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JP3748099B2 - Cutting method and NC data creation device for performing this cutting method - Google Patents

Cutting method and NC data creation device for performing this cutting method Download PDF

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JP3748099B2
JP3748099B2 JP36586799A JP36586799A JP3748099B2 JP 3748099 B2 JP3748099 B2 JP 3748099B2 JP 36586799 A JP36586799 A JP 36586799A JP 36586799 A JP36586799 A JP 36586799A JP 3748099 B2 JP3748099 B2 JP 3748099B2
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JP
Japan
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cutting
end mill
amount
tool
axis
Prior art date
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Japanese (ja)
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良彦 山田
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/49Nc machine tool, till multiple
    • G05B2219/49391Adapt number of passes as function of tool wear

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンドミルなどの切削工具を用いた金型などの加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来マシニングセンタなどの同時3軸制御の工作機械を用いて、工作物に対するボールエンドミルなどの工具の相対位置を変化させて金型などの荒加工を行う場合、前記工具の軸線と平行なZ軸方向の切り込み量を一定にして、前記Z軸と直交するX−Y平面と平行な等高線断面上の工具軌跡に沿って前記工具の位置を移動させて加工を行い、高い方から順々に一段づつ彫り下げていく等高線加工が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の加工方法では、前記工具のZ軸方向の切り込み量が一定のため、工具が工作物に接触する部分が常に一定となり、前記工具の切削部と非切削部との境界に境界摩耗が生じる。切削量が増加するに連れて前記境界摩耗は促進され、この境界摩耗により工具寿命が決まるため、工具寿命が短いという問題を有している。
【0004】
本発明は、上記問題を解決して、工具寿命を延ばすことが可能な切削加工方法を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の切削加工方法は、エンドミルの回転軸線と平行な第1軸を制御して工作物に対して前記エンドミルを前記第1軸方向に所定量づつ切り込むと共に、前記エンドミルの各切り込み段階において当該切り込み段階における前記エンドミルの前記第1軸方向位置に応じた工具軌跡に沿って前記第1軸と直交する第2軸方向にもしくは前記第1軸と直交する平面内で前記エンドミルの移動を制御して加工を行う等高線加工において、前記エンドミルの前記第1軸方向への切り込み量を複数段づつあるいは1段づつ異ならせることにより前記エンドミルの切削部と非切削部との境界の位置を変えるものである。
【0006】
請求項1の発明によれば、エンドミルの第1軸方向への切り込み量を複数段づつあるいは1段づつ異ならせることにより、前記エンドミルの切削部と非切削部との境界の位置が変わり、前記エンドミルに対して摩耗が均等に進行するため、工具寿命が長くなる。
【0007】
請求項2記載の切削加工方法は、請求項1記載の切削加工方法において、前記エンドミルは先端部が半球に成形されたボールエンドミルであって、前記切り込み量の変化に応じて前記ボールエンドミルの回転速度を制御することにより切削速度を一定に保つものである。
【0008】
請求項2の発明によれば、エンドミルの第1軸方向への切り込み量の変化に関わらず常に最適な切削速度で加工を行うことが可能である。
【0009】
請求項3記載の切削加工方法は、請求項2記載の切削加工方法において、前記ボールエンドミルの回転速度の変化に応じて前記ボールエンドミルの送り速度を制御することにより前記ボールエンドミルの1刃当りの送り量を一定に保つものである。
【0010】
請求項3の発明によれば、エンドミルの回転速度の変化に関わらず常に最適な前記エンドミルの1刃当りの送り量で加工を行うことが可能である。
【0011】
請求項4記載の切削加工方法は、請求項1から3のいずれか1項記載の切削加工方法において、前記エンドミルの前記第1軸方向への切り込み量を段階的に小さくするものである。
【0012】
請求項4の発明によれば、エンドミルの第1軸方向への切り込み量を、最初の切り込み量が最も大きく、この切り込み量に対して順次小さくすることにより、エンドミルに対して摩耗が均等に進行すると共に、摩耗した箇所はその後の切削に関係しないため、工具寿命が長くなる。
【0013】
請求項5記載のNCデータ作成装置は、エンドミルの回転軸線と平行な第1軸を制御して工作物に対して前記エンドミルを前記第1軸方向に所定量づつ切り込むと共に、前記エンドミルの各切り込み段階において当該切り込み段階における前記エンドミルの前記第1軸方向位置に応じた工具軌跡に沿って前記第1軸と直交する第2軸方向にもしくは前記第1軸と直交する平面内で前記エンドミルの移動を制御して加工を行う等高線加工のNCデータを作成するNCデータ作成装置において、工作物及び使用するエンドミルの形状を示すデータと、段階的に異なる前記エンドミルの前記第1軸方向への複数の切り込み量及び該各切り込み量における切削許容体積とを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記データに応じて、前記エンドミルの前記第1軸方向の各位置ごとの工具軌跡を演算する工具軌跡演算手段と、前記工具軌跡演算手段により演算された工具軌跡に沿った加工における工作物の切削除去体積を演算すると共に、演算された切削除去体積の前記各切り込み量ごとの累積値が前記入力手段により入力された前記切削許容体積を超えるとき、前記切り込み量を前記入力手段により入力された順次小さい切り込み量に切換える切り込み量変更手段と、前記工具軌跡演算手段により演算された工具軌跡に基づいて、前記工具軌跡に沿って加工を行うためのNCデータを作成するNCデータ作成手段とを備えたものである。
