JP3382525B2 - インクジェット記録装置および記録制御方法並びに記録制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
インクジェット記録装置および記録制御方法並びに記録制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- Ink Jet (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に向けて
インク液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録
装置および記録制御方法並びに記録制御プログラムを記
録した記録媒体に関する。
インク液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録
装置および記録制御方法並びに記録制御プログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ノズルの液通路の先端の吐出
口(オリフイス)から記録液の液滴を吐出させて記録が
行われるインクジェット記録装置が開発されている。
口(オリフイス)から記録液の液滴を吐出させて記録が
行われるインクジェット記録装置が開発されている。
【0003】上記記録装置で用いられる記録へッドの代
表例は、熱エネルギーを利用してインクに気泡を生成
し、その気泡の生成に基づいてインクを吐出するもので
あるが、発生した熱エネルギーは、吐出に際してすべて
消費されることはなく、残りの熱エネルギーは蓄積さ
れ、結果として記録へッドが記録特性に悪影響を及ぼす
程の昇温を生じることがある。
表例は、熱エネルギーを利用してインクに気泡を生成
し、その気泡の生成に基づいてインクを吐出するもので
あるが、発生した熱エネルギーは、吐出に際してすべて
消費されることはなく、残りの熱エネルギーは蓄積さ
れ、結果として記録へッドが記録特性に悪影響を及ぼす
程の昇温を生じることがある。
【0004】一般には上記昇温により、記録液(イン
ク)の粘性が下がり、所定の吐出量よりも増えてしま
い、画像に悪影響を及ぼしたり、またインクの使用量が
増えるためにランニングコストの増加につながることが
ある。また、その昇温が大きい場合には、不吐出や記録
へッドの損傷につながることがある。
ク)の粘性が下がり、所定の吐出量よりも増えてしま
い、画像に悪影響を及ぼしたり、またインクの使用量が
増えるためにランニングコストの増加につながることが
ある。また、その昇温が大きい場合には、不吐出や記録
へッドの損傷につながることがある。
【0005】そこで、従来では、装置や記録へッド自体
に放熱部材を設けたり、記録へッドに所定の冷却のため
の時間を与えたりするなどの対策が行われてきた。
に放熱部材を設けたり、記録へッドに所定の冷却のため
の時間を与えたりするなどの対策が行われてきた。
【0006】また、記録へッドの温度が上昇しても吐出
量が安定するようにするため、記録へッドの温度に従っ
て駆動パルスを制御することも行われている。例えば、
図4に示すように、通常は[a]のパルス波形のように
ダブルパルスにより駆動を行っているが、記録ヘッドの
温度上昇に応じて、[b]に示すようにパルス幅t1を
小さく、さらには[c]に示すようにシングルパルスで
駆動パルスを制御することを行なっていた。このような
駆動パルス制御は、熱エネルギーに対する吐出効率を下
げる効果があり、吐出量を抑えることができる。すなわ
ち、従来技術では、記録ヘッドの温度が上昇するに従っ
て、上記のように図4の[a]から[b]へ、[b]か
ら[c]へと駆動パルスを変更することにより、吐出量
を安定させてきた。
量が安定するようにするため、記録へッドの温度に従っ
て駆動パルスを制御することも行われている。例えば、
図4に示すように、通常は[a]のパルス波形のように
ダブルパルスにより駆動を行っているが、記録ヘッドの
温度上昇に応じて、[b]に示すようにパルス幅t1を
小さく、さらには[c]に示すようにシングルパルスで
駆動パルスを制御することを行なっていた。このような
駆動パルス制御は、熱エネルギーに対する吐出効率を下
げる効果があり、吐出量を抑えることができる。すなわ
ち、従来技術では、記録ヘッドの温度が上昇するに従っ
て、上記のように図4の[a]から[b]へ、[b]か
ら[c]へと駆動パルスを変更することにより、吐出量
を安定させてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録へ
ッドの小型化、低コスト化にともなう改良において、上
記放熱部材の小型化または省略が望まれている。また、
高速記録化にともない上記冷却の時間を設ける等の対策
の省略も望まれている。
ッドの小型化、低コスト化にともなう改良において、上
記放熱部材の小型化または省略が望まれている。また、
高速記録化にともない上記冷却の時間を設ける等の対策
の省略も望まれている。
