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JP3378986B2 - フレキシブルプリントサーキット用コネクタ - Google Patents

フレキシブルプリントサーキット用コネクタ

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Publication number
JP3378986B2
JP3378986B2 JP00102299A JP102299A JP3378986B2 JP 3378986 B2 JP3378986 B2 JP 3378986B2 JP 00102299 A JP00102299 A JP 00102299A JP 102299 A JP102299 A JP 102299A JP 3378986 B2 JP3378986 B2 JP 3378986B2
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JP
Japan
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arm
slider
printed circuit
flexible printed
support
Prior art date
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JP00102299A
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Inventor
勲 五十嵐
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ZIF(Zero
Insertion Force Connecto
r)用コネクタ、特に、フレキシブルプリントサーキッ
ト(FPC)用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフレキシブルプリントサ
ーキット(FPC)用コネクタは、ワンタッチ回転型F
PCに用いられ、一例として特開平9−17528号公
報に記載されているが、以下にこのコネクタについて、
図8、図9、及び図10を参照して、説明する。
【0003】このような従来技術のフレキシブルプリン
トサーキット(FPC)用コネクタ11は、フレキシブ
ルプリントサーキット(FPC)12(図2参照)が挿
入される前半部分を持つベースインシュレータ13と、
このインシュレータ13の後半部分に固定保持された複
数のコンタクト15と、これらコンタクト15に閉鎖位
置と解放位置との間で回転可能に係合する操作子(スラ
イダ)17とから構成される。
【0004】ところで、ベースインシュレータ13の両
側部には、スライダ17を保持するための一対の保持部
が形成されている。組み立て性を考慮すると、ベースイ
ンシュレータ13の一対の保持部は、可動側弾性部材と
して作用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では、コンタクト15の芯数が大きい構造にした場合、
コネクタ嵌合の際、スライダ17へのコンタクト15の
反力が大きいと、ベースインシュレータ13の保持部が
可動であるため、スライダ17は、嵌合方向と逆方向に
その反力を受けて押し出され、コネクタ嵌合状態から離
脱し外れることがある。
【0006】そこで、本発明は、このような従来の欠点
を改良するために創作されたものであって、第1の技術
的課題は、コンタクトの芯数を大きくした場合でも、コ
ネクタ嵌合の際にスライダの外れがなく、組み立て性も
考慮した頑丈なフレキシブルプリントサーキット用コネ
クタを得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ために、次の5つの手段を採用する。
【0008】(1) 複数のコンタクトが固定保持され
フレキシブルプリントサーキットを受けるためのベース
インシュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放
位置との間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリン
トサーキットを圧接させた状態に保持するためのスライ
ダとを備えたフレキシブルプリントサーキット用コネク
タであって、 前記スライダは、弾性を有するアーム部を
備えた金属プレートをモールドインにより一体形成さ
れ、 前記スライダの端部には、一端が固定され他端が外
側に延び、前記他端の内側に係合凸部が形成された弾性
を有する前記アーム部が設けられ、前記アーム部の外側
には、案内溝が形成され、 前記アーム部を押圧するため