【0014】
請求項5の発明によれば、最初の切り込み量における第1軸方向の各位置ごとの工具軌跡を1段づつ作成していき、前記工具軌跡に沿って加工を行うときの切削除去体積の累積値が前記切り込み量における切削許容体積を越えたら、前記切り込み量に対して順次小さくなる次の切り込み量に変更し、該切り込み量における前記第1軸方向の各位置ごとの工具軌跡を1段づつ作成していく。これを繰り返すことにより、切り込み量を段階的に小さくして加工を行う前記エンドミルの前記第1軸方向の各位置ごとの工具軌跡を、前記第1軸方向の所定の深さまで1段づつ作成していくNCデータを自動で作成することができる。
【0015】
請求項6記載のNCデータ作成装置は、請求項5記載のNCデータ作成装置において、前記入力手段では、更に前記工作物及び使用するエンドミルに応じて選択されるこのエンドミルの周速度及び1刃当たりの送り量を入力し、前記入力手段により入力された前記周速度となるような前記エンドミルの回転速度を前記各切り込み量ごとに演算する回転速度演算手段と、前記入力手段により入力された1刃当たりの送り量となるような前記エンドミルの送り速度を前記各切り込み量ごとに演算する送り速度演算手段とを備え、前記NCデータ作成手段は、更に前記回転速度演算手段により演算された前記エンドミルの回転速度と、前記送り速度演算手段により演算された前記エンドミルの送り速度とに基づいて、前記工具軌跡に沿って加工を行うためのNCデータを作成するものである。
【0016】
請求項6の発明によれば、切り込み量の変化に応じて入力手段により入力された周速度となるようなエンドミルの回転速度を演算し、前記回転速度の変化に応じて前記入力手段により入力された1刃当たりの送り量となるような前記エンドミルの送り速度を演算することにより、前記切り込み量の変化に応じた前記エンドミルの回転速度及び送り速度で加工を行うNCデータを作成するすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は金型加工を行うマシニングセンタなどの工作機械の構成図であり、工作機械1はパーソナルコンピュータなどから構成されたNCデータ作成装置30によって作成されCNC装置2に入力されるNCデータに基づいて工作物Wの加工を行う。
【0018】
次に工作機械1本体の構成について説明する。ベッド10上には門形状のコラム11が立設されており、このコラム11はX軸方向(図2において紙面と垂直方向)に延在するX軸ガイドレール12に沿って、X軸送りモータ13により移動するサドル14が設けられている。前記サドル14にはY軸方向(図1において上下方向)に延在するY軸ガイドレール15に沿って、Y軸送りモータ16によって移動するガントリ17が設けられている。前記ガントリ17には主軸ヘッド18が搭載され、この主軸ヘッド18には先端に工具Tを装着して回転駆動する主軸19が回転可能に支承されている。また、前記ベッド10上にはZ軸方向(図2において左右方向)に延在するZ軸ガイドレール20に沿って、Z軸送りモータ21によって移動するテーブル22が設けられており、このテーブル22上に工作物Wが治具23を介して位置決め固定されるようになっている。
【0019】
工作機械1により工作物Wの加工を行うために、NCデータに基づいてCNC装置2よりサーボモータ駆動回路3、4,5に制御信号が入力される。前記サーボモータ駆動回路3,4,5のそれぞれにより駆動されるX,Y,Z軸送りモータ13,16,21によりサドル14,ガントリ17,テーブル22を制御して工具Tと工作物Wの相対位置を3次元的に変化させることにより加工を行う。
【0020】
図2はマシニングセンタを用いて、工作物に対するボールエンドミルの相対位置を変化させて金型の荒加工を行う場合の各加工段における平面切削領域を示す工作物の断面図である。
工作物Wに対してボールエンドミルTをZ軸方向(図2で上下方向)に切り込み量P1づつ切り込むと共に、前記Z軸と直交するX軸(図2で左右方向)とこのX軸と直交するY軸(図2で紙面と垂直方向)との同時2軸制御により、前記Z軸と直交する各切り込み位置に応じた等高線断面I上の工具軌跡に沿って前記ボールエンドミルTの位置を移動させて等高線加工を行い、前記切り込み量P1における前記ボールエンドミルTの切削部と非切削部との境界Bの境界摩耗が限界に達したら、前記切り込み量P1に対して順次小さくなる次の切り込み量P2に変えることにより、前記ボールエンドミルTの境界Bの位置を変えて複数段の加工を行い、前記切り込み量P2における前記境界Bの境界摩耗が限界に達したら、次の切り込み量P3に変えて複数段の加工を行う。このように前記Z軸方向の切り込み量Pnを段階的に小さくして、深さPまで1段づつ彫り下げていくものである。なお、前記境界摩耗はボールエンドミルTの軸線方向に僅かな幅を有しており、この部分が重ならないように前記切り込み量P1,P2,P3(P1>P2>P3)が決められている。
【0021】
次に、図3のフローチャートを参照して、上述した加工方法を行うためのNCデータ作成装置30によるNCデータの作成手順について説明する。
ステップ1で工作物の3次元形状を示す情報、加工形状の深さP、工具半径R、工具の刃数Z、工具周速度V、1刃当たりの送り量f、切り込み量P1,P2,・・・,PN(P1>P2>・・・>PN)、前記切り込み量P1,P2,・・・,PNにおける切削許容体積Q1,Q2,・・・,QN(Q1>Q2>・・・>QN)を入力する。この入力はNCデータ作成装置30に設けられたキーボードなどを介してオペレータにより行われる。
なお、前記工具周速度V、1刃当たりの送り量f、切り込み量P1,P2,・・・,PN、切削許容体積Q1,Q2,・・・,QNは、工作物W及び工具Tの形状や材質を基にデータベースより最適な値を選定する。
【0022】
ステップ2では、工具軌跡のNCデータを作成している等高線断面Iの段数を示すiを初期化する。
【0023】
ステップ3では、前記切り込み量Pn(n=1,2,・・・,N)及び前記切削許容体積Qn(n=1,2,・・・,N)を示すnを初期化する。
【0024】
ステップ4において、前記nに1加算することにより、ステップ1で入力された切り込み量Pn及びこの切り込み量Pnにおける切削許容体積Qnが設定される。ここでは、n=1となり、切り込み量P1及びこの切り込み量P1における切削許容体積Q1が設定される。
【0025】
判断ステップ5において、前記nとこのnの最大値である前記Nを比較する。前記nが前記N以下であれば、工具が使用可能であるため、前記判断はYesとなりステップ6の処理へ進む。
【0026】
ステップ6では、ステップ1で入力された工具周速度V、切り込み量Pn、工具半径Rを基に、切り込み量Pnにおける主軸回転速度Sを次式に基づいて演算する。
S=V/{2π√(2・Pn・R−Pn)}
【0027】
ステップ7では、ステップ1で入力された1刃当たりの送り量f、工具の刃数Z及びステップ6で演算された主軸回転速度Sを基に、切り込み量Pnにおける工具送り速度Fを次式に基づいて演算する。
F=f・Z・S
【0028】
ステップ8では、ステップ1で入力されたデータ、ステップ6で演算された主軸回転速度S及びステップ7で演算された工具送り速度Fを基に、i段目の等高線断面Iにおける工具軌跡の演算を行う。
【0029】
