JP3378445B2 - Numerical control device for 3D cutting machine - Google Patents
Numerical control device for 3D cutting machineInfo
- Publication number
- JP3378445B2 JP3378445B2 JP21189496A JP21189496A JP3378445B2 JP 3378445 B2 JP3378445 B2 JP 3378445B2 JP 21189496 A JP21189496 A JP 21189496A JP 21189496 A JP21189496 A JP 21189496A JP 3378445 B2 JP3378445 B2 JP 3378445B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- tool
- state
- cutting
- line segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元切削加工機
の工具の寿命を延ばすために、工具の送り速度を制御す
る数値制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元加工機において、工具にか
かる負荷の影響を少なくして工具の寿命を延ばすため
に、工具経路データに応じて工具の送り速度を制御する
数値制御装置を備えたものがある。例えば、特開昭63
−710号公報に示されている数値制御装置は、工具経
路データから3次元切削方向線分(dx, dy, dz)を算出
し、この線分(dx, dy, dz)の深さ方向の極性値(dz)
を合成値(dl)で除算した値(t)を工具送り速度パラ
メータとして設定し、予め与えられた水平方向工具送り
速度(Fh)と垂直方向工具送り速度(Fv)を上記工
具送り速度パラメータ(t)で線型補間して、実際に動
作させる工具送り速度(F’)を算出する。また、深さ
方向の極性値(dz)がdz≧0であれば、水平方向工具送
り速度(Fh)を実際に動作せしめるときの工具送り速
度(F)として設定する。ここで、上記の合成値(d
l),工具送り速度パラメータt及びは工具送り速度
(F’)は下記の数式1,数式2及び数式3で求められ
る。
【数式1】
【数式2】
【数式3】
これにより求められた工具送り速度(F’)は、垂直方
向の線分成分の割合が多い場合に遅くなる。このように
上記数値制御装置は、垂直方向に対する工具の移動に考
慮して工具にかかる負荷の影響を少なくし、工具の寿命
を延ばすというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示す
ように、工具1が被加工材料2の表面を切削しながら移
動する状態において、工具1が上り傾斜面を移動する場
合、工具に接する削り代L1 は、工具1が平面を移動す
るときの削り代L1 に比べて大きくなる。しかしなが
ら、上記数値制御装置よると、平面及び上り傾斜面を工
具が切削移動する場合は、いずれも水平方向工具送り速
度(Fh)が工具送り速度(F)として設定されてしま
う。このため、工具が上り傾斜面を移動すると、かなり
の負荷がかかりようになり、工具の寿命がそれほど延び
ないものとなる。
【0004】また、図7に示すように、切削領域から非
切削領域に向けて真上に上昇していく線分A、非切削領
域を水平方向に向かう線分B、非切削領域から切削箇所
に向かう線分C、切削領域を水平方向に向かう線分D,
F,H、切削領域内で上り斜面を上り方向に向かう線分
E及び切削領域内で下り斜面を下り方向に向かう線分G
から構成された、工具経路において、上記数値制御装置
によって線分A〜Hにかかる工具送り速度(F)を求め
ると、線分Cと線分G以外は、すべて水平方向工具送り
速度(Fh)となる。すなわち、被加工材料を切削しな
いので速く送ることができるはずの線分A,Bの工具送
り速度が、被加工材料を切削する線分D,F,Hの工具
送り速度と同じ速度になってしまう。このように、上記
数値制御装置では各線分に対して適切な工具送り速度が
設定されない。
【0005】さらに、工具送り速度(F)を求めるに
は、上述したように上記3つの数式を用いた演算処理、
特に線分成分dx, dy, dzを全て用いた数式1の演算処理
が必要となるため、この演算処理に多くの時間がかかっ
てしまうという問題点がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、3次元切削加工機の
工具の寿命を延ばすための、工具経路に適した工具送り
速度を、単純かつ高速に設定することができる、3次元
切削加工機の数値制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、工具の送り
状態における負荷状態について鋭意研究を重ねた結果、
工具にかかる負荷状態が、被加工材料にかかわる工具の
上下動の有無のみによって、おおよそ見当のつくことを
見いだし、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
【0008】本発明の数値制御装置は、被加工材料の上
端のZ座標値Z0 や工具経路データなどを記憶する切削
データ記憶部と、上記工具経路データの各線分に対して
適切な工具送り速度データを形成する速度制御部と、上
