JP3389670B2 - 2次電池の直列接続回路 - Google Patents
2次電池の直列接続回路Info
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Description
池等の非水溶媒系2次電池による組電池に関し、特に非
水溶媒系2次電池等を直列接続した組電池の過充電・過
放電を防止する2次電池の直列接続回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のリチュウム電池等の非水溶媒系2
次電池の過充電・過放電を防止する装置としては、特開
平4−331425号、あるいは特開昭61−2061
79号に開示されているものがある。図10は従来の過
充電・過放電防止装置の構成図であり、2個のリチウム
イオン2次電池21a、21bを直列接続した組電池の
例を示している。一般的に、リチウムイオン電池は自己
放電が小さく充電効率が高いなどの利点を有するが、正
極、負極の活物質、有機電解液間の化学反応によって決
まる設計電圧(または充電終止電圧等の設定電圧)があ
り、設計電圧を超えて充電することを過充電と呼び、過
充電を行うと負極上でのLi金属の析出や、正極活物質
の分解により生ずるコバルトイオンによるCo金属、あ
るいはコバルト化合物の析出、有機電解液の分解が生
じ、正負極のショ−トや著しい電池性能の劣化を招くの
で過充電は避けなければならないとされている。 【0003】放電の場合も極集電体(Cu)の溶解電圧
(または放電終止電圧)以下まで放電することを過放電
と呼び、過放電では銅Cuがイオン化して電解液中に溶
出することにより、集電機能が低下して極活物質の脱落
が生じ、過充電の場合と比較すればダメ−ジは小さいも
のの、溶出した銅イオンによる正負極のショ−ト、電池
容量の低下などを招くので、過放電も避けなければなら
ない。このような過充電・過放電を避けるために、図1
0の回路では、共通端子30と充電端子31間に充電用
電源を接続して、スイッチ手段23をONしてリチウム
イオン電池21a、21bを充電する際、電圧検出器2
4a、24bにより各電池電圧をチェックしていずれか
一方の電池が設定電圧を超えると、FETやSSRで構
成するスイッチ手段23をOFFし、充電電流を遮断す
ることにより過充電を避けるようにしている。一方、放
電時はスイッチ手段25をONして、電圧検出器26に
より放電電圧をチェックし、溶解電圧以下になったらス
イッチ手段25をOFFして過放電を避けるようにして
いる。 【0004】図11は従来のリチウム2次電池の直列接
続回路の構成図であり、リチウムを負極として、正極に
活性炭または2硫化チタン・マンガン酸化物などを用い
たリチウム2次電池41a、41b、…、41nを複数
個直列に接続して使用する場合に、各電池に充電電圧が
均等に配分されず充電特性にバラツキが生じて電池性能
が劣化する問題を避けるため、各電池に並列に定電圧回
路(ツェナ−ダイオ−ド等)ZDa、ZDb、…、ZD
nを接続して、これら定電圧回路による電圧検出により
バラツキを抑止しようとするものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すリチウムイオン2次電池の従来例においては、放
電時は総電圧が溶解電圧以下になったら放電を停止し、
充電時は各電池のいずれか1個でも満充電に達したら充
電を終了するという構成であって、温度分布の不均一等
の原因による各電池の充・放電効率の違いで発生するD
OD(Depthof discharge:放電深度
%表示)のバラツキ増加を抑える機能が用意されていな
い。 【0006】従って、図12の組電池の充・放電効率説
明図に示すように、2個のリチウムイオン2次電池A、
Bを直列に組電池状態で使用する場合は、低い方の電池
容量によって使用できる容量が規定されてしまうため
に、DODのバラツキによって第1回目の充電時、電池
Aが100Ah、電池Bが99Ahであって使い切るも
のとすれば、電池A、Bとも使用容量は99Ahである
から、放電作動の際に電池Aは1Ah分無駄になり、第
10回目では9.5Ah分を無駄にしていることにな
り、このようにDODのバラツキの増加によって、組電
池として使用できるエネルギ−量が減ってしまうという
問題がある。 【0007】またリチウムイオン2次電池は過充電によ
る容量劣化度(寿命)が大きく、図13の過充電サイク
ル特性図に示すように、定電流・定電圧充電を行った場
合、定電圧の設定値が4.2Vから4.3Vへ0.1V
増加しただけで、100サイクル目の容量劣化率が2.