【0008】一方、図4に示すような駆動パルスの改艮
により、記録へッド温度が最大80℃までの記録結果を
得ている。図4に示す駆動パルスの制御を行った場合の
記録ヘッドの温度上昇とインクの吐出量の変化の関係を
図5に示す。図5によれば、へッド温度(記録ヘッドの
温度)が50℃を超える領域においては、記録ヘッドの
昇温に従ってインクの吐出量が急速に増え、80℃では
常温時におけるインク吐出量に比べて2倍に達してい
る。これにより、所定のインク吐出量よりも大幅に増え
てしまい、画像に悪影響を及ぼしたり、インクの使用量
が増えるためにランニングコストの増加につながるとい
う解決すべき課題があった。
により、記録へッド温度が最大80℃までの記録結果を
得ている。図4に示す駆動パルスの制御を行った場合の
記録ヘッドの温度上昇とインクの吐出量の変化の関係を
図5に示す。図5によれば、へッド温度(記録ヘッドの
温度)が50℃を超える領域においては、記録ヘッドの
昇温に従ってインクの吐出量が急速に増え、80℃では
常温時におけるインク吐出量に比べて2倍に達してい
る。これにより、所定のインク吐出量よりも大幅に増え
てしまい、画像に悪影響を及ぼしたり、インクの使用量
が増えるためにランニングコストの増加につながるとい
う解決すべき課題があった。
【0009】また、インク吐出量が増えることにより、
インク吐出が行われてからインク流路にインクが満たさ
れるまでの時間、つまり吐出復帰(リフィル)が間に合
わなくなり、吐出不安定、ミストの増加や不吐出などの
解決すべき課題も招いていた。
インク吐出が行われてからインク流路にインクが満たさ
れるまでの時間、つまり吐出復帰(リフィル)が間に合
わなくなり、吐出不安定、ミストの増加や不吐出などの
解決すべき課題も招いていた。
【0010】さらに、上記のような駆動パルスの改良を
進めることにより、へッド温度はさらに上昇することも
予想される。
進めることにより、へッド温度はさらに上昇することも
予想される。
【0011】本発明は、上述した課題を解決するための
もので、その目的は、記録へッドの温度が過昇温しても
吐出量過多とならないようにして、更なる温度上昇を防
ぎ、吐出復帰(リフィル)不足を解消し、その時の画像
が乱れないようにしたインクジェット記録装置および記
録制御方法並びに記録制御プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
もので、その目的は、記録へッドの温度が過昇温しても
吐出量過多とならないようにして、更なる温度上昇を防
ぎ、吐出復帰(リフィル)不足を解消し、その時の画像
が乱れないようにしたインクジェット記録装置および記
録制御方法並びに記録制御プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、記録液を吐出するための吐出口を有する記
録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置で
あって、前記記録ヘッドの温度を検出するための記録ヘ
ッド温度検出手段と、前記記録ヘッド温度検出手段によ
り検出した前記記録ヘッドの温度が所定温度を超えた場
合、あるラスターに対応する画像データは所定の割合で
間引き、前記あるラスターの次のラスターに対応する画
像データは間引かないように前記画像データの間引き動
作を行うための画像データ間引き手段と、前記記録ヘッ
ドに与える駆動パルスを制御するための記録ヘッド駆動
制御手段とを備え、前記記録ヘッド駆動制御手段は、前
記あるラスターを記録する際の前記駆動パルスと、前記
次のラスターを記録する際の前記駆動パルスとを異なら
せることを特徴とする。
の本発明は、記録液を吐出するための吐出口を有する記
録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置で
あって、前記記録ヘッドの温度を検出するための記録ヘ
ッド温度検出手段と、前記記録ヘッド温度検出手段によ
り検出した前記記録ヘッドの温度が所定温度を超えた場
合、あるラスターに対応する画像データは所定の割合で
間引き、前記あるラスターの次のラスターに対応する画
像データは間引かないように前記画像データの間引き動
作を行うための画像データ間引き手段と、前記記録ヘッ
ドに与える駆動パルスを制御するための記録ヘッド駆動
制御手段とを備え、前記記録ヘッド駆動制御手段は、前
記あるラスターを記録する際の前記駆動パルスと、前記
次のラスターを記録する際の前記駆動パルスとを異なら
せることを特徴とする。
【0013】ここで、上記画像データ間引き手段は、前
記記録ヘッド温度検出手段の出力に応じて前記記録ヘッ
ドの温度が高いほど、画像データから間引くデータ量を
増やしていくように制御することが好ましい。
記記録ヘッド温度検出手段の出力に応じて前記記録ヘッ
ドの温度が高いほど、画像データから間引くデータ量を
増やしていくように制御することが好ましい。
【0014】また、上記画像データ間引き手段は、前記