記速度データを含む切削データを出力する切削データ出
力部とからなっている。上記速度制御部は、切削データ
記憶部に記憶された工具経路データにおける各線分の始
終点のZ座標値Z1 ,Z2 を求め、上記Z0 に対する上
記Z1 の変位の有無、上記Z0 に対する上記Z2 の変位
の有無、かつ、Z1 に対するZ2 の変位の有無を判定
し、工具の送り状態を認識している。すなわち、上記速
度制御部は、上記判定により、Z2 >Z0の場合には非
切削状態、Z1 >Z0 の場合には切込み状態、Z1 =Z
2 の場合にはZ変位無し状態、Z1 ≠Z2 の場合にはZ
変位有り状態と認識する。そこで、上記速度制御部は、
各状態の工具送り速度の関係が、非切削状態の速度>Z
変位無し状態の速度>Z変位有り状態の速度>切込み状
態の速度となるように工具送り速度データを形成する。
【0009】図7を参照すると、上記速度制御部は、Z
2 >Z0 の場合には線分A,Bのような非切削状態、Z
1 >Z0 の場合には線分Cのような切込み状態、Z1 =
Z2の場合には線分D,F,HのようなZ変位無し状
態、Z1 ≠Z2 の場合には線分E,GのようなZ変位有
り状態と認識し、これらの状態に適する工具送り速度デ
ータが形成されるようになる。例えば、上り傾斜の線分
Eと下り傾斜の線分Gとは同一の速度となり、非切削状
態の線分A,Bの工具送り速度はZ変位無し状態の線分
D,F,Hの工具送り速度より大きくなる。なお、上記
工具送り速度の形成するには単にZ座標値を比較するだ
けでよく、複雑な演算処理を必要しない。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一具体例を示すシステ
ム構成図である。図1において、3は、XYテーブル4
上に固定された被加工材料5を上下動自在のスピンドル
6により加工することのできる3次元切削加工機であ
る。7は、3次元加工機3に固定された被加工材料5の
上端のZ座標値Z0 、工具経路データ、速度パラメータ
に対応した速度設定値が予め与えられた速度設定値テー
ブル等が記憶された切削データ記憶部である。8は、切
削データ記憶部1に記憶された工具経路データの各線分
に対して速度パラメータを設定し、速度設定値テーブル
上の速度パラメータに対応する速度設定値を各線分毎の
工具送り速度データとして形成する速度制御部である。
9は速度制御部8で形成された工具送り速度データを含
む切削データを3次元切削加工機3に出力する切削デー
タ出力部である。
【0011】上記速度制御部8は、CPUと、ROMに
よって構成されていて、上記ROMには、図2のフロー
チャートが示すような、工具経路データの各線分に対す
る工具送り速度データを形成するためのプログラムが記
憶されている。そして、上記CPUは上記プログラムに
基づいて工具経路データに対する工具送り速度データを
形成するようになっている。
【0012】ここで、切削データ記憶部に記憶された工
具経路データSに対して、上記CPUが工具送り速度を
形成する手順を、図2のフローチャートを参照して説明
する。まず、ステップ1において、工具経路データSを
構成する各線分Si のiを1と設定する。つぎにステッ
プ2において、線分Si の始点のZ座標値をZ1 、線分
Si の終点のZ座標値をZ2 と設定する。ついで、ステ
ップ3において、線分Si の終点のZ座標値Z2 が、被
加工材料の上端のZ座標Z0 より大きいか否か判定す
る。その判定結果がZ2 >Z0 の場合にはステップ4に
おいて線分Si の工具送り状態が非切削状態であると認
識し、この線分Si に対して速度パラメータVi を設定
する。ここで、線分Si の工具送り速度Vcurrとして上
記速度パラメータVi に対応した速度設定値テーブル上
の値を採用する。ついでステップ10に進む。
【0013】また、ステップ3の判定結果がZ2 >Z0
でない場合にはステップ5において、線分Si の始点の
Z座標値Z1 が、被加工材料の上端のZ座標Z0 より大
きいか否か判定する。その判定結果がZ1 >Z0 の場合
にはステップ6において線分Si の工具送り状態が切込
み状態であると認識し、この線分Si に対して速度パラ
メータV2 を設定する。ここで、線分Si の工具送り速
度Vcurrとして上記速度パラメータV2 に対応した速度
設定値テーブル上の値を採用する。ついでステップ10
に進む。
【0014】また、ステップ5の判定結果がZ1 >Z0
でない場合にはステップ7において、線分Si の始点の
Z座標値Z1 が、線分Si の終点のZ座標値Z2 と同一
であるか否か判定する。その判定結果がZ1 =Z2 の場
合にはステップ8において線分Si の工具送り状態がZ
変位無し状態であると認識し、この線分Si に対して速
度パラメータV3 を設定する。ここで、線分Si の工具
送り速度Vcurrとして上記速度パラメータV3 に対応し
た速度設定値テーブル上の値を採用する。ついでステッ
プ10に進む。
【0015】また、ステップ7の判定結果がZ1 =Z2
でない場合にはステップ9において線分Si の工具送り
状態がZ変位有り状態であると認識し、この線分Si に
対して速度パラメータV4 を設定する。ここで、線分S
i の工具送り速度Vcurrとして上記速度パラメータV4
に対応した速度設定値テーブル上の値を形成する。つい
でステップ10に進む。
【0016】ステップ10において、上記iに1を加
え、iと設定する。すなわち、Si+1をSi とする。続