5%から10%台に増加し、設定電圧0.1V(4.2
Vに対して2.4%)の誤差によって寿命が1/4に低
下してしまい、DODのバラツキ増加によって電池寿命
が著しく短縮されるという問題がある。それに対し、過
放電による容量劣化の程度は小さく、図14の過放電サ
イクル特性図に示すように、放電終止電圧(溶解電圧)
が2.5Vから1.0Vになっても、100サイクル目
の容量劣化率は2.5%から6%の増加に止まり、放電
終止電圧1.5V(2.5Vに対して60%)の誤差で
も寿命が1/2に低下するに止まる。 【0008】図11のリチウム2次電池の場合も、各電
池41a、41b、…、41nに並列に接続した定電圧
回路によって電圧検出しているので、例えば図15の
(a)ように3個のリチウム2次電池E、F、Gを直列
接続して定電圧回路としてツェナ−ダイオ−ドによって
電圧検出する際、どうしてもツェナ−ダイオ−ドと周辺
のバラツキ等により電圧検出レベルに誤差が発生する。 【0009】いま誤差により、電池Eは0.1V低く検
出してしまうものとすれば、図15の(b)に示すよう
に、満充電時の実際電圧は4.3Vになり、電池Fは正
確な場合で実際電圧は4.2V、そして電池Gは0.1
V高く検出してしまうものとして実際の充電電圧は4.
1Vになるとすると、この状態で満充電したリチウム2
次電池E(110Ah)、F(100Ah)、G(90
Ah)を直列組電池として使用する際は、最低の電池G
の電池容量90Ahが使用容量となり、電池Fの実際の
容量100Ahに対して90%の容量分しか使用できな
いことになる。また、この場合には、電池Eが過充電状
態になるので真っ先に寿命が短くなる。すなわち、電圧
検出のバラツキによって組電池として使用できるエネル
ギ−量が減り、電池寿命が短縮されるという問題があ
る。 【0010】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであり、DODおよび電圧検出等のバラツキを補正し
て、組電池として使用できるエネルギ−量の減少を防止
し、過充電によって電池寿命が短縮される確率を低下さ
せるようにした2次電池の直列接続回路を提供すること
を目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】このため本発明は、DO
Dに応じて端子電圧が変化する2次電池を複数個直列に
接続して構成する組電池において、各2次電池を並列接
続に切り替え可能の直並列切替スイッチと、直並列切替
スイッチにより各2次電池の直列接続を並列接続に切り
替えてDODを揃えてから直列接続に戻す制御手段と、
組電池の両端に接続されて組電池を充電する充電手段と
を備え、制御手段により直列接続に戻した後、充電手段
による充電を開始するように構成されたものとした。 【0012】 【作用】本発明では、直並列切替スイッチにより各2次
電池の直列接続を並列接続に切り替えることにより各2
次電池のDODが揃うので、その後再び直列接続に戻し
て充電を行なうことができる。 【0013】 【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例に係る2次電池の直
列接続回路の構成図である。複数(n個)の2次電池1
a、1b、…、1nを直列接続して組電池状態とし、直
列接続の放電抵抗2aおよび放電用トランジスタ3a、
放電抵抗2bおよび放電用トランジスタ3b、そして放
電抵抗2nおよび放電用トランジスタ3nの各放電スイ
ッチ回路(バイパス回路)を、2次電池1a、1b、
…、1nのそれぞれに並列に接続している。 【0014】同じく2次電池1a、1b、…、1nそれ
ぞれに並列に接続して、各電池の電圧を検知する電圧検
出器4a、4b、…、4nと、各電圧検出器の電圧検出
値を入力してDODを検出し、放電用トランジスタ3
a、3b、…、3nをON/OFFして各2次電池1
a、1b、…、1nを独立に放電させる制御用のコント
ロ−ラ5と、充電時に組電池に充電電圧・電流を印加す