ステップ9では、ステップ1で入力された切り込み量Pn、ステップ8の工具軌跡演算により求められるピックフィードPf及び切削距離Lを基に、前記i段目の等高線断面Iの工具軌跡に沿って加工を行うときの工作物Wの除去体積Qを次式に基づいて演算する。
Q=Pn・Pf・L
【0030】
ステップ10において、ステップ1で入力された切り込み量Pnにおける工具の切削許容体積Qnから、ステップ9で演算されたi段目の除去体積Qを減算することにより、切り込み量Pnにおける残りの切削許容体積を演算する。
【0031】
判断ステップ11において、ステップ10で演算された切り込み量Pnにおける残りの切削許容体積Qnとステップ9で演算されたi段目の除去体積Qとを比較する。前記残りの切削許容体積Qnが前記i段目の除去体積Q以上であれば、切り込み量Pnにおけるi段目の加工が可能であるため、前記判断はYesとなりステップ12の処理へ進む。
【0032】
ステップ12では、ステップ1で入力された工作物の加工形状の深さPから、i段目における切り込み量Pnを減算することにより、残りの加工深さを演算する。
【0033】
判断ステップ13において、ステップ12で演算された残りの加工深さPと前記i段目における切り込み量Pnとを比較する。前記残りの加工深さPが前記i段目における切り込み量Pnより大きければ、切り込み量Pnにおけるi段目の加工が可能であるため、前記判断はYesとなりステップ14の処理へ進む。
【0034】
ステップ14では、ステップ8で求められたi段目の工具軌跡に沿って加工を行うためのNCデータを作成する。
【0035】
ステップ15では、段数iに1加算して、ステップ8へ戻る。
【0036】
ステップ8〜15の処理を繰り返すことにより、切り込み量P1における工具軌跡のNCデータを1段づつ作成していき、判断ステップ11において、前記残りの切削許容体積Qnが前記i段目の除去体積Qより小さくなると、工具が摩耗して切り込み量Pnにおけるi段目の加工が不可能であるため、前記判断がNoとなりステップ4の処理に戻る。
【0037】
ステップ4において、nに1加算することによりn=2となり、ステップ1で入力された切り込み量P2及びこの切り込み量P2における切削許容体積Q2が設定され、ステップ6において、切り込み量P2における主軸回転速度Sを演算して、ステップ7において、切り込み量P2における工具送り速度Fを演算して、ステップ8〜15の処理を繰り返すことにより、切り込み量P2における工具軌跡のNCデータを、前記切り込み量P2における切削許容体積Q2を越えない範囲で1段づつ作成していく。
【0038】
ステップ4〜15の処理を繰り返すことにより、切り込み量をP1,P2,・・・,PNと順に変化させて、工具軌跡のNCデータを1段づつ作成していき、判断ステップ5において、nがこのnの最大値であるNより大きくなると、工具が摩耗して使用不可能であるため、前記判断がNoとなりステップ16の処理に進む。
【0039】
ステップ16では、工具交換を行うためのNCデータを作成して、ステップ3に戻る。
【0040】
ステップ3において、前記切り込み量Pn(n=1,2,・・・,N)及び前記切削許容体積Qn(n=1,2,・・・,N)を示すnを初期化して、再びステップ4〜15の処理を繰り返し、判断ステップ13において、前記残りの加工深さPが前記i段目における切り込み量Pn以下になれば、前記判断はNoとなりステップ17の処理へ進む。
【0041】
ステップ17において、ステップ12で演算された残りの加工深さPを切り込み量Pnとして設定する。
【0042】
ステップ18では、ステップ1で入力された工具周速度V、工具半径R及びステップ17で設定された切り込み量Pnを基に、切り込み量Pnにおける主軸回転速度Sを次式に基づいて演算する。
S=V/{2π√(2・Pn・R−Pn)}
【0043】
ステップ19では、ステップ1で入力された1刃当たりの送り量f、工具の刃数Z及びステップ18で演算された主軸回転速度Sを基に、切り込み量Pnにおける工具送り速度Fを次式に基づいて演算する。
F=f・Z・S
【0044】
ステップ20では、ステップ1で入力されたデータ、ステップ18で演算された主軸回転速度S及びステップ19で演算された工具送り速度Fを基に、最終段の等高線断面Iにおける工具軌跡の演算を行う。
【0045】
ステップ21では、ステップ20で求められた最終段の工具軌跡に沿って加工を行うためのNCデータを作成して処理を終了する。
【0046】
なお、上述の実施の形態では、切り込み量P1,P2,・・・,PN及び前記切り込み量P1,P2,・・・,PNにおける切削許容体積Q1,Q2,・・・,QNを入力しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、基準の切り込み量のみ入力して、この切り込み量に対して60%づつの値を順次切り込み量として自動的に求め、前記複数の切り込み量における切削許容体積を工作物及び使用するエンドミルの形状を示すデータから自動的に求めるようにしてもよい。
【0047】
また、上述の実施の形態では、まず切り込み量P1で複数段加工を行い、この切り込み量P1における切削許容体積Q1に達したら、次に、切り込み量P2で複数段加工を行い、この切り込み量P2における切削許容体積Q2に達したら、次の切り込み量に変えて加工を行う。これを切り込み量PN及び切削許容体積QNまで繰り返して加工を行うものであるが、切り込み量をPN,・・・,P2,P1の順に複数段づつ加工を行ってもよいし、切り込み量をP1,P2,・・・,PN,P1,P2,・・・,PN,・・・の順に1段づつ変えて加工を行ってもよい。また、切り込み量を1段づつランダムに変えて加工を行ってもよい。
【0048】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、エンドミルの第1軸方向への切り込み量を複数段づつあるいは1段づつ異ならせることにより、前記エンドミルの切削部と非切削部との境界の位置が変わり、前記エンドミルに対して摩耗が均等に進行するため、工具寿命が長くなる。
【0049】
請求項2の発明によれば、エンドミルの第1軸方向への切り込み量の変化に関わらず常に最適な切削速度で加工を行うことが可能である。
【0050】
請求項3の発明によれば、エンドミルの回転速度の変化に関わらず常に最適な前記エンドミルの1刃当りの送り量で加工を行うことが可能である。
【0051】
請求項4の発明によれば、エンドミルの第1軸方向への切り込み量を、最初の切り込み量が最も大きく、この切り込み量に対して順次小さくすることにより、エンドミルに対して摩耗が均等に進行すると共に、摩耗した箇所はその後の切削に関係しないため、工具寿命が長くなる。
【0052】
請求項5の発明によれば、上述した請求項1又は4の効果を得ることができると共に、加工途中での切り込み量の変更を自動的に行うことが可能なNCデータを自動で作成することが可能である。
【0053】
請求項6の発明によれば、上述した請求項1又は4の効果を得ることができるNCデータを自動で作成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す工作機械の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る工作物の加工手順を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るNCデータの作成処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 工作機械