いて、ステップ11において、新しく設定されたiがn
より大きいか否か判定する。その判定結果がi>nの場
合には工具経路データSの各線分Si 全てに工具送り速
度データを形成したと判断し、このプログラムを終了す
る。また、ステップ11の判定結果がi>nでない場合
にはまだ工具送り速度データを形成していない線分Si
があると判断し、この線分Si の工具送り速度データを
形成するためにステップ2に戻る。
【0017】ところで、上記切削データ記憶部7には、
図3に示すように、被加工材料の材質及び工具の種類を
考慮して、4つの速度設定値テーブルが備えられてい
る。また、これらの速度設定値テーブルは図示しない操
作手段によって増やしたり減らしたりすることができ、
さらに速度設定値テーブル上の値も変更することができ
るようになっている。また、上記データ記憶部7に記憶
される被加工材料の上端のZ座標Z0 も上記操作手段な
どから設定することができるようになっている。なお、
上記切削データ記憶部7に複数個の速度設定値テーブル
が存在する場合には、上記プログラムが実行する前に、
上記操作手段などによって1つの速度設定値テーブルが
選択される。
【0018】速度設定値テーブル上の値の設定につい
て、図4を参照して説明する。上記プログラムの実行に
より、各線分は、非切削状態,切込み状態,Z変位無し
状態及びZ変位有り状態の4つの状態に分けられる。こ
の4つの状態と工具にかかる負荷との関係を調べてみる
と、工具にかかる負荷は、切込み状態>Z変位有り>Z
変位無し状態>非切削状態との関係がだいたい成り立
つ。したがって、速度設定値テーブル上の値は、各状態
の工具送り速度の関係が、非切削状態の速度>Z変位無
し状態の速度>Z変位有り状態の速度>切込み状態の速
度となるように設定されている。当然のことながら上記
速度設定値テーブル上の値は、工具にかかる負荷を考慮
したもので、各切削条件などを鑑み求められた値であ
る。
【0019】例えば、図5(a)に示すように、工具経
路データSを含む切削データによって被加工材料である
ABS樹脂10をR3.0ボールエンドミルで切削加工
する場合、工具経路データSの各線分Sn には上記プロ
グラムの実行により、図5(b)に示すような工具送り
速度データが形成されることになる。この場合、速度設
定値テーブルは図3(a)に示すものが予め選択され
る。
【0020】なお、常に1種類の被加工材料を対象と
し、工具の種類の変更もなく、切削形状もほとんど同一
なものを切削加工する場合には、上記速度設定値テーブ
ルは必要なく、上記プログラム上に各状態の工具送り速
度を書き込んでおけばよい。
【0021】また、特に滑らかで斑のない表面加工が必
要な場合には、Z変位有り状態における工具送り速度を
設定するためのプログラムを別途用意して対応すること
も可能である。上記プログラムとしては、工具の移動角
度に対応して工具の送り速度を決定するものや工具の最
大切込み深さに対応して工具の送り速度を決定するもの
などがあり、すでに公知である。しかし、これらのプロ
グラムを実行すると、その演算処理に多くの時間がかか
ってしまうため、本当に必要なときだけ用いるように、
操作手段などによって選択できるようにすることが必要
である。
【0022】上記具体例では、被加工材料の材質及び工
具の種類を考慮した速度設定値テーブルが作成されてい
たが、工具の回転数や加工形状など色々な要素を考慮し
て速度設定テーブルを作成してもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】本発明による数値制御装置は、工具経路デ
ータの各線分におけるZ座標値のみを単に比較して、各
線分の工具送り状態が、非切削状態、切込み状態、Z変
位無し状態、及びZ変位有り状態のいずれかであるかを
認識し、各状態の工具送り速度の関係が、非切削状態の
速度>Z変位無し状態の速度>Z変位有り状態の速度>
切込み状態の速度となるように工具送り速度を形成して
いる。これにより、工具にかかる負荷が大きい状態のと
きには速度が遅く、工具にかかる負荷が小さい状態のと
きには速度が速くなり、工具にかかる負荷の影響は少な
くなる。また、本発明の数値制御装置は、それ自体の構
成が単純であるため、容易に実現でき実質的に有益なも
のである。さらに、上記工具送り速度を形成するのに複
雑な演算処理を必要としないため、極めて高速に働くも
のである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a numerical controller for controlling a feed speed of a three-dimensional cutting machine in order to extend the life of the tool. 2. Description of the Related Art Conventionally, in a three-dimensional processing machine, a numerical controller for controlling a feed speed of a tool according to tool path data in order to reduce the influence of a load applied to the tool and extend the life of the tool. Some have. For example, JP-A-63