のホールドダウンを備え、前記ホールドダウンは、前記
案内溝に案内されるダボを有するアーム部押えを備え、
前記インシュレータの側縁部には、前記アーム部と前記
ホールドダウンとを挿入するための挿入溝と、前記挿入
溝の近傍で前記スライダを回転可能に支持するために前
記アーム部の係合凸部を枢支係合する支持部とが、形成
され、 前記ホールドダウンで前記アーム部を押圧するこ
とにより、前記係合凸部を前記支持部に係合保持させ、
前記アーム部押えが前記挿入溝に挿入されることによ
り、前記アーム部のばね変位のスペースが失われること
を特徴とするフレキシブルプリントサーキット用コネク
タ。
【0009】(2) 複数のコンタクトが固定保持され
フレキシブルプリントサーキットを受けるためのベース
インシュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放
位置との間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリン
トサーキットを圧接させた状態に保持するためのスライ
ダとを備えたフレキシブルプリントサーキット用コネク
タであって、 前記スライダは、弾性を有するアーム部を
備えた金属プレートをモールドインにより一体形成さ
れ、 前記スライダの端部には、一端が固定され他端が外
側に延びた前記アーム部が設けられ、前記他端の内側に
第1係合凸部が形成される一方、前記第1係合凸部に互
いに向き合うように第2係合凸部が前記端部と同一面上
で前記一端と離間して形成され、 前記アーム部を押圧す
るためのホールドダウンを備え、前記ホールドダウン
は、アーム部押えを備え、 前記インシュレータの側縁部
には、前記アーム部と前記ホールドダウンとを挿入する
ための挿入溝と、前記挿入溝の近傍で前記スライダを回
転可能に支持するために前記スライダの第1係合凸部及
び第2係合凸部をそれぞれ枢支係合する第1支持凹部及
び第2支持凹部を内外に持つ支持部とが、形成され、
記アーム部押えが前記挿入溝に挿入されることにより、
前記アーム部のばね変位のスペースが失われることを特
徴とするフレキシブルプリントサーキット用コネクタ。
【0010】(3) 複数のコンタクトが固定保持され
フレキシブルプリントサーキットを受けるためのベース
インシュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放
位置との間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリン
トサーキットを圧接させた状態に保持するためのスライ
ダとを備えたフレキシブルプリントサーキット用コネク
タであって、 前記スライダは、弾性を有する一対のアー
ム部を備えた金属プレートをモールドインにより一体形
成され、 前記スライダの両端部には、一端が固定され他
端が外側に延び、前記他端の内側に係合凸部が形成され
た前記各アーム部が設けられ、 前記各アーム部をそれぞ
れ押圧するための一対のホールドダウンを備え、前記各
ホールドダウンは、アーム部押えを備え、 前記インシュ
レータの両側縁部には、前記各アーム部と前記各ホール
ドダウンとを挿入するための一対の挿入溝と、前記各挿
入溝の近傍で前記スライダを回転可能に支持するために
前記各アーム部の係合凸部を枢支係合する一対の支持部
とが、形成され、 前記各ホールドダウンで前記各アーム
部を押圧することにより、前記各係合凸部を前記各支持
部にそれぞれ係合保持させ、 前記各アーム部押えが前記
各挿入溝に挿入されることにより、前記各アーム部のば
ね変位のスペースが失われることを特徴とするフレキシ
ブルプリントサーキット用コネクタ。
【0011】(4) 複数のコンタクトが固定保持され
フレキシブルプリントサーキットを受けるためのベース
インシュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放
位置との間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリン
トサーキットを圧接させた状態に保持するためのスライ
ダとを備えたフレキシブルプリントサーキット用コネク
タであって、 前記スライダは、弾性を有する一対のアー
ム部を備えた金属プレートをモールドインにより一体形
成され、 前記スライダの両端部には、一端が固定され他
端が外側に延びた前記各アーム部が設けられ、前記他端
の内側に第1係合凸部が形成される一方、前記第1係合
凸部に互いに向き合うように第2係合凸部が前記両端部
と同一面上で前記一端と離間して形成され、 前記各アー
ム部をそれぞれ押圧するための一対のホールドダウンを
備え、前記各ホールドダウンは、アーム部押えを備え、