あるラスターを記録するための1つの吐出口に対応する
画像データを間引くにあたり、少なくとも連続した2ド
ットに対応する画像データのうちの1ドット目に対応す
る画像データを間引くことが好ましい。
あるラスターを記録するための1つの吐出口に対応する
画像データを間引くにあたり、少なくとも連続した2ド
ットに対応する画像データのうちの1ドット目に対応す
る画像データを間引くことが好ましい。
【0015】更に、上記記録ヘッド駆動制御手段は、上
記記録ヘッド温度検出手段の検出出力に応じて記録ヘッ
ドの駆動パルスを制御することが好ましい。
記記録ヘッド温度検出手段の検出出力に応じて記録ヘッ
ドの駆動パルスを制御することが好ましい。
【0016】更に、上記記録ヘッド駆動制御手段は、前
記間引き動作が行われる前記あるラスターを記録する際
の吐出量に比べ、前記間引き動作が行われない前記次の
ラスターを記録する際の吐出量が大きくなるように、前
記記録ヘッドに与える駆動パルスを制御することが好ま
しい。
記間引き動作が行われる前記あるラスターを記録する際
の吐出量に比べ、前記間引き動作が行われない前記次の
ラスターを記録する際の吐出量が大きくなるように、前
記記録ヘッドに与える駆動パルスを制御することが好ま
しい。
【0017】また、記録ヘッドとしては、熱エネルギー
を利用して記録液に気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴
って記録液を吐出する形態のものが好ましい。
を利用して記録液に気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴
って記録液を吐出する形態のものが好ましい。
【0018】また、別の本発明は、記録液を吐出するた
めの吐出口を有する記録ヘッドを用いて記録を行うイン
クジェット記録装置の記録制御方法であって、温度セン
サにより記録ヘッドの温度を検知する第1のステップ
と、前記第1のステップで検知した前記温度が所定温度
を超えた場合、あるラスターに対応する画像データは所
定の割合で間引き、前記あるラスターの次のラスターに
対応する画像データは間引かないように前記画像データ
の間引き動作を行う第2のステップと、前記あるラスタ
ーを記録する際の駆動パルスと、前記次のラスターを記
録する際の駆動パルスとが異なるように、前記記録ヘッ
ドを駆動するための駆動パルスを制御する第3のステッ
プと、を有することを特徴とする。
めの吐出口を有する記録ヘッドを用いて記録を行うイン
クジェット記録装置の記録制御方法であって、温度セン
サにより記録ヘッドの温度を検知する第1のステップ
と、前記第1のステップで検知した前記温度が所定温度
を超えた場合、あるラスターに対応する画像データは所
定の割合で間引き、前記あるラスターの次のラスターに
対応する画像データは間引かないように前記画像データ
の間引き動作を行う第2のステップと、前記あるラスタ
ーを記録する際の駆動パルスと、前記次のラスターを記
録する際の駆動パルスとが異なるように、前記記録ヘッ
ドを駆動するための駆動パルスを制御する第3のステッ
プと、を有することを特徴とする。
【0019】ここで、上記第2のステップでは、上記第
1のステップで検知した前記記録ヘッドの温度が高いほ
ど、画像データから間引くデータ量を増やしていくよう
に間引き率を設定することが好ましい。
1のステップで検知した前記記録ヘッドの温度が高いほ
ど、画像データから間引くデータ量を増やしていくよう
に間引き率を設定することが好ましい。
【0020】また、上記第2のステップでは、記録ヘッ
ドの温度と間引き率との関係が予め定められた所定のテ
ーブルを参照して間引き率を決定することが好ましい。
ドの温度と間引き率との関係が予め定められた所定のテ
ーブルを参照して間引き率を決定することが好ましい。
【0021】更に、上記第2のステップでは、前記ある
ラスターを記録するための1つの吐出口に対応する画像
データを間引くにあたり、少なくとも連続した2ドット
に対応する画像データのうちの1ドット目に対応する画
像データを間引くことが好ましい。
ラスターを記録するための1つの吐出口に対応する画像
データを間引くにあたり、少なくとも連続した2ドット
に対応する画像データのうちの1ドット目に対応する画
像データを間引くことが好ましい。
【0022】また、上記第3のステップでは、上記第1
のステップで検知した記録ヘッドの温度に応じて記録ヘ
ッドの駆動パルスを制御することが好ましい。
のステップで検知した記録ヘッドの温度に応じて記録ヘ
ッドの駆動パルスを制御することが好ましい。
【0023】更に、上記前記間引き動作が行われる前記
あるラスターを記録する際の吐出量に比べ、前記間引き
動作が行われない前記次のラスターを記録する際の吐出
量が大きくなるように、前記記録ヘッドに与える駆動パ
ルスを制御することが好ましい。
あるラスターを記録する際の吐出量に比べ、前記間引き
動作が行われない前記次のラスターを記録する際の吐出