The numerical controller disclosed in Japanese Patent Application Publication No. 710-710 calculates a three-dimensional cutting direction line segment (dx, dy, dz) from the tool path data, and calculates the three-dimensional cutting direction line segment (dx, dy, dz) in the depth direction. Polarity value (dz)
Is divided by the composite value (dl) as a tool feed speed parameter, and the horizontal tool feed speed (Fh) and the vertical tool feed speed (Fv) given in advance are calculated using the tool feed speed parameter ( The tool feed speed (F ') to be actually operated is calculated by linear interpolation at t). If the polarity value (dz) in the depth direction is dz ≧ 0, the tool feed speed (Fh) in the horizontal direction is set as the tool feed speed (F) when actually operating. Here, the composite value (d
l) The tool feed speed parameter t and the tool feed speed (F ') can be obtained by the following formulas 1, 2 and 3. [Formula 1] [Formula 2] [Equation 3] The tool feed speed (F ′) obtained in this way becomes slow when the ratio of the vertical line component is large. As described above, the numerical controller considers the movement of the tool in the vertical direction, reduces the effect of the load on the tool, and extends the life of the tool. [0003] As shown in FIG. 6, when the tool 1 moves on an upwardly inclined surface in a state where the tool 1 moves while cutting the surface of the workpiece 2, cash on L 1 scraping contact with the tool is larger than the cutting cash L 1 when the tool 1 is moved plane. However, according to the numerical control device, when the tool performs cutting movement on a flat surface or an upwardly inclined surface, the horizontal tool feed speed (Fh) is set as the tool feed speed (F) in each case. For this reason, when the tool moves on the upwardly inclined surface, a considerable load is applied, and the life of the tool is not significantly extended. Further, as shown in FIG. 7, a line segment A that rises directly from the cutting region to the non-cutting region, a line segment B that extends in the horizontal direction from the non-cutting region, , A line segment D going horizontally through the cutting area,
F, H, a line segment E going up on the up slope in the cutting area and a line segment G going down on the down slope in the cutting area.