前記インシュレータの両側縁部には、前記各アームと前
記各ホールドダウンとを挿入するための一対の挿入溝
と、前記各挿入溝の近傍で前記スライダを回転可能に支
持するために前記スライダの第1係合凸部及び第2係合
凸部をそれぞれ枢支係合する第1支持凹部及び第2支持
凹部を内外に持つ一対の支持部とが、形成され、 前記各
アーム部押えが前記各挿入溝に挿入されることにより、
前記各アーム部のばね変位のスペースが失われることを
特徴とするフレキシブルプリントサーキット用コネク
タ。
【0012】
【0013】
【作用】コネクタ嵌合の際には、スライダのアーム部の
内側に形成された第1係合凸部は、ベースインシュレー
タの支持部の第1支持凹部に係合支持される。
【0014】また、スライダの端部に形成された第2係
合凸部は、ベースインシュレータの支持部すなわち第2
支持凹部に係合支持される。
【0015】一方、ホールドダウンのアーム部押えは、
ダボを備えており、アーム部押圧部材として作用する。
すなわち、アーム部押えのダボは、アーム部の外側に形
成された案内溝に案内され、ベースインシュレータの挿
入溝に圧入される。この結果、外側に付勢されているア
ーム部は、挿入溝に押さえ込まれる。スライダの第1係
合凸部および第2係合凸部は、ベースインシュレータの
支持部を挟み込む。
【0016】スライダはベースインシュレータの支持部
で回転可能に支持すなわち枢支係合される。その結果、
スライダ17は、嵌合方向と逆方向にコンタクトの反力
を受けても、コネクタ嵌合状態が保持される。
【0017】
【発明の実施の形態】さて、図1〜図7を参照しなが
ら、本発明の実施の形態によるフレキシブルプリントサ
ーキット用コネクタについて、説明する。
【0018】本発明の実施の形態によるフレキシブルプ
リントサーキット用コネクタ21は、後半部分で後方か
ら前方への挿入方向(白抜きの矢印)に挿入される複数
のコンタクト22(1本のみ図示している)を固定保持
し前半部分でフレキシブルプリントサーキット(FP
C)12を受けるためのベースインシュレータ23と、
コンタクト22に閉鎖位置と解放位置との間で回転可能
に係合しフレキシブルプリントサーキット(FPC)1
2を圧接させた状態に保持するためのスライダ27とを
備える。
【0019】コンタクト22は、先端が二股に割れた枢
支部22−1および接触部22−2を備える。接触部2
2−2は、フレキシブルプリントサーキット(FPC)
12の下面(信号側)の導体パターンに接触させるため
のものである。
【0020】スライダ27は、左右両端面(部)から後
述するアーム部25a、25bを露出させるための略U
形状部と、フレキシブルプリントサーキット(FPC)
12の上面(グランド側)の導体パターンに接触させる
ために露出下面28を持つ略長方形状部とから成る金属
プレートをモールドインしたものである。スライダ27
は、モールドイン成型本体を備え、その後側部には、コ
ンタクト22の枢支部22−1を枢支するための半円弧
状凹部27−1、その前側部の中央には、スライダ27
を量産する際に他のモールドとの接続部分すなわちキャ
リア部27−2を持つ。更に詳しく述べると、スライダ
27はその両端部から金属のアーム部25a、25b
が、露出するように成型されている。アーム部25a、
25bの露出された一端は、スライダ27の左右両端部
の端前部分で固定され他端が外側に付勢するように端後
部分に向かって延在する弾性部材である。尚、アーム部
25a、25bには、ダボ案内溝25−1a、25−1
bが形成されている。
【0021】また、本発明のフレキシブルプリントサー
キット用コネクタ21は、アーム部25a、25bをそ
れぞれ押圧するための一対のアーム部押圧部材(ホール
ドダウン)29a、29bを更に備える。アーム部押圧
部材29a、29bは、略Ω形状の本体部29−1a、
29−1bと、この本体部から延びた圧入部29−2
a、29−2bと、この圧入部から延びたアーム部押え
29−3a、29−3bとを備える。尚、アーム部押圧
部材29a、29bの圧入部29−2a、29−2bの
内側には、ダボ案内溝25−1a、25−1bに案内さ
れるダボ(小突起)29A、29Bがそれぞれ形成さ
れ、コネクタの組み立てを容易にしている。
【0022】ベースインシュレータ23の両側前縁部に
は、アーム部25a、25bアーム部押圧部材29
a、29bとがそれぞれ挿入される一対の挿入溝31
a、31bと、これら挿入溝31a、31bの近傍に形
成されスライダ27を回転可能に支持すなわち枢支係合
するための一対の支持部33a、33bとを備える。こ
れら支持部33a、33bは、両側前縁部から両端部に
沿ってすなわち前方向にそれぞれ突出するように形成さ
れた一対の突出壁部である。挿入溝31a、31bは、