量が大きくなるように、前記記録ヘッドに与える駆動パ
ルスを制御することが好ましい。
【0024】また、別の本発明は、吐出口から記録液を
吐出させて記録が行われるインクジェット記録装置の記
録制御を行うための制御プログラムを記憶した、コンピ
ュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、記録ヘ
ッドの温度を検知する第1のステップと、前記第1のス
テップで検知した前記温度が所定温度を超えた場合、あ
るラスターに対応する画像データは所定の割合で間引
き、前記あるラスターの次のラスターに対応する画像デ
ータは間引かないように前記画像データの間引き動作を
行う第2のステップと、前記あるラスターを記録する際
の駆動パルスと、前記次のラスターを記録する際の駆動
パルスとが異なるように、前記記録ヘッドを駆動するた
めの駆動パルスを制御する第3のステップと、をコンピ
ュータに実行させる制御プログラムを記憶したことを特
徴とする。
吐出させて記録が行われるインクジェット記録装置の記
録制御を行うための制御プログラムを記憶した、コンピ
ュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、記録ヘ
ッドの温度を検知する第1のステップと、前記第1のス
テップで検知した前記温度が所定温度を超えた場合、あ
るラスターに対応する画像データは所定の割合で間引
き、前記あるラスターの次のラスターに対応する画像デ
ータは間引かないように前記画像データの間引き動作を
行う第2のステップと、前記あるラスターを記録する際
の駆動パルスと、前記次のラスターを記録する際の駆動
パルスとが異なるように、前記記録ヘッドを駆動するた
めの駆動パルスを制御する第3のステップと、をコンピ
ュータに実行させる制御プログラムを記憶したことを特
徴とする。
【0025】本発明では、上記構成により、記録へッド
の温度を検出し、その検出値に従って印字画像データの
ドットを間引くことにより吐出量過多とならないように
しているので、発生する熱エネルギーを減少させ、更な
る温度上昇を防ぐことができる。
の温度を検出し、その検出値に従って印字画像データの
ドットを間引くことにより吐出量過多とならないように
しているので、発生する熱エネルギーを減少させ、更な
る温度上昇を防ぐことができる。
【0026】また、本発明では、印字画像データを間引
いた前後のドットの駆動パルスを制御し、印字画像デー
タを間引くことによって、画像に悪影響を及ぼさないよ
うにし、吐出量を安定させることができる。
いた前後のドットの駆動パルスを制御し、印字画像デー
タを間引くことによって、画像に悪影響を及ぼさないよ
うにし、吐出量を安定させることができる。
【0027】また、本発明では、記録へッドの温度が高
いほど、間引く印字画像データを増やすことにより、吐
出量を安定させることができる。
いほど、間引く印字画像データを増やすことにより、吐
出量を安定させることができる。
【0028】また、本発明では、個々の吐出口における
連続した2ドットの印字画像データのうち、1ドット目
の印字画像データを間引くことにより、2ドット目のリ
フィルが間に合うようにし、リフィル不足による画像の
劣化を防止することができる。
連続した2ドットの印字画像データのうち、1ドット目
の印字画像データを間引くことにより、2ドット目のリ
フィルが間に合うようにし、リフィル不足による画像の
劣化を防止することができる。
【0029】また、本発明では、個々の吐出口における
間引きした印字画像データの次のドットは他のドットよ
りも吐出量が大きくなるように駆動パルスを制御するこ
とにより、印字画像データを間引くことによって画像に
悪影響を及ぼさないようにすることができる。
間引きした印字画像データの次のドットは他のドットよ
りも吐出量が大きくなるように駆動パルスを制御するこ
とにより、印字画像データを間引くことによって画像に
悪影響を及ぼさないようにすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0031】図2は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施の形態におけるプリンタ部を制御するための制
御系の一構成例を示す。ここで、1は印字データ(印字
画像データ)をプリンタに送信するホストコンピュー
タ、2は本発明に関する制御を実行するCPU(中央演
算処理装置)、3はホストコンピュータ1から受信した
印字データから記録用に展開された記録用展開データを
格納する記録データRAM(ランダムアクセスメモ
リ)、4は記録データRAM3に格納してある記録用展
開データを記録へッド6に送信しインクを吐出させる記
録へッド駆動部、5は記録ヘッド6の温度を検出する温
度センサである。記録ヘッド6は熱エネルギーを利用し
てインクに気泡を生じさせ、この気泡の生成に伴ってイ
ンクを吐出するヘッドであって、インクに付与する熱エ