When the tool feed speed (F) applied to the line segments A to H is determined by the numerical controller in the tool path constituted by the following formulas, the horizontal tool feed speed (Fh) except for the line segments C and G is obtained. Becomes That is, the tool feed speeds of the line segments A and B, which should be able to be fed faster because the workpiece material is not cut, are the same as the tool feed speeds of the line segments D, F and H for cutting the workpiece material. I will. As described above, the numerical control device does not set an appropriate tool feed speed for each line segment. Further, in order to obtain the tool feed speed (F), as described above, an arithmetic process using the above three equations
In particular, since the arithmetic processing of Expression 1 using all the line segment components dx, dy, and dz is required, there is a problem that this arithmetic processing takes a lot of time. The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a simple tool feed speed suitable for a tool path for extending the life of a tool of a three-dimensional cutting machine. Another object of the present invention is to provide a numerical control device for a three-dimensional cutting machine that can be set at a high speed. The inventor of the present invention has conducted intensive studies on the load state in the feed state of the tool, and as a result,
It has been found that the state of load applied to the tool can be roughly determined only by the presence or absence of vertical movement of the tool relating to the material to be processed, and the present invention has been accomplished based on this finding. The numerical controller according to the present invention includes a cutting data storage section for storing Z coordinate value Z 0 of the upper end of the workpiece and tool path data, and a suitable tool feed for each line segment of the tool path data. It comprises a speed control unit for forming speed data, and a cutting data output unit for outputting cutting data including the speed data. The speed control unit obtains a Z coordinate value Z 1, Z 2 of the start and end points of each line segment in the tool path data stored in the cutting data storage unit, whether the displacement of the Z 1 with respect to the Z 0, the Z 0 the presence or absence of displacement of Z 2 and determines whether the displacement of Z 2 with respect to Z 1, is aware of the feed state of the tool relative. That is, according to the above determination, the speed control unit determines that the cutting state is not established when Z 2 > Z 0 , the cutting state is established when Z 1 > Z 0 , and the Z 1 = Z
In the case of 2 , there is no Z displacement, in the case of Z 1 ≠ Z 2 , Z
It recognizes that there is displacement. Therefore, the speed control unit:
The relationship between the tool feed speed in each state is that the speed in the non-cutting state> Z
Tool feed speed data is formed so that the speed in the state without displacement> the speed in the state with Z displacement> the speed in the cutting state. Referring to FIG. 7, the speed control section includes a Z
2 > Z 0 , non-cutting state like line segment A, B, Z
When 1 > Z 0, the cutting state like a line segment C, Z 1 =
In the case of Z 2 , it is recognized that there is no Z displacement such as line segments D, F, and H, and when Z 1 ≠ Z 2 , it is recognized that there is a Z displacement state such as line segments E and G. Suitable tool feed speed data is formed. For example, the line segment E having the upward inclination and the line segment G having the downward inclination have the same speed, and the tool feed speeds of the line segments A and B in the non-cutting state are the same as those of the line segments D, F and H in the state without Z displacement. It becomes larger than the feed speed. It should be noted that the tool feed speed can be formed simply by comparing the Z coordinate values, and does not require complicated arithmetic processing. Next, the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a system configuration diagram showing a specific example of the present invention. In FIG. 1, 3 is an XY table 4
This is a three-dimensional cutting machine capable of processing a workpiece 5 fixed thereon by a vertically movable spindle 6. Reference numeral 7 denotes a Z-coordinate value Z 0 of the upper end of the workpiece 5 fixed to the three-dimensional processing machine 3, a tool path data, a speed setting value table in which speed setting values corresponding to speed parameters are previously stored, and the like. A cutting data storage unit. 8 sets a speed parameter for each line segment of the tool path data stored in the cutting data storage unit 1, and sets a speed set value corresponding to the speed parameter on the speed set value table to the tool feed speed data for each line segment. The speed control unit is formed as
Reference numeral 9 denotes a cutting data output unit that outputs cutting data including the tool feed speed data formed by the speed control unit 8 to the three-dimensional cutting machine 3. The speed control section 8 comprises a CPU and a ROM. The ROM stores the tool feed speed data for each line segment of the tool path data as shown in the flowchart of FIG. A program is stored. The CPU forms tool feed speed data for the tool path data based on the program. The procedure for forming the tool feed speed by the CPU with respect to the tool path data S stored in the cutting data storage unit will now be described with reference to the flowchart of FIG. First, in step 1, i of each line segment Si constituting the tool path data S is set to 1. In step 2, the Z coordinate value of the start point of the line segment S i Z 1, sets the Z coordinate value of the end point of the line segment S i and Z 2. Next, in step 3, Z-coordinate value Z 2 of the end point of the line segment S i and judges whether or not the Z coordinate Z 0 is greater than the upper end of the work piece. The determination result is recognized as Z 2> in the case of Z 0 is the tool feed state of the line segment S i in step 4 is a non-cutting state, to set the speed parameter V i with respect to the line segment S i. Here, employing the value of the speed setting value table as the tool feed speed Vcurr line segment S i corresponding to the velocity parameter V i. Then go to step 10. The result of the determination in step 3 is Z 2 > Z 0