支持部33a、33bの突出壁部の外側と、両側前縁部
の外壁との間にそれぞれ形成される。支持部33a、3
3bは、挿入溝31a、31bと隣接するように突出壁
部の外側に形成された第1支持凹部33−1a、33−
1bと、突出壁部の内側に形成された第2支持凹部33
−2a、33−2bとをそれぞれ備える。
【0023】スライダ27の左右両端部の端前部分から
延びた一対のアーム部25a、25bの先端には、内側
に一対の第1係合凸部35a、35bが、形成されてい
る。一方、スライダ27の左右両端部の端後部分には、
これら一対の係合凸部35a、35bに対応する位置
に、第2係合凸部37a、37bが、それぞれ形成され
ている。
【0024】一対のアーム部の第1係合凸部35a、3
5bが、ベースインシュレータ23の第1支持凹部33
−1a、33−1bのそれぞれと係合支持する一方、第
2係合凸部37a、37bが、ベースインシュレータ2
3の第2支持凹部33−2a、33−2bのそれぞれと
係合支持する。その結果、スライダ27の第1係合凸部
35a、35bと第2支持凹部33−2a、33−2b
とが、ベースインシュレータ23の支持部33a、33
bを挟み込むように作用し、スライダ27は、ベースイ
ンシュレータ23に回転可能に係合保持される。
【0025】本発明のフレキシブルプリントサーキット
用コネクタの組み立ての際には、図4および図5に示す
ように、スライダ27を矢印の方向に沿ってベースイン
シュレータ23に組み込む。この時、スライダ27のア
ーム部25aおよび25bの弾性を利用して、ベースイ
ンシュレータ23の挿入溝31aおよび31bに挿入さ
せる。
【0026】次に、図5、図6および図7を参照して、
ホールドダウン29aおよび29bのダボ29A、29
Bをダボ案内溝25−1a、25−1bにそれぞれ案内
しながら、ホールドダウン29aおよび29bをスライ
ダ27のアーム部25aおよび25bとベースインシュ
レータ23の両前側縁部の外壁との間に圧入する。この
ように、ホールドダウン29aおよび29bを利用する
ことによって、スライダ27のばね変位のスペースが失
われ、構成部品のどれかが破壊されるまで、ベースイン
シュレータ23からスライダ27が外れることがなくな
る。
【0027】図2を参照して、フレキシブルプリントサ
ーキット(FPC)12を本発明のコネクタに挿入して
操作する方法について述べる。図2では、ホールドダウ
ン29aおよび29bは省略して示されている。まず、
スライダ27が垂直方向になるようにスライダ27を支
持部33a、33bの回りに90度だけ時計方向に回転
させ解放位置にしてから、フレキシブルプリントサーキ
ット(FPC)12を挿入する。その後、スライダ27
を90度だけ反時計方向に回転させ、水平方向、元の位
置すなわち閉鎖位置にする。
【0028】ところで、本発明のフレキシブルプリント
サーキット用コネクタは、EMI対応とする場合でもグ
ランド(接地)を取り易い構成である。フレキシブルプ
リントサーキット(FPC)12の上面(グランド側)
の導通パターンと接触されたスライダ27の金属プレー
トの露出下面28を介して、スライダ27のアーム部2
5aおよび25bからホールドダウン29aおよび29
bと導通される。換言すれば、スライダ27の金属プレ
ートの露出部分(露出下面28およびアーム部25a、
25b)とホールドダウン29aおよび29bとは、グ
ランドプレートとして作用する。
【0029】その上、図5に示すように、アーム部25
aおよび25bは、弾性のため外側に付勢され、ホール
ドダウン29aおよび29bの方に偏っている。そのた
め、図5および図6において、アーム部25aおよび2
5bは、ホールドダウン29aおよび29bと確実に導
通するような構成されている。
【0030】
【発明の効果】本発明のフレキシブルプリントサーキッ
ト用コネクタによれば、スライダの端部およびアーム部
がインシュレータの支持部を挟み込んで枢支係合する構
成を採用している。そのため、コンタクトの芯数が大き
い場合でも、コネクタ嵌合の際にスライダの外れがな
く、組み立て性も考慮した頑丈なフレキシブルプリント
サーキット用コネクタを得られるという効果を奏する。
その結果、小型・薄型のフレキシブルプリントサーキッ
ト用コネクタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフレキシブルプリン
トサーキット用コネクタに係る分解斜視図である。
【図2】図1の本発明の実施の形態によるフレキシブル
プリントサーキット用コネクタに係り、ベースインシュ
レータ23とスライダ27とのコネクタ嵌合状態を示す
縦断面図である。
【図3】図1の本発明の実施の形態によるフレキシブル
プリントサーキット用コネクタに係る、コネクタ嵌合状