ネルギーを発生する素子(図示しない)を有する。この
熱エネルギー発生素子は記録ヘッド駆動部4の出力端に
接続している。
の一実施の形態におけるプリンタ部を制御するための制
御系の一構成例を示す。ここで、1は印字データ(印字
画像データ)をプリンタに送信するホストコンピュー
タ、2は本発明に関する制御を実行するCPU(中央演
算処理装置)、3はホストコンピュータ1から受信した
印字データから記録用に展開された記録用展開データを
格納する記録データRAM(ランダムアクセスメモ
リ)、4は記録データRAM3に格納してある記録用展
開データを記録へッド6に送信しインクを吐出させる記
録へッド駆動部、5は記録ヘッド6の温度を検出する温
度センサである。記録ヘッド6は熱エネルギーを利用し
てインクに気泡を生じさせ、この気泡の生成に伴ってイ
ンクを吐出するヘッドであって、インクに付与する熱エ
ネルギーを発生する素子(図示しない)を有する。この
熱エネルギー発生素子は記録ヘッド駆動部4の出力端に
接続している。
【0032】図1のフローチャートは本実施の形態にお
けるCPU2が実行する印字制御の手順を示す。この印
字制御の手順はプログラム形態で例えばCPU2のRO
M(図示しない)に格納されている。次に、図1および
図2を参照して本実施の形態の印字制御動作の詳細を説
明をする。
けるCPU2が実行する印字制御の手順を示す。この印
字制御の手順はプログラム形態で例えばCPU2のRO
M(図示しない)に格納されている。次に、図1および
図2を参照して本実施の形態の印字制御動作の詳細を説
明をする。
【0033】まず、図2において、ホストコンピュータ
1から印字データが送信され、CPU2はこれを記録用
に展開し、記録用展開データとして記録データRAM3
に格納する。この動作は、記録データRAM3の容量に
もよるが、通常数ライン分の印字データについて1度に
行われ、記録データRAM3に格納された記録用展開デ
ータがすべて記録へッド6に転送されると、次の数ライ
ンの印字データが記録データRAM3に展開される。
1から印字データが送信され、CPU2はこれを記録用
に展開し、記録用展開データとして記録データRAM3
に格納する。この動作は、記録データRAM3の容量に
もよるが、通常数ライン分の印字データについて1度に
行われ、記録データRAM3に格納された記録用展開デ
ータがすべて記録へッド6に転送されると、次の数ライ
ンの印字データが記録データRAM3に展開される。
【0034】次に、図1のS1(Sはステップを表す)
において、CPU2は記録へッドの温度センサ5の検知
出力から記録へッド6の現時点の温度を検出する。CP
U2は検出された温度(ヘッド温度)に応じて記録へッ
ド6に転送する1ラスタ分のデータの間引き率を決定す
る。本実施の形態においては、図3のテーブルに従っ
て、へッド温度に対して間引き率を決定している。すな
わち図1のフローチャートにおいて、S2からS6にお
いて、へッド温度が50℃以下の時は間引きなし、50
〜60℃では間引き率5%、60〜70℃では間引き率
10%、70〜75℃では間引き率20%、75〜80
℃では間引き率40%にそれぞれ決定し、ヘッド温度が
80℃以上では間引き率50%にS7で決定する。
において、CPU2は記録へッドの温度センサ5の検知
出力から記録へッド6の現時点の温度を検出する。CP
U2は検出された温度(ヘッド温度)に応じて記録へッ
ド6に転送する1ラスタ分のデータの間引き率を決定す
る。本実施の形態においては、図3のテーブルに従っ
て、へッド温度に対して間引き率を決定している。すな
わち図1のフローチャートにおいて、S2からS6にお
いて、へッド温度が50℃以下の時は間引きなし、50
〜60℃では間引き率5%、60〜70℃では間引き率
10%、70〜75℃では間引き率20%、75〜80
℃では間引き率40%にそれぞれ決定し、ヘッド温度が
80℃以上では間引き率50%にS7で決定する。
【0035】このように、本実施の形態では、図5に示
す記録ヘッド6のインク吐出量特性に基づき、へッド温
度が高いほど間引き率の増加率も大きくして、インク吐
出量を制御する。なお、記録へッド6の前述の放熱部材
の小型化をさらに促進すれば、へッド温度の上昇もさら
に大きくなるので、その場合は図3のテーブルもさらに
多くの制御データを用意する必要がある。
す記録ヘッド6のインク吐出量特性に基づき、へッド温
度が高いほど間引き率の増加率も大きくして、インク吐
出量を制御する。なお、記録へッド6の前述の放熱部材
の小型化をさらに促進すれば、へッド温度の上昇もさら
に大きくなるので、その場合は図3のテーブルもさらに
多くの制御データを用意する必要がある。
【0036】次に、S8において、S2からS7で決定
された間引き率に基づき、転送すべき1ラスタ(nラス
タ)の印字データを間引きつつ、記録ヘッド駆動部4に
転送する。
された間引き率に基づき、転送すべき1ラスタ(nラス
タ)の印字データを間引きつつ、記録ヘッド駆動部4に