30 NCデータ作成装置
Pn 切り込み量
T エンドミル、ボールエンドミル、工具
W 工作物
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a processing method for a mold using a cutting tool such as an end mill.
[0002]
[Prior art]
When using a machine tool with simultaneous 3-axis control, such as a conventional machining center, to change the relative position of a tool such as a ball end mill with respect to the workpiece to perform rough machining such as a die, the Z-axis direction parallel to the axis of the tool The tool is moved along the tool trajectory on the contour section parallel to the XY plane perpendicular to the Z axis, and the machining is performed with the cutting depth of the tool being constant, one by one from the highest Contour line machining is generally performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In such a conventional machining method, since the cutting amount of the tool in the Z-axis direction is constant, the part where the tool contacts the workpiece is always constant, and the boundary between the cutting part and the non-cutting part of the tool is a boundary. Wear occurs. As the amount of cutting increases, the boundary wear is promoted, and the tool life is determined by the boundary wear, so that there is a problem that the tool life is short.
[0004]
An object of the present invention is to provide a cutting method capable of solving the above problems and extending the tool life.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The cutting method according to claim 1, wherein a first axis parallel to the rotation axis of the end mill is controlled to cut the end mill into the workpiece by a predetermined amount in the first axis direction, and each cutting step of the end mill. In the cutting step, the end mill is moved in a second axis direction orthogonal to the first axis or in a plane orthogonal to the first axis along a tool path corresponding to the position of the end mill in the first axis direction. In contour line machining that performs controlled machining, the position of the boundary between the cutting part and the non-cutting part of the end mill is changed by changing the cutting amount of the end mill in the first axial direction by a plurality of steps or by one step. Is.
[0006]
According to the invention of claim 1, by changing the amount of cut in the first axial direction of the end mill by a plurality of steps or by one step , the position of the boundary between the cutting portion and the non-cutting portion of the end mill changes, Since the wear progresses evenly with respect to the end mill, the tool life is extended.
[0007]
The cutting method according to claim 2 is the cutting method according to claim 1, wherein the end mill is a ball end mill having a tip formed into a hemisphere, and the ball end mill rotates in accordance with a change in the cut amount. The cutting speed is kept constant by controlling the speed.
[0008]
According to the invention of claim 2, it is possible to always perform the machining at the optimum cutting speed regardless of the change of the cutting amount of the end mill in the first axis direction.