態を示す斜視図である。
【図4】図1の本発明の実施の形態によるフレキシブル
プリントサーキット用コネクタに係り、ベースインシュ
レータ23の横断面図とスライダ27の平面図とを示
す。
【図5】図1の本発明の実施の形態によるフレキシブル
プリントサーキット用コネクタに係り、スライダ27を
収納したベースインシュレータ23の断面図とホールド
ダウン29aおよび29bの平面図とを示す。
【図6】図5の本発明の実施の形態によるフレキシブル
プリントサーキット用コネクタに係る、コネクタ嵌合状
態を示す断面図である。
【図7】図5の本発明の実施の形態によるフレキシブル
プリントサーキット用コネクタに係る、コネクタ嵌合状
態を示す平面図である。
【図8】フレキシブルプリントサーキット用コネクタの
従来例に係り、ベースインシュレータ13の断面図とス
ライダ17の平面図とを示す。
【図9】図8のフレキシブルプリントサーキット用コネ
クタに係る、コネクタ嵌合状態を示す断面図である。
【図10】図9のフレキシブルプリントサーキット用コ
ネクタに係る、コネクタ嵌合状態を示す平面図である。
【符号の説明】
11 フレキシブルプリントサーキット用コネクタ 12 フレキシブルプリントサーキット(FPC) 13 ベースインシュレータ 15 複数のコンタクト 17 スライダ 21 フレキシブルプリントサーキット用コネクタ 22 複数のコンタクト 22−1 枢支部 22−2 接触部 23 ベースインシュレータ 25−1a、25−1b 一対のダボ案内溝 27 スライダ 27−1 半円弧状凹部 27−2 キャリア部 28 スライダ27内の金属プレートの露出下面 29a、29b アーム部押圧部材(ホールドダウ
ン) 29A、29B 一対のダボ 29−1a、29−1b 略Ω形状の本体部 29−2a、29−2b 圧入部 29−3a、29−3b アーム部押え 31a、31b 一対の挿入溝 33a、33b 一対の支持部 33−1a、33−1b 第1支持凹部 33−2a、33−2b 第2支持凹部 35a、35b 一対の第1係合凸部 37a、37b 第2係合凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/28 H01R 12/18 H01R 13/631

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンタクトが固定保持されフレキ
    シブルプリントサーキットを受けるためのベースインシ
    ュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放位置と
    の間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリントサー
    キットを圧接させた状態に保持するためのスライダとを
    備えたフレキシブルプリントサーキット用コネクタであ
    って、 前記スライダは、弾性を有するアーム部を備えた金属プ
    レートをモールドインにより一体形成され、 前記スライダの端部には、一端が固定され他端が外側に
    延び、前記他端の内側に係合凸部が形成された前記アー
    ム部が設けられ、前記アーム部の外側には、案内溝が形
    成され、 前記アーム部を押圧するためのホールドダウンを備え、
    前記ホールドダウンは、前記案内溝に案内されるダボを
    有するアーム部押えを備え、 前記インシュレータの側縁部には、前記アーム部と前記
    ホールドダウンとを挿入するための挿入溝と、前記挿入
    溝の近傍で前記スライダを回転可能に支持するために前
    記アーム部の係合凸部を枢支係合する支持部とが、形成
    され、 前記ホールドダウンで前記アーム部を押圧することによ
    り、前記係合凸部を前記支持部に係合保持させ、 前記アーム部押えが前記挿入溝に挿入されることによ
    り、前記アーム部のばね変位のスペースが失われること
    を特徴とするフレキシブルプリントサーキット用コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 複数のコンタクトが固定保持されフレキ
    シブルプリントサーキットを受けるためのベースインシ
    ュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放位置と
    の間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリントサー
    キットを圧接させた状態に保持するためのスライダとを
    備えたフレキシブルプリントサーキット用コネクタであ