転送する。
【0037】次に、S9において、転送された印字デー
タ(印字画像データ)に従って記録へッド駆動部4は記
録ヘッド6により被記録媒体(用紙)上に印字(プリン
ト)を実行する。
タ(印字画像データ)に従って記録へッド駆動部4は記
録ヘッド6により被記録媒体(用紙)上に印字(プリン
ト)を実行する。
【0038】次に、S10において、次の1ラスタ(n
+1ラスタ)の印字データを記録へッド駆動部4に転送
する。通常では1ラスタの印字と次のラスタの印字デー
タの転送は同時に行われる。すなわち、S9とS10は
同時に行われるのが通常である。従って、図1において
は、説明を明確にするため、S9とS10に分けて記載
したが、勿論同時に行われてもよい。
+1ラスタ)の印字データを記録へッド駆動部4に転送
する。通常では1ラスタの印字と次のラスタの印字デー
タの転送は同時に行われる。すなわち、S9とS10は
同時に行われるのが通常である。従って、図1において
は、説明を明確にするため、S9とS10に分けて記載
したが、勿論同時に行われてもよい。
【0039】次に、S11において、n+1ラスタの印
字パルスを変更する。これは、nラスタにおいて間引き
を実行しているので、n+1のラスタのドットでnラス
タのドット分もカバーする必要があるため、通常図4の
[c]の波形のように、シングルパルスに制御されてい
るが、S11においては、図4の[a]の波形のように
ダブルパルスに変更する。これにより印字データの間引
きによる画像劣化を防ぐことができる。
字パルスを変更する。これは、nラスタにおいて間引き
を実行しているので、n+1のラスタのドットでnラス
タのドット分もカバーする必要があるため、通常図4の
[c]の波形のように、シングルパルスに制御されてい
るが、S11においては、図4の[a]の波形のように
ダブルパルスに変更する。これにより印字データの間引
きによる画像劣化を防ぐことができる。
【0040】次に、S12において、記録へッド駆動部
4は記録ヘッド6によりn+1ラスタの印字を実行す
る。上記したように、通常では1ラスタの印字と次のラ
スタの印字データの転送は同時に行われるので、S12
とS13(S1〜S8の総称)の動作も同時に行われて
も良い。
4は記録ヘッド6によりn+1ラスタの印字を実行す
る。上記したように、通常では1ラスタの印字と次のラ
スタの印字データの転送は同時に行われるので、S12
とS13(S1〜S8の総称)の動作も同時に行われて
も良い。
【0041】S1〜S12の1連の動作で2ラスタの印
字が実行されたが、この動作を繰り返すことにより記録
印字が行われることになる。
字が実行されたが、この動作を繰り返すことにより記録
印字が行われることになる。
【0042】本実施の形態においては、記録データRA
M3から記録へッド駆動部4に画像を送る段階で印字デ
ータの間引きをおこなったが、本発明においては、記録
へッド内でへッド温度検出と上記制御をハード的に行っ
ても良い。
M3から記録へッド駆動部4に画像を送る段階で印字デ
ータの間引きをおこなったが、本発明においては、記録
へッド内でへッド温度検出と上記制御をハード的に行っ
ても良い。
【0043】なお、本発明は、複数の機器からなるシス
テムにおいて達成されてもよく、1つの機器からなる装
置に達成されてもよい。また、システムあるいは装置に
プログラムを供給することにより、本発明を達成される
場合にも適用されることは言うまでもない。また、本発
明に係る図1に示すような制御手順をプログラム形態で
記録し、あるいは図3に示すようなテーブルを記録する
記録媒体は、FD以外にも、CD−ROM、ICメモリ
カード等であってもよい。
テムにおいて達成されてもよく、1つの機器からなる装
置に達成されてもよい。また、システムあるいは装置に
プログラムを供給することにより、本発明を達成される
場合にも適用されることは言うまでもない。また、本発
明に係る図1に示すような制御手順をプログラム形態で
記録し、あるいは図3に示すようなテーブルを記録する
記録媒体は、FD以外にも、CD−ROM、ICメモリ
カード等であってもよい。
【0044】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0045】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0046】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0047】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0048】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0049】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0050】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0051】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0052】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記録へッドの温度を検出し、その検出値に従
