に摩擦抵抗を加えるブレーキ部材(3
    8)よりなる。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記ブレーキ部材(38)は、基端部が前記第一軸部
    (10L)に同軸心状でかつ回動不能に固定され、か
    つ、内周面が前記半回転クラッチ機構(21)の筒部材
    (20)に摺動自在に当接されたブレーキ筒体(37)
    よりなる。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記筒部材(20)と前記ブレーキ筒体(37)との間
    に、それらの間の摩擦抵抗を増大させるゴムシュー(3
    7A)が介在されている。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記半回転クラッチ機構(21)は、前記第一軸部(1
    0L)の端部に固定された第一クラッチ体(81)と、 前記第二軸部(10R)の端部に半回転の範囲で回転自
    在でかつ軸方向移動自在に挿通されており前記第一クラ
    ッチ体(81)に着脱自在に噛み合う第二クラッチ体
    (82)と、 前記回転軸(10)が正転又は逆転した当初に前記第二
    クラッチ体(82)を前記第一クラッチ体(81)から
    いったん離脱させてから再度そのクラッチ体(81)に
    噛み合わせるカム手段(83)と、を備えている。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のローラマッサージ機構
    において、 前記保持手段(39)は、前記両クラッチ体(81,8
    2)の噛み合い位置がその軸心回りの周方向において1
    80度離れた二つの位置になるように、当該両クラッチ
    体(81,82)の噛み合い部分に形成されたクラッチ
    歯(84)よりなる。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のローラ
    マッサージ機構において、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)
    は、相手方のマッサージローラ(16R,16L)に最
    も近い方の部分が同ローラ(16R,16L)から最も
    遠い方の部分よりも前記回転軸(10)から遠ざかるよ
    うに、当該回転軸(10)に対して偏心して設けられて
    いる。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のロー
    ラマッサージ機構において、 前記駆動手段(14)は、前記左右一対のマッサージロ
    ーラ(16L,16R)が非揉み姿勢にある場合に前記
    回転軸(10)の回転速度を少なくとも二段階に変更で
    きる機能を備えている。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載のロ
    ーラマッサージ機構において、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)は
    前記各軸部(10L,10R)に対して回転自在に連結
    され、この左右一対のマッサージローラ(16L,16
    R)の当該各軸部(10L,10R)に対する相対回転
    に対して摩擦抵抗を加えるブレーキ手段(40)が設け
    られている。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載のロ
    ーラマッサージ機構において、 前記回転軸(10)における前記左右一対のマッサージ
    ローラ(16L,16R)が設けられている部分よりも
    軸方向両端側の部分に、患部に対してローラマッサージ
    を行うための多数のミニローラ(57)が設けられてい
    る。
  13. 【請求項13】 上方に開口する開口部(2A)を有す
    る載置式のケーシング(2)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記開口部(2A)に対応するように当該ケーシング
    (2)内に収納された請求項1〜12のいずれかに記載
    のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている載置式のマッサージ装置。
  14. 【請求項14】 表面側に開口する開口部(51)を有
    しかつ左右両側に手持ち部(52)を有する手持ち式の
    ケーシング(53)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記開口部(2A)に対応するように当該ケーシング
    (53)内に収納された請求項1〜12のいずれかに記
    載のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている手持ち式のマッサージ装置。
  15. 【請求項15】 人体の背中領域に実質的に対応する長
    手方向寸法を備え、かつ、裏面を壁面(W)側に向ける
    ようにして同壁面(W)に対して立てかけることができ
    る独立した単体のケーシング(62)であって、表面側
    に開口する開口部(63)を有する立てかけ式のケーシ
    ング(62)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記開口部(63)に対応するように当該ケーシング
    (62)内に収納された請求項1〜12のいずれかに記
    載のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている立てかけ式のマッサージ装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のマッサージ装置に
    おいて、 前記ローラマッサージ機構(4)を上下方向に沿って移
    動させる移動手段(65)が設けられている。
  17. 【請求項17】 座席部(41)と、 この座席部(41)の端部に立設された背凭れ部(4
    2)と、 前記左右一対のマッサージローラ(16L,16R)が
    前記背凭れ部(42)の幅方向中央部に対応するように
    当該背凭れ部(42)の内部に収納された請求項1〜1
    2のいずれかに記載のローラマッサージ機構(4)と、 を備えている椅子式のマッサージ装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のマッサージ装置に
    おいて、 前記ローラマッサージ機構(4)を上下方向に沿って移
    動させる移動手段が設けられている。
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