    って、 前記スライダは、弾性を有するアーム部を備えた金属プ
    レートをモールドインにより一体形成され、 前記スライダの端部には、一端が固定され他端が外側に
    延びた前記アーム部が 設けられ、前記他端の内側に第1
    係合凸部が形成される一方、前記第1係合凸部に互いに
    向き合うように第2係合凸部が前記端部と同一面上で前
    記一端と離間して形成され、 前記アーム部を押圧するためのホールドダウンを備え、
    前記ホールドダウンは、アーム部押えを備え、 前記インシュレータの側縁部には、前記アーム部と前記
    ホールドダウンとを挿入するための挿入溝と、前記挿入
    溝の近傍で前記スライダを回転可能に支持するために前
    記スライダの第1係合凸部及び第2係合凸部をそれぞれ
    枢支係合する第1支持凹部及び第2支持凹部を内外に持
    つ支持部とが、形成され、 前記アーム部押えが前記挿入溝に挿入されることによ
    り、前記アーム部のばね変位のスペースが失われること
    を特徴とするフレキシブルプリントサーキット用コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 複数のコンタクトが固定保持されフレキ
    シブルプリントサーキットを受けるためのベースインシ
    ュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放位置と
    の間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリントサー
    キットを圧接させた状態に保持するためのスライダとを
    備えたフレキシブルプリントサーキット用コネクタであ
    って、 前記スライダは、弾性を有する一対のアーム部を備えた
    金属プレートをモールドインにより一体形成され、 前記スライダの両端部には、一端が固定され他端が外側
    に延び、前記他端の内側に係合凸部が形成された前記各
    アーム部が設けられ、 前記各アーム部をそれぞれ押圧するための一対のホール
    ドダウンを備え、前記各ホールドダウンは、アーム部押
    えを備え、 前記インシュレータの両側縁部には、前記各アーム部と
    前記各ホールドダウンとを挿入するための一対の挿入溝
    と、前記各挿入溝の近傍で前記スライダを回転可能に支
    持するために前記各アーム部の係合凸部を枢支係合する
    一対の支持部とが、形成され、 前記各ホールドダウンで前記各アーム部を押圧すること
    により、前記各係合凸部を前記各支持部にそれぞれ係合
    保持させ、 前記各アーム部押えが前記各挿入溝に挿入されることに
    より、前記各アーム部のばね変位のスペースが失われる
    ことを特徴とするフレキシブルプリントサーキット用コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 複数のコンタクトが固定保持されフレキ
    シブルプリントサーキットを受けるためのベースインシ
    ュレータと、前記各コンタクトに閉鎖位置と解放位置と
    の間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリントサー
    キットを圧接させた状態に保持するためのスライダとを
    備えたフレキシブルプリントサーキット用コネクタであ
    って、 前記スライダは、弾性を有する一対のアーム部を備えた
    金属プレートをモールドインにより一体形成され、 前記スライダの両端部には、一端が固定され他端が外側
    に延びた前記各アーム部が設けられ、前記他端の内側に
    第1係合凸部が形成される一方、前記第1係合凸部に互
    いに向き合うように第2係合凸部が前記両端部と同一面
    上で前記一端と離間して形成され、 前記各アーム部をそれぞれ押圧するための一対のホール
    ドダウンを備え、前記各ホールドダウンは、アーム部押
    えを備え、 前記インシュレータの両側縁部には、前記各アームと前
    記各ホールドダウンとを挿入するための一対の挿入溝
    と、前記各挿入溝の近傍で前記スライダを回転可能に支
    持するために前記スライダの第1係合凸部及び第2係合
    凸部をそれぞれ枢支係合する第1支持凹部及び第2支持
    凹部を内外に持つ一対の支持部とが、形成され、 前記各アーム部押えが前記各挿入溝に挿入されることに
    より、前記各アーム部のばね変位のスペースが失われる
    ことを特徴とするフレキシブルプリントサーキット用コ
    ネクタ。
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