って印字画像データを適切に間引くことにより、インク
吐出量過多とならないようにしているので、印字画像の
悪化を防ぎ、ランニングコストを低下させ、また発生さ
せる熱エネルギーを減少させ、更なる温度上昇を防ぐこ
とができ、また消費電力の低下にもつながるという顕著
な効果が得られる。
によれば、記録へッドの温度を検出し、その検出値に従
って印字画像データを適切に間引くことにより、インク
吐出量過多とならないようにしているので、印字画像の
悪化を防ぎ、ランニングコストを低下させ、また発生さ
せる熱エネルギーを減少させ、更なる温度上昇を防ぐこ
とができ、また消費電力の低下にもつながるという顕著
な効果が得られる。
【0054】また、本発明によれば、印字画像データを
間引いた前後のドットの駆動パルスを制御して、印字画
像データを間引くことによる画像の悪影響を及ぼさない
ようにし、さらに記録へッド温度が高いほど間引く印字
画像データを増やすことにより、吐出量を安定させるこ
とができる。
間引いた前後のドットの駆動パルスを制御して、印字画
像データを間引くことによる画像の悪影響を及ぼさない
ようにし、さらに記録へッド温度が高いほど間引く印字
画像データを増やすことにより、吐出量を安定させるこ
とができる。
【0055】さらに、本発明によれば、個々の吐出口に
おける連続した2ドットの印字画像データのうち、1ド
ット目の印字画像データを間引くことにより、2ドット
目のリフィルが間に合うようにし、リフィル不足による
画像の劣化を防止することもできる。
おける連続した2ドットの印字画像データのうち、1ド
ット目の印字画像データを間引くことにより、2ドット
目のリフィルが間に合うようにし、リフィル不足による
画像の劣化を防止することもできる。
【0056】さらに、本発明によれば、記録へッドの放
熱部材の小型化、省略化が実施可能となり、ひいては記
録へッドのコストダウンにもつながる。また、前述の冷
却時間の省略により、高速記録化の効果も奏する。
熱部材の小型化、省略化が実施可能となり、ひいては記
録へッドのコストダウンにもつながる。また、前述の冷
却時間の省略により、高速記録化の効果も奏する。
【図1】本発明のインクジェット記録装置の一実施の形
態における印字制御の手順を示すフローチャートであ
る。
態における印字制御の手順を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明のインクジェット記録装置の実施の形態
におけるプリンタ部を制御するための制御系の一構成例
を示すブロック図である。
におけるプリンタ部を制御するための制御系の一構成例
を示すブロック図である。
【図3】本発明のインクジェット記録装置の一実施の形
態における印字制御のへッド温度と間引き率の対応デー
タを格納したテーブルの一例を示すメモリマップであ
る。
態における印字制御のへッド温度と間引き率の対応デー
タを格納したテーブルの一例を示すメモリマップであ
る。
【図4】従来の駆動パルス制御の概要を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図5】従来の記録へッドのへッド温度と吐出量の関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
1 ホストコンピュータ
2 CPU
3 記録データRAM
4 記録ヘッド駆動部
5 温度センサ
6 記録ヘッド
Claims (14)
- 【請求項1】 記録液を吐出するための吐出口を有する
記録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置
であって、 前記記録ヘッドの温度を検出するための記録ヘッド温度
検出手段と、 前記記録ヘッド温度検出手段により検出した前記記録ヘ
ッドの温度が所定温度を超えた場合、あるラスターに対
応する画像データは所定の割合で間引き、前記あるラス
ターの次のラスターに対応する画像データは間引かない
ように前記画像データの間引き動作を行うための画像デ
ータ間引き手段と、 前記記録ヘッドに与える駆動パルスを制御するための記
録ヘッド駆動制御手段とを備え、 前記記録ヘッド駆動制御手段は、前記あるラスターを記
録する際の前記駆動パルスと、前記次のラスターを記録
する際の前記駆動パルスとを異ならせることを特徴とす
るインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記画像データ間引き手段は、前記記録
ヘッド温度検出手段の出力に応じて前記記録ヘッドの温
度が高いほど、画像データから間引くデータ量を増やし