[0009]
The cutting method according to claim 3 is the cutting method according to claim 2, wherein a feed rate of the ball end mill is controlled in accordance with a change in a rotation speed of the ball end mill, so that the per end of the ball end mill is controlled. The feed amount is kept constant.
[0010]
According to the third aspect of the present invention, it is possible to always perform the machining with the optimum feed amount per blade of the end mill regardless of the change in the rotation speed of the end mill.
[0011]
A cutting method according to a fourth aspect is the cutting method according to any one of the first to third aspects, wherein the cut amount of the end mill in the first axial direction is reduced stepwise.
[0012]
According to the invention of claim 4, the amount of cutting in the first axial direction of the end mill is the largest at the initial cutting amount, and the wear progresses evenly with respect to the end mill by sequentially reducing the cutting amount with respect to this cutting amount. In addition, since the worn portion is not related to the subsequent cutting, the tool life is extended.
[0013]
The NC data creating device according to claim 5, wherein a first axis parallel to the rotation axis of the end mill is controlled to cut the end mill into the workpiece by a predetermined amount in the first axis direction, and each cut of the end mill In the step, the movement of the end mill in a second axis direction orthogonal to the first axis or in a plane orthogonal to the first axis along a tool path corresponding to the first axial direction position of the end mill in the cutting step In NC data creation device for creating NC data for contour line machining for controlling the machining, data indicating the shape of the workpiece and the end mill to be used, and a plurality of end mills in the first axis direction that differ in stages An input means for inputting a cutting amount and a cutting allowable volume at each cutting amount, and according to the data input by the input means, A tool path calculating means for calculating a tool path for each position of the end mill in the first axis direction, and calculating a cutting removal volume of the workpiece in machining along the tool path calculated by the tool path calculating means; A cut amount for switching the cut amount to a successively smaller cut amount input by the input means when the cumulative value of the calculated cut removal volume for each cut amount exceeds the allowable cutting volume input by the input means A change means and NC data creation means for creating NC data for machining along the tool path based on the tool path calculated by the tool path calculation means.
[0014]
According to the invention of claim 5, the tool trajectory for each position in the first axis direction at the initial cutting amount is created step by step, and the cumulative cut removal volume when machining along the tool trajectory is performed. When the value exceeds the allowable cutting volume in the cutting amount, the cutting amount is changed to the next cutting amount that is sequentially decreased with respect to the cutting amount, and the tool trajectory for each position in the first axis direction in the cutting amount is changed by one step. Create. By repeating this, the tool trajectory for each position in the first axial direction of the end mill that performs machining with the cutting amount being reduced stepwise is created step by step to a predetermined depth in the first axial direction. NC data can be created automatically.
[0015]
The NC data creation device according to claim 6 is the NC data creation device according to claim 5, wherein the input means further selects the peripheral speed of the end mill according to the workpiece and the end mill to be used and per tooth. A rotational speed calculating means for calculating the rotational speed of the end mill for each of the cutting depths so as to be the peripheral speed input by the input means, and one blade input by the input means Feed speed calculating means for calculating the feed speed of the end mill for each cutting amount so as to be a hit feed amount, and the NC data creating means is further configured to calculate the rotation speed of the end mill. Based on the rotation speed and the feed speed of the end mill calculated by the feed speed calculation means, machining is performed along the tool trajectory. It is to create NC data for.
[0016]
According to the sixth aspect of the present invention, the rotational speed of the end mill is calculated such that the peripheral speed input by the input means is obtained in accordance with the change in the cut amount, and is input by the input means in accordance with the change in the rotational speed. Further, by calculating the feed rate of the end mill so that the feed amount per blade is obtained, NC data for processing at the rotational speed and feed rate of the end mill corresponding to the change of the cutting amount can be created. it can.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a configuration diagram of a machine tool such as a machining center for performing die machining. The machine tool 1 is created by an NC data creation device 30 constituted by a personal computer or the like and is input to the CNC device 2 based on NC data. The workpiece W is processed.
[0018]
Next, the configuration of the machine tool 1 main body will be described. A gate-shaped column 11 is erected on the bed 10, and this column 11 extends along an X-axis guide rail 12 extending in the X-axis direction (perpendicular to the paper surface in FIG. 2). A saddle 14 which is moved by 13 is provided. The saddle 14 is provided with a gantry 17 that is moved by a Y-axis feed motor 16 along a Y-axis guide rail 15 that extends in the Y-axis direction (vertical direction in FIG. 1). A spindle head 18 is mounted on the gantry 17, and a spindle 19 that is rotatably driven with a tool T attached to the tip of the spindle head 18 is rotatably supported. A table 22 is provided on the bed 10 and is moved by a Z-axis feed motor 21 along a Z-axis guide rail 20 extending in the Z-axis direction (left-right direction in FIG. 2). The workpiece W is positioned and fixed on the workpiece 23 via the jig 23.
[0019]
In order to process the workpiece W by the machine tool 1, a control signal is input from the CNC device 2 to the servo motor drive circuits 3, 4, 5 based on the NC data. The saddle 14, the gantry 17, and the table 22 are controlled by the X, Y, and Z axis feed motors 13, 16, and 21 driven by the servo motor drive circuits 3, 4, and 5, respectively. Processing is performed by changing the position three-dimensionally.
[0020]
FIG. 2 is a cross-sectional view of a workpiece showing a plane cutting region in each machining stage when roughing the mold by changing the relative position of the ball end mill with respect to the workpiece using a machining center.