るための充電器7と、コントロ−ラ5の制御信号により
充電器7の出力をON/OFFするコンタクタ6と、充
電動作開始用の充電信号スイッチ8とで構成されてい
る。 【0015】図2は図1に示す実施例の動作のフロ−チ
ャ−トである。まず、ステップ101において、コント
ロ−ラ5で、充電シ−ケンス(充電動作)をスタ−トさ
せる充電信号スイッチ8の状態をチェックし、充電動作
を開始するか否かを判断する。なお、一般に充電器は電
池とは別置きなので、充電器と電池を接続するコネクタ
の接続動作に同期して、スイッチ8をON/OFFさせ
てもよい。そして、充電信号スイッチ8がONの場合は
ステップ102へ進み、電圧検出器4a、4b、…、4
nにより検出される各2次電池1a、1b、…、1nの
電圧をチェックする。これにより、各電池のDODが検
出される。(電圧検出手段の動作に相当) 【0016】すなわち、DODは図3に示すような電池
電圧と放電電流をパラメータとする特性図により求めら
れる。2次電池1aを例にとれば、放電用トランジスタ
3aがONしているときの当該放電スイッチ回路の放電
抵抗2aの抵抗値をR、電圧検出器4aで検出した2次
電池1aの電圧をVとして、放電スイッチ回路を流れる
放電電流値Iは、 I=V/R で求められ、これらIとVに基づいて上記特性図から読
み取ることができる。 【0017】なお、特性は各2次電池の内部抵抗により
異なり、電池の製造上のばらつきや劣化によって内部抵
抗は一定ではないので、負荷への放電の際、負荷電流と
電池電圧から個々の内部抵抗を求めておき、補正するよ
うにすればよい。ただし、適用対象によって、各2次電
池の内部抵抗を同一とみなし、放電用トランジスタがO
Nの状態でDOD100%になる電圧を固定的に設定
し、その電圧に達したらDOD100%とするものとし
て、設定作業を簡単なものとすることもできる。 【0018】ステップ103では、各2次電池1a、1
b、…、1nの中で、DODが小さく電圧が予め設定さ
れた放電終止電圧以上の電池例えば1aに関して、コン
トロ−ラ5より制御信号が送出され、その電池の放電用
トランジスタ3aをONさせて放電抵抗2aとの放電ス
イッチ回路を介して独立に放電させる。一方、DODが
大きく電圧が予め設定された放電終止電圧以下の電池
は、ONして放電させると過放電になるので、これを避
けるためその電池の放電用トランジスタはOFFのまま
とする。そしてステップ104において、各電池の電圧
が放電終止電圧になってDODが揃ったかどうかがチェ
ックされる。各電池のDODがまだ不揃いの場合(すな
わち、放電終止電圧になっていないとき)は、ステップ
102以降の処理を繰り返し、DODが揃ったら次のス
テップ105へ進む。このとき、放電用トランジスタ3
a、3b、…、3nはすべてOFFになる。(放電手段
の動作に相当) 【0019】ステップ105では、各電池のDODを揃
える上記独立放電処理の完了により、コントロ−ラ5か
らの制御信号によりコンタクタ6がONされ、充電器7
より2次電池1a、1b、…、1nへ充電電圧・電流を
印加して充電が開始される。そしてステップ106で、
コントロ−ラ5での各電圧検出器4a、4b、…、4n
の電圧検出により、各2次電池1a、1b、…、1nの
中で、その正極、負極の活物質、有機電解液間の化学反
応等によって決まる設計電圧(または充電終止電圧等の
設定電圧)に達した電池があるかがチェックされる。設
定電圧に達したものがない間はこのチェックが繰り返さ
れ、設定電圧に達した電池が発生したらステップ107
へ進む。ステップ107では、コンタクタ6を0FFし
て充電を終了する。(充電手段の動作に相当) 【0020】以上のように構成された本実施例において
は、放電後(電池使用後)に各2次電池の独立放電によ
りDODを揃えるようにしたので、検出器等の誤差をあ
る程度見込んでも、図10、図12の従来例の場合のよ
うにDODの差が広がり、使用できるエネルギ−量が減
って行くような事態が防止される。 【0021】なお、図11、図15の従来例でも、各電