ていくように制御することを特徴とする請求項1に記載
のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記画像データ間引き手段は、前記ある
ラスターを記録するための1つの吐出口に対応する画像
データを間引くにあたり、少なくとも連続した2ドット
に対応する画像データのうちの1ドット目に対応する画
像データを間引くことを特徴とする請求項2に記載のイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項4】 記録ヘッド駆動制御手段は、前記記録ヘ
ッド温度検出手段の検出出力に応じて前記記録ヘッドの
駆動パルスを制御することを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記記録ヘッド駆動制御手段は、前記間
引き動作が行われる前記あるラスターを記録する際の吐
出量に比べ、前記間引き動作が行われない前記次のラス
ターを記録する際の吐出量が大きくなるように、前記記
録ヘッドに与える駆動パルスを制御することを特徴とす
る請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
して記録液に気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴って記
録液を吐出することを特徴とする請求項1ないし5のい
ずれかに記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 記録液を吐出するための吐出口を有する
記録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置
の記録制御方法であって、 温度センサにより記録ヘッドの温度を検知する第1のス
テップと、 前記第1のステップで検知した前記温度が所定温度を超
えた場合、あるラスターに対応する画像データは所定の
割合で間引き、前記あるラスターの次のラスターに対応
する画像データは間引かないように前記画像データの間
引き動作を行う第2のステップと、前記ある ラスターを記録する際の駆動パルスと、前記次
のラスターを記録する際の駆動パルスとが異なるよう
に、前記記録ヘッドを駆動するための駆動パルスを制御
する第3のステップと、 を有することを特徴とする記録制御方法。 - 【請求項8】 前記第2のステップでは、前記第1のス
テップで検知した前記記録ヘッドの温度が高いほど、画
像データから間引くデータ量を増やしていくように間引
き率を設定することを特徴とする請求項7に記載の記録
制御方法。 - 【請求項9】 前記第2のステップでは、前記記録ヘッ
ドの温度と前記間引き率との関係が予め定められた所定
のテーブルを参照して前記間引き率を決定することを特
徴とする請求項8に記載の記録制御方法。 - 【請求項10】 前記第2のステップでは、前記あるラ
スターを記録するための1つの吐出口に対応する画像デ
ータを間引くにあたり、少なくとも連続した2ドットに
対応する画像データのうちの1ドット目に対応する画像
データを間引くことを特徴とする請求項7ないし9のい
ずれかに記載の記録制御方法。 - 【請求項11】 前記第3のステップでは、前記第1の
ステップで検知した前記記録ヘッドの温度に応じて前記
記録ヘッドの駆動パルスを制御することを特徴とする請
求項7ないし10のいずれかに記載の記録制御方法。 - 【請求項12】 前記間引き動作が行われる前記あるラ
スターを記録する際の吐出量に比べ、前記間引き動作が
行われない前記次のラスターを記録する際の吐出量が大
きくなるように、前記記録ヘッドに与える駆動パルスを
制御することを特徴とする請求項7に記載の記録制御方
法。 - 【請求項13】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利
用して記録液に気泡を生じさせ、該気泡の生成に伴って
記録液を吐出することを特徴とする請求項7ないし12
のいずれかに記載の記録制御方法。 - 【請求項14】 吐出口から記録液を吐出させて記録が
行われるインクジェット記録装置の記録制御を行うため
の制御プログラムを記憶した、コンピュータにより読み
出し可能な記憶媒体であって、 記録ヘッドの温度を検知する第1のステップと、 前記第1のステップで検知した前記温度が所定温度を超
えた場合、あるラスターに対応する画像データは所定の
割合で間引き、前記あるラスターの次のラスターに対応
する画像データは間引かないように前記画像データの間
引き動作を行う第2のステップと、前記ある ラスターを記録する際の駆動パルスと、前記次
のラスターを記録する際の駆動パルスとが異なるよう
に、前記記録ヘッドを駆動するための駆動パルスを制御
する第3のステップと、 をコンピュータに実行させる制御プログラムを記憶した
ことを特徴とする記憶媒体。
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