The ball end mill T is cut with respect to the workpiece W in the Z-axis direction (vertical direction in FIG. 2) by a cutting amount P1, and the X-axis (horizontal direction in FIG. 2) orthogonal to the Z-axis is orthogonal to the X-axis. By simultaneous biaxial control with the Y axis (perpendicular to the paper surface in FIG. 2), the position of the ball end mill T is moved along the tool trajectory on the contour section I corresponding to each cutting position orthogonal to the Z axis. When the contour wear at the boundary B between the cutting part and the non-cutting part of the ball end mill T reaches the limit at the cutting amount P1, the next cutting amount P2 that gradually decreases with respect to the cutting amount P1. When the boundary wear of the boundary B at the cutting depth P2 reaches the limit, the next cutting depth P is changed. Carry out the processing of a plurality of stages in place of the. In this way, the cutting amount Pn in the Z-axis direction is reduced stepwise and carved one step at a depth to the depth P. The boundary wear has a slight width in the axial direction of the ball end mill T, and the cut amounts P1, P2, P3 (P1>P2> P3) are determined so that these portions do not overlap.
[0021]
Next, the NC data creation procedure by the NC data creation device 30 for performing the above-described processing method will be described with reference to the flowchart of FIG.
Information indicating the three-dimensional shape of the workpiece in step 1, the depth P of the machining shape, the tool radius R, the number of blades Z of the tool, the tool peripheral speed V, the feed amount f per blade, the cutting amounts P1, P2,. ..., PN (P1>P2>...> PN), cutting allowable volumes Q1, Q2, ..., QN (Q1>Q2> ...) at the incision amounts P1, P2,. QN). This input is performed by an operator via a keyboard or the like provided in the NC data creation device 30.
The tool peripheral speed V, the feed amount f per tooth, the cutting amounts P1, P2,..., PN, the cutting allowable volumes Q1, Q2,. Select the optimum value from the database based on the material and material.
[0022]
In step 2, i indicating the number of steps of the contour section I creating the NC data of the tool path is initialized.
[0023]
In step 3, n indicating the cut amount Pn (n = 1, 2,..., N) and the allowable cutting volume Qn (n = 1, 2,..., N) is initialized.
[0024]
In step 4, by adding 1 to n, the cutting amount Pn input in step 1 and the cutting allowable volume Qn at the cutting amount Pn are set. Here, n = 1, and the cutting amount P1 and the allowable cutting volume Q1 at the cutting amount P1 are set.
[0025]
In decision step 5, the n is compared with the N which is the maximum value of n. If n is less than or equal to N, the tool is usable, so the determination is yes and the process proceeds to step 6.
[0026]
In Step 6, based on the tool peripheral speed V, the cutting amount Pn, and the tool radius R input in Step 1, the spindle rotational speed S at the cutting amount Pn is calculated based on the following equation.
S = V / {2π√ (2 · Pn · R−Pn 2 )}
[0027]
In step 7, based on the feed amount f per tooth input in step 1 and the number of blades Z of the tool and the spindle rotation speed S calculated in step 6, the tool feed speed F at the cutting depth Pn is expressed by the following equation. Calculate based on.
F = f · Z · S
[0028]
In step 8, based on the data input in step 1, the spindle rotational speed S calculated in step 6, and the tool feed speed F calculated in step 7, the tool path in the i-th contour section I is calculated. Do.
[0029]
In step 9, based on the cutting amount Pn input in step 1, the pick feed Pf obtained by the tool trajectory calculation in step 8, and the cutting distance L, machining is performed along the tool trajectory of the i-th contour section I. The removal volume Q of the workpiece W when performing is calculated based on the following equation.
Q = Pn · Pf · L
[0030]
In Step 10, the remaining cutting allowable volume at the cutting depth Pn is obtained by subtracting the removal volume Q at the i-th stage calculated at Step 9 from the cutting allowable volume Qn of the tool at the cutting depth Pn input at Step 1. Is calculated.
[0031]
In determination step 11, the remaining cutting allowable volume Qn in the cutting amount Pn calculated in step 10 is compared with the i-th removal volume Q calculated in step 9. If the remaining cutting allowable volume Qn is equal to or greater than the i-th removal volume Q, the i-th machining with the cutting amount Pn is possible, so the determination becomes Yes and the process proceeds to step 12.
[0032]
In step 12, the remaining machining depth is calculated by subtracting the cutting amount Pn at the i-th stage from the depth P of the machining shape of the workpiece input in step 1.
[0033]
In the determination step 13, the remaining machining depth P calculated in step 12 is compared with the cut amount Pn at the i-th stage. If the remaining machining depth P is larger than the cutting depth Pn at the i-th stage, the i-th machining at the cutting depth Pn is possible, so the determination becomes Yes, and the process proceeds to step 14.
[0034]
In step 14, NC data for machining along the i-th tool trajectory obtained in step 8 is created.
[0035]
In step 15, 1 is added to the number of stages i, and the process returns to step 8.
[0036]
By repeating the processes of steps 8 to 15, NC data of the tool path at the cutting depth P1 is created step by step. In the decision step 11, the remaining cutting allowable volume Qn is the removal volume Q of the i-th stage. If it becomes smaller, the tool is worn and the i-th stage machining with the cutting depth Pn is impossible, so the judgment becomes No and the processing returns to Step 4.