In step 5, if not, Z coordinate value Z 1 of the starting point of the line segment S i and judges whether or not the Z coordinate Z 0 is greater than the upper end of the work piece. The judgment result is in the case of Z 1> Z 0 tool feed state of the line segment S i is recognized as the cut state in step 6, set the speed parameter V 2 with respect to the line segment S i. Here, employing the value of the speed setting value table as the tool feed speed Vcurr line segment S i corresponding to the velocity parameter V 2. Then step 10
Proceed to. Further, the result of the determination in step 5 is Z 1 > Z 0
In step 7, if not, Z coordinate value Z 1 of the starting point of the line segment S i and judges whether or not the same as the Z coordinate value Z 2 of the end point of the line segment S i. The determination result is Z 1 = in step 8 in the case of Z 2 is the tool feed state of the line segment S i Z
Recognizes that it is displaced without state, to set the speed parameter V 3 for this segment S i. Here, employing the value of the speed setting value table as the tool feed speed Vcurr line segment S i corresponding to the velocity parameter V 3. Then go to step 10. The result of the determination in step 7 is Z 1 = Z 2
If not the tool feed state of the line segment S i is recognized as a state there Z displacement in step 9, to set the speed parameter V 4 with respect to the line segment S i. Here, the line segment S
The above speed parameter V 4 is used as the tool feed speed Vcurr of i.
Is formed on the speed setting value table corresponding to. Then go to step 10. In step 10, 1 is added to the above-mentioned i, and set as i. That is, S i + 1 is defined as S i . Subsequently, in step 11, the newly set i is n
It is determined whether it is greater than. Determines that the determination result is the i> n is the formation of the tool feed speed data in each segment S i all tool path data S, this program is ended. If the result of the determination in step 11 is not i> n, the line segment S i for which the tool feed speed data has not been formed yet.
It is determined that there is, the flow returns to step 2 to form the tool feed speed data of the line segment S i. The cutting data storage unit 7 stores
As shown in FIG. 3, four speed setting value tables are provided in consideration of the material of the work material and the type of tool. In addition, these speed setting value tables can be increased or decreased by operating means (not shown),
Further, the values on the speed setting value table can be changed. Further, the Z coordinate Z 0 of the upper end of the work material stored in the data storage unit 7 can also be set from the operation means or the like. In addition,
When a plurality of speed setting value tables exist in the cutting data storage unit 7, before the program is executed,
One speed setting value table is selected by the operation means or the like. The setting of values on the speed setting value table will be described with reference to FIG. By executing the above program, each line segment is divided into four states: a non-cutting state, a cutting state, a state without Z displacement, and a state with Z displacement. When examining the relationship between these four states and the load applied to the tool, the load applied to the tool is:
No displacement state> The relationship with the non-cutting state is approximately established. Therefore, the values on the speed setting value table are set so that the relationship between the tool feed speed in each state is as follows: speed in the non-cutting state> speed in the state without Z displacement> speed in the state with Z displacement> speed in the cutting state. Have been. Naturally, the values on the speed setting value table take into account the load applied to the tool, and are values obtained in consideration of each cutting condition and the like. For example, as shown in FIG. 5 (a), when cutting the ABS resin 10 which is the material to be processed by the R3.0 ball end mill using the cutting data including the tool path data S, each line of the tool path data S by the execution of the program to the minute S n, so that the tool feed speed data as shown in FIG. 5 (b) is formed. In this case, the speed setting value table shown in FIG. 3A is selected in advance. In the case where one type of workpiece is always processed, the type of tool is not changed, and the cut shape is almost the same, the speed setting value table is not necessary, and the program is not required. What is necessary is just to write the tool feed speed of each state above. In particular, when a smooth and spot-free surface processing is required, a program for setting the tool feed speed in the state with the Z displacement can be prepared separately. Examples of the program include a program that determines the feed speed of the tool in accordance with the moving angle of the tool and a program that determines the feed speed of the tool in accordance with the maximum cutting depth of the tool. However, when these programs are executed, the arithmetic processing takes a lot of time, so use it only when really necessary.