池に接続されたツェナーダイオードにより印加電圧が制
限され、所定電圧になった以降DODの大きさの順で充
電電流が減少するのでDODを揃える方向に進む。しか
し、図5に示されるように、充電時よりも放電時の方が
内部抵抗が大きくなるので、同じ電流であれば、V=I
・RによりDODの変化に対する電圧の変化は放電時の
方が大きい。このため、同じ精度の電圧検出器を用いて
も上記従来例によるよりはDODの不揃いを小さく収め
ることができる。また、温度ドリフトなどによって電圧
検出器のゼロ点がずれたりして、図4に示すような電圧
検出レベルに誤差があるような場合にも、図3の放電特
性図に示されるように、DODが大になるにしたがって
電圧低下の傾きが大きくなるため、このDOD大の領域
で合わせることによりDODの不揃いを容易に小さくで
きる。 【0022】なお、第2の実施例として、図2のステッ
プ103、104の処理において、各2次電池1a、1
b、…、1nのDODを揃えるための放電を、放電終止
電圧まで全ての電池を放電させるかわりに、放電後(使
用後)の最低電圧の電池を基準にして各電池をそれに合
わせて放電させ揃えるようにすれば、充電時間の短縮と
充電に要するエネルギ−量の節約が可能になる。 【0023】さらに本発明の第3の実施例として、第1
の実施例の図2に示したステップ106、107におけ
る充電処理において、各2次電池1a、1b、…、1n
中いずれか1個の電池が設定電圧(充電終止電圧)に達
した場合、直ちに充電を終了するのにかわって、それ以
降も充電器7の出力電圧をホ−ルドして、定電圧充電に
切り替え充電電流を徐々に小さくすることで続行するよ
うにすれば、過電圧による過充電が防止でき、よりスム
−スに全ての電池の満充電を実施できる。 【0024】つぎに本発明の第4の実施例として、先の
第1の実施例の図2に示したステップ103、104の
処理で放電終止電圧まで放電させるかわりに、DODを
合わせるための放電をDOD80%〜100%の範囲で
実施することもできる。図5は本実施例による2次電池
のDODと内部抵抗の特性曲線を示す図である。放電時
の内部抵抗はDOD80%から急変するので、この間D
ODの変化に対する放電時の電圧変化が大きくなるの
で、この範囲では電圧検出器の誤差に対してDODの調
整誤差が小さくなるという利点がある。 【0025】つぎに図6は、本発明の第5の実施例に係
る2次電池の直列接続回路の構成図である。上述の各実
施例では、放電用のスイッチ回路を介し、独立に放電さ
せることで各2次電池のDODを揃えるようにしていた
が、代わりに充電前に各2次電池1a、1b、…、1n
を、直列接続から並列接続に切り替えることによってD
ODを揃えるようにしたものである。 【0026】図6の(a)のような通常の直列接続のリ
チウムイオン2次電池1a、1b、…、1nの組電池
を、充電に際して、図6の(b)に示すように、各直並
列切替スイッチSa、Sb、…、Snによって、各電池
1a、1b、…、1nを並列接続に切り替える。リチウ
ムイオン2次電池にはコンデンサ類似の特性があって、
DODの異なる電池を複数並列接続するとDODが揃っ
てくる。(鉛バッテリ−に比較してDODが良く揃う) こうして並列接続に切り替えてDODを揃えた後、再
度、直並列切替スイッチSa、Sb、…、Snによって
(a)の直列接続に戻し、充電を開始する。図7は、図
6の直並列各回路において、並列接続時の過電流対策用
に各抵抗Ra、Rb、…、Rnを挿入した回路例であ
る。これら図6、図7の実施例の場合は、放電終止電圧
以下か否かを検出してトランジスタのON/OFF制御
を行なうことや放電後の電圧検出を行なう分だけ、制御
を簡略化できる利点がある。 【0027】つぎに図8は、本発明の第6の実施例に係
る2次電池の直列接続回路の構成図である。これは、前
述の実施例においては充電する前の前処理としてDOD
を揃えていたのに対し、コントローラ5’が2次電池の
使用中の放電の間にDODを揃えながら電池を使用する