[0037]
In step 4, 1 is added to n, so that n = 2, and the cut amount P2 input in step 1 and the allowable cutting volume Q2 at the cut amount P2 are set. In step 6, the spindle rotational speed at the cut amount P2. S is calculated, the tool feed speed F at the cutting amount P2 is calculated at step 7, and the processing of steps 8 to 15 is repeated, so that the NC data of the tool trajectory at the cutting amount P2 is calculated at the cutting amount P2. It is created step by step within a range that does not exceed the cutting allowable volume Q2.
[0038]
By repeating the processing of steps 4 to 15, the cutting amount is changed in order of P1, P2,..., PN, and NC data of the tool trajectory is created step by step. When the value is larger than N, which is the maximum value of n, the tool is worn and cannot be used, so the determination becomes No and the process proceeds to step 16.
[0039]
In step 16, NC data for performing tool change is created, and the process returns to step 3.
[0040]
In step 3, n indicating the cut amount Pn (n = 1, 2,..., N) and the allowable cutting volume Qn (n = 1, 2,..., N) is initialized, and the step is repeated. 4 to 15 are repeated, and in the determination step 13, if the remaining machining depth P is less than or equal to the cutting depth Pn in the i-th stage, the determination is No and the process proceeds to step 17.
[0041]
In step 17, the remaining machining depth P calculated in step 12 is set as the cutting amount Pn.
[0042]
In step 18, based on the tool peripheral speed V and the tool radius R input in step 1 and the cutting amount Pn set in step 17, the spindle rotational speed S at the cutting amount Pn is calculated based on the following equation.
S = V / {2π√ (2 · Pn · R−Pn 2 )}
[0043]
In step 19, based on the feed amount f per tooth input in step 1, the number of blades Z of the tool, and the spindle rotational speed S calculated in step 18, the tool feed speed F at the cutting depth Pn is expressed by the following equation. Calculate based on.
F = f · Z · S
[0044]
In step 20, the tool path in the contour line section I in the final stage is calculated based on the data input in step 1, the spindle rotation speed S calculated in step 18, and the tool feed speed F calculated in step 19. .
[0045]
In step 21, NC data for machining along the final stage tool trajectory obtained in step 20 is created, and the process ends.
[0046]
In the above-described embodiment, the cutting amounts P1, P2,... PN and the cutting allowable volumes Q1, Q2,. However, the present invention is not limited to this. For example, only the reference cutting amount is input, and 60% of the cutting amount is automatically obtained as the cutting amount sequentially, and the plurality of cutting amounts are determined. You may make it obtain | require automatically from the data which show the shape of the workpiece and the end mill to be used for the cutting allowable volume in the cutting depth.
[0047]
Further, in the above-described embodiment, first, a plurality of steps are performed with the cutting amount P1, and when the cutting allowable volume Q1 is reached at the cutting amount P1, then a plurality of steps are performed with the cutting amount P2, and the cutting amount P2 is performed. When the cutting allowable volume Q2 is reached, the machining is performed by changing to the next cutting amount. This process is repeated until the cutting amount PN and the cutting allowable volume QN. However, the cutting amount may be processed in multiple steps in the order of PN,..., P2, P1, and the cutting amount is P1. , P2,..., PN, P1, P2,..., PN,. Also, the cutting may be performed by changing the cutting amount at random by one step.
[0048]
【The invention's effect】
According to the invention of claim 1, by changing the amount of cut in the first axial direction of the end mill by a plurality of steps or by one step , the position of the boundary between the cutting portion and the non-cutting portion of the end mill changes, Since the wear progresses evenly with respect to the end mill, the tool life is extended.
[0049]
According to the invention of claim 2, it is possible to always perform the machining at the optimum cutting speed regardless of the change of the cutting amount of the end mill in the first axis direction.
[0050]
According to the third aspect of the present invention, it is possible to always perform the machining with the optimum feed amount per blade of the end mill regardless of the change in the rotation speed of the end mill.
[0051]
According to the invention of claim 4, the amount of cutting in the first axial direction of the end mill is the largest at the initial cutting amount, and the wear progresses evenly with respect to the end mill by sequentially reducing the cutting amount with respect to this cutting amount. In addition, since the worn portion is not related to the subsequent cutting, the tool life is extended.
[0052]
According to the invention of claim 5, NC data that can obtain the effect of claim 1 or 4 described above and can automatically change the cutting amount during processing is automatically created. Is possible.