It is necessary to be able to select by operating means. In the above specific example, the speed setting value table is created in consideration of the material of the work material and the type of tool. However, the speed setting table is considered in consideration of various factors such as the number of rotations of the tool and the processing shape. May be created. The present invention is embodied in the form described above, and has the following effects. The numerical controller according to the present invention simply compares only the Z coordinate value of each line segment of the tool path data, and determines whether the tool feed state of each line segment is a non-cutting state, a cutting state, a state without Z displacement, and a state without Z displacement. Recognizing whether any of the states with displacement, the relationship between the tool feed speed in each state, the speed in the non-cutting state> speed in the state without Z displacement> speed in the state with Z displacement>
The tool feed speed is formed so as to be the speed in the cutting state. Thus, when the load on the tool is large, the speed is low, and when the load on the tool is small, the speed is high, and the effect of the load on the tool is reduced. Further, the numerical control device of the present invention has a simple configuration, and therefore can be easily realized and is substantially useful. Further, since a complicated arithmetic processing is not required to form the above-mentioned tool feed speed, it operates at a very high speed.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体例の数値制御装置を示すシステ
ム構成図である。
【図2】図1の数値制御装置の工具送り速度データ生成
処理プログラムを示すフローチャートである。
【図3】図1の数値制御装置の切削データ記憶部に記憶
された速度設定値テーブルである。
【図4】工具送り状態における、工具にかかる負荷と工
具送り速度とを説明する説明図である。
【図5】工具経路データSの工具送り速度を説明する説
明図である。
【図6】工具送り状態における、工具にかかる負荷を説
明する説明図である。
【図7】工具経路データの各線分の一例を説明する説明
図である。
【符号の説明】
3 3次元切削加工機基台
7 切削データ記憶部
8 速度制御部
9 切削データ出力部
10 被加工材料
S 工具経路
Si 線分
Z0 被加工材料の上端のZ座標
Z1 Si の始点のZ座標
Z2 Si の終点のZ座標BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a system configuration diagram showing a numerical controller according to a specific example of the present invention. FIG. 2 is a flowchart showing a tool feed speed data generation processing program of the numerical controller of FIG. 1; FIG. 3 is a speed setting value table stored in a cutting data storage unit of the numerical controller of FIG. 1; FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating a load applied to a tool and a tool feed speed in a tool feed state. FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating a tool feed speed of tool path data S; FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating a load applied to a tool in a tool feeding state. FIG. 7 is an explanatory diagram illustrating an example of each line segment of tool path data. [EXPLANATION OF SYMBOLS] 3 3-dimensional cutting machine base 7 Cutting data storage unit 8 Speed controller 9 Cutting data output unit 10 the processed material S toolpath S i line Z 0 Z coordinates Z 1 of the upper end of the material to be processed Z-coordinate of the end point of the start point of the Z coordinate Z 2 S i of S i
Claims (1)
する数値制御装置であって、3次元加工機に固定された
被加工材料の上端のZ座標値Z0 や工具経路データや速
度設定値テーブルを記憶する切削データ記憶部と、記憶
部に記憶された工具経路データにおける各線分の始終点
のZ座標値Z1 ,Z2 を求め、工具の送り状態をつぎの
優先順位で、Z2 >Z0 の場合に非切削状態、Z1 >Z
0 の場合に切込み状態、Z1 =Z2 の場合にZ変位無し
状態、Z1 ≠Z2 の場合にZ変位有り状態と認識し、各
状態の工具送り速度の関係が、非切削状態の速度>Z変
位無し状態の速度>Z変位有り状態の速度>切込み状態
の速度となるように工具送り速度データを形成する速度
制御部と、上記速度制御部で形成させた工具送り速度デ
ータを含む切削データを3次元切削加工機に出力する切
削データ出力部とを備えたことを特徴とする3次元切削
加工機の数値制御装置。(1) A numerical control device for controlling a tool feed speed of a three-dimensional cutting machine, wherein a Z coordinate value of an upper end of a workpiece fixed to the three-dimensional cutting machine is provided. A cutting data storage unit that stores Z0, tool path data, and a speed set value table, and Z coordinate values Z1, Z2 of the start and end points of each line segment in the tool path data stored in the storage unit are obtained. In the non-cutting state when Z2> Z0, and Z1> Z