ように制御するものである。この実施例では、3個の2
次電池1a、1b、1cが直列接続されているものとす
る。その他の構成は図1と同じである。 【0028】図9はこの実施例における動作を示すフロ
−チャ−トである。まずステップ201では、コントロ
ーラ5’において、2次電池1a、1b、1cの検出電
圧V1、V2、V3の中で最も低いVminのものを求
める。ステップ202で、Vminの電池例えば2次電
池1bと他の電池の電圧差をそれぞれ求める。そしてス
テップ203では、電圧の差が設定値以上の電池の放電
スイッチ回路(パイパス回路)の放電用トランジスタ3
aまたは3cをONして独立に放電させ、DODのバラ
ツキを抑える。以上の動作が常時繰り返される。この場
合は使用中(負荷への放電中)も常にDODを揃えてい
るので、充電時に行う前処理としてのDOD揃えが省略
できる。 【0029】なお、各実施例はリチウム2次電池あるい
はリチウムイオン2次電池いずれについても適用できる
ものであるが、これらに限定されるものではなく、その
他の非水溶媒系2次電池、ポリマ−系リチウム2次電池
等、抵抗(電池の内部抵抗)およびコンデンサの直列回
路と、電圧、電流、時間の関係において等価の特性を示
す電池にも適用できることはもちろんである。 【0030】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各2次電池を並列接続に切り替え可能の直並列切替スイ
ッチを用いて、充電直前に直並列切替スイッチにより各
2次電池の直列接続を並列接続に切り替えるようにした
ので、放電スイッチ回路なしで各電池のDODを揃える
ことができ、このあと直列接続に戻してから充電を開始
することにより、DODのバラツキにより組電池として
使用できるエネルギ−量の減少を防止し、また過充電に
よって電池寿命が短縮される確率を低下させる効果があ
る。
続回路の構成図である。 【図2】図1に示す実施例の動作のフロ−チャ−トであ
る。 【図3】放電時のDODと電池電圧の関係を示す放電特
性図である。 【図4】電圧検出レベルの誤差例を示す説明図である。 【図5】本発明の第4の実施例に係るDODと内部抵抗
の特性曲線を示す図である。 【図6】第5の実施例に係る2次電池の直列接続回路の
構成図である。 【図7】第5の実施例の変形例を示す図である。 【図8】本発明の第6の実施例を示す図である。 【図9】第6の実施例における動作のフロ−チャ−トで
ある。 【図10】従来の過充電・過放電防止装置の構成図であ
る。 【図11】従来のリチウム2次電池の直列接続回路の構
成図である。 【図12】図10に示す組電池の充放電効率の説明図で
ある。 【図13】従来の電池の過充電サイクル特性曲線を示す
図である。 【図14】従来の電池の過放電サイクル特性曲線を示す
図である。 【図15】図11に示す組電池の電圧検出レベルの説明
図である。 【符号の説明】 1a、1b、…、1n 2次電池 2a、2b、…、2n 放電抵抗 3a、3b、…、3n 放電用トランジスタ 4a、4b、…、4n 電圧検出器 5、5’ コントロ−ラ 6 コンタクタ 7 充電器 8 充電信号スイッチ Sa、Sb、…、Sn 直並列切替スイッチ Ra、Rb、…、Rn 抵抗
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 DODに応じて端子電圧が変化する2次
電池を複数個直列に接続して構成する組電池において、 前記各2次電池を並列接続に切り替え可能の直並列切替
スイッチと、 前記直並列切替スイッチにより各2次電池の直列接続を
並列接続に切り替えてDODを揃えてから直列接続に戻
す制御手段と、 前記組電池の両端に接続されて組電池を充電する充電手
段とを備え、 前記制御手段により直列接続に戻した後、前記充電手段
による充電を開始する ことを特徴とする2次電池の直列
接続回路。
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