[0053]
According to the invention of claim 6, it is possible to automatically create NC data capable of obtaining the effect of claim 1 or 4 described above.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a machine tool showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a machining procedure for a workpiece according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a flowchart showing NC data creation processing according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Machine tool 30 NC data creation device Pn Cutting depth T End mill, ball end mill, tool W Workpiece

Claims (6)

エンドミルの回転軸線と平行な第1軸を制御して工作物に対して前記エンドミルを前記第1軸方向に所定量づつ切り込むと共に、前記エンドミルの各切り込み段階において当該切り込み段階における前記エンドミルの前記第1軸方向位置に応じた工具軌跡に沿って前記第1軸と直交する第2軸方向にもしくは前記第1軸と直交する平面内で前記エンドミルの移動を制御して加工を行う等高線加工において、前記エンドミルの前記第1軸方向への切り込み量を複数段づつあるいは1段づつ異ならせることにより前記エンドミルの切削部と非切削部との境界の位置を変えることを特徴とする切削加工方法。A first axis parallel to the rotation axis of the end mill is controlled to cut the end mill into the workpiece by a predetermined amount in the first axis direction, and the end mill in the cutting stage is cut at each cutting stage of the end mill. In contour processing for performing processing by controlling the movement of the end mill in a second axis direction orthogonal to the first axis or in a plane orthogonal to the first axis along a tool path corresponding to a position in one axial direction, A cutting method characterized in that the position of the boundary between the cutting part and the non-cutting part of the end mill is changed by changing the cut amount of the end mill in the first axial direction by a plurality of steps or by one step . 請求項1記載の切削加工方法において、前記エンドミルは先端部が半球に成形されたボールエンドミルであって、前記切り込み量の変化に応じて前記ボールエンドミルの回転速度を制御することにより切削速度を一定に保つことを特徴とする切削加工方法。2. The cutting method according to claim 1, wherein the end mill is a ball end mill having a tip formed into a hemisphere, and the cutting speed is made constant by controlling the rotation speed of the ball end mill in accordance with a change in the cut amount. A cutting method characterized in that it is kept at a low level. 請求項2記載の切削加工方法において、前記ボールエンドミルの回転速度の変化に応じて前記ボールエンドミルの送り速度を制御することにより前記ボールエンドミルの1刃当りの送り量を一定に保つことを特徴とする切削加工方法。3. The cutting method according to claim 2, wherein a feed amount per blade of the ball end mill is kept constant by controlling a feed speed of the ball end mill according to a change in a rotational speed of the ball end mill. Cutting method to do. 請求項1から3のいずれか1項記載の切削加工方法において、前記エンドミルの前記第1軸方向への切り込み量を段階的に小さくすることを特徴とする切削加工方法。4. The cutting method according to claim 1, wherein a cutting amount of the end mill in the first axial direction is reduced stepwise. 5. エンドミルの回転軸線と平行な第1軸を制御して工作物に対して前記エンドミルを前記第1軸方向に所定量づつ切り込むと共に、前記エンドミルの各切り込み段階において当該切り込み段階における前記エンドミルの前記第1軸方向位置に応じた工具軌跡に沿って前記第1軸と直交する第2軸方向にもしくは前記第1軸と直交する平面内で前記エンドミルの移動を制御して加工を行う等高線加工のNCデータを作成するNCデータ作成装置において、工作物及び使用するエンドミルの形状を示すデータと、段階的に異なる前記エンドミルの前記第1軸方向への複数の切り込み量及び該各切り込み量における切削許容体積とを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記データに応じて、前記エンドミルの前記第1軸方向の各位置ごとの工具軌跡を演算する工具軌跡演算手段と、前記工具軌跡演算手段により演算された工具軌跡に沿った加工における工作物の切削除去体積を演算すると共に、演算された切削除去体積の前記各切り込み量ごとの累積値が前記入力手段により入力された前記切削許容体積を超えるとき、前記切り込み量を前記入力手段により入力された順次小さい切り込み量に切換える切り込み量変更手段と、前記工具軌跡演算手段により演算された工具軌跡に基づいて、前記工具軌跡に沿って加工を行うためのNCデータを作成するNCデータ作成手段と、を備えたことを特徴とするNCデータ作成装置。A first axis parallel to the rotation axis of the end mill is controlled to cut the end mill into the workpiece in a predetermined amount in the first axis direction, and the end mill in the cutting stage is cut at each cutting stage of the end mill. Contour line machining NC that performs machining by controlling the movement of the end mill in a second axis direction perpendicular to the first axis or in a plane perpendicular to the first axis along a tool path corresponding to a position in one axis direction. In an NC data creation device for creating data, data indicating the shape of a workpiece and an end mill to be used, a plurality of cut amounts in the first axis direction of the end mill, which are stepwise different, and a cutting allowable volume at each cut amount And an input means for inputting each position of the end mill in the first axial direction according to the data input by the input means. A tool trajectory calculating means for calculating the tool trajectory, and a cutting removal volume of the workpiece in the machining along the tool trajectory calculated by the tool trajectory calculating means, and each cutting of the calculated cutting removal volume When the cumulative value for each quantity exceeds the cutting allowable volume input by the input means, the cutting amount changing means for switching the cutting amount to the successively smaller cutting amounts input by the input means, and the tool locus calculating means An NC data creating apparatus comprising: NC data creating means for creating NC data for performing machining along the tool path based on the calculated tool path. 請求項5記載のNCデータ作成装置において、前記入力手段では、更に前記工作物及び使用するエンドミルに応じて選択されるこのエンドミルの周速度及び1刃当たりの送り量を入力し、前記入力手段により入力された前記周速度となるような前記エンドミルの回転速度を前記各切り込み量ごとに演算する回転速度演算手段と、前記入力手段により入力された1刃当たりの送り量となるような前記エンドミルの送り速度を前記各切り込み量ごとに演算する送り速度演算手段とを備え、前記NCデータ作成手段は、更に前記回転速度演算手段により演算された前記エンドミルの回転速度と、前記送り速度演算手段により演算された前記エンドミルの送り速度とに基づいて、前記工具軌跡に沿って加工を行うためのNCデータを作成することを特徴とするNCデータ作成装置。6. The NC data creating apparatus according to claim 5, wherein the input means further inputs a peripheral speed of the end mill selected according to the workpiece and an end mill to be used and a feed amount per blade, and the input means Rotation speed calculation means for calculating the rotation speed of the end mill for each of the cutting depths so as to achieve the input peripheral speed, and the end mill for the feed amount per tooth input by the input means. A feed speed calculating means for calculating a feed speed for each cutting amount, and the NC data creating means further calculates the rotation speed of the end mill calculated by the rotation speed calculating means and the feed speed calculating means. NC data for machining along the tool path is created based on the feed speed of the end mill. NC data creation device to.
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