When 0, the cutting state is recognized, when Z1 = Z2, there is no Z displacement state, and when Z1 ≠ Z2, the Z displacement state is recognized. A speed control unit that forms tool feed speed data so that the speed in the absence state> the speed in the state with Z displacement> the speed in the infeed state, and cutting data including the tool feed speed data formed by the speed control unit And a cutting data output unit for outputting to the three-dimensional cutting machine.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21189496A JP3378445B2 (en) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | Numerical control device for 3D cutting machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21189496A JP3378445B2 (en) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | Numerical control device for 3D cutting machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1034497A JPH1034497A (en) | 1998-02-10 |
JP3378445B2 true JP3378445B2 (en) | 2003-02-17 |
Family
ID=16613411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21189496A Expired - Fee Related JP3378445B2 (en) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | Numerical control device for 3D cutting machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3378445B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PH11999002188B1 (en) | 1998-09-01 | 2007-08-06 | Unilever Nv | Method of treating a textile |
PH11999002190B1 (en) | 1998-09-01 | 2007-08-06 | Unilever Nv | Composition and method for bleaching a substrate |
GB0004990D0 (en) | 2000-03-01 | 2000-04-19 | Unilever Plc | Composition and method for bleaching a substrate |
CN102591259B (en) * | 2012-03-02 | 2013-11-20 | 北京灿烂阳光科技发展有限公司 | Automatic control method of numerical control cutting machine |
CN114035582A (en) * | 2021-11-16 | 2022-02-11 | 深圳数马电子技术有限公司 | S-shaped track planning method and device, computer equipment and storage medium |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP21189496A patent/JP3378445B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1034497A (en) | 1998-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2634658B1 (en) | Tool path generation method and tool path generation device | |
JP4809488B1 (en) | Numerical control device with oscillating function capable of changing speed in any section | |
JP6646027B2 (en) | Post-processor device, machining program generation method, CNC machining system, and machining program generation program | |
US10328542B2 (en) | Tool path-generating method, drilling method, and tool path-generating device | |
JP5032081B2 (en) | Machining control method and machining information creation method for machine tools | |
JP6740199B2 (en) | Numerical control device, CNC machine tool, numerical control method, and numerical control program | |
JP2016099824A (en) | Numerical control equipment that protects tool and workpiece | |
WO1985001682A1 (en) | Approaching method in area machining | |
JP3378445B2 (en) | Numerical control device for 3D cutting machine | |
JP2015051472A (en) | Gear processing machine | |
JP2006000995A (en) | Thread cutting apparatus | |
JP2002059339A (en) | Deep groove machining method | |
JP4728205B2 (en) | Machining data generation method | |
JPS6062448A (en) | Copying control system | |
JP4714348B2 (en) | Machining method with rotating tools | |
JP3748099B2 (en) | Cutting method and NC data creation device for performing this cutting method | |
JPH09292913A (en) | Nc data preparing device | |
JP2003015714A (en) | Numerically controlled machine tool | |
WO2022044989A1 (en) | Speed adjustment device | |
JP4489324B2 (en) | Numerical controller | |
JP2839564B2 (en) | NC data creation device | |
JPH07124812A (en) | Diesinking method and device | |
JP2000259218A (en) | Method for preparing tool path for fast working | |
JP2005293226A (en) | Feed speed setting method for machine tool | |
JPH10307615A (en) | Automatic generating method for machining path of recessed groove position for